マーラー 声楽入り作品総合スレ

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40名無しの笛の踊り
晩年の Eugen Szenkarオイゲン・センカー指揮デュッセルドルフ響、4番
1960年のモノ・ライヴ録音(独archiphonレーベルの3枚組、併収は3番とベト#5)
ソプラノはChristian Sorrel
センカーはハンガリーのブタペスト生まれユダヤ系の指揮者。
オケを非常にうまく歌わせるロマンチックな名演。
個人的には歌にあふれていないと良い演奏とは思えないので、大好きな演奏の部類に
入る。繊細なニュアンスにこだわる演奏が多い中で、ストレートに歌にあふれる演奏
を聴くと余計に惹かれるところもあるのだろうが。
楽章ごとの描き分けも明解で聴いていて飽きることがない。
ソレルの歌唱には気張りすぎの感じもしない訳ではないが、声の音像だけが前面に来
ている録音のせいもあるから、文句は云えない。