短調の2曲とK.545も駄作だな。名作といえばどれだ?
モーツアルトの駄作はシューベルトの駄作よりは名作
913 :
名無しの笛の踊り:2007/02/21(水) 20:50:48 ID:M75cXYeu
>>909 その人は短調作品以外は全部駄作だと思ってるんじゃないの?
自称モーツァルト通には短調好きが多い
例えば日本を代表する音楽評論家である吉田秀和の「LP300選」(新潮文庫)では
モーツァルトの作品は26曲も紹介されているが、ピアノ・ソナタは入っていない
代わりに入ってるのが晩年の作品である「ロンド イ短調」K.511(やはり短調作品)
モーツァルトのピアノ・ソナタは技巧的に易しいせいもあって昔のピアニストは真面目
に採り上げなかったし、評論家も凡作揃いだと思っていたのだろう
例外は小林秀雄で名著「モオツァルト」の中で「石の冷たさに」云々(手元にないので
正確な引用はできない)とピアノ・ソナタの簡素さを褒めている
>>913 でもまあ、秀じいは
「ピアノ独奏曲も、多数のピアノソナタ以下名作が多いのは言うまでもない」って書いてるし
915 :
名無しの笛の踊り:2007/02/21(水) 21:33:02 ID:xsY2BNyT
モーツァルト自身がピアノ曲を軽視していたから。
彼にとって重要なのは あくまでオペラ。
その次がピアノ協奏曲。
モツは1流のピアニストだぞ。クラヴィーアを軽視するわけがない
917 :
名無しの笛の踊り:2007/02/21(水) 21:46:15 ID:uT64m2gV
たくさんのレス、本当にありがとうございます
あくまで一般論として、具体的な作品名(第○○番とかK.○○○とか)を窺いたかっただけです
とりあえず、「Kの200番台は?かな」という認識でいいでしょうか?
>>917 名作か駄作かなんて自分の好みで決めたっていい。
とりあえず全部聞いてみて自分で判断したらどうかな。
919 :
名無しの笛の踊り:2007/02/21(水) 22:20:04 ID:uT64m2gV
>>919 「一般的に言って駄作」だと具体的に名指しされてる曲はないと思うよ
921 :
名無しの笛の踊り:2007/02/21(水) 22:38:17 ID:uT64m2gV
>>920 「第6番までは聴くべきものはない」という文を見たことがあるのですが、
ではそれは広く認識されているわけではなさそうですね
>>921 うん。そう認識されているとは言いがたい。特に第3番は美しいメロディを持つ曲
923 :
名無しの笛の踊り:2007/02/21(水) 23:01:42 ID:uT64m2gV
>>922 なるほど、ありがとうございます
駄作を問うより、やはり名作を訊いた方がよさそうですね
k.545など、評判が高いように思えるのですが…
「なぜこのソナタが名曲の名演奏の中に出てこなければならないのか、
はたと筆がとまってしまうところである。もともとモーツァルトが
”初心者用”に書いた曲である」
と書いたのは、音楽評論家の石井宏。
曲は、K.545。
KV545は名曲だな。個人的に言えばショパンの別れの曲クラスの傑作
k.545は傑作
初心者用に書いたことと曲の出来不出来に何の関係があると言うのだ?
927 :
名無しの笛の踊り:2007/02/21(水) 23:34:43 ID:uT64m2gV
>>924 うーん、初心者用=非名作、とは言えないと思いますが
928 :
名無しの笛の踊り:2007/02/21(水) 23:52:32 ID:WZek4JMb
>>913 小林秀雄は、モツのピアノソナタを「石のように冷たい」と言ったわけではないけどね。
確かにポジティヴな評価はしている。
多分ここの箇所に触れているのだろうが、以下、『モオツアルト』からの引用です、
モオツアルトは、ピアニストの試金石だとはよく言われることだ。
彼のピアノ曲のような単純で純粋な音の持続に於いては、演奏者の腕の不正確は直ぐに露見せざるを得ない。
曖昧なタッチが身を隠す場所が無いからであろう。
だが、浪漫派以後の音楽が僕等に提供してきた誇張された昂奮や緊張、過度な複雑、
無用な装飾は、僕等の曖昧で空疎な精神に、どれほど好都合な隠場所を用意してくれたかを
考えると、モーツァルトの単純で真実な音楽は、
僕等の鑑賞上の大きな試金石であるとも言える。
モーツァルトの美しさなどわかり切っているいるという人は、
自分の精神を、冷たい石にこすりつけてみて驚くであろう。
>>924は音楽評論家でさえこのような暴言を吐くという実例。
いかに偉い人が駄作と言おうとも自分が良いと思えばそれでいい。
930 :
名無しの笛の踊り:2007/02/21(水) 23:57:17 ID:xLGavwsD
評論家は人と違うことを言って気を引きたがる。
2ちゃんねらと同じ。
931 :
名無しの笛の踊り:2007/02/21(水) 23:57:37 ID:uT64m2gV
>>928 すみません、馬鹿な私に
「自分の精神を、冷たい石にこすりつけてみて驚くであろう。」
の云わんとするところを教えてくれませんか?
文全体の要旨はもちろん分かりますが、この比喩だけがどうも…
小林秀雄の文章は真意がつかみづらいな・・・
今だに小林秀雄か・・・
>>931 小林本人じゃないから小林の真意は知らないが、大意としてこんなん?
浪漫派音楽というのはそれはそれですごく魅力がある(と小林でない俺は
思っているけれど)、
その一方で浪漫派音楽に慣れた我々の耳や精神は、
その昂奮要素や装飾や自己主張やお話的な発想や自我要素に
慣らされ、乗せられている面もある。
で、モツの音楽はそういうものの介入が少ないから、
単純で「わかりきった」ものに思われがちでであるが、
より本質的で純粋なもので構成されている彼の音楽は、手強い。
>>933 いまだにって、〜なんて時代遅れとかそういった発想ですか。
936 :
名無しの笛の踊り:2007/02/22(木) 07:33:40 ID:NvcyrjxR
938 :
名無しの笛の踊り:2007/02/22(木) 08:23:05 ID:UcgBCClV
モーツァルトにとってピアノソナタは、
小遣い稼ぎの片手間の仕事に過ぎなかった。
今まで気が付かなかったが、第4番はいい曲だ
こちらで質問させてください
モーツァルトのピアノ・ソナタを、ケッヘルではなく第○○番と呼ぶとき、
現在は旧全集と新全集のどちらに従うのが一般的ですか?
具体的には、ハ長調K545は、第15番ですか?第16番ですか?
よろしくお願いします
>>940 今のところは15のみか、
もしくは15(16)番K.545という表記が多いんではないかと。
16(15)という表記も見かけますが。
wikipediaでも表題や番号の振り方を議論していますね。
シューベルトの「グレイト」交響曲もそうなんですが、
結局は調と作品番号で特定するしかないのかも。
(でも、その作品番号も変わるしなぁ)
942 :
名無しの笛の踊り:2007/02/26(月) 10:19:16 ID:jB1xhZLL
バレンボイムの全集、評判悪くないみたいだけど、
俺は全く感心できなかった。
テンポがコロコロ変わるんだけど、
そのテンポの揺らし方に説得力がない(と俺には感じられる)。
バレンボイムは「自由で生き生きしてる」のを目指したのかも
しれないけど、
俺には「痙攣的にすっ転んでる」ようにしか聴こえなかった。
テンポの揺らしが「思いつき的」というか。
グルダの演奏も即興的なんだけど、テンポの揺らし方には説得力が
感じられる。
内田の演奏は丁寧で、安心して聴ける。
なんでバレンボイムの演奏が定番みたいになってるのか、
個人的にはすごく疑問です。
>>942 バレンボイムの演奏に関しては同様に私もそう思います。
”思いつき的”、そう感じます。
もてる才能をどうしていいのかわからず、もてあましているって
感じがします。
944 :
名無しの笛の踊り:2007/02/26(月) 10:47:36 ID:1ZZLBzXu
いまさらながらギーゼキング。
いったいどんなヤツなんだ?と思うほど清い演奏。
伝記も読んだけどワカラン・・・
945 :
名無しの笛の踊り:2007/02/26(月) 23:49:19 ID:HnUndCCU
洗う、ゲル婆、馬恋慕医務、筆入れ,有毛豪華、
繊細から豪快まで
ズズーイと取り揃えております。どれも品質保証。
ただし、有毛豪華は品質は極上、時として外道。
下手に喰ったら、悪吐酒多飲!
ブエノスアイレス百貨店!
筆入れって??
フレイレ
orz
949 :
名無しの笛の踊り:2007/02/27(火) 22:12:06 ID:dAhZiFe0
ブエノスアイレス百貨店って??
書いた方もそんな質問されては答えたくないだろう
951 :
名無しの笛の踊り:2007/02/28(水) 00:04:35 ID:dAhZiFe0
悪吐酒多飲って??
(・∀・)<ダ-カ-ラ-・・・
ワルトシュタイン
954 :
名無しの笛の踊り:2007/02/28(水) 16:57:31 ID:ZaMbTZGd
>>940 私は旧全集で慣れちゃったからなあ、ついそっちの番号で呼んでしまうけれど…
ここのみなさんはどう?私もこの質問は気になる
955 :
名無しの笛の踊り:2007/02/28(水) 20:55:34 ID:acLPH/j1
シューベルトの交響曲もそうだよね。
>>940 ハ長調はK545。「○番」とか呼ばないことにしてます。混乱するのでww
旧全集は3桁の数字だから覚えやすい
ジャノリの演奏聴いた事あるひといる?どんな感じ?
960 :
名無しの笛の踊り:
フライシャーはただものではない。