今日のサントリーホールは、この演目、値段にしては良く入ってたと思う。
前半は、意固地になって切れ目切れ目で拍手入れる奴(男?女?)のおかげで
演奏者当人も何回目かには手で制したほど、
休憩のアナウンスで、「極端な拍手はご遠慮ください」という穏やかな表現の
注意があり、後半は無事に進行した。
でも、日本も20年前に比べると演奏中の咳払い増えたね。
なんか老年が多いからかな、後ろの席の女がやたら咳押し殺したり、咳したりで
凄い気になった。コレじゃあS席でも意味無し。だからホールに足運ぶの嫌に
なるんだよな。1階は全部S席なんじゃないかな、やたら高すぎ。
演奏自体は、暗譜ではなかったけど(天才だからちょっと期待してたのだけど)、
長丁場を多彩な表現とオーケストラ的なポリフォニーで演じ切ってた。
聞き続けるの修行のようだけど、演奏するのは楽しいだろう。
モダン楽器としてのグランドピアノの表現域を使い切った演奏で、ライブでは
こうでもしないかぎり眠くなってしょうがなかっただろう。
精神病院でBGMとなっているリヒテルのCDとは対極にあるかもしれない。
>>53 拍手してたのは1階右寄り後方のオッサン。休憩中、主催者が
客に詰め寄られてて、拍手のオッサンは休憩が終わるときに主催者に
注意されてた。
つーか上にも書き込みがあったけどバレンボイムのペダリング技術は
マジで神。