65 :
名無しの笛の踊り:2005/07/17(日) 20:22:21 ID:17PLC+CK
90年代初めに来日したときは、ピヒラーだけが楽屋が他の3人と別の個室だった
のには驚いた。リハーサルもしょっちゅう止めてダメ出しをするのはピヒラー。
ああいうのはなんか嫌だったな。
>>64 スメタナQのシュカンパは良かったね。あの人が最終メンバーでは一番新しいメンツ
だったはずなんだけど、学究肌でかなり発言力があったみたいだ。
第1Vnのノヴァークは、ソリストとして将来を嘱望されていたのに四重奏団入りで
周囲がびっくりしたという話を読んだことがあるけど、大人しかったのかな。
ちょっとアルバンベルクQとは対照的だね。
66 :
名無しの笛の踊り:2005/07/17(日) 22:46:40 ID:oC3BXJhu
>>64 2行目にはわりと同意。
3行目には禿しく同意。
ルボミール・コステツキー氏は2003年11月になくなられていたんだな。
知らなかったよ。今スメタナのわが生涯よりを聞いていたらおもいがけず
涙が出てきた。
68 :
名無しの笛の踊り:2005/07/18(月) 16:53:04 ID:viaFozLY
メロスカルテットの1.vnのヴィルヘルム・メルヒャーも今年3月に
亡くなり、メロスも解散していたことを今日知りました。合掌。
アルバンベルクQも解散かなぁ。新譜の情報が一切聞こえてきませんが、
ABQには何か忘れ形見的な収録済み音源はないのかな。
NHK-FMではあまり放送されないアーティストだったけど、
海外でも同じく放送用音源は少ないのだろうか。
番組編成が手詰まりのMusicBirdでは追悼番組を作るだろうな。
35時間ABQみたいな。
>>67 スメタナQは随分無理を重ねて現役を続けていた。
でも、もうそういうお年だったか・・・
>>68 メロスQが!? ああ、もうそんな時代になったんだ・・・
71 :
名無しの笛の踊り:2005/07/18(月) 22:01:35 ID:B4Mznequ
しかし、ハーゲンSQやケラーSQ、アルディッティSQなど、後進がきちんと揃っているのは幸いだな
72 :
名無しの笛の踊り:2005/07/18(月) 22:07:52 ID:ZulDcbib
アルティスを忘れるな
ヴェロニカたんつっても今はもうおばさんだよ。デビュー当初は確かにハァハァした
もんだが。
74 :
名無しの笛の踊り:2005/07/19(火) 10:19:55 ID:Hj4rZ3HB
ヴェロニカおばたん、ハァハァ・・・
アルディッティは毛並がだいぶ違う。
モザイクはどうよ?
アルデンテSQは少し芯があっていい。
こんなのが近所の図書館にあってそれで知った。
考えてみればすごい図書館だと思う。
それまでバルトーク4番のリファレンスはABQだったのに、
(オレにしてみれば)初めて名前を聴くこのSQに取って代わられた。
77 :
名無しの笛の踊り:2005/07/20(水) 00:10:21 ID:OrxtBHFr
モザイクQ、上手い古楽系ということで存在価値は大きいが、
音楽の運びがタルくないか?メンデルスゾーンがつまらん。
1.vnのヘーバルトであれば、ヴィーン弦楽六重奏団の浄夜がすごい。
あの人はすごいよ。抑制気味のヴィブラートが美しい。
78 :
名無しの笛の踊り:2005/07/21(木) 14:02:52 ID:uC98zMuc
他に意見はありませんか。
79 :
名無しの笛の踊り:2005/07/21(木) 20:59:14 ID:oz0CSTgm
鶴首かがstヴァイのヨーロピアンSQ
ドヴォルジャーク 弦楽六重奏曲/弦楽五重奏曲第3番
Westminster録音
80 :
名無しの笛の踊り:2005/07/23(土) 11:33:54 ID:KNBWkzST
8/3のNHKの芸術劇場でABQとりあげられるもよう
81 :
名無しの笛の踊り:2005/07/23(土) 11:51:37 ID:k4yhpo5Z
>>76 公立図書館って、なんじゃこりゃあ〜!、ていうような
稀少版というか、有名どころのライヴとかが、置いてある。
そのくせ、ク○CDも溢れとる。
どんな経緯で入手しストックされるのかね〜?
>>77 >ヴィーン弦楽六重奏団の浄夜
犬サイトで見付からず。アマゾンでも見付からず
興味あるなあ
82 :
名無しの笛の踊り:2005/07/23(土) 12:48:03 ID:KNBWkzST
>>81 私が持っている浄夜のCDは直輸入盤で
EMI Electrola CDC7 54140 2
です。併録はブラームスの二番。
超お気に入り。
83 :
名無しの笛の踊り:2005/07/23(土) 13:57:22 ID:k4yhpo5Z
>>82 即レス、dクス!
浄夜好きなんだよね。クレンペラー&ACOの
オケ版が、宝なんだ
84 :
名無しの笛の踊り:2005/07/23(土) 15:16:18 ID:KNBWkzST
>>83 浄夜好きの方ですか。
私もかつて浄夜が好きで好きでたまらず、毎日毎日聴いて聴いて聴き続けて飽きるほど聴いた挙げ句、飽きたという経験があります。
いやあ惜しいことをした。
ヴィーン弦楽六重奏団の他、サイトウキネンやレヴァインBPOの盤を聞いてました。
レヴァインのはがっかりでしたがクレンペラーのもいずれ聴いてみます。
まあもう少し涼しい季節になってからですなあ。
ヴィーン弦楽六重奏団の浄夜を昔、来日公演で聴いた俺が来ましたよ。
感想?なかなかの白熱の演奏だったよ、うん。
86 :
名無しの笛の踊り:2005/07/24(日) 11:03:07 ID:suJ4Ot9g
>>85 いいなあ。数年前にPan Classicsに移籍して以降、パタリと情報が入らなくなったよ。
87 :
名無しの笛の踊り:2005/07/25(月) 18:27:10 ID:BuqWYEih
もうカクシュカも過去の人しゅか
88 :
83:2005/07/25(月) 20:06:00 ID:3gY6njYE
>>87 オイオイ、オイ鰹!
>>84 浄夜に飽きたら、R・シュトラウスの「メタモルフォーゼン」の
成熟した書法に、ひとしきり浸かり切り、
しかるのちに、再び、若々しい情熱にあふれた
浄夜に立ち戻る、のです
スレ違いかな
89 :
名無しの笛の踊り:2005/07/26(火) 00:02:40 ID:mxBSxIQl
アルバンベルクQのモーツァルト・ハイドンセット他(EMI)を何度
聞いてもつまらないのですけど、漏れに聞く耳がないのでしょうね。
90 :
30:2005/07/26(火) 18:49:38 ID:J3HchVl5
>>89 パリでモーツアルトを実演聴いて、いたく感心した者です。
ところが私も、EMIのモツが納得いかんですよ
ベトは圧倒的に好きなんだけど
91 :
名無しの笛の踊り:2005/07/26(火) 19:20:39 ID:TdhiPwag
>>89 俺もキンキンした音が耳障りできらい。
てかアルバンベルクSQきらい
92 :
名無しの笛の踊り:2005/07/26(火) 21:08:42 ID:J3HchVl5
確かに一時期、吉田秀和氏が大絶賛していた時期は人気あったけど
>>91みたいな意見が、現在むしろ主流なのかしらんね?
93 :
名無しの笛の踊り:2005/07/28(木) 14:03:34 ID:J+iN0gio
追悼盤は出るかな。
アマデウスのブレイニン追悼盤は出てるねぇ。
94 :
名無しの笛の踊り:2005/08/06(土) 12:07:02 ID:hRtDeoyz
明日夜NHK教育で来日公演放送記念あげ
95 :
名無しの笛の踊り:2005/08/07(日) 19:46:17 ID:K/9ANsWP
まもなく放送だね。楽しみ〜。
…え?
新メンバー入ったんだ。
97 :
名無しの笛の踊り:2005/08/07(日) 22:55:50 ID:5Kck05mA
入った、っていってたね。
「え?」っておもった。
良い感じだね。
98 :
名無しの笛の踊り:2005/08/07(日) 22:58:04 ID:8lQRXipB
最近のABQにしてはいい感じ・・・
と思ったら
5人中オリメン3人だけなんだな
いやあピヒラー衰えたり!
かつては美音で歌いまくるピヒラーを他の三人が完璧に合わせているという
スタイルだったのに、今はもう別物だね。
いや、実は個人的にはアンチABQだったので、今の方が素直に聴ける。
ヴィオラのおねえさんは上手いしスタイル的にもよく溶け合っているけれど、
他のおじいちゃんたちの衰えの方に耳がいっちゃいがちで・・・
でも曲がいいからまあいいや。
>> ヴィオラのおねえさんは
???
101 :
名無しの笛の踊り:2005/08/07(日) 23:23:33 ID:5Kck05mA
シュルツの評価ってどうなん?
わし的には、ちょーっと出過ぎ?ってところがたまーにあるけど、ガンガン前に出ようと言う姿勢がとても好感が持てるなー
って感じだけど。なかなか繊細に仕事をこなしてるとこもあるし、なかなかステキ。
102 :
名無しの笛の踊り:2005/08/09(火) 00:26:57 ID:9vhXjw1G
とりあえず新メンバーをビオラに入れて、既に決まっている演奏会だけこなしてあとは解散するという事はないかな。
しかし相変わらず基本的な技量が高いカルテットだ。ピヒラーの左手の怪しさは確かにあるが、それを差し引いてもあれだけの美音できっちり合わせられるカルテットは他にあまりしらない。
これまでよりピヒラーの椅子が他のメンバーの方に向いていたのが印象的だった。多少は不安なのかな。
ニコリともせず求道者的にアンサンブルに徹する、張り詰めた緊張感が好きです。
またいずれバルトークやヤナーチェクの壮絶な演奏を聴きたいものだ。
103 :
名無しの笛の踊り:2005/08/09(火) 00:42:56 ID:Ij4mh+NV
新メンバーでベルク叙情組曲やってくれ
ヴィオラが要になってる曲だし
今までと違ったものになりそうだ
104 :
名無しの笛の踊り:2005/08/10(水) 12:46:25 ID:uyojbwGz
私、ベルクカルテット、一度もうまいと思った事ナインだけど、耳がおかしいのいかな?
頭おかしいのかもよ
106 :
名無しの笛の踊り:2005/08/10(水) 16:35:05 ID:O5Mr5JEG
>>104 カルテットやったことある方ですか?
私はチェロですが、自分でやってみて改めて凄さを知りました。
彼らのメンデルスゾーンって、いかがですか?
108 :
名無しの笛の踊り:2005/08/13(土) 00:26:42 ID:VuFYw+Vi
ちょっとくどい。やりすぎな感がある。バンスタ晩年の悲愴みたいなかんじ。確かにそうなんだけど、そこまでやっちゃあ頂けない、というかんじ。
109 :
107:2005/08/13(土) 00:36:50 ID:yzLjzUsz
あ、何となく分かるような気がします。
聴いたのは、1番と2番でしたが(他にもあるのですか?)「若さ」より「重厚さ」
が意識される演奏ですね。
2番とか特に好きで、これはこれで楽しんだのですが…。
110 :
名無しの笛の踊り:2005/08/13(土) 10:48:14 ID:VuFYw+Vi
彼らはあの二曲しか出してないね。
彼らにはもっとオドロオドロしい曲のほうが向いてるんじゃないかと思う。
既に廃盤だと思うがアイネムの新ロマン主義的な作品を聞いたときにはぴったりだと思った。
あとヤナーチェクとかバルトークとかもステキ。
112 :
名無しの笛の踊り:2005/08/13(土) 11:36:51 ID:VuFYw+Vi
いま久しぶりにリームを聴き始めてみたが、正直なところ、彼等がまじめにこれらの曲に取り組んだらアルディッティQは職を失うんじゃないかと思うほど完成度が高く聴き応えがあります。
五年ほど前にアルディッティQが初台で20世紀マラソンコンサートをしたときバルトークの三番を取り上げていましたが、その直前にABQが紀尾井でやってた同曲と比べたら雲泥の差でした。
ABQが味わい深い濃厚な演奏を聞かせたのに対して、アルディッティのほうは楽譜の再現に止まっているなあと感じました。
アルディッティQの存在価値は多産にあるだろうから、曲を繰り返し聴きこむのであればABQの熟成された演奏でなければ耐えられません。
アイネムの一番も、アルティスQがORFEOに入れた盤と比べると力の差が歴然としてます。
もともとABQはコンサートでも現代曲を必ず1曲は演奏するという方針だった。
それが全曲ベートーヴェンなんてありふれたプログラムを組むようになり、
たまに現代曲をやっても熟成と生ぬるさとが紙一重というような微妙なスタイル
に変貌してしまった。バルトークの弦楽四重奏曲は既に古典というべきだろうが、
ABQで聞くとたしかにそれを実感する以上にこんなに聞き易く伝統的な味付けを
してしまっていいのかという疑問の方が頭をよぎる。もちろんそれを味わい深い
と聞く人がいてもおかしくないと思うけどね。
114 :
名無しの笛の踊り:
歳を取るとパッツンパッツンの現代音楽が体力的に受け付けられなくなるのです・・・。
しかし下手なカルテットでは協和音の音程を合わせきれずに不協和にしてしまう瞬間が多いから、
現代曲や新ロマン主義的な曲で突如ふっと現れる(はずの)協和音が殺されてしまう例をよく聴きます。
ABQはそのあたりをはずさないから安心して聴ける。
崩してもいいところと駄目なところをちゃんと分けてる、とでも言えるでしょうか。