【革命から】19世紀フランス音楽【大戦まで】

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57名無しの笛の踊り
>>56
スペイン協奏曲 は多分 「スペイン交響曲」のことだろう。

ラロが評価されないのは、おかしい。
この曲も「交響曲」も「チェロ協奏曲」もしっかりした曲だ。
彼は19世紀のフランスでは珍しく、早い時期に室内楽品も書いている。
その点はサンサーンスにも似ている。

ラロの管弦楽は非常に色彩的で魅力がある。
バレー曲「ナムーナ」を聴いてご覧なさい。後年ドビュッシーが非常に
賞賛したのも肯ける。生き生きしたリズムと色彩はまさにバレー曲。
演奏会向けの組曲をもっと演奏してほしい。

またオペラ「イスの王」もドラマティックで面白い。このオペラは
今は序曲が演奏会で、たまに演奏されるだけだが、惜しい気がする。