>>534 ライナー&CSO、ようやく安価に入手して聴きましたが素晴らしい演奏、録音
でした(米RCAの廉価Papillon Collection盤1961年5月スタジオ録音)。
スケルトンのような#5の演奏とは異なって、第1楽章などはライナー氏独特の
フレージングや初めて耳にするニュアンスに富んだ響きが随所に見られ、聴き応
えがありました。
オケ機能追求一点張りという印象とはまるで異なって、この曲では豊穣な音の響
きの広がりが表現されているのに正直驚きました。
およそ同時期に録音されたミュンシュ&BSOの録音とは違い、弦もまろやかで
温かみのある暖色系の響きとして保存されていて魅せられました。
どうもありがとう。