★★アルベニス『イベリア』12の新しい"印象"★★
1 :
名無しの笛の踊り:
スペイン音楽史上最高傑作。
弾いてみよう、語ってみよう。
2 :
名無しの笛の踊り:2006/07/14(金) 23:33:41 ID:tplx4MPH
3 :
名無しの笛の踊り:2006/07/14(金) 23:37:33 ID:LyLVWrlX
4 :
名無しの笛の踊り:2006/07/14(金) 23:39:00 ID:tplx4MPH
5 :
名無しの笛の踊り:2006/07/15(土) 17:36:13 ID:edkRnE38
ラローチャ、オロスコ以外で名盤あるかな
6 :
名無しの笛の踊り:2006/07/15(土) 22:29:32 ID:CZCssZe6
7 :
名無しの笛の踊り:2006/07/15(土) 22:36:12 ID:Ddr5Tj6R
即死防止
8 :
名無しの笛の踊り:2006/07/15(土) 22:55:43 ID:Og2I+X4X
≧やはり1.2集のみで残念だがアラウ!オロスコは私も名盤だと思う。
数曲ならタリアフェロ、コルトー あとエボカシオンのウィリアム・カペルの名演奏!!!
9 :
名無しの笛の踊り:2006/07/15(土) 23:12:08 ID:MrHyTqyj
11 :
名無しの笛の踊り:2006/07/20(木) 15:32:33 ID:sF40FsGo
今日の朝にリサイタルがありまつ( ´ノД`)コッソリ
13 :
名無しの笛の踊り:2006/07/21(金) 15:28:08 ID:XPyp2Ghv
アムランのイベリア録画したぞ。
しかしこんな曲弾ける人の手の筋肉とか神経はいったいどうなってるんだ?
物凄く調子悪くてあの演奏なのだからやはりすごいぞ、アムラン
ゴド編って詳しくどう違うのかな。 既に超絶技巧曲なのに。
どうせ和声を旋律に変えてるのだろうが、装飾は打ち消されないのかな
17 :
名無しの笛の踊り:2006/07/29(土) 00:21:55 ID:y9SaSnUn
アムランの演奏見た。
脱力は凄い参考になるけど、プロらしからぬ演奏だね。
プロならではの魂の演奏ではないと感じる。
ホロヴィッツの録音があればねぇ
と思うのは俺だけ??
そうそう、あれぞ魂の演奏だよ。 ハッタリっていう連中も多いが。
アンチ厨現る
↓
21 :
名無しの笛の踊り:2006/08/02(水) 22:17:06 ID:3iHVuUpH
CDで出してもリサイタルで弾くのは皆はばかるだろーな
22 :
名無しの笛の踊り:2006/08/02(水) 22:32:54 ID:a+H9tHLQ
はばからないのが一人いるけどねw
23 :
中州八一 (*つ‘〜‘)つ ◆2WXWQQi.TY :2006/08/05(土) 20:02:46 ID:dieSDqfB
あげ
24 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 17:54:42 ID:tpKLz2TY
>>16 アリガタマキン ( ´∀`)ノ⌒ω)Д`)ブニュ
弾き易いってマジかよ(;・∀・)
25 :
名無しの笛の踊り:2006/08/17(木) 08:00:55 ID:LynboUTp
スクリャービンの前奏曲・エチュードなどや、やっぱりドビュッシー系の前奏曲などに似てる。
共通点は聴いてると眠くなることだな!
男性ホルモン満載の俺はこんな軟弱極まりない曲ではチンポも立たない。
リストの超絶はいいね。
26 :
名無しの笛の踊り:2006/08/19(土) 00:26:44 ID:5YZun0ZZ
__,ィ ヽ. `ヽ.
, '⌒Y / 、ヽ ヽ ヽ.
/ / i /l/|_ハ li l i li ハ
. // 〃 /l i|j_,.//‐'/ lTト l、l j N i |
{イ l / l li //___ リ_lノ lル' lハ. ソ
i| /レ/l l l v'´ ̄ , ´ ̄`イ !| ll,ハ
ハ| ll∧ハヽ ト、 '''' r==┐ '''' /l jハ| ll ll
〃 ‖ レ'¨´ヽiへ. _ 、__,ノ ,.イ/|/ ノ ll l||
ll ll { ⌒ヽ_/ } ー‐<.__ ′ l| ‖
‖ ‖ ヽ, /、 〈 |:::::::| `ヽ ‖
‖ {. ハ ヽ Y`‐┴、::::v l ‖
‖ |iヽ{ ヽ_ゾノ‐一’::::ヽ. | ‖
‖ |i:::::`¨´-- :::......:...:.:.::.}| ‖
面白いわよ・・
27 :
名無しの笛の踊り:2006/08/19(土) 01:00:53 ID:s88oAU3+
確かにスペイン特有の官能的な曲集だって言われてるけど、俺もチンポ立たないよん(・∀・)
アムランなんて聴かなければよかった。
なんだ、あのテロンテロンなのっぺり奏法は?
向いてなさすぎる。
>>9 シオミンは泥臭くない。凄く軽快というわけでもないけど。
ロシアンピアノスクールのシリーズで前から音源があった(超絶的な選曲)
いずれにせよ、オボーリンなんかよりはずっと能力肌。
岡田のがラローチャのエピゴーネンというのは禿同。
こういっては悪いが、岡田の音源は必要性を感じない。
サンチェスも評判だが、バレンボイム同様、論外に思えた。
オロスコの良盤というのはどこのレーベルから出ているものなのか
教えてはくれまいか?
30 :
名無しの笛の踊り:2006/08/26(土) 21:11:36 ID:djnKO0jF
弾いてみたことある人いる?
聖体祭とかラパピエスなんて演奏効果高いしいいと思うんだけど(・∀・)
鶴50番でいけるかな。
32 :
名無しの笛の踊り:2006/08/29(火) 08:38:58 ID:ioi39sp6
>>30-31 イベリアの演奏で完璧だと思ったコンサートは1回もない。
はっきり言って超難曲だよw
33 :
名無しの笛の踊り:2006/08/29(火) 09:19:06 ID:BPqwe+eW
最高傑作と呼ばれるラローチャ録音も編集の嵐だもんな
>>33 ポリーニのペトルーシュカみたいなもんか。
まあ編集されてるからってあの盤の価値は下がらないが
35 :
名無しの笛の踊り:2006/09/08(金) 12:14:37 ID:OS972tUF
10年以上前の話だけど東京で、ある日本の女流ピアニストの「イベリア」
全曲演奏を聴きに行ったことがあった。
途中、たしか「エルポロ」だったかで、演奏家は完全に音が進まなくなった。
途切れた後、しきりに音を探っているような弾き方を繰り返して、もう
曲を知らない聞き手でも、彼女がど忘れしてしまったことは、判る事態だった。
結局その曲はやめて、残りを演奏して終わったんだけど、終曲「エリターニャ」が
終了すると、型通りの拍手となったが、明らかに会場は白けてしまった。
ところが、驚いたことが起きたんだよ。
いったん舞台裏に弾き下がった彼女が、また挨拶に出て、その後、なんと
アンコールに、もう1曲弾いたんだよ。
「え・・・ これ何だ??」と俺は感じたな。
むろん、コンサートは終わったが雰囲気は悪かったな。
自分なら、イベリア全曲を取り上げたというだけでも拍手いっぱいあげたいんなあ。
大事故がその一曲だけですんだのなら、会場が白けるようなことにはならないのだけど。
あきらかに練習不足やら、全体的にぼろぼろだったとか、
他にそういう要素があったんじゃないの?
アンコールは罪滅ぼしの意味でやる場合もある。
生真面目な演奏家ならアンコールまでプログラムきっちり計算していて、
練習してきた物は全部弾いてしまいたいという心理もあるのでは。
37 :
名無しの笛の踊り:2006/09/08(金) 18:54:14 ID:L4xfOV+s
>>35 > 途中、たしか「エルポロ」だったかで、演奏家は完全に音が進まなくなった。
> 途切れた後、しきりに音を探っているような弾き方を繰り返して、もう
> 曲を知らない聞き手でも、彼女がど忘れしてしまったことは、判る事態だった。
忘れるくせに暗譜でやろうとしたわけ?
リヒテルみたいに楽譜を広げて弾けばいいのに
> ところが、驚いたことが起きたんだよ。
> いったん舞台裏に弾き下がった彼女が、また挨拶に出て、その後、なんと
> アンコールに、もう1曲弾いたんだよ。
アンコールは「お約束」みたいなものだから別に弾いても構わないと思うけどね
ブーイングの後に弾いたなら驚くが
ところでアンコールに何を弾いたの?
ショパンとかだったら笑う
39 :
35:2006/09/09(土) 15:16:56 ID:gBaCuXkv
>>36-37 駄文に、いろいろ反応して貰った。
あのコンサートは、12曲全曲演奏は日本で初めてという記事が、朝日新聞に
載っていて、それで、俺も聴きに行った。
ただね、
>>36 さんも言うように、残りの11曲が見事な演奏だったら、もっと
会場も感動しただろう。
当日の事は、もうウロ覚えだけど、その以前にラローチャ女史の演奏のように
心底からゆさぶられる類のものでなかった事は確かだ。
まぁ、それでも、演奏のミスだけにこだわって、この時の演奏を不当に低く
評価するステレオタイプの反応を、俺も示したのかもしれないが。
>>38 「エルポロ」は「エルぼろ」のまま、再演しなかったな。でも、楽譜を持ち出して
聴衆に謝って、もう1度演奏させて下さい、と言ったら、かえって良かったな。
その辺のパフォーマンスに欠けていたのも、ピアニストが緊張してしまったから
かもしれない。
>>37 日本じゃブーイングなんて起きないよ。
アンコール曲は忘れたが、アルベニスの何かの曲だ。当夜はアルベニス漬け
だった。
★ この女流ピアニストが誰だったってことだが、正直、忘れた。
でも、おそらく今はアルベニス弾きとして、立派に活躍しているに違いない。
とも角、あの超難曲を全曲コンサートしようとした意欲のある人が、すぐに
消えてしまうことはないよ。
確かツィメルマンだか、モーツァルトのソナタの展開部だか再現部を
すっ飛ばしてしまい、翌年同地のリサイタルで「あの時はすまなかった
今は反省している。」とスピーチして弾きなおしたそうな。
ツメルマンに弾いてほしいな、この名曲
42 :
名無しの笛の踊り:2006/09/09(土) 19:11:10 ID:t7zOk67f
>終了すると、型通りの拍手となったが、明らかに会場は白けてしまった。
>ところが、驚いたことが起きたんだよ。
>いったん舞台裏に弾き下がった彼女が、また挨拶に出て、その後、なんと
>アンコールに、もう1曲弾いたんだよ。
>「え・・・ これ何だ??」と俺は感じたな。
>むろん、コンサートは終わったが雰囲気は悪かったな。
この6行の解説を求む。
>>42 明らかに会場は白けてるのにわざわざ出てきてアンコール弾いた(要するに空気嫁)、ってことじゃ?
ツィマーマンのイベリアなんて聞きたくもねーよ。
絶対肩凝るから。
イベリア全曲録音の適任候補はティボーデとハフ
45 :
名無しの笛の踊り:2006/09/12(火) 22:25:36 ID:YXn/Brgz
ブロンフマンの聴きたい
46 :
名無しの笛の踊り:2006/09/14(木) 16:28:10 ID:fVc9Pu4i
>>44 う〜ん、ハフはどうかなあ。彼はもう少し軽めの曲をさらっと
エレガントに弾くのがいいけど。イベリアは軽すぎてはだめ。
スペインの情熱と熱気が近代フランスのエレガントな語法と香りとに絶妙に
ブレンドされてるのが理想。
丁度ショパンのマズルカがポーランドの田舎芝居とフランス貴族趣味との
アンビバレンツな同居の上に成り立ってるのに似ている。
アムランの全曲演奏はオペラシティで聴いた。正直ちょっとつらかった。
音の正確さからいったらあのときのアムランより岡田のほうが数段
上だったと思う。
いまだに何人かの腕自慢ピアニストが悪戦苦闘しているのをみると、
ラローチャは本当にすごいと思うよ。
オレがイベリアで今までで一番感動した演奏は、ラローチャがずいぶん
前に来日してN響と共演してファリャの「スペインの庭の夜」を演奏した
ときのアンコールで弾いたトゥリアーナだ。
テレビで何度か放映されたけど、あれほどスケールが大きく憂愁に富んだ
演奏はずっと心に残ってる。
エルフェのはどう?
48 :
名無しの笛の踊り:2006/09/14(木) 17:46:56 ID:o2NTO/6o
オロスコのが良かったなー
エイズで早死に超残念!
> スペイン音楽史上最高傑作。
最高傑作は、ソレルのソナタ集とか、アリアーガの序曲とかでも。
>>9 お前いつも岡田のこの録音を「ラローチャのエピゴーネン」としか評さないよね。
それもう飽きた。その程度しか聴く耳ないなら聞くなよ。ってか1回聴いて
「ダメだ」って捨てただけだろ。偉そうすぎ。
>>50 もう秋田のなら、おまいさん自身の言葉で
岡田の演奏を語ってみりゃあいいじゃん。
で、岡田の演奏にしかない固有の美点って何?w
俺個人的には、ラローチャでは手が小さいことに起因して
十全に表現できないいくつかの箇所でアドヴァンテージを感じたけど、
それ以外には何も存在価値を感じない。
固有の美点てなんだろうな。
俺はそれが分からないから、岡田もラローチャもどっちも楽しめるのかもしれん。
エルバシャのライブがあるよん(・∀・)
54 :
名無しの笛の踊り:2006/09/20(水) 17:18:37 ID:X7ykK67U
>>51 ラローチャの弾きかたで感じる、一種の味わいは手が小さいことから来るの
かもしれない。
ハンディーが逆に魅力になっている・・・
>>46 ハフは最近軽めに弾かないよ。思い入れのある曲は結構もったいつける。
イベリア全曲を弾いて欲しかったのは
ヨーゼフ・レヴィーン
ホルヘ・ボレット
ウィリアム・カペル。
現代であれば
ピアーズ・レーン
そして草野政眞にも挑戦してほしい
57 :
名無しの笛の踊り:2006/09/21(木) 10:01:13 ID:o0rmAARy
58 :
名無しの笛の踊り:2006/09/22(金) 12:02:15 ID:92lyOpDW
>>55 10年練習すれば「イベリア」の半分は弾けるな
オロスコCDはラローチャ以上だと思うんだけど(´・ω・`)
60 :
名無しの笛の踊り:2006/09/23(土) 20:47:41 ID:byTAKLGP
61 :
名無しの笛の踊り:2006/09/24(日) 18:22:03 ID:YYAOm08S
>>46 ラローチャさんは体も小さいし、手も小さいのに、音量も力強い。
自分のハンディーを克服して、さらに、それを活用しているとも言える。
すごい人ですよ。
ラローチャしか持ってないんで、
次にエルフェのを買おうかと思ってるんですが、
誰か聴いたことある方いらっしゃったら、
感想を教えていただけませんか?
普通にアムランのCDが最高録音だと思うが。
音質も。
ライブはあれだけどスタジオだと最強だよな>アムラン
64 :
名無しの笛の踊り:2006/09/25(月) 15:11:48 ID:bq6aCYUg
「イベリア」の最難曲は何かな?
「エリターニャ」か「ラパピエス」?
性感帯だっけかな
66 :
名無しの笛の踊り:2006/09/29(金) 23:38:09 ID:Vv8Ok6Fx
67 :
名無しの笛の踊り:2006/09/30(土) 05:42:11 ID:VDwfkNw3
チビリ屋の聖体祭
68 :
名無しの笛の踊り:2006/09/30(土) 05:43:01 ID:VDwfkNw3
チビリ屋の性帯妻
69 :
名無しの笛の踊り:2006/09/30(土) 09:25:13 ID:ogL5SLcM
「セビリアの聖体祭」のアルボス編オーケストラ版がいいね。
単独でよく演奏されてる。 ニューヨークで聴いたときは
ものすごい音量で迫力あった。
最後の静かになって行く部分もいいし・・
>>69 アルボスの編曲はすばらしいよね。
「セビリア〜」には他(の人)の編曲もあるみたいだけど、どうなんだろう。
71 :
J从‘∀‘リし♪:2006/09/30(土) 19:42:12 ID:f/qGpmcG
73 :
名無しの笛の踊り:2006/09/30(土) 22:29:31 ID:ByLUJkJ/
>>71 アラウがアルベニスを演奏していたとは、それも”イベリア”をねぇ
聴いてはみたいが、多分、失望だろう・・・
75 :
名無しの笛の踊り:2006/10/01(日) 22:06:03 ID:9s6reJs9
>>70 アルボスの「エルプエルト」も好き。
「セビリアの聖体祭」は原曲より立体感があって面白いよ。
「展覧会の絵」と同じ。
76 :
J从‘∀‘リし♪:2006/10/01(日) 23:43:17 ID:9l4P8kDR
>>76 確かレコ芸で、アラウ没直後のラローチャへのインタビュー。
(二人は長年の親友だったらしい)
アラウのイベリア演奏を高く評価していて、ぜひ全曲を録音するようにと
ことあるごとに勧めていたとのこと・・・だったはず。
手元にもうソースが無いので、図書館などで調べてちょ。
78 :
名無しの笛の踊り:2006/10/02(月) 11:11:00 ID:FoLfeGgP
>>69 Wikiを見ていて知ったんだけど、ラヴェルが「イベリア」をオケに編曲しようと考えていたらしい。
ところがアルボスが「イベリア」の編曲をしようとしているのを知ってこの計画は断念。かわりに
別のオケ作品を、ということで作曲されたのが「ボレロ」なのだそうだ。
う〜ん。アルボスの編曲で充分以上に満足なんだけど、もしラヴェルが編曲していたらどんな
ものが出来上がっていただろう、と興味は尽きないね。
あとアルボスは全曲を編曲したわけでないので(カルロス・スリナッチが残りを編曲した)、
どうしてもそこがネックになってしまうように感じる。
79 :
名無しの笛の踊り:2006/10/03(火) 18:29:15 ID:nwMiFPow
ドビュッシーが大絶賛したのは知ってる
80 :
J从‘∀‘リし♪:2006/10/03(火) 18:50:54 ID:7kWRPwDg
>>77 J从‘∀‘リしづ∩ヘェーヘェー
サンクス。
81 :
名無しの笛の踊り:2006/10/03(火) 23:20:01 ID:1gb13APm
>>79 ドビュシーは「エルアルバイシン」を特に好んでいたらしい。
なんとなくわかる・・ ドビュシー好みの曲。
「エリターニャ」を絶賛したのは、プロの作曲家として当然。
アムランはどーなの?
ラローチャと比べて。
>>82 残念ながら、足下にも及ばんかった。
あらゆる意味で。
スタジオ録音なら最強だと思うんだが。
アムランは、リズムや拍子の扱いにセンスが感じられない。
溜めて欲しいところをインテンポでサラッっと弾いてしまう。
自然に溜めが入るように装飾音や跳躍などを使っている箇所が多いんだけど、
彼はインテンポで弾けちゃうから、弾いちゃう。それはそれですごいのだが、
音楽的にはひどく味気ないものになってしまう。
自分が知ってる範囲では、アムランを高く評価する人はほぼ例外なくリズムや
拍子に対する感覚が鈍い。だからこそ「すげえよ、これをインテンポで弾いちゃうよ」
って無邪気に喜んでる。よかったですね。
ラローチャは技巧的には普通なんだけど、装飾音が「これしかありえない」みたいな
タイミングで入ってきたり、拍子やリズム表現がまた異様に上手かったり(アクセントの
付け方と溜め)。実際に弾いてるところを見たことあるが、次にやるべきことを
完璧に先取りしてるから遅れないし無理がない。さぞかしこの曲集が血となり肉となっている
んだろうな〜という感じ。あと握力というか、指が異様に強いよこのおばさん。
身体は小さいけど、手は普通です。以前は10度くらい届いていたはず。年取ってから
「大きく手が広げられなくなっちゃって」と嘆いていた。
86 :
名無しの笛の踊り:2006/10/10(火) 23:21:24 ID:rM4OEcuG
>>85 ラローチャさんは体が小さいから手も小さいかと思ってました。
確かに「イベリア」は、弾き込んだというか、血肉化してしまったような
演奏ですねぇ・・・
87 :
名無しの笛の踊り:2006/10/15(日) 16:30:19 ID:WujPUPCz
>>78 アルボスが編曲をしなかった、主に後半の作品群はさらにピアニスティックに
なり、複雑で難曲度を増している。
あまりオケ化して貰いたくない気もする。
実際、「ラパピエス」とか「ヘレス」「エリターニャ」などは編曲が困難だと
思われる。
「ラパピエス」の中間部のピアニスティックに跳躍するパートなどは、オケでは
かえって詰まらなくなりそう。
ただラヴェルという人は、オケ化が困難な曲ほど工夫して、見事な管弦楽曲に
してしまう人だから、どう解決するか。
88 :
名無しの笛の踊り:2006/10/17(火) 23:52:57 ID:7xaemjDq
89 :
名無しの笛の踊り:2006/10/17(火) 23:55:38 ID:7xaemjDq
NHKBS2で流れたボレのトゥリアーナは随分編曲してあったけど、誰の編曲ですか?
ゴドウスキー編ですかね?
90 :
名無しの笛の踊り:2006/10/18(水) 00:21:36 ID:8lZfFHRS
ボレットが弾いたやつならゴドフスキー編曲版だね。
動画見たけど強靭そうな指をしていらっしゃるw
91 :
名無しの笛の踊り:2006/10/18(水) 10:39:46 ID:DkEXGSq9
>>87 >アルボスが編曲をしなかった、主に後半の作品群
ん〜だから
>>78にも書いてあるようにアルボスが編曲しなかった分については
カルロス・スリナッチが全部オケに編曲しているよ。
それらを集めたイベリア全曲(オケ版)のCDも出ている(輸入盤)。
私は1回だけ聴いてその後そのCDがどこかにいってしまったwので詳しいレポが
できないのがどうにも辛いところ・・・。
92 :
名無しの笛の踊り:2006/10/19(木) 22:16:44 ID:sxQwQ7Og
>>91 >私は1回だけ聴いてその後そのCDがどこかにいってしまった
CDをなくすくらいだから、編曲が感心しなかったか、大した演奏でなかった、
ということだね・・
94 :
名無しの笛の踊り:2006/10/21(土) 20:51:23 ID:8vEDwbXE
アルボスの編曲は確かに名編曲だが、彼が編曲しなかった後半の曲群は
アルボスはあえて手をつけなかったんじゃないの?
ものすごっくピアニスティックだもの。
下手な編曲は曲を殺してしまう
95 :
名無しの笛の踊り:2006/11/03(金) 21:04:28 ID:9hgWU8jX
96 :
91:2006/11/09(木) 09:53:17 ID:7nwTjgu1
CD見つかった&PC直った
>>92 う〜ん・・・期待したほどじゃなかったのはたしかですね
これから数回聴いてみます
>>93 そうです、そのCDです
>少なくともNaxosから出てるオケ版よりはよい。
ナクソスのは(編曲が)良くないですよね
97 :
名無しの笛の踊り:
age