717 :
名無しの笛の踊り:
クレメンス・クラウスのリズムの崩しはささやかだった記憶があるが、現在手元に
録音が無いので断言できません。
ボスコフスキーが指揮してシュトラウスやシュランメルンを入れたCDが3枚あるが
(ボスコフスキー合奏団:実態はウィーンフィル有志と思われる)、2拍目は隠し味程度
に延ばしている。むしろ最近のウィーンフィル団員によるグループのほうがリズムの崩し
は大きい。だんだん強調されてきていると思います。
弦楽器を団で所有している点については、音楽的理由というより実務的理由。主力
メンバーは団所有の楽器を嫌がり別のを使ってます。色の違いで遠目にもわかります。
バイオリン奏法については、かつてのコンマス達がTV番組で音色の秘密について質問
された際の回答を書いてみます。
へッツェル「頭の中にまず音色を思い浮かべ、それから実際に音を出します。」
ウェーラー「指板寄りの位置でしっかり弾くのがウィーン式のボーイングです。」