1 :
名無しの笛の踊り :
2005/07/06(水) 14:10:30 ID:GPLlg/mS
2 :
名無しの笛の踊り :2005/07/06(水) 14:10:46 ID:GPLlg/mS
3 :
名無しの笛の踊り :2005/07/06(水) 23:08:26 ID:dIQkD4Xt
あり〜人少ないんじゃ・・・
4 :
名無しの笛の踊り :2005/07/07(木) 01:40:38 ID:pZ1YAVKe
4様。
5 :
名無しの笛の踊り :2005/07/07(木) 11:20:36 ID:8OQZiNum
5木ひろし。
6 :
名無しの笛の踊り :2005/07/07(木) 23:24:40 ID:Aybm7T0C
6 まあぼ ど〜おお ふ が たべ た〜い〜な〜 交響曲第6番田園より
7 :
名無しの笛の踊り :2005/07/07(木) 23:36:30 ID:pZ1YAVKe
マイケル 7サコフ。
8 :
名無しの笛の踊り :2005/07/08(金) 00:27:20 ID:XgUyx9R4
ずばり、誰の全集を買うべきか教えてくれ
9 :
名無しの笛の踊り :2005/07/08(金) 00:30:48 ID:muv3OlvX
いろいろ聴いたけど、グルダ、アラウ、ゼルキンがいい。
>>8 いろいろ聴いたけど、バックハウスが究極。
飽きが来ないどころか、聴く度に気付く新たな味わい深さに
思わず「ホゥッ!」と唸ってしまう。
>>11 同意。ほんと、いろいろ聞いて、グルダもいいな、ソロモンもいいし、等々
で(そして実際いい演奏である)、結局バックハウスを聞くとなんか
ほっとするね、安心して聞けるっていうか、豊かな音がうねるような感は
音楽すべてがなっているって感じ。そういうバックハウスがいい人はモノ
の方ではなく、ステレオ盤の方がいいですよ。
13 :
名無しの笛の踊り :2005/07/08(金) 16:54:25 ID:6TdOjFQ5
誰か前スレの950からのログもってない?
昨日はゼルキン聞いた
16 :
名無しの笛の踊り :2005/07/08(金) 22:06:33 ID:+UML2mkM
>>8 グルダとギレリス(全集じゃないけど)がいいね。
ついでバックハウスとケンプかな。
あとハイドシェックも買ったけど、イマイチだった……。
18 :
名無しの笛の踊り :2005/07/11(月) 11:30:34 ID:g6m5orqs
俺もそろそろ全集の一つでも買っとくかな。 バックハウスでいってみるよ。
>>18 それがいい。王者の風格のある演奏で、音楽が鳴り
響いています。モノの全集ではなく、ステレオの全集の方が良いよ。
20 :
安田某 :2005/07/11(月) 18:09:09 ID:Yq+baqlk
オレは断然ポミエのを取る。
オレはブフビンダーかグルダ
22 :
名無しの笛の踊り :2005/07/12(火) 00:35:41 ID:u5PsAaP5
俺はバックハウスが一番、ついでグルダだと思うが 持っているのは何故かアラウ (^^) 個人的には(サブとして)仲道郁代に期待してるんだが。
23 :
名無しの笛の踊り :2005/07/12(火) 01:33:26 ID:y3Y8HNwr
グルダはあの12枚組のがいいですよね。 全部ドイツ語だけど。
バックハウスがベーゼンドルファーを 軽々と操るブラームスが好きだ ベートヴェンスレでごめん
>>24 軽々という表現が適切かどうかは別にして、
バックハウスのべ^ートーヴェンが王道を行くベートーヴェン
だとしたら、ブラームスやモーツアルトのは味わい深い演奏だね。
シューマンになるとちょっとダサいかな?
わたしもベトスレでごめん。
26 :
名無しの笛の踊り :2005/07/13(水) 01:11:19 ID:5R8RmzBD
27 :
名無しの笛の踊り :2005/07/13(水) 01:45:39 ID:GDHTHsQV
重厚な古典でバックハウス、お気に入りでブッフヒンダー、若手の溌剌さでパール。
>>22 仲道の全集待つなら横山でガマンしとけ。
>>26 それ、高くて迷うが・・・多分買っちゃう。
>>26 バラで何曲か聴いてるけど録音が悪すぎるし
曲によっては、つんのめるように早弾きしてて感心しない。
とくにハンクラにはがっかりさせられた。
半額だったら飛びつくんだけどね。
29 :
26 :2005/07/14(木) 02:44:57 ID:f7ETcp1C
>>26 国内盤は買ったが、ものによってはステレオでも盤起しのような針音ノイズがあり
録音状態はかなり萎えだった。今回の復刻がどうなっているかは知らないが。
31 :
28 :2005/07/16(土) 15:01:01 ID:gPP3YOcb
>>29 そんなこと訊かれてもね…
あなたがグルダのファンで
ベトソナのマニアだったら
買っておくべきじゃない?
俺ならグードの全集さがして、そっち買うけど。
同じ1万出すなら。
ついでに、早弾き=△、速弾き=○ かな…
33 :
名無しの笛の踊り :2005/07/18(月) 17:21:34 ID:bQlYI8QV
ケンプの「悲愴」が好きだなぁ
34 :
名無しの笛の踊り :2005/07/18(月) 23:16:26 ID:86uYj5Hl
月光はアラウがすきだなぁ
35 :
名無しの笛の踊り :2005/07/22(金) 20:00:21 ID:XHzBz90v
ロルティのハンマークラヴィーアが最高です。 この盤を既に聴かれた方の感想をおながいします。
36 :
名無しの笛の踊り :2005/07/23(土) 00:15:26 ID:76SAts2j
こんどリサイタルで最後にテレーゼをやろうと思いますが、地味ですかねぇ?
37 :
名無しの笛の踊り :2005/07/23(土) 01:03:33 ID:g7ulQPU3
テレーゼ最後はいかなものでしょう…
33 私も〜一番最初にベートーベンのソナタに逢ったのが、ケンプの悲愴だったの♪ ケンプはすばらしい!
39 :
名無しの笛の踊り :2005/07/23(土) 03:00:14 ID:76SAts2j
>>37 ありがとうございます。そうですよね。。やっぱ前半にします。今回はシューマン、ブラ、モツ、ベトのプログで構成してるのだけど小品ばかりなので。。うーん。やはり葬送にします。スレ違いごめんなさい。
40 :
名無しの笛の踊り :2005/07/24(日) 00:59:32 ID:WphC8BrB
おめーらのベートーベンのソナタ、ベスト5って何? 俺的には 1悲愴 2月光 3テンペスト 4ワルトシュタイン 5ハンマークラビア
41 :
名無しの笛の踊り :2005/07/24(日) 01:10:16 ID:ZQKv7dKk
32 31 30 23 7 かな?
42 :
名無しの笛の踊り :2005/07/24(日) 01:10:47 ID:ZQKv7dKk
嘘。やっぱり5つには絞れない。
43 :
名無しの笛の踊り :2005/07/24(日) 03:49:16 ID:RW3htsH5
31 テンペスト 悲愴 熱情 27 だね。
44 :
名無しの笛の踊り :2005/07/26(火) 20:31:24 ID:jbrgv9Iv
親がバックハウスのレコードを持ってる。 40年位前のレコード(原盤?)、マジでビビッた。
私も持っている。ベトソナタ全集10枚組み。英DECCA盤。
46 :
名無しの笛の踊り :2005/07/26(火) 21:13:28 ID:jbrgv9Iv
バックハウスのレコードって結構簡単に手に入るの?
バリー二はどう?
48 :
名無しの笛の踊り :2005/07/26(火) 21:44:43 ID:H5P0Q4m2
10月のアファナシエフ逝く香具師いる?
50 :
名無しの笛の踊り :2005/07/27(水) 22:47:29 ID:I3lFL5Q/
テンペストってどういう意味なの?
嵐
52 :
名無しの笛の踊り :2005/07/27(水) 23:22:51 ID:I3lFL5Q/
そうなんだ!サンクス!
お聞きします!! ジャン=イヴ・ティボーデのような打鍵を駆使してベートーヴェン全集出してる人いますか? 重々しくなく、離脱の早い打鍵です。後期ソナタはまるでハチャトリアンを弾くかのような そんなピアニスト、いないでしょうか。。 博識の方々!お願いいたします。
54 :
名無しの笛の踊り :2005/07/28(木) 05:34:20 ID:l7w2AM2Z
私は、ラドゥ ルプーというピアニストの弾く ベートーベンが好きなのですが、それに対して ご意見等よろしくお願いします。
55 :
名無しの笛の踊り :2005/07/28(木) 10:41:17 ID:9EZGZCjL
>>53 そんな風にベートーヴェンを弾くピアニストは居ない。(万が一居てもきっと駄演)
>>54 好みは人それぞれでいいんじゃない?
(個人的にはルプーはシューベルトが一番合ってると思うけどね)
>>53 強いて言えばグルダか?
ティボーテとは全然違うが、打鍵のスピード感という意味では一致する。
>ティボーテとは全然違うが、 そんな事言ったら、グールド。当然ティボーデとは全然違うが。
58 :
名無しの笛の踊り :2005/07/28(木) 11:49:41 ID:llKFsxQd
>55 なるほど、シューベルトですか。 今度チェックしたいと思います。 どうもありがとうございました。 実は私、現在ロサンゼルス在住ですが、 こちらではこの人のCDって店頭でほとんど 見かけたことがないんです。 検索したら日本では結構CD出してるみたいなんですが 世界的な知名度、人気という点ではイマイチな方なんですかね? 以前中古で、確かペライアと共演している物があったと 思うので今度買っておこうと思います。 ほかにもどなたか、ルプーが好き、あるいはここが 嫌いといったご意見ありましたら、どんどんお聞かせ 願えませんか。せひ参考にさせていただきたいと思います。
まあアメリカはクラシック自体あまり聴かれないからね。
>>58 俺もルプー好きだけど、
とりあえずシューベルトスレにでもいったほうがいい。
個人的にルプーはシューベルトだと思う。
D960, D958, 即興曲は超名演。もちろん他もいい。
D959はもう一度録音してほしい。
俺はブレンデルや内田光子が苦手なので、ケンプと一緒に聴いてる。
ただそこまでCDがたくさん出ているわけじゃない。
スレ違いすいません。
ベートーヴェンのピアノソナタで悲愴、月光、ワルトシュタイン以外
のCDってそちらではどれくらいでてるの?
あ、ちなみにベートーヴェンの演奏も好きだよ。
61 :
名無しの笛の踊り :2005/07/30(土) 02:20:08 ID:+0HGB9Tj
>>60 今度、シューベルトスレチェックしときます。
そこまで気がつきませんでした。ありがとうございます。
でも、ルプーのベートーベンがお好きな方がいて嬉しいです。
また、ベートーベンのその他のソナタ音源は
こちらでは残念ながら見たことがありません。
60さんのおっしゃる『悲愴、月光、ワルトシュタイン』
のアルバムは、私が小さいころ日本で聞いていたルプーの
レコードであって、実はこのアルバムでさえ、ロスでは
CDを見たことがありません。
たまたまこちらでルプーの
『グレートピアニスト オブ 20th センチュリー』
というCDを発見した際に『月光』が入っていたので
懐かしくて購入したのです。確認はできませんが、
この月光は上記レコードと同じ音源かと思われます。
クラシックに関して言えば、アメリカで日本未発売
の貴重な音源等を見つけることは中古の廃盤等以外
はちょっとありえないように感じられます。
日本のほうが量、質ともに豊富で羨ましい限りです。
>>58 ぺライアとの共演は米ソニーのモーツアルト2台のピアノのためのソナタだな。
たしか米国の研究者がこれ使って実験した所から、モーツアルトのかの曲が
頭のよくなる曲と言われて一時馬鹿売れしてたよな。ただこの盤は同曲の中では
端正でおとなしいので、他の演奏と比べて聴いてて頭が良くなる気がせん。
もっとも米国発祥だから、米国では買いやすいのかな。
ルプーの場合、シューベルトは外れがないと思うが、他にシューマンとグリーグの
ピアノ協奏曲も、ちょっと線は細いがいいな。もっとも、米国でユニバーサル(デッカ)
を買うのは苦しいのかな。
ルプーのべトソナタ集の話を聞くと、非常に懐かしく思えてきた。ありがとう。
聴いてたのはLP時代だから、今度CD探してみよ。あっ、そう言えばべトと言うと
協奏曲3番っていうのもあったよな。
63 :
名無しの笛の踊り :2005/08/02(火) 17:57:06 ID:tqgWhgAA
ルプーが弾いてる、その他の有名どころのベソナ音源は 存在しないのか?熱情 ハンマーグラビア テンペスト等 あるのならば、ぜひ聞いてみたい。
ハンマークラヴィアはあったような
65 :
名無しの笛の踊り :2005/08/02(火) 23:03:54 ID:UrEyzZJ1
>>63 >>64 ルプーのベートーヴェン、ソナタは前述の8,14,21以外には19,20のみ。
66 :
名無しの笛の踊り :2005/08/03(水) 01:23:45 ID:uN+khwyQ
67 :
名無しの笛の踊り :2005/08/03(水) 01:37:15 ID:uN+khwyQ
いや〜ルプーかあ。懐かしいな。 ワタシも昔、62さんと同じく3大べトソナのLPを 聴いたクチだが、やはりこの人と言えば、シューベルト! この点に関しては誰も文句をいうやつはいないだろう。 とか言うと、文句言う輩もでてくるのかな?
68 :
名無しの笛の踊り :2005/08/03(水) 01:46:51 ID:uN+khwyQ
ちなみに、ピアノを習い始めた幼いころ、ショパンか 3大ベソナ程度しか知らなかったワタシにシューベルト シューマン、ブラームスの作品を聴くきっかけとなった のが、何を隠そうこのルプーさんなんだなあ。 当時、ルプーが好きで必死になって彼の弾いてるショパンを 探したが全く見つからず、子供心に『なんで売れ線のショパン を弾かないんだ?みんなが買うのになあ。』とか(笑)とても 不思議に思っていたころが懐かしい。
69 :
名無しの笛の踊り :2005/08/03(水) 01:53:52 ID:uN+khwyQ
すまん、さっきからチョコチョコとルプーについて 書いているが、ここはベソナのスレだもんな。 ピアニスト ルプーのスレとかご存知の方、 どうか教えてください。そっち行かせて いただきます。 引き続きベソナ談義どうぞ。 。 ひ
どうでもいいが、省略するなら「ベソナ」でなく「ベトソナ」の方が一般的だと思われ
ルプーのベトソナ最近発売されたよね? 復刻なのかな? 悲愴の二楽章と月光の二楽章絶品でした
>>71 それが、上でも出ていた録音です。
(輸入盤でも、同時期に何種類か出ましたね…)
確か、ルプーの国内デビュー盤でした。
初期のソナタをもっと聴きたいですね。
73 :
名無しの笛の踊り :2005/08/06(土) 21:15:06 ID:J7K5Bszx
ユージナのハンマークラヴィア、やっとゲットした。 ピアノはなんか不思議な音。 一楽章はかなりいい、3,4楽章あたりは自己崩壊気味。 同じアルバムのブラームスはまたよい。 だれか感想求むぞ。
フランス人でベートーヴェンのソナタ全集録音してる人結構いるけど、どれがいいの? ナット レヴィナス ポミエ プリューデルマシェル 他にいれば追加よろしく。
>>73 ユージナは32番とディアベリを持ってるが、ハンマークラヴィーアがあるとは
知らなかった。
しかしあの曲でいろいろ聴き比べなんていうのは到底エネルギーが
追いつかない悪寒 (^^;)。
76 :
名無しの笛の踊り :2005/08/11(木) 23:27:35 ID:xwLoYG+g
ユーディナの1950年頃のP協ライヴCDを聴いたが、平凡だった。 この人が何で神のごとく尊敬されてるのか、サッパリ解らなかった。
そりゃ天才でも時には凡演駄演することもあるだろう。 俺もそんなに色々聴いてるわけではないが、32番は凄い (ハチャメチャなところもあるがw) エロイカ変奏曲、32の変奏曲も良い。ベト以外ではストラヴィンスキー のソナタや協奏曲。これがまた常識的なストラビ像とは相当ずれてて・・・
78 :
名無しの笛の踊り :2005/08/12(金) 06:22:26 ID:68o5Jhth
ピアノソナタの全集をつくるにしても、 グルダやバレンボイムのように、 短期間に一気に録音する人もいれば、 バックハウスやアラウのように、 何年もかけて録音する人もいますよね。 こういうのってピアニストの性格によるんでしょうか。 それともレコード会社側の都合なんでしょうか。
>>78 ピアニストの都合というか性格だと思う。
メーカー側がいくら「早くしろ!」とせっ突いてもアーティストが「イヤ」と言えば手も足も出ない。
横山幸雄みたいに30歳くらいで全曲録音を完成(しかも全てライヴ録音)させてしまう人もいれば、グールドみたいに20年近くかけて途中で放棄した例もある。
メーカーによっても違いがあって、Deutsch Grammophonは他のジャンルで儲かってるせいなのか、アーティストが長い期間をかけて録音する例が多い。
ただ、ギレリスは完成目前で死んでしまったし、ポリーニもそろそろヤヴァそう。
マイナーレーベルから毎年のように全曲盤がリリースされているのに、DGのベト全曲盤がケンプの新旧盤とバレンボイム新盤のみというのは異常。
80 :
名無しの笛の踊り :2005/08/12(金) 11:53:20 ID:Hd6PF/rU
ギレリスによる第32番Op.111は聴きたかったなあ。
81 :
名無しの笛の踊り :2005/08/12(金) 18:43:12 ID:CkAW9IKw
バガテルの良いCDではどんなものがありますか? イェネ・ヤンドーとアルフレッド・ブレンデルのを持っていて満足しているんですけど、 ほかにもいろいろ聴いてみたいと思っています。
83 :
名無しの笛の踊り :2005/08/12(金) 19:13:25 ID:8bJfdWTG
84 :
名無しの笛の踊り :2005/08/13(土) 01:52:39 ID:Wtkqq6NB
>>81 グールド。考え抜かれた素晴らしい演奏だと思う。
85 :
名無しの笛の踊り :2005/08/13(土) 06:23:00 ID:7mZ7sHL8
「エリーゼのために」もバガテルの一つでしたっけ? 大物ピアニストもよく録音してますよね。
>>84 考え抜かれたっていうより、虚構性の高い演奏。
それで、バッハなどは成功しているんだが、
そのバッハにしても、いいとは思っても真に感動しない。
>>84 グールドに1票
>>86 虚構性の高い演奏って、どういう意味ですか。
音楽って、それ自体として虚構でないものですよね。
むしろ、音楽にたいして虚構性の高さを感じるのは
聴き手の問題だと思うんですが(虚構性が高いと言い表せるものが、あるとすればですが)。
グールドがピアノ弾いたのはフィクションじゃないですよねえ、どう考えても。
よくわかりもしない言葉を使うのはみっともないのでは。
第一動機が○○だから○○ と具体的に説明するのではなく 精神性とか 虚構性とか 抽象的な単語を並べるだけで 説明したつもりになってるのが クラヲタですから
>>86 あなたの言う虚構性とはつまり「インチキ」とか「こけおどし」の意味なんだろうね。
グールド=イカモノという紋切り型の評価しかできないのに、わざわざ「虚構性」なんて衒学的な造語をする必要はない。
>>81 の質問に答える気がないならイチイチ下らないレス付けるなよ。
>87 > よくわかりもしない言葉を使うのはみっともないのでは みっともないというのは、こういう風に断定すること
〜なのでは って「断定」だったんだぁ 勉強になりますたw
92 :
名無しの笛の踊り :2005/08/13(土) 14:42:27 ID:ob30Fl4t
どっちにしろグールドは糞。 それがわからんグールドヲタが過剰反応、カッコワルッ
どっちもどっち
>>92 グールドが糞とまでは思わないが、彼のバッハはバッハそのものを
すべて分解し、それからかれなりに再構築する、それを前に虚構性
と呼んだんだが、グールドの熱烈ファンにはそれが気に障ったようだ。
グールドの虚構性によって仕上げられた演奏は、イギリス組曲や
フランス組曲、パルティータなどすばらしく成功した例もあるし、
インヴェンションや平均律のように今ひとつのもある。と書きつつ
またグールドファンが騒ぎ出すかな?
ある種のバッハはグールドがベスト思うが、他の作曲家のはグールド、
ぜんぜん面白くない。ベートーヴェンとグールド?何ですか、それは?
さあ、グールド狂の面々方々、おぬしたちの出番であるぞよ。
>>91 もっと勉強しなさい。”よくわかりもしない言葉を使うのはみっともないのでは”
で議論できるのは、みっともないのかそうでないかの議論はできる。しかし、
”よくわかりもしない言葉を使う”というのはその議論を支えている前提条件で、
疑問の余地のない真実である。つまり、”あなたはこの言葉をよくわかって
いない”と話しては勝手に決め付けているのである。それを断定していると
いっているのである。
もっと勉強しなさい。
96 :
名無しの笛の踊り :2005/08/13(土) 17:14:11 ID:poVLFMfM
>>93 そもそもどっちもどっちじゃ84氏が救われないでしょ。すなおな感想をのべたまでなのに、
普通に考えて89氏の
>>81 の質問に答える気がないならイチイチ下らないレス付けるなよ。
が正しいよ。
97 :
名無しの笛の踊り :2005/08/13(土) 17:42:34 ID:ob30Fl4t
グールドヲタにはグールドの録音はすべて盲目的に礼賛する奴が多い。 だからちょっとでも批判すると罵倒。 もはや宗教法人グールド狂。
>>94 要素に分解して再構築することが虚構なら、演奏はすべて虚構ということにならないと
筋が通らないんですが。バッハの曲を演奏するときに、部分を取り出して練習して
最後に通しをやることは、分解して彼なりに再構築することじゃないんですかねえ。
あと、相手の反論されたのが、気に障ったからって、気に障ったようだ、騒ぎ出すかな?などと
感情的な表現をするのは、よしたほうがいいと思うよ?
>>95 勝手に決め付けてませんよ。
ちゃんと虚構という言葉の使い方がおかしいことを説明してあるんだから。
>>87 馬鹿でない限り、
>>87 の説明で一応カタがついていることを理解できるでしょう。
演奏=ピアノを弾くという事実が虚構でないことは自明なんだから。
それから、「よくわかりもしない言葉を使う」は、説明した後に、最後に書かれた文章で、
こういう文章は「結論」といいます。前提条件ではありません。あなたはためにする批判の
ために、結論部分を「勝手」(根拠なく)に前提条件とみなしただけでしょう。
もっと勉強しなきゃならんのは、あなたですよ。
相手の反論されたのが、気に障ったからって、→相手に反論されたのが気に障ったからって、
それから、
>>98 では、あくまで
>>94 のジャーゴンにあわせて応じましたけど
94の「虚構」の使い方は、すでに
>>87 で説明したとおり、端的に間違っていることに変わりはないんで、
勘違いしないでね。
きょ‐こう【虚構】事実でないことを事実らしく仕組むこと。
グールドが仕組んだ演奏がバッハにあわないのは、グールドが仕組んだ事実が
バッハにあわないだけで、バッハとの関係で虚構なのではないです。
バッハのジャズアレンジが、バッハの原曲との関係で虚構である、などとトンチンカンなことを言う人は
いませんよね。
100 :
名無しの笛の踊り :2005/08/13(土) 19:51:16 ID:ob30Fl4t
さすがグルヲタ、必死だなwww
さすがに夏だねぇ 残暑が厳しいやww
102 :
名無しの笛の踊り :2005/08/14(日) 09:14:22 ID:RFsxoJla
グールドの30番3楽章、5分ぐらいで終わるんだったかな。
グールドは気取り屋のナルシスト。それがいい方向に演奏に 現れるときもある。たとえば、バッハ。もっともバッハでもインヴェンション なんかはまったくだめだけど。なぜグールドが ベトすれに出てくるのか不思議。よっぽど信者がいるんだな。 怖いこってす。
バガテルop.33はともかくop.126はかなりがっかりしました。どうも見え透いていて。 グールド的にもいまいちなんじゃないかと想像します。 グールド好きな人からして、ベートーヴェンのソナタ録音でいけてるのが あったら知りたいけど・・・。
>>104 > バガテルop.33はともかくop.126はかなりがっかりしました。どうも見え透いていて。
見え透いた弾き方というのがグールドの特徴。早く弾くか遅く弾くかのどちらか。
> グールド好きな人からして、ベートーヴェンのソナタ録音でいけてるのが あったら知りたいけど・・・。
あなたがグールド好きか嫌いかが判らないので薦めようがないが、初期のソナタは絶品。
中期のソナタはイマイチ。「テンペスト」あたりは非常に平凡。
CD1枚だけというなら「悲愴、月光、熱情」の定番。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=493807 「月光」が非常に個性的で素晴らしい。素っ気なく弾く第1楽章、超快速の第3楽章。
「悲愴」「熱情」も聴いて面白い演奏ではあるので、この1枚だけ買ってみては?
グールド談義(叩き?)はこのあたりで止めて、話をまともな方向に持って逝こう。
HMVが期間「未定」で値下げセールをやっているらしい。全てのCDが対象。
Boxセットも安くなっていて、タチアーナ・ニコラーエワの全集が4,491円になってる。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1472364 > 例えば「月光」の終楽章などで弾ききれていない部分やミスタッチなど目立つ
> 演奏の荒さを気にしなければ間違いなくベストの全集。
というのを読むと買う気をなくすんだが、持っている人の評価を聞きたい。
107 :
名無しの笛の踊り :2005/08/14(日) 15:40:37 ID:1gGHgtEE
84がかわいそうだな。心はずたずただな。きっと
>>105 ありがとうございます。5番のハ短調ソナタとかあれば面白そうだし
初期を聴いてみるかもしれません。
>>74 同じく気になります。レヴィナス、プリュデルマシェールは分売してないですよね。
ポミエはあまり話題にならない? 良いのなら後期ソナタ集(28〜32番)は買っておきたい
ですけど。安いし(・∀・)
109 :
28 :2005/08/14(日) 18:58:17 ID:eyL+51Ju
110 :
109 :2005/08/14(日) 19:01:08 ID:eyL+51Ju
名前が28になってしまったが、ちゃいます。 失礼。
>>109 > ニコラーエワ、バッハなら色々聴いてますが
> やっぱり、ミスタッチをそのまま録音する人で
> それなりに味わいはあるのですが、技術的には「?」と感じました。
> ベトソナをどんな風に弾いてるのか興味深いんですが
> 「演奏の荒さ」を聴き流すわけにはいきませんよね。
詳細なレスどうも。やっぱり見送りでオッケーみたいね。
> それよりも、横山幸雄の全集(ソナタだけじゃなくピアノ曲COMP)の
> 爆安(12CD \4,190)が驚きなんですけど。
漏れはもちろん注文済み。
5千円くらいで売ってた時に買わずに後悔していたが、4190円で買えるとは!
ところで、CD8
(1)ピアノ・ソナタ第19番ト短調作品49−1
(2)ピアノ・ソナタ第20番ト長調作品49−2
(3)ピアノ・ソナタ第25番ト長調作品79《郭公》
(4)ディアベリのワルツによる33の変奏曲ハ長調作品120
というのがチョト解らない。ディアベッリって2枚にまたがる場合すらあるのに、何でソナタ3曲一緒に入るスペースあるの?
ちなみに、漏れの手元のリベッタは結構速い演奏だが、53分ほどかかってる。
横山持ってる人は情報下さい。
>>111 トータルタイム71分、ディアベッリは48分。
全曲ともテンポが速いし、ソナタ3曲はベートーヴェンのソナタ中で
演奏時間のもっとも短い4曲中の3曲(あとは22番)だから、
特におかしくはないでしょ。
113 :
111 :2005/08/15(月) 01:18:44 ID:BX/tmpoc
>>112 即レスありがとう。
しかし、ディアベッリ48分とはまた速いこと。何であんまり話題にならないんだろう?
ところで、あなたの横山評をどうぞ。どうせ買うから、叩きまくってもオッケーですよ。
>>113 >ところで、あなたの横山評をどうぞ
人に物を頼むときにはもっと適切な聞き方があると思うが。
買う気なら別に他人の評価ならどうでもいいだろ。
115 :
名無しの笛の踊り :2005/08/15(月) 04:48:02 ID:SEURnUFI
横山のって全曲ライブ録音だそうだけど、演奏後に拍手があるんだろうか。
116 :
名無しの笛の踊り :2005/08/16(火) 21:31:01 ID:p7csnoKu
>>114 「どうぞ」って言ってるんだから別にいいじゃん
「しろ」「どうよ」って聞くよか100倍イイってば!
俺は2chでは「どうよ」の方がマシに思える。
118 :
名無しの笛の踊り :2005/08/17(水) 23:23:08 ID:3gilhQzS
>>115 48分と言われてエッと思ったが、聴いていてそんな速過ぎるという気はしなかったが。
ちなみに同盤のソナタ25番のフィナーレは、速め横山にしてはえらくのんびりしていた気が。
ちなみにディアベリ冒頭など客音はやや目についたりする所もあるが、拍手はしっかり
除去されている。
横山の録音はベトソナタ、協奏曲、ショパンの練習曲集、「シェール・ショパン」 と聴いてきてるけど、どれもみんな音がキンキンして軽い感じだね。 それが悪いとは思わないけど、生で聴いてもあんな感じなの?
>>119 横山に関してはリストの超絶技巧練習曲集こそが聴き。あの軽さが良い。
難曲で力を発揮するタイプなのだが、本人は自覚してないのでいつも一本調子だが。
というか音キンキンしているか?
121 :
名無しの笛の踊り :2005/08/18(木) 03:56:39 ID:5/w1w+3I
>>118 >ちなみにディアベリ冒頭など客音はやや目についたりする所もあるが、
>拍手はしっかり除去されている。
それはいいですね。
Op.109やOp.111を聴き終わったあとに爆発的な拍手が入ると白けるから。
テンペストでお勧めはありませんか? グールドのを聞いたんだけど、何となく軽い感じがして。 凄みのある演奏が聴きたいんです。
>>122 グールドファンがまた騒ぐだろうけど、バッハ以外はグールドを
聞く必要はありません。テンペストなら、音が大聖堂の中で鳴り
響いているかのようなバックハウス、若さがあふれ、はつらつとした
熱演のグルダ、緊張感が高く、巨大な力が内包しているリヒテル
(いくつかあるうち、brilliantに入っているやつが1番いいかも
知れません)。
テンペストって名曲だよね。 ワルトシュタインや熱情よりもテンペストが好きだ。
125 :
名無しの笛の踊り :2005/08/20(土) 12:15:17 ID:wTwt5uJh
>>123 ポリーニはどう?
ところでここは聴くほう専門ですか?
126 :
名無しの笛の踊り :2005/08/20(土) 15:06:40 ID:oY648iDg
>>123 グールドはバッハ、モーツァルト以外を聴くべきだと思うが。
>>122 グールドは確かに切れているが軽いよね。 漏れは嫌いじゃないけど。
そしたら、傾向は違うが横山やグルダ(新)も軽いってことになっちゃうかもね。
そうなるとやはりスーケルがでかいリヒテル、怖いグリンベルク(ヴェネツィア全集箱)、
みっちりしたアニー・フィッシャー( フンガロトンの箱)、定番のバックハウスってとこかな。
あとは凄みというより硬い石でゴツンとやられてる感のギレリスか。
全然お薦めはしないけど、一番教則的なのは仲道郁代だったりして。
>一番教則的なのは仲道郁代だったりして ウホッ!
>>127 >みっちりしたアニー・フィッシャー
実はアニー・フィッシャーのワルトシュタインを聴いて、
スタジオなのにライヴのような気迫のこもったプレイに圧倒され、
全集を買おうと思っているのですが、、、^^
「みっちりした」というのはどういう感じかをもう少し詳しく教えていただけませんか?^^
その他のピアニストの評価はピンとくるのですが、
アニーの「みっちり」というのが自分にとっては新鮮な表現で、
どう感じられたのかすごく興味があります、、、
130 :
名無しの笛の踊り :2005/08/23(火) 17:41:58 ID:2exrHznQ
>>123 バッハ以外はグールドを聞く必要はありません。
その言い方はここではやめたほうがいいですよ。たとえば
「私はバッハ以外はグールドを聞く必要はないと思う」
と言うのはどうですか?
131 :
127 :2005/08/23(火) 18:08:56 ID:vA04/4bU
>>129 さん
アニー・フィッシャーの場合、音と音の間がびっしり詰まっていて、とにかく真面目で
いつも全力投球という感じ。 みっちりした…ってそういうこと言いたかったんですが。
ワルトシュタインをお聴きになったなら、その印象を全篇に引っ張っていけばいいと思います。
ただし、そのため長時間聴くとやや肩がこること、そして切れ味とか軽妙さはあまり見出せないこと、
そして箱のお値段がやや高めという欠点があるような気が。 録音は悪くないんでは。
これにフィルターをかけて、マイルド・中庸にすると仲道郁代タンかな。
132 :
名無しの笛の踊り :2005/08/23(火) 21:22:49 ID:yoJfY1v3
ピアノソナタ試聴できるサイトありませんか? 表題がついてるような有名なものだけでも いいのですが。 プロアマ問いません。
133 :
129 :2005/08/23(火) 22:56:35 ID:7b9fJHCQ
>>131 おお!!ご丁寧にありがとうございます^^
非常によく分かります。イメージできます。
あのワルトシュタインのノリで全編いくのなら期待が持てます^^
>>ただし、そのため長時間聴くとやや肩がこること、
>>そして切れ味とか軽妙さはあまり見出せないこと
これ、よく分かります、、、
アニーの演奏は一発勝負のライヴのつもりで聴かないと
こちらも体力持ちませんもんね、、、^^
近いうちに全集購入します^^
134 :
名無しの笛の踊り :2005/08/24(水) 05:47:41 ID:w0KFd6FT
月光でお勧めは誰でしょうか?? 今度演奏会で3楽章を弾く事になったので色々聴いてみようと思っているのですが…
>>134 漏れ的愛聴盤
本命 堅固で渋いバックハウス(ステレオ)
正攻法の激しさゲルバー
柔らかい響きアラウ(旧盤)
対抗 ピチピチとしつつ深みを増したキーシン
一発録りがスリルだぜシュナーベル
元祖女豹アニーフィッシャー(旧盤50年代)
大穴 ディナーミク改変しまくりのぶっとび爆演ホロヴィッツ
つつがなく演奏会を終えたいなら本命盤を!!
ちょっと個性を主張したいなら対抗盤を!!
破門されてもいいなら大穴でw
136 :
135 :2005/08/24(水) 08:49:44 ID:UqNQrA/L
ちなみに月光V楽章の演奏時間を速い順に並べると、、、 シュナーベル 6:23(!!) キーシン 7:11 バックハウス 7:18 アニーフィッシャー(旧) 7:24 ホロヴィッツ 7:26 ゲルバー 7:28 アラウ(旧) 7:41
137 :
名無しの笛の踊り :2005/08/24(水) 10:16:18 ID:3cah5y9G
ではワルトシュタインのおすすめは?
まっしーさん、こんにちは。
139 :
135 :2005/08/24(水) 12:18:47 ID:UqNQrA/L
>>137 これは、、、CDではお気に入りがないのでつorz
なぜなら、ワルトシュタインは
2、3年前に聴いたゲルバーの実演が頭から離れないのでつ^^
ゲルバーはCDだと音が硬くてすこし耳が痛いんだけど、
実演の響きはすごかった!!
意外なことに10年前に聴いたアリシア・デ・ラローチャの響きに近い気がした。
暖かい音色に周りから包まれるような至福のひと時、、、
だからディスクを聴くときはいつも彼の実演を思い浮かべながら聴いてまつ^^
ゲルバーの実演に、CDで一番近く聴こえるのは、なぜかアラウの旧盤(50年代)w
記憶に残っているゲルバーの実演に解釈と響きがよく似ていまつ^^
ゲルバーが影響を受けたのかな?
だからおススメってわけじゃないけど、アラウの旧盤をよく聴きまつ。
ワルトシュタインは漏れも好きな曲なので、
皆さんのおススメも教えてくだされ^^
>>137 ホロヴィッツの月光や熱情・悲愴、7番はあんまり好きではないんだが
ワルトシュタインだけは、なぜか良く聴くんだよね。何でだろ。
あと、三楽章のあそこをグリッサンドで弾かないのが好きだという理由だけで
バックハウス(モノ)。
>>140 バックハウス(モノ)、他の曲はいかがですか?
モノラル盤のほうを評価する人も多いので気になりまつ、、、
>>141 推進力はモノだが、ステレオ盤の方が腰がすわっている場合もあって良し悪し。
モノ盤はLP時代一枚1200円の時は良く聴いたが、CDになってからは値段が
高めなので、ちと手を出しずらいなぁ。
>>141 やはりステレオ盤のほうがいいですよ。モノのほうがいいと思える
曲もありますが、しかしステレオの方がいいと思う曲の方が多い。
>>144 バックハウスのモノが”十二分に音悪し”という耳の人なら、
シュナーベルの方は聞くに堪えないよ。
私などは音質云々以前に、シュナーベルのような
舌足らずな演奏は嫌いですがね。
>>145 早速のお答え、ありがとうございます。
バックハウスの場合、CD化があまり上手くいっていないという印象でした。(特に第29番)
上記のシュナーベルは、ソロモンやケンプ旧盤程度の出来を期待するのも無理でしょうか?
ずばり、無理です。
148 :
145 :2005/08/25(木) 16:51:39 ID:0tLvAyQK
>>146 ケンプの旧盤程度は無理だと思いますが、ソロモンは
testamentでほとんど持っていますが、このソロモン盤
は音がこもっているような録音状態のものが多く、あまり
私はこのような録音状態を好みませんが、シュナーベル盤は
そのようなこもった録音状態ではなく、その点では優秀ですが、
音がやはりふやけています。ちょうどあの当時の(30年代)の
HMVの録音状態並です。たとえば、フィッシャー
のモーツアルトやバッハの平均率並でしょう。私は前にも
書きましたが、シュナーベルは好きではないので買いませんが、
もしシュナーベルに興味があったなら、この価格ですから
購入したと思います。
なおバックハウスのCD化ですが、私の買った日本盤は非常に
うまく復刻されています。同演奏の英DECCAのLPも所有しますが、
私の耳にはLPよりもいいぐらいです。
横山の買った とりあえず23番、21番と聴きました。 うまいけど満足度いまいち
野平さんや迫さんの全集はどうなのですか? あまり、レポを見ないけれど…。
151 :
名無しの笛の踊り :2005/08/25(木) 23:30:05 ID:rL8g+SeY
亀かな? ワルトシュタインならホフマンのライブ録音は外せませんぜ!
152 :
名無しの笛の踊り :2005/08/26(金) 00:02:21 ID:inYUW+9M
>>148 あなたのお持ちのバックハウスのCDって帯に新リマスタリングって書いてある
やつですか?
グールドのハンマークラヴィーア最高!! フーガ最高!!
154 :
134 :2005/08/26(金) 03:27:38 ID:zGqfuePk
>>135 >>136 おぉ!ご丁寧にしかもわかりやすくありがとうございます!
シュナーベル 6:23 ってのは早いですね…すごい
あと爆演ホロヴィッツ ってのが面白そうなのでこの2点をまず探してみようと思います
>>154 ホロヴィッツの月光は、悲愴とか熱情とかとカップリングであるよ。
漏れは大好きだけど不良っぽい演奏だから気をつけてねw
なんせV楽章の最初のsfzを無視してるからwwwwwww
シュナーベルは、
>>145 あたりにも書いてあるけど、
録音が古いので、音質はあまりよくないです。
ただ、戦前の欧州の大家の、壮絶な演奏ですw
全集はあるんだけど、分売されてるかどうかはわからない。
ミスタッチもあるけど、一発録りのスリルはサイコーだよw
>>151 !!!
それって、演奏開始前に
「トーンクラスターのような分散和音を弾いて、自然に第1楽章が始まる」
という「あの」名盤でつか!?
157 :
144 :2005/08/26(金) 12:47:39 ID:GiMLn3rP
>>148 145さん、ご丁寧な書き込み、ありがとうございます。
シュナーベルの録音は古いですから、音質には期待できないのもしかたなさそうですね。
廉価で購入できるうちに一度聴いてみようと思います。
私のバックハウスの全集は国内初期盤で、音質にいまいち納得がいきません。
新リマスタリング盤を手に入れたほうが、幸せになれるかもしれませんね。
>>152 解説によれば、新たにオリジナルテープからリマスタリング
されたとあります。型番(っていうのかな?)POCL4731/8
です。前にも書きましたが、私の所有するLPは英デッカの
輸入盤初でのものですが(こう書くのは、フルヴェンファンが
初期のLPを褒め称えているのを良く見かけるので)、もっぱら
聞くのは上記のCD盤で、これの方が良く聞こえます。
159 :
名無しの笛の踊り :2005/08/26(金) 23:38:13 ID:f5Gm1oEO
>>156 おそらくそうでせう。
ショパンのバラ4もいいよ。
音質のことをいわれたらかなわんが。
スレ違いかも知れないが、ナクソスから出ているワインガルトナー編曲のハンマークラヴィーアを聴いた。 ポルタメントだらけのオケが気持ち悪いといえば気持ち悪いが、編曲そのものはなかなかよく 出来ているのでは、と感じた。もっとも一般的にはこの編曲は駄作と言うことになっているらしいが。
ワインガルトナーは、第1級のベトヲタなんだから、その心意気を誉めてやろう。 普通の奴じゃ、やりたくても、やれん。
あの編曲誰かが演奏してなかった?最近。うろ覚えだけど。
163 :
名無しの笛の踊り :2005/08/31(水) 19:09:34 ID:j0swCoya
ベートーヴェンのソナタ18番の第4楽章がとてもベートーヴェンだとは思えない楽しい曲ですがあれはどういう心境で作ったのかすごく知りたいのでわかる人教えてください
ベートーヴェンの楽しい音楽はほかにも結構あると思うが? 作品が作者のその時の心境を反映してるとも限らんし。
>>144 バックハウスに第29番のステレオ録音は存在していたっけ?
たしかディアベッリ変奏曲に疑似ステレオが存在していたけど、
音質の良いモノラルの方を収録したという話だったかと思ったが。
>>165 ステレオ録音はないはずです。144氏の思い違いでしょう。
ところで、バックハウスの29番といえば、ブザンソンライブを、
フランスにいたとき、歴史的録音と銘打ったラジオ番組で
聞いたことがあるのですが(カセットテープに録音しました)、
これ、CD化されてませんかね?すごい演奏でしたが。
167 :
名無しの笛の踊り :2005/09/03(土) 22:35:53 ID:ErEhrRpH
スプラフォンからでてるイヴァン・モラベッツの演奏もすごいよ。 収録曲は悲愴・月光・告別・27・32変奏曲で 全部名演だと思ったけど、特に悲愴1楽章、月光3楽章の疾走感、緊迫感が たまらなかった。名手なのになかなか日本に来てくれないのが残念。
168 :
名無しの笛の踊り :2005/09/04(日) 02:49:51 ID:0wwevy7/
自分の練習用に買ってきた、バックハウスは何故か妙にが小さかった・・・モノラル? 月光、悲愴、ワルトシュタイン、熱情が入ってるやつだったんだけど。 悲愴を弾こうと思って買ってきたのだが、穏やかな曲は特に雑音が酷くて。 でも悲愴の第2楽章はとってもよかったです。あと月光の第3楽章。
169 :
名無しの笛の踊り :2005/09/06(火) 18:26:41 ID:ciCnCt2t
全集買おうと思うんですが、横山と迫のどっちがいいでしょう?
面白さでは横山、誠実でマジメな演奏が聴きたいなら迫。
現時点では、横ちんの全集がリーズナブルでお勧め! 単品で買うなら、迫の中期作品は聴きもの。 カップリングもイイ!
172 :
名無しの笛の踊り :2005/09/10(土) 19:21:42 ID:H0whwHjW
そんな全集買わんでも他にいくらでもあるでしょう。
173 :
名無しの笛の踊り :2005/09/14(水) 15:27:37 ID:FX47NvPS
変奏曲やバガテルの話をここでしてもいいですか?
174 :
名無しの笛の踊り :2005/09/14(水) 23:17:28 ID:xDcB+aZ5
>>166 そんなのがあるのですか?
ブザンソンライブは、駅売りCDで「月光」をもっていますが、
ステレオ全集盤(モノは聞いてない)より格段に素晴らしい演奏でした。
あの伝で素晴らしいのなら是非聞きたい。
175 :
109 :2005/09/15(木) 14:44:08 ID:un/+Pa7Q
176 :
166 :2005/09/15(木) 14:58:53 ID:N2l6RhW+
>>174 あるんですよね。いまだに私はカセットで持っていいます。演奏は
すばらしいものです。”月光”はおっしゃる通り、ブザンソン59年
ライブが定番(ステレオ、モノ)よりも勢いがあり、こちらの方が
上ですね。晩年の68年にもライブの月光がありますが、彼の晩年の
演奏に時折見られる切れの悪さがあります。手の動きが
多少、悪くなったんですかね?やはり年なんですね(といっても
最後のリサイタルで最初に弾いた21番などは定番よりも上かも)。
定番2種でもちろん私は、録音を考えなくても、ステレオ盤
を押しますが、しかし、晩年録音のものの中には、そういった多少
歯切れの悪いのものもあり、モノのほうがいいのもあります。ともあれ、
ベトのピアノソナタは音楽がとうとうと鳴り響いて流れ出し、
安心してその世界に浸れるバックハウスが、私には1番です。
ブザンソンライブのハンマークラヴィーア、出ればいいのですけどね。
あまり知られていないようなので、どうなることか。
177 :
174 :2005/09/15(木) 18:38:16 ID:YIUD+3mi
>>174 なるほど。ご教示感謝。
因みに私はカーネギーホール・ライブも大好きです。
やっぱりライブの方がいいみたいな気がする。
ステレオ盤も「テンペスト」とか「田園」とかいいですけど。
178 :
176 :2005/09/15(木) 19:37:43 ID:NWH0+Zsy
>>177 録音しておいたテープ調べました。そしたらなんと録音した
当時のプログラムも出てきました。それによれば以下の通りです。
1959年のブザンソンのライブ:プログラムはすべてベートーヴェンの
ソナタ:6,7,14,29番。
以上です。このうち14番がcd化されて、貴君の言われるとおりの
すばらしい演奏なのですから、すべてCD化してほしいものですね。
ま、私は幸いすべてテープ録音が手元にあるにはありますが、
やはりCDで手軽に聴きたいですよね。
ご指摘のカーネギーホールのライブ、従来の豊かに音が鳴り響き
音楽がうねっているかのような”バックハウス節”にプラスして、ライブ
ならではの勢いがありますね。32番のみが定番のステレオより
スケールが小さいように思いますが、ほかのソナタはすべて定番より
もいいかも知れない。ともあれ、人からバックハウスを一枚紹介してくれ
といわれたら、多少の迷いはあっても(モーツアルトのピアノソナタ、
ブラームスのピアノ曲、ベトのソナタ全)このカーネギーホールのリサイタル
を私は薦めますね。
長文失礼!
BSでやっているフレディケンプの悲愴、 一楽章のリピートの箇所が、自分が知っているのと違う。 楽譜が異なっているのかしら?
180 :
名無しの笛の踊り :2005/09/21(水) 22:53:29 ID:P8HePejZ
どう違う?
181 :
179 :2005/09/22(木) 09:52:37 ID:RqxORr94
提示部のリピート、 音楽之友社標準版では、アレグロの部分だけを繰り返すけど、 ケンプの演奏では、はじめのGraveも含めてリピートしていました。
182 :
名無しの笛の踊り :2005/09/22(木) 19:43:36 ID:mEdoAfCt
>>179 自筆譜には11小節目にはリピートマークが無いらしい。
183 :
名無しの笛の踊り :2005/09/24(土) 17:54:10 ID:SA8NbTW/
ベートーヴェンの自筆譜は、どれもぐちゃぐちゃで読みづらいそうだ。
184 :
しょるてー :2005/09/24(土) 21:35:19 ID:5xoVDZ47
初です。 ミケランジェリの32番聴きましたが、良い曲ですね(普通ですみません) ミケランジェリのベートヴェンの評価はどうなんでしょうか??
>>184 32番は特に素晴らしい曲だと思います。第2楽章の透明な輝き・・・(・∀・)
ミケランジェリのベートーヴェンの評価はわかりませんが、BOXの晩年の32番ライヴは
緻密なコントロールが失われていて、いくらか寂しい印象です(・ω・)
恥ずかしいのですが、ふぁ汁○イがどうしても好きで、 ドイツまで行って聴いてきました。 「熱情」「ワルトシュタイン」「テンペスト」を演奏したCDもゲット。 去年の紀尾井での「熱情」は不評でしたが、CDのあがりはずっと ソフィスティケートされています。(声バリバリ入ってますが) ジャケ写がまた、ファンキーでクレイジーな演奏を予感させる・・(涎) すみません、○イ命なもので。
> ふぁ汁○イ > ○イ 伏せる意味のない伏字をするキチガイ
188 :
名無しの笛の踊り :2005/09/26(月) 13:40:36 ID:X+Yx/dDV
第32番のおすすめCDを知りたい。
189 :
名無しの笛の踊り :2005/09/26(月) 21:50:03 ID:ZXlt5cMS
190 :
名無しの笛の踊り :2005/09/26(月) 21:59:18 ID:hrmjYoVw
>>189 素直に「これなど お気に召すと思うのですが」と教えればいいんだよ、小僧が。
191 :
186 :2005/09/26(月) 23:17:30 ID:HKPUrnqh
>>187 だって恥ずかしいんですもん
2CHでは色物扱いされるので
でもどうせ叩かれるんだわ
>>191 いや、確かにCDで聴くサイは良かったよ。(とくにテンペスト)
紀尾井町でのリサイタルが不調だったのでは?
でも、このまま後期の作品にも手を出すか…といえば甚だ疑問。
初期の作品に至っては、想像すら出来ないなあ。
>>192 迫は個人的にはひたすら音符のみをなぞってるってだけで何も無いって
感じたけどね。でもこれもあくまで個人的意見で
>>170 のような意見もあるから買う前にどこかで借りて聞けたらいいね
迫文代
197 :
186 :2005/09/28(水) 22:48:49 ID:2TEhkkH0
>>193 もー涙、涙のレスでした。感激です。
わたしもテンペストがよいと思ひました。
独逸にお住まいですか?
>>188 バックハウス
アラウ
本命はバックハウスだけど、そっけないと感じる人もいるかも。
その点アラウは硬派ながらも柔らかさがあって良い。
ン〜?
200
>>188 > 第32番のおすすめCDを知りたい。
どういう演奏が好み?
意外と誰の演奏聴いても悪くないと感じる作品なんだけどね。
古典派作品であることを重視すれば、ペダルをあまり踏まないケンプあたりが「正統」的か。
初期ロマン派の時代に書かれた作品だということを考慮すれば、ペダルで濁らせまくりのバックハウスも「逸脱している」とまでは言えない。
怪演として知られるグールドはケンプよりは寧ろロマンティックな演奏。
第1楽章のテンポが快速なのが評論家の指弾の的になってるが、オリジナル楽器による「第9」第3楽章の快速テンポを考えれば別に問題があるとは思えない。
1956年のモノーラル録音の割りには良い音質なので一度聴いてみて欲しい。
32番、正統的ではないのかもしらんがユージナのは面白いぞ
203 :
名無しの笛の踊り :2005/10/03(月) 19:44:12 ID:1ezS0GYR
面白そうだ。
204 :
名無しの笛の踊り :2005/10/05(水) 00:14:34 ID:iBvwYyFD
シフの1〜4番、もう聴いた人いる?
205 :
名無しの笛の踊り :2005/10/05(水) 00:22:00 ID:X502gsfG
32番だと 一番面白いのがエリー・ナイのフォルテピアノ版 いまの古楽器奏者でここまで大胆な奴は居ない。
>>188 ベトの精神にまで到達しているいる正統派の名演ならアシュケナージ
>>206 荒らしを呼びたいのですか?
>>205 エリー・ナイのフォルテピアノ盤があるとは初耳。どのレーベルから出てるの?
208 :
名無しの笛の踊り :2005/10/05(水) 04:00:03 ID:X502gsfG
>>205 COLOSSEUM CLASSICS
COL 9103.2
209 :
アラウ好き :2005/10/05(水) 04:46:36 ID:CVyy5bC5
アラウ(1960年代録音)とケンプがすき。 アラウは晩年にも月光・ハンマー以外録音していて、独特の味わいのある演奏を しているのだが、旧盤は聴けば聴くほどしっくりと納得できる。 例えば、テンペスト一つを例に挙げても、過度に激しくなく、弱くもなく、 何度聴いても飽きない。自分の感性にあっているんだろうね。 よくケンプの演奏は、技術的に弱いなんていわれるけど、ケンプからベトソナを 聴き始めた自分は長い間、それが分からなかった。 何年もしてアラウを聴いて、ようやくその意味がわかったような気がする。 といってもケンプの演奏が好きなことには変わりないけど。
>>208 ありがとう!
紹介ページ見つけたので、探して買ってみます。
http://www.sarabande.net/colosseum/catalogue.html COL 9013.2 エリー・ナイ ベートーヴェンの最後のピアノを弾く
ベートーヴェン:
アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO.57
アルバムの綴り イ短調 WoO.59「エリーゼのために」
パイジェッロの歌劇「水車屋の娘」からの二重唱
「わが心はうつろになりて」の主題による6つの変奏曲 WoO.70
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
エリー・ナイ(フォルテピアノ)
録音:1965年、ボン、ベートヴェン=ハウス
ベートーヴェンが最後に使っていたハンマーフリューゲルを使用。
この楽器はこの録音以降使用禁止となったため、これはきわめて貴重な録音。
15番「田園」って表題付きなのにあまり話題にならないですね。 曲の途中から始まるような1楽章の出だしの雰囲気が好きですね。 1楽章と4楽章はまさに「田園」にふさわしい曲(タイトルは後付け らしいですが)で、交響曲をイメージした感じです。交響曲6番より 好きです。2楽章も好きです。3楽章はおもしろい曲ですね。 ピアノソナタの中で、ワルトシュタインに次いで田園が好きです。
212 :
名無しの笛の踊り :2005/10/05(水) 23:11:07 ID:YaQqjZOk
31番の第3楽章の後半のフーガでpoi a poi di nuovo vivente って書いてあるのはどういう意味ですか?
少しずつ生き返るような感じて、ってところかな。
214 :
212 :2005/10/06(木) 00:10:31 ID:Gp/r3Te4
>>213 抽象的で難しい表現ですね。
解釈としては最後に向かってそのようにすればいいんですかね。
>>211 あの曲は、マターリしてますからな。
マターリ
マターリ
マターリ
あまりにマターリしているので、ま、書きこみしなくてもマターリしてりゃいいよなあ、
と思ってマターリしちゃうんですよ。
216 :
アラウ好き :2005/10/06(木) 01:14:33 ID:FIYfjpz4
))211 私もワルトシュタイン好きですが、 グルダのを初めて聴いたときはあのテンポにびっくりした。 田園はたしかにいいですね。
217 :
名無しの笛の踊り :2005/10/06(木) 17:03:03 ID:rffhMmhh
ワルトスタインの三楽章 これ そーそーみれーそーどーみ のトリルつくところ。 どうやって弾くの? メロディーレガートで弾かなきゃだめ? 切れてペダルでつなげていいの?
スクリャービンはベートーヴェンが嫌いだったが、田園ソナタだけは 好きだった、みたいなことをネイガウスが書いていたはずですが、 田園ソナタって、他のソナタに比べて、どういう点に特徴があるですか?
>>218 田園ソナタは交響曲なんです。すごくのどかで。他の有名なソナタとは違い、
主題が明確で華々しくはなく、霞がかかったようにぼんやりしています。
余程心が落ち着いてないと、こんなにのどかな曲は作れないと思います。
力強いところもあるんですが、しつこくなくて良いです。
2楽章は、少し気難しい顔をしたベートーベンが目に浮かびます。それでも
悲愴や熱情みたいに重々しい雰囲気はありません。終盤の主題を分散和音的に
崩した展開が素敵です。
3楽章は愛嬌一杯でモーツァルトのような遊び心が見えます。可愛いらしい曲です。
4楽章も1楽章と似ていますが、モグラが散歩しているみたいな左手のリズム
の出だしは、少しおどけた感じで3楽章の余韻が感じられます。
百読は一聴にしかず?ですが、初めて聴いていきなり気に入られる曲ではないか
もしれませんね。何回も聴いて味が出てくるようなソナタです。
田園ソナタは、とにかく、マターリしてるから、聴きなはれ。
田園、ギレリス盤はちっともマターリしていない。 第1楽章がまるで葬送曲。恐い。でも凄い。
>>221 ギレリスと”マターリ”とは相容れないと思うが。やはり
よく言われている”鋼鉄”という形容がぴったしでしょう。
そこに彼の凄さもあるんだが、しかし、色がそれ一色
で、彼の演奏にはあきがくる。
グルダさんの若い頃の田園2楽章は、左手の引きずるようなノンレガートが特徴 的ですね。グルダさんはジャズも好きなようなので、2楽章なんか好きな曲だっ たかもしれませんね。ベートーベン自身も2楽章がお気に入りだったそうですが。
224 :
名無しの笛の踊り :2005/10/08(土) 22:22:51 ID:xQvBf2Sg
田園は全然聴いてないなあ。13番なんかは結構好きなんですが。 ところでシフの新譜、2枚組みで1〜4番だけなんですね(・ω・) 普通に考えると、最後まで出す気ないだろって思いますが、ECMなら大丈夫 なんでしょうか・・・。ライヴだから録音はもう全部終わってるのかな??
225 :
アラウ好き :2005/10/09(日) 01:21:00 ID:oYIAOHy/
熱情、ぐいぐいと推進力がある力強い演奏を聴きたいのだけれど、 誰が適当?ギレリス?リヒテル?
>>225 リヒテルのモノかグリンベルク ギレリスはがっちりしてるけどね(ry
228 :
アラウ好き :2005/10/09(日) 13:26:30 ID:FR7Oxd26
>>226 227
ありがとう。単体で買えればいいのですが。
さがしてみます。
ゲルバーの全集完結は無理なのだろうか? レーベルの予算難? 本人の意向? 実演聴いてないんで、秀和が絶賛してた頃と今の状況・実力が変わったのかな? 教えて、エロイ人
>>229 2,3年前のゲルバーの実演の悲愴とワルトシュタインは最高だった。
響きが柔らかくて包まれるような陶酔感と、
がっちりとした構築感が見事。
しかし、あの人はCDだと音が凄く硬くて、録音で損してる。
また、器用なタイプじゃないから次々に録音というのは苦手。
(本人も、「霊感がわかなきゃ録音しない」って言ってるし)
たぶん本人の意向と、
コストが割に合わないっていう事情の両方じゃない?
漏れ的にはもっともっと評価されて欲しいんだけど、
CDじゃ彼の良さは全く分からないからねえ、、、
>>230 録音で損しているというより、タッチに問題あるんでネーノ
と思ってしまう。27番の冒頭とか14番の終楽章とか熱情
の終楽章コーダとか、つんざくような爆音。。実演聴いた
ことないのが残念です。
232 :
230 :2005/10/12(水) 17:59:02 ID:GrHTqVVg
>>231 かもしんない。
2,3年前の公演でも、最初の5分間くらいは
ステージでも痩せた硬い響きでがっかりしたが、
突然音に拡がりと豊かさが生まれて、
あとは終演まで陶酔するような名演だった。
お客がいないと燃えないのかなwwww
233 :
231 :2005/10/13(木) 06:04:20 ID:NIvwBM+r
>>232 私もこの人の緩徐楽章は好きなんですけどねー。
29番を録音する気力はもう失せてしまったのかな。
全集完結させてほしいですよね。
234 :
230 :2005/10/13(木) 18:57:28 ID:g8d1Zdf6
>>233 つうか塔でゲルバーのラフマニの3番のライヴ注文したよ。
ベトじゃないけど、彼の初のライヴCDを聴くのが楽しみw
どう録れてるか気になる。
235 :
名無しの笛の踊り :2005/10/14(金) 23:48:32 ID:mBcyNO/Z
>>235 そのようですな。
グルダ アマデオ で、ググってみなはれ。
237 :
名無しの笛の踊り :2005/10/15(土) 04:23:45 ID:Yu8//Jh8
>>235 のCDってノイズがあるようだけど気にならない程度の傷?
>>235 私は購入したからいえるけど、アマデオと同じ盤だよ。演奏は私はなどは
バックハウスのほうを好むが、しかし、グルダの若々しい演奏も捨てがたい。
なお、購入するならyamachikuがhmvより5000円ほども安くて7300円
ほどだったかな。16日までその値段で、それ以降だと8100円ほどだったかな。
ま、確認して。ただし在庫は2セットのみと書いてあった。
>>237 10番のフィナーレ、プレーヤーによっては飛ぶかも。
240 :
235 :2005/10/16(日) 07:18:00 ID:LANVREwF
レスありがとうございます。早速注文してしまいました。
241 :
名無しの笛の踊り :2005/10/17(月) 23:53:24 ID:0ljlzf0M
よかったね
アマデオの初期盤は楽章毎にトラックを切っていなくて(インデックスが入っていた)不便だった。
244 :
名無しの笛の踊り :2005/10/21(金) 18:49:07 ID:HzIuF723
マジで…それ糞仕様だな
グルダのアマデオ録音は長年愛聴してますが、 デッカの旧全集ってどんな感じでしょうか? 良いものならいずれ購入してみようと思ってます
>>245 いずれ買うのなら、今買えよ。それでレポする。それを見て私は考える。
>>246 ははは、それじゃひとつ買ってみましょうか。
バックハウスのベートーヴェンにしろヴァルヒャのバッハにしろ、
旧録音もけっこう面白かったし。若きグルダもきっと面白そう。
レポは不得意なので勘弁。
>>245 録音はあまり良くない。一応ステレオだが、ヒスノイズらしきものがけっこう聞いていて耳につくことがある。
以前、抜粋盤を持っていたが、アマデオ盤があればいいと思って売却してしまった。
250 :
名無しの笛の踊り :2005/10/22(土) 10:27:21 ID:6NjE/a3I
251 :
名無しの笛の踊り :2005/10/22(土) 11:32:53 ID:xrUxWFaF
>>217 メロディ叩く一瞬トリルは途切れる。でもつながって聴こえるはず。
その部分レガートで弾いてる演奏聴いたことない。
253 :
名無しの笛の踊り :2005/10/23(日) 03:06:59 ID:v2vxvcFo
どもありです その2つをくっつけたCDがタワレコで安売りしてたので買いました。 でもアファさんのコンサートはベートーベンソナタなのでそのCD探したんですが売り切れでした。ショパンのノクターンも売り切れでした。残念
255 :
sage :2005/10/25(火) 23:46:55 ID:GFy8IgYC
ハンマークラヴィーアのお勧めは誰? ケンプのモノラル版聴きましたが、妙にもっさりしていて 今ひとつ気持ちが盛り上がりません。 テンポ良く正確に、なおかつ情感こもってるのがいいんですが。
>>255 ポリーニ
グルダ
ブッフビンダァ
アシュケナージの旧盤
>>245 遅レスだが…
グルダのベートーヴェンは何時のものも面白い、と個人的には思ってる。
今手元に1950年のop.101と1959年のop.109の共にベルリンでのライブ
があって久しぶりに聴いてみたけどとても感心したね。
旧全集と新全集、どちらもグルダファンならもってて損はないと思うな。
例えて言うなら、バーンスタインのマーラー全集。一般的にはより完成度が
高く録音も良いDG盤で十分だけど、バーンスタインやコアなマーラーファンは
曲によってCBS盤を好む人もいる。また旧全集を聴くことによって一層DG盤が
よく分かると言うことも出来るでしょう。
俺に言えるのは、グルダのデッカ全集、けっして凡演じゃないよ。
260 :
名無しの笛の踊り :2005/10/27(木) 01:23:53 ID:VIYmX/Yg
技巧が安定していて変な癖がなくて最近ポミエの全集が気に入ってます あ、それから録音もきれいです
262 :
109 :2005/10/27(木) 19:45:48 ID:KXaPgLsf
レーゼルは、ベト、ブラームスなどを10枚ほど聴いたが 唯一、ハンクラだけがNGだった。 その他は素晴らしかったんだけど。
263 :
名無しの笛の踊り :2005/10/27(木) 21:05:26 ID:RgFFOkhQ
グルダのベートーヴェンソナタ全集、新盤と旧盤、どっちかを買おうと思うのですが、(どちらも良いとレスがありますが)どっちが更によい仕上がりになってますかね??
>>263 仕上がりは当然アマデオ盤。
上のレスはあくまで、すでにアマデオ盤を持ってるグルダファンが
さらに旧盤を買うのもけして無駄じゃない、と読むべき。
265 :
名無しの笛の踊り :2005/10/27(木) 23:41:48 ID:jt3BErxI
ヴェデにもがっかりした。
ハンクラは、ふつーにポリーニがいいと思うんですけどね。
268 :
名無しの笛の踊り :2005/10/28(金) 04:25:54 ID:t8Sq04Zc
なにが「ふつーに」なのか判らない。 まさかレコ芸で推奨してるから? ほかに理由があるのですか?
>>268 「ハルサイなら誰?」と質問すれば
必ず「ブーレーズ」と、答えが返ってくるのと同じように
ポリーニの(初期の)録音をプッシュする人は多いでしょ?
わたしゃ、そうした脊髄反応が嫌いなんだけど
255さんが「ケンプのモノラル版聴きましたが、妙にもっさりしていて」
とおっしゃっているので、ポリーニをお奨めしたまでです。
レコ芸なんか読んだこともないし
ポリーニを神格化する気もまったくありません。
「ふつーに」ポリーニのハンクラを素晴らしいと思い
ヴェデのハンクラを生ぬるいと感じているだけです。
気に障ったのなら謝りますね。ごめんなさい。
270 :
名無しの笛の踊り :2005/10/28(金) 10:22:43 ID:cUn7MwJE
レーゼルのは3大ソナタしか聴いてないけど なんか異和感あります。 テクも良いし癖もないのだけどこういう曲では本来ないような。 ブラームスの独奏曲はすばらしいんだけど。
271 :
名無しの笛の踊り :2005/10/28(金) 11:30:36 ID:211+vOOq
>>255 岡田博美のハンマークラヴィア、カメラータのCDがまだ手に入るうちに
買っておくといいよ。いずれまぼろしの名盤としてお宝になるはず。
ほんとかな?
273 :
くみこ :2005/10/28(金) 12:48:13 ID:ze1LZCcp
はじめまして、突然ですがクラシックをかっこよくリミックスした曲ばかりがはいっているCDがあると聞いたのですがタイトルなどが全然わかりません、もしお勧めなどがあれば教えて下さい。よろしくお願い致します。
274 :
名無しの笛の踊り :2005/10/28(金) 13:16:38 ID:211+vOOq
>>272 Mr. Heuwell Tircuit, a famous music critic, strongly recommends Okada's HammerKlavier
as one of the best performances ever.
コーホー君ですら有名な評論家なわけだが。
276 :
名無しの笛の踊り :2005/10/28(金) 13:30:45 ID:211+vOOq
これはどうもご親切に。
>>255 さん、在庫あるそうですよ。
278 :
名無しの笛の踊り :2005/10/28(金) 18:23:24 ID:S+DzpoAa
>>279 豚の喜びを知らずにどうして死ねようか。
281 :
名無しの笛の踊り :2005/10/29(土) 01:40:05 ID:UmetqRqC
アファナシエフで、テンペスト・田園・10番・27番を聴いてきた。グールドの域に達しとるぞよ。(・∀・)イイヨイイヨ
283 :
名無しの笛の踊り :2005/10/29(土) 03:05:06 ID:aBUCeBoy
>>281 そうか。 塔のユニバーサル白箱特価が底値だった時と比べると驚く値段ではないが。
それよりも、ちゃんと日本で売るのか。 糞でのん原盤じゃないから大丈夫かw。
286 :
名無しの笛の踊り :2005/10/29(土) 09:44:27 ID:9uJnPet1
289 :
名無しの笛の踊り :2005/10/29(土) 14:14:16 ID:XqFs2XiI
ヴェデルニコフの31番の終楽章の迫力にびっくらこいた。 バックハウスしか知らなかったので。 ついでに32番2楽章。 バックハウス 13:01 アニー=フィッシャー 17:20 ヴェデルニコフ 19:29 ウゴルスキー 26:59 バックハウスとヴェデルニコフの差(06:28)よりもヴェデルニコフとウゴル スキーの差(07:30)の方がまだ開いていることに驚き。
コワセヴィッチはどうでしょう?
>>290 全曲揃ってないけど、旧盤の方が断然イイ!!
でも新盤も標準以上の出来だと思う。奇を衒った演奏ではなく、とても誠実。
テクも安定していて、安心して聴ける。
旧盤にない曲を新盤で補うのがお金持ちの聴き方かも
292 :
290 :2005/10/29(土) 20:26:27 ID:cPD3srqf
>>291 なるほど。
古い有名ところはだいたい聴いたので、
最近のを探してます。
293 :
名無しの笛の踊り :2005/10/30(日) 21:25:02 ID:mT0VtczA
ただ聴くだけでなく楽譜を眺めながら聴けば一層面白いかと(当方 楽譜は読めません)思うのですが、みなさんどの版をお使いでしょ うか?ヘンレ版がスタンダードでしょうか。
>>293 当方ヘタレなのでカセッラ版使用。ヘンレの運指は、手が
小さめの漏れにはキツイっす。
296 :
名無しの笛の踊り :2005/11/02(水) 05:55:46 ID:IfiIZbwC
298 :
名無しの笛の踊り :2005/11/02(水) 22:27:56 ID:e7lmLOpG
>>297 しかもこっちだと協奏曲全集付のようだな
てかかなりお買い得じゃないかw
299 :
名無しの笛の踊り :2005/11/03(木) 05:54:01 ID:izaBGXcy
ニコラーエワってどうかな?
300 :
名無しの笛の踊り :2005/11/03(木) 07:33:45 ID:MlxVc3yK
ゼルキンが一番
301 :
名無しの笛の踊り :2005/11/03(木) 10:53:59 ID:5xCfjTjM
イヴ・ナットが一番
>>301 ____ 、ミ川川川彡
/:::::::::::::::::::::::::""'''-ミ 彡
//, -‐―、:::::::::::::::::::::三 ギ そ 三
___ 巛/ \::::::::::::::::三. ャ れ 三
_-=三三三ミミ、.//! l、:::::::::::::三 グ は 三
==三= ̄ 《|ll|ニヽ l∠三,,`\\::三 で 三
/ |||"''》 ''"└┴‐` `ヽ三 言 ひ 三
! | / 三 っ ょ 三
|‐-、:::、∠三"` | ヽ= U 三. て っ 三
|"''》 ''"└┴` | ゝ―- 三 る と 三
| / ヽ "" ,. 三 の し 三
| ヽ= 、 U lヽ、___,,,...-‐''" 三 か て 三
. | ゝ―-'′ | |::::::::::::_,,,...-‐'"三 !? 三
ヽ "" ,. | | ̄ ̄ ̄ 彡 ミ
ヽ、___,,,...-‐''" ,,..-'''~ 彡川川川ミ
厂| 厂‐'''~ 〇
| ̄\| /
303 :
名無しの笛の踊り :2005/11/03(木) 14:55:22 ID:0inE+Jjo
ゲルバーはどう? 最近再発されたみたいだけど。
ゲルバーすら聴いた事の無い和敬塾さんはグールドでも聴いてなさい
…と、
>>303 を読んで“聴いたことない”と決め付けてしまう単細胞茶水組合秋葉石丸君の弁。
>>303 の「どう?」を読んだら、普通の人は『聴いてないんだな』と思うが…
返しとしてはあまりにも追いつめられてるみたいで、哀愁を誘うな。
自演乙
308 :
名無しの笛の踊り :2005/11/03(木) 20:46:03 ID:MCKHgEOu
ageて状況の打開を図る
>>307 他の人と間違わないで下さいよ
お馬鹿さん
>>307 自分だけがひとりぼっちになるのが嫌なんだね。
ゴメンヨ、俺は
>>309 とは違う人なんだ。
君が身元を晒されて慌てた上に、勘違いしちゃったみたいだよ。
悔しいだろうが、ここは大人しく引き下がった方がいいと思うよ。
未聴であれば、この機会に是非。 確か初出の半値くらいになってると思うし。 初期〜中期は愛聴盤。 後期の幾つかは、わたしも今回買います。
312 :
↑ :2005/11/03(木) 22:58:14 ID:uCYTVm7i
313 :
名無しの笛の踊り :2005/11/04(金) 09:12:08 ID:OSJqU/KC
>>304 あなたみたいな幼稚な方がここを一番あらしている張本人なんじゃないでしょうか?
ゲルバーは好きですがゲルバー聴かないとなにかおかしいのですか?
グールド好きな人もここにはふつうに常駐してると思いますよ。
なぜそういう余計な事を言うのでしょうか?迷惑だからいいかげんにしてください。
benntobenn
初期・中期・後期って、正式にはどう分かれるんだ? 最近は、5期分類・6期分類のようだけど。 俺的には、分量等を勘案して、こうい感じ。 初期1 1番−11番 初期2 12番−20番 中期 21番−26番 後期 27番−32番
317 :
名無しの笛の踊り :2005/11/04(金) 17:43:05 ID:9rMfdTh0
弦楽四重奏の場合 初期:(1800年まで) 1-6番 (op.18) 中期:(1810年まで) 7-11番 (op.59-95) 後期:(最後まで) 12-16番 (op.127-135) ピアノソナタをこれと同じ線で分けてみると 初期:1-11番、*19-20番 (op.2-22、op.49) 1793-1800 計13曲 中期:12-18、21-26番 (op.26-81a) 1801-1810 計13曲 後期:27-32番 (op.90-111) 1814-1822 計6曲 [*19&20番は1790年代の作]
318 :
名無しの笛の踊り :2005/11/04(金) 17:51:17 ID:9rMfdTh0
念のため 19&20番(op.49)は3番(op.2/3)と4番(op.7)の間に書かれた、ごく初期の作品
エロイカ以前と以後で分ける考え方とると、 ワルトシュタイン以降を中期とするのも一理あるね
Op.31〜Op.90 が中期ってのがオーソドックスな分け方だと思うが Op.26〜28 は中期に入れてもおかしくないな。 まあ便宜的なもんだからあまり拘ることもないが。
印象上、 ワルトシュウタイン = エロイカ なのよなぁ。
様式の上ではピアノソナタの方が交響曲より先行してるような。 Op.31は第2交響曲と同年だな。
323 :
名無しの笛の踊り :2005/11/05(土) 08:35:57 ID:wS4o5kwj
ワルトシュタイン = エロイカ = ラズモフスキー = チェロソナタ第3番
324 :
名無しの笛の踊り :2005/11/05(土) 14:52:24 ID:dmyICSR7
たしかフルトヴェングラーだったと思うが、ベートーヴェンがその真の才能を発揮するのは 作品50以降だという分け方をしていたが、そのとおりだな。
326 :
名無しの笛の踊り :2005/11/05(土) 18:39:11 ID:oyjkf2xo
明日夜のポリーニのハンマークラヴィアが楽しみでならない…
327 :
名無しの笛の踊り :2005/11/05(土) 18:43:30 ID:FH8H7DCz
笠松裕史
330 :
名無しの笛の踊り :2005/11/06(日) 00:48:14 ID:YPYOOyD3
アファナシエフのレポート頼む
>>329 ありがとうございます。
さっそく次に休みが取れ次第探してみますね。
しかし、どうしてバックハウスはこんなにも人気があるの?
人気がある演奏者を駄目とか言ったらセンスが無いと思われちゃうだろ! 何言ってんだ!ぷんぷん
>>332 ツインマーマン辺りがサクッと引導を渡してやれば、
あんな音も運動神経も悪い演奏にしがみつかなくて済むのにな
>>332 ベートーヴェンをうまく弾くピアニストは、ピアノをうまく
弾いている感じなのだが、しかし、バックハウスは一音
なるだけで、音楽が鳴り響くのです。
336 :
名無しの笛の踊り :2005/11/07(月) 12:13:09 ID:Y4p9nMIa
バックハウスて音汚いじゃん
バックハウスの演奏は、聴いててあまり疲れないから、俺は何度も聴いてる。 逆に、1回聴くと疲れてしまうのはアラウとポリーニ
自分でピアノを弾いていなくて、普段は交響曲ばっか聴いているような人には、 バックハウスのピアノは頭の切り替えが要らないから、聴きやすいからかな
>>339 どうなんだろ?
受動的に聴くには心地よいが、
演奏家に共感を持って聴くにはバックハウスのテンションは低すぎ、
みたいなところとか?
>>339 空虚な、内容のない言葉の羅列。
”自分でピアノを弾いていなくて、普段は交響曲ばっか聴いているような人”
って、どういう人?またオペラばっかりきている人は?
君はは物事をもっと全体の中で考えた方がいいよ。
>>342 弾かない香具師ハケーン。弾かない人には>339の書いてることは理解できまい。
自分はピアノ弾くが>339や>341にはかなり同意する。
ピアノ弾く人と弾かない人って、ピアノ音楽の聴き方が違うことが多いのよ。
ましてやベートーヴェンのソナタは自分で弾く人が多いからね。
もっともピアノを弾く人はその目線でしか音楽を聴けないという話も。
>>342 >君はは物事をもっと全体の中で考えた方がいいよ。
「君はは」とは、どういう意味か?
君は、日本語の勉強をした方がいいよ。
中学生レベルの助詞について。
まず、義務教育レベルの基礎学力を身につけること。
>>344 そういうレベルの書き間違いで大喜びするのは痛々しいからやめとけよ
>>342 別にオペラばっかりでもいいのだけど、つまり自分から音楽を作り出そうとした経験がない人という意味。
ピアノ(別にヴァイオリンでもいいのだが)を弾く人は、自分はこう弾きたいというビジョンがあるわけで、
それと一致したり、一致しなくても共感を得たりとか目から鱗がおちたりとか、そういう聴き方をする。
そういう中でバックハウスは新鮮みがないというか、ココ風にいえば「それは散々ガイシュツ」というか。
今の理想的なベートーヴェン演奏の原型を作った一人が彼なのだろうけど、
そういう人が後世に受ける宿命的な評価なのだと思う。
それは
>>343 がいうように、その目線でピアノを聴いてしまうというというのと通じるわけで、
演奏経験ある人がバックハウスのベトベンとかルービンシュタインのショパンを高く評価するのは
少し楽器から離れるか、老熟するかした時だと思う。
347 :
342 :2005/11/07(月) 23:28:10 ID:jHCwdi8a
>>346 そうか、そういう意味でしたか。よくわかりました。君の発言を
誤解して解釈し、失礼しました。演奏家自身の自らの表現の
模索っていうことでしょうかね。バックハウスは獅子王と呼ばれて
いた頃よりも、晩年の方が音楽に味わい深さがまし、ますます
”彼らしさ”が増していったと思うのですが、貴君の健闘を祈ります。
オジョーズなピアノが好きな人も居れば、そうでない人も居るよ。 「演奏する人」とひとまとめに括られるとちょっと反感を覚える。 私は別にバックハウスを擁護するつもりはないが、 バックハウス以上にツィマーマンやポリーニなんかのベートーベンは聴きたくないな。
たしかに雑な分類だが、個性はあるけど実は弾けてない人が、 ピアノを弾く人から好かれるのは稀だ。 バックハウスのベトもそれに近いし、コルトーのショパンのエチュード などもそれにあたる。 だからといってピアノを弾く人が皆ポリーニのベートーヴェンが好きかというと それは別問題。
そこでアシュケナージですよ
>>350 アシュケはあまりにも平板だなあ。クセがないので最初に聴くには良いだろうけど。
横山幸雄が安く買える現時点ではアシュケは選択肢から消えている。
バックハウスが異常に人気があるのは日本だけ。
正統派ドイツ系演奏者だと誤解されているが、実際はダルベール門下の典型的ヴィルトゥオーゾ。
技巧が衰えてからレパートリーを「正統派」に限定したのが大成功で、日本では「ドイツの大巨匠」になってしまった。
日本では、ドイツ正統派のはずのケンプは酷い扱いだし、現役の演奏家だとブレンデルも同様の扱い。
別に「世界基準」に合わせろとは言わないが、もう少し客観性を持てないものだろうか?
353 :
名無しの笛の踊り :2005/11/08(火) 19:38:42 ID:BKcMLh4i
>>351 >バックハウスが異常に人気があるのは日本だけ。
>正統派ドイツ系演奏者だと誤解されているが、実際はダルベール門下の典型的ヴィルトゥオーゾ。
そうなんだよね。もともとショパンやリストやロマン派小品を華やかに弾きまくるタイプ。
バックハウス信者はクラ鑑賞に関しては初心者とみて間違いない。だって他の演奏家知らないものw
バックハウスのこと:石井宏 解説:1970年のロンドンレコード解説より(一部省略)。ちなみに省略部分で氏はバックハウスを持ち上げる ために?シュナーベルをだしに使い、テクニックはよれよれで、「神秘家」でハッタリめいた「教祖」 だったとこき下ろし「今日のわれわれなら彼の催眠術にはかからないであろう」と断じる。 今日のわれわれにも一種の催眠術的な効果をもたらす崇高な名文を、当時のバックハウス受容の 一端を伝える貴重な資料としてうpした。 バックハウスが死んでしまった時、これでドイツの最後の演奏家が死んでしまった、と私は書いた。まさに 巨星墜ちて、暗闇が残された感じであった。 この人の道は、二重の意味でベートーヴェンの道であった。一つは一生ベートーヴェンばかり弾いていたという 意味で。もう一つは晩年になるほど高い境地に上がっていったという意味において。コルトーやケンプの老残の ステージはわれわれの目を覆わしめたが、バックハウスは80歳にしていささかの衰えもみせず、その指は堅固な テクニックを誇っている。しかも、その演奏の美しさは晩年にいたるほど冴え、最後には神秘的な美に包まれる ようにさえなった。
彼の一生ほど、”この道一筋”であったものはない。若くしてベートーヴェンを弾きはじめ、一生の間ベートーヴェ ンを弾いていた。彼はベートーヴェンと結婚し、一生涯裏切らなかった。不退転の生涯であった。 バックハウスをただの技術屋でショウマンだなどと思うのはおよそナンセンスである。かれにもしその気質があれば、 もっと成功していただろう。あの苦虫かみつぶしたような渋面はもっとニコやかになったであろう。 彼のベートーヴェンは、あの顔のとおり、求道者のそれである。彼はからい、実にからいベートーヴェンを弾く。 およそ飾りのない、ぶっきらぼうで、ムキ出しの裸の音楽が、バックハウスの音楽である。彼はその大きな手で、 ベートーヴェンの精神をむんずと掴み、裸のままわれわれの前にぬっと突き出すのである。われわれはこれほど 朴訥なベートーヴェンを聴いたことはない。 その意味でバックハウスは、演奏家でありながら、ベートーヴェンと聴衆との間におのれが介在することを拒否して しまったようにみえる。バックハウスは語らない。ただベートーヴェンを語らせるだけである。それがおのれの道だと、 彼は85年間信じて疑わなかったもののようである。 その巨星も今は亡く、このレコードがわずかに遺光を伝えるだけになってしまった。
356 :
名無しの笛の踊り :2005/11/08(火) 20:37:19 ID:BKcMLh4i
>>354-355 乙。
これぞデマゴギーって感じの文章だな。
>一生ベートーヴェンばかり弾いていたという意味で。
>かれにもしその気質があれば、もっと成功していただろう。
失笑。よくこんだけウソを書けるな。戦前からのヲタはどう思ったんだろうな。
>彼のベートーヴェンは、あの顔のとおり、求道者のそれである。
なるほど顔か。確かにあのジャケは渋い。
バックハウスは良いと思うが、石井宏がデマゴーグなのは同意(爆)
358 :
名無しの笛の踊り :2005/11/09(水) 01:08:13 ID:owkS/iLL
>>354 > この人の道は、二重の意味でベートーヴェンの道であった。一つは一生ベートーヴェンばかり弾いていたという意味で。
ここからして既に大ウソなんだよな。SP時代の決定盤ショパン「練習曲」はどこへ逝った?
あれを否定したら「鍵盤の獅子王」の存在自体も否定される。
> コルトーやケンプの老残のステージはわれわれの目を覆わしめたが、
コルトーは酷かったらしいが、ケンプは矍鑠としていたはず。
しかも、10年くらい前に石井が出てたNHKの番組(司会はオウム絡みでミソをつけた島田裕巳)でアファナシエフのシューベルト「ソナタ」を貶す時に引き合いに出したのがケンプのステレオ録音。
全く詐欺師同然の男だな。反吐が出るよ。
.> バックハウスは80歳にしていささかの衰えもみせず、その指は堅固なテクニックを誇っている。
> しかも、その演奏の美しさは晩年にいたるほど冴え、最後には神秘的な美に包まれるようにさえなった。
衰えて「ハンマークラヴィーア」が弾けなくなったのでモノラル時代の旧録音で代用したというのは周知の事実。
何でこんなインチキ文を書いて平気でいられるのだろうか?
最近の「誰がヴァイオリンを殺したか」とか「反音楽史」のデムパ著作に比べれば大分マシだが、既にその徴候はあったようだ。
359 :
名無しの笛の踊り :2005/11/09(水) 01:16:03 ID:SxFtsdMB
>>358 う〜む、こりゃあ、宇野を超える老害だな・・・・。
じっさい
>>354-355 の受け売りを真顔で俺に言うヲタに出くわしたこともあるし・・・。
360 :
名無しの笛の踊り :2005/11/09(水) 01:57:27 ID:ADMC8et6
ベートーヴェンに詳しいみなさんの前では本当にメジャーすぎる曲の話でしょうが、 月光第1楽章のお勧めの名演はみなさん誰ですか? 私はピリス、ポリーニ、ルービンシュタイン、ブレンデル、フリードマン、ブーニン、ケンプ、園田と聴きましたが ルービンシュタインが一番自然で気に入ってます。 ブレンデルとブーニンは苦手でした。 私の好みは3連符があまり揺れずかつ主題のメロディが綺麗に流れる演奏なのですが これはお勧めと言う演奏ありませんかね?
ルプーが好みに合いそう
362 :
名無しの笛の踊り :2005/11/09(水) 04:53:21 ID:L7LKyc57
モチロン、ホロヴィッツ(ステレオ版)
石井宏って、バックハウスの17・21・26番の解説書で
告別ソナタを「パトロンに媚を売るためだけの駄作」とか
扱き下ろしてなかったっけ?あれ読んだときは開いた口が
塞がらなかったねw
>>360 ピーター・ゼルキンなんかも良いですよ。
364 :
名無しの笛の踊り :2005/11/09(水) 08:36:35 ID:SxFtsdMB
>>363 石井の爺さんてクラヲタの負の側面を象徴するような存在だね。
トンデモ説を開陳して超俗ぶるところが2ちゃんねらと共通(w
日本人の自称「音楽評論家」にロクなのはいないってことで。 俺、あいつらの文章大嫌い。枝葉瑣末なことばっかりで 音楽への愛が感じられないんだよな。
>>360 私もその中ではルービンシュタインのが好きですが
お勧めはモイセイヴィッチの演奏です。
流麗さと静寂感が際立っています。
368 :
名無しの笛の踊り :2005/11/09(水) 19:01:51 ID:Jw5bj1+c
369 :
名無しの笛の踊り :2005/11/09(水) 20:06:12 ID:2ZvHugw0
中期〜後期ソナタで、なんとも美しい、泣けるアダージョのオススメを教えてください。 ちらっと聴いたことあるのですが、何番だったか失念してしまって・・・。 ベートーヴェンのアダージョは非常に美しいものが多いと聞いて、色々聴いてみたくなりました。
>>369 27番の2楽章は結構キレイだけど。
というかいっそのこと片っ端から聴いてみたら?
>>369 29番の第3楽章か32番の終楽章じゃないかな?
372 :
名無しの笛の踊り :2005/11/10(木) 01:54:02 ID:LP5h5a6r
>29番の第3楽章か32番の終楽章じゃないかな? どっちもいい音楽だけど、長いので聞くのが しんどい。 「かっこう」というアダ名のついた25番の第2楽章を俺はよく聞く。
373 :
名無しの笛の踊り :2005/11/10(木) 02:01:23 ID:CUS6gb9s
第31番の3楽章のフーガはとてもきれいですよ。
374 :
369 :2005/11/10(木) 13:13:46 ID:103Denuz
皆さんありがとうございます。早速聴いてみたいと思います。 グルダの全集欲しいんですけど、12,000円くらいしますよね。うぅ がんばってみようかな・・・
375 :
名無しの笛の踊り :2005/11/10(木) 13:21:19 ID:FPIq6aNM
>>375 協奏曲全曲までついて5000円か。それは買いだな。
>>374 ベトベンのソナタは全曲聴いて絶対に損はない。
自分は12歳の時、このグルダで全曲聴いて開眼した。
図書館から借りたLPだったけどなー。
377 :
名無しの笛の踊り :2005/11/10(木) 18:08:49 ID:lHsjwIFf
ポリーニのベートーベンプロ行ってきました。 1,3,29と好きな人でなければつらいかも、という曲目。 結論からいうと、1はいまいち、3は素晴らしい!!29は暴発。 という風に感じました。完璧なピアニストというイメージに反して、 この人のライブはかなり当たり外れがあります。5年前のリストソナタ もそうでした。 自分を追い込んで、何か次の境地を探しながらの演奏というか、 チャレンジャーというか。 昔のCD通りの演奏をすれば、それでもだれも文句はいわないと思うけど。 気のせいか。ミスタッチは昔のCDと同じだったような。 まだまだ、一皮二皮むけるのかな、と次回も聴きに行こうっと。
>>377 レポおつ。
今のポリーニがどんななのか、とっても興味があるんだけど
残念ながら金も時間もない。正直、あなたが羨ましい。
半年ぐらい前に、レコ屋で美音系のベトソナが流れてたんで
「これ誰?」と訊いたら、「ポリーニだよ」と言われて
ちょっと驚いてね。買おうと思ったけど、財布に金が入ってなかった。
379 :
名無しの笛の踊り :2005/11/10(木) 19:40:41 ID:EDQeTDHh
どうしてゼルキンが話題に上らないのか??
どっちの?
>>379 半分も録音ないんじゃ話題に上がらないのは当然。
協奏曲も全曲はなかったんじゃ?
383 :
名無しの笛の踊り :2005/11/10(木) 21:19:11 ID:DiwYIWwm
ゼルキン父は協奏曲全集を録音していますよ テラークから出ていたような
384 :
369 :2005/11/10(木) 23:12:18 ID:103Denuz
>375 全集で5000円?!そりゃすごい・・・早速予約してきます。 店頭で普通に買ってもその値段ですよね?うわーワクワクして寝れないw
385 :
名無しの笛の踊り :2005/11/11(金) 01:35:24 ID:GZczGYdS
386 :
360 :2005/11/11(金) 02:28:40 ID:z3INJf3g
>>361 >>362 >>363 >>367 >>368 ありがとうございます。私ルプーも聴いてました。でも、ルプーはなんだかいまいち・・・優しい音は良かったんですがね。
ホロヴィッツの月光って定評ありますよね。一度3大ソナタ聴いてみよう。どんなエキセントリックな演奏するのかと身構えてしまうけど。
Pゼルキンは、ショパンアルバムがへんてこだったのでどうしても敬遠してしまうんですが、ベートーヴェンはいいんでしょうか?
モイセビッチって定評ありますよね、ただCDが手に入らないのが残念。
ヴェデルニコフ、録音の音質はどうでしょうか?
387 :
名無しの笛の踊り :2005/11/11(金) 04:28:50 ID:zat1M/Ne
アファナシエフのコンサート行って来ました 良かったわぁぁぁぁぁぁぁ(・∀・)b スタインウェイテラホシスw
388 :
363 :2005/11/11(金) 10:09:47 ID:T3yQi/XW
>>386 あ、ショパンアルバムが好きになれなかったなら、
ベトベンも止めたほうがよさそう。基本的にあれ
と同じ調子ですんでw 変なもん薦めてスマソ
>>386 モイセイヴィッチの月光、NAXOSだと勘違いしてました。
aprでした。手に入れにくいもの薦めてこちらもスマソ。
390 :
名無しの笛の踊り :2005/11/11(金) 12:38:39 ID:D8Id0dMT
>>385 グルダの全集って限定入荷なの?単に予約数じゃなくて?
>>385 そんなにあわてて買わなくとも Brilliant からも出るのでわ?
Brilliant は解説もなくて、何か安っぽい感じが多いのだが・・・
393 :
名無しの笛の踊り :2005/11/11(金) 23:21:22 ID:eDB7UM5c
>>391 協奏曲全集がついてる分、
>>375 のほうがよいのでは?
差分より安く買える方法があるなら別だけど、そういうわけでもなし。
発売日も遅いし、鰤で買うメリットが分からん。
394 :
360 :2005/11/12(土) 02:39:46 ID:DrEEozUA
>>389 いえいえ、モイセビッチ聴いてみたいです。そのレーベルどこで手に入りますかね?
395 :
名無しの笛の踊り :2005/11/12(土) 03:20:54 ID:gzCUAVSb
気持ちいいくらい情熱的ですな
>>392 私は、再発前のDECCA 12枚組箱を持ってるけど、解説は Brilliant と同程度にしょぼい。
収録時間を書いてあるだけ。
おまけに不良ディスクはあるし・・
>>393 別にメリットがあるなんて誰も言ってない。
>>385 が「限定入荷でそろそろやばい」
なんて書いてるから、そんなに急がなくても Brilliant もあるよ、と言ってるだけでしょ?
あえてメリットをいうなら、協奏曲がついてない9枚組の分、さらにお安くなるかもw
>>395 エラーになるんだけど、会員登録とか必要なの?
「限定入荷」って初回発売分のことでそ。 価格と内容(コンチェルト付き)考えると 俺もわざわざ鰤で買うことはないと思うぞ。
>>399 だから、わざわざ鰤で買えなどとは・・
頭割り位奴が集まるスレですね
401 :
名無しの笛の踊り :2005/11/12(土) 19:14:25 ID:UCkcIoUe
ヴェデルニコフの「月光」の音質は凄くいいよ 演奏もいいし
402 :
名無しの笛の踊り :2005/11/12(土) 22:23:27 ID:RHc5ne3U
>>402 べトとはスレ違いになるが、そこにあるジョイス・ハットのショパンのCDは、アリアのサイトに
出ていたので頼んだらすんなり来たという経験はある。
もっとも来た盤って、盤面がちょっと紫色かかっていて、思わずCD−Rの海賊君かと思ったよw。
ギーゼキングはどうですか?
ついでに自分はフィオレンチーノの「熱情」はあまり気に入らんかったけどw ちょっと激しすぎ。 でも、バラキレフとかスクリャービンとかリストとかはかなり気に入った。
HMV でグルダの全集を予約しちゃったよ。 金も無いのに、どうしよう(w
グルダの全集、ピアノソナタは持ってるので協奏曲だけ3枚1000円ぐらいで発売してくれ
410 :
名無しの笛の踊り :2005/11/14(月) 23:01:49 ID:dDtV4nM+
グルダの全集、楽章ごとにトラックわけてあるのってありますか。
>>410 楽章をインデックスで分けてるのって、最初の版だけだろ。
>>394 タイトルはBenno Moiseiwitsch Plays Beethovenです。
今店頭での入手は困難でしょうし、日本の密林は品切のようですが
米密林などを探せば出てくるかもです。
もし好みに合わなくてもこんな表現があったのか、という驚きはあると思うので
手間をかける価値のあるCDだと思います。
言い訳がましくなってスマソ。うまく入手できるといいですね。
414 :
360 :2005/11/16(水) 02:29:21 ID:LeLf4qrV
416 :
名無しの笛の踊り :2005/11/16(水) 11:52:52 ID:g3nD3bNs
>>414 密林…
下半身の一番大切な部分のことだよ。
417 :
名無しの笛の踊り :2005/11/16(水) 12:15:06 ID:zcU5EAV5
418 :
名無しの笛の踊り :2005/11/16(水) 19:10:16 ID:uw14tzZW
>>414 Amazonのこと
密林だの犬だの塔だのといった下らない隠語を好む精神年齢低い香具師が2ちゃんには大勢いる
>>418 その程度のことにいちいち噛み付く気の短い老人w
420 :
名無しの笛の踊り :2005/11/16(水) 22:06:49 ID:g3nD3bNs
というか俺としては、そういいつつもちゃっかりと2ちゃんでレスしてるところにワロタよ こいつって何なんだろうってwww
>>419 おまえにも同じことを返そう。老婆より若はげ君へ。
>>418 は
「『香具師』なんて下らない2ch用語を使うお前もな」と突っ込んでほしかったんだと思うよ
424 :
名無しの笛の踊り :2005/11/17(木) 11:40:12 ID:jlnx1lRp
>>423 読んで字のごとく
香具=香炉をしまうための家具
香具師=その家具を作る職人
2ちゃんでは転じて「香ばしい人間」を指す
ヤシ
>>425 笑ってやれよ(しかも当て字の前に文字変えしてるし…)
おまいらいい加減スレを元に戻せや
グルダ明日あたり届きそうだね
俺も発送完了キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
431 :
名無しの笛の踊り :2005/11/19(土) 01:56:58 ID:S6ohMjYl
今日グルダのBOX、タワーで買ってきた。4990円。 アンビエンスなんとかって音響効果心配だったが大丈夫。 きれいな音質です。演奏は最高。一生の宝物。
グルダのアマデオ盤、古い中古を持っているのですが 時々左chの音がとぎれたりします。 新盤になってこれは改善されているでしょうか。
うちもグルダの全集、さっきキター! やっぱり一枚目から聴いていくべきでしょうか。 あ〜、でもワルトシュタインかな。
協奏曲はCDになってからあまりいい音じゃないって言う印象があるんだが、 そこのとこどんなもんでしょうか。
435 :
名無しの笛の踊り :2005/11/19(土) 17:46:46 ID:j9CWhh2K
強音でときどきひずみ音が出てるが、左チャンネルの途切れは 今のところない。まだ少ししか聴いていないので。 協奏曲良い音ですよ。 しかし協奏曲第1番のCDにソナタ23番、24番入ってるはずが 入ってないぞ。俺のだけ不良品か?
>>435 アマデオ旧盤は持っているがメッキ穴あきの上にインデックスがうざい。
フィリップス白箱買いなおしたが、ソナタ10番のフィナーレが原盤不調で
音飛びのため、旧盤捨てられない。
じゃ、そんな漏れは鰤買った方がいいのか?
439 :
名無しの笛の踊り :2005/11/19(土) 22:36:47 ID:zg0+BI4w
上のほうで、シュナーベルの録音の話しがありましたが、CD復刻では、英国 Pearlが出色ですよ。当時のヨーロッパの演奏家特有のダイナミクスときびきびした リズム、明確で澄んだ音など、1932年の録音としてはかなりのものです。 ご存知のようにPearlレーベルは、SPコレクターのコレクションから 直接録音してます(時には装置まで借りて)が、瑞々しくダイナミックな音質は、 他の復刻レーベルと一線を劃しています。 ところで、シュナーベルのハンマークラビ-アの演奏についての質問ですが、 同時代の大ピアニストが、シュナーベルがこのソナタを弾いて技術的に てこずっているのを評して「あんなところでたじろいでいるような腕では 最早、ピアニストとは言えない」と言ったとか言わなかったとか…。 で、質問ですが、私が聴く限り、その録音(当時ですから当然一発録りですよね) を聴く限り、技術的弱さを感じないのですが、ピアノのプロ、セミプロから見て どうなんでしょう?ひょっとして大胆な省略や技術的誤魔化しがあるとか…。 皆さん、この録音を聴いてどう思われます?
このスレ、2ch初心者が多いことは分かった。 なるほど、いいスレである w
>>435 犬と塔のCD評にフリッチャイなんとかってのがそれ書いてるけど
犬の方は消されてるね 「安くて良いCD」にあるのと同じ内容
やたらいろんなところに書いてて、ちょっと怪しいな
442 :
名無しの笛の踊り :2005/11/20(日) 02:14:18 ID:VUxU+GCh
>>437 HMVのHPを見るとソナタ23番、24番が抜けてるよ。
マジで… 安いのにはそんな裏があったのか…
やっぱいくら犬や塔のページに書いてないとしても、 パッケージにCD10 klaviersonaten Nr. 23 24 と書いてあるのだから、入ってないっておかしくね? ちょっと犬に問い合わせてみる
445 :
名無しの笛の踊り :2005/11/20(日) 23:49:04 ID:EGlaHIvn
とにかく全部ソナタが入ってるから問題なしだろ。
冬のソナタ>>>>>>>>>ベートーヴェンのピアノソナタ
不等号の向きが逆じゃね?(爆)
448 :
名無しの笛の踊り :2005/11/21(月) 04:32:21 ID:aFLVmOgm
(爆)ってなんですか?
449 :
名無しの笛の踊り :2005/11/21(月) 09:28:55 ID:hzga6A4l
自爆テロ
>>445 は犬や塔の回し者か、はたまた初心者かのどちらかだな。
お前の理屈ならどんな演奏でも良いから、とりあえず全曲はいっていればいいのか。
ま、
>>445 が回し者でなかったとしても、
なんかの都合で収録できなくなって、でも犬や塔は収録曲一覧に乗せないでなかったことにしようとしているような気がする。
知っていて販売したなら、「ジャケットにはこう記載されていますが、本当は入っていません」と注意書きが合ってもよいはずだし。
今見たら、この件をふれ回ったフリッチャイマニアが塔のCD評を訂正してる 聴いてから書いてくれよ まったく 企画途中まではおまけを入れる予定があったのかもしれないけど、要するに 最終的にはプリントミスってことだな
確かにプリントミスで終わらされそうだな…
まあ、デッカの協奏曲全集の内容をそのままコピペした担当者のミスだろうな。
お、犬におわび文が出てる 現在の商品は欠陥品で、おまけ付きに交換予定だってさ 思ってたよりは良心的な対応がされそうだね
あの23番24番って「デッカによる1958年のステレオ録音」だったっけ?
ユニバーサルは2回続けて初回盤に欠陥品を出したわけだ。
犬からお知らせ来ました 突然のご連絡、大変申しわけございません。ご注文頂きましたこちらの商品に関しまして CD10に収録されているはずのソナタ第23番と第24番(デッカによる1958年のステレオ録音)が、 実際には収録されていないことが判明しました。 メーカーの製造ミスについて深くお詫び申し上げます。 付きましては、当セットをすでにご購入のお客様には、 CD10の良品が完成しだい直接、別送するという形で対応させていただきます。 だそうです。 良品を送ってくれるとわかって安心ですね。
458 :
名無しの笛の踊り :2005/11/21(月) 22:46:44 ID:CVeS3kmi
ソナタ23、24番は1973年の録音のはずだぞ。全くいい加減な。 だいたいデッカに入れたスタジオ録音はモノラルだろ。
459 :
名無しの笛の踊り :2005/11/21(月) 23:01:10 ID:X5GC77VZ
金曜日の児玉麻里の演奏会、神ではなかったけど良かったですよ。 ピアノの音が大きい人ですね。作品10、106の4曲(!)という最高においしいプログラム なのに平日のせいかガラガラでした。作品10の2はリズムを甘くして面白いニュアンスを 出していた気が。もう一度聴かないとよくわからない。10の3の終楽章はプレストの速さじゃ 無いけど曲想の推移がうまく、したたかさを感じました。 ハンマークラヴィーアは力強い爽快な演奏でしたが、最終楽章は声部の弾き分けに気を使い グラチオーソなども大事に弾いていました。前のめりではないけどフーガの展開が進むほどに 熱い。コーダでバスのトリルが爆発するところではなんとffを出さずにぐっとテンポを 落としてからじわりとクレッシェンド(ppは当然後ろにずれる)。ほぉ〜〜。 第3楽章の迷うようなアゴーギグは少ししっくり来なかったし、(他の曲でも)強弱の差が 流れの中で説得力を欠く印象の時もありましたが、ハンマークラヴィーアの実演は初めて だったのでしびれました。次も行ってみるかも( ´∀`)
460 :
名無しの笛の踊り :2005/11/22(火) 04:07:44 ID:Eigj0dqA
以上、日記でした。
後期ソナタはギュラーかルフェビュールあたりが好き
462 :
名無しの笛の踊り :2005/11/22(火) 11:10:42 ID:/vcXOqTM
>>462 Youra Guller (1895-1980) のことでしょ。
ニンバスのCDジャケットの写真は美人だったなあ。
昔、所沢で、清水和音さんの32番の演奏を聞いて後期を好きになったな。 CDは昔ゼルキン爺を良く聞いてたけど、アニー・フィッシャーのも柔らかくて好き。 今度内田光子さんのでも買ってこようかと思ってる。
465 :
名無しの笛の踊り :2005/11/24(木) 10:50:25 ID:KVUWzcRq
短すぎる曲もある。 ソナチネみたい。
ていうかソナチネアルバムに入ってるしな。op49は。
467 :
名無しの笛の踊り :2005/11/24(木) 20:24:39 ID:GroprZWy
>>439 ちょっと亀ですが。
シュナーベルのテクがどうというのは、一般的に言われていたことのようですが、
ハンマークラヴィアの録音で、それを指摘するのは、少し難しいように思います。
理由は二つあって、一つは同時代の同曲の録音がほかにないこと、それと、彼のテンポ設定が
独特(?)であること。
あのテンポでは現在のテクニシャンといえども完璧には弾ききれないでしょう。
とはいえ、彼のほかの録音をきけば、速いパッセージで音がダンゴ状態に
なりがちである、といったような彼のテクの弱点は簡単に指摘できるできますね。
私は昔、始めて彼の録音を聴いたとき、そのあたりのことで強烈な違和感、というか
抵抗を憶えたものです。
その後、いろいろな、演奏、録音に触れるにつれ、ベートーベンの演奏では、
この類の瑕疵はまったく耳を素通りするようになりました。
ベートーベンの演奏では、録音の状態、演奏の細かいテクなどを超えたあたり
を楽しむ耳を持ちたいと思っています。
長文に(すでに)なっていますが、シュナーベルは録音とともに、コルトーの
ショパンに負けず劣らずの思い入れたっぷりのベートーベン校正譜が面白いですね。
468 :
439 :2005/11/24(木) 22:59:47 ID:rQE1rLYJ
>>467 やっとレスがついたw。有難うございます。
>シュナーベルは録音とともに、コルトーのショパンに負けず劣らずの思い入れ
>たっぷりのベートーベン校正譜が面白いですね。
「ベ−トーベンを発明した男」の面目躍如ですね。キビキビしたリズム、躍動感、
早いテンポ、美しいピアニシモ、剛健そのもののフォルテシモなど、音楽が生きていて
退屈させるところが皆無で、コルトーのショパンにも通じる詩情さえ感じ取れます。
こんな生きた音楽を聴かせてくれる音楽家は、稀有でしょう。
469 :
名無しの笛の踊り :2005/11/25(金) 15:18:28 ID:14/jm4bn
シュナーベルとグールドが、ベートーヴェン演奏のの古典でしょう。
470 :
名無しの笛の踊り :2005/11/25(金) 18:47:30 ID:Qgfa0PKp
グールドが?
472 :
名無しの笛の踊り :2005/11/26(土) 01:38:28 ID:Yk72wXSd
フェインベルクとグリンベルクが、ベートーヴェン演奏の古典でしょう。
473 :
名無しの笛の踊り :2005/11/26(土) 03:56:14 ID:xIqjSDpc
ルービンシュタインの3大ソナタいいね
474 :
名無しの笛の踊り :2005/11/26(土) 06:04:02 ID:IBZFtlcy
マジレスしていいのかな グールドは素晴らしいと思うけど あれは「古典」というよりは、「革新」 とか「個性」とか「現代」というふうに 形容すべき演奏だと思う。 誰もグールドの真似をすることはできない。 それほどグールドはユニークなのだ。 そして、「古典」という形容の似合わない ピアニストがグールドなのだ。 彼は、「古典」を「バロック」や「現代」 のように演奏する意図を明確に 持っていた。違いますか?
476 :
名無しの笛の踊り :2005/11/26(土) 08:34:46 ID:NhiGL84o
シュナーベルのベートーベンシリーズが発売された当時のことを想像すると なんか熱いものがある。 それまでは、実際に演奏する人ですら、ベートーベンのソナタ全曲を一生のうちに 耳にすることができるかどうか、といったところだっただろうと思う。 日本での発売当初、その値段がいかほどだったか、どんな気持ちで、その重たい “アルバム”を抱えて家に向かったか、おそらく我々がCD屋で、あまたある 定価や安売りの全集の中から、何か選んで買ってくるというものとは、比較 にならないほどの感慨があったに違いない。 そのあたりの事を体験した方がいたら、ぜひ昔話を聞いてみたいものである。
>>475 その通り。
グールドを古典というなら、ほとんどが有史以前になる。
>>476 さすがにその時代までは遡れないが、LP時代になってからでも暫くは事情は
大して変わらなかったと思う。日本でLPが初めて出たのは確か1951年、その
ときの価格は2500円くらい。つまり貨幣価値を考えたら今より少なくとも1桁高い
値段だったのだから、32曲揃えるなんて夢みたいな話だったでしょう。
>>476 シュナーベルではないが、家に古くからあるフルヴェンのEMIのモノラルLP
推定1955年〜57年くらいのもので値段が2300円と書いてある。
これから考えると、ソナタ32曲揃えると多分給料二か月分以上くらいでしょ。
それ考えると今の値段はorz
480 :
名無しの笛の踊り :2005/11/26(土) 12:49:59 ID:OYJLOxhD
>>476 > 日本での発売当初、その値段がいかほどだったか、どんな気持ちで、その重たい
> “アルバム”を抱えて家に向かったか、おそらく我々がCD屋で、あまたある
> 定価や安売りの全集の中から、何か選んで買ってくるというものとは、比較
> にならないほどの感慨があったに違いない。
あの当時新品SPを買えたのはほんの一握りの富裕層
今の我々程度の「低所得者」は中古店で富裕層のお下がりを漁っていた
「重いアルバムを抱えて家路に着く」というのはナイーヴに過ぎる妄想で
実際は広いお屋敷に配達業者がお届けに上がっていた
「ちはーっす、お届けに上がりました」
「うん、その辺に置いといてくれ」
日本に輸入されたSPは多くなかったから何を買うか迷う必要もなかった
ちなみに当時の日本最大のコレクターだった野村胡堂のコレクション総数は
約7千枚(実際は1万枚を超えていたと言われる)
http://www1.pbc.ne.jp/users/hmv78rpm/page032.html 1枚が現在の貨幣価値で10万円程度と計算すると単純計算で約7億円
「銭形平次」の印税なくしては到底集めきれない金額
参考:野村あらえびす
http://piza.2ch.net/classical/kako/986/986290890.html
481 :
名無しの笛の踊り :2005/11/26(土) 17:31:40 ID:QEA70bZG
以前ここでお勧めしていただいたヴェデルニコフの弾く、第32番ハ短調作品111を購入しました。本当に作品の深い素晴らしさそのものを感じさせる名演だと思いました。録音も良くリアルです。 ありがとうございました。m(_ _)m
482 :
名無しの笛の踊り :2005/11/26(土) 18:01:36 ID:Yk72wXSd
一昔前は、ヴェデルニコフのベートーヴェンはすばらしいという熱狂的ファンと、 それを攻撃するアンチとが対立していたものだけど、 今では「ヴェデルニコフのベートーヴェン」は広く受容されている。
>>482 と思っているのは熱狂的ファンだけで、
アンチと言うか、眼中にない人から『話のタネにもならない』と思われてるだけ
だと思うぞ。
484 :
名無しの笛の踊り :2005/11/26(土) 19:45:28 ID:Yk72wXSd
ヴェデルニコフのベートーヴェン、いいと思うけど・・・ ワルトシュタインとか熱情とかも録音してくれていたら・・・
>>476 ベートーヴェンのソナタ全曲演奏会なんてのは、日本でも明治時代から
いろんな人がやってます。録音を聴けなければ生演奏を聴けば良いw
演奏内容はともかく、ベートーヴェンのソナタ自体は珍しくもなんともないほど
昔っからポピュラー。ロベルト・シューマソ→いろんな人→日本人という経路で
熱烈なベートーヴェン信者の系列ができてる。あんたもその一人w
>>485 久野久の悲劇ってのもあったね。
舶来品の受容や崇拝、それをとりまく悲喜劇というのは
日本の歴史の一つのパターンか。
487 :
名無しの笛の踊り :2005/11/27(日) 13:22:28 ID:TqZ/PNsT
あの3枚だけでしょう、ヴェデルニコフは。 レコード時代って、単品が今よりずっと高い感じで考えればいいのかな。
単品も高いし、再生装置(蓄音機)も高い。 何より生活水準全体が低かったので単なる価格比較以上の割高感があった。 クラシック音楽愛好者も相対的には今以上に少なく、 要するに贅沢なハイカラ趣味のための贅沢品といった感じだったと思う。
>>488 spの時代の話ならそうかもね。LPの場合なら違う。若人の君よ。
490 :
名無しの笛の踊り :2005/11/27(日) 16:59:23 ID:1Tsn97Ac
そういえば、ヨゼフ・ホフマンの月光、ワルトシュタインの実況録音は見事だったな。 (Marstonから出てるcomplete josef hofmann vol.6 The casimir hall rec) 80になる親父(SP時代からのクラシックファン)が、黙って聴いた後、 「な〜んだ。ホフマンてベートベン弾きじゃないか!」って言ってたけど、 あんなに器用というか万能のピアニストじゃなかったら、もっと沢山ベートベーンの ソナタの演奏が残っていただろうに…残念
>>489 LPの場合も「違う」と言えるようになったのは多分1960年頃ではないかな?
492 :
名無しの笛の踊り :2005/11/27(日) 22:36:58 ID:iom3fike
最後のピアノソナタ、力んだ感じで始まるのが気に入らん。 第二楽章はいいけどね。 最後の曲で力まなくてもいいよ。 中期の曲なら納得するけど。
493 :
名無しの笛の踊り :2005/11/27(日) 22:40:40 ID:AXNP9uRV
>>490 確かに見事。
録音条件は悪いけどホフマンのエンターテイナーとしての魅力がよく出ている。
録音条件が悪いからそう薦められるものではないけど
この2曲が好きな人にはぜひ聞いて欲しい録音が
楽しさのホフマンと美しさのモイセイヴィッチ。
494 :
名無しの笛の踊り :2005/11/28(月) 00:25:24 ID:cBFoerOu
ヴェデルニコフのベートーヴェンは、あの3枚のほかに、 ソナタ3番がある。ハイドンのソナタ49番とのカップリング。
495 :
名無しの笛の踊り :2005/11/28(月) 00:28:39 ID:zbeBdLhj
シュナーベルの全集が1690円の時代です
496 :
名無しの笛の踊り :2005/11/28(月) 00:51:29 ID:Yx9MDg7i
495 ホンマか? それ、欲しいな。 何か詳細ある?
497 :
名無しの笛の踊り :2005/11/28(月) 02:25:07 ID:dZ6C99wo
詳細もなにも・・・すでに話題にのぼってたでしょ 上にあるよ
携帯からだから見れないとか言う、に2000はらたいら
499 :
名無しの笛の踊り :2005/11/28(月) 03:29:27 ID:oXlRUn4I
>>495 リマスターの出来がどうなのかが気になります。
500 :
名無しの笛の踊り :2005/11/28(月) 03:32:44 ID:gOJC4hHM
シュナーベルの復刻て5種類以上あるよね? 比較試聴サイトつくってもらいたいね
501 :
名無しの笛の踊り :2005/11/28(月) 09:19:07 ID:B37EY/qU
比較する余裕があるなら、他のを買うよ。
シュナーベルはいらん。あんな舌っ足らずな演奏は 聴くに堪えん。しかし、彼のベトソナタ楽譜校正版は 興味深い。もっとも、それに書いてある指示通り彼が 弾いてない箇所も多々ある。
503 :
名無しの笛の踊り :2005/11/28(月) 12:24:27 ID:XUO7us+P
504 :
名無しの笛の踊り :2005/11/28(月) 15:48:56 ID:0cI986p9
バックハウス グルダ シュナーベル グールド ヴぇでるにこふ このあたりを集めた。
505 :
名無しの笛の踊り :2005/11/28(月) 17:50:36 ID:Zbzjf5PQ
>504 ブレンデルも買うんだ
シュナーベルを一生懸命聴いていて ドストエフスキーを面白くもないのに読み続けている 欺瞞的な自分を思い出し、即刻、聴き続けることをやめた。 全集を途中で投げたのはシュナーベルだけだな。
507 :
名無しの笛の踊り :2005/11/28(月) 18:54:26 ID:gOJC4hHM
>全集を途中で投げたのは 俺の場合、EMIのバレンボイム。 何の感情も無い、音符をただ鳴らしているだけの演奏。 3枚ほど聴いて、これ以上は時間の無駄だと判断し中古屋に行った。
508 :
名無しの笛の踊り :2005/11/28(月) 19:58:51 ID:rbinWpHG
全集は30種類近く持っているけど、どれも全部聴いてみたよ。 バレンボイムはDGでの全集の方が聴きごたえあった。 最近良く手が伸びるのがパールの演奏。美音。
509 :
名無しの笛の踊り :2005/11/28(月) 22:14:39 ID:iW1Itrvp
>>508 全集30種類って凄いな。
是非オススメを教えて欲しいところです。
俺もパールの全集は好きだ。録音がメチャ良いよね。
特に初期作品の推進力のある楽章が秀逸。
ハンマークラヴィーアは最近、シェンクというピアニストの録音を聴いた。
出だしからかなり早いテンポで明晰、アダージョも素晴らしいし、
個人的にはかなりの名演かと思うんだが、、、聴いたことある人のレスを求む!
510 :
名無しの笛の踊り :2005/11/28(月) 22:21:26 ID:tnybTB8l
>>504 ブレンデルって何度か録音してなかったっけ?
どの録音もおすすめ、と?
511 :
名無しの笛の踊り :2005/11/28(月) 22:29:50 ID:gOJC4hHM
プリュデルマシェール 無色透明のヴォルヴィックみたいな演奏だな 夏は気持ちいいんだけどな
512 :
エロ吉 :2005/11/29(火) 17:23:06 ID:r1aoY/E4
女流ピアニストでオススメは誰のですか? ボクたちジャパニーズは仲道郁代タンから聴くべきですか? ハアハアできる演奏、教えて下さい。
513 :
名無しの笛の踊り :2005/11/29(火) 18:01:57 ID:l59gjEH+
28番が大好きです。 特に第一楽章と第三楽章の序奏部。 アラウの新盤で聞いてますが、お薦めCDを教えてください。
>>512 ランニングしながらウオークマンで聴く。
>>512 マジレスすると アニー・フィッシャー か エリー・ナイ
仲道郁代はアニー・フィッシャーの演奏とちょっと似たところがあるが、
ソナタよりも皇帝協奏曲のDVDでも見て(*´Д`)ハァハァ しなさい。
516 :
名無しの笛の踊り :2005/11/29(火) 23:44:42 ID:iaN33OQx
グルダの全集が店頭から消えてるのは不良品のせいか?
そうです 12月中旬までは並ばないだろうな
月光ソナタをキルンベルガーで弾いて録音してる人はいますか?
520 :
名無しの笛の踊り :2005/12/03(土) 02:53:22 ID:3crTz/S+
あったら聴いてみたいね
521 :
名無しの笛の踊り :2005/12/03(土) 21:18:05 ID:T2zoHuIN
教えてちゃんでスマソ。 ゜テンペスト」と「悲愴」で、速くてカコイイ演奏を教えてください。
522 :
名無しの笛の踊り :2005/12/03(土) 22:18:42 ID:aTa4Pk20
芸大でピアノをやってる知人らは評価してるみたいだけど、 どうなんでしょう。
>>520 やっぱりないんですか。当分、MIDIで我慢か・・・・
>>521 横山君はカコイイが速さはやや速めか。
フツーにグルダの新盤の良品が出るまで待つのが吉。
あとテンペストならグリンベルグだが、高めの箱しかないのがorz。
526 :
名無しの笛の踊り :2005/12/04(日) 13:12:10 ID:Zdm6XP/O
グルダ箱、ノイズがブチブチ入るんだけどこれは元の録音のせい? 例えば、月光の第3楽章とかけっこうひどい。 演奏はとっても好みなんだけど気になって・・・・・・
527 :
名無しの笛の踊り :2005/12/04(日) 13:47:29 ID:wYQ+d7nI
528 :
名無しの笛の踊り :2005/12/04(日) 13:51:52 ID:wYQ+d7nI
そうそう、パイクってブゾーニ演奏したり、超絶技巧のイメージなんだけど、 ケンプに師事してベートーヴェンを習ったんだよね。 この新譜気になるけど、値段が、、、
>>527-528 フォーレとか聴いて「細部まで丁寧に弾く人」というイメージが
あったんだけど、熱情の終楽章はけっこういい加減だと思った。
特にコーダ。指さばきが悪いのかペダルの踏み杉なのか知らんけど、
音が団子状になっているところがあって、好きになれなかった。
値段相当の価値は感じられない。
>>526 聴いたとき、そんな印象を持たなかったけどね。
ちょっときいてみるよ。月光の3楽章だけ。
をい、サイのテンペストの感想書け。
532 :
名無しの笛の踊り :2005/12/05(月) 23:43:47 ID:j5zhoJn4
分売で買えるハンマークラヴィーアの名盤があったら教えて下さい。 とりあえずポリーニ、レーゼル、パール、オールソンを持ってます。 どれも良いと思いますが、音が明晰で技巧も良く、崇高さの感じられる演奏が好きです。 おながいします。
533 :
名無しの笛の踊り :2005/12/06(火) 00:05:09 ID:s8qUyxKW
>>532 >音が明晰で技巧も良く
その意味でポリーニ、レーゼルに匹敵する演奏を
見つけるのは至難だと思われるが。。強いて候補を
挙げればシェンク、デミジェンコ、ロルティあたりか。
536 :
名無しの笛の踊り :2005/12/06(火) 13:17:57 ID:fu+fqxNJ
シュナーベルって暴落してるな2chでは
538 :
名無しの笛の踊り :2005/12/06(火) 15:42:15 ID:qjyWr6pi
>526 EMIとかユニバーサルのCDは質的に大いに問題あり。大企業を信用するな。レギュラー盤でもボロボロの 時がある。パソコンで鳴らすとよけいにアラが出る。ここは、boxはbrilliantから でるのを待つのが一番おりこうさん。
539 :
名無しの笛の踊り :2005/12/06(火) 16:08:08 ID:tqfOvYzk
まったく名前が挙がってないけどコルスティックはどうなんでしょうか?
>>536 余談だけど、そのHMVのサイトのポミエのレビュー、
かなり痛いな。。
>>540 レビュー書いた後は自分に惚れ惚れしてたでしょうなぁ
「我が家の王座」って人以来、久々に笑ってしまった
542 :
名無しの笛の踊り :2005/12/06(火) 23:40:01 ID:S/uLVRMv
シュナーベルの17番は好きだがなあ。 2chでは評判悪いのう。
最高! "シュナーベル版の解釈をベースとして、徹底的な描きこみを行っている。スタッカート一つ曖 昧なものは一切無い。調律・整音等ピアノの状態もこれ以上のものはもう無理かもしれない 。まさに完璧な調律。曲想や調性による微妙なズレまで計算し尽されている。シュナーベル 版を基本にした演奏で、これ以上に後期ソナタの全貌を描きつくしたものは無い。20世紀ベ ートーベン演奏の圧倒的な最高峰の一つ。これをリラックス状態で演奏しているから全く桁 が外れている。ただレベルが高すぎて、真に耳のある人しか分からないと思う。残念だが少 数派だ。" ひのき饅頭, 愛媛県 2005年09月10日
544 :
名無しの笛の踊り :2005/12/06(火) 23:56:00 ID:AETIlEe3
>>532 岡田博美の紀尾井ライブCD(カメラータ)
これ常識
545 :
名無しの笛の踊り :2005/12/07(水) 01:12:18 ID:Y7DC5gZo
ポミエのベートーヴェンはいいと思うよ。 フランス人だから先入観で損しているのかもしれないけど。 「熱情」の第3楽章のコーダがかっこいい。
>>543 す、すごいなこれ。。つい先頃までアラウスレで大活躍
していた「ピアノ歴自称37年」氏を凌ぐ力強さだ。。
>>529 胴衣。Prestoに入る直前の3小節の右手とか(スマソ、
手元に楽譜無いんで小節番号が分からない)ごっちゃ
になって何弾いているのか判別できない。粒揃えて
均等に弾くことが出来ないのを、ペダル踏み込んで
誤魔化している?
547 :
532 :2005/12/07(水) 23:29:13 ID:sU4s2r95
皆様ありがとうございました。 書き忘れましたがシェンクとロルティも持ってました。グールドも。 シェンクはフーガがイマイチなのが惜しいです。 ギレリスとポミエ聴いてみます。 岡田は廃盤になる前に買っておこうと思います。
548 :
名無しの笛の踊り :2005/12/08(木) 09:21:04 ID:UQj67fNV
クン・ウー・パイク、ジャケットの顔がすごい迫力だったので思わず衝動買い しそうになったが、上のレスを見たら買わなくて良かったと思った。 パイクはプロコのコンチェルトなんか良かったよね。
549 :
名無しの笛の踊り :2005/12/08(木) 14:29:09 ID:6qaWZKjt
シュナーベルのベートーベン、レーベルによって、全然音質が違うから、良いレーベル 聴いてから、評価したほうが良い。EMIとか、ぼけぼけ霞み過ぎで、あんなもの聴いて ピアニストを評価できるなら、耳栓して演奏会聴けるだろう。 英国Pearlレーベルが一番。但し高いので、後期とか自分が聴きたいのに絞って 買えば宜しい(第5集は、No.28〜32、ディアベリので入ってるので、初めての人には お勧め)。シュナーベルが何故評価されてるか分かるよ、演奏の瑞々しさにびっくり すること請け合い。でもちゃんとしたオーディオで聴いてね(この一言で反感 持たれそうだけど…(^^;)
>>549 反感持ちますたw
>>548 漏れは衝動買いしてしまったクチ。22番の解釈が特に鼻に付いた。
「こんなツマラン小品でも、オレ様が弾けばこんな刺激的」と言わん
ばかりのあざとい演奏(に私には聴こえる)。。そんなテンポ設定や
アクセント付けなくても、普通に弾けばとても美しい曲ですが何か、
って感じ。とても好きなソナタの1つだけに残念。
23番については
>>529 や
>>546 に同意。メカニカル面では強いほうに
属するピアニストだと思っていただけに意外でした。
551 :
名無しの笛の踊り :2005/12/08(木) 16:03:52 ID:UQj67fNV
シュナーベルはHISTORYだったか怪しいレーベルで2000円足らずで買ったけど いい音してると思いました。
553 :
名無しの笛の踊り :2005/12/08(木) 17:03:58 ID:UQj67fNV
>>552 いや、もっと前に出たやつです。TIMレーベルだったかもしれません。
今年出たのはメンブランでしたよね。
どうでもいいことだけど、TIMとMEMBRANは同系列だった希ガス
555 :
名無しの笛の踊り :2005/12/08(木) 17:10:10 ID:PQTXo8FM
主なーベルに関して言えば、membranはEMIよりいい音なのかしら?
556 :
名無しの笛の踊り :2005/12/09(金) 01:00:10 ID:r1FvpOsV
>>555 自前でリマスタリングやってるはずはないから他レーベルの無断コピー商品のはず
EMIと音質に違いがあるとすれば元ネタはNuova EraかPearlあたり?
557 :
名無しの笛の踊り :2005/12/09(金) 02:23:37 ID:hNbe4IMV
パイクのベトソナ全集って、短期間にまとめて録音しているけど、 やっつけ仕事なのか? それはともかく、いよいよ内田光子のベトソナ全集が後期ソナタから リリースされるね。楽しみ〜
558 :
>>557 :2005/12/09(金) 08:29:36 ID:P8tpxFSo
全集になるの?
559 :
名無しの笛の踊り :2005/12/09(金) 12:36:43 ID:rkWrU1wh
ロルティのソナタ全集はどうなったんだろうなぁ・・・
560 :
名無しの笛の踊り :2005/12/09(金) 12:58:52 ID:kgAmO7SU
イヴォンヌ・ロリオのハンマークラビーアは素晴らしかった。特に四楽章フーガは誰よりも明晰で堂々たる演奏です。エラートから出ていましたが今は廃盤かもしれない。復活させるべきだと思います。
グルダ箱10枚目キター
563 :
名無しの笛の踊り :2005/12/09(金) 22:39:30 ID:7xf6xdhp
564 :
名無しの笛の踊り :2005/12/10(土) 00:34:57 ID:pbmQHCb5
565 :
名無しの笛の踊り :2005/12/10(土) 08:26:04 ID:MHctd4Eq
>562 これ読んで、うちもグルダ箱10枚目を聞いてみたら、トラック3までしかはいってない。 珍しい買い物しちゃったね。どうしてくれるんだヨ>塔
シュナーベルの今年でた全集は、ほかのものより、録音状況が悪い?
567 :
名無しの笛の踊り :2005/12/10(土) 09:53:22 ID:04gXtSU5
ここでは評価が低いようだが バックハウスの旧全集が最高よ。 どうか一度は聴いてみて下さいね。
568 :
名無しの笛の踊り :2005/12/10(土) 11:26:39 ID:dF4qpZ5R
>>565 買った店にもってけばかえてくれるはずだよ。
562は良品が家に届いたってこと。
>>565 君が老人になった頃、もちろん君が生きて
いればの話だが、お宝鑑定団に出してみる。
571 :
565 :2005/12/10(土) 19:42:42 ID:MHctd4Eq
>>569 thanks! 近いうちに寄ってみます。
>>570 そうですね、あなたに格別の倍値で譲りましょう。
573 :
名無しの笛の踊り :2005/12/10(土) 21:31:50 ID:/TeM3KWq
>>546 例のピアノ歴37年の人は、今もアラウスレで名言を量産中ですよw
>アラウ聴いてて思うのは時間が横に流れながらも、縦にある種の実体
>を伴って積み重ねられていくような堀を強く感じるんだよなあ。強烈
>な熱で何を弾いても血肉が感じられて、しかし、アラウ特有の厳格さ
>が熱でばらばらにさせない。
>アラウ聴いてて思うのは時間が横に流れながらも、縦にある種の実体 >を伴って積み重ねられていくような堀を強く感じるんだよなあ。強烈 >な熱で何を弾いても血肉が感じられて、しかし、アラウ特有の厳格さ >が熱でばらばらにさせない。 ↑(笑)
>>574 分かったようで、分からない中身のない言葉だけの羅列
クラシックど素人な私ですが、今度からベートーヴェンから買い集めようと思っています。 交響曲はフルトヴェングラーという人の全集を買って、 さてピアノソナタは…というところで、 ここの方のオススメはバックハウス(ステレオ)、グルダ、横山って感じなんでしょうか? 個人的には、安価な横山辺りを買ってみようかと思うのですが…。
最初からフルトヴェングラーを買うのはたのむから止めなさい。 50年くらい前のモノラル録音でノイズだらけだぞ。 ピアノは横山でもOK
塔でグルダの全集、再入荷しているところがあったが 「CD10にピアノソナタは入っておりません。ご了承下さい」になってたぞ。 ひょっとしてピアノソナタ無しでFAになるんじゃないだろうな。 それとも不良品の在庫処分か?
>>579-581 ありがとうございます。
正直交響曲はすでに買っておりましてorz。
グルダの不良っていうのがおさまれば本命なんですが…。
ボーナスがまだなので、年末まで待って、ダメそうなら横山を買ってみます。
犬から例のグルダの箱が今日届いたけど、何の問題もなかったよ。
584 :
名無しの笛の踊り :2005/12/12(月) 20:21:51 ID:+iJeoWkG
>>582 フルヴェンは半年寝かせておいて、最近の演奏のものを1つか2つ買ってみては?
あと、グルダも買ってから半年寝かせましょう。不良盤チェックは必要だが。
いきなりグルダを聴いても何がスゴイのか解らないと思う。
横山とかアシュケナージみたいな「伝統」と切り離された演奏を聴いておくとグルダのスゴサが解ります。
585 :
夫婦喧嘩 :2005/12/12(月) 23:08:29 ID:iZ4QgTGq
日本音楽コンクール2位、3位、入選の人って素晴らしい活躍してるね! 1位になれなかったからって、なんにも気にすることなんかないんだよ。 1位も2位も3位も大差なし。入選だって同じようなものだ。 コンクール入賞・入選から3年後、5年後、10年後、15年後、20年後にどうなっているかが肝心なのさ。 甲子園で優勝とか準優勝とかして、プロに入って5年後、10年後、15年後に どんな成績を残しているかが大事なのと同じかもだね。 山本貴志3位、漆原朝子2位、津田真理3位、原田茂生3位、前橋汀子2位、 大島洋子3位、倉田優2位、小山実稚恵3位、玉井菜採入選、迫昭嘉2位、 植田克己入選、佐竹由美2位、小林美恵2位、金木博幸2位、森麻季2位、 久保陽子2位、清水和音3位、堀米ゆず子2位、大島幾雄入選、漆原啓子3位、 長谷川陽子2位、山路芳久3位、三木香代入選、工藤すみれ2位、田崎悦子3位、 原田幸一郎2位、ジョナサン・ハミル2位、横山奈加子3位、古川展生2位、 奥村愛2位、店村眞積3位、須川展也2位、徳永二男3位、今井信子入選、 館野泉3位、藤川真弓2位、遠藤郁子2位、神代修2位、矢部達哉入選、 望月哲也2位、佐藤美香2位、山口裕之2位、岩井理花2位、大林修子3位、 植木昭雄入選、岡村喬生入選、フジ子・ヘミング2位、豊田耕児3位、平野忠彦入選、 田中希代子2位、岡崎耕治2位、林康子3位、景山誠治3位、真田伊都子2位、 堀内康雄入選、川畑成道3位、白尾彰3位、永田峰雄入選、若林顕2位、、、
586 :
名無しの笛の踊り :2005/12/12(月) 23:10:59 ID:WluWtQbM
俺様のおすすめ バックハウス。これにつきる。 たのむから聴いてみてくれ。とくに後期ソナタ。たのむよ
聴いてるから、心配するな。
588 :
名無しの笛の踊り :2005/12/12(月) 23:26:11 ID:/ZjQt0ya
クラシックど素人の人がいきなり「全集」を買うとは 時代は変わったね
>>588 そう?
自分もモーツァルトもショパンもろくに知らなかったころにグルダのソナタ全集聴いたよ。
当時12歳で、金なかったから図書館で借りてテープに録ってたけれど。
自分もそうだけど。 とりあえず興味がわいたらまず聴いてみたいし。 手頃に買えちゃう値段だし。
591 :
名無しの笛の踊り :2005/12/13(火) 00:00:42 ID:JD3RvbWB
グルダはやっと発売か。協奏曲集楽しみ。
>>589 オマエみたいなキモジジイが
クラオタへの偏見の元凶であるし
またそれは真理でもあるわけで
要するに市ね。
何、言ってるんだか・・・黙れ馬鹿造
594 :
名無しの笛の踊り :2005/12/13(火) 11:13:55 ID:u+/3ILF2
korstickのCD買った人はいませんかねぇ・・・
595 :
名無しの笛の踊り :2005/12/13(火) 17:48:46 ID:VOYuZQ19
>>592 栃木の小1少女殺人の犯人、おまえだろ。
596 :
名無しの笛の踊り :2005/12/13(火) 17:57:00 ID:GyCboP5F
コルスティック持ってますよ。ハンマークラビア、早めのテンポでいいんですけど四楽章が引き飛ばしているような感じがしていまいちなんですよね。
597 :
>>585 第10番ト長調 :2005/12/13(火) 19:41:23 ID:aWsxlV2V
日本音楽コンクール2位、3位、入選の人って素晴らしい活躍してるね! 1位になれなかったからって、なんにも気にすることなんかないんだよ。 1位も2位も3位も大差なし。入選だって同じようなものだ。 コンクール入賞・入選から3年後、5年後、10年後、15年後、20年後にどうなっているかが肝心なのさ。 甲子園で優勝とか準優勝とかして、プロに入って5年後、10年後、15年後に どんな成績を残しているかが大事なのと同じかもだね。 山本貴志3位、漆原朝子2位、津田真理3位、原田茂生3位、前橋汀子2位、 大島洋子3位、倉田優2位、小山実稚恵3位、玉井菜採入選、迫昭嘉2位、 植田克己入選、佐竹由美2位、小林美恵2位、金木博幸2位、森麻季2位、 久保陽子2位、清水和音3位、堀米ゆず子2位、大島幾雄入選、漆原啓子3位、 長谷川陽子2位、山路芳久3位、三木香代入選、工藤すみれ2位、田崎悦子3位、 原田幸一郎2位、ジョナサン・ハミル2位、横山奈加子3位、古川展生2位、 奥村愛2位、店村眞積3位、須川展也2位、徳永二男3位、今井信子入選、 館野泉3位、藤川真弓2位、遠藤郁子2位、神代修2位、矢部達哉入選、 望月哲也2位、佐藤美香2位、山口裕之2位、岩井理花2位、大林修子3位、 植木昭雄入選、岡村喬生入選、フジ子・ヘミング2位、豊田耕児3位、平野忠彦入選、 田中希代子2位、岡崎耕治2位、林康子3位、景山誠治3位、真田伊都子2位、 堀内康雄入選、川畑成道3位、白尾彰3位、永田峰雄入選、若林顕2位、、、
599 :
名無しの笛の踊り :2005/12/13(火) 20:22:09 ID:GyCboP5F
出てるんですか?ワルトシュタインとハンマークラビーアが入っている奴だけです。最近コルスティックてリストのソナタのCDを買いました。こっちの方がよかったです。
601 :
名無しの笛の踊り :2005/12/13(火) 21:50:39 ID:m4+YURt/
ゲルバーのワルトシュタイン、凄くいい演奏だけど 冒頭近くで一瞬ヘニョるよね? 惜しいなあ・・・
602 :
名無しの笛の踊り :2005/12/14(水) 17:27:27 ID:xvZ2o2GR
エル=バシャの全集聴いた人いる?
604 :
名無しの笛の踊り :2005/12/15(木) 04:21:40 ID:BCDUbDhV
605 :
名無しの笛の踊り :2005/12/15(木) 21:17:34 ID:91m0+KhU
主なーベルに関して言えば、membranはEMIよりいい音なのかしら
ガブリリュクの月光ってどうなん?
ガブリリュク聴いた人いないのか・・・
608 :
名無しの笛の踊り :2005/12/17(土) 19:32:56 ID:lhxspMLp
ガブリの月光、上手く弾けてるんだけど、 どこか微温的なトコがあるんだよね。 音楽的感興に乏しいキーシンのより全然良いと思ったよ。
609 :
名無しの笛の踊り :2005/12/18(日) 04:50:38 ID:8+qs3v9b
だからルービンシュタイン ウィ〜
610 :
無名 :2005/12/19(月) 11:56:00 ID:1iJ8RmlG
ぼくは、ケンプが好きです。
スルタノフの熱情ってどうなん?
>>610 ケンプの2種類の全集は10年ちょっとしか間がないけど、かなり違うのですか?
ちなみにステレオ版の方を持ってます。
>>611 クライバーンコンクールライブのだったら、あれほど激しいのは聴いたことない。
>>612 漏れはモノ盤持っていてステレオはボチボチだが、指回りはやはりモノの方がマシだな。
ただロマンティックな粘着感はステレオに感じる。モノは録音のせいもあって、そこんとこが
ややサバサバして聴こえる。
真にケンプが好きな人はあの技巧に目をつぶれる筈だから、そしたらやはりステレオかな。
非ケンプファンなら、モノの方がいいと言うと思うけど。
ホロヴィッツ好きがあまりいないのはさみしい
>>616 音楽性がないからね。彼は何も考えずに、自らの
テクニックでがんがん引いていた頃が1番だね。
テクニックが落ちてからは、音楽性でカバーしよう
と思ったんだろうが、それがかえって悪かった。
>>617 ソリャ,貴方ほどには音楽性ないでしょうねえ,ホロヴィッツは....w
>>618 君もホロヴィッツ同様音楽性が乏しいのに、
人を見る目だけはあるんだね。
神は2物を与えずというからね。よかったね、
一つでもいいところがあって。
620 :
名無しの笛の踊り :2005/12/20(火) 15:35:46 ID:SeHZ+rc0
ホロヴィッツは「ベートーヴェンはあたかもへたくそなピアニストのために 特別に作曲したかのようにピアノ曲を書いてる」と言ったとか。 本人がそう言ったところで演奏とは関係ないけど ベートーヴェンのソナタは向かない気もするので このスレに限れば617に同感する部分もあるな。
>>617 音楽性って何ですか?
あと「何も考えずに弾いていた」ってホロヴィッツがそういっていたのですか?
単なるあなたの思い込みでしょ。
テクニックが落ちたのはいつだか知ってますか?その後、持ち直したのは知らないのですか?
結論:ろくに知らねえくせに偉そうなこと書くなヴォケ。でもホロヴィッツのベートーヴェンはクソ。
私見ですが、ホロヴィッツはホロヴィッツなりにいろいろ考えて弾いてるはずです。
でもすごく独りよがりな解釈で、一般的なベートーヴェン像とは全然違うと思うし
はっきりいって成功してないから、ベートーヴェンに関しては音楽性が乏しいと
言われても「まあそうだよな」という感じ。皇帝なんかも録音が残ってますが
すごくつまんない。
623 :
名無しの笛の踊り :2005/12/21(水) 00:04:32 ID:z62Ty6MU
横からスマンです。 >ホロヴィッツはホロヴィッツなりにいろいろ考えて弾いてるはずです。 >でもすごく独りよがりな解釈で、一般的なベートーヴェン像とは全然違うと思うし >はっきりいって成功してないから こーゆーの「何も考えてない」って一般的に言うんじゃないん? 結論:下手な考え、休むに似たり
>>623 「すごく独りよがりな解釈」「一般的なベートーヴェン像とは全然違う」=何も考えてないはおかしい
グールドのバッハはすごく独りよがりな解釈で一般的なバッハ像とは全然違うけど何も考えてないとは言わんでしょ
>>623 ホロヴィッツに「音楽性がない」何て全般的にいうから,じゃてめえにはあんのかよ,と言われただけ。
音楽性はあんたの一万倍はあるでしょ。ただ,ベートーベンの音楽性にはあまり合っていない,というだけ。
本人もそれを自覚してるからあんまりレパートリーにしてないでしょ。でも三大ソナタは,聞き直すと,そう
悪くはないと思う。
言われた人よりは二物を頂いてると思うよw
>>624 一応成功してるグールドのバッハと
失敗してるホロのベトを同一視するって…
お前に何言っても無駄らしいね
>>626 失敗、成功は関係ないでしょ。
「すごく独りよがりな解釈」「一般的なベートーヴェン像とは全然違う」=「何も考えてない」
という単純な図式がおかしいと言ってるだけ
そもそも俺もホロヴィッツのベートーヴェンは好きじゃないし。
しつこいなぁ、お前友達居ないだろ? 下手な考え、休むに似たり って辞書で引けや
粘着気質なヤツに揚げ足取られるものいやなんで先に書いておく。 下手「の」考え でも 下手「な」考え でもどっちもあるからな
623 :名無しの笛の踊り :2005/12/21(水) 00:04:32 ID:z62Ty6MU 626 :名無しの笛の踊り :2005/12/21(水) 00:20:59 ID:z62Ty6MU 628 :名無しの笛の踊り :2005/12/21(水) 00:44:44 ID:z62Ty6MU 629 :名無しの笛の踊り :2005/12/21(水) 01:00:10 ID:z62Ty6MU >粘着気質なヤツ 自己紹介乙。
>>621 はじめから結論があり、それを導き出すために、手前勝手に
あたかも相手がそういったかのように、一人自演している。
こういうタイプ、なんか最近増えたね。
632 :
age :2005/12/21(水) 11:36:19 ID:1X7PsK6Z
なんか変な人ばっかだね
633 :
621 :2005/12/21(水) 21:57:28 ID:Rop+Jtdm
>>631 俺はこのスレでは621しか書いていないのだが。
お前のような自演決め付け厨も増えたね。無意味だからやめなさい。
疑心暗鬼になるのはお前が確たる自分の意見を持たないからだ。
自分ががどう感じどう思うのか書けないから、他人を非難し、自演と決め付けることしかしない。
ちなみに「自演」と書く奴は昔はいなかった。「ジサクジエン」と揶揄していたんだよ。
お前のような奴がクラ板をだめにしてる張本人。
634 :
名無しの笛の踊り :2005/12/22(木) 00:57:14 ID:uETlx1M/
2人ともこのスレから出て行け
>>633 621よりはおとなしめの投稿ですね。631の投稿の
意味があったわけでしょうね。ま、顔が見えない
掲示板でしか、荒っぽい言葉をはけないというのも
かわいそうな気がしますがね。
>>637 まぁまぁ
たまに荒れるのもまた良しとしましょうよ。
それに、そろそろ終りそうな所へそうやって燃料投下するのも
荒らしと同じ効果がありますよね?気を付けましょう。
ホロヴィッツのベートーヴェン、とくに熱情と月光は神演奏だと思う。
ハイドシェックの全集の中古を3000円で入手しました。 なんか軽目のベートーヴェンですね。あとマスター テープが伸びてるせいか音が微妙に揺れてるところがある。 昔の録音で気になることないですか。LPしか持ってない からCDではどうかわからないが有名なバックハウスの 全集も音揺れが酷くて自分的にはお蔵入りです。都合 3セット持ってましたが全て揺れてました。
> 昔の録音で気になることないですか。LPしか持ってない > からCDではどうかわからないが有名なバックハウスの > 全集も音揺れが酷くて自分的にはお蔵入りです。都合 > 3セット持ってましたが全て揺れてました。 それはタンテのワウフラじゃないかとry まあでも、私もバックハウスは演奏も録音も良いと思ったことはないですが。
あらそうなんですか・・ まだまだ私、修行が足りないようですね。
>>640 私の持っているバックハウスのLPは音揺れはありません。
英DECCAの最初に出された全集版です。しかしそのLP
より日本版のCDの方がいいように思います(POCL-4731/8)。
演奏は私などはやはり第一に推しますね。小細工なしで、
音楽が大きくうねりながら鳴り響いているって感じですかね。
英DECCA盤もってるんですか。 全集というと確か60年後半完成ですから 初期盤というわけではないでしょうが あまり音良くないのですか?
ちなみにわたしの持ってるのは国内盤で 大げさな切手アルバムみたいな奴です。
俺もバックハウスの6大ソナタLPでもっていたが、 告別ソナタの第3楽章であきらかにピッチがおかしくなるところがあったよ。
647 :
名無しの笛の踊り :2005/12/26(月) 14:52:49 ID:S8rjmUda
もうこのスレ終わり?
648 :
名無しの笛の踊り :2005/12/26(月) 15:51:44 ID:oPjmwAO5
語り尽くされた。
日本人で全曲録音した人いるの?
650 :
名無しの笛の踊り :2005/12/26(月) 17:09:03 ID:sDEBHpJj
俺が知ってるのは園田・清水・横山・迫。あと誰だろ?
園田あたりは入れてると思ってたが そんなにいたんか。でももっといそうではある。
652 :
名無しの笛の踊り :2005/12/26(月) 18:51:39 ID:ZKRO6CSo
しかしセットで500円でも要らんな。
654 :
名無しの笛の踊り :2005/12/27(火) 04:57:41 ID:O74i7iJI
ID:i2U1s72Tは池沼
野平一郎先生のは完結してないんですか?
>>653 横山の全集は結構良いよ。
まあ、他のはたしかにセットで500円でも要らんなw
500円ならとりあえず買うよ
>>655 まだなんじゃないですかね。全集完結して値段を抑え目に
してくれれば、聴いてみたい。バラ売り1枚3000円って、
誰も買わんだろ。
tp://www.grammy.ru/index1.php?act=search&singer=beethoven+ludwig+van+%281770-1827%29&album=piano+sonatas+no.+1+32+%28claudio+arrau%29 ピアノソナタ全曲mp3
>>659 thx!!!!!!
どうやって見つけたの?
>>659 かなりがんばった。
一度に落とさないでね。潰れるから
>>659 乙。
だが、漏れのPCではダウソできないようだorz。
あきらめて商品を買うよ・・・。
>>655 、
>>658 完結してますよ。たしか完結したとき、全部買った人へ専用の
ボックスプレゼントってのがあった。
でも1枚2940円ではねえ・・鰤に音源売ってほしい(w
664 :
名無しの笛の踊り :2005/12/28(水) 18:21:42 ID:Ln7b2Qjk
五味という小説家は、29番の第3楽章、30番と32番の各終楽章があれば、ほかにピアノ曲は要らんと書いていた。厳しい人。
>>664 厳しい人かどうか、それとも単に音楽好きではない、
色々あると思うが・・・
>664 世界が狭いな 他の曲も聴けばいいのに
667 :
名無しの笛の踊り :2005/12/28(水) 19:48:28 ID:Ug7rIA93
五味は、同じベートーヴェンでも、5つのピアノ協奏曲は詰まらないと書いていた。ヴァイオリン協奏曲は大好きだったそうだが。 ピアノ協奏曲というジャンルが そもそもあまり好きでなく、バッハとモーツァルトの数曲以外は才能の無駄遣いと考えていたようだ。
ゴミなんて死んだら自分の書いた小説は全く要らなくなっちまった小説家じゃん
669 :
無名 :2005/12/28(水) 22:55:38 ID:YpCHA+XW
少し、質問があるんですけど 熱情ソナタの3楽章ってどのくらい難しいですか?
それは、弾くという意味だな。別スレ探してくれ。
672 :
名無しの笛の踊り :2005/12/29(木) 10:52:42 ID:shNx+f6z
シフが、1・2・3・4を弾いているCDがあるけど、聴いた人いますか?
↑ クラシック板では、 私ひとりしかいないな、多分。
675 :
674に追加 :2005/12/29(木) 12:10:02 ID:vUsJg9Bk
あ、シフのことね。
>>672 ん?全曲あるじゃん?アパッショナーた付きの?
>>676 あっ,ピアノソナタか,ごめん。
そんなのあるんだ
678 :
名無しの笛の踊り :2005/12/29(木) 12:27:56 ID:shNx+f6z
最後の32番、終楽章が作られなかったんですね。不完全なまま何故ベートーヴェンが世に出したのか不思議です。
679 :
名無しの笛の踊り :2005/12/29(木) 13:26:35 ID:gDuCsZ6X
32番を抹殺するのをご所望ですか?
>>678 釣りにしてはヒネリがなさすぎる。35点。
681 :
名無しの笛の踊り :2005/12/29(木) 14:22:36 ID:qGBjjHnd
ハンマークラヴィアソナタが第3楽章で終わってても違和感はないだろうな。
>>672 このあいだレイディオで4番がかかってたけど、結構よかったよ。
えらくスローテンポだけど、一音一音に心を込めるような弾き方で
もの凄く新鮮に聞こえた。
それまで4番には「軽い曲」って印象を持ってたけど
そうじゃないことに気づかされた。
683 :
リヒテルとブレンデル :2005/12/30(金) 22:50:44 ID:Lm4j5uHv
この人達って日本音楽コンクール受けなかったのかしら? 入賞も入選もしてないみたいだけど。。 それとも予選落ち? それにしちゃ皆さん素晴らしい活躍してるよね! 佐々木典子、青山聖樹、内田光子、石川静、工藤重典、大橋国一、横坂源、 堀江真理子、白井光子、横川晴児、花房晴美、川村英司、古部賢一、五嶋みどり、 畑儀文、酒井秀明、藤原由紀乃、庄司紗矢香、水谷上総、上原彩子、中山早苗、 樫本大進、清水直子、吉田将、川久保賜紀、高橋多佳子、佐久間由美子、神尾真由子、 若尾圭介、三輪郁、津堅直弘、毛利伯朗、三浦友理枝、松崎裕、飯田美千代、 伊藤恵、鈴木理恵子、中丸三千繪、宮谷里香、水野信行、川上徹、児玉桃、 高田あずみ、福井敬、磯部周平、半田美和子、関本昌平、川本嘉子、木村宏子、 横山幸雄、吉永雅人、佐藤しのぶ、小川典子、岡本正之、木嶋真優、広田智之、、、
>>673 一流のリスナーとやらはどういうリスナーですか。
後学のため是非お聴かせ願いたい。
少なくとも 音楽の聴き方についてあれこれ講釈を垂れるヤツ と 喧嘩腰で他人に問いかけるヤツ は一流ではないな。
686 :
追加 :2006/01/04(水) 01:03:33 ID:Cw4N6Y7g
スレ違いの質問をするヤツ も一流にはなれない。
687 :
名無しの笛の踊り :2006/01/04(水) 06:25:54 ID:YUnOc1/Z
>>684 五味という人は音楽そのものより「音の再現性」にこだわった人(平たく言えばオーディオ・キ×ガイ)
DGの音はギラギラしてるだのEMIの音は痩せてるだのPHILIPSの音は残響が多すぎるだのDeccaの音は少し硬いだのということには興味が向くが
シュナーベルとバックハウスとグルダの演奏の違いなどはあまり興味がない(
>>640 ,641,643-646あたりのレスが参考になる)
こういうのが3流のリスナー
「音の再現性」にしか興味がないならクラシックなど聴かずに野鳥の鳴き声や汽笛の生音などを自分で録音して楽しめばよい
※実際に野鳥の鳴き声を録音して楽しんでいる人たちがいる
ttp://www.ybird.jp/torinavi/recording/fs_record.htm 2流のリスナーなら各演奏家の傾向が理解でき自分の好みというものも持っている
1流のリスナーは楽曲のアナリーゼができて各演奏家がどこをどのように演奏しているか(あるいは誤魔化しているか)指摘できる
初歩的なアナリーゼもできないオト×チ風情が
>>667 > 五味は、同じベートーヴェンでも、5つのピアノ協奏曲は詰まらないと書いていた。ヴァイオリン協奏曲は大好きだったそうだが。
> ピアノ協奏曲というジャンルが そもそもあまり好きでなく、バッハとモーツァルトの数曲以外は才能の無駄遣いと考えていたようだ。
などとベートーヴェンの作品やピアノ協奏曲一般を貶すことは許されない
688 :
名無しの笛の踊り :2006/01/04(水) 07:22:54 ID:hl62iqid
>>687 同意ですな。「詰まらない」とか「好きでない」とか
それだけで済ませてしまうようなのはね。
689 :
名無しの笛の踊り :2006/01/04(水) 08:40:15 ID:/5yn5X5/
音楽なんてただの娯楽だろ 好きか、好きじゃないか、でいいじゃんか
>>689 そのセリフ、モーツァルトは肯定するだろうが、ベートーヴェンは否定するだろうな。
彼は音楽を娯楽や職人芸ではなく芸術だと考えた初めての人だから。
>>659 ttp://www.yung.jp/yungdb/op_z.php?szell=2 シュナーベルの全集ならここで聴ける。
国内で版権が切れてて配布可能になっているらしい。
ちなみに俺はピアノソナタはどうしてもバックハウスになっちまうな。
他のピアニストは上手いと思っても感動しない。
なんというか音楽的に不自然だったり技巧を見せつけるような弾き方をされると醒めるんだよ。
ハンマークラヴィーアの4楽章のアッチェレなんか、バックハウスが一番自然。
他の演奏だと出だしが遅すぎ。ピアニストのオナニーを聴かされているようで辟易する。
ワルトシュタインの3楽章もバックハウス(モノラル)以外は感動しないな〜。
音が天高く構築されていく様と俺の人格が一瞬重なって脳髄が痺れるような感動を与えてくれるのはいまのところバックハウスだけ……
まあ美音とか技巧じゃバックハウスは全然駄目だけどさ、なんかベトってそういうことはどうでもよくなってくるんだよな
>>691 ユング君のサイトで聴いてもけっこういい音だね。
これでもうmembranの廉価全集買う必要ないかもw
>>687-691 芸術性の追求などどうでもよい、好き嫌いで決める、という人がいてもそれは
それで仕方ない。
好き嫌いと芸術的価値の優劣を混同するのがイクナイ
(もっとも完全に線引きできるとは俺も思わないが)
694 :
名無しの笛の踊り :2006/01/04(水) 21:28:08 ID:Cw4N6Y7g
実際のベートヴェンにとっては、音楽は「売れる(ウケル)か売れないか」が最大の関心事だった守銭奴 と言うのは定説ですが、、、ここでコレを書くのはちょっと危険かもね
金がもうかるダンス音楽や民謡の編曲をしながら、 ハンマークラヴィアなどの、将来しか受けそうにない曲を書いたり、 ミサ・ソレムニスでがんばって、金持ちにたくさん予約させたがるのだから、 金儲けと芸術の両立を目指した、というのが正しい。
>五味という小説家は、29番の第3楽章、30番と32番の各終楽章があれば、ほかにピアノ曲は要らん >同じベートーヴェンでも、5つのピアノ協奏曲は詰まらない >ピアノ協奏曲というジャンルが そもそもあまり好きでなく、バッハとモーツァルトの数曲以外は才能の無駄遣い 私も昔(20歳くらいの頃)、まったく同じことを考えていました。 ピアノを使った精神の冒険で、人類の歴史上一番遠くまでいった人であり音楽であると・・・ 毎日毎日、合計すると何千回も聴いたと思います。 今でもその考えを変えるつもりはありませんが、ベートーヴェンのソナタを聴く頻度はすっかり減り、 もっぱら他の音楽家の作品を楽しんでいます。シューベルトやブラームスやフォーレや一部の ジャズから深いものを感じ、他にもラヴェルやドビュッシーやバルトーク、ヤナーチェクやモンポウと 好きなものを挙げればキリがありません。 しかし、あの頃のように一音一音に心を震わせ、音をイメージや言葉に変換しながら聴いて いるかといえば、違いますね・・・。 引用された五味さんの文章はどうしても大人げない印象を与えてしまいますが、素直な感受性を 持った人なのかなとも思えます。それにインターネッツなどない時代の、限られた読者だけを相手に する物書きの語り口(考え方)であった、という見方も念頭に置いた方がいいでしょう。 単なるオトキチは、ふつう29番の第3楽章など好まないと思いますよ。
>>696 俺は逆。
オッサンの域に入ってから、ようやくベートーヴェンの偉大さに気がついた。
若い頃は「“音楽”の頂点に君臨しているのはベリオだろ」とか
本気で考えてたな。バカだね。
>>691 >ハンマークラヴィーアの4楽章のアッチェレなんか、バックハウスが一番自然。
自分の好みの見方を「自然」のような言葉で客観的に正当化しようとするのはやめてくれ。
私にとっては、そのあたりはアシュケナージの方がしっくりくる。
701 :
名無しの笛の踊り :2006/01/05(木) 20:31:08 ID:Wj3nXyPt
>>691 のオナニーを読まされているようで辟易する。
>>691 ハンマークラヴィーアだけじゃないよ、バックハウスの
自然さは。大きなうねりの中に音楽が自然な高まりを
見せて我々をも巻き込んでいく。バックハウスの
ベートーヴェンを聴いて、ほかのピアニストを聴くと、
ほんと、全部が作り物に聞こえてくるんだよな。
ま、私は君と違うのは、モノよりもステレオの方がより
自然に響き、好みだけど。
鍵盤上の獅子王
>>702 自然で,美しい音色。しかし,ベートーベン的狂気,爆発などの深い心情の表現としては物足りないところが
あることもまた厳然たる事実。
705 :
名無しの笛の踊り :2006/01/05(木) 21:39:52 ID:Wj3nXyPt
おまいら、もっと良質なネタを提供しれ。
後家のステレオの方の全集ってハンマークラビアだけが MONOなんだよね。ステレオでも入れて欲しかったね。
バックハウスの話はどうでもいいです。 信者が出てくるとうざいことこの上ない。バックハウスに限らないが、バックハウス 好きの人ってどうしてそこまでの至上主義を他人に押し付けられるのかしらん。
膨大な撒き餌の末に、やっと釣れた って感じかな。ご苦労様
709 :
名無しの笛の踊り :2006/01/06(金) 02:24:54 ID:Vqrk/wcg
バックハウスの顔がいいよ。 いかにも求道者って感じじゃん。
バックハウスねたでベトスレ荒らすのは、もはや至難のわざだねw
でも俺は五味の文章読んでベートーベンの後期ソナタ聴くようになったんだけどなー ┐(´ー`)┌
712 :
リヒテル最高 グルダが意外とイイかも :2006/01/06(金) 23:41:53 ID:IjaCs0TB
この人達って日本音楽コンクール受けなかったのかしら? 入賞も入選もしてないみたいだけど。。 それとも予選落ち? それにしちゃ皆さん素晴らしい活躍してるよね! 佐々木典子、青山聖樹、内田光子、石川静、工藤重典、大橋国一、横坂源、 堀江真理子、白井光子、横川晴児、花房晴美、川村英司、古部賢一、五嶋みどり、 畑儀文、酒井秀明、藤原由紀乃、庄司紗矢香、水谷上総、上原彩子、中山早苗、 樫本大進、清水直子、吉田将、川久保賜紀、高橋多佳子、佐久間由美子、神尾真由子、 若尾圭介、三輪郁、津堅直弘、毛利伯朗、三浦友理枝、松崎裕、飯田実千代、 伊藤恵、鈴木理恵子、中丸三千繪、宮谷里香、水野信行、川上徹、児玉桃、 高田あずみ、福井敬、磯部周平、半田美和子、関本昌平、川本嘉子、木村宏子、 横山幸雄、吉永雅人、佐藤しのぶ、小川典子、岡本正之、木嶋真優、広田智之、、、
714 :
名無しの笛の踊り :2006/01/07(土) 09:10:36 ID:Wv3pzTnG
五味さん、 最後の入院生活では、32番の2楽章をヘッドフォンでひたすら聴いていたそうな。
>>714 そんなん聴いてる暇があったら「柳生武芸帳」完結させろ。
と言いたかった。
716 :
名無しの笛の踊り :2006/01/07(土) 15:34:06 ID:kapHC1ay
鰤から出てる、ジョン・リルとかいうピアニストの全集の出来はどうですか?
717 :
名無しの笛の踊り :2006/01/07(土) 15:53:58 ID:V2Fu2OnM
かつてASVから出てたときは廉価版全集として名高かったもの。 演奏は可もなし不可もなし。 今となっては特に優先して買う価値なし。 以上。
>>717 ジョン=リルはパッとしないピアニストだよね。
悪くはないがコレと言ったインパクトがないというのには同意。
719 :
名無しの笛の踊り :2006/01/08(日) 02:06:55 ID:Il1ZSALg
>>714 さすがに特別病室にタンノイ持ち込んだりはしなかったのかw
>>716 パールの方が評判良いみたいね
3千円くらいになったらパール欲しい
【ジョン・リルの件】 ブリリアント盤とASV盤とは、別の演奏(ASV盤が新録)との説あり。 真偽の程は・・・・・?
721 :
名無しの笛の踊り :2006/01/09(月) 01:59:26 ID:IINROO7r
月光3番 出だしから弾けない・・・鬱
722 :
名無しの笛の踊り :2006/01/09(月) 12:20:37 ID:K7h2+Sys
ジョン・リルは凄いと思う。ただ、鰤は鳴らすのが難しくって損をしている。 濁りのない低音が出る環境で、低音を持ち上げ、高音を下げてやると、 本領発揮します。 ただ、ジョン・リルは、ベートーヴェンのP協の方が、オーディオを選ばない ので、五味もビックリ考えを変えるくらいの名演なので、そっちを先に買って、 P協と同じ音になるようにオーディオを設定するのがよいと思う。
723 :
名無しの笛の踊り :2006/01/09(月) 12:25:55 ID:K7h2+Sys
>>722 なんか、リルとか鰤とかオーディオとか言ってるけど……
どーでもいいや( ´_ゝ`)
>>704 >自然で,美しい音色。
自然だが美しいか?
むしろ、ベートーヴェンの音楽として自然に弾いているから
ベートーヴェン的な狂気もバックハウスに宿っていると思うし、故に音がむしろ汚く感じる。
たとえば月光(ステレオ)の三楽章の狂気はバックハウスが一番自然で一番音楽的に狂気じみていると思うのだが。
>ベートーベン的狂気,爆発などの深い心情の表現としては
>物足りないところがある
あなたが求めているのは最初からベートーヴェンではなくピアニストの個人的な狂気や爆発、思い入れであって、
それを「深い心情の表現」と思っているではなかろうか。
それがバックハウスに見いだせないから、物足りないだけなのではないのか。
>>725 そうかもしれませんが,私の言ってることもは特に独自な見解ではないんですが。
バックハウスの音が美しい,というのは,あの吉田御大も言ってます。
月光の三楽章はやはり物足りません。グルダ・ゲルバー的なものを爆発と考えているのですが,グルダはちと音楽が軽いのが別な意味で
物足りません。
バックハウスは白痴だ,といったシュナーベルに賛同するわけではないですが(シュナーベルは作為的で頭で弾いてるだけ
というイメージ),シュナーベルの言いたいことは判り,アンチパックハウスにはかなり通説的見解だと思いますが?
>>726 >シュナーベルの言いたいことは判り,アンチパックハウスにはかなり通説的見解だと思いますが?
藁。
まあ別にバックハウスが最高とは言わんが、グルダ・ゲルバー的な爆発もなあ……
シュナーベルがバックハウスを白痴と言ったところで、それが現代のバックハウス嫌いの感情とイコールとはとても思えんな。
まあ少なくとも、おそらく音楽よりもピアノが好きな人はバックハウスが退屈なんだろうと思う。
バックハウスには退屈する曲も沢山あるからな。
MIDIのキルンベルガー聞いてから、生ピアノ聞けないんですけど、 どうしたらいいですか? どれも響きが下品杉。
730 :
名無しの笛の踊り :2006/01/09(月) 22:57:02 ID:583x2NkW
グルダマンセーなんだが、手元にはグルダ、ブレンデル、シュナーベル の全集がある。バックハウスにも興味があるのだが、バックハウスヲタ の言うことがキモイので躊躇する。 なんか、過去ログだとバックハウスは、最新のリマスターでないと 音が汚くて真価が解らんと強く主張していたやつがいるのだが、 最近出没している727は、音が汚いと主張している。よう解らん。 XXXXしか感動できん、というのは個人の感性の問題だから置いておく として、結局バックハウスの魅力は何よ? 音はきれいなのか汚いのか?録音によって魅力が表現されたり されなかったりするのか?
>バックハウスの魅力 枯れた元ヴィルトゥオーゾの渋み。
732 :
名無しの笛の踊り :2006/01/10(火) 02:50:52 ID:np4enUWG
>>730 > 結局バックハウスの魅力は何よ?
皆が褒めてるという「安心感」w
自分の耳に自信が持てない人は「バックハウス最高!」と言い続けていれば心の平静を保てます
> 音はきれいなのか汚いのか?録音によって魅力が表現されたりされなかったりするのか?
グルダほどではないが音色は意外と綺麗
もともとショパンやリストの技巧曲系を得意としただけあってしっかりと良く鳴る音
宇野が言うような「ゴツゴツした音」ではない
ただしDeccaのステレオ録音盤は「優秀録音」とされてるがノイズが多くイマイチだと思う
グルダのDecca全集も音質は良くないので同時期のモノ録音盤も推して知るべしだろう
> なんか、過去ログだとバックハウスは、最新のリマスターでないと
> 音が汚くて真価が解らんと強く主張していたやつがいるのだが、
リマスターくらいで「真価が解らん」はずはない
テンポ揺れまくりペダル踏みっぱなしで音を濁らせまくりなのは糞リマスターでも判る
技巧の衰えは悲惨で「月光」第3楽章みたいな急速系はメロメロ(アラウも酷いがw)
「ハンマークラヴィーア」は再録すらかなわず旧盤からの使い回しという体たらくだった(アラウは更に「月光」の再録が不能だったw)
> バックハウスにも興味があるのだが、バックハウスヲタの言うことがキモイので躊躇する。
「バックハウスは聴いたことありません」でベートーヴェンのソナタを語るのはチト恥ずかしい
今月末に新リマスタ
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1415428で再発されるので旧リマスタ http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=285996は処分特価になるかも知れない 5千円以下なら買ってみたらいかがか?
ただ、バックハウスの「真価」とやらを判断するならモノ録音盤ですべきだろう
ステレオ録音盤では「枯れた元ヴィルトゥオーゾ」
>>731 のさらに残りカスしか味わえない
モノ録音盤は50年経ったのでそろそろScribendumあたりで廉価セットを出して欲しい
>>732 なるほど,なにを言いたいのか判らなかったが,これで判った。
その上で....全然どうでもいい意見でした。
>>732 >もともとショパンやリストの技巧曲系を得意としただけあってしっかりと良く鳴る音
>宇野が言うような「ゴツゴツした音」ではない
お前何もわかってねえのなw。
綺麗・汚いってのはピアノの音色の話じゃねえんだよ。
音楽が要求するタッチの強さとピアニスティックなタッチの強さの間でどの程度バランスを取っているか、ということ。
で、バックハウスは明らかに音楽側に寄っているわけ。
タッチが強くてしっかり鳴っているから汚く聞こえるんだよ。
(たとえば32番の一楽章冒頭でも聴いてみりゃわかる)
>技巧の衰えは悲惨で「月光」第3楽章みたいな急速系はメロメロ
ピアニスティックな演奏しか受け付けないアレルギー体質の人間にはそう聞こえるんだろうな。
チェロ弾く奴でバッハ無伴奏チェロ組曲でカザルスの演奏を受けつけない奴も多いが、
「音が綺麗で美しくて粒がそろってて、少し個性的な表現がされてりゃ満足する人間」ってのは、
その楽器を演奏している人間に多いんだよ。(だから変に自分の耳に自信がある)
技巧なんてものは音楽を表現するために最低限あればいいんであって、
技巧そのものに酔うような聴き方をするのは、聴き手が三流なのか、アマチュア演奏家がプロの技巧に驚いているだけなんだと思うね。
735 :
名無しの笛の踊り :2006/01/10(火) 09:38:02 ID:pPgoNvl5
>>734 >技巧なんてものは音楽を表現するために最低限あればいい
結局、各人がこのハードルをどの程度の高さに設定しているか
っていう問題だよね。貴方は比較的低めに設定している。そんだけ。
>技巧そのものに酔うような聴き方
技巧を軽視して「音楽」に酔うような聴き方も十分キモイよ。
>>735 おいおい、技巧が聴きたいならリストの超絶技巧曲でも聴けばいいだろ。
君のようにベートーヴェンのピアノソナタにすら技巧にしか興味が持てない輩は、
音楽に酔えない不能が技巧に救いを求めているのか、
それともアマチュアピアニストが単に技術の参考にしたがっているだけか、
どっちかだと思うがね。まあいいや。
>>736 綺麗・汚いってのはピアノの音色の話じゃねえんだよ。
音楽が要求するタッチの強さとピアニスティックなタッチの強さの間でどの程度バランスを取っているか、ということ。
一人よがりここに極まれり。おなにーしてな
>>737 =734
あはは。
音楽の良し悪しもわからず技巧だけで聴いているアホウがなに逆ギレしてんだw
ベートーヴェンのピアノソナタなんてのはな、
後期を除けば、少しピアノを弾ける奴なら弾きこなせる曲ばかりなんだよ。
そんな耳をそばだてて判別するような技巧なんざ本質的なもんじゃねえの。
月光だの熱情だの、アマチュアの達者な奴が弾いても感動することもあるわけだ。
要はピアノソナタという入れ物に何を入れるかだが、
第二次世界大戦とか弾圧とかを経験してない連中、
特に人生経験の浅い若手どもが、
技巧だの個人的な刹那的感情を盛り込もうとするのはわかる。
しょうがねえよな。あいつらにはそれしかねえんだからw
しかし聴く側もそこしか聴かないというのは時代の流れなのかね?
特に技巧の衰えた老人どもが、 第二次世界大戦とか弾圧とかいった人生経験を盛り込もうとするのはわかる。 しょうがねえよな。あいつらにはそれしかねえんだからw
>>738 誰が技巧だけなんて言ってんだか。あんたの方が変てこな誰にも通用しない理屈で音が汚いとか言ってるオタジャン。
技巧なんて一言もいっとらんよ。何か反対する人は全部同じひととかんちがいしてんじゃないの
大漁ですね。
>>738 俺はここを初めて覗いただけで、議論とは関係ないが、
あんた嫌な奴だねえ。
結構いい年のオヤジなんでしょ?
ちょっと自分の文章読み返してみなよ。
ヴェデルニコフのベートーヴェンこそ、苦難の人生の中で自らを高めた哲人による 至高の演奏である。 ただのスージオタクのバックハウスや、腐りきったドイツ市民文化に浸っていた ケンプなどとは比べものにならない。 いわば有機農法で育てられた本物のトマトと、促成栽培の偽トマトとの違いのような ものだ。
>>743 でどっちがうまいの?有機農法のやつ、それとも促成栽培の方?
>>743 わは,今度はまた変なたとえか。
具体的に表現してみい
出来ないだろうが
746 :
名無しの笛の踊り :2006/01/10(火) 18:20:47 ID:Q9kr4RVj
747 :
名無しの笛の踊り :2006/01/10(火) 18:44:08 ID:TCrwDaz/
ピアニストが誰か目隠しして聞いて、どちらが人生経験が豊富かわかるとは思えないですよね。
すげーデムパ発生してますねぇ
749 :
名無しの笛の踊り :2006/01/10(火) 23:54:10 ID:MwyFZil9
>>738 > 要はピアノソナタという入れ物に何を入れるかだが、
> 第二次世界大戦とか弾圧とかを経験してない連中、
> 特に人生経験の浅い若手どもが、
> 技巧だの個人的な刹那的感情を盛り込もうとするのはわかる。
> しょうがねえよな。あいつらにはそれしかねえんだからw
何で大戦や弾圧された経験を持ってると演奏に深みが出るのかが意味不明
論理的な思考力を身につけてから再度カキコするように
何が争点なのか追いづらいのですが、どうやらバックハウスを巡って荒れているようですね。
彼のベートーヴェンを好きな人も嫌いな人も、バックハウスの演奏とは何かを説明したくて、
しかし的確に言い切るのが難しく苛立ってらっしゃるようにも見えます。音楽を言葉で語る
こと自体がそもそも難しいうえ、バックハウスはまた評価の難しいピアニストだと私も思います。
私自身はベートーヴェン後期ソナタの聴き始め(昔、20歳前後の頃のことです)がバックハウス
とケンプだったため、これらの名前、そして自分の記憶にある演奏に今も親しみを感じます。
当時、安物のオーディオ機器しか使っていなかったため(今でもです・・・)、音に関してあれこれ
言うのは憚られますけど、バックハウスの音はきれいだと思います。それに、十分に上手い。
演奏全体の印象は、
>>731 さんの簡潔な表現に同意です。ケレン味のない良い演奏。
聞き手の心と波長が合えば、深く響きあえるような演奏だと思います。・・・これより多くを語るには、
自分の心が希求するものが何か?とか、演奏に表現されている美がどんなものかとかについて
言葉や論理(?)を搾り出す必要がありそうです。そうすると往々にして罠に嵌ることになる。
自分が思うことを他人に伝えようとするうちに、いつしか勝つための議論が目的にすりかわり
勝つための理屈に埋没する。元を正せば、音楽の感動を人に伝えることの難しさゆえだと思います。
もうひとつ、この際確認しておきたいこと。
ピアニストがピアノを通して美について何かを語る。たかが美です。聴く者がそれを美しいと言う。
そう言ったことで、また別の人に非難されることがあっても当然です。美を享受するにあたって
誰かしらからの非難を免れることはないし、回避する必要もないと思います。
>>749 確かに
>>738 さんのカキコ、いささか飛躍した論理(?)だと思います。(やや共感しますが・・・)
しかし音楽や演奏を語るのに、必ずしも論理的な思考力など要らないと私は思います。
751 :
730 :2006/01/11(水) 01:43:02 ID:MgdXvogr
サンクス
>>732 結論が言えば、モノ版が安価に入手できるようになるまで
待てだな。ステレオ版は、中古で1枚ぐらい探してみますか。
しかし、一晩ですごいことになっているな。キレイ・キタナイを、
ピアニスティックな意味と、ダイナミクスの観点から言って
(多分、sfとか)人がいるのだね。まあ、同じ言葉を違う
意味で使っているから議論が噛み合わないのね。
ところで、ドイツ人音楽家が大戦の経験したというのは、通常は
芸術の無力さ、価値観の崩壊の経験を意味するのでは。そうすると、
虚無的な演奏になるのかね。あるいは、伝統に束縛されない
演奏とか。
>>750 「論理的な思考力など要らない」を実践するのは、個人の好き好き
だが、人を説得することはできないぞ。
752 :
名無しの笛の踊り :2006/01/11(水) 07:11:08 ID:kbDxiCTE
>>738 >ベートーヴェンのピアノソナタなんてのはな、後期を除けば、
>少しピアノを弾ける奴なら弾きこなせる曲ばかりなんだよ。
うはw(^ω^;) ピアノ弾いたことないのモロバレww
Op.53やOp.57を「弾きこなせる」って、どんなレベルか
分かって言ってんのか?ww アラウスレにも
>>738 みたいな
知ったか池沼爺がいたよなwwwww
753 :
738 :2006/01/11(水) 08:58:11 ID:hnP5Rj9e
調子に乗って書いていたら随分荒らしてしまったようですまぬ。 バックハウスの場合田園とか28番とか30番は文句なしに勧められるんだが、 全部良いというわけじゃなく前述の通り退屈に感じる演奏も沢山ある。 27番とか31番とか……(某評論家は30番は1楽章だけで2楽章以降は駄目だと書いていたが俺はそうは思わん) 大戦の記憶を引っ張り出したのは蛇足だったが、 演奏会を聴くときでも最近の人は聴いていてベートーヴェンを弾く動機が見えないんだよ。 綺麗な曲は山ほどあるんだし、別にお前ベートーヴェンを弾かなくてもいいだろと。 ま世のCDを全部聞いた訳じゃなし、ジョン・リルとかも聴いたことないし、 とりあえず撤退する。
754 :
名無しの笛の踊り :2006/01/11(水) 10:32:40 ID:7Dt0C/Xa
738が荒らしたようには思えんが
754=738 「撤退する」と宣言したら素直に撤退するように 見苦しいぞ
757 :
名無しの笛の踊り :2006/01/11(水) 11:04:05 ID:L+vVNYXG
技巧の安定感というのはとても大事な要素の気がする。 その点でアラウ、ケンプはどうもよくない。 グルダ、ポミエ、アシュケナージが技巧の面でも解釈でも安心できる。
アシュケナージはデッカ録音が残響大杉でだめだ
バックハウスが出ると盛り上がるね。 共感と反感のいずれにしてもこれだけ盛り上がるほど影響力があることに感心。
760 :
名無しの笛の踊り :2006/01/11(水) 13:14:38 ID:fUznEafo
>>753 >ベートーヴェンを弾く動機が見えないんだよ。
自分の狭い価値観・世界観を他者に押し付けてるだけ。
オマエ寒杉。
「大いなる聴衆」を読んだ人いる? 誘拐犯の要求が「ハンマークラヴィーアを完璧に演奏しろ」という推理小説なんだけど
762 :
730 :2006/01/11(水) 21:15:27 ID:MgdXvogr
たまたま、中古のバックハウスが1枚あった。 しかし、Op.7とOp.10の3曲。おまけに アラウを1枚。 ためしに、バックハウスのOp.7とOp.10-3を聴いてみる。 正直に言おう。結構おもしろかった。 テンポが時々遅くなるのは良いとしても、 強弱のバランスが結構違う。そのため、流れるような、と言うと 誤解されそうだから、グルダのような推進力のある演奏、とは 全然違う。新鮮でした。 ただ、枯れたとか、ケレン味のない、という評は全然違うと思う。 バックハウスの魅力は、その個性的なところだと思う。 ピアニスティックな意味では、音がキレイな感じがするが、 録音悪すぎ。音の輪郭が良くつかめない。これは、732氏が 指摘しているように、ペダルの踏みすぎのせいなのかも。 実のところ、音のバランスも含めて、ピアニストの意思が 強く反映している気がしないので、録音に関しては無頓着 だったのかも。 738氏が言うように、バックハウスが大戦を経験した影響が あるとしたら、楽譜の再現や、伝統的な演奏には興味が なくなって、自分が弾きたいように弾くという境地に達した ことではなかろうか。
763 :
750 :2006/01/12(木) 00:12:48 ID:QJzw31r5
>>762 「その個性的なところ」とは、自在なピアニズムということですね。頷けます。
「弾きたいように弾く境地」とは言いえて妙です。「ケレン味がない」と言う
より良さそうですね。およそ大家と呼ばれるピアニストには当てはまらない形容
だったかも(強いて言えばブレンデルとかか?)。
>>761 面白そうですね。もしかして作者?
>>757 私がベートーヴェンを楽しむために必要とする演奏技術のレベルは残念
ながら低くてOKなようです。これは、私がピアノを弾けないこととも大いに
関係あると思います。アラウの晩年の演奏は一度聴いたきりだが良かった。
ちなみに、さっき久しぶりにポリーニを聴いてみたんですが、演奏にほとんど入り込めません・・・
>>753 CDが手元にないため、記憶に残っている印象のみで言いますが、バックハウス
のベートーヴェン後期ソナタにおいて私が好むのは31番でした。嘆きの歌と
フーガのあたりで感情を出すような弾き方をするピアニストが多いと思うのですが、
バックハウスは淡々と弾く。私がこの曲に求める世界とマッチした演奏なの
だと思います。(こういうところをもっと論理的に、あるいは比喩なんかでうまく説明できるとよいのですが難しいですね・・・)
>>763 > CDが手元にないため
手元に残してるCDは誰の?
現時点では誰の演奏があなたにとってベストですか?
765 :
名無しの笛の踊り :2006/01/12(木) 15:18:20 ID:WMOvN6e+
なんでアラウとかバックハウスとかを愛聴する非技巧派の人々は、 壮年期のポリーニの演奏を目の上の仇にするかな。
日本人って何故か技巧派を嫌うよね。
767 :
名無しの笛の踊り :2006/01/12(木) 15:59:22 ID:W+WNa/SW
ポリーニの場合は技巧派というよりああいうスタイルだろね。 完璧な演奏しか自分に許せないタイプ。 空虚に聴こえるのは聴く方が集中力不足なのかもしれない。 ちなみに技巧最高のベトソナ全はバレンボイムの旧(EMI)ではないか。 癖が強いので好き嫌いあるが快演の連続。
>>767 ポリーニはやっぱり完全を目指してるんだろうけど
というより、自分の耳に忠実であろうと頑張ってると思えるのだが。
769 :
名無しの笛の踊り :2006/01/12(木) 19:11:50 ID:NlPR8wF2
バレンボイムの旧盤はハンマークラヴィーアの4楽章はヨレヨレですよ。全然弾けてない。
770 :
名無しの笛の踊り :2006/01/12(木) 20:18:44 ID:2S+5GSlN
ポリーニって音が硬くないですか? うるさいので音量を下げると、今度は弱音が聞こえない。
>>767 そのバレンボイムヌ旧は、今でも入手できるのですか?
ネット音盤屋で。
>>770 糞評論家と同じこと言ってるけど、恥ずかしくない?
>>770 > うるさいので音量を下げると、今度は弱音が聞こえない。
宇野某の本のコピペとしか思えないw
>>765 決して目の仇になんてしてません。ブラームスの協奏曲1番なんか大好きですよ。
ベートーヴェンは個人的に楽しめないだけ。
バレンボイムの後期ソナタ・旧盤は、昔どこかで聴いたことがあります。
やや饒舌な感じではあるがなかなか凄い演奏だったと記憶します。繰返し聴くに
はちょっと疲れるかなとも思いました。ちょっと再聴してみたいですね。
>>764 バックハウスはアナログ・テープで聴いてたんです。今でもどこかにあるはずですが、
アイワのプレイヤーの方が動作するかどうか・・・
自分の好みの演奏を書かないのも卑怯かと思いますのでいくつか挙げます。
【30番】ナット、グールド(スタジオ録音)
【31番】ゼルキン父(SONY)、ユーラ・ギュレ(ギュラー)、(バックハウスの最後の全集)
【32番】ギーゼキング(1947年)、ミケランジェリ(1990年のへろへろなライブ)
ほとんどツッコミどころのないつまらないリストになってしまったかと思います。
あんまり行かないコンサートでは、一昨年(?)のサントリーホールのアファナシエフ。
特に最初に弾いた30番が良くて泣けました。すぐ休憩になりライトが点き、
斜め後方に立っていたホールのおねえさんがちょっと可愛いくて、顔を見られ
たら恥ずかしいななどと思いながらすぐには席を立たなかった記憶があります。
776 :
名無しの笛の踊り :2006/01/13(金) 05:05:49 ID:jP1GlbbE
>>775 > 【30番】ナット、グールド(スタジオ録音)
> 【31番】ゼルキン父(SONY)、ユーラ・ギュレ(ギュラー)、(バックハウスの最後の全集)
> 【32番】ギーゼキング(1947年)、ミケランジェリ(1990年のへろへろなライブ)
これまたツッコミどころの多いリストですなw
ヘタレ系がお好きというのは何となく判りますね
> あんまり行かないコンサートでは、一昨年(?)のサントリーホールのアファナシエフ。
> 特に最初に弾いた30番が良くて泣けました。
今安売りしてるアファナシエフのCDはダメ?
>>776 >今安売りしてるアファナシエフのCDはダメ?
それってまさしくサントリーでのライブ録音じゃなかったっけ?
>>775 90年のミケライブが好きって人はレアですね。
バレンボイムの旧録、ペンギンガイドではグードやケンプ(旧)と並んで最高評価の 星三つになってますから、ベストはともかく高く評価する人がいても不思議ではない でしょう。 私の印象では癖が強いというより思いっきりリラックスして軽々弾いてる演奏で、 そこがユニークといえばユニークかと。あまり聴きたいとは思いませんが。 欧米での高評価は、彼が神童デビューしたときの衝撃の余韻によるところがあるのかも しれません。
>>778 ガイドブックはあまりしんようしないほうがいい。
>>778 > バレンボイムの旧録、ペンギンガイドではグードやケンプ(旧)と並んで最高評価の星三つになってます
ペンギンガイドってトスカニーニとかフルヴェンはボロクソなんじゃなかったっけ?
781 :
名無しの笛の踊り :2006/01/13(金) 22:58:41 ID:QRHWYrxR
【30番】ヴェデルニコフ 【31番】ヴェデルニコフ 【32番】ヴェデルニコフ
782 :
名無しの笛の踊り :2006/01/13(金) 23:43:53 ID:Xh+RlIJc
>>781 荒らし?w
「ハンマークラヴィーア」は誰よ?
783 :
名無しの笛の踊り :2006/01/14(土) 00:18:08 ID:FzJ6Mbmi
>>782 雪のしんしんと降り積む夜にヴェデルニコフが弾いた
ハンマークラヴィーアの第3楽章を聴いてみたまえ。
そこにおいては、姿形の見えない雪が、尽きることなく舞い降りるばかりの
青い虚空に響く、神秘な鐘の音なのだ。
過去へのノスタルジアと、未来への憧憬とが、冬の冷たい闇の中で共鳴し、
聴き手をいずこか知れぬ桃源郷へと導いていくのだ。
いや、桃源郷ではないかもしれない。少年時代に老婆から伝え聞いた、
冥王の支配する光のない異郷かも知れない。
そうだとすれば、われわれは、ヴェデルニコフの調べに導かれているうちに
かすかな足音すら立てず、その影すら見えない、神秘な葬列に加わり、
2度と慣れ親しんだ暖炉のそばへは戻れなくなる運命にあるということなのか?
784 :
名無しの笛の踊り :2006/01/14(土) 00:41:28 ID:09tgc9fX
で? どこをタテヨミするの?
785 :
名無しの笛の踊り :2006/01/14(土) 01:00:47 ID:jJ2f/Kbs
786 :
名無しの笛の踊り :2006/01/14(土) 02:19:18 ID:FzJ6Mbmi
ヴェデルニコフのベートーヴェンには、 人生をやめようと思っていたころに世話になった。
787 :
名無しの笛の踊り :2006/01/14(土) 02:24:21 ID:FzJ6Mbmi
書きかけで送信してしまった・・・。 ともあれ、そういうわけで、思い入れは深い。 ヴェデルニコフが弾いたベートーヴェンは、私にとっては、 闇の降りた凍てついた雪原に響き渡る恩寵の調べなのだ。
29番の第3楽章ばかりを強調する奴って、厨臭いよね。 第4楽章が始まると停止ボタン押しているんだろうな。頭悪そ(^ω^;)
789 :
名無しの笛の踊り :2006/01/14(土) 09:05:11 ID:zF74QmnB
闇の中に茫洋と広がる、忘れられた過去の記憶の海。 そこに落ちる、一滴の言葉。 そこから広がる波紋に呼応するかのようにもたらされる、一筋の光。 その光に電撃のように蘇る、悪夢、絶望、奈落の日々! 再び記憶を封印せんとするとき、我が頬に予期せぬ一筋の涙が! 涙…………は…………………言……葉と……なり……………、 過去……の…………記憶を………全て……呼び、…覚まし! 私の…生命の…意志が……絶望も希望も…苦痛も歓喜も、全てが、全てが! 全てが!! 全てが!!! 意志が!!!!!!!!!!!!!!! 全てが蘇る! この意志が世界を形成する! 人生は再構築される!!! 全てはここから始まる!!!!!! という壮大な四楽章を聴かない香具師はアボーンしる!
791 :
名無しの笛の踊り :2006/01/14(土) 12:56:49 ID:jmxfo3tQ
このスレの序盤で全集の話が沢山出てたので、参考に何か一つ買ってみようと思います。
>>375 あたりから話題になってたグルダの全集は各楽章ごとにトラックが分けられていないんですか?
そもそも全集において、どちらが多いんでしょうか?
楽章ごとにトラックが分けられてるのと、分けられていないのでは。
今出ている全集のほとんどは楽章毎にトラックが分けられているよ。 グルダの全集はアマデオから最初に出たときに曲ごとにトラック、楽章ごとにインデックスが振られていたというだけの話。 もちろん今出ているのは楽章ごとにトラックが切られている。
ルイ・ロルティは結構弾いてるけど全集にはなりそうもない・・・
794 :
791 :2006/01/14(土) 20:57:56 ID:jmxfo3tQ
>>792 ありがとうございます。
明日ちょっとCD屋さん覗いてこようかな。
うぉおい、せっかく俺が
>>783 に対抗して詩的に書き込んだのに
華麗にスルーされちまったよ……
いえいえ、言葉も出ないくらい感心してるんですよ (^_^)
797 :
名無しの笛の踊り :2006/01/15(日) 10:08:11 ID:ctjksBh3
突然だが、初心者向けのテンプレに作ってみた。 バックハウス(ステレオ):ドイツ正統派と呼ばれるのが 好きな人向け。しかし、実はかなり個性的な演奏をする。 アンチから攻撃される覚悟が必要。 グルダ(ステレオ):ベートーヴェンのアレグロ・コン・ ブリオとピアニスティックな美しさの両方が満喫できる。 アラウ(2度目):ピアニスティックには美しい。 正統的だが、フレーズを強調するなど表現は濃い。ドイツ 正統派や、巨匠が好きな人向け。バックハウスとは全然違う。 ヴェデルニコフ:ロシアに埋もれたていた不遇の巨人。 人生が辛すぎる人が救いを求める演奏。最も深い感動が 得られるのかもしれない。 ブレンデル(3度目):独墺の正統的な巨匠のはずだが、 2chでは人気は今一つ。眼鏡をかけた冴えない風貌のせいか。 知性派にみせかけて感情のまま走っていたりする。 グード:ホルショフスキー譲りの独特な柔らかい音色の タッチ。叙情的。バックハウスとは全く異なる。 シュナーベル:以外に極端な演奏。音が悪いのでヒスヲタ 向け。2つ目以降のセットに。
ベートーヴェンのピアノソナタ曲集の楽譜を購入したいのですが、どこの版がみなさんよろしいと思いますか
799 :
名無しの笛の踊り :2006/01/15(日) 10:48:57 ID:5NdcAlh2
>>797 ナット、ケンプ、ギレリス、ゲルバーあたりもよろしこ
>>797 主観丸出しでいいね。グルダは穴なしかw
>>798 シュナーベル版がいい。買う買わないは
ともかく、色々な説明、注意書きがあり
おもしろい。そしてなおおもしろいのは、彼自身
そういう風には弾けていないってとこ。シュナーベル
は技術的には問題があったのがよく分かる。
もっとも彼の演奏自身も好きじゃないけどね。
ともかく、楽譜のシュナーベル版はいいので、
候補にあげてみて。
>>797 音質評も必要だな
出身地も書いた方が良いと思う
あと
> アラウ(2度目):ピアニスティックには美しい。
これはおかしい
ピアニスティックな美しさなんかアラウにないよ
> ヴェデルニコフ:ロシアに埋もれたていた不遇の巨人。
> 人生が辛すぎる人が救いを求める演奏。最も深い感動が得られるのかもしれない。
こういう主観入りまくりのコメントはナンセンス
だいたい全集を録音してない人間をテンプレに入れる必要はない
ロシア代表ならギレリスだろう(全集手前で死んでしまったが)
>>797 なんか頭悪そうなまとめだな。とりあえず「正統派」の定義を
明確にしてくれ。それと「ピアニスティックな美しさ」の定義もなw
804 :
名無しの笛の踊り :2006/01/15(日) 12:55:55 ID:hAJ557/o
>>797 は「初心者向けのテンプレ」じゃなくて
「初心者が書いたテンプレ」の間違いだろ(プ
805 :
名無しの笛の踊り :2006/01/15(日) 13:41:32 ID:hGfsC1i1
ネタにマジスレしなくても……
>>797 面白い! ヴェデルニコフのは笑った。
2行レビュー (久々にチョコチョコっと聴いて書いてみた) ・シュナーベル 指が縺れてる 雑な演奏 ・アラウ 指が回らない 鼻息が五月蝿い ・グルダ よく指が回る 森石、月光など素晴らしい ・ブレンデル(3回目) 速さはないが遅いなりに丁寧に弾いてくれる でも、少々長く伸ばしすぎか ・アシュケナージ ・ポリーニ 両方「機械的」ってことで ポリーニは若いときのほうがいいよね?
>鼻息が五月蝿い ヒドスwww
どうでもいいけど、全曲録音してる人と そうではない人を一緒くたに並べるのは 勘弁なりませんよ。どうでもいいけど。
>>807 森石=ワルトシュタインね。
そういうの面白くないからちゃんと書こうよ。
812 :
名無しの笛の踊り :2006/01/15(日) 23:37:07 ID:ctjksBh3
>>803 「正統的」ドイツ、オーストリアで教育を受けて、解釈が
常識の範囲を超えない。
「ピアニスティックな美しさ」解釈、感情表現を抜きにした
タッチコントール、メカニックによる音の美しさ。
>>802 アラウは音色は美しいと思うが、メカニックに関連した
ところが駄目かな。じゃあ、アラウの美点をよろしく。
それから、ロシア人で全集というと、ギレリスが未完で
アシュケナージ以外にいるのかな?
813 :
名無しの笛の踊り :2006/01/16(月) 00:17:30 ID:257pQ9Jw
グリンベルクとニコラーエワがいますよ。グリンベルクはすばらしい。
814 :
名無しの笛の踊り :2006/01/16(月) 00:20:29 ID:wz/QoBq+
ナット:フランス人。モノラル。ポリーニ的な先駆者。 がっしりした演奏。おもしろみがないとも言う。 ソナタ全集のコレクター向き。 ケンプ:ドイツ人。ステレオ初期。何がすごいかだって?? ヒューマンなのさ。神だけどヒューマンなのさ。 下手なんていわせない。
815 :
名無しの笛の踊り :2006/01/16(月) 01:09:47 ID:VdK9qZim
>>814 > ナット:フランス人。モノラル。ポリーニ的な先駆者。
「ポリーニ的」とは?
> ケンプ:ドイツ人。ステレオ初期。何がすごいかだって??
> ヒューマンなのさ。神だけどヒューマンなのさ。
> 下手なんていわせない。
真面目に書けよ
>>807 アシュケナージのヨレヨレの演奏は、どのような観点から評価すると
「機械的」といえるわけ?
>>812 その定義だと、ブレンデルはそれほど「正統的」でもないと思う。
彼の解釈は(善悪は別として)けっこうユニークだよ。Op.57とか
特にね。
>>816 アシュケナージは難しい小節で安易に減速するヘタレ。メカニカル
とは言えないだろう。
818 :
名無しの笛の踊り :2006/01/16(月) 06:55:33 ID:lcawRzsH
>>817 あなたのお薦めのベト全は?
コメント付きでよろしく
つーか、全集たって曲ごとに出来不出来があるだろ。 1番なら誰の演奏ベスト、2番なら誰の演奏がベストっていう風になるはず。
ヴェデルニコフの月光とテンペスト聴いてみたけど,どうしても途中で気が散ってしまって最後まで聴けない... 丁寧に弾いているんだけど,音自体にあまり魅力がなくて軽く薄い感じだし,解釈も平凡で特に音楽的という感じでもない。 一音一音を聴いてるだけでそれなりの充実感を感じさせるパックハウスやルービンシュタインのそれ,まさに目の前で鬼気迫る舞台が 展開されるかのようなリヒテルそのテンペストをどうしても思い起こしてしまう.... どこがいいんでしょうか?
ヴェデルニコフ、ダメポ。つまらないポ。 だいぶ前にお薦めスレで薦められて買って見たけど、ハズレポ。、
823 :
名無しの笛の踊り :2006/01/17(火) 00:53:09 ID:ohJWHNs8
24 :名無しの笛の踊り :2005/05/27(金) 01:32:52 ID:OehWkhc9 ケンプ爺さんはすごい 本当にすごい 神だ シューベルト、シューマン、ベートーベン とにかくすごいよ 25 :名無しの笛の踊り :2005/05/27(金) 22:35:33 ID:9/DCkWjZ なにがすごいんだ 26 :名無しの笛の踊り :2005/05/28(土) 23:06:59 ID:kEhWpJVP 何がすごいかだって?? 全部さ ケンプはすごいさ ヒューマンなのさ 神だけどヒューマンなのさ ありとあらゆるピアニストを聴いたが ケンプはすごいのさ 下手なんていわせない その昔、この俺にケンプがへただと吹き込んだやつはだれだ? 決して許さない そんな奴には音楽を聴く資格なんてないのさ
824 :
名無しの笛の踊り :2006/01/17(火) 01:45:44 ID:MhM9lDVN
ヴェデルニコフの月光は、月光というよりも、 むしろ、月のない夜を想起させる。 光を失って初めて光のありがたみを知るような、悲愁の調べである。 果て知れぬ暗闇の底に、ちょうど波紋が広がるように響き渡る第1楽章。 月のない夜においては、遥か彼方の星たちの、かすかな光だけが、 現世の事物をおぼろに照らし出す。 ヴェデルニコフの悲愁と虚無の調べを、ぜひ体験していただきたい。 暗闇だからこそ、それまで見えなかったものが見えてくることもあるのだ・・・
826 :
名無しの笛の踊り :2006/01/17(火) 15:56:10 ID:S52Ewi57
いまナットの全集から後期のソナタを聞いています。 ラジカセで音は何ともなりませんが、飾り気無くて良いですね。 時々奔流のようなフォルテが鳴り響きますが、音楽の 流れを壊すような事は無く、ベストとは言いませんがかなり良い方の全集の ような気がします。 ナットの評価はこのスレではあまり高くないようですが、如何なものでしょうか?
827 :
名無しの笛の踊り :2006/01/17(火) 16:02:20 ID:0njtNNY2
ナットはいいですね。男性的な力強さがよく出た演奏だと思います。
>>824 もうそういう神懸かり的な批評はお腹いっぱい。
829 :
名無しの笛の踊り :2006/01/18(水) 00:23:08 ID:Rqmrs4nU
ここまでまとめ。 全集 バックハウス(ステレオ):ステレオだが音は悪い。 ドイツ正統派と呼ばれるのが好きな人向け。しかし、実は かなり個性的な演奏をする。アンチから攻撃される覚悟が必要。 グルダ(ステレオ):オーストリア。ベートーヴェンの アレグロ・コン・ブリオとピアニスティックな美しさの両方 が満喫できる。 アラウ(2度目):チリ出身で8歳からベルリン留学。 正統的だが、フレーズを強調するなど表現は濃い。ドイツ 正統派や、巨匠が好きな人向け。ただし、バックハウス とは全然違う。鼻息が五月蝿い。 ブレンデル(3度目):オーストリア人。2chでは人気は 今一つ。眼鏡をかけた冴えない風貌のせいか。知性派に みせかけて感情のまま走っていたりする。正統派のふり をしてユニークだったりする。 グード:アメリカ人。ホルショフスキー譲りの独特な柔ら かい音色のタッチ。叙情的。バックハウスとは全く異なる。 ナット:フランス人。モノラル。時々奔流のようなフォルテ が鳴り響くが、音楽の流れを壊すような事はない。男性的な 力強さ。ソナタ全集のコレクター向き。 ケンプ:ドイツ人。ステレオ初期。何がすごいかだって?? 全てさ。ヒューマンなのさ。神だけどヒューマンなのさ。
830 :
名無しの笛の踊り :2006/01/18(水) 00:23:39 ID:Rqmrs4nU
続き アシュケナージ:ロシア人だが早くから亡命。難しい小節で 安易に減速するヘタレ。 シュナーベル:ドイツ人。SP録音。以外に極端な演奏。 音が悪いのでヒスヲタ向け。2つ目以降のセットに。 全集未完 ヴェデルニコフ:ロシアに埋もれたていた不遇の巨人。 人生が辛すぎる人が救いを求める演奏。最も深い感動が 得られるのかもしれない。音楽を詩的に表現する人向け。 ポリーニ:イタリア人。機械的。(誰か補完する) ギレリス:ロシア人。(誰か書く)。
831 :
名無しの笛の踊り :2006/01/18(水) 00:58:28 ID:iJmD6Qnq
ナットはCDの音が悪すぎる。友人の初期LPを聞かせてもらったら全然違うのでびっくり。グランドスラムあたりが盤起こししてくれないかな。
832 :
名無しの笛の踊り :2006/01/18(水) 02:08:51 ID:JKkjC0nI
>>821 ヴェデルニコフのテンペストを聴いていると、
知らず知らず、涙があふれてくる。
かすんだ視界の彼方に、私は、この世に生を受けるより昔の遠い日々の、
喜び、怒り、哀しみ、そして楽しんだ無名の人々の、生の軌跡を見る。
しかしそれは、北欧の鉱山の奥底にある地底湖で溺死した若者が、
数十年たってから、腐敗もせずまるで生きているかのような姿で
発見されたものの、いざ水中から引き上げられると、
まもなく粉々になって崩れ落ちたという実話のように、はかない。
人生のはかなさを、ヴェデルニコフのベートーヴェンに見出だした者にとって、
彼の奏でる音楽は、かけがえのない慰めとなろう。
内田光子の後期3ソナタ、聴いたが俺はポリーニのほうがいいな。 ちょっとテンポを恣意的に動かしすぎて自然な音楽の流れを阻害しているように感じる。 まあ内田光子だから仕方がないのだが。
ここではあまり名前が挙がらないけど、コヴァセヴィッチの全集は 安心してお薦めできる一品だと思う。最近の録音で音も悪くないし、 「巨匠」ピアニスト達のようなメカニック面での目立った破綻も無く、 溌剌とした清々しいピアニズム。特に23、29、32あたりは名演。
836 :
名無しの笛の踊り :2006/01/18(水) 18:45:18 ID:rUyrs7VM
>824 ベートーヴェン自身は14番を 「幻想風ソナタ」と呼んでいた 曲に名前なんかつけるから いろいろ変な想像しちゃう人が出てくるんだよなぁ
Buchbinderはどうなんでしょうか?
音楽を詩的な聴き方できる人って、ある意味幸せだと思う。
ポリーニも十分すぎるほど不自然
>>837 グルダをもっと乾かせた感じ
ワルトシュタインはすごかった
>>840 ULTIMAの2枚組しかもってないけど、ブッフビンダーのワルトシュタインはほんと爽快で大好き。
842 :
名無しの笛の踊り :2006/01/19(木) 00:05:42 ID:w6BnHB/q
824=832みたいな人は、多分もともと感受性が強いのだろう。 ヴェデルニコフが感動をもたらしたわけでなくて、ヴェデルニコフ に触発されて824が自分自身で感動しているのだろうね。 824にとっては、ヴェデルニコフは代わるものが無いのだろうけど、 824の感動はヴェデルニコフの音楽とは別物で、他人には全然 関係ない話だな。 それでも、自分にぴったりのピアニストを発見した824は多分、 幸せなのでしょう。他人には関係ないけど。
あのな、ヴェデルニコフなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。 得意げな顔して何が、ヴェデルニコフだ。 お前は本当にヴェデルニコフを聴きたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。 お前、ヴェデルニコフって言いたいだけちゃうんかと。
で、今の流行はなによう?
ヴェデヲタはほっておけ
>>843 の言うように「彼らは幸せ」なんだから
問題は奴らが幸せを強要しようとすることだ
布教活動を始めたら断固拒否すればいい
それまでは…
ほっておけ
注)同様のことはバック○ウスヲタやグール○ヲタにも言える
>>829 アラウのベトベンに関しては、アラウスレに素晴らしいレビュー
があるので、差し替えて置くようにw
>アラウ聴いてて思うのは時間が横に流れながらも、縦にある種の実体
>を伴って積み重ねられていくような堀を強く感じるんだよなあ。強烈
>な熱で何を弾いても血肉が感じられて、しかし、アラウ特有の厳格さ
>が熱でばらばらにさせない。
>>846 アラウスレの有名人とこのスレのヴェデヲタは同一人物ではないか?
文体が非常に似ている気がする
>>829 >>830 おーい、ポミエはー? アニー・フィッシャーはー? ハイドシェックはー?
by 後家オタ
>>846 まるで、意味わからん。
縦に積み重なる堀って何?なんで、堀が積み重なる?
>アラウ特有の厳格さが熱でばらばらにさせない。
これも全然理解できない。
厳格さが、熱をばらばらにさせない、
厳格さが、熱でばらばらにならない
とかなら意味がわかるが。
ヴェデヲタは、少なくとも意味のわかる文を書いているから、
アラウスレの人物とは別人だろう。
>>849 「彫り」でしょ。あ、野暮だったか。
>>846 引用文の意味はわかるし、納得もしますよ。私としては。
>>776 アファナシエフはCDでは聴いてません。たぶん駄目かなと。
シューベルトの19〜21番を実演とCD(同じ演奏会の録音ではない)と較べたところ、
実演の方がはるかに凄かったから。やはりあの人は舞台芸人でしょう。
遅レスすみませんでした。
852 :
名無しの笛の踊り :2006/01/20(金) 01:14:03 ID:vZoAEcKL
ヴェデルニコフの音色の美しさは、黒真珠のようなものである。 闇の降りつつある晩に、わずかな残照に映える黒真珠。 それを、黒いヴェールをたなびかせながら夜の虚空を自由に飛翔する 裸形の天使が手に取り、万華鏡のように千変万化する大気の中を 上昇して行く。われわれは、その黒真珠の奥深い輝きに導かれて、 裸形の天使とともに、時間と空間とを忘れて黄泉の国へと旅立つのである。 ためしに、ヴェデルニコフのひいた、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ 第31番を聴いてみたまえ。時間と空間を超えた異郷が、そこにある。 そしてすべてを聴き終えたとき、裸形の天使は君に口づけをして、 いずこかへと飛び立ち、あとかたもなく姿を消してしまう。
853 :
名無しの笛の踊り :2006/01/20(金) 01:23:07 ID:7XR7J5sR
AGPL 1-007 \2180
L・V・ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第6番Op.10-2/ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調Op.106
《ハンマークラヴィーア》
ニコライ・デミジェンコ(ピアノ)
ハイペリオンよりバッハ=ブゾーニ編曲集をはじめ数々のベストセラー・アルバムをリリースしている
デミジェンコのありそうで無かったベートーヴェンがドイツのレーベル“AGPL”よりリリースに!
デミジェンコは1978年のチャイコフスキー国際コンクールを制覇するなど広大なレパートリーと
脅威の技巧で注目を浴び続ける旧ソ連出身のピアニスト。
感受性豊かで情熱に溢れたベートーヴェンで使用しているピアノはヒューイットも愛用している
イタリアのファツィオーリである。
http://home4.highway.ne.jp/goodies/
>>853 デミジェンコの29番は以前期待して聴いてみたものの、終楽章が
盛り上がりに欠けイマイチだった。あれだけ強靭なメカニックがある
のに、なんでこう「奥ゆかしい」演奏に終始するかなぁ。。3楽章の
音の美しさはさすがでしたが。
>>847 別人でしょ。アラウスレの例の人は、もっと頭おかしいよw
855 :
名無しの笛の踊り :2006/01/20(金) 04:00:45 ID:SUcbhRdu
ふと疑問に思ったんだけど、ドイツの伝統とか正統派とかって言うけど、 特にピアノ演奏に限って言うと、共通点はあまりないよね。 というか、この言葉に意味はあるの?いや、演奏に伝統を受け継いでいる部分もあるんだろうけど・・・。 例えば、かつての巨匠、バックハウス、アラウ、ケンプ・・・は皆、解釈はもちろん、響きも各々個性的で全然違う。 アラウなんかはドイツ人よりもドイツ的なピアニストと言われていたが、本当にそうだろうか? すごく個性的な演奏をするバックハウスが、ドイツ正統派? ただの美辞麗句?ドイツ圏で賞賛された人が正統で、伝統を受け継いだということ?
857 :
名無しの笛の踊り :2006/01/20(金) 10:17:03 ID:x0WT07dq
>>855 日本だとトンデモ評論家宇野某などの影響でバックハウスが「正統」となっていますけど、
>>351 の方などもご指摘のとおり、少なくとも彼らの生存中は、バックハウスの芸風はユダヤ人
ヴィルトゥオーゾのダルベールの系譜であり、ドイツでは正統とは見なされていませんでした。
ピアニズムのドイツ・オーストリア正統は、当時ではシュナーベル(←ユダヤ人ですが)から
W.ケンプやE.フィッシャーなどの、「学究派」を意味していた、と考える方が意味があります。
ピアノ以外のドイツ正統派は、指揮だとフルトヴェングラー、Vnではクライスラーや
シュナイダーハン、Vcではフォイアマン辺りで、彼らはプライベートな付き合いもかなりあった
そうですよ。
今もブレンデルなどが細々とがんばっていますが・・・。カラヤン台頭後はこれらドイツ正統の
系譜は消えたと見て良いでしょう。
>>857 私はバックハウスマンセーだけど、ドイツの「正統」派の議論については同意
ただしフルトヴェングラーってどうなのかしらん?
あとヴァイオリンの「正統」にはブッシュとかクーレンカンプも入れてやってくれー
趣旨はおおむね分かるんだけど。 ツェルニー=リストの線で考えると、ダルベール(イギリス出身)もその系譜に入るし、 スイス人フィッシャーは、ある意味バックハウス以上にダルベールに近しかった。 また、シュナーベルの演奏はテンポ取り一つとってみても、伝統的なものはない。 また、その師、レシェティツキ(やはりツェルニーの系譜を継ぐ)門下のほかの ピアニストはほとんど例外なく「ロマン派」ばっかりで、かたっ苦しい曲ばかり 弾いていたシュナーベルは突然変異的存在。 さらにオーストリア人クライスラーもフォイアマンもユダヤ系。 そもそも、ドイツ「正統」派の解釈による演奏、なんていうから話がこじれるんじゃあるまいか、と。 その演奏美学に見られる特徴から分類して、せめて「主流」ぐらいにしとくべきでは。 さて、大雑把に私の考えるかつてのドイツ「主流」器楽奏者の条件。 1)特にピアニストの場合、プロフェッサーである(もしくは、その実績、経験が豊富である)。 2)弦楽奏者の場合は、オケ、あるいは室内楽での実績、経験が豊富である。 3)学究的であると同時に思索的である(つまり甘美に歌うことはしない)。 4)技巧面への拘りは二の次。(彼らはあくまでも芸術家であって、技巧家ではない)。 こう分類してみると、まあやっぱりバックハウスは外れてしまうんですけどね。
860 :
名無しの笛の踊り :2006/01/20(金) 14:02:19 ID:x0WT07dq
>>858 確かに仰るとおりA.ブッシュ(&ブッシュQ)やクーレンカンプも忘れてはいけませんね。
あと、フルトヴェングラーも「こっち」側の人と見て問題ないと思います。この人は元々
J.ラインベルガーとW.リーツラーの弟子であって(あまり知られていませんが)、シェン
カー理論の「批判的」同調者でもあり、当時の「ドイツ学究派」と見るべきでしょう。
またフルトヴェングラーとフォイアマン、ヒンデミット、フィッシャーは音楽の上でも
生活の上でも親友同士でしたし、録音こそありませんがケンプは協奏曲の相方として組
んだ回数が最も多い一人でした。
バックハウスに対しても「バックハウスを何時間か聴くよりケンプを数十分(?)聴く
方が良い」と言ったらしいですし・・・(個人的には未確認ですが)。冷静に聴くとテ
ンポの揺らし方もケンプと似ていると思います。
ピアノソナタスレなのに長々とごめんなさい。
861 :
名無しの笛の踊り :2006/01/20(金) 14:11:59 ID:x0WT07dq
>>859 気付かずに申し訳ありませんでした。
冷静な分析ありがとうございます。「ユダヤ人だから云々」という条件は外した方が
よさそうですね。ごめんなさい。あくまでも芸風で見ないといけませんね。
862 :
名無しの笛の踊り :2006/01/20(金) 14:13:07 ID:BfU84bJc
正統だあ?主流だあ?全員違うこと言うからそんなまったく意味ない。アホな話はやめろ。
863 :
名無しの笛の踊り :2006/01/20(金) 14:18:02 ID:BfU84bJc
だいたいここで決めても他のスレに行ったら違う結論になるぞ。時間の無駄。
今届いたばかりのグルダの全集を聞いてます。思いの他素晴らしいのにびっくりし 感激している処です。 私はグルダは三十年ほど前にFMでハンマークラフィーアを聞いて以来毛嫌いして 全く聞いてませんでした。あまりに早いのと、スタッカート(に聞こえた)を多用 し過ぎで音楽の流れがブツ切れになっていると感じたのでした。何しろ乾き切った 演奏の様に思えて、流石にジャズ・ピアノの人だな、等と馬鹿なレッテルを貼り、 頭からグルダの名前を消していたんです。 今回改めて聞いて見ると、スタッカートに聞こえたのは単にエアチェックしたラジ カセがへぼな機械だったのか、或いはリマスタリングが非常に上手くいった為か、 兎に角録音関係の事が原因で、グルダの演奏には責任が無い事がはっきりしました。 確かに早いですが、流れがブツ切なんてとんでもない、素晴らしく美しく玉を転が すような音の連続で、ベートーヴェンらしい力強さも過不足なく、思索的な曲の 響きの餘音も印象深く、このスレで評価が高い理由がやっと分かった気がします。 このスレ見て、半信半疑ながらも購入して良かったです。皆さんに感謝。サンクス です。ちょっと三十年間損した気がして悔しいですが・・・ ところでグルダは正統派なのでしょうか?
865 :
名無しの笛の踊り :2006/01/20(金) 16:34:23 ID:/Ft+PZXy
>>864 とりあえずKlavierはクラヴィーアだから念のため。
>>866 あれ、そうでしたか?
サンクスです。学生時代にドイツ語ではVはfの発音をすると習った気がしたので
今の今までハンマークラ「フィ」ーアだと思ってました。
何か特別の理由があるのですか?
>>865 有難う御座います。
今携帯なので、帰宅したらPCからいって見ます。
関係ないけど、今一番悔しいのは、最も好きな演奏の一つだったエミール・ギレリ
スのベトソナ第4番・第2番のCDが行方不明な事です。
もう、面倒臭いから BOX 買っちゃおうかな・・・
>>867 アクセントが第1音節にないことからも分かるように、
Klavierは外来語なのでドイツ語の発音の規則はあてはまらないのです。
>>868 なるほど。一つ悧巧になりました。有難う御座いました。
870 :
名無しの笛の踊り :2006/01/20(金) 23:01:15 ID:1Wq659hi
>>867 ギレリスいいですか?
何回聴いても熱のない人だなあ、と感じてしまう。
どうしてもリヒテルと比較してしまうからかもしれないが。
バックハウスとヴェデルニコフは擁護派とアンチがいるのですか?
二人ともアンチするほど強烈だとは思えませんけどねえ。
アンチがでるほどのクセモノだったら、ナイ、ユージナ、ホロヴィッツ、ギーゼキング、
シュナーベルあたりじゃないですか?
>>870 やっぱり,なんたらゆう評論家のリヒテルは歌舞伎,ギレリスは能,というたとえがしっくり来るかな。
プラチナのような白熱美はあると思うけど。ピアニストがギレリスだけだったら困るけど,存在意義はあるのでは。
872 :
名無しの笛の踊り :2006/01/20(金) 23:56:39 ID:hX5pFRH3
リヒテルは歌舞伎,ギレリスは能,ヴェデルニコフは・・・
文楽。 狂言と言った方が語呂はいいかもしれぬが。
>>870 ギレリス、私は好きです。あの重々しい響き、梃子でも動かんぞと
でもいうようなゆっくりした踊らないテンポ、そして以外に透明な
一つ一つの打鍵の音色。
熱があるないを言うのなら、抑制された激しい情熱、或いは熱いも
のを決して表に出さない男の美学とでも言うようなものを、私は美
しいと思う者の一人なので、表面にわかりやすい形で出ていないだ
けで、実際には相当に熱い人ではないかと思っています。
ベートーヴェンではありませんが私の持ってるライブ盤の協奏曲のLP(確かチャイコ1番/F.ライナーCSO だったかな?)では、リヒ
テルばりに燃え上がるギレリスが聞けます。
私はむしろ、リヒテルの燃え方は独りよがりに聴こえることが多く
て、一時期苦手にしていました。でも、ギレリスのベトソナ第4番
に聞き惚れていた頃、たまたまリヒテルの同じ曲の演奏をFMでき
く機会があって聞き比べた処、これはまた熱い熱い演奏でしたが、
これも同じ位好きになる事が出来ました。やっぱり凄いピアニスト
だなと思ったことでした。
比べてギレリスは、「鋼鉄の」怜悧さで表面温度はシベリア並でも、
中には燃えたぎるマグマ溜まりが潜んでいて、それを周囲の分厚い
鋼鉄が外に決して熱さを漏らさないように包んで守っているように
聞こえるのは私だけでしょうか?
御免なさい。改行し損なってしまった。
カコワル〜
>>870 (承前)
ヴェデ何とかさんは私は寡聞にして知りませんが、バックハウスに
は戦前から洋の東西を問わずアンチ派と擁護派がいました。
私は因みに礼讃派です。
ホロヴィッツ、ギーゼキングは、そもそもこの人たちのベトソナが
特に評価が高いとは聞いていません。彼らのキャリアの中で、ベト
ソナが其れ程大きな存在感があるようにも思いませんし。
ナイやユージナはコレクター向きの人たちで、敢えて言わせてもら
えば、そもそも曲者だから存在価値があるにすぎないと思います。
シュナーベルは私は嫌いではないですが、これこそそんなに曲者で
しょうか? 聞いた感じでは、時代的な条件差を取り除けば至極ま
ともな演奏に聞こえます。これに比べたら、ナットや今回私が聞い
たグルダの方がもっと個性的ではないかと思います。
ま、それにしても、人それぞれ、感じ方は百人いれば百通りって事
ですかねえ・・・
876 :
名無しの笛の踊り :2006/01/21(土) 01:45:58 ID:CSjHLGSD
シュナーベルより、ナットやグルダの方が個性的ですか。 まあ、基準が違うということなんでしょうけど。 「ドイツ正統派」に込められた願いというのは、恐らく ベートーヴェン自身から脈々と受け継がれてきた解釈 (演奏様式)が守られているということでしょう。 もちろん、幻想でしかないのですけど。 実際のところ、ベートーヴェン->ツェルニー->リスト あたりまでは良いのですが、リスト自身はヴィルトーゾ な上、弟子の数が多すぎて、、、20世紀も戦後になると、 移動も自由になり、レコード技術の発達によって 師弟関係も複雑で、伝統の維持というのは(仮に 実在していても)無意味でしょうね。 859で指摘されているように、シュナーベルが突然変異だと しても、シュナーベルを筆頭にして、一時的に派生した ケンプ、フィッシャー、ゼルキン、アラウぐらいまでが (芸術家としての姿勢という意味で)「ドイツ正統派」とも 言えるのでは。 つまるところ、万人が認める「正統派」の定義が存在しない 以上、定義の仕方によって変わってしまうという結論しか 出ないのでは。
877 :
名無しの笛の踊り :2006/01/21(土) 04:34:33 ID:k21PHTso
>>874 ギレリスのDGのスタジオ盤は私も好きです。一音一音の解釈に納得ががっちりといく感じ。
でも、それはギレリスの一面と言うもので...
決して「熱くない」んじゃないと思うのですけど。で、私は熱いのも好きです。
ライブ盤など聴いてみたら如何でしょうか。リヒテル張りに熱いのもあります。
878 :
名無しの笛の踊り :2006/01/21(土) 09:50:17 ID:v4Thku7F
新宿犬でベトソナタの安い全集が売っていたのですが(1500円くらいでしょうか)、演奏はどんな感じでしょうか? これだけの情報でわからないかもしれませんが…。ピアニストの名前は忘れましたが確か10枚組でした。
879 :
名無しの笛の踊り :2006/01/21(土) 10:38:14 ID:CSjHLGSD
それだけでは何か自信がないが、想像しているものだとすると、 「ドイツ正統派」でかつ個性的な素晴らしい演奏。 ベートーヴェンのピアノソナタを本格的に聴いていくに あたって無視できない、 といった演奏では。
ギレリスは力強く、鋼鉄のと言われるとおり、最初の内は そのすごさに圧倒されるのだが、しかし、いつまでたっても その調子だから、飽きてくる。色が一色なんだね。その点、 リヒテルは”芸術は爆発だ”と言った岡本太郎の言葉が 思い出される演奏だが、それ一色ではなく、豊富なニュアンス で演奏されている。
882 :
名無しの笛の踊り :2006/01/21(土) 11:12:28 ID:eoocpInz
オレはエランドの買ったよ。
つーか
>>881 も買ったんでしょ?
884 :
名無しの笛の踊り :2006/01/21(土) 15:15:37 ID:taZHfCjT
878携帯からです。 多分俺が新宿犬で見たのはシュナーベルの全集だと思います。 資料的価値+やや独創的な演奏って感じなんでしょうか。 1500円で出てたので迷ってますが、もう一度店いって迷ってみます。 グルダのは聴きましたが、非常によかったです。 偏見かもしれませんが、横山氏の演奏こそ淡々としていませんか?
>>884 いや、おっしゃるとおり横山は淡々とした演奏だと思うよ。
シュナーベルは1500円でも後悔すると思うけどw
886 :
名無しの笛の踊り :2006/01/21(土) 17:09:23 ID:taZHfCjT
やっぱりそうなんですか。別の録音を聞いてそう思いました。 シュナーベルは1500円でも後悔しますか…。 まあ特別演奏者が好きなわけでもないんでスルーしようかと思います。 いろいろどうもありがとうございました。
887 :
名無しの笛の踊り :2006/01/21(土) 18:39:13 ID:6cUuR7z9
ギレリス:ロシア人。鋼鉄のピアニスト。最初はその凄さ に圧倒されるが、同じ調子だから段々飽きてくる。しかし、 聴く人が聴けば内部に熱いマグマが隠されていることに気づく。 アラウ(2度目):チリ出身で8歳からベルリン留学。 正統的だが、フレーズを強調するなど表現は濃い。まるで、 時間が横に流れながらも、縦にある種の実体を伴って積み重 ねられていくような彫りを強く感じる演奏(意味不明)。 エランド:デンマーク人。マガロフに強い影響を受けた。 録音は良くて格安。一部で絶賛。しかし、無味無臭の演奏。 味気ない演奏で聴き通すのは至難の業。
エランドはとりあえず女だから誉めとけ、みたいな、そんな感じだったような気がする。<前スレ
890 :
名無しの笛の踊り :2006/01/22(日) 01:22:23 ID:J5BL/RrL
>>889 これって本当に入荷するの?
「本日の特価」で5千円とかなら絶対買うが、この値段ではチョト手が出し難い
891 :
名無しの笛の踊り :2006/01/22(日) 01:33:48 ID:5BWa8wuD
ヴェデルニコフ:ロシア人。ゲンリヒ・ネイガウスの弟子。 過去へのノスタルジアと、未来への憧憬とが、冬の冷たい闇の中で共鳴し、 聴き手をいずこか知れぬ桃源郷へと導いていく。
>>891 3行目冒頭を
「聴き手」ではなく「信者」
に変えるなら、仲間に入れてやってもいいよ。
893 :
名無しの笛の踊り :2006/01/22(日) 03:11:03 ID:kC+1cXDm
>エランドは無味無臭の演奏 >前々スレあたりで絶賛してる香具師がいたが、こんなに個性のない演奏は生まれて初めて聴いた >とにかく味気ない演奏で聴き通すのは至難の業 >その辺の音大付属高校生でもエランドよりは遥かに個性的な演奏をするはず >資料的価値もないし誰が買うのだろうか? 言いたいことはよくわかるが、俺にとってはその「味気ない」ところが面白くてたまらないんだ。 普通のピアニストや音大生、高校生が決まってアッチェレランド、スフォルツァンドするところでエランドはそうしない。 ベートーヴェン演奏の歴史的習慣をキレイさっぱり洗い落とした、異端の演奏だよこれは。
>>893 ウチコミデモキイテレバ?さいこうにかんどうするよきっと
ぬるぽ
896 :
名無しの笛の踊り :2006/01/22(日) 04:28:19 ID:d6PBhmV1
ギレリスを一本調子に「鋼鉄の」と称して事足れりとしている人の耳を俺は疑う。
エランド:デンマーク人。マガロフに強い影響を受けた。 録音は良くて格安。一部で絶賛。しかし、無味無臭の演奏。 味気ない演奏で聴き通すのは至難の業。原典にある最低限 の指示を無視するような演奏を有り難がるリスナーには 重宝する全集。
898 :
名無しの笛の踊り :2006/01/22(日) 04:38:30 ID:kC+1cXDm
900 :
名無しの笛の踊り :2006/01/22(日) 06:47:32 ID:rpbWixJ2
「アッチェレランド」とか「スフォルツァンド」って、確かに ピアノ弾けない知ったかリスナーが多用したがる単語だよな。。 これに「フレージング」と「アーティキュレーション」を加えれば 完璧ww
901 :
名無しの笛の踊り :2006/01/22(日) 07:34:54 ID:IAumm7LR
このピアニスト、発音はエランじゃなの? かなり聞きこんだけど、うまくはないかもしれないが、自分なりに 徹底的に練り上げた演奏だと思う。彼女のやり方が分かれば、すべて 何故こうやっているのか納得がいく。そういうピアニストって希だと 思う。
>>900 アッチェレランドはともかくスフォルツァンドはピアノの楽譜に頻繁に出てくる指示だけど。
>>903 アンチギレリスって珍しいな
具体的にどういうところが嫌いなのか書け
ギレリス、最後のほうで録音したハンマークラヴィーアはあまり良くなかった印象があるが、体調がすでに良くなかったのだろうか。
907 :
名無しの笛の踊り :2006/01/22(日) 16:10:56 ID:p0O7vxNq
「鋼鉄」を言われているそうだけど、どんな感じなんだろう? 耳にキンキン響く硬い音ってこと?
ギンギンに勃起したティムポのような演奏といえばわかりますでしょうか。
>>907 そういうことではありません。百聞は一見にしかずで一聴されれば
すぐわかります。そして演奏が同じパターンなので、すごいと思った
最初の印象がもういい、飽きたと言う気持ちに変わります。
910 :
870 :2006/01/22(日) 20:50:25 ID:g+INNXOe
たまにしか書けないので、書くときはながながと書きますね。 そのギレリスのハンマークラビア、発売当初は確か最後の録音というふれこみで、 結構評価が高かったのです。レコ芸の評論家投票でこの曲の一位だった。 ぼくも期待して聴いたのだけど、録音はすばらしいが、盛り上がるべき この曲の頂点がどこにもない、と感じたのを思い出します。 これは多分ぼくだけではないと思うのですが、この曲では3楽章の抑制された美しさ から、4楽章のラルゴでゆっくり開放され、フーガなかばのカンタービレ直前で爆発、 カンタービレで涙!というのがききどころだと思うのですよ、勝手に。 だからこの爆発がないとなんのための35分!と怒ってしまうのです。 ライブお勧めの方がいましたので、熱情が入っているCDを聴きましたが、 これもリヒテルや同時代のクライバーンのモスクワライブほどでもないという印象 でした。 どちらかというと、ラフマニノフやバラキレフ、ストラヴィンスキーの方が 向いていて、ベートーベンはベートーベンらしくもギレリスらしくもない、 と思います。 鋼鉄云々は当時のソビエトのイメージとマルカート気味の強いタッチから きたキャッチフレーズではなかったですか?
911 :
870 :2006/01/22(日) 21:17:04 ID:g+INNXOe
なっかなか書くことはないので(と思いますので)、もう一回ながながと書かせてもらいますが! こういうスレでシュナーベル擁護派がいないのは、ちょっと残念なような気がします。 シュナーベルが当時異端だったというのは、当時のベートーベン演奏がかなり楽譜 からはなれたものが主流だったのが、シュナーベルは楽譜に比較的忠実に 弾いたからではないでしょうか? ベートーベンはsubitoな作曲家なので、楽譜通りのテンポ、ダイナミックで弾く とかなり耳障りな音楽になります。 例えば、30番。この1楽章のアダージョの強弱、いちいちやってたら、雰囲気だいなしですよ! プレストシモ、ミスタッチするに決まっているのに、なんでヴィヴァーチェじゃだめなんですか! ということを忠実にやってしまったのがシュナーベルです。 なにしろ至上初の録音だったから、なにか規範的なものをめざした、と思います。 こういう旧い録音、とかミスタッチの多い演奏、というのはなかなか 聴きなれないものですが、これを敬遠してしまうとベートーベンの名録音の 半分は聴けなくなってしまいます。 シュナーベルのハンマークラヴィア、素晴らしいですよ。 指はまわりませんが、フーガは鬼っ速です。 音は割れてしまいますが、クレッシェンドは大爆発です。 史上初、当代一のベートーベン演奏家の一発録り、ピアニスト、エンジニア、プロデュ−サー、 そして蓄音機の前で聴いた人々の熱い思いが伝わってくるような気がしますよ。 全集買うならシュナーベルから、ぜひ1500円で買ってみてください、 その先の道はずっと歩きやすくなるはずですから。
870って釣かと思っていたら本気だったのね。 このスレを見ていると、感動にも3種類あるらしいことが解る。 音楽的な感動。演奏を聴いて感動する。 文学的な感動。演奏によって、様々なイメージや思想やらが喚起されて感動する。 背景的な感動。歴史的な価値や、「正統派」のイメージや、特殊なエピソード で感動する。
913 :
870 :2006/01/22(日) 21:57:36 ID:g+INNXOe
背景といえば、 戦闘機を背景にラフマニノフを弾くギレリスに私は感動する。 あのDVD屈指の映像だ!
>>891 それじゃあ、良くも悪くも、ヴェデルニコフの凄さが
全然伝わらんでしょう。
エランドは揉めているから、次でどう?
エランド:デンマーク人。マガロフに強い影響を受けた。
録音は良くて格安。ベートーヴェン演奏の歴史的習慣を洗い落
とした無味無臭で味気ない演奏。しかし、それが新鮮と評価
する向きもあり。
916 :
名無しの笛の踊り :2006/01/22(日) 23:22:45 ID:qInb4XbZ
羅針盤を失い、わずかな風や波にも怯える、眠れぬ夜。 いったいわれわれはどこを航行しているのだろう、と自問自答するばかり。 しかし、そのような不安な航海であっても、 ヴェデルニコフのベートーヴェンは、われらの魂の羅針盤となる。 帆が夜風にはためく音がしだいに水平線の彼方へ消えて行く。 今われらの心に響くのは、ヴェデルニコフの指先から生まれる珠玉の音たち。 まぶたを閉じて、その音がこだまするのに耳を傾けていれば、 羅針盤がなくとも、明くる朝から、再びわれらの生を堂々と歩む エネルギーが、ひたひたと心の奥底に湧いてくるのである・・・
>>909 今久し振りに初期のやつ中心に何曲か聴きなおしてみた。
一音一音丁寧にしっかり弾いているし,音は重く,白銀のような輝きはある。
しかし....とにかく,楽譜を丁寧に追っている感じで,流れが乏しく,曲想についての
独自な発想が感じられない。全て次の一手が読めてしまい,意外性が皆無.....
従って今回もまた最後まで聴けない曲ばかりとなりました....
同じ様に淡々としているようなパックハウスは,ちょっと試しに聴こう,と思ってもついつい
最後まで聴いてしまわざるを得なくなるのと何と対照的か....
>>917 これ、ギレリスの事ですよね。そうかなぁ。
今4番と悲愴を聴き終わりましたが、私は何回聴いても素晴らしいと思ってしま
います。重厚で悠然たる遅めのテンポには、王者の風格さえ感じますし、音色が
単一なのは、むしろこの人の生真面目さや禁欲的な処をそのまま表している様に
思えて、私なんか好感を持ってしまいます。
それに、熱が有る無いで言えば、悲愴なんかは結構熱い演奏してると思いますが
・・・
楽典は読めないので、音楽理論の上でどうこう言われても、ふ〜ん、と頷くしか
ありませんが、あくまでリスナーオンリーのアマチュアファンとしては、こうい
う抑制の効いたタイプの演奏も有りだと思います。
結局このタイプが好きかそうでないかがすべてですかね〜
919 :
名無しの笛の踊り :2006/01/24(火) 15:50:10 ID:muH2TKMH
ギレリスはいいですね。ぐっと自分を抑えて海水に深く体を沈ませた鯨のような演奏。 表面はあっさりしているが底深い重量感のある内実がところどころ顔をのぞかせる。 本当に実力のある演奏家は爪をかくす。
>>919 そんな遠慮深い演奏ではないはがな、このハゲが。
921 :
名無しの笛の踊り :2006/01/25(水) 00:43:38 ID:89r6WWGw
>>913 赤軍兵士の前でプレリュード・マーチを弾くギレリスの頭上を戦闘機がかけ抜ける
という、典型的ソ連邦芸術家の勇姿でありましたな。
MatsuevかLibettaハンマークラヴィーアを弾いて欲しいと思ってる今日この頃
923 :
名無しの笛の踊り :2006/01/25(水) 11:47:42 ID:VCd4FiDK
女の弾くベートーベンなんかって思ってたけど、 アネ・エランは、ホントに気持の良い演奏を繰り広げてるね。 テンポを不要に揺らしたり、ルバートなんて、安っぽい事もしない。 ペタルも極力抑えてる。 正確に几帳面にリズムを刻み、ベートーベンのシリアスな面を描くと同時に、 ユーモアやペーソスも滲ませてる。最初の録音が1995年。 最後が2002年で、7年の開きがあるが、彼女のスタンスは一貫してる。 格安セットもあるが、漏れはClassicoの原盤を一枚づつ買って、 丁寧に聴いてるつもりだよ。6枚揃ったから、あと4枚だな。 知り合いで格安セットを買ったのが何人か居るが、 みな、原盤で買い直してる。(w まぁ、あざとい解釈が好きな向きには、 彼女の演奏は面白みが無いと聞こえるんだろうね。
>ユーモアやペーソスも滲ませてる。 たとえばどの曲のどの部分のどんな表現が? 具体的に書いて頂けるとありがたいです。 それから原盤を敢えて買うのは、音質の違いとかですか? まさか「classicoのCDはレーベル面が面白いから」とか言う単純な理由ではないですよね? しかもかなり入手が困難だと思うのですが…
925 :
923 :2006/01/25(水) 14:52:46 ID:jTLYba5n
>>924 演奏の感じ方は聴き手次第ですから、貴方が同じように感じるとは言い切れません。
というより、ユーモアやペーソスは、ベートーベンのピアノ・ソナタを聴いてれば、
特に何番のどの部分で、と指摘なくても、多くの曲で聴き取れるのではありませんか?
是非、感じ取って頂きたいです。
ですが、あえて言うなら後期よりも前期、中期の作品にその傾向が強いかも知れません。
例えば、16番第一楽章の第一主題と第二主題のテーマ、そしてその展開方法に
ユーモアとペーソスが横溢してると感じられませんか?
好きな演奏のCDであるなら、チープな装幀の廉価盤よりも、
製作者の意図が明瞭に分かる、オリジナル盤のほうに価値があるという考えです。
文庫本より単行本もしくは初版本に価値を求めるのと同じ理屈かも知れません。
CDはプレスの質もさることながら、ブックレットを含む装幀全を作品だと思うからです。
Classicoの原盤は、今年の始め、秋葉原のソ○ト3に結構な枚数が棚にありました。
仮に売り切れたとしても、国内にディストリビューターがありますから、
輸入盤の注文に応じる店であれば、取り寄せ可能です。
926 :
名無しの笛の踊り :2006/01/25(水) 14:59:21 ID:HiNfDrWv
>>925 顔写真入りのでっかいBOXは買わないの?
927 :
893 :2006/01/25(水) 15:01:14 ID:HiNfDrWv
俺のは一番安いやつだけど。
>925 ご丁寧にどうも。 ですが、「16番云々」の部分は、 特にエランの演奏でなくともベートーヴェンの意志として私程度の者でも感じられるので 例としては不適切であるとしか言えませんね。 また、 >仮に売り切れたとしても、国内にディストリビューターがありますから、 >輸入盤の注文に応じる店であれば、取り寄せ可能です。 の部分から、あなたが本当に原盤を求めているのか首を傾げたくなりました。 classicoそんなに簡単に手に入ると信じておられるのですか? 少なくと注文された経験がないとしか思えませんね。 スレの主旨ともはなれますし、あなたに中身のない長文を書かれるのは 多くの方のご迷惑になりそうなので、もうレスはいりません。 ありがとうございました。
929 :
893 :2006/01/25(水) 15:11:44 ID:HiNfDrWv
Classicoなら全アイテムが国内で出たし可能だろう。 最近投売りやってる。あれどうしたのかな?
>>928 確かに第16番の第1楽章は、誰が弾いても楽しげな曲にしか
聴こえないよなw
931 :
923 :2006/01/25(水) 15:51:56 ID:jTLYba5n
>>928 >>924 の発言から、貴方はベートーベンの音楽に
ユーモアもペーソスも感じ取れてないのかと思いました。
だから、誰が聴いても分かりそうな16番を例示したんです。
人のレスを腐す前に、ご自身の前の発言を念頭に置いて下さい。
Classicoの原盤は既に6枚を入手してます。全て、秋葉原の有名店で手に入れました。
未だ、私が手にしてない4枚も、そのお店で見つけてます。
貴方が何処にお住まいか存じませんが、ご自身の情報収集力の不足を棚上げして、
自分以上に情報を掴んでる人間を嘘つき呼ばわりするのは、恥ずかしいですよ。
せめて、良い音楽を聴いて心を豊かにして下さいね。
>>928 そんなことないでしょ。ちゃんと読んで中身があると思えます。
エランという人の演奏は聴いたことないけど,一度聴いてみようかなと
思いましたよ。
933 :
893 :2006/01/25(水) 16:06:33 ID:HiNfDrWv
どう見ても
>>928 はエランドを持ってません。
本当にありがとうございました。
934 :
名無しの笛の踊り :2006/01/25(水) 16:29:04 ID:2SA8Bz9H
925の負けは明らかなんだから そんなに連続カキコしてスレ汚すな。とっとと出ていけ
935 :
923 :2006/01/25(水) 16:30:39 ID:VWIAy2D5
>>926 > 顔写真入りのでっかいBOXは買わないの?
バラで買い始めてるんで、もうBOXでは買いません。(w
936 :
893 :2006/01/25(水) 16:31:29 ID:HiNfDrWv
出たね。一方的な勝利宣言www
937 :
893 :2006/01/25(水) 16:34:33 ID:HiNfDrWv
>>935 あんたも依怙地だねw
キムラヤとかでデカBOX安く買えるのに
938 :
名無しの笛の踊り :2006/01/25(水) 16:35:17 ID:LSvmh2Y2
まだ居るのかよ じゃあらためて答えてもらぅかな エランならではのユーモアやペーソスの例を挙げてみな
939 :
923 :2006/01/25(水) 16:35:41 ID:VWIAy2D5
940 :
名無しの笛の踊り :2006/01/25(水) 16:42:19 ID:Ny4Z+zD4
不良債権化したクラシコの在庫処分に必死な 東武トレーディングの営業が暴れてるスレはここですか?ww
941 :
923 :2006/01/25(水) 16:43:30 ID:VWIAy2D5
>>938 そういう事を言葉で簡単に表現出来るってなら、
まず、手本を見せて欲しいね、その口ぶりなら出来るんだろ?(w
で、誰が贔屓なんだい?
942 :
名無しの笛の踊り :2006/01/25(水) 16:48:22 ID:Ny4Z+zD4
○番の第○楽章○小節あたりを〜と処理している とか答えるのは簡単な事だと思うが?
943 :
923 :2006/01/25(水) 16:50:14 ID:VWIAy2D5
>>942 じゃ、具体的例示をしてみて下さい、簡単なんでしょ?
ジャン・ベルナール・ポミエ、アブデル・ラーマン・エル・バシャなら全集を持ってるんで
貴方の表現と演奏を比較して判断出来ますから。
944 :
名無しの笛の踊り :2006/01/25(水) 16:50:27 ID:JSbnTBFd
なんでお前らそんなに必死なん?
945 :
名無しの笛の踊り :2006/01/25(水) 16:54:12 ID:uTB7E6ld
営業はビアノ弾けないんだからイジメルなよw
>>923 もう諦めな。
>>942 に対して
楽譜調べますから
と答えられなかった時点であんた墓穴掘っちゃったんだから
947 :
923 :2006/01/25(水) 17:02:39 ID:VWIAy2D5
>>946 楽譜が手元に無いと音楽が語れないと思い込むなんて痛過ぎ。
演奏家じゃないからねぇ、こっちは。
948 :
名無しの笛の踊り :2006/01/25(水) 17:03:48 ID:AOK9U/F+
ポミエとエルバシャしか持ってないヤツに ユーモアとペーソスについてもっと語らせてみたいw
949 :
名無しの笛の踊り :2006/01/25(水) 17:06:49 ID:klNLX5mc
何?祭り? CDが手元にないて語れない のはOKな理由は?
950 :
923 :2006/01/25(水) 17:16:34 ID:VWIAy2D5
>>948 リクエストは有り難いけど、言葉で表現する自信は無いんでね。(w
で、ポミエとエルバシャしか、って言い方する以上、持ってるんだね。
聴いてるんだね、じゃ、是非、彼等の演奏の特徴を言葉で語ってくれるかい?(w
951 :
名無しの笛の踊り :2006/01/25(水) 17:30:52 ID:8dKgm254
で? 結局エランのユーモアは語れないのね? だったら最初に「エランにはユーモアがある」と語ったお前が いい加減な奴だったって事でいいですね。 糸冬了
952 :
923 :2006/01/25(水) 18:02:41 ID:VWIAy2D5
>>951 アホらしくて話しにならんね。彼女の演奏にはユーモアもあるよ。
聴いて確認してみな。俺の言葉より確かな筈。(w
953 :
923 :2006/01/25(水) 18:05:11 ID:VWIAy2D5
954 :
名無しの笛の踊り :2006/01/25(水) 18:12:16 ID:WisVDSzF
なぜ言い出しっぺが他人のを待つんだ? お前かなりイタイんだが判ってるか?
955 :
名無しの笛の踊り :2006/01/25(水) 18:36:48 ID:T+IbdmfJ
何番の何楽章がエルバシャよりエランにペーソスを感じるのか 位は書けるんだろ?それだけでいいから書いてみろや
>>923 さんの気持ちはまあわかるのですが(叩いている人たちは不親切ですが)、
理屈上は分が悪いですね。ユーモアやペーソスを滲ませていると形容する意味が
あるのは、その程度が強いからでなければ、あえて指摘する意味がないではないか
という意見はもっともです。エランがそういう演奏をしたなら、他の人はそういう演奏が
できないというわけではないですから。
それと、楽譜云々は923さんが言うとおり、厳しすぎますし楽譜がなければ音楽が
評価できないという考えは見方次第ではおかしいとも言えますから、ともかくとして
誰の全集を持っているかの例示は正直まずかったと思いますよ。
そこには嘘でもグルダかバックハウスを含めるべきだったかと。
上で含めるべきとした理由は単純で、グルダかバックハウスを持っている人が多そうで、 かつこれらの演奏(特にグルダ)はいちおう定評あるからです。 基準だから持つべきとか、挙げられた二つがダメとかいう意味ではありませんので念のため・・・
958 :
923 :2006/01/25(水) 19:51:51 ID:7hOPh3nc
>>954 人の意見に突っ込んでエラそうに言うからには、手本を見せられるんでしょ?
だとしたら、見せて欲しい。言葉で表現するのは簡単じゃないと知ってるんでね。
言葉で表現しろ云々に関しては、私が言い出しっぺではないんですよ。(w
>>956 > 正確に几帳面にリズムを刻み、ベートーベンのシリアスな面を描くと同時に、
> ユーモアやペーソスも滲ませてる。最初の録音が1995年。
前スレでの上の発言は、一人の聴き手が感じた印象です。
シリアス、ユーモア、ペーソス、これらは何もエランの演奏でなければ聴けないという物ではないです。
勿論、そんな事は百も承知の事。エランの演奏は、ごく当たり前のベートーベンだという事。
そういう意味で言ったわけです。重箱の隅を突くような問題とも思えません。(w
では伺いますが、特定の演奏を言葉で表現するとしたら、どのような方法なら相応しいとお考えですか?
単に、聴き手としてこう感じたと表現するので十分であり、読んだ人は参考程度に留めておくでしょう。
それで十分だと思いますが、如何ですか?
それと、何故、誰の全集を持ってるかを明かしたのがマズいのでしょうか?
グルダやバックハウスが素晴らしいとは語り継がれて来た事であって、
安全パイをネタに話しても面白くないですからね。
全集を出す程のピアニストの演奏なら聴いて損はないと思いますよ。
ポミエもエルバシャも聴いてない人のほうが多いって事は察しがつきますが。(w
959 :
名無しの笛の踊り :2006/01/25(水) 19:58:16 ID:EfO0QBIC
何でこんなに必死なんだ? しかもゴミみたいなエランで
960 :
923 :2006/01/25(水) 19:59:23 ID:7hOPh3nc
>>959 どういう部分がゴミなのか教えてくれる?(w
961 :
名無しの笛の踊り :2006/01/25(水) 20:03:13 ID:JadqFV0d
(w ←これが必死さを醸し出してるな
962 :
923 :2006/01/25(水) 20:06:12 ID:7hOPh3nc
>>961 いやぁ、正直、おかしくて仕方ないのさ。
なんで、みんなムキになってエランを否定したいんだろうねぇ。
ダメならダメで、何処が良くないのか、それも言わずにだしね。
必死なのはどっちだい?(w ← これは好きだから使わせてもらう。
リズムふらふらじゃん 明らかに非力じゃん もたついてるじゃん あと個人的には抑揚が好みでない
まあなんだ、 ここで誰某の演奏はクソだとか 何とか言ってる連中は ベートーヴェンのことを 誰よりも良く分かっていると自負している さぞかし偉い方々ばかりなのだろうな。
965 :
923 :2006/01/25(水) 20:26:38 ID:7hOPh3nc
>>963 はい、聴いてないって事が判明しました。(w
>>965 聴いてるよ。
普通よかちょっとマシだが、それでもオネェ演奏系だろ。
非力なんだよ。
自分自身がリズムに付いてこれてないんだよ。
967 :
名無しの笛の踊り :2006/01/25(水) 21:01:09 ID:bwaR9hIr
968 :
923 :2006/01/25(水) 21:22:39 ID:7hOPh3nc
>>966 とてもユニークな聞き方をしてますね。
私の友人達数もエランの演奏を聴いてますが、
貴方の感想を告げたら、彼等は首を捻るでしょう。
ですが、貴方の感想なんだから仕方ないですね。(w
その前に貴方自身のリズム感は大丈夫ですか?
969 :
まとめ1 :2006/01/25(水) 22:05:44 ID:pxgZ27OO
バックハウス(ステレオ):ステレオだが音は悪い。ドイツ 正統派と呼ばれるのが好きな人向け。しかし、実はかなり個 性的な演奏をする。アンチから攻撃される覚悟が必要。 グルダ(ステレオ):オーストリア。ベートーヴェンのアレ グロ・コン・ブリオとピアニスティックな美しさの両方が 満喫できる。 アラウ(2度目):チリ出身で8歳からベルリン留学。正統 的だが、フレーズを強調するなど表現は濃い。まるで、時間 が横に流れながらも、縦にある種の実体を伴って(以下ry ブレンデル(3度目):オーストリア人。2chでは人気は今 一つ。眼鏡をかけた冴えない風貌のせいか。知性派にみせか けて感情のまま走っていたりする。正統派のふりをしてユニ ークだったりする。 グード:アメリカ人。ホルショフスキー譲りの独特な柔らか い音色のタッチ。叙情的。バックハウスとは全く異なる。 ナット:フランス人。モノラル。時々奔流のようなフォルテ が鳴り響くが、音楽の流れを壊すような事はない。男性的な 力強さ。ソナタ全集のコレクター向き。
970 :
& ◆FkDr5bayeE :2006/01/25(水) 22:08:40 ID:pxgZ27OO
ケンプ(2度目):ドイツ人。ステレオ初期。ケンプは神さ。 何がすごいかだって?? 全てさ。ヒューマンなのさ。神だけ どヒューマンなのさ。 アシュケナージ:ロシア人だが早くから亡命。難しい小節で 安易に減速するヘタレ。 シュナーベル:ドイツ人。SP録音で音が悪い。ヒスヲタ向け。 演奏は意外に極端。ピアニスト、エンジニア、プロデュ−サ ー、蓄音機の前で聞いた人!の熱い思いがこもっている。 エランド:デンマーク人。マガロフに強い影響を受けた。録 音は良くて格安。ベートーヴェン演奏の歴史的習慣を洗い落 とした無味無臭が演奏。しかし、それが異端で新鮮と評価す る向きもあり。 全集未完 ヴェデルニコフ:ロシアに埋もれたていた不遇の巨人。人生 が辛すぎる人が救いを求める演奏。最も深い感動が得られる のかもしれない。音楽を詩的に表現する人向け。 ギレリス:ロシア人。最初はその凄さに圧倒されるが、同じ 調子だから段々飽きてくる。しかし、見せかけを見せかけと 見抜ける人が聴けば内部に熱いマグマが隠されていることに 気づく。
971 :
名無しの笛の踊り :2006/01/25(水) 23:43:22 ID:OAhT8iJ1
>>969 修正
アラウ(2度目):チリ出身で8歳からベルリン留学。
正統的だが、フレーズを強調するなど表現は濃い。
まるで、時間が横に流れながらも、
縦にある種の実体を伴って鼻息が五月蝿い。
973 :
名無しの笛の踊り :2006/01/26(木) 00:05:41 ID:1FFVAsox
>>923 > 格安セットもあるが、漏れはClassicoの原盤を一枚づつ買って、
> 丁寧に聴いてるつもりだよ。6枚揃ったから、あと4枚だな。
おいおい、全部聴いてない分際でエランドを語るとはおそれいった
>>947 > 楽譜が手元に無いと音楽が語れないと思い込むなんて痛過ぎ。
> 演奏家じゃないからねぇ、こっちは。
最低限音符を追えるようじゃないとちゃんと聴いたことにはならないよ
こういうロクでもない荒らしはスルーで
974 :
923 :2006/01/26(木) 00:18:12 ID:m211z3wa
>>973 エランが録音を開始したのは1995年、最終が2002年。最初と最後の録音は聞いてるんだよ。
で、6枚のCDを聞いて感じるのは、エランのスタンスが一貫してるってこと。
であれば、残りの4枚が全く異なる事はありえないね。語る資格はあると思うね。
現に、他の全集でも、10枚のうち数枚を聞けば、大凡の解釈は掴めるもの。
お宅はそんな事も出来ないっての?(w
> 最低限音符を追えるようじゃないとちゃんと聴いたことにはならないよ
バカな事言ってるね、って事は、CDの演奏を聴いて、感想を言おうと思ったら、
スコアを用意して、それを首っ引きで聞かなきゃ、何の感想も言えず、聴いた事にもならないんだって?
こんな奇矯極まる意見は初めて聞いたよ。(w
975 :
956 :2006/01/26(木) 00:39:14 ID:WJuvK0Nj
>>958 >では伺いますが、特定の演奏を言葉で表現するとしたら、どのような方法なら相応しいとお考えですか?
>単に、聴き手としてこう感じたと表現するので十分であり、読んだ人は参考程度に留めておくでしょう。
>それで十分だと思いますが、如何ですか?
私は、複数の演奏に無理なく当てはまる程度にあいまいな表現で済ませれば、理屈の上では
厳しいことになるとしただけですよ。あなたが書いた程度でも、まあ十分だとしてもいいだろうとは
思うから、「叩いている人たちは不親切ですが」とも書いたのですが、少しでも批判されると
自分をフォローしているところまで見えなくなるのは、ちょっとまずいんじゃないですか?
>それと、何故、誰の全集を持ってるかを明かしたのがマズいのでしょうか?
>グルダやバックハウスが素晴らしいとは語り継がれて来た事であって、
>安全パイをネタに話しても面白くないですからね。
>ポミエもエルバシャも聴いてない人のほうが多いって事は察しがつきますが。(w
>>943 は比較を問題にしたのですから、そこで挙げるべき演奏は比較上の便宜を
考慮すべきだというのは、当然の話だと思うのですが…。もう少し落ち着いてくださいよ…。
こいつまだ居たのか… かなりの粘着気質だなぁ そんなにメンブランが激安箱出したのが悔しいのか? 楽譜は読めないわ、得る馬車、歩見えしか聴いてないわ クラヲタとしては最低な奴だな まだ後家ヲタの方がましに見えてきたから不思議だよ。
977 :
& ◆QWv3R1XL8M :2006/01/26(木) 01:10:03 ID:LBHXGG3L
>>976 つくづく、ベートーヴェンの偉大さを感じるよ。
バックハウスや、ヴェデルニコフ(さっぱり解らんが)は
ともかく、エランドにすら、熱烈なヲタとアンチがいるとは。
978 :
& ◆QWv3R1XL8M :2006/01/26(木) 01:12:06 ID:LBHXGG3L
気がついたら、意味不明なコテになっていた。 いつの間に?
大フーガ連弾版のお勧めCDを教えてくれ
980 :
923 :2006/01/26(木) 01:21:39 ID:T8Xal6vm
>>957 フォローして下さってるところは十分に見えてますよ。その上での質問のつもりです。
別に私は取り乱してるつもりはないんですが、そう取れてしまいましたか?(w
ただ、発言された内容に、今ひとつ掴めない部分があれば、質問するのは自然な行為だと思いますけども。
>>976 そういうお前さんも粘着だな。
チャチャ入れする前に、楽譜読めるんだろ。
だったら、是非、ご高説を伺いたいもんだね。(w
>そんなにメンブランが激安箱出したのが悔しいのか?
格安セットなど買わん、って言ってるんだがなぁ。(w
まあ、これぐらいのスレ進行のほうが、緊張感があって楽しいですなw 個別ピアニストスレ(ポゴレリチとかキーシンとかルガンスキーとか) の馴れ合いは見ててキモイだけだし。