1 :
名無しの笛の踊り:
マーラーやショスタコクラスならまだ楽しめるけど
特に古典派とかなんなのあれ。
ベトとかモツとかハイドソとか
2 :
名無しの笛の踊り:04/12/19 08:50:54 ID:l47g6xJR
漏れの好きなメヌエット
モツ編:
弦楽四重奏第15番二短調 ある意味曲の山場
弦楽四重奏第20番二長調 むちゃくちゃキャッチー。爽快。素人にもお勧め
スケルツォがなければ困る音楽:
ベートーヴェン チェロソナタ第三番イ長調
3 :
名無しの笛の踊り:04/12/19 08:52:34 ID:i4AoCwlW
モツのファゴ協奏曲の3楽章ってメヌエット?あの楽章大好き。
交響曲ではモツの第9のメヌエットとベト第8の2楽章が好き。
4 :
1:04/12/19 09:36:43 ID:DvNGGmYa
いやモーツァルトは天才だけあってまだマシ。
ハイドンやベトの交響曲はどうよ。
ベト7とかスケルツォない方がいいんじゃないかとさえ思う。
5 :
名無しの笛の踊り:04/12/19 09:41:28 ID:+giuxDjj
ヲタがキモイことする時間を配慮して配置してるのが
分からなかったの?
く
だ
ら
な
い
ス
レ
ッ
ド
だ
終
了
7 :
名無しの笛の踊り:04/12/19 10:03:28 ID:l47g6xJR
>>4 天才で誤魔化しちゃいかん。交響曲という200年持つ音楽の器を
完成させたハイドンこそ天才なのでは。で、交響曲ってのは
もともと6楽章も7楽章も舞曲を連ねていくフランス風組曲から
楽章を抜いていったもの。アルマンド、クーラント、サラバンド、
メヌエット、ガヴォット、みんな舞曲。ハイドンの「狩」など、
メヌエットが二つの楽章ある曲だってある。交響曲の第一楽章は
アルマンドが発達して抽象化していったものだが、だからといって
交響曲の舞曲性がなくなるわけじゃない。モツのプラハは例外。
ハフナーは今書いた組曲→交響曲の良い見本。
レッツダンスですよw
8 :
名無しの笛の踊り:04/12/19 10:26:12 ID:s7/PxBoz
というか古典形式交響曲の大半は1楽章と緩徐楽章だけで
よい気がする。グレイトもブルックナーのほとんども終楽章は駄作だ。
後半退屈病というのはソナタ形式の持病であり、これは
和声とか調性システムの揺らぎ以上に古典形式を崩壊に
導いた原因ではないのだろうか。運命やイタリアなどは色彩を
がらっと変えてこれに対処している。技巧的に乗り切ったのは
ジュピターとエロイカ。あるいは開き直って最初から酔い覚ましのような
軽いフィナーレを書いたのがブル7。そうやって終楽章は
これといった決めてになる書き方がとうとう確立されずに終わった。
9 :
名無しの笛の踊り:04/12/19 10:36:02 ID:+giuxDjj
提示部終わったら、展開も再現もせずにそのままコーダ
でええんよ。
>8
ということは、シューベルトのD.759は「完成」交響曲と呼ばねば(藁。
これらに関する実験は楽章をAttacaでつなげていくものや、単一楽章交響曲もしくは
交響詩への志向を示したものによっていくつか試されているけれども、舞曲楽章を
廃絶することには至らなかった。 フィナーレにフーガで締める形式か、ロンド形式、
バリエーションというもので終わらせるのが、古今の名匠たちの脳みそからどうも離れ
なかった希ガス。
なんか、取りとめもなく書いたが、要するに4楽章もあるとフレンチのフルコース的みたいな
形式主義に陥ったということかな。 一方で交響曲の形式を離脱する理由はほとんどが、
標題音楽への傾倒だったのじゃない? 標題音楽は形式を重んじる必要がないからね。
12 :
名無しの笛の踊り:04/12/19 11:15:04 ID:gehij5Ev
マーラーで交響曲の形式は崩壊したけど、その思想的な中味を表現するのに
マーラー以降の作曲家は苦労したわけだ。
シベリウスやニールセンの曲には悪戦苦闘した跡が見え見えだもんね(特にニールセン)。
と言うことは、マーラー〜ショスタコの間の交響曲は,ブラームス、チャイコフスキー
マーラーの焼き直し?
ショスタコは別な悪戦苦闘する対象があったから交響曲が書けたのかしら?
それに比べると
>>7氏が言っているバロック組曲の路線をあっさり捨てたのが
フランス系になるかな。舞曲楽章がない交響曲が結構あるよね。
フランク、ショーソン、デュカス・・・・・オネゲルに連なるフランキストは賢明だったわけだ。
舞曲楽章をはずして交響曲の命脈を保ったとも言えるね。
ドビュッシー、ラヴェルは交響曲は書けなかったね。
独特の交響曲を残したマニャールは言ってみればモツ、ベトの焼き直しだもんね。
結局、交響曲を残そうと思ったら舞曲楽章をはずすしかなっかた訳だ。
駄スレかと思ったら面白いな。
>>8 と、漏れも言い切りたい希ガスるのですが、その話は、ベートーヴェンが
持ち込んだ哲学的なソナタの書き方の問題だとも思います。
ところで、ハイドンなどが交響曲を作りこんでいった際に教会ソナタ形式を
全面的に採用するという選択肢もあったのではないかと思います。
実際、第一楽章に序奏をつけているのはその影響でしょう。
第一楽章:重い序奏と、フーガ改めソナタ
第二楽章:緩序楽章
第三楽章:フィナーレ
つまりイタリア風の協奏曲形式になるわけですか。
どうしてベートーヴェン、あるいはシューマンでさえ
舞曲を入れた形式を残したのでしょうね、確かに。
しまった、マターリ14を書いてる間に
>>12さんが良いことを言った。
16 :
名無しの笛の踊り:04/12/19 11:43:36 ID:gehij5Ev
>>14 う〜む、教会ソナタの形式とバロック組曲の融合と考えた方が良いかもね。
古典の交響曲の序奏については、教会ソナタの影響ともフランス風序曲の
構成を借りたとも考えられるね。
交響曲(シンフォニー)の語感から捉えるとフランス風序曲の影響が強いような気もする。
ところでモツ以降の協奏曲のフィナーレは、舞曲風のものが多いと思うけど
これはどう言うことなの?モツのFg協はもろメヌエットだし。
ベトの協奏曲もフィナーレは皆舞曲と関係があるし。
教えてエライ人。
17 :
名無しの笛の踊り:04/12/19 12:35:14 ID:l47g6xJR
>>16 舞曲風でないフィナーレ楽章といったら、たとえばショスタコの
チェロ協奏曲第二番のようなものですか。
18 :
名無しの笛の踊り:04/12/19 12:59:03 ID:o30tmdnp
フランク、デュカス、オネゲル、バックスなどの3楽章派も1と同感なのかも
知れんな。
久々に良スレ立てちゃったヨカーン
20 :
名無しの笛の踊り:04/12/19 15:30:04 ID:gehij5Ev
>>17 そうですね。あとヒンデミットのVc協とか(あれは舞曲の代用としての行進曲かな)。
そうだそうだ、ドヴォのVc協のフィナーレは舞曲と関係ないですね。
協奏曲はスレ違い。
なぜなら、1と2は4楽章ある楽曲のことしか語っていないから。
スケルツォ、メヌエットは4楽章以上ある形態の場合が本題だから。
20など発言の削除依頼を出そうと思います。
22 :
名無しの笛の踊り:04/12/19 23:34:46 ID:l47g6xJR
>>21 そりゃ先生、厳しすぎですよ。
>>2に漏れの出したベトのソナタは3楽章。
>>20 もっと前から、メンデルスゾーンのVl協の3楽章は、舞曲ではありませんでしょう。
ドヴォコンって、確かにあれは何だろう?
フランクやショーソンは、
>>12なるほどと思うのだが、フォーレは
室内楽で美しいスケルツォを何曲も残していますね。でも3楽章形式も多いか。
サン・サーンスやビゼーは、きちんと舞曲を残している。
脱線ついで、 3楽章の交響曲ってストラヴィンスキーでしたっけ。
プロコフィエフあたりははっきり「古典」と銘打ってガヴォットなんて古臭い舞曲をわざわざ出すあたり。
20世紀においては舞曲(メヌエット、レントラー、ブーレーなど)を踊った事のない都会人が増えてきたために
作る必要が無くなったと考えているのではないか。 そもそもスケルツォが舞曲なのかははなはだ疑問なんだが。
24 :
名無しの笛の踊り:04/12/20 23:17:24 ID:k/Vcg25w
近代から現代にかけて人間は踊らなくなったのか?
それとも別な音楽で踊るようになったのか?
交響曲における舞踊、舞踏の必要とする所は何?
まさか交響曲で踊る香具師はいないだろ。踊るつもりならダンス音楽はいっぱいあるんだし。
バッハの時代だってアルマンドやクーラントは廃れていたんじゃなかったっけ。
交響曲に舞曲やスケルツォ(舞曲じゃない!)が必須ってことはないが、やはり過去の作品に
名曲が多ければ、交響曲の作曲家は自分も書いてみたいと思うんじゃないかな。
ちなみに折れはスケルツォ、メヌエット大好き (w
メヌエットのないハイドン、モーツァルト、スケルツォのないベートーヴェンは考えられん。
26 :
名無しの笛の踊り:04/12/21 13:56:25 ID:XU3zMlbv
>>12 フランクの交響曲の第2楽章は中間部がスケルツォなのでは?
バルトークのP協2番も同じことをやっている(フランクを意識したわけではないと思うが)
ブルックナーのスケルツォ楽章が無いのは寂しい。
スケルツォ楽章を飽きない様に聞かせてくれる指揮者が好きだ。
そう、ブルックナーのは下手すると「またか」って感じになる罠。
29 :
名無しの笛の踊り:04/12/21 22:10:41 ID:0rVht1ly
肥大したスケルツォはマーラー。5番なんか各楽章の中では一番長いね。
10番なんか2つもある。
交響曲を崩壊させた張本人のスケルツォが肥大化したのは、何か意味深だね。
逆にまともなスケルツォがないのがブラームス。
型どおりのスケルツォはブルックナー。
ブルックナーよりブラームスの方が音楽史の流れに敏感だったのかな。
逆にまともなスケルツォがないのがブラームス?
Pコン2番の2楽章はとてもまともな3拍子のスケルツォだと思いますが。
しかも4楽章まである曲だし。
まさか交響曲で踊る香具師の例を。
第9。
バレエ、舞踏を生演奏で踊る。そういう公演が毎年のようにあったんじゃないかな。
>10番なんか2つもある。
それに似たことをもっともっともっと以前にやったのがあるよ。
ベト8。
2楽章はスケルツァンドな曲想。3楽章はメヌエット。緩やかな緩徐楽章はない。
ベト7だって2楽章はアレグレットだ。
Op.31-3のソナタもそうだね。
>>29 ブラームスの交響曲でモロにスケルツォ風といえば4番だけ(楽譜にはスケルツォ
とは書いてないが)だが、2番の第3楽章だって速いところはスケルツォのつもり
ではないかな。クラ五も同じ。室内楽にはスケルツォはいろいろあるよ。
>>31 マーラーの9番の中間楽章も両方ともスケルツォみたいなもんだ。
Scherzo=冗談 を口実に、活発なリズム、音程の広い跳躍、強弱の極端な対照
等々の手段で、ユーモアから時にはグロテスクに至る表現をしたのがベートー
ヴェンで、そういう面がロマン派にいろいろ影響していそうに思える。ショパン
のスケルツォはもとより、シューマンのある種の曲だってベートーヴェンのスケ
ルツォ抜きでは考えられないんじゃないかと思うし、それを延長すればマーラー
にとってスケルツォが単なる間奏楽章以上の意味を持っていたのも不思議ではない
のでは。
36 :
名無しの笛の踊り:04/12/21 23:40:06 ID:0rVht1ly
>>32 確かに交響曲肥大化の先駆者はベートーヴェンですね。
>>30 あの曲はそうだが、室内楽なんかを見ても少ないんじゃないですか。
確かに全くないというわけじゃないけれど・・・。
第2Pf協は大規模な曲ではあるけれど、気分的にはシリアスな曲ではないような気が・・・。
ブラ4でシャコンヌの前にスケルツォを敢えて書いたのは、「交響曲よ、逝かないでくれ」ですよね。
当時、ブラームスはマーラーやヴォルフ、ロットの曲を知っていたわけですから。
>あの曲はそうだが、室内楽なんかを見ても少ないんじゃないですか。
最後の室内楽曲はオーパス120の1と2のクラリネットソナタ。
120の1の3楽章はスケルツォ。少しのどかなのでレントラー風。
120の2の2楽章は勢いのよいスケルツォ。突進するよう。
38 :
名無しの笛の踊り:04/12/22 00:46:19 ID:8J+aZnbs
>あの曲はそうだが、室内楽なんかを見ても少ないんじゃないですか。
チェロソナタ2番、FAEソナタ、ピアノ五重奏の3楽章なんかはロマン派スケルツォの
最高峰の一つといえましょう。
まあ、ベートーヴェンは九曲のうち第2番からスケルツォだけど、あの辺りから
かなり後半のウェイトが増えて、ついでに終曲も延長されている希ガス。
今思い起こすだけでもモーツァルト、特にハイドンが型どおりのメヌエット、
終曲が快速なロンドと変奏曲+フーガになっていたのをすべてぶち破り、
毎回新奇性に富む曲作りに励んでいたのは驚異的。
その型破りなところはシューマンとブラームスの交響曲全部+シューベルトのグレートで、
ようやくベートーヴェンの九曲に対抗していると思うんだが如何かな。
>チェロソナタ2番、FAEソナタ、ピアノ五重奏の3楽章なんかはロマン派スケルツォの
6拍子のもあるね。速い6/8。
これって
>逆にまともなスケルツォがないのがブラームス。
まともなものに入れる?
まとも=3/4拍子という考えもできる。
例。ショパン。4つのすべてがまとも。
41 :
名無しの笛の踊り:04/12/22 08:27:05 ID:8J+aZnbs
>>39 なるほど。Σに、メンデルスゾーンの5曲も入れたいですね。最低でも2-4番。
2拍子のスケルツォを発明?したのは、ベトでしょうかこの人でしょうか。
>>40 ピアノ3重奏には、どれもスケルツォが入ってるけど6/8でしたっけ。
チェロソナタ1番の2楽章は3/4のメヌエットですね。VlソナタはFAE以外ない?
まあ少ないといえば確かにSQ系にも少ない。
ショパンのスケルツォって、サン=サーンスのハバネラとか、ラヴェルの
ヴァルスとか、まとも(ソナタの楽章)というより別ジャンルの独立曲のように
考えた方がいいんじゃないですか?ショパンの3/4ならチェロソナタの2楽章。
>>35でショパンの名前を出したのは「スケルツォ」という曲種の内容という
かイメージというか、その例のつもりで、ソナタの楽章と違うことは承知の
上でした。
ブラームスも単独の楽曲でスケルツォ作ってるね。
1つ。
他にはシューベルトのピアノ曲とかにもあったかな。
単独の小品のスケルツォ。
オケ用には?
ショスタコ?
単独の小品のスケルツォ。
オケ用には?
ショスタコ?
46 :
名無しの笛の踊り:04/12/25 01:26:40 ID:H0MAPGWx
>交響曲ってのはもともと6楽章も7楽章も舞曲を連ねていくフランス風組曲から
>楽章を抜いていったもの。
なるほど。ということは
ツィンマーマン「一楽章の交響曲」 こそ交響曲の完成形だな
ハイドンはメヌエット巧者だな。モーツァルトよりセンス良いんじゃないかと最近思ったり。
48 :
名無しの笛の踊り:05/01/01 10:22:07 ID:gfuN/AS9
ルーセルの交響曲のスケルツォって見事だよね。
近代のは楽しくていいが、古典のスケルツォやメヌエットはどうにもならんな。
そうか楽章を抜くと完成なのか。
シューベルトはいわゆる未完成で初めて「完成」に到達した。
シューベルト第1番「未完成」
第2番「未完成」
第3番「未完成」
第4番「未完成しかし悲劇的」
第5番「未完成」
第6番「未完成」
第7番「完成」
第8番「未完成しかしグレート」
諸井三郎の第三交響曲の二楽章「俳諧について」はAlegretto Scherzandoの
渋いスケルツォっす。
×俳諧
○諧謔
ちなみに5拍子ですが4+1に数えろと・・・ちょっと?な指示があるらしい。
4+1に数える?
それは聴く側は2+3と受け取るだろうな。
54 :
名無しの笛の踊り:05/01/03 10:47:30 ID:+pmAUf8a
モツ39のメヌエットは傑作だと思うけど。
40だって悪くない。
んーー、4拍子+1拍って慣れてくるまでかなり気持ち悪そうw
まあ、3拍子で書かれたスケルツォは実際は1拍子系音楽だったりすんので、
実際の拍取りはなんでもありってことかね。
ベト第9なんかヘミオラが4Bar、3Barとがんがん入れ替わってたりするんで、
基本的にはBar(小節線)の概念を弄くる音楽=スケルツォだともいえる希ガス。
そういう意味で飽きるスケルツォは、トリオ(ヘミオラされることがない)が糞長いとか
繰り返しされてもダれるようなものとか・・・。 作曲家が若い頃のものは、概して
凝ってないからあまり面白くなかったりしない?
> ベト第9なんかヘミオラが4Bar、3Barとがんがん入れ替わってたりするんで、
そういうのを、繰り返し試みた人の一人にフォーレ。
3/4とは限らないスケルツォを愛用した。
ヴァイオリンソナタ第1番 Op.13
3楽章
2/8拍子で3 Bars 速い3拍子に聞こえる。
ときどき2 Barsがはいって変拍子の様相を呈する。
ピアノカルテット第1番 Op.15
2楽章。
6/8拍子で3 Bars で始まり、テーマ後段を4 Barsでまとめる。
話題も尽きたようで。
では。
このスレの使命は終わりです。
古典派のメヌエットなんてまともに聴いてられるか?
セルのモツ39番のメヌエットは、この世に完璧なものが存在するということの証明。
完璧。
終了。
スケルツォあきるのあたりまえでしょ。
気まぐれって意味だし、たまにやるから意味がある。
弾ける技術がついたら気分で弾くものであって、何度も練習するものではない。
5拍子のスケルツォも悪くはないけどね
チャイコの悲愴の第2楽章とかボロディンの第3番(未完成)の第2楽章とか・・・
>58
ヨーゼフ・ハイドンの交響曲のそのメヌエットを全部聴いてから
このスレにお出でなさいな(藁
まあ、ようもこれだけ作ったと感心してしまう。
94番”驚愕”は、初心者を牽き付ける、2楽章ばかりに気が
行くのだが、 そのあとのメヌエットが、なかなかどうして、いい
味出しているでないか。
>>62 悲愴の2楽章ってスケルツォか? 3楽章ならわかるが。
>>64 両方ともスケルツォみたいなものだけどね(これは2番も同様)
>>65 さまざまな交響曲の中間楽章はすべてメヌエットか
スケルツォのどちらかに分類されるとでも?
浅学なので悲愴の2楽章がスケルツォってのがよくわからんです。
まぁ、ハイドンのメヌエットはほとんど知らないし、
マーラー5番の3楽章はワルツでもスケルツォだからな。
67 :
名無しの笛の踊り:05/01/10 15:03:59 ID:UyE+oUQn
悲愴の2楽章はワルツで、3楽章はスケルツォと思ってたけど違うのかな?
68 :
名無しの笛の踊り:05/01/10 16:17:05 ID:9wJp1kTs
モーツアルトのフルート協奏曲1番の3楽章が好き。
チャイコがワルツを交響曲に使った。
これはベルリオーズの幻想を踏まえてる。
70 :
名無しの笛の踊り:05/01/15 17:08:16 ID:6/RgAcib
>>63 >まあ、ようもこれだけ作ったと感心してしまう。
交響曲に加え何十曲もあるクラヴィーア・ソナタや弦楽四重奏曲の大半にメヌエットが
付いている。さらに単独曲として「12のメヌエット」なんてのが何曲もある。
それだけ人気と需要があったってことだろう。
実際ハイドンのメヌエットにはつまらない曲はほとんどないんだ。大変なセンスだと思う。
(聴いてて繰り返しがたるいと思うことはあるが)
そんなメヌエットも、オッフェンバックの「天国と地獄」に至り
古臭く退屈な文化の象徴として揶揄されることに。
71 :
名無しの笛の踊り:05/01/15 17:44:11 ID:mxePAVFC
俺は交響曲は全部聴かない主義だね。
面白い楽章だけ聴く。あとは飛ばす。
だから全楽章つまらん場合は
その曲は聴けない。
CDかけた途端終わるからね。
72 :
名無しの笛の踊り:05/01/16 00:00:55 ID:fPuI9DrD
古典派の中間楽章はおまけみたいなもんだから、
それほど気合を入れて聞く気もしないね。CDなら飛ばすことも多い。
そもそも全曲通しで聴くようなものじゃなかったし。
オペラも飽きる。
ベト7のスケルツオ退屈で寝ちゃったよ
76 :
名無しの笛の踊り:05/02/16 09:28:12 ID:ZipCy1Au
さい さい どう
たま きん よ?
77 :
名無しの笛の踊り:05/02/16 09:28:21 ID:ExHY2cI+
>>75 そんなあなたに、広上/日本フィルのCDを。
実はどの曲も緩徐楽章でトラックとばしている
緩徐楽章、とばしはしないが別の交響曲のと
入れ換えられてもわからん。特にモーツァルト。
ぶっちゃけ交響曲は一楽章と終楽章聴いときゃ十分。
81 :
poucou:05/02/18 11:37:23 ID:GPq+sNlU
ぼくは、チンポニーのアダージョは聴かない。退屈だからである。
クラシック音楽だからといって、必ずしも全曲耳にしなくてもよいといえよう。
82 :
名無しの笛の踊り:05/02/18 22:31:41 ID:b7qh9RyE
>>79 同意。まあ25番と40番だけは特殊だと思うけどな。ピアノ協奏曲のアンダンテは良いのに。
84 :
名無しの笛の踊り:05/02/19 15:41:14 ID:DlT37QPU
だって良い音楽なのに分かってないみたいだもん。
まあこれから発見の楽しみがあると考えれば羨ましい方々でもある (w
アダージョ楽章って退屈だよな
87 :
名無しの笛の踊り:05/02/19 20:16:17 ID:B17BkPJI
>>ピアノ協奏曲のアンダンテは良いのに
そのとおり。交響曲もピアノソナタも手抜きすぎ。
スケルツォは、ベト第9に止めを刺すな。
あれは古今東西最高傑作だ。
89 :
名無しの笛の踊り:05/02/22 21:55:48 ID:3kNkAvPH
>>85 バロックのメヌエットは好きなんだけどね。どーも、古典派以降ではソナタ、ゆっくり、終曲しか聴く気が起こらない。
第一楽章と第四楽章だけあれば十分だろ、交響曲。
コンチェルトの多くが3楽章形式なのは
2つも緩徐楽章いらないから?
おれ薬の副作用で交響曲の緩徐楽章が聴けません。。
93 :
名無しの笛の踊り:05/02/23 10:12:22 ID:j4HhuFJm
91>>
大きな三部形式としてでしょ
早い遅い早いの
まあ、歌謡部分と舞踏部分が間にあってソナタ形式で前と後ろを構成
サンドイッチと言うことで
>>93 なぜ4楽章形式でなく3楽章形式を採用している曲が
多いのだろうかということを疑問に思ったわけだが。。。
よく知らんけど、交響曲やソロソナタとは系譜が違うんじゃないか?
て、あまり答になってないけど (^^;)
緩・急・緩・急 の 形式が、 序奏+アレグロ、緩徐楽章、舞踊系3拍子+速い終曲(ロンド)
に変わる間がよく分らない。 ソナタ・ダ・カメーラとキエーザちう区別もだけど。
不勉強ですまんが、ハイドンの初期から中期の交響曲の楽章構成
って、いろんなパターンがあるのかな?
様々な可能性を試す中で後の交響曲の定形ができてきたんじゃ、
とちらっと思ったわけだが。
メヌエットつまらん
99 :
名無しの笛の踊り:05/03/02 20:52:47 ID:C5JBsHzm
モツの39番のメヌエットはいいね。クラリネットのソロが牧歌的でマターリ。
100 :
名無しの笛の踊り:05/03/02 21:43:00 ID:AgWWi2Fi
俺もモツ39のメヌエットはガキのころから好きだったな。
101 :
名無しの笛の踊り:05/03/02 21:45:09 ID:C5JBsHzm
>>100 ガキの頃からクラシックに親しんでるなんて高尚な家庭だな。
確かにモツ39と聞いていちばんに思い出すのはメヌエットだな。
厨房の頃ケルテスとかよく聴いた。
新世界の2楽章が下校時間の音楽だった。
モーツァルトのピアノコンチェルト20番の2楽章は名作だと思う。
>>102 なんか音程が揺れて怖い演奏を聴いたことがある・・・・
いやさ、思い起こせば、カセットがわかめって変な音に
なっちまって・・・ウゥシクシク てなことだったに違いない。
105 :
名無しの笛の踊り:05/03/03 13:20:19 ID:VLRDgYQz
>>94 まあ、コンチェルト4楽章もあると長いし・・・・
演奏してるほうがつらいかも
飽きるけど生で聴く時はいいなって思うよ。
>105
こないだ舞台に乗っけてもらえた
ブラームスのピアノ協奏曲第2番とかあまり長いと思わなかった。
でも、50分以上もあるし(藁 実際長いか。
タイトルを変えて、交響曲”ピアノ付”というのがいいかも
108 :
名無しの笛の踊り:2005/03/21(月) 07:43:17 ID:thRA/+PU
>>107 avec piano か。 坂本龍一みたいだな。
メシアンなんか10楽章あるぞ。
110 :
名無しの笛の踊り:2005/03/22(火) 00:44:59 ID:i0eFA7mF
漢詩で起承転結があるから
4つあってもいいじゃない。
つまらないのは、作曲家が駄目だから。
形式のせいにすな。
でもベートーヴェンのもつまんないよ。
面白いのはマーラー以後の近代音楽だけ。
112 :
名無しの笛の踊り:2005/03/22(火) 22:49:40 ID:Y/aCzvMt
>>111それはあなたの感性が近代音楽にむいてるからでは?メヌエットはともかく、スケルツオはベートーベンの奴は
すてきだと思いますよ。第九の第二楽章とか。メヌエットだとハイドンがおもしろいけど、美しさで言ったらモーツァルトやシューベルトでしょうかね。
そうそう、“プラハ”のメヌエットは、最高だね。
ヘタナツリダナ
ベートーベンのスケルツォって subito forte とかが
何ともわざとらしくてあまり好きになれないな。力みすぎ。
「冗談」を名目にそういうものが持ち込めるから
ベートーヴェンはスケルツォを書いたんじゃないか?
(もちろん単なる想像)
ブラームスも4番以外は、スケルツォらしくない香り。
漏れ的には、ゆっくりのんびりはじまるのはスケルツォと呼べない。
シューベルトの三番交響曲のスケルツォあたりの能天気が好き。
あまり終楽章と温度差が無いので、全体の構成からみたらダメポだけど(藁
やっぱ学習中の作品という感はぬぐえない。 5番でもほぼおんなじことやってる
けど、調性を変えたので少しましになった。
これとブルックナーの第9・II楽章が同じ「スケルツォ」・・・と、かなり味が違うが
やっぱり同じ世界の作物なのか・・・
ブルはどれもよく似てて、前の1、2楽章がでかいと、一貫性がない(5番除く)
だから、調性変えて差し替えても、無問題なんじゃ(藁
ブラームスでも室内楽だったらもろスケルツォという楽章もある
(ピアノ五重奏曲とか)
交響曲2番やクラ五では間奏楽章の中にスケルツォ風の部分が
挟まっている
ブルックナーは全部がお祈りみたいなもんだから入れ換えてもわからん。
一曲一曲の中で天国から地獄まで全部網羅しようとしてる感じがする。
メヌエットと緩徐楽章が苦手な人には
モツのディベルティメントは拷問だろうな。
6楽章で、ソナタ→緩→舞→緩→舞→ソナタ、だもんな。
121 :
名無しの笛の踊り:2005/04/03(日) 13:26:08 ID:/837ip/I
ベートーヴェンの第8交響曲
ソナタ
↓
スケルツォ
↓
メヌエット
↓
フィナーレ
122 :
マーラー:2005/04/03(日) 13:33:00 ID:du8OMdba
スケルツォやメヌエットは気分転換だよ
次の楽章への気分を整える役目があるんだ
俺の交響曲なんてそうしなきゃもたないよ
123 :
名無しの笛の踊り:2005/04/03(日) 14:48:42 ID:zNBMhbWm
ソウカ?マーラーの交響曲のスケルツォ楽章はほとんど皆重々しくて気分転換どころじゃないが。6番のスケルツォとか特に。
124 :
マーラー:2005/04/03(日) 14:53:58 ID:du8OMdba
でもあれがなけりゃもっと重くなるんだよ
ベートーヴェンも私の師ブルックナー先生もそうなのだ
125 :
名無しの笛の踊り:2005/04/03(日) 14:56:18 ID:RoctdM/a
ドヴォルザークの「新世界」三楽章とかもスケルツォだろ。
あれはなかなかスキだ。下手な指揮者がやると聞いてて息苦しくなる…。
ハイドンのメヌエット楽章は聞いてて恐ろしく眠くなるが。
次の楽章ですっきり爽快な目覚めってか?
>>123に概ね賛成。
特に5番はスケルツォがメインの楽章といってもいいくらいだ。
2番や9番(2楽章・3楽章どっちもスケルツォと言えば言える)
でも間奏以上の重みがあると俺は思う。
またスケルツォが第2楽章に来てるときは気分転換とはあまり
感じないんだが・・・
127 :
名無しの笛の踊り:2005/04/03(日) 19:35:08 ID:t8AzTgyk
128 :
名無しの笛の踊り:2005/04/04(月) 00:47:55 ID:6ad8h2vu
マーラーの交響曲は、スケルツォを中心にしてシンメトリーになってるってのはよく言われてることだし、マーラー本人はスケルツォに特別な思い入れがあったんじゃないだろうか。
>>128 7番はたしかにそうだが、他の曲はどうかな。
2番、3番、5番などいずれもスケルツォが真ん中
またはその付近にあることは確かだが、それを
中心にシンメトリーってのは些か無理じゃないかと・・・
うー、プロコフィエフの古典って全部踊りっ?