【3R】ドイツ浪漫派と周辺マイナー作曲家2【3L】

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469タミーノ:2006/12/16(土) 13:08:42 ID:/kW5CjLh
18世紀でも19世紀でも
オペラ(+宗教曲)>>>交響曲を含む器楽曲 という傾向はあるよね。

ハイドン(兄)も、自己の代表作として、交響曲ではなく、
ミサ曲、オラトリオなどの声楽曲の大作を挙げていたような。
ベートーヴェンが、第9の楽譜よりもミサ・ソレムニス ニ長調Op.123
(1823)の楽譜に高値(第9の約1.6倍か)をつけて売込もうとしたのも
よく知られた話だよね。

なぜ日本で交響曲が特別視されるのかは自分も不思議だけど、
異文化の輸入に起きがちな誤解とか、声楽曲は言葉の問題があるとか、
いろんな事情があるのかもしれない。
でも、クラシック=オケ=交響曲=オケ指揮者論
みたいな、レコ芸の老人達が好むような日本特有のローカルなクラシック観
はもう止めてほしい気はする。

470名無しの笛の踊り:2006/12/16(土) 13:43:03 ID:7J4NIbjg
>>468
フンメル自身が交響曲を重視していなかったにしても、需要(注文)はあった
んじゃないかな。ピアノ協奏曲を多く残しているから、自身が主催するコンサ
ートも開いていたに違いない。そんなときに序曲(交響曲)が他人の曲ばかり
というのは寂しいし、なによりもこの時代は交響曲を作曲すること自体が一流
作曲家の条件になりつつあった頃だと思う。そういった意味でも、十分な実力
をもちながら交響曲を残していないのが不思議なのだが。
471名無しの笛の踊り:2006/12/18(月) 00:49:24 ID:+9Nnzr7b
>>470
まぁ、モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェンと直接交流を持ち、その真価も知っていただけに書きにくかったのかも。
編曲はしているね。
モーツァルトの35,36,38,39,40,41
ベートーヴェンの1〜7番まで
ハイドンのは不明だが7曲編曲しているらしい
472名無しの笛の踊り:2006/12/18(月) 09:39:55 ID:CCpEll1X
>>471
フンメルによるハイドンの交響曲の編曲はDa Capoカタログでは第44番と第100番
の2曲(S185,S183)だけだが、7曲も編曲していたとは初耳。
ちなみにロンベルクの交響曲第1番も編曲しているようだ(S174)。
たしかフンメル編曲版モーツァルトは今度BISから第40番も出て、第39番以外は
CDがあると思うが、ベートーヴェンの編曲はCDがなかったように記憶している。
473タミーノ:2006/12/20(水) 23:14:33 ID:V7QYXLCT
フランツ・ラハナーのレクイエム ヘ短調Op.146を
いまコンフタティスまで聴いたけどなかなかいい雰囲気。
宗教曲ではメンデルスゾーンに匹敵する実力者だと感じる。
たしかミュンヘンの宮廷でも活動し、ドイツの保守本流に属すると
言っていいラハナーのことだから、ライプツィヒ楽派にも近い作風
なのかも。友人シューベルトの影響はあまり感じない。
たまに不吉な感じの不協和音があって印象的。



474名無しの笛の踊り:2006/12/24(日) 11:45:30 ID:yhlaHCKO
宗教曲では、シューベルトの兄フェルディナントの「レクイエム」などの作品もなかなか美しいと思
うのだが、実は弟フランツの作品ではないかという説もあるようだ。
475タミーノ:2006/12/24(日) 14:54:37 ID:hXldn55/
あっ、その音盤もしかしてエラートから出てたものかな?
どこかにしまい込んじゃったけど、無伴奏のモテットがすごく美しかった
記憶があるな〜。 正直なとこ他の曲はフツーだった。

シューベルトの兄は画家としても活動してるんだよね。
妖気漂う中世の古城の廃墟の絵とかも残ってて、まさに当時流行の
怪奇趣味、中世趣味、ゴシック趣味を地で行く感じだ。
フランツもそういう趣向のジングシュピール(たいてい未完)
を作曲してて、文化史的に非常に興味深い。
476名無しの笛の踊り:2006/12/24(日) 16:10:47 ID:yhlaHCKO
フェルディナントのレクイエムは、少なくとも2種類の録音があったと記憶す
る。
ところで、ラハナーのレクは、地味だねえ。ラインベルガーの宗教作品にもい
えるけど、ドイツ・ロマン派の宗教曲は、古典派時代の華やかしさが減退して
いるような気がする。「チェチリア主義」のためか?


477タミーノ:2006/12/24(日) 16:41:29 ID:hXldn55/
セシリア運動はパレストリーナ等のルネサンス期の様式を理想とした
ようだが、ひとつの傾向としては大袈裟な器楽の伴奏を排除して、
無伴奏のものが多いよね。自分としては嫌いじゃないんだけど。
ラハナーのレクイエムがセシリア運動の影響下にあるか、は音楽自体
からするとかなり疑問だが、ミュンヘン等の場所からいうと
確かにこの運動の本場に近い面もあるから、微妙だね。
でも、カトリック以外でもこの時期はその種の宗教曲が少なくないので、
アルプス以北のドイツ語圏や北欧では一般的傾向といえるのかもしれない。

オペラと宗教曲のアリアが互換可能な様式だった古典派時代
がある意味異常だったのかも。19世紀初期の段階で既に、イタリアのアリア
とドイツのリートの様式的相違は明らかになっていたりするので、
世俗音楽と宗教音楽の区別が本来どおりの関係に戻るとともに、当世風
イタリアオペラからの影響が急速に退潮したのがこの時代なんだろうね。
それを「ドイツ風」と呼ぶかどうかは別として。
478名無しの笛の踊り:2006/12/24(日) 23:40:18 ID:Rk/Lfpmm
実際に、古典派時代の宗教曲は、地域による作風の違いはそれほど顕著に現れ
なかったようだが(というよりも、イタリアの音楽が優勢だった?)、ロマン
派の時代になるとナショナリズムの高揚があって、音楽にローカル色が強くな
ったと言われているからね。
ドニゼッティのレクイエムやミゼレーレなどの宗教作品は、非常にオペラティ
ックに書かれていて、ドイツロマン派の宗教作品とは明らかに異なる。
479名無しの笛の踊り:2006/12/25(月) 23:17:45 ID:u4zXeplT
自分は、ハイドンの天地創造の序奏で聴ける音楽程度がロマン派の限界かな。
音楽は楽しめるものでなければならないとしたら、ラハナーのレクイエムは明
らかに退屈。
480坂本9:2006/12/26(火) 16:55:38 ID:tKJGSIH6
クープランのクラブサン曲全集を衝動買いしてしまい、そればっか聴いております。
正直、時間がいくらあっても足りませんね・・・
481名無しの笛の踊り:2006/12/29(金) 10:26:16 ID:wanKY0Wv
フンメルとR.シュトラウスのチェロソナタをホルンで演奏した音盤をゲットした。
ホルンはチェロほど機敏さがないのではと聴く前は心配だったが,それなりに
楽しめた。
482名無しの笛の踊り:2007/01/01(月) 20:44:42 ID:cnONjB5s
ツェルニー没後150年おめ
483名無しの笛の踊り:2007/01/02(火) 11:46:39 ID:4xUSS8QP
ツェルニーもアニバーサリーか・・・
484名無しの笛の踊り:2007/01/03(水) 20:57:21 ID:3Bc7eExo
ツェルニーのピアノ曲大全集出ないかな。
485名無しの笛の踊り:2007/01/04(木) 11:56:49 ID:OXVmrgoZ
シュレーカーはここでいいのかな?
今年、読響がシュレーカーの「王女の誕生日」をやる予定だ。
自分は聴きにいけないが、ぜひとも良い演奏をしてシュレーカーとこの曲が
広まるきっかけになって欲しいと思う。
(ラヴェルの「マ・メール・ロア」より「王女の誕生日」のほうが優れていると思うんだけど・・・)
486名無しの笛の踊り:2007/01/06(土) 11:07:58 ID:Ano0vIWJ
近代ドイツの作曲家
http://music6.2ch.net/test/read.cgi/classical/1144513724/

ひょっとしたらココの方がビンゴかもしれません。
今年没後50周年のコルンゴルトとの絡みで再評価されるかもしれませんよ!
487タミーノ:2007/01/06(土) 20:06:41 ID:8RD/+nRo
>>480
クープランのクラヴサン曲集ってもしかして鰤の?
個人的にはこの曲集は仏アストレ盤が懐かしい。

アストレではゲオルク・ベームの組曲やパルティータとかも良かった。
最近発売の、コープマンが弾いたブクステフーデのチェンバロ曲集
も作品自体がかなり楽しめた。全集を予定してるらしく期待できそう。
チェンバロの音楽に関しては17世紀〜18世紀前半のドイツはかなり
フランスの影響が強いね。
激しくスレ違いで失礼。

488坂本9:2007/01/07(日) 11:20:51 ID:EVebZ4LS
一瞬分からなかった、鰤ですw 本当はルセかボーモン欲しかったんですけど、安かったので衝動買いしました。
タミーノさんは、全般にお詳しそうですね、コレからもよろしくお願いします。

こちらこそスレ違いでスミマセンでした。
489名無しの笛の踊り:2007/01/07(日) 11:55:57 ID:pHU6wK4T
>>486
thx ! 転載させてもらいました。
490タミーノ:2007/01/09(火) 21:46:24 ID:RKNlHNID
>>488
坂本9さん、レスありがとうございます。
自分はその盤買おうか迷ってる最中です。
特に詳しくはないんですが、もともとはバロック好きだったもんで。
ルセと言えば若い頃の録音で、ロワイエ(1705〜1755)の
クラヴサン曲集(1746)がかなり印象に残ってます。
最近は専らオペラの録音を楽しませてもらってますが。
坂本9さんは鍵盤楽器の音楽にひろく造詣が深いように思いました。
こちらこそ宜しくお願いします。
491坂本9:2007/01/12(金) 16:29:02 ID:jdWkAGTO
またアク禁に巻き込まれてしまった・・・
スレ違いついでに・・・

タミーノさん
ttp://www.michaelborgstede.com/index.html
ココで視聴ができます!かなり音が悪いですが、実物はそんな事はありません(ただし録音がややオンかな?)使用楽器は前半〜中盤がリュッカース、終盤はヘムシュ(ヒムシュ?)です。
さすがに続けて聴いているとあきますが、かの大バッハが研究しただけあり、聴き所は多いですよ。
調べてみましたが、今フランソワ・クープランの全集は入手困難なので(スコット・ロスのがありましたが、高いです。少し前にボーモンが中古で10000円ほどで出てましたが)値段的に見ても買って損はないと思います。

ロワイエは、私はルセの親分?クリスティで聴いた事があります。クープランに比べると、ダイナミックで劇的な曲が多く、さすがオペラ作曲家だな、という印象が強いです(ラモーの方が近いかな?)
492坂本9:2007/01/12(金) 16:29:39 ID:jdWkAGTO
さて、本題に戻りますが、実は私はロマン派の知られざるピアノ曲に興味があり、前の「3L3R」の序盤からこのスレに定住しております(とい
うか、ネット始めた直後にそのスレを見つけて大ラッキーでした)やはりピアノ曲のCDというのは数が少ないですね。どうしても、ショパン、シューマン、リストといった少数の作曲家に限られてしまいます。

しかし、このスレで、次から次へと色々な作曲家(知らない作曲家が多いです!)の、色々なCDを紹介してもらい、大変うれしく思っています。
493タミーノ:2007/01/14(日) 11:37:31 ID:8iX0HORY
>>491>>492
坂本9さん、情報どうもです!!
フランソワ・クープランは父も子(それとも甥?)もクラヴサン奏者
ですね、たしか。「王宮のコンセール」集とか昔よく聴いたな〜
父は17世紀のダングルベールとかと近い世代だったような。リュート音楽
雅びをクラヴサン曲に導入したダングルベールのクラヴサン曲も
良いですね。ルセも録音してますね。

ドイツ浪漫派に戻らなくちゃ。モシェレスのOp.41、49、94 を収録した
Eufoda1267 は貴重だと思った。楽器は、ゴットリープ・ハフナー製
(1830頃)及び、ベートーヴェンも好んだというジョン・ブロードウッド製
(1827)を使用。まだ聴きこんでないけど、いい感じ。
494名無しの笛の踊り:2007/01/20(土) 09:54:47 ID:LUM2r/gC
ツェルニーの交響曲聴いたけど旋律全然思い出せない。
フェルディナント・リースほどには師匠に似てない作風。
495名無しの笛の踊り:2007/01/20(土) 19:38:51 ID:EJ9ZOrsW
前のスレで一度名前が出た,Wilhelm Hillの室内楽,musicaphoneのものに続いて
今度はMELISMAという聞いた事のないレーベルから,2曲のピアノ三重奏曲(Op.12&43)
が入ったものがリリースされた。やや切れ味を欠くものの前作同様にロマン派の
王道を行く作品と思う。
496名無しの笛の踊り:2007/01/25(木) 23:42:53 ID:I6h0OYCe
そうですか
497タミーノ:2007/01/28(日) 16:10:21 ID:IbvAMv8r
フェルディナント・リースの作品は、自分は協奏曲・室内楽やピアノソナタ
を聴いただけで交響曲(CPOで録音があった)は聴いてないけど、確かに
弦楽四重奏曲のある曲なんか師匠に酷似した作風だったな〜
ベートーヴェンのこのジャンルが好きな人は聴いて損はないかもね。

それはそうと『メルジーネ』(1833)でメンデルスゾーンに呆れられて
しまった逸話のあるコンラディン・クロイツァー(1780〜1849)作曲の
「ゲーテのファウストからの歌曲」を聴いたが、なかなか良かった。
この作曲家はジングシュピールの分野ではそれなりの大家だし、
今まで聴いた室内楽やリートでも、決して凡庸とは思えないんだけどな。
この作品は、もはや古典派時代の様式からは脱した、
爽やかなロンマンティシズムの薫るビーダーマイヤー風の音楽で、
趣味的にはメンデルスゾーンに近い。文学好きやビーダーマイヤー時代
の芸術が好きな人にはお薦めだと思う。
498名無しの笛の踊り:2007/02/04(日) 00:21:26 ID:o6nORjcT
フックス生誕150年
多分
499名無しの笛の踊り:2007/02/04(日) 12:14:16 ID:o6nORjcT
>>498
1847年うまれだから160年だろ
500名無しの笛の踊り:2007/02/04(日) 14:32:55 ID:YUJjOvQa
フックスってどのフックス?
フックスのOp160ってある?
501名無しの笛の踊り:2007/02/04(日) 15:50:01 ID:KCWfGjls
>>498
>>499
自己レスなんだから、そのように書きなって。IDでバレバレw。
502名無しの笛の踊り:2007/02/10(土) 21:33:35 ID:iCPz0p2k
ドホナーニのOp.1は凄いです。
メンデルスゾーンの大傑作と言われたら信用してしまいそう。
Op.1からあのレベルで作曲できた人は、他に思いつきません。
503名無しの笛の踊り:2007/02/11(日) 07:47:14 ID:W1cUO02i
どちらのドホナーニ?
504名無しの笛の踊り:2007/02/11(日) 07:48:56 ID:W1cUO02i
ってマルチかよ
こんなんマルチして何が楽しいんだか┐(´д`)┌
505名無しの笛の踊り:2007/02/13(火) 06:16:24 ID:fEsUwSLY
朗報!
先月はフンメルの唯一のオラトリオが聴けましたが、4月には
例のChandosのからシェリーの指揮で

◇バレエ音楽『ミュティレネのサッフォー』Op.68
◇バレエ音楽『魔法の城』WoO.32(S.88)
◇12のワルツとコーダ *おそらく S.104

という舞曲集がでます。
オーケストラ用バレエ音楽は6曲作っているフンメルですが、これで以前出た『魔法の鐘』とあわせて
3曲が手に入ることになります。
舞曲は多数あるので全部とはできませんけど、バレエ音楽は是非全集化していただきたいですね。
506名無しの笛の踊り:2007/02/17(土) 15:13:29 ID:QRvdfbGz
cpoからライネッケのヴァイオリン協奏曲が出ます。
507タミーノ:2007/02/18(日) 14:39:47 ID:XCs7aylt
ライネッケは19世紀の作曲家にしてはかなり多作だけど、
音盤が増えているのは嬉しい。ETAホフマン作の童話『胡桃割り人形』
のための音楽Op.46とか録音されないかな〜

童話と言えば、ドイツでも英米でも児童文学の黄金時代
が19世紀中期から20世紀初期まで続き、「美しい子ども」観が生成された
この時代、音楽にもそういう嗜好が表れているね。
クラシックの世界ではシューマンの、ピアノ曲をはじめとする一連の作品が
有名だが、オラトリオ『薔薇の巡礼』のメルヘン趣味なんかも
シューマン一個人の趣味というより、この時代の風潮を色濃く反映している
と見るべきだと思う。ライネッケも「子どもの交響曲」Op.239
を作曲してるし、
ラハナー(弟。イグナツ)もやはり「子どもの交響曲」を作曲、
アンデルセンを生んだデンマークの大物ゲーゼも、北欧神話などをもと
にしたメルヘン趣味溢れる題材で音楽を書いてるね。スウェーデンの
ハルストレームのオペラ群などもそう。
508名無しの笛の踊り:2007/02/18(日) 15:46:17 ID:VTlXFVyh
ttp://www.ars-produktion.de/templates/katalog_detail.php?id=73

Carl Reinecke (1824-1910)
Musik zu "Nusknacker und Mausekonig" op. 46
509タミーノ:2007/02/18(日) 15:58:34 ID:XCs7aylt
>>508
ご教示ありがとうございます!!
ライネッケってこの人だけの曲を集めた音盤がまだ少ないですね。
510タミーノ:2007/02/18(日) 17:55:01 ID:XCs7aylt
そういうとラハナー(兄)つまりフランツ・パウルも
「子どものリート集」Op.83(1846)なんて曲を作曲してるね。
あと、ラインベルガーがこのラハナーの弟子だったのを最近知った。
でも当時の大物度の割りにこの人もまだ音盤少ないなぁ。

連投失礼でした。
511名無しの笛の踊り:2007/02/18(日) 18:12:21 ID:4A11rwYu
ヘルツォーゲンベルクの交響曲 第1番/第2番 
聴いた方感想よろしく
512名無しの笛の踊り:2007/02/22(木) 23:57:07 ID:anQzE5hY
《CPO》
777105-2
761203710522
■ライネッケ( 1 8 2 4 - 1 9 1 0 ):交響曲第1番/ヴァイオリン協奏曲/ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンスO p . 1 5 5/ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンスOp.93
●演奏/インゴルフ・トゥルバン(ヴァイオリン)、ヨハネス・モエズス(指揮)ベルン交響楽団

513名無しの笛の踊り:2007/02/23(金) 21:33:01 ID:DsVsA1Wv
どなたか、マルシュナーのDer Vampyrの全曲録音でお薦めを教えて下さいませんか?
お薦めスレに行くと、オペラはそっち系スレに行けと言われそうなので、
この作曲家ならこのスレで良いかと思って来たんですが・・・
手持ちのはノイホールト指揮、ニムスゲルンが主役歌ってる盤です。
514タミーノ:2007/02/23(金) 22:29:51 ID:Yhbrxh1V
マルシュナーの『吸血鬼』はマルコポーロから出てた盤を持ってたが
このオペラってお薦め盤が挙げられるほど豊富に録音されてるのかな?
最近全く聴いてないけど、作風はワグナーに通じる前衛的なものだった
ような気がする。
全然役立たない話でごめんなさい。

515513:2007/02/25(日) 13:17:34 ID:WP4m6oZc
タミーノさん、回答ありがとうございます。
確かにそれほど録音はないと思います・・・
演奏自体はそれなりに気に入っているんですけど、
自分の持ってるのはダイアログがほぼ全部カットされてます。
セリフも入れてこの曲の完全な状態を聴いてみたいんですが、
マルコポーロのやつはセリフ入ってますか?
516名無しの笛の踊り:2007/03/01(木) 10:37:01 ID:5fRCMRgb
ヨハネス・モエズス
市販あればいいけども・・・・・
517os:2007/03/03(土) 00:32:06 ID:vZzK5ml9
ヘルツォーゲンベルクの交響曲は、ブラームスの亜流と言われて仕方ない部分はあるにしても、
ブルッフやドレーゼケの響きもあり、低弦もブラームスほど分厚くなく、
後期ロマン派にしては爽やかさが感じられました。
同じくブラームスの影響下の交響曲を書いたフックスと同じ世代の音です。 
シューマンに対するライネッケと同様、
ヘルツォーゲンベルクはブラームスから灰汁を抜いて口当たりを良くしたので、
インパクトないのですが、心地よく聴けました。

細かいところで、2番のスケルツォのトリオからの移行部が、
マーラー6番のスケルツォの同様の部分に似ているのが新しいです。
518タミーノ
>>515さん
レス遅くてすいません。あの盤は自分の記憶ではセリフがカットされてた
と思います。そのせいで、ジングシュピールらしくなく、
余計にワーグナー風に感じられたのかも。セリフ入りでやって欲しいですね。