【成長過程】本田美奈子.第2楽章【クロスオーバ】

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87名無しの笛の踊り
 本田美奈子は、十分な実力と経験を備えた本物のスターだったと思う。
但し、芸能界の掟っていうか、「現にスターで在りえる者だけが、スターで在りえる」みたいな、いささか無限後退する世界の
怖さとか、激烈な競争を生き延びてきた者だけが持ってる独特のアウラみたいなものの魅力=スターの匂い、と言ったら云いかな。
そんなものが、おそらくクラの方面には上手く伝わってない。 (無理もないけど、理解する義務があるわけじゃないし)
 とにかく、決った持点が先にあって、そこから常に何かを削っていく方向でしか相手を見ない。 いつでもコンクールか。
ポピュラーのスターは全人格表現をするのが当然で、歌唱力や演技力は勿論大事だけど、容姿や服装、醸し出す雰囲気まで
含めての仕事なんだ、って考え方はそんなに間違ってるんだろうか?
 もし、技術が今ひとつ、なら”サービス精神でカバーしよう”みたいな感覚はクラには不要なのか?
 必要ですよね。どんな世界にもアイドルって。
 技術は当然一級だけど、正直 美人でなければこれほどの評価は...って人。
 特に、ヴァイオリンなんかでいるんじゃないか。