ベルリン・フィルハーモニーで首席オーボエ奏者として長いこと活動してこられた
ローター・コッホ先生(1935.7.1-2003.3.16)を追悼するスレッドがこの11月18日に無事終了しました。
その後も、20世紀後半にドイツで活躍した数々の名奏者たちについて、語り合っていける場があれば
いいと思い、続編…というよりも新しい形でスレッドを立ててみました。
関連過去ログ
【追悼】ローター・コッホの名演【BPO】
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1048628860/ (2003/03/26-2004/11/18)
ドイツ・オーボエ奏者の経歴等については>>2以降に記していきます。
2 :
名無しの笛の踊り:04/11/26 01:04:39 ID:egF5SbgR
3くらい?
3 :
名無しの笛の踊り:04/11/26 01:09:48 ID:/jeH5GU6
ローター・コッホ(Lothar Koch)
1935年 ドイツ中部・フェルバートに生まれる
1950年 エッセンで名教師シュレーに師事(53年まで)
1953年 若干17歳でフライブルク・フィルのソロオーボエ奏者に就任
1957年 9月1日、22歳の若さでベルリン・フィル入団、首席オーボエ奏者に
その後、カラヤン.ベルリン・フィルの黄金期を支えたソロ・オーボエとして大活躍する。
1959年 プラハの春国際音楽コンクールで第一位を得る。
1961年 ベルリン・フィルハーモニー・ゾリステンのメンバーとなる。
1963年 "Berliner Kammervirtuose"を得る。
1964年 "Kunstpreistraeger der Stadt Berlin-West"を得る。
1961年 ベルリン市立音楽院の教授も務める(68年まで)
1972年 カラヤンアカデミーで後進の指導に務める。
1978年 ベルリン・フィル管楽合奏団を主宰。
1982年 ベルリン・フィルハーモニー・管楽アンサンブルとして、ベルリン・フィル100周年記念盤を録音。
1991年 9月 34年間在籍したベルリン・フィルを退団
10月 ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院の教授に就任
1993年 小澤征爾率いるサイトウキネンフェスティバルへ参加
1995年 生涯最後の来日。東京都交響楽団演奏会へ客演、武蔵野音楽大学で講習会を開く。
2003年 3月16日、ザルツブルクで67年の生涯を閉じる。
マンフレート・クレメント(Manfred Clement、1934−2001)
ドイツのシェラーハウ生まれ。旧東ドイツで音楽教育を受ける。
ドレスデンのウェーバー音楽大学でゲスケに学ぶ。
1952年 マイセン歌劇場に入団
1955年 テューリンゲン市立管弦楽団首席オーボエ奏者就任
1956年 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席オーボエ奏者になる。
(当時の指揮者はフランツ・コンヴィチュニー)
この頃 旧西ドイツに亡命
1958年 亡命後に街で出会ったヨーゼフ・カイルベルトに高く評価され、バイエルン国立歌劇場に入団。
同時にミュンヘン国立音大教授に就任。
1959年 名指揮者、カール・リヒターのもと、ミュンヘンバッハ管弦楽団で演奏開始
1969年 ミュンヘン・バッハ管弦楽団・合唱団の日本公演で初来日(東京文化会館その他で演奏)
1980年 秋のシーズンからバイエルン放送響の首席奏者に就任(〜91年ころまで首席)
首席を降りたあともバイエルン放送響に在籍。その後引退。
2001年 4月に急逝。晩年は日本の楽器メーカーJosef≠フ楽器を愛用し、日本をよく訪れていた。
ヴィンフリート・リーバーマン( Winfried Liebermann 1935.2.22〜)
1935年2月22日、ドイツ・ブレーメンに生まれる。
オーボエを名教師アルフォンス・シャイヤに師事。
1954年 わずか19歳でベルリン・フィルの首席オーボエ奏者に就任。
(しかし、経験不足がたたって試用期間終了後の入団投票で不合格に。)
1957年 シュトゥットガルト州立歌劇場に入団。
1958〜64年 バンベルク交響楽団首席オーボエ奏者に。
1965〜87年 ハンブルク国立歌劇場、ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団首席奏者に
1974年から リューベック音楽大学教授に
1979年 東京藝術大学客員教授として来日。NHK交響楽団などに客演。
同じ年、ハンブルク音楽大学の教授にも就任。
1987年〜 マンハイム音楽大学教授を歴任する。
同じ年東京藝術大学客員教授として再来日。
教師としても優秀で、門下にはトーマス・ローデ(ハンブルク国立歌劇場、ハンブルク・フィルハーモニー首席)
渡辺克也(ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団首席奏者)、河野剛(元ハンブルク響)らがいる。
ギュンター・パッシン(Gunter Passin b.1937-)
1937年 ライプツィヒ生まれ、旧東ドイツで音楽教育を受ける。ライプツィヒ音楽大学卒業。
カール・マルクスシュタット(現ケムニッツ)のオーケストラなどで演奏活動を始める。
1950年代後半から60年代初頭にかけて、東西ベルリンの往来が自由にできなくなってきたころに
旧西側に亡命。60年からデトモルトの北西ドイツ音楽アカデミーで、ヘルムート・ヴィンシャーマンに師事。
1962年にベルリン放送交響楽団(現・ベルリン・ドイツ交響楽団)の首席オーボエ奏者に就任。
ヘルムート・リリンクの主宰するシュトゥットガルト・バッハ・コレギウムにも参加する。
ヘンスラー社に録音されたバッハの教会カンタータ全曲集の制作にもたずさわった。
1980年代に入り、ミュンヘン国立音楽大学大学院教授に就任。教育者として多くの優れた奏者を育てる。
クリストフ・ハルトマン(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)、蛎崎耕三(読売日本交響楽団)、
など、第一線で活躍するプレイヤーの多くを教えた。
カール・シュタインス(Karl Steins b.1919-)
1919年、作曲家ブラームスの故郷であるドイツ・ハノーヴァーに生まれ、ハノーヴァー音楽院で学ぶ。
キールとブレーメンのオーケストラで活動した後に、1949年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に
入団。フルトヴェングラー、カラヤン時代に多くの演奏会と録音に携わり、1981年8月に退団。
1959年からは、ベルリン高等音楽学校で教鞭をとっていた。リード制作に関する著書等も著している。
インゴ・ゴリツキ(Ingo Goritzki b。1939-)
1939年2月22日、ベルリンに生まれる。
14歳からフルートを始めるが、その後オーボエに転向する。
60年からデトモルト・北西ドイツ音楽アカデミーでヴィンシャーマンに師事。
さらにパリでも学び、66年にバーゼル交響楽団のソロ奏者となった。
68年にプラハの春国際コンクールとジュネーブ国際コンクールの両方に入賞。
69年から77年までフランクフルト放送響の首席奏者をつとめた。
その後ハノーヴァー音楽大学の教授を務め、アルブレヒト・マイヤーなどを教える。
クラーヴェスとヘンスラー、レーザーライトなどからCDを多数出している。
ゲルノート・シュマルフス
1943年1月1日、ドイツのハイリゲンバイルに生まれる。
デトモルトの北西ドイツ音楽アカデミーでヘルムート・ヴィンシャーマンに師事。
66年にバーミンガム国際管楽器コンクールに入賞後、
67年からミュンヘン・フィルハーモニーの首席奏者を務めた。
現在は指揮者として活動中。2002年にアンサンブル金沢で第九を指揮した。
ヘルムート・ヴィンシャーマン
1920年3月22日、ドイツのミュールハイム生まれ。
エッセンでコッホの師匠でもあるシュレーに師事。その後パリでも学ぶ。
1945年から51年までヘッセン放送交響楽団(現:フランクフルト放送交響楽団)の首席奏者を務める。
その後はソロ活動に専念し、60年にはドイツ・バッハゾリステンを結成。
指揮者・リーダーとして長年活動を続ける。48年からはデトモルトの北西ドイツ音楽アカデミーの
教授となり、多くの弟子を育てた。84歳の今でも元気に活動している。
抜けているところもあると思いますが、奏者プロフィールにも手を加えました。
とりあえず、奏者紹介は一旦ここまでで切りますね。
スレタイ等、迷ったところはあったのですが、「普遍性を考慮」ということでこのタイトルにさせて
いただきました。
尚、「ローター・コッホの名演」の終了前に、スレッドの継続について明言しなかったために
「オーボエ総合(3)」スレッドのほうも巻き込んだ騒動になってしまったことについて、たくさんの方々に、
ご迷惑やご不快な思いをおかけしてしまいましたことにつきまして、この場を借りておわび申しあげます。
スレッドの継続についてはっきりとした方向性を示すことができず、申し訳ありませんでした。
迷惑をかけた皆様、心苦しい、不快な思いを感じられた皆様に心よりおわびいたします。
今後、改善策として、次スレを立てる場合には早い段階(950レス終了をめど)で
判断をしたいと思います。
このスレッドで、また皆様といろいろな情報交換等をしていければと思っています。
よろしく御願い致します。
遅くなりましたが、
前スレの最後の締めくくり・スレ立て乙です。>1
相談もなくこうしてスレ立てする神経が音楽以前だ。
17 :
名無しの笛の踊り:04/11/26 10:48:04 ID:ic33AG+A
リーバーマン情報も欲しい。
前スレの最後でクレメントのRomantic Wind Music≠ノ
触れていたものです。
とにもかくにもこのスレが復活して何よりです。
あと独逸のオーボエと言って思い浮かぶのは
宮本さんにヴァルコール(フランクフルトRSO)、デッカース(ケルンRSO)
メルヴェ(北独逸RSO)、みんなまだ現役でしょうか?
>>17 COCO70711
ブラームス
交響曲第2番ニ長調 作品73
ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
ウェーバー
歌劇《オイリアンテ》序曲 作品81
★ルドルフ・ケンペ指揮、バンベルク交響楽団
[録音:1963年6月4−10日、バンベルク] 旧COCO-80011→12月発売のデンオン・クレスト1000
レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲
ブラームス:交響曲第2番二長調 作品73
カール・ベーム指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音:1956年、モノラル] DGより再発済
などがあります。
>>18 リヴィオ・ヴァルコール(フランクフルト放送交響楽団)
マルティン・デッカース(ケルンWDR交響楽団)
ファン・デア・メルヴェ(ハンブルク北ドイツ放送交響楽団)
宮本さんは東京音大の客員教授になっても、サイトウキネンと水戸室内管に乗ってるみたいです。
21 :
名無しの笛の踊り:04/11/26 18:20:07 ID:ic33AG+A
>>19 THANKS!!!
ブラ2はぜひ聴いてみたいな
22 :
名無しの笛の踊り:04/11/26 21:25:30 ID:DILgvDzF
アルブレヒト・マイヤーさんについて教えてくらはい
マイヤーやルルーはあまり独逸オーボエのイメージがないです。
今もクランポン吹いてるのかな
ベルリン就任当時は結構音も太くて好きだったのですが・・・
>>22 アルブレヒト・マイヤー(Albrecht Mayer.b.1965-)
1965年、ドイツのErlangenに生まれる。
最初にピアノとブロックフレーテ(リコーダー)を習った後、
10歳からオーボエをはじめ、バンベルク交響楽団のゲルハルト・ショイヤーや、
パリ音楽院のモーリス・ブルグなどに師事する。
このころから、ECユース・オーケストラに参加している。
1985年にハノーヴァー音楽大学に入学し、インゴ・ゴリツキに師事する。
1986年と88年にドイツ国内のコンクールに入賞し、スカラシップを得る。
このころ、バンベルク交響楽団に首席奏者として、2年ほど在籍する。
1992年に、ローター・コッホの後任として
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・オーボエ奏者に就任。現在に至る。
クラウディオ・アバドが新しくメンバーを募ったルツェルン祝祭管弦楽団にも参加している。
使用楽器はクランポン・グリーンライン。
ソロアルバムは「DEBUT」(EMI) 「オーボエとヴァイオリンのための協奏曲」(fontec)
「モーツァルト:オーボエ四重奏曲」 「20世紀のオーボエ協奏曲集」(以上2枚独CAVALLI RECORDS)
「Chamber Music Oh Bel Epoche」(Tudor) → サン=サーンス・ボザ・フランセなどのソロ曲集
「モーツァルト:オーボエ協奏曲集」 「バッハ:トランスクリプション集」(DG) などがあります。
>>24 アルブレヒト・マイヤー(Albrecht Mayer. b.1965-)のほうがわかりやすいですね。
bはbornの略、つまり生年です。
亡きコッホ氏、現在海外で彼はどう思われてるのでしょう?
どうもあまり評価されてない気がします。現在もDGからギャラリーシリーズのモーツァル
トのオーボエ四重奏曲が出ていますが、このCDでのコッホのプロフィールの許しがたいほどの
不明確さには怒りすら覚えました。この曲の65年の演奏が廃盤なのは75年にコッホが再
録したからというのは容易に想像できますが(もちろんこれも不満)、このぶんでは、近々
誰か別の奏者がこの曲を録音したら、75年盤さえもカタログ落ちしてしまうのではないか
と勘ぐってしまいます。多少皆さんと意見が食い違うかもしれませんが、私はシュトラウ
スの協奏曲は伴奏の素晴らしいサポートも光る稀にみる名演奏、モーツァルトのオー
ボエ四重奏曲に関していえば、他の演奏を寄せ付けない同曲の決定版だと思っています。
>>20 宮本氏 東京音大 ネタを一つ。
この前の音コンで1位になった人は東京音大の人ですが宮本氏のお弟子さん
ってことですかね。
ハンス・ペーター・ヴェスターマンはこのスレで語る対象ですか?
>>27 音コンで入賞した3人のうち2人が東京音大でしたね。審査委員長も宮本さんでしたし、
お弟子さんでしょうかね。
>>28 デッカのCDでは日本語表記がちょっと異なっていましたが、70年代にドイツ・バッハ・ゾリステンで演奏して、
近年はピリオド楽器のほうでDHMからCDを何枚も出してる人ですね。>ヴェスターマン
モダン楽器のほうも名手であることには違いがないので、
語っていきましょうよ。アーノンクール/CMWの伴奏でモーツァルトの協奏曲のCDを出してましたね。
>>26 独逸、仏蘭西…そういったお国柄がオーボエ界から消えて行き
オーボエの音も国際的なものに変わってきている…そんな話は前スレで
何度も出た話ですが、独逸本国でもコッホやクレメントの古き良き重厚なサウンドより
最近のマイヤー、ルルー、ああいった今風?な音の方が好まれるのでしょうか。
独逸サウンドって古臭いのでしょうか?今でも十分通用する美しさだと思うのですが…
>>26 コッホのプロフィールは、DGの日本盤ではかなり不明確です。
リヒャルトの日本盤CDの解説でも、「『白鳥の湖』や『運命』のソロでは、必ずと言っていいほど
彼が吹いている」とか、まるでシュタインスやシェレンベルガーの存在を無視したような書き方でした。
情報不足もあったのかもしれませんが。
ご指摘の「四重奏曲」(75年)のほうは、ギャラリーシリーズと書かれているところを見ると、黒いジャケットの
日本盤でしょうか。あのCDでの解説も不十分でしたね。
1965年の最初の録音(前スレではブランディスと誤って書いてしまいましたが、ベルリン・フィルハーモニー
ゾリステンとのものですね)は、DG日本法人のユニバーサルがセット物の中で楽章抜粋で入れている以外は、
CD化されたことはないようです。1995年の最晩年の録音は、ブリリアントで再発されたので聴くことができますが。
前にイギリスの演奏家辞典で「Lothar Koch」について調べてみたのですが、、
この演奏家に対する扱いは薄いものだったように思います。機会があればほかの文献をまた当たって
みたいとも思っています。コッホのCD自体は、検索してみるとアメリカのラジオ放送などで
たまに使われているようです。
シュトラウスの協奏曲の伴奏も素晴らしいですよね。
1楽章の冒頭で、長いソロを抜けた後に伴奏オケが「レミレミ・・・」という2音からどんどん変奏していくあたりで
コントラバスが入ってくるところの迫力や、3楽章で、ソロパートをオブリガードでずっと支えるイングリッシュホルン
とフルートなどは、この演奏がほんとうに素晴らしいと思います。ベルリン・フィル黄金期の演奏ですね。
シュトラウスのフルートはおそらくゴールウェイ、アングレはシュテムプニクでしょう。
>1楽章の冒頭で、長いソロを抜けた後に伴奏オケが「レミレミ・・・」という2音からどんどん変奏していくあたりで
>コントラバスが入ってくるところの迫力
これ凄いですね。フルートもいい。
34 :
名無しの笛の踊り:04/12/02 18:28:15 ID:gaF6zayv
>>32 やはりあのフルートはゴールウェイでしょうね。今のパユも好きですが、
BPOの演奏では彼の音が一番好きです。
シュテムプニクも亡くなったみたいですね・・・残念です。
>>33 ツェパリッツ教授が率いるコントラバス軍団の迫力はものすごかったですね。
シュテムプニクも他界なんですね・・・。
彼の演奏ではたしかトゥオネラの白鳥にいいものがあったと記憶してるのですが・・・
>>35 カラヤン指揮でゲルハルト・シュテムプニクがソロを吹いた「トゥオネラの白鳥」は、DGに2種類の録音が
ありますよね。60年代の後期交響曲集にカップリングされたものと、80年代に入ってからのデジタル録音。
デジタル録音のほうは未聴ですが、DGオリジナルスで2枚組になっている60年代のほうは
トゥオネラに限らず、どの曲の出来も素晴らしいです。個人的には、この時に一緒に交響曲1-3番も
録音してくれていたら・・・と思うのですが。
現在DGから、シベリウス交響曲全集として発売されているものには、第1回カラヤンコンクールで優勝した
オッコ・カムの指揮した2番(BPO)と1,3番(フィンランド放送響)が使われていますね。
ところで、最近中古屋で思わぬ掘り出し物を見つけました。ベートーヴェンの管楽のための作品集です。
DGの3枚組輸入盤で、BPOメンバーによる演奏。まだ聴いていませんが、木管八重奏曲のオーボエは
コッホとシュテムプニクでした。五重奏曲のオーボエはコッホ、ピアノはイエルク・デムスでした。
聴いてみてから、感想や詳しい録音データなどを載せてみたいと思います。
コッホスレでどなたかが教えてくださったイングリット・ヘプラーのピアノ、バンベルク木管五重奏団の
演奏によるモーツァルトとベートーヴェンの五重奏曲集もまだ手に入るようです。国内盤で1200円でした。
ティーレマン/バイロイト祝祭管の第九でオーボエ吹いている人って誰か
知りませんか?
ティーレマンならまさか渡辺氏?とか思ったりして
バイロイト祝祭管はドイツ国内のオーケストラからメンバーを選抜する楽団なので、
その年によってメンバーが変わるんですよね。
誰でしょうね。ところで、その演奏ってCDになってますか?
このスレ、結構勉強になるじゃないか。
情報を少し追加しますね。
>>14のIDRSのサイトに載ったニュースです。Webから消えないうちに転載しておきます。
>Sunday, November 7, 2004
>Former principal oboist of the Bavarian State Opera Orchestra (Munich),
>Prof. Hagen Wangenheim passed away in Munich last week.
>He is also known as the arranger of Bach Unaccompanied Flute Sonata (A minor)
>into the oboe version (G minor).
ローター・コッホ教授の逝去を伝えるザルツブルク・モーツァルテウム音楽院の
公式発表文書(PDFファイル)です。去年のものですがまだ閲覧可能です。
http://www.moz.ac.at/german/info/neu/pdf/koch_mergl.pdf
>>41 そんなのN澤の投稿やろ
一音下げて校訂しただけのバッハの楽譜なんかをわざわざ取り上げんでも
って、自分がその譜面持ってるって言いたいだけちゃうんかい
43 :
名無しの笛の踊り:04/12/03 04:47:16 ID:tWF/zslx
今日のLP「バッハの息子たちの室内楽」
ELECTROLA C 053-28920
Johann Christoph Friedrich Bach
Sonata per il Cembalo, Flauto e Oboe (C-dur)
Johann Christian Bach
Quintett fur Flote, Oboe, Violine, Viola und Violoncello
PHILHARMONISCHE SOLISTEN BERLIN
Lothar Koch (Oboe)
↑笛は誰?
>>37 それはコッホが好きなら必携必聴のセットですよ。
あと、うにバーサルの廉価版で出てる木管五重奏は買いました?
ダンツィ、ライヒャ他のやつ。
>>39 ギクリ え、CDになってるんじゃないの?とばかり・・・(w
手元の音源聞く限りでは、渡辺氏っぽい音色に聞こえるんですが。
>>47 バイロイト音楽祭のシーズンって、普段のオケは丁度夏休み中。
渡辺氏は夏休みの間は毎年日本に帰国しているので、氏では無い
と思う。
名手ヴィリー・ゲルラッハを忘れてないかい?
>>49 寡聞にして知らないっす。
どこの人ですか?
51 :
名無しの笛の踊り:04/12/04 21:56:03 ID:bibkg/LC
今日のLP "Heitere Barockmusik Bach Handel"
ELECTROLA STE 91063
Aufgenomme vom 26. bis 28. Februar 1960 in Berlin
Georg Friedrich Handel
Triosonate Nr.2 d-moll fur Flote, Oboe, Cembalo und Violoncello
Italienische Kantate fur eine Bassstimme, Flote, Oboe und Generalbass
Cuopre Tal Volta il Cielo
Dietrich Fisher-Dieskau (Bariton),
Aurele Nicolet (Flote), Lothar Koch (Oboe),
Edith Picht-Axenfeld (Cembalo),
Irmgard Poppen (Violoncello)
>>45 そうだったんですか。いい買い物したなあ。
いまベートーヴェンの五重奏曲を聴いているのですが、デムスのピアノも洒落ていて、とっても
素敵な演奏ですね。コッホの音も軽く、聴いていて気持ちがいいです。
実はこのセットを買う前に、バレンボイム/シェレンベルガー他で演奏した五重奏曲集(ERATO)を
聴いていたんです。木管の調子は悪くはないのですが、バレンボイムのピアノがちょっと練習不足(?)
だったのか、要所要所で指がもつれて残念に思っていたんです。
イェルク・デムスはライスターともクラリネット・ソナタなどで共演していますよね。じつはむかし私が習っていた
先生とも、数年前に共演されたことがあって、そのときに先生は、この人と演奏することを大変楽しみにされて
いたのですが、木管と合わせるのがとてもうまいピアニストですね。
ユニバーサルの廉価盤と聞いて、「あれ、持ってたかなあ?」と思ってレコード屋さんに聞いたりしたのですが、
持ってました。Eloquenceシリーズの輸入廉価盤ですよね。>ダンツィ・ライヒャ・シュターミッツなど。
私はかなり安く買った覚えがあるのですが、いまはそのときの倍以上の値がしていてびっくりしました。
それでも1500円くらいでしたが。
>>43 前スレで触れられていたドイツ・エレクトローラのLPですよね。聴いてみたいな。
>>47 ティーレマンのCDって、いまのDGから新譜を出せる数少ない音楽家ですよね。
フィルハーモニアのベト5・7、フィラデルフィアとのワーグナー、フィルハーモニアとのシューマンの交響曲、
ベルリン・ドイツ・オペラとのカルミナ・ブラーナ、ウィーン・フィルとのアルプス交響曲くらいしか
知らないんですが、バイロイトでも第九振ってたんですね。そのCDの所在はちょっとわからないです。
ウィーンフィルを振った演奏なら、FMのエアチェックで持っているのですが。
>>53 「ティーレマンのCDって」じゃ文脈的におかしいですね。「ティーレマンって」の間違いですね。
失礼しました。
55 :
名無しの笛の踊り:04/12/05 01:34:41 ID:yGRWgGjU
56 :
名無しの笛の踊り:04/12/05 12:18:58 ID:dpOc2LRM
>>55 ゲヴァントハウスの首席でしょ。
今何才ぐらいかな?
>>56 ああ、ゲヴァントハウスか!
ひょっとしてその人70年代末頃から吹いていますか?
もしそうなら、私の超お気に入りの人ではないかと思う。
今気づいたが、
>>49って、今年のバイロイトのオーボエ誰?って話しとは別だったのか・・・
コンソルティウム・クラシクムのモーツァルト:セレナード&ディベルティメント集(EMI)の
「グラン・パルティータ」を聴いてみた。
丸くてふくよかで分厚い響き。音もいい。ドイツ管楽ゾリステンよりもこっちの方が好みに合うかも。
>>60 シュマルフスのコロコロしたあの音色いいですね。
私もグランだとこの録音が一番好きです。
二位、独逸管楽ゾリスデン
三位、ベルリンフィル管楽アンサンブルの1980年…
ベルリンのベーム指揮の録音は未聴です。
ちなみにこのネタは前スレでも出たけどコンソルティウム・クラシクムの
モーツァルト集、グランはいいけどナハトムジークはいまいちなんですよね。
シュマルフスの調子がよくないようで。
ナハトムジークでお勧めのものってありますか?
持ってるものではオルフェオのシュレンベルガーのが一番マシかな。
シュレンベルガー苦手なんだけど…
62 :
名無しの笛の踊り:04/12/07 10:44:34 ID:IYiMZ7Bg
バイロイトのオーボエ、
例えばシュナイダーのローエングリンとか、
そのころは、今は亡きマンハイムのシュッツァイヘルという人がよく吹いてた。
63 :
名無しの笛の踊り:04/12/07 12:45:12 ID:FT37Adag
>>61 シュマルフスを生で聞くと腰抜かすほどいい音だぞ。
>>61 ドイツ管楽ゾリステンに録音なかったっけ?
Es-Durの方はレコード出てたはずだけど。
65 :
名無しの笛の踊り:04/12/07 13:53:23 ID:c0sX9CeL
Es-Dur と Nachtmusik、クレメント師絡みの話題とすればDavis/BRSO?
あのNachtmusik はクレメント師ではなさそうな印象を受けますが、どうなんでしょ?
ドイツ管楽ゾリステンも録音してるなら聴いてみたい。
66 :
名無しの笛の踊り:04/12/07 14:04:49 ID:tuWr/7QT
>>29 亀レスでどうでもいいことですが、
音コン入賞者のうち東京音大は一位の方だけですよ。
念のため。
>>61 >モーツァルトのセレナード第12番「ナハトムジーク」
私がもともと持ってるのはデイヴィス/バイエルンのライブ録音(BMG、88年頃)だけなんで、
実はお薦めを紹介できるほど聴いてないんですよね。
いいCDを教えてもらったのにお返しができなくて残念です。
バイエルンの「ナハトムジーク」は聴いてて気持ちいい演奏です。
吹いているのはクレメントではなく、エキストラの人のようです。
ベーム/ベルリンフィルの「グラン・パルティータ」は、82年のものよりもテンポが速いですね。
同じベーム/ベルリンのシューベルトの交響曲のように、ベームがきびきびと合奏体を引っ張っています。
演奏も良く、私は82年盤よりもこっちの演奏の方が好きです。
↓ベーム/ベルリン70年の発売歴です。
1995年秋 ベーム/ウィーンフィルの「アイネクライネ」とのカップリングで1000円の国内盤「ドリームプライス」
2001年頃、 輸入盤のELOQUENCEからウィーンフィル木管アンサンブルの12番とカップリング
2002年頃 国内盤「名盤1200」で95年と同じ組み合わせ
2004年12月 1000円の国内盤で、過去2回と同じ組み合わせ
95年の国内盤を持っていますが、ベーム/ベルリンのシューベルト「グレート」で聴き較べたみた限り、
国内廉価盤よりELOQUENCEの方が明らかに音がよいです。
ttp://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1803721 (04年国内盤)
ttp://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=374975 (ELOQUENCE)
68 :
名無しの笛の踊り:04/12/08 01:30:08 ID:lezJ9jPc
>>62 94年頃のバイロイトのメンバーが、アルバムを残しています。その中で吹いていますね。
学研/PLATZ PLCC-629
ワーグナー:ジークフリート牧歌
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219「トルコ風」
シューベルト:交響曲第5番変ロ長調
ヴァイオリン:エリザベス・グラス 指揮:ロベルト・ケーニヒ
管弦楽:バイロイト祝祭管弦楽団のメンバーによる室内管弦楽団
(録音:1994年9月22-24日、バイエルン州 Markgrafiches operahaus)
この録音に参加しているオーボエ奏者が
Helmut Schutzeichel (マンハイム国立歌劇場管弦楽団)
Dietmar Keller (シュトゥットガルト Wuttembergisches Staatsorchester) のお二方でした。
この録音の解説書を読む限り、バイロイト祝祭管本体は190人もの大所帯みたいですね。
>>67 レスサンクスです。61です。
そのバイエルンのナハトムジークは今でも手に入るのでしょうか。
エキストラって誰なんでしょう?ひとまずドイツ系の音色なら問題無ですが。
>>68 そいつはEMIの録音とは別物なんですかね?
EMIのモツ集は11番はオーボエが無いほうの演奏なんで、その録音で
11番にオーボエが入っててシュマルフスが吹いてるのなら是非聞きたいですね。
>>64 12番は検索してもかかりませんね…11番はクレメントが一番を吹いたものがあるようですが
>>62、
>>69 シュッツアイヒェルはフィガロと後宮のハルモニームジークのLP持ってるけど
テクも音色も音楽性も特に感心はしなかったなあ。
72 :
名無しの笛の踊り:04/12/10 00:44:30 ID:jdUjNneC
ノヴァーリスのセレナード11.12番、注文してみました。
聴いてみて追加情報をここに載せます。
73 :
名無しの笛の踊り:04/12/11 11:08:12 ID:oM/v+5rY
>>70 67ではありませんが....
>そのバイエルンのナハトムジークは今でも手に入るのでしょうか
多分廃盤です(よね?)。
組合あたりで時々見かけます。この2年で2枚見ました。
一年前の今頃には三宮で見かけました。
幸運をお祈りいたします。
>エキストラって誰なんでしょう?ひとまずドイツ系の音色なら問題無ですが。
私にはKalmus氏のように聴こえたのですが、エキストラさんなんですね....
カルムスは違うでしょう、くらなんでも。
ベッカーかと思っていたけど、違うのかな?
たしかLDでも出ていたと思ったけど、あれ、ドボルザークだったかな。
ベッカーというと、リノス・アンサンブルではハ短調は出していなかったっけ?
曲が面白くないので、あまりまともに聴いていないから覚えてないが。
>>74 リノスはブラームスのセレナーデ(編曲)では?
いや、あれはシャロウンアンサンブルだったかも。
>>カルムスだと正直げんなりかな…好きな人には悪いが。
ベッカーってミュンヘンのトップのでしょうか。彼のオーボエも
なかなか美しいですね。
>>76 >>74でいっているベッカーは、クラウス・ベッカーでしょ。
ミュンヘン・フィルのはウルリヒ・ベッカー。
違う?
>>77 そ、クラウスでつ
>>75 ブラームスは知らないなぁ
モーツアルトのオペラ編曲物とかいくつか出ていた記憶があるけど>リノス
モーツアルトのセレナーデでいうと、他にインターコードかどっかの
廉価盤で若きレンチェシがセカンドを吹いていたのがあったと思ったが
79 :
名無しの笛の踊り:04/12/12 11:33:10 ID:uPiclzO/
すみません情報不足でした…。
ベッカーは確かカルムスの後任でしたか?
クレメント在任中のバイエルンの他の奏者のデータ宜しければ教えて下さい。
ルルーは大苦手ですが彼の就任までのドイツサウンドは守られていたんですよね…
80 :
名無しの笛の踊り:04/12/12 22:05:13 ID:x/te4l4F
>>15 コンソルティウム・クラシクムのセレナード&ディヴェルティメント集の2種、まったくおなじ音源でした。
cpo盤の方を確認したら、”EMIエレクトローラ”の文字がありました。NOVALISのほうは99年発売だけど
どうなんだろうか・・・。
>>73 国内盤はずいぶん昔に廃盤になってますね。
ドイツ風のヴィブラートたっぷりの音だったので、カルムスでは無いと思います。
このCDは、演奏会のライブ録音をもとに作られたようです、
デイヴィス指揮のBRSO管楽アンサンブルで「グラン・パルティータ」と「ナハトムジーク」のカップリングで、
同時に映像も収録していたようです。その映像を観た方のお話では、クレメントではなく、エキストラの
おじさんが吹いていたようです。クレメントはBRSO管楽アンサンブルでは、11番を吹いているようです。
クラリネット協奏曲とのカップリングで輸入盤が出ていたようです。もっか廃盤中のようですが。
DGからヨッフム指揮BRSO管楽アンサンブルの「グラン・パルティータ」が出ていましたが、
年代的にこれはカルムスか、それより前の世代の奏者が吹いているのでしょうね。
>>78 リノス・アンサンブルはモーツァルトのハルモニームジークなどをカプリッチョから出していましたね。
オーボエはクラウス・ベッカーとラインハルト・ホルヒのコンビです。
>>79 クレメントの前任がディートヘルム・ヨナスという話が前スレで出てきたけど、クレメント入団後は
1980頃 クレメント/カルムス
↓
1983頃 クレメント/K.ベッカー
↓
1991頃 クレメント/ルルー
↓
1993頃 シーリ/ルルー
で現在に至るのかな。ルルーがミュンヘン音大の教授職に就くのでBRSOを辞めるという話は
どうなったのだろうか。
83 :
名無しの笛の踊り:04/12/14 00:26:23 ID:k1yCLOHi
>>71 音色はカルムスにちょっと近い感じ(あそこまで直線的じゃないが)で、これといって
特徴のない音だった気がする。
84 :
名無しの笛の踊り:04/12/14 21:14:36 ID:+JFkEOw5
シュトゥットガルトの
レンチェスの名前が挙がってきませんな。
↑6つ前に出てるよ
ミュンヒンガー/シュトゥットガルト室内管の水上の音楽のオーボエは彼でしょうか?
レンチェス?
適当でスマソ
88 :
名無しの笛の踊り:04/12/15 07:32:10 ID:vLttayaX
>>86 Hans Peter Weberでは?
ちょっと薄めの音ですね。
>>84 レンチェシュはドイツの音じゃない、って声も結構強いからねえ。
>>89 じゃあ何の音?
まさか洪牙利の音とでも言うのかな?
>>90 ドイツ系インターナショナルのはしりって捉えられてるみたいだ。
ゴリツキとかと同じってことでしょう。
そういや、レンチェスって、長い間ドイツの桶で演奏しているけれど、
ドイツではたしか勉強してなかったよね?
ハンガリーとパリだったと思ったけれど。
まさにインターナショナルのはしりだな今のとは違うけれど
クレメントがケンペ、ドレスデンシュターツカペレと録音した
R.シュトラウスのコンチェルトが入った管弦楽全集でカップリングになった
ペーターダムの吹くホルンコンチェルトの二番2楽章、ここでオーボエが
ホルンと一緒に延々と吹くメロディがすごくきれいなんですが
このオーボエは誰でしょうか?
94 :
名無しの笛の踊り:04/12/15 22:50:37 ID:fshenVhP
便乗で悪いがグレッツナーって出た?
95 :
名無しの笛の踊り:04/12/16 04:37:18 ID:j+zO8F5T
>>89-92 レンチェシュって、名前もハンガリー系だね。ヘンスラーからアルバム何枚も出してる。
ヨナスと並んでシュトゥットガルト放送響の首席奏者だったっけ。
>>93 ドレスデンならクルト・マーンかな?あそこは母体が歌劇場なので
首席も複数人いると思います。他の人の名前はちょっとわからないな。
>>94 まだ出てないね。ライプツィヒ放送交響楽団の首席オーボエだった人でしょ。
東ベルリン放送響のハンス=ウェルナー・ヴェーツィヒに師事した人で、録音もたくさん出ているよね。
ブリリアントからはゴリツキと組んだヴィヴァルディのオーボエ協奏曲全集が出てるね。
あとはカプリッチョからヘンヒェン指揮C・P・Eバッハ管と入れたモーツァルトのK.314が出ていたな。
これは10年位前に国内盤でも発売された。最近、ベルリンクラシックスからもアルバムが
何枚か出ているみたいだ。
何をもってドイツ・オーボエというかが問題だが、
コッホ、クレメント、パッシン、シュマルフス、宮本等を指すとすれば、
(この中ではコッホは少し異質だが)
漏れ的には
ゴリツキ、グレッツナー、ヴェーツィヒ、ヴィンシャマン等は
別のカテゴリーになる。
レンチェシュは漏れ的には前者グループ。
宮本ってドイツ?
98 :
名無しの笛の踊り:04/12/16 20:20:22 ID:j+zO8F5T
>>527 なるほど、精神障害者2級だったのか。
それで障害年金ではまともな生活が出来ないから
12月で寒くなってきたから3食風呂つきの拘置所&刑務所に入りたいと。
さすが犬坂民国の住人の考えることは斜め上をいってるな。
ていうか氏んでいいよ。
すまそ、
>>98は誤爆です。
ニュー速+と間違えて書き込みウインドウ開いてた。
>>96 確かに何をもってドイツ・オーボエと定義するのかと問われれば非常に難しいが、
コッホやクレメント、パッシン、シュマルフス、ヴァルコールなどの奏者を指すのかなと漏れは思います。
(宮本さんもヴィンシャーマン門下だけど、最近の音色はこの人たちとはちょっと違うかなと思う)
あと、漏れの中ではグレッツナーや80年代までのゴリツキも「ドイツ・オーボエ」になるかな。
ヴィンシャーマンやシュレーの門下になっている人は、基本的に取りあげてもいいのかなと
思ったりします。すごく乱暴な括りですけどね。
>>92 ハンガリーのオーボエ奏者も、ヨゼフ・キシュのクロンマーのCDとか聴くと、かなり丸い音ですよね。
純ドイツ、っていうのはたとえばハインツ・ノルドブルフみたいな音色の人を言うのかなあ。
オーボエの話じゃないけど、昔のドイツのオケはロータリー・トランペットしか使わせなかったとか
そういう話が残ってて、伝統を守ってたみたいだし。
102 :
名無しの笛の踊り:04/12/16 23:49:05 ID:LnzFPUPl
コッホはドイツの主流ではなく亜流だよ。
もっと言えば異端。
だからこそ尊かったわけで。
コッホは異端だけど素晴らしい
104 :
名無しの笛の踊り:04/12/17 05:19:18 ID:9l2SUqHQ
>>96 >>100 ドイツオーボエ(狭義)の定義は、ショートスクレープのドイツタイプのリード
を使い、ビブラートによって音色を作っていることだと思っています。
105 :
名無しの笛の踊り:04/12/17 14:52:25 ID:kqS50Aaa
マルティン・デッカースやワシントン・フムーラもドイツの音色を引き継いでますよね。
106 :
名無しの笛の踊り:04/12/18 05:50:43 ID:N4wydU5s
>>105 デッカースはケルン放響の主席ですね。ちょっと音は細めですがドイツ的な音色
を継承しているのは確かです。
フムーラは初めて名前を聞きましたがどこで吹いてますか?
>>106 フムーラは南西ドイツ放送交響楽団の首席だったと思います。
JTのアフィニス音楽祭の講師として来日してましたね。
108 :
名無しの笛の踊り:04/12/18 10:15:49 ID:N4wydU5s
>>107 多分TVで見たことあります。楽器をかなり下向きに構えてビブラートたっぷり
の美音を聞かせる奏者だったので印象に残っています。
ワシントンという名前からするとドイツ人ではないのでしょうか。
そういえば確かデッカースはオランダ人ですね。
109 :
名無しの笛の踊り:04/12/18 14:05:03 ID:3a0o8p1W
超初心者的質問スマソ。
ビブラートでの音色作りってどういうこと?
>>109 その前にあっちとこっちに連続カキコしてしかもageるとは・・・
2ちゃんも超初心者でつか?
>>111 バレラという人は知らないな。
その人も南西ドイツの首席なの?
113 :
名無しの笛の踊り:04/12/18 19:16:11 ID:wGU3whS7
>>113 ありがとう。
アフィニスの広告ではフムーラと書いていたけど、表記の違いだったんだね。
バレラだったら基本はアメリカンやん。
116 :
名無しの笛の踊り:04/12/19 03:14:32 ID:nPcrxgK4
基本がアメリカンだったとしても、フムーラの音はドイツの音だよ。
>>109 さげ信仰なの?
あっちとこっちって、あっちに書いたらこっちに書いちゃいけないのかな。
気に触ったらごめんね。
118 :
名無しの笛の踊り:04/12/19 09:32:24 ID:Sf0g6vWu
南西ドイツの首席はフムーラと記憶しています。
彼はドイツショートスクレープだったと思います。
音色もいわゆるドレスサウンドでしたよ
>>117 べつにええんだけどなー。やっぱ二つスレが仲良く並んでたらアヒャと思うでしょ。
で、いかにもな感じの初心者的なレスが・・・。俺なら恥ずかしいけど。
まぁ気にしないで。
だからあ、フムーラとバレラは別人ちゃうか?
フムーラの表記をファーストネームもふくめて教えてくれや。
ちなみにバレラは
Washington Barella
ブラジル生まれ、アメリカでルカレッリのもとディプロマを取得。
その後ゴリツキに師事しミュンヘンコンクールで優勝。
そういう感覚ってあるんですね。
>>119 いろんな人がいるんだね。ともあれ、これからもよろしくです。
ところで、ビブラートで音色。
今ひとつイメージが湧かないのですがどなたかレクチャーお願いしますですです。
びぶらーとがきれいにかけられるようになったらわかります。
それでは納得いきませんw
関係ないがビブラートってセンスだよねえ。
>>123 それは答えようがないよねぇ。センスだなんだ云々言えるレベルなら結構な
レベルだろうからいろいろなドイツ系の奏者の演奏などを聞くうちにビブラート
が音色の一部となっていることに気付くだろうし。気付かないのならまだそう
いうレベルに達していないのだから説明したって無駄だし。はたまたかなり上手い
人がイジワルというか戒め半分でそういう質問するんなら俺の出る幕は無いし。
納得していただけましたか?
125 :
74:04/12/19 22:55:14 ID:Vcb0TWvk
今日、実家に行って確認してきた。
デイヴィス/BRSO '91年ライヴのLDで吹いているのは
間違いなくクラウス・ベッカー。使用楽器は多分マリゴのセミ。
10年ぶりくらいで観たけど、かなりの熱演で思わず見入って
しまった(デイヴィスが目障りだが)。
ちなみにドボルザークだったかな?と書いたのは、ほぼ同時期にやはりBMGから
BPO(シェレンベルガー)のop.44が出ていたため。
ベッカーはデイヴィスと演った数年後にリノス・アンサンブルでも
グランパルティータを録音しているけど、ナハトムジークは知らない。
また、クーベリック/BRSOのライヴ録音でモーツアルトの協奏交響曲のCD
が出ている(録音年やソリストのデータなし)が、ここで聴かれるオーボエは、
ベッカーやクレメントとは明らかに異質の音。これ、カルムスかなぁ?
カルムスはオルフェオからハイドン(偽)の協奏交響曲が出てたよね。
話を戻すが
アメリカンの人には悪いが、アメリカン・スタイルのヴィヴラートって、
単に音が震えているだけで気持ち悪いって感じるのは俺だけ?
>>124 いえいえ。ただのアマチュアです。私自身わかったつもりのしたり顔ってのがだいっきらいなだけです。
>>104の「ビブラートによって音色を作っていることだと思っています。」というところの本意が何だったのかちょっと引っかかっただけです。
>音色の一部
ここですよね。つまり、音楽表現の一つとしてということなのか、それともダブルリード族の音の
パルスにドイツ系奏者独特の特徴があって、そのビブラートが「音色」に深く影響しているのか。
まあ、「音色」という言葉をどのような意味で使ったのかちょっと気になっただけでした。
波長としての「音色」なのか、聴く側の主観や美意識に深く関わる「音色」なのかな?って。
ともあれ、ご丁寧なレスどうもです。
納得は・・・・・できなかった。ごめんちゃいw
しかし奥が深いですね。
128 :
104:04/12/20 01:08:26 ID:lLXDX5Dl
「ビブラートで音色をつくる」奏者の代表といえばクレメントと思いますが、
彼はチューニングのAでさえ常にビブラートのかけていたことで有名です。
私なりの解釈では、ビブラートのかかっていない音は自分の音ではないので
決して人前では出さない、というこだわりの現れだったのでは、と思います。
ビブラートは装飾であり、音色ではない。
頼むから忘れないでね。
ビブラートは表現です。
ここにはいつもお世話になっている者ですが、じつは蔵吹きです。
(一応オーボエも1本持ってますけど、吹けるとは言い難い)
「ビブラートが音色の一部」というのがやっぱり理解できないです。
ビブラートがその人の音にとって不可欠であるのはわかるんですが、
ボエ吹きじゃないととっつきにくいのではないかと思います。
たとえば、笛吹きに「ビブラートも音色の一部」なんて言ったら、
「それはセンプレビブラートしてないと聞くに堪えない音色なのね」で
終わってしまいます(実際そういう輩多いし)。
私は蔵なので、素材としての音色に耳が行ってしまいます。
一言でいえば、ぴゃ〜ぴゃ〜言ってるのが真のドイツオーボエ。
「ちーちー」がフレンチ、「けーけー」がアメリカン、て捉えてますけど。
ただ、蔵とボエ吹きでは、同じ音色の中でも違う部分を聞いてる
節がありますので、場違いに思えたらごめんなさい。
132 :
131:04/12/20 09:35:46 ID:/2txSeRd
自分で書いたのを読み返して藁ってしまった・・・
独:ぴゃ〜ぴゃ〜
仏:ちーちー
米:けーけー
確かに、「ビブラートも音色の一部」ですね。
こういうことなのか。
133 :
名無しの笛の踊り:04/12/20 11:15:46 ID:F2qV41RI
>>131 頼むから「ボエ」などと下品な略し方をしないでくれ。
コントラバスのことを「ゲンベー」と略すくらいみっともなくて萎える。
で、本題ですが。
クラリネットでは通常あまりヴィブラートはかけないでしょう。
クラリネットはそのまま出した音がすでに美しいんですから。オーボエの場合は生の音だけだと
直線的な響きになってしまい、きつく聴こえる場合があるので、美しく響かせる方法として
ヴィブラートが生まれたのだと思います。ヴィブラートが音色の一部になっているというのは
音の美しさを追求するがゆえに、自然に「かかってくる」ということだと思うんです。
この感覚はクラリネット吹きにはあまり理解できないんじゃないかな。
残念ながら、私はあなたのいう
>独:ぴゃ〜ぴゃ〜
>仏:ちーちー
>米:けーけー
という表現には全く共感できませんが、クラリネットを吹いたこともあるので、
あなたの言いたいことは何となく理解は出来ますが。
上のほうでクレメントのAの話が出ていますが、クレメントの場合もヴィブラートをかけようと
意識しているわけではなく、音色を作っていくうちに自然にかかってきたんだと思います。
実際、かけようと思ってかけるヴィブラートって不自然に聴こえることが多いですよ。
>>125 あれはベッカーだったんですか。
この録音のデータを見ると、1991年6月16日・18日にレーゲンスブルクでのライブ録音とあります。
映像と録音の同一収録のようなので、CDのほうもおそらくベッカーでしょうね。
一応、CD番号を記しておきますね。
BVCC-129、1992年10月21日発売の国内盤(BMGビクター)です。
>>870 お前の障害年金を全額カットしたほうが世のためになる。
社会的弱者は社会に及ぼす影響力や立場が弱いから弱者と呼ばれるのだ。
>>871 お前みたいなものでも逮捕されれば裁判が行われる。そうすれば検察官が必要になる。
検察庁の人権費を減らしたいと本当に思うのなら、無駄な犯罪を起こすな。
妄想もここまで来ると立派な病状になるな。根拠のない妄想をかたくなに信じ、
それに対して病識がないって言うのも精神分裂病の症状のひとつだが、まったく困ったもんだ。
迷惑をかけておきながらそれを迷惑だと実感できないんだものな。( ´Д`)y-┛~~
ごめんなさい、
>>137でまた誤爆してしまいました。
皆ビブラート病にかかってるんだね。
早く、よくなりますように。
142 :
127:04/12/20 21:07:18 ID:m15dQQ3a
>>129-131 そう!!俺まさにそう思ってたんだよ。
音楽表現上止むに止まれぬ理由で生まれたプラスαみたいなもんかなと。
ノンビブラートでしっかりと曲想の骨格を理解して初めて、音楽的な必然性wに
根ざした、センスあるビブラートってのが成り立つのかな?とね。
けど、
>>128の話を聞くとそうでもないらしい。
奥が深いなぁ。
>>133 >むから「ボエ」などと下品な略し方をしないでくれ。
かなり神経質なお方と見た。
またーりぼえぼえ。
スマソ
ヴィブラートは女性の化粧と同じ
あなたは人前に素顔を晒せれますか?
>>142 本物のドイツ系の奏者の美しいビブラートを聞くと、
>ノンビブラートでしっかりと曲想の骨格を理解して初めて
などの理屈は戯言にしか思えない説得力を持つと思う。確かにビブラートは
かかるものではなく、絶対にコントロールされるものであるべきだと思うが、
いかように表現するか、これはビブラートも含め、究極のところ考えて出る
ものではない。表現するためのインスピレーションを生み出すためにヒート
アップする部分と、それを忠実に音として再現するために異常に冷静になる
部分が共存して、初めて人を感動させる演奏が可能になるのだと思う。
ノンビブラートで曲想の骨格をおさえるレベルに分解できるような演奏は
正直インスピレーションが足りないか、少なくともわしとは全く別の流儀
だと思う。もちろん言葉上のやりとりだ、おまいさんの演奏を聞かんこと
にはなんとも言えん。
おまいが本物のビブラートをマスターし、人を感動させる演奏ができるよう
になった上でさらにそのような疑問をもつのであれば、わしがどうこう言える
問題ではない。ただ、センスあるビブラート?じゃセンス無いビブラートって
どんなビブラート?ドイツ系のオーボエ奏者で言えば誰がそう思う?なんとなく
言葉の端々に軽さがうかがえる。
145 :
127:04/12/20 23:18:14 ID:m15dQQ3a
>本物のドイツ系の奏者の美しいビブラートを聞くと、
例えばどなたでしょうか?
是非教えていただければと思います。何しろ不勉強なもので。
146 :
名無しの笛の踊り:04/12/20 23:25:26 ID:+2jy/S2W
ヴィブラートがかかってなくても美しい音に、
素晴らしい音楽を表現できる奏者が、
美しいヴィブラートを飾りとして使う。
ヴィブラートがかかった音が美しいのは、
ヴィブラートをかけているから美しいのではなく、
もともとしっかりとした美しい音を持っている上で、
きれいなヴィブラートをかけられるテクニックを持っているから。
ヴィブラートをかけないで全く持って音楽ができないようなのではダメってこと。
オーボエに限らず、弦楽器なんかもっとそのことが言える。
>>145 ・・・その質問はおかしくないかな?ドイツ系の奏者のCDなどいくらでもこのスレ
や前スレでも紹介されているし。まさかそういうCDを一つも聞かず、このスレに
なぐりこみをかけてきたの?
そのまえにあんたに言いたいのは、まず誰か偉い先生にレッスンを受けなさい。
で、機会あれば今度自分が演奏会で吹くソロを先生に吹いてもらいなさい。
わしがレッスンしてもらった先生の演奏聞いてわかったことは、まず楽譜あり
きで、それから表現がついてくるのではなく、最初に作曲家の伝えたいことが
あり、それを実現すべく音が作曲家の頭の中に生まれ、それを楽譜に書きとめた、
ということです。
ノンビブラートで曲想の骨格をおさえるなんてのは極論を言えば演奏家の勝手
な妄想です。結果的にそういうアプローチもできるというだけの話です。
逆に言えば、作曲家の伝えたいことを表現しえるのであれば、ビブラートでも
何でもかまわないということです。
ビブラートの参考にしいから奏者を教えてくれ?なんだかそれこそ戯言と思い
ますよ。
148 :
127:04/12/20 23:34:28 ID:m15dQQ3a
ちょっとカキコを分けてみます。
>>144 >じゃセンス無いビブラートってどんなビブラート?
自分の至らぬ見識の中からすれば
・楽曲の様式を無視したもの。また、前後の脈絡もなく唐突におこなって、そこだけ浮いているもの。
・曲全体の流れを無視して、変に過剰なもの。
でしょうかね?まあ、軽さと仰ってますが、軽いですよ。だって、アマチュアがついついやっちゃう
自己陶酔のビブラートも視野に入れて、自分の反省も込めて現実的に書かせていただけたらと思った次第です。スマソ。
というか、いわゆるメジャープロの演奏をしたり顔で批判できるほどの感覚も、経験は私なんかにはありません。
ちなみにドイツ系(厳密には違うかもしれませんが)で、個人的にいいなあとおもったのは、超メジャー以外だとSimon Fuchsとか、旧東独のDieter Wagnerでしょうか?
ともあれ、自分は「音色」とビブラートの捕らえ方に、自分なんかが知らない、どんな考え方があるのか知りたかっただけなのですが。
気に触ったらゴメンナサイです。
149 :
127:04/12/20 23:35:34 ID:m15dQQ3a
>>147 いえいえ。
127さんが、素敵だと思われるものがあったら紹介していただけないでしょうか?ということです。
150 :
127:04/12/20 23:36:35 ID:m15dQQ3a
151 :
127:04/12/20 23:42:52 ID:m15dQQ3a
>>147 分割スマソ。
>ノンビブラートで曲想の骨格をおさえるなんてのは極論を言えば演奏家の勝手
>な妄想です。結果的にそういうアプローチもできるというだけの話です。
なるほど!!それははじめてうかがいました。
自分なんかだと、まず実際楽器で音を出す時は、メトロノームできっちり刻んで、
譜面の表記をじっくり出来る限り丁寧に真似るという事が鉄則だと思っていました。
そこから、なんともいえないというか、味わいのようなものを感じていく・・・・
ていうのが基本中の基本かな?って。
そして例えばロマン派ならロマン派の、最後の音は気持ち長めにとかいった
様式(といっても、自分の場合は完全な猿真似程度ですが)のフィルターをかけ
出来る限りさらう。こんな感じです。以前レッスンを定期的に受けたときは、それが基本と教わり、
自分もその考えに感じるものがあったもので。奥が深いですね。。。。。。ご教示有り難うございます。
>>149 うーんCDではなぁ・・・
とりあえず生で、鼻息が聞こえるような距離で吹いてもらって、初めて
ああ、これがCDではこんなになるんかな、っていう問題ですから。
どの先生に習ったとか、そういうのは無しにしてネ
>>151 あくまで極論だよ、極論。あんたの言ってることはそりゃ全然間違いじゃない
から。
153 :
127:04/12/20 23:49:16 ID:m15dQQ3a
>>146 >もともとしっかりとした美しい音を持っている上で、
>きれいなヴィブラートをかけられるテクニックを持っているから。
私もそれを信じています。というか、それを疑わずきてしまってましたw
ただ、ヴィブラートを一つの独立した音楽、というか、「音色」として捉える?感覚もあるのかなあ?
となんとも、目からうろこというか、何度も申し訳ないんですが、いろんな考え方があるのだなあと、
ちょっと悩んでいるしだい。
まあ、言葉のニュアンスという奴なんでしょうか。
長々とスマソです。
ただ、少しでも上手にというか、自分の演奏を聴いてもらった時に、
御世辞じゃなくて喜んでもらえるような演奏がしたいな、と生意気にもこのところ感じるもので。
じゃ、なんか荒れそうなんで、コテハン消します。けど、何かヒントになる事があったら是非学ばせていただければとおもうです。何しろ今すんでいるところではなかなかオーボエの話しが出来な者で。スマソ。
154 :
127:04/12/20 23:55:16 ID:m15dQQ3a
>>152 レス恐縮です。
ちなみに自分が生で聴いた事があるドイツ系は
コッホ
シェレンベルガー
マイヤー
だけです ・゚・(つД`)・゚・
強引にヴィブラートの印象をまとめてみると、
腹のそこから、気合のようなもの?が震えながら迫ってくるといった印象だったといえばいいでしょうか。
うーん。つまり
>>104さんの、ヴィブラートによる「音色」作りとは、存在感?という意味なのでしょうか?
奥が深いなあ。
ともあれ、精進させていただきまするです。これからも良かったらよろしくです。
なんかヘンな香具師が紛れ込んできちゃったなあ。
感覚的なものなど、理論でなかなか説明できないのに・・・
そうか?ためになった。
157 :
名無しの笛の踊り:04/12/21 05:15:57 ID:tWEgRPTi
ところで、最近聴いたCDの感想を少し。
モーツァルト&ベートーヴェン:ピアノと管楽のための五重奏曲集
イングリット・ヘブラー(pf) バンベルク木管五重奏団(1971年、ザルツブルク)
オーボエはマイヤーの師匠、メアヴァイン。ピアノも落ち着いていてなかなかの好演。
合奏がよく溶け合っていて、聞いていて気持ちよかったです。
ジェイムズ・レヴァイン(pf) アンサンブル・ウィーン=ベルリン(1987年、ザルツブルク)
オーボエはシェレンベルガー。このころは彼の好調なころだったので、けっこう大胆な表現も
あったりして、なかなか楽しめます。
ブラームス:交響曲第3番
ロリン・マゼール指揮 ベルリン・フィルハーモニー(1959年、ベルリン)
オーボエはシュタインスかな。国内盤の音がちょっと硬いのが残念だけど、若い日のマゼールと
フルトヴェングラー時代の名残が残るBPOのエネルギーが完全燃焼している演奏でした。
158 :
名無しの笛の踊り:04/12/21 05:18:49 ID:tWEgRPTi
>>156 ためになったのはいいんだけど、ビブラートのことに話を集中させてしまうと
スレ違いの話題のような気がしてね。どうも彼はその話のみがしたくて、ここに来てたみたいだし。
>>154さんの言う通り、とにかくレッスンで聞くべき話題なんじゃないかなって思ってね。
しかし、
>>147さんはいいことを言ってくれているね。
なんか以前のむこうのスレっぽい雰囲気になってきて萎える・・・
>>161 それが嫌なんだよ。俺もそれを危惧してる。
こっちは奏者の話中心にやりたいね。
奏法のことを聞きたいのなら、それこそ向こうで聞けばいいのにね。
ということで、奏者のお話を。
コッホやクレメントについてはかなり出てきてるので、別の奏者の音が聴けるCDを。
・ハインツ・ノルトブルフ(NDR元首席)
ベートーヴェン:交響曲第9番 ヴァント86年(BMG)
・マンフレッド・ツェー(NDR元首席)
ブラームス/交響曲第1番 ヴァント82年(BMG)
・ファン・デア・メルヴェ(NDR現首席)
ムソルグスキー=ラヴェル:展覧会の絵 ヴァント99年(BMG)
・リヴィオ・ヴァルコール(フランクフルト放送響首席)
チャイコフスキー:交響曲第5番 インバル89年(DENON)
このほかにもたくさんのCDが出ていますが、私の好きなものをあげてみました。
あとは、リヒャルト・シュトラウス:アルプス交響曲 朝比奈/NDR90年(NDR/EMI)も好きです。
これはメルヴェでしょうかね。
>>157 ヘブラー+バンベルクのCD、管のメンツ書いてありますか?
漏れが持ってるLPには記載がないのでよかったら教えてください。
>>164 前のログがどっか行っちゃったので、リーバーマンの音源を
もう一度まとめてもらえるとありがたいなあ・・
>>166 情報を追加して、もう1回まとめてみるね。
ブラームス:交響曲第2番/レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲
カール・ベーム指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1956年、DG)
*現在、輸入・国内とも入手可能です。
ウェーバー:「オイリアンテ」序曲/ブラームス:交響曲第2番/ハイドンの主題による変奏曲
ルドルフ・ケンペ指揮 バンベルク交響楽団(1963年6月4-10日、オイロディスク)
*DENONから12月22日に国内盤で発売予定。COCO-70711
スメタナ:「わが祖国」より「ボヘミアの森と草原より」 ビゼー:「アルルの女」第2組曲 ほか
ルドルフ・ケンペ指揮 バンベルク交響楽団(1963年、オイロディスク)
*独BMGからブラームスと一緒に2枚組で出ていましたが、目下廃盤中です。
メンデルスゾーン:「フィンガルの洞窟」/交響曲第3番「スコットランド」/交響曲第4番「イタリア」
ガリー・ベルティーニ指揮 ハンブルク国立フィルハーモニー(1972年、BASF=アカンタ)
*日本クラウンから国内盤(PAL−1085)が出ていましたが、目下廃盤中です。
あとは日本ダブルリードから、ソロアルバムも出ていましたが、これも現在は入手が難しいと思われます。
>>165 ゲオルク・メールヴァイン(メアヴァイン) Georg Meerwein (Oboe)
カール・デル Karl Dorr (Clarinet)*Dorrの「o」にはウムラウトがつきます。
クラウス・クレイン Claus Klein (Horn)
ヘルマン・ユング Herman Jung (Bassoon)
CD番号はUCCP-3092(442 759-2)です。
自作自演もここまでくると悲惨だ。
>>147が微妙に返す刀で返り討ちというのは面白かったが。
そんなことはない。この良スレで自作自演云々言うのはやめてほしい。
>>164 ヴァルコールはインバル、フランクフルトのコンビでデンオンから発売された
一連のシリーズでほぼトップを吹いてますね。チャイ5も好きですが、チャイ4や
ブラ1、マーラーの巨人や5番でもその美音が官能できますね。
メルヴェならヴァント、NDRの89年のベートーヴェンの英雄でも見事な歌いっぷりが聞けます。
また裏青でハイドンのObコンチェルトも手に入るようですがこれは未確認です。
>>95ででたクルト・マーンはモーツァルトの四重奏を録音しているようです。
今度購入してみます。
>>170 都合の悪いことでもないならスルーしろ。見る人が見ればただの言葉の行き違いだっただけとわかるはず。
必死になってはいけないよ。
>>173 裏青になってるハイドンは、元はNDRの自主制作盤ですね。
ヴァントが亡くなった時にレコ芸がつくったディスコグラフィにも載ってました。
>>171 これでいつでも読めるようになりましたね。本当にありがとうございます。
↓復活しました。1000円で買えます。
COCO70736
モーツァルト
ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 K.452
ベートーヴェン
ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 作品16
★アルフォンス・コンタルスキー(ピアノ)、ベルリン・フィル木管ゾリステン
[録音:1981年3月22日・4月16日、東京・昭和女子大学人見記念講堂、上野学園石橋メモリアルホール]
旧COCO-75344⇒レコ芸(推)
177 :
名無しの笛の踊り:04/12/25 09:31:18 ID:j82asBd0
>>176 ただしこの録音は前スレでも出たとおりあまり良くないんですよ。
コッホの調子が悪いのか、録音状態が悪いのか…コッホ独特のあのサウンドとは少し違って聞こえます。
>>177 DENONの初期のデジタル録音(PCM録音)には雑音が混じってたり、状態の悪いものもありますからね。
デムスと入れたものがDGから再発されれば一番よいのですが。
この演奏も好きなんですけどね。
>>177 この来日の時聞いたけど(人見ではなかったが)
相変わらずの音だったように記憶してる。
180 :
名無しの笛の踊り:04/12/26 02:23:46 ID:bwVrtWNP
>>177 CDで聴く限り、悪くはないのですがビブラートのかかりが悪い、
音にやや潤いが足りない感じはします。
デムスとの古い録音と比べると差が分かります。
写真を見ても全身がむくんでいて健康状態が悪そうです。
181 :
名無しの笛の踊り:04/12/27 06:26:02 ID:aL2R6ls7
>>173 リヴィオ・ヴァルコール、いい音ですよね。
私もDENONから発売されたインバル=フランクフルトの演奏は大好きです。
ショスタコーヴィチの5番やマーラーの5番、6番など好きですね。
このコンビでベートーヴェンの交響曲も録音して欲しかったなあと思います。
今回は、ギュンター・パッシンの音がオケで聴けるCDを。
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
ロリン・マゼール指揮 ベルリン放送交響楽団 (60年代・DECCA)
ブルックナー:交響曲第7番
リッカルド・シャイー指揮 ベルリン放送交響楽団 (80年代・DECCA)
ちなみに、フリッチャイ指揮ベルリンRIAS響・ベルリン放送響のCDは、カルムスのような
直線的な音色の奏者が吹いているものが多いです。
音源・映像の有無は不明ですが、チェリビダッケがカラヤン亡き後に
ベルリン・フィルを指揮した演奏会でエキストラで1番を吹いていたのも確かパッシンだったと思います。
このときにコッホは既に引退していたのでしょうね。曲目はブルックナーの7番でした。
昔買ったベルリンRSOのCDがきっとそのもう一人の首席だったのでしょう…それ以来BRSOは遠巻きにしてましたが…
そう言えばパッシンはあのオケの首席でしたね。
クレメントとコンビのグランパルティータでしか音は確認してませんが、クレメントよりもっと重目のリードを使ったダークな音色ですね。楽器はピュヒナーかマリゴでしょうか?
桶の演奏も確認してみます。
パッシン、重くてダークかなぁ…。
クレメントと比べると神経質でキツい音色というイメージがある。嫌いじゃないけど。
185 :
名無しの笛の踊り:04/12/28 00:30:06 ID:8ltZq03e
自分はパッシンのほうが好きかなあ。
重いというか、なんか艶の中にどこか甘いようなほろ苦さがあるというか。
186 :
名無しの笛の踊り:04/12/28 22:40:23 ID:M3bknyZP
ドイツよりも レオングーセンスやら、英国の古い音色がええ!
イギリスとはなんとも渋いねえ。
189 :
名無しの笛の踊り:04/12/29 04:00:25 ID:tGgYqEdV
シベリウスのSymなんかでは、イギリス系の硬い音色がよく合う。
>>183 パッシンと同時期にRSOベルリンに在籍していたもう一人の首席奏者、ギュンター・ツォーンも、
パッシンと同じ傾向の音色だったと思います。フリッチャイが存命していたころは、パッシンも
ツォ―ンも、まだRSOベルリンには在籍していなかったのでしょう。
パッシンの音色は、私は軽くて闊達な音色だと思います。いろんな聴き方があると思いますが。
191 :
名無しの笛の踊り:04/12/29 08:03:04 ID:wJpvL2ps
>>182 フリッチャイとベルリン放送響の演奏でも、モーツァルトのハ短調ミサの
オーボエは上手い。同じ頃のドンジョバンニやフィガロとは明らかに違う。
実はシュタインスがトラで吹いたのでは?と考えたこともあるが、ギュン
ター・ツォーンかも知れない。
192 :
名無しの笛の踊り:04/12/29 08:04:19 ID:wJpvL2ps
以上の録音は58〜60年頃です。
ツォ―ンの入団時期がいつかハッキリしないんですが、59年の「悲愴」では
先述の直線的な音色の奏者が吹いていたため、
その人と入れ替えにパッシンが入団したと考えれば自然なのかなと思います。
フリッチャイの過去の音源がたくさん国内廉価盤で出てきてますよね。
モノラルのものも多いですが、ベルリン・フィルを指揮した「エロイカ」(ステレオ)は、比較的同時期に
ベームやクーベリックが録音しているので、比較対照して楽しめると思います。
直線的な音色の奏者はおそらくヘルマン・テッチャー
Herman Toettcher(Tの後ろoeはoウムラウト)だと思われます。
シコルスキーから出ているオーボエの楽譜をよく校訂している人です。
楽器は古いメーニッヒを使っていたそうです。
彼は結構ソロを録音していて、家にはシュターミッツのコンチェルト
のレコードやテレマンのコンチェルトのCDがあります。
1909年の生まれ(ハノーファー)なので戦前のドイツスタイルですね。
因みに彼はパリでも勉強しています。
>>194 詳しい情報をありがとうございます。テッチャ―という奏者は存じ上げませんでした。
シュタインスより少し上の年代の奏者ですね。
196 :
名無しの笛の踊り:04/12/30 07:49:13 ID:+RRJpaDt
ちなみにToettcherですが、テットヒャーという感じの発音だと思います。
ドイツ語で「チ」と発音されるのはtchではなく、tschという綴りです。
Hermann Töttcher ならD.F-ディースカウの歌うバッハの56、82番のCDでよく聴いたな〜
クーベリック/BPOの水上の音楽のオーボエはコッホ?シュタインス?
199 :
名無しの笛の踊り:04/12/31 21:40:54 ID:YEBueHpw
コッホだと信じて聞いていたが…違うのか?
200 :
名無しの笛の踊り:05/01/01 10:06:46 ID:Z5MlzUgG
ムーティBPOの水上の音楽はコッホですが。
201 :
名無しの笛の踊り:05/01/02 18:37:13 ID:pRKLS1L+
>>198 吹き方がシュタインスっぽく感じます。コッホよりも息の入り方とかが遅いような。
マラ6を期待したらなぜか水上の音楽だった香具師、正直に手をあげなさい
203 :
名無しの笛の踊り:05/01/03 00:44:37 ID:AKt1/th6
クレメントが吹いているLPを買いました。
蘭Philips835750DXY
G.PH.Telemann
Konzert fur drei Trompeten, Pauken, zwei Oboen, Streicher und Continuo
Concerto grosso fur zwei Floten, Oboe, Violin, Streicher und Continuo
Konzert fur Oboe d'amore, Streicher und Continuo
Konzert fur Flote, Oboe, Streicher und Continuo
どこにも記載がないが多分60年後半の録音。
この頃からクレメントの音はかなり明るめ。リードはかなり薄い感じ。
204 :
名無しの笛の踊り:05/01/03 00:51:57 ID:AKt1/th6
↑この演奏はCD化されているのでしょうか。
ちなみにクルト・レーデル指揮ミュンヘンプロアルテ管弦楽団による演奏です。
最後の曲はレーデル自身がクレメントと一緒にソロを吹いています。
205 :
名無しの笛の踊り:05/01/03 08:56:17 ID:2Wb2/lSP
このLPかなり気になっていましたがクレメントファンとしては購入すべきでしょうか。
どこかに頼んでCDRに落としてもらわないと我が家では聞けませんが…
206 :
名無しの笛の踊り:05/01/04 06:11:06 ID:zdBO958m
クルト・レーデル/ミュンヘンプロアルテ管弦楽団は
いろいろなレーベルから演奏出していますよね。Philipsというのははじめて見ましたが。
クレメントなら「マタイ受難曲」(リヒター/ミュンヘン=バッハ管、79年)もお薦めですよ。
抜粋盤もEloquenceから安く出てます。
>>206 レーデルのオケって、寄せ集めや既存オケの変名じゃないの?
奏者も一定しないんじゃないかと思う。
>>207 そうなんだ。それは知りませんでした。
ミュンヘン=プロアルテ管という名前では、デンオンやテルデックに録音あった気がしますが。
レーデルはミュンヘン放送管を振っていたりもしますから、プロアルテの実体が放送管中心ってことも
ありえるかもしれませんね。ミュンヘン=バッハ管がミュンヘン=フィルの奏者中心だったように。
209 :
名無しの笛の踊り:05/01/05 20:53:03 ID:A6KpMDlu
>>167 リーバーマンのソロ・アルバム、今でも注文出来ますよ。
(今日私も注文しました)
>>209 まだ注文できるんだね。前に店に行ったらもうなかったので、取り扱い終了かと勝手に思ってました。
前に売ってたブルグの「3つのロマンス」もまた売ってくれないかな。
去年の夏くらいに聞いたら「在庫なし、入荷未定」と言われたもので。
さて、最近見つけたCDちょっとあげてみます。
cpo 777010-2
モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲 KV452、クラリネット三重奏曲「ケーゲルシュタット・トリオ」
ベートーヴェン:ピアノと管楽のための五重奏曲 作品16
ディーター・クレッカー(cl) コンソルティウム・クラシクム ほか
(録音:1978年 EMI音源)
12月新譜です。以前話題になったグラン・パルティータ同様、EMIにクレッカーが残したLP音源の復刻です。
1200円くらいです。
MD+G
リヒャルト・シュトラウス:13管楽器のための組曲 作品4、
管楽器のためのソナチネ「傷病人の仕事場より」
13管楽器のためのセレナード 作品7
ヴィラ・ムジカ インゴ・ゴリツキ(ob)、ウルフ・ローデンホイザー(cl)ほか
これは新譜ではないかもしれませんが、リヒャルトの管楽器のための作品集です。
211 :
名無しの笛の踊り:05/01/05 23:35:05 ID:y4UHi4SK
良スレに育ってるねここ。
ゴリツキの13管はどうですか?かなり興味があります。
私は長らくコッホやクレメント、シュマルフスといったドイツ本流?のOboe吹きが吹くシュトラウスの管楽作品を探してますが見つかりません…どなたか心当たりありませんか?
今のところヴァンゲンハイムの吹くドボの管セレが私の一番の秀作です。
213 :
名無しの笛の踊り:05/01/06 04:27:41 ID:NdS2ZHtu
>>212 OrfeoからRシュトラウスの管楽アンサンブルが出ていましたが、ObはOttoWinter
だったと思います。Winterも一応ドイツ本流だと思いますが。
214 :
名無しの笛の踊り:05/01/07 00:23:49 ID:zpaEkq6V
オットーヴィンターはバンベルク響でしたっけ?
そのCD探してみます。
・16管楽器のためのソナチネ第2番「楽しい仕事場から」
ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮 ミュンヘン管楽アカデミー
CD番号 独:ORFEO 4821
・16管楽器のためのソナチネ第2番 「楽しい仕事場から」
・交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」(ピアノと管楽器のための編曲版)
演奏 アンサンブル・ヴィラ・ムジカ
CD番号 独MDG 304 1172--2
・16管楽器のためのソナチネ第1番「傷病人の仕事場から」
・13管楽器のための組曲 作品4/ 13管楽器のためのセレナード 作品7
演奏 アンサンブル・ヴィラ・ムジカ
CD番号 独 MDG 304 1173--2
・16管楽器のためのソナチネ第1・2番/13管楽器のためのセレナード 作品7
演奏 アマデ管楽アンサンブル
CD番号 独ARTS 47395-2
・13管楽器のための組曲 作品4
演奏 アマデ管楽アンサンブル
CD番号 独ARTS 47396-2
確か、ミュンヘン国立管のメンバーもソナチネ2番を出してました。
家に帰ればレコードあるんだけど・・・
フィルハーモニーだったかなあ、ちょっと自信ない。
後でメンツと番号うpしますね。
'86録音のホルストシュタイン/バンベルグ響のワーグナーのジークフリート牧歌
でオーボエ吹いているのって誰ですか?ヴィンター?
それにしても、当時のバンベルグ響というのは洗練されていながら、各楽器が
昔ながらのドイツ本流の音色の魅力をも兼ね備えた理想的なオケに聞こえますな。
いや、本当に美しい響きだこと。
マイヤーがいたのはもう少し後か?
河野剛氏も確かここで主席を吹いていた。
>>ミュンヘンフィルならシュマルフスかベッカー?
なら是非聞いてみたい。
河野さんは、ハンブルク交響楽団の首席奏者でしたね。
なんとなく伏字にしてしまうがM木さんもここの常虎だったとか。
首席(メアヴァインかな?)が長期病欠していたときのトラだったみたいですね。
>>219 「英雄」「ロマンティック」など、すばらしいですな。
オルフェオのクーベリック、BRSOのバルトーク、管弦楽の為の協奏曲でクレメントを確認いたしました。
この人がOboeを吹くと曲ががらっと色彩的になりますね!
226 :
217:05/01/12 09:57:41 ID:02d3EKDa
ようやくレコード引っ張り出してみたら、フィルハーモニーだった orz
オーボエは、Michael HelmrathとAndreas Schwinnの2人でした。
あと、以前話題になった、クレメント1番、パッシン2番のレコードも出てきたのでついでに。
Mozart:Dvertimento, Es, K.196a(Anh226)
Haydn:Divertimento, F, Hob.2-F7
Weber:Adagio und Rondo (2Cl. 2Hn. 2Fg.)
Die Deutschen Blaesersolisten
M. Clement, G. Passin (Ob.)
Ulf Rodenhaeuser, Gerd Starke (Cl.)
Wolfgang Gaag, Gottfried Langenstein (Hn.)
Kurt Etzold, Karl Kolbinger (Fg.)
Audite 68 401 Digital/Stereo (Distributer : FSM)
Recroded 19/20. Jun '82
(ブレーザーゾリステンとローデンホイザーの本当の綴りはウムラウトです)
補足です。
上記のレコード、ハイドンがクレメント1番です。モーツァルトはパッシン。
ところで、ヴァンゲンハイムのことで質問ですが、レジデンツクインテットって、
オーボエはずっと彼だったのでしょうか?レコード漁るときになかなかメンツまで
調べられないので、教えていただけると助かります。
>>227 漏れの持っているものは皆そうだったと思う、
と言っても団地来歯すた三つ、びら老母巣、
あと何があったかな、、、
リム好き凝るさ国府に乗っていないのは言うまでも無かろ。
>>228 ヴィラ・ロボスのLPを持ってるとはお互い果報者ですな。
ヴァンゲンハイムがあのトリオを吹いてるのを聞けば
彼は美音だけでなくテクニックも素晴らしいとわかるはず。
伝統的なドイツオーボエは機能的に劣るみたいな通説があるので
是非あれはCD化してほしい。
ちなみにこの曲は、ドイツに渡る前に渡辺克也が吹いたのもすごかった。
230 :
名無しの笛の踊り:05/01/13 05:01:42 ID:3OSgxL31
レジデンツクインテットはハイドン、ライヒャ、(ロッシーニObなし)、
イベールのLP(CALIG CAL 30434)というのを持ってます。
みなさん垂涎の的になるくらい豪華な顔ぶれと演奏のLPもってますねぇ。
レコード探してみようかなあ・・・
232 :
名無しの笛の踊り:05/01/15 05:42:14 ID:FC8x1hse
>>225 オルフェオのものなら、クーベリック82年の第9もいいですよ。
233 :
名無しの笛の踊り:05/01/15 08:06:26 ID:EQdTKXfM
クーベリックの第九、本当に良いですね!
オルフェオだと我が祖国やマーラーの五番でも彼の美音が聞けますね!
前スレにもありましたが70年代後半からのクーベリック、BRSOのコンビによる録音にはクレメントがトップ吹いているものが多いのはクーベリックの好みによるものなのかも知れませんね。
10年ぐらい前に買った1000円CDの
ドヴォルザーク/スラブ舞曲集 クーベリック BRSO
だがここで活躍するオーボエはクレメントか?
236 :
名無しの笛の踊り:05/01/16 04:48:57 ID:EfC4DJ2b
>>234 録音年代からして違うでしょう。カラムスでは?
スラブ舞曲集といえばマゼール盤でコッホが吹いています。
クーベリック指揮の演奏でクレメントが吹いているのはスタジオ録音
は少なく、モーツァルトの交響曲36,38,40番、ドンジョバンニくらい
しか思いつきません。あと5年移籍が早ければ、DGG録音の数多くが
クレメントになったことでしょう。残念です。
Orfeo盤で80年代前半のものにはクレメント出演演奏が多く含まれています。
ライブ盤にクレメント出演が多い結果、皮肉なことに80年代BRSOの裏青の多くにクレメントの名演が含まれています。
正規盤でオルフェオ以外だとRCAのデイヴィスのブラームス1番3番(クーベリックとのコンビの時の方が太めの良い音を出してますが)。ノヴァリスのデイヴィスとの巨人等…デイヴィスとのコンビでも良くトップを吹いているようです。
何の曲のビデオだったか…曲が終わった後、わざわざデイヴィスがクレメントの所まで握手をしに行くものがありましたね。
彼もクレメント贔屓だったのかな、尤もクレメントはとても人柄も良い人だったと伺ってますが。
>>236 録音年代は詳しく書いてはいないんですが(なんせ1000円CDってあの海賊版
みたいなやつですから)1973・1974って書いてますんで多分そのころでは
ないかと。レーベルも不明です。
239 :
名無しの笛の踊り:05/01/16 17:58:14 ID:tJhjqT13
>>238 DGG録音の海賊盤でしょう。
>>237 Orfeo盤に平行して撮影されたわが祖国の映像では、クーベリックが
終演後に真っ先にクレメントに握手を求めに行く姿が映っています。
240 :
237:05/01/17 08:36:41 ID:3+vOvhAd
>>239 その映像でした!ディヴィスだと思い込んでいましたがクーベリックの間違いでしたm(__)m
>>203 去年の12月に<<ニュー・ドリーム・プライス1000>>の名で登場した廉価盤の中に
レーデル/ミュンヘン=プロアルテ管のバロック曲集(1964年頃、Philips)が
含まれていました。その盤にはクレメントのソロなどのクレジットもありませんし、
特に協奏曲が含まれている訳でもないのですが、レーベルと録音年代から考えて
この頃に録音されたものという可能性もありそうです。
>>218 録音年代から察するに、オットー・ヴィンターか、常トラだったMさんでしょうね。
>>233 マーラーの交響曲第5番(81年)はaudite(アウディーテ)からの発売でしたね。
auditeがリリースしてきた、クーベリック/バイエルン放送交響楽団のライブ盤のうち、
5番に始まったマーラーの交響曲は、結局第4番の良質な録音が見つからず、
昨年11月に発売された第8番で一旦終了するようです。第9番の東京文化会館ライブを含め
60-70年代の録音が多かったもので、クレメントが吹いていると確認できたのは、
件の第5番だけでした。あとの第3番(67年)や第9番(75年)はカラムスだと思います。
参考までに、auditeが発売してきたマーラーの録音年代です。
1番(79年)、2番(82年10月8日)、3番(67年4月20日)、5番(81年)、6番(68年)、
7番(76年2月5日)、8番(70年6月24日)、大地の歌(70年)、9番(75年)
※8番はドイツ博物館、9番は東京文化会館、ほかはヘルクレスザールでの録音です。
ベートーヴェンの第4番/第5番もありましたが、4番のほうはクレメントでした。
>>234 駅売りされた海賊盤ですね。クーベリックはDGにドヴォルザークの交響曲全集と
管弦楽曲選集を遺しており、交響曲はベルリン・フィル、管弦楽曲の大半は
バイエルン放送交響楽団が担当しています。60-70年代の録音です。
>>236-237 OrfeoがCD化したクーベリック/バイエルン放送響のライブ演奏のうち、比較的初期に
発売された80年代のドヴォルザークの6番や、ブルックナーの9番など、多くはクレメントが
吹いていますね。比較的最近になってCD化されたドヴォルザークの7-9番や、ブルックナーの8番
(モノラル録音)は60-70年代のものなので、移籍前です。
コリン・デイヴィスのブルックナー7番のライブや、スタジオ録音のメンデルスゾーンの3-5番なども
ありますが、こちらはクレメントのようです。
バイエルン放送響といえば、最近廉価盤で見かける独Deltaのチャイコフスキー:三大バレエ抜粋で
ハンス・フォンクの指揮で「眠りの森の美女」と「白鳥の湖」を演奏しています。
(「くるみ割り人形」はシュターツカペレ・ドレスデンの演奏でした)
「白鳥の湖」の2幕の情景の有名なソロ、とても美しい音なのですが
クレメントが吹いているのかな。場の雰囲気を一瞬で変えるような素晴らしい音でした。
フォンクの指揮も調子よく、なかなか聞けるアルバムでした。
245 :
名無しの笛の踊り:05/01/19 04:42:19 ID:kdIsrStP
>>241 Auditeのマーラー、復活もクレメントです。素晴らしいの一言。
>>242 Orfeoのドボ6はクレメントではなくクラウス・ベッカーだと思います。
またブル9はクレメントというよりはヴァンゲンハイムのような音を
している、放送響にトラで出演したのかもと考えていました。
246 :
名無しの笛の踊り:05/01/19 22:19:22 ID:ijWrGiME
ドボ6はクレメントかと思い込んでました。
クラウス・ベッカーもかなりの美音なんですね。
オルフェオのブラ4もベッカーでしょうか?
>>186 ハレ管のシモン・フックス(・∀・)イイ!!
>>245 ブル9はクレメントだと思い込んでいました。
あの演奏は、あの曲の中で一番好きな演奏です。
メルヴェの音が聴けるCDで、ヴァント以外の録音のものを1枚。
ラフマニノフ:交響的舞曲/ヤナーチェク:狂詩曲「タラス・ブーリバ」
ジョン・エリオット・ガ-ディナー指揮 北ドイツ放送交響楽団 (DG、445 838-2)
最近は輸入盤まで入手困難になってしまいましたが、かつては国内盤も出ていました。
ヴァントの後を継いだガーディナーがNDRと残した数少ない録音です。
交響的舞曲第1楽章で、サックスと絡み合うオーボエの音が堪能できます。
249 :
名無しの笛の踊り:05/01/24 06:20:49 ID:wIJdWvPV
>>248 もう一度ブル9を聴いてみましたが、やはりクレメントではないと思います。
(クレメントを期待して買ったので残念なのですが)
ミュンヘンフィルのウルリヒ・ベッカーかも知れません。
ミュンヘンフィル、バイエルン放送響、バイエルン国立管の3つは同格なの
で、エキストラで吹いたとしても不思議はありません。
Orfeoでは、たしかにメンデルスゾーン、ブラームスの交響曲は全てクレメント
ですね。その他ウェーバーの交響曲というのもあります。
ザンデルリング指揮1990年の田園、ヨッフム指揮1982年のドンファン
・・・これらはクレメントと信じ愛聴してきましたが、なんかここのスレ読んでて
自信が無くなって来ました…どなたか知っている人教えて下さい
>>249 なるほど、ウルリヒ・ベッカーですか。その可能性もありますよね。
ウェーバーの交響曲はサヴァリッシュが指揮しているものですね。
>>250 ザンデルリンクの田園は、97年録音のシベリウスの交響曲第2番(これもBRSO)や
BPOとのチャイコフスキー4番と一緒に裏青で出てましたね。ヨッフムもそうかな?
252 :
名無しの笛の踊り:05/01/28 07:35:45 ID:grCcGSB7
>>251 田園はブラームスのピアコンと、ドンファンは運命とカップリングのもので
共に裏青です。
正規盤として発売して欲しい名演です。
>>252 そうですね。最近はBRの放送アーカイブからも昔の音源が出てきているので
発掘に期待しましょう。
254 :
名無しの笛の踊り:05/01/30 19:09:58 ID:U00uwfCg
英雄やチャイコの五番辺り是非クレメントで聞いてみたいですね!
ヴェーグ時代のザルツブルク・カメラータ・アカデミカのオーボエ奏者、
Reinhold Malzerをご存知の方はいらっしゃいますか。
とても素晴らしい奏者だと思うのですが。
>>254 聴いてみたいですね。どちらも。
英雄はBPOなら60年代にカラヤン始めたくさんの指揮者が録音してるんですけどね。
PROFILE(へんスラーの社長が始めたレーベル)は80年代のBR録音も積極的にリリースしてくれて
いるので、これから楽しみです。
>>255 ヴェーグ/ザルツブルクのシューベルトの5/6番(カプリッチョ)は
愛聴盤です。いい音してますよね。
257 :
名無しの笛の踊り:05/01/31 03:05:33 ID:207aSAs4
>>255 ヴェーグはカプリッチョにモーツァルトのセレナーデ、ディヴェルティメントを
10枚録音しており、オーボエが出てくるものについてはマルツァーだと思います。
名演ぞろいなので結局全て揃えてしまいました。
258 :
名無しの笛の踊り:05/01/31 07:00:58 ID:SMCHLfPK
>>256 PROFILEと言うレーベルは普通に手に入るのでしょうか?
英雄はコッホやメルヴェは現在の愛聴盤です。チェリビダッケ指揮ミュンヘンフィルのベッカーが吹いているものやカイルベルト/ハンブルクのリーバーマンが吹くソロもまた聞きものですが、クレメントやヴァンゲンバイムでも是非聞いてみたいですね
259 :
255:05/01/31 12:11:42 ID:2wbHHlvL
>>256 >>257 その人です。
私は、オーボエについては門外漢なのですが、
ヴェーグのモーツァルト・ボックスで、あまりにいい音をしているので、
これスレ的には、どんな位置づけの人なのかな、と聞いてみた次第です。
誰かの弟子だとか、誰かの師匠だとか、誰のスタイルに近いとか、
そんな情報があったらお願いします。
>>258 海賊盤ではないので、輸入盤取り扱ってるCD店なら普通に手に入りますよ。
ライトナーやヴァントの昔の音源出てきてます。
ちょいと思い立って、荒れに荒れていた部屋のお片づけを
したら、前から探していた物が出てきました。
その内の一つを書き込みます。(大分古いデータなので参考程度で)
W.リーバーマン
クロッファー 48mm(ブラス)
全長 72mm
木の部分 23.80mm
リード先端幅 7.30mm
スクレープ 14.60mm
ガウジング 0.62mm
>>261 釣られているのか釣ってるのか知らないけど一応言っときますね。
多分「あれ」に書いてたデータなんだろうけどこんなとこに勝手にかいちゃって
いいのかね?
↓(言い訳をどうぞw)
>>257 カプリッチョの10枚はボックスになりましたね。
ヴェーグ/ザルツブルクのものではほかに「ポストホルン」と「ナハトムジーク」の録音が
ネットで見つかりました。(96年国内盤)これはボックスとは別テイクみたいですね。
レーベルはユニバーサル系列(DG・Decca・Philips)のどれかでした。
>>258 PROFILEではなく、PROFILの間違いでした。すみません。
265 :
名無しの笛の踊り:05/02/04 21:37:57 ID:OXd2w2RF
ヴァントのハフナーは裏青で出てるものと同一でしょうかね?
82年頃のクレメントは絶頂期なので聞いてみたいですね
>>263 ヴェーグの「ポストホルン」「ナハトムジーク」は、Philipsから出ています。
ただPhilips盤では、ホリガー、ブルンナー、トゥーネマン、バウマンといった
強力メンバーが、カメラータ・アカデミカのレギュラー陣にとって代わっています。
個人的には、マルツァーのオーボエなど、いつものメンバーで聴きたかったなあと思います。
267 :
名無しの笛の踊り:05/02/05 04:23:42 ID:0CIleN2Y
>>266 同感ですね。上記メンバーはPhilipsとの契約があるので参加したのでしょう。
メジャーレーベル枚数を売らなければならないので仕方ないのでしょう。
しかしポストホルンは正直残念ですね。
268 :
名無しの笛の踊り:05/02/06 01:52:32 ID:fuYq50tN
質問させてください。
カラヤン指揮、ベルリンフィル、アンネ・ゾフィー・ムター独奏のブラームスVnコンチェルトで
オーボエ1番を吹いているのは誰ですか?
図書館で借りてパソコンに入れておいたものなのでレーベルは分かりません。
1981年録音のものです。
今聞いているのですが、ムターのヴァイオリンよりオーボエに聴き入ってしまいます。
時期的にはコッホ氏なのでしょうか?
>>268 コッホです。
メニューイン&ケンペ57年、フェラス&カラヤン63年→シュタインス
クレーメル&カラヤン76年、ムター&カラヤン81年→コッホ
ムローヴァ&アバド91年、バールマン&バレンボイム92年→シェレンベルガー
シャハム&アバド02年→マイヤー
270 :
名無しの笛の踊り:05/02/07 20:25:01 ID:m9ugc9gj
ブラームスのVnコンチェルト、BPOのものは他サイト等でも確認できコッホのものは揃える事が出来たのですが、
バイエルンのクレメントのものやミュンヘンのシュマルフスのものは捜せど見つかりません。
裏青で見つけたミュンヘンの80年代のものは録音こそ悪かったですがOboeは絶妙でした。おそらくベッカーでしょう。
>>270 デイビス&バイエルンのブラ全(RCA)手に入れて聞いてるところですが
ここでのVnコンチェルトはクレメントではないのかな?まだ全部聞いて
ないけどハイドンバリエーションのオーボエソロの積極的なビブラートが
非常に印象に残りました。
272 :
名無しの笛の踊り:05/02/07 21:29:32 ID:m9ugc9gj
>>271 ブラームス全集は入手してませんがRCAのデイヴィスが振るブラームスの1番とハイドンヴァリエーションがカップルになったものは所有してます。
89年録音でクレメントもリードは薄目ですがあのヴィブラートや歌い回しは健在ですね
274 :
名無しの笛の踊り:05/02/07 22:19:23 ID:u/FLZD3X
>>273 犬ってなんですか?
ついでに頻出の裏青ってなんですか?
>>274 お犬様のマークがついてるCD屋さん。
といってもお犬様は見えるとこには掲げてないような・・・
裏青=CD-R
これも今のCD-Rは青くないのだが・・・
>>271 どうでしょう。私はルルーかなあと思ったんですが。
ブラ全は輸入盤で3.000-3.500円前後、国内盤だと1.575円×3枚か4枚で揃います。
デイヴィス指揮のドイツレクイエムも、RCAの輸入2枚組でサヴァリッシュのシューマン「レクイエム」と
一緒に発売されてます。
277 :
名無しの笛の踊り:05/02/08 01:54:33 ID:kR61sMO4
ルルー就任は92年頃では?…とは言えトラと言う可能性もあるのかな。
聞き返してみたがクレメントでは無い気がしてきました。
ブラ1は間違いなくクレメントなのだが…
ルルーと言えばマゼール&バイエルンとの来日で樫本大進のソロでのブラームス
のVnコンチェルトを思い出しますな。ルルーの美音と超絶ピアニッシモが十分
堪能できますた。またこの人よく踊ること。
279 :
名無しの笛の踊り:05/02/08 09:05:58 ID:kR61sMO4
ルルー美音?
独逸Oboeが好きな者としては彼の音色は美音とは言えません…テクや表現力は認める所ですが…
>>279 もちろんおっしゃることには同意できます。
しかしながら実演を聴くと、ルルーが木管全体のアンサンブルを常にリード
しているのがよく分かりました。それだけ信頼のおかれている奏者のようです
し、それはかつてクレメントがアンサンブルをリードしていたのと同様である
と感じました。
まあ確かにルルーはこのスレで語られる系統とは違うと思います。
バイエルン放送響のブラームスのVn協奏曲なら、
BOXにも入ってる竹澤恭子/デイヴィス(BMG)以外は、放送音源しかないのでは。
282 :
名無しの笛の踊り:05/02/08 18:59:08 ID:kR61sMO4
で、そのBoxに入っているVnコンチェルトはクレメントが吹いているのでしょうか?
年代から言ってルルーかシーリでしょう。1995年の録音ですから。
クレメントならラーファードーファーと全部ビブラートかけそうですがここでは
交互にノンビブラートが入ってますしクレメントとは違う感じがします。
塔で安売りしてたLivingStageの中に入っていた
クーベリック/BRSOの「悲愴」(72年頃録音)のオーボエも、カルムスとは違った
いい響きしてました。若い頃のヨナスかな。
あとは、一時的に廉価で売られていたケンペ/MPOの
ベートーヴェン交響曲全集(Disky、EMI原盤、71-73年頃)もよかったですね。
運命や英雄、第9など。
287 :
名無しの笛の踊り:05/02/09 04:09:41 ID:uGBRBN3h
Cデイヴィスのブラームスは、交響曲第1番、ハイドンバリエーションは
確実にクレメントですが、交響曲3、4番あたりはどうでしょうかね。
3番はクレメントが出演した映像を見たことがあるのでクレメントと
思いたいのですが、聴いているうちに自信がなくなってきました。
288 :
名無しの笛の踊り:05/02/09 04:32:57 ID:byw1eAfV
>>244 Deltaの白鳥湖のCD手に入れましたが、クレメントでは無い気がしました。
確かに独逸的な細かいビブラート、音も美しいのですが、あのクレメント的な
自己主張が無いと言うか…。
シュタツカペレ・ドレスデンの胡桃割り人形もいい演奏でしたね。
オーボエはクルト・マーンかな。
>>286 時期的に考えるとシュマルフスでしょうか、是非聞いてみたいです。
ショルティ、バイエルン、81年の惑星(裏青)を購入しました。
オーボエはクレメントでした。金星の随所や木星の有名な中間部が終わった後に
現れるソロ、あの美音で聞かせてくれてます。
>>289 Deltaのものはクラウス・ベッカーかもしれませんね。
画像がないので確認できませんが、リノスの録音に音がちょっと似ています。
ショルティ・バイエルン放送響だと、Deccaにアルプス交響曲の録音がありましたが、
あれは79年の録音でしたね。ヨナスかカルムスかエキストラかな。
292 :
名無しの笛の踊り:05/02/11 09:31:14 ID:3HNCnzFW
クーベリック指揮のものだと78年から後の録音に
クレメントがトラで乗ってるものが結構あるのですが…
あまり関係無い話ですがヨナスってあちらの人の中でもかなり背が高いという
話を聞いたことがあるんですが
ヨナス、背高いですね。確かに。
あの人何歳くらいなんだろう。シェレンベルガーと同じくらいかな。
シェレンベルガーといえば、SWOで来日して、そのついでに東フィルのコンマス荒井氏と
バッハのドッペルコンツェルトやるみたいですね。ベートーヴェンのVn協奏曲の指揮もするとか。
これだけでは、スレ違いになってしまいかねないので、最近のCD情報を少し。
ブルックナー:交響曲第7番 シャイー指揮 ベルリン放送響(80年代・Decca原盤)
ベートーヴェン:交響曲第5番&第6番 マゼール指揮 BPO(50年代ステレオ・DG原盤)
オーストラリアのエロクェンスレーベルからの再発で、2/28に出ます。犬通販で¥790-。
パッシンやシュタインス・コッホの美音が愉しめます。
あと、ドイツオーボエ関連のものを。
[Delta]
・ラヴェル:歌曲集「シェエラザード」
ハンス=マルティン・シュナイト指揮 ベルリン放送響(西側)
ttp://www.aria-cd.com/new/minor/26/26-2.htm ・ワーグナー:歌劇「タンホイザー」より行進曲「歌の殿堂をたたえよう」
ハンス=マルティン・シュナイト指揮 バイエルン国立歌劇場管弦楽団・合唱団
・グノー:歌劇「ファウスト」のバレエ音楽
ハインツ・フリッケ指揮 ベルリン放送響(西側)
・ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱つき」
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮 ドレスデン国立歌劇場管弦楽団・合唱団 1985年3月
最近大御所のコッホ先生をお忘れでは?(w
HIV通販でついにベルリンフィル100周年のエロイカが届きましたがグウの
音も出ない素晴らしいエロイカです。このスレの住人は必聴と言って良い
でしょう。
297 :
名無しの笛の踊り:05/02/15 04:29:48 ID:30YxLnbi
>>296 他にも素晴らしい奏者はたくさんいますが、絶頂期のコッホは存在感の
大きさで比べるものがないと思います。
298 :
名無しの笛の踊り:05/02/16 03:13:36 ID:KDV9f8J4
@奈津江にかけた呪いが効いて、今週中に死にますように。
A奈津江と彼にボロボロにされた私の心が、奈津江の死によって
平穏を取り戻しますように。
B彼が自分の悪行を悔い改めて、私に懺悔しますように。
299 :
名無しの笛の踊り:05/02/16 06:24:56 ID:yR/+J6sI
>>289 ケンペ&ミュンヘンのベト全
この録音ほどオーボエの音がくっきりと聴こえ、
シュマルフス(だと思いますが)の実力が発揮された音源も
少ないのでは。
とくに、第6の3楽章や第7の1楽章など痺れてしまいます。
ファンは必聴かと。
ブロムシュテット/ドレスデンの85年3月ゼンパーオーパー再建記念ライブもいいですね。
スタジオ盤のものよりもフォーカスは多少遠めですが、オーボエも生き生きしていて素晴らしい。
Deltaが再発売してくれてほんとによかったです。
リーバーマンのCD、買えました。
情報提供してくれたみなさん、どうもありがとう!
昨日、ガスタイクでバイエルン放送響の演奏を聞いてきました。
ソロ・オーボエはシリーでもルルーでもなく、多分ウルリヒ・ベッカー
でした。ちょっと遠くて見えにくかったので本日再確認してきます。
304 :
302:05/02/19 09:09:44 ID:EcTk6ztJ
本日(もう昨日ですが)もガスタイクへ行ってきました。
昨日より席がステージに近かったので確認したところ
ウルリヒ・ベッカーでした。念のために会場で偶然会った
知り合いのオーボエ吹き(ドイツの桶吹き)に確認したところ、
間違いありませんでした。
>303
一介の旅行人です。
今回の旅行でこちらの最新情報をいろいろ得る事が出来ました。
機会があれば、書き込みます。
>>304 >今回の旅行でこちらの最新情報をいろいろ得る事が出来ました。
>機会があれば、書き込みます。
是非お願いしますよ。いいなぁ〜俺もいつか旅行してみたいものだ
306 :
名無しの笛の踊り:05/02/20 20:47:02 ID:cK0lSjTh
今日カラヤンのミサソレムニス(66年録音のDG盤)を初めて聴きました。
コッホのオーボエが絶好調、ヤノヴィッツの人間離れした美声と相まって、
この曲を初めて楽しめました。
サヴァリッシュの指揮するBRSOのウェーバー「交響曲第1・2番」(Orfeo)を聴いてみました。
曲自体はこれから聞き込んでいきますが、なかなか調子のよいオーボエでした。
308 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 07:26:25 ID:SYekX5JQ
>>307 これはクレメントです。
曲自体は習作といった感じですが、1番の第2楽章のオーボエソロは美しいですね。
ブラームス「ドイツレクイエム」(デイヴィス指揮BRSO)はクラウス・ベッカーっぽい音でした。
この曲と2枚組で仏BMGから発売されたシューマン「レクイエム」(サヴァリッシュ指揮BRSO)は
クレメントっぽかったです。
ゲヴァントハウス聞きにいってきました。
バルトークとベートーベンのプロだったんですけど、
オーボエのトップのこと、どなたかご存知ないですか?
マズアが振ってた録音のうち、70年代後半くらいのが
一番好きなんだけど(Ob.)、この人ではないですよね?
>>310 ヨーゼフ使ってる人じゃないかな。
ヴィリー・ゲルラッハ(ノイマン〜マズアの頃の首席)は、もういないと思うよ。
>>311 ああ、ヨーゼフか。
確かにそんな感じの音でした。
見た目は、黒い管体に赤っぽい(多分ピンクゴールドか?)キー。
>>310 21日のオーボエは前後半とも
Henrik Wahlgrenという人が吹いてましたよ。
彼はスウェーデン出身で、パシーンの兄に学び
一時SSKドレスデンの首席を務めたこともあるそうです。
ちなみにマズア時代の首席は3人体制で
Peter Fischer
Günter Heidrich
Klaus Peter Gütz
が主に担当していました。
Günter Heidrichは80年代なかばころ
Uwe Kleinsorgeにその地位を譲ったようです。
Klaus Peter Gützも2001年6月のコンサートを最後に
32年間の活動に終止符を打ったということです。
K.314ゲット!!!
3月14日はオーボエの日ですのでお忘れなく!
>>264 PROFILのヴァント、BRSOのハフナー(1982年)を購入しましたが
クレメントを期待してましたが別の奏者でした。
割と軽めのリードでビブラートも控えめでした。
ディヴィス&BRSO、92年のブラームス、Vnコンを購入(裏青)
引退真直のクレメントを期待したのですがどうも違う様です。
例の二楽章冒頭のSoloはかなりの美音、ビブラートも多用してますがクレメントにしてはリードが薄く、真ん中のCの音が思い切り開きます。
ルルーかなぁ?
しかしバイオリンのクーレンは素晴らしいですね。
裏青にしておくのが勿体ない演奏です。
だいぶ落ちちゃったので1回上げるね。
>>312 ヨーゼフ取扱店のサイトにも、ゲヴァントハウス首席奏者の名前がありましたね。
>>313 詳しい情報ありがとうございます。
ゲヴァントハウスのオーボエ奏者は、確かずっと1名か2名募集していたと思いましたが
その定員が埋まったのかもしれませんね。
>>314 モーツァルトの協奏曲のケッヘル番号ですねw
>>315 トラの可能性もありますが、クレメントの先任首席だったカール・カラムスの
最後の頃の出番でしょうかね。
>>317 デイヴィス/BRSOの正規盤は少ないので、PROFILあたりで出して欲しいですね。
92年だとルルーとシーリの現体制になったころかな?Cの音が開き気味に鳴るのは
誰の特徴でしょうね。ベッカーはどうだったかな。
319 :
名無しの笛の踊り:05/03/03 15:28:56 ID:lv6ydtcN
すみません。上がっていませんでしたね。
ただ上げるのも味気ないので、最近聴いたCDの感想を少し書きますね。
・ベートーヴェン:管楽八重奏曲
ライプツィヒ放送交響楽団管楽セクション(edel)
ケーゲルが振っていたほうのオケの管楽アンサンブルの作品集です。
ここの首席奏者というとグレッツナーが思い出されますが、彼よりも丸い音で、豊かな倍音が鳴っている
演奏でした。BPO管楽アンサンブルほどのテクニックも華やかさもありませんが、美しい演奏です。
320 :
名無しの笛の踊り:05/03/03 23:33:34 ID:RjTJWU4Y
誰が何と言っても
レオン・グーセンズ
>>320 漏れもグーセンスは好きだな。
ただ、残念ながらここはその話をする場所ではないんだ坊や。
322 :
名無しの笛の踊り:05/03/04 09:52:45 ID:MH22HdL8
グーセンズは確かにいい音だが彼はアメリカン…
相手にするのやめようよ。面白がってやってるんだから。
オルフェオから出ているクーベリックのモーツァルト40&41番はクレメントが1番を
吹いているんでしょうかね。1985年ライブ録音とありましたが。
TAHRAから出ているヨッフムのBOXの中に、85年にベルリン放送響を指揮した
シューベルト「グレート」が入ってました。BOXだとけっこうな値段がするので
おいそれと買えないですが、単品で出ているなら聞いてみたいですね。
あとはコリン・デイヴィスがバイエルン放送響を指揮したベートーヴェンの序曲集も
CBSマスターワークスから出ていたかな・・・
オルフェオのモツ40番41番はおそらくクレメントですが
曲の特徴や録音状況からか、いまいちクレメントの美音は堪能できません。
40番はクラリネットが入っていない方の編曲で聞きたかったですね。
オルフェオならプラハも同じ日の演奏なので多分そっちでソロオーボエは
堪能できますよ。
ここに出入りしてらっしゃる博識な方々のオススメMOZART Ob concertoと
同Quartetを教えてください。
>>326 協奏曲はゴリツキの87年録音のものを(CLAVES、カップリングはアルビノーニとハイドン)
四重奏曲はコッホ/アマデウスSQを(DG、国内盤カップリングはブラウのフルート四重奏)
328 :
たんたん:05/03/09 23:04:49 ID:8VBSc37k
NHK衛星第2で放送されたバイエルン放送響の演奏会
1 93.12.4 チャイコフスキーV協、ブラームス2番
2 94.1.15 ドヴォルザーク新世界
3 94.3.18 オーケストラのための協奏曲他
で第1オーボエを吹いていたひげ面の男性はシーリでしょうか?
また2の新世界の第3オーボエ(第2楽章で写ります)がクレメントですか?
どなたか教えて下さい。
329 :
名無しの笛の踊り:05/03/10 19:10:57 ID:J9cdR0f4
>>328 指揮は誰ですか?
新世界の第3Oboe?
アングレ吹きがトップのアシを吹いてるのかな?
クレメントは92年に引退後もよく2ndのトラで吹いてたらしいけど…トラでアングレ吹いてるなら聴いてみたい映像ですね。
330 :
名無しの笛の踊り:05/03/10 19:13:31 ID:lMOa5NcT
じゅん
331 :
たんたん:05/03/10 22:23:26 ID:zElPEyHr
指揮者はすべてマゼール。
新世界は倍菅で、イングリッシュホルン担当は第4オーボエの女性でした。
バーンスタイン/バイエルン放送響によるシューマンの2番
でソロを吹いているのはクレメントでOK?
録音のせいか音が少し薄めな感じがするが、ビブラートの
感じがクレメントなんだよね。
333 :
名無しの笛の踊り:05/03/13 01:47:45 ID:we0b3b0i
ベルリン芸大を教えてる先生って誰ですか?
ドイツ・オーストリアあたりの音大で教えてる
オーボエ奏者が知りたいです。誰か教えて下さい。
334 :
名無しの笛の踊り:05/03/13 05:53:35 ID:nDebxphh
今日バイエルン放送響の2004年録音のブラームス・ヴァイオリン協奏曲を
購入、早速聴いてみました。
2楽章のオーボエソロはルルーですね。
音程完璧、ダイナミックスも凄いし音も美しいと思います。
ただ音楽の流れが多少淀むように思われますが。
ルルーに対しての意見は割れると思うのですが、ドイツ人よりも
よっぽどドイツっぽい音を出すと僕は思うのですが。
>>333 昔はシェレンベルガーでしたが、いまはどうなのかな。
>>334 確かに意見が割れそうですが、いまのルルーはドイツっぽい音してると思いますよ。
クレメントやパッシンが首席で現役だった時代と変わってくるのは当たり前でしょうし。
ドイツオーボエ最強はノルト・ブックだよ。 違うかな、
>>337 >ドイツオーボエ最強はノルト・ブックだよ。 違うかな、
???
誰だよそれ?
もしかして、ひょっとして、万が一、ノルトブルフ(Heinz Nordbruch)の事か?
>>334 それを言うんならパリ管のほうが
よっぽどドイツっぽい。
(名前知らないけど)
>>337-338 ノルトブルフのことをいってるんだろうね。
>>339 いつごろのパリ管の話をしてるのか分からないが、
いまの首席のアレクサンドル・ガテのことか?
そんなにドイツっぽいかな。むしろ音色による垣根がなくなったといったほうが正しいような。
>>339 それを言うなら、パリ管よりもフランス国立の方が・・・
>>ルルーに対しての意見は割れると思うのですが、ドイツ人よりも
よっぽどドイツっぽい音を出すと僕は思うのですが
例えばコッホやパッシンのVnコンと聞き比べても
そう思われますか?
ルルーは上手いがドイツ的だとは思いません。
>>340 ガテって2000年の入団でしょ。
オレが念頭に置いてるのはビシュコフのアルル&カルメン組曲やオネーギン、
マッケラスのシャトレ座での女狐で吹いてる人のこと。
344 :
名無しの笛の踊り:05/03/15 06:09:59 ID:+vDDVgNB
確かにコッホやパッシンを基準にして比較すれば、ルルーは
そこまでドイツドイツしていないです。
でも例えばアルブレヒト・マイヤーを対象にした場合、ルルー
の方がまだドイツっぽいように思うのですが。
>>337 ノルトブルフって良いの? みなさまのご意見もききたい。
>>344 いや、さすがにその2人ならまだマイヤーのがまし・・・
ドイツがどうのこうのを抜かして、単純に聞いて楽しいのは
確かにルルーの方だけどさ。
347 :
名無しの笛の踊り:05/03/15 17:53:14 ID:+vDDVgNB
ノルトブルフが良いかと聞かれれば良いと答えたいです。
確か彼は1987年くらいまで北ドイツ放送響で吹いていた
と思うのですが、運良く何度かナマで聴けました。
今はドイツ中探してもああいうオーボエは聴けないと思います。
一種の突然変異って感じのオーボエなんじゃないでしょうか?
彼はまだ健在ですか?
ノルトブルフ、突然変異ってのは良くわからないなあ。
彼は至ってドイツオーボエの主流という風に捉えています。
突然変異と言うならコッホやクレメント、リーバーマンなんかを
言うのではないでしょうか。
確かに最近はあのような(あの頃のような)ドイツオーボエ本流といった
音色はなかなか聞けなくなってますね。
彼がNDRを退団後にNDRに入ったメルヴェは今でもドイツのいい音色を聞かせてくれる
数少ない現役の奏者です。
ノルトブルフのCDかレコード知ってるかたいらっしゃったら教えてください。
351 :
名無しの笛の踊り:05/03/16 16:10:46 ID:etCDOMgH
ノルトブルフの音源、これってすごく探すの難しそうですけどね。
NDRのラジオにはたまに流れているようですけど。
CDとして出ているかどうかまでは分かりません。
突然変異という言い方は確かに的確な表現ではないかもしれません。
でもやはりあのタイプのオーボエ吹きはハンブルク・ベルリンを
中心にして始まったものだと僕は解釈していますので、本家本元なので
そう書いただけです。
メルヴェはそういった意味でハンブルクの伝統をちゃんと引き継いで
いると思います。
今は亡きローター・コッホ氏も頭が上がらなかった、
カール・シュタインス氏こそ、もっと語られるべき
ドイツ・オーボエの名奏者ではないでしょうか?
353 :
名無しの笛の踊り:05/03/17 00:34:55 ID:S4IaqloU
ノルトブルッフは88年に引退まではNDRでトップ吹き続けてるからそれまでのNDRの音源ならツェーか彼のどちらかのはず。
354 :
名無しの笛の踊り:05/03/17 00:38:33 ID:/0+kZBsS
誰が何と言おうと
R・ケンペ
355 :
名無しの笛の踊り:05/03/17 01:04:43 ID:/0+kZBsS
やっぱ
ヴィンシャーマン
ぶち殺すぞこら
357 :
名無しの笛の踊り:05/03/17 01:09:54 ID:/0+kZBsS
やっぱ
競馬で楽器質入れした人!
オットーメーニッヒの音が聴いてみたいな。
359 :
名無しの笛の踊り:05/03/17 07:15:42 ID:TNUr22cW
>>352 シュタインスの演奏をコッホと思って聞いている人が少なくない。
360 :
名無しの笛の踊り:05/03/18 21:58:59 ID:j5QUI2Q4
例えばどの録音がシュタインスなのでしょうか?
手元に1965年録音のシュトラウスのドンキ・ホーテが
ありますが、オーボエ凄く上手いんですけど、これなんか
もしかしたらシュタインスなんでしょうか?
ご存知でしたら教えて下さい。
>>360 有名なところだと即出だがDGのモーツァルトの協奏交響曲(66年、ベーム&BPO)。
シュタインスはコッホに比べると薄めのリードとやや遅めのビブラートが特徴。
とはいえ録音状態やホールでも聞こえ方が変わってくるし、結構歌い方なんか
似てたりするので聞き分けは難しい時もあるね。
362 :
名無しの笛の踊り:05/03/19 04:40:38 ID:t9y2tZY0
>>360 代表的録音はやはりベームとカラヤンの協奏交響曲ということになるでしょう。
ドンキホーテは残念ながら持っていないので分かりませんが、60年代のBPO
録音はコッホ4割、シュタインス6割くらいの印象があります。
特に60年代前半はシュタインスが多いですね。
シュタインスが吹いている演奏で、演奏自体の素晴らしさから誰にでも
勧めたいものは、例えばベームのブラームス交響曲1番、フルニエとセルの
ドヴォルザークのチェロ協奏曲、クーベリックのドボルザーク交響曲8番、
クーベリックとアンダのシューマンのピアノ協奏曲、ヨッフムとギレリスの
ブラームスのピアノ協奏曲1番、それにベームのモーツァルトの協奏交響曲
は、管楽器の方のソロはもちろん、バイオリンとビオラの方もシュタインスが
活躍しています。
以上、ほとんどが60年代の録音ですが、この頃のDGの録音はバランスが
良く、上記の演奏はクラシックの基本ライブラリーとすべき名演奏
ばかりといえます。
363 :
名無しの笛の踊り:05/03/19 19:10:24 ID:8GrjJto4
皆さん良くご存知ですね。素晴らしいです。
じゃあこの機会にもう1つ、カラヤンのハイドン・ヴァリエーションの
オーボエも凄く冴えているのですけど、あの録音なんかは誰なんでしょうか?
あと、このスレに結構前にムターとカラヤンのブラームスの協奏曲の事が
書いてあったのですが(1981年録音)、あれは当時よくトラで吹きに
行っていたパッシンのように思うのですがいかがでしょうか?
でも誰だか当てるのって結構難しいですね。
364 :
名無しの笛の踊り:05/03/19 20:28:26 ID:rc6aH/zw
>>363 ハイドンバリエーションはシュタインスだと思います。
ムターのブラームスはコッホだと思ってきました。
パッシンは生でも何度か聞いていますし、グランパルティータ
やリリングとのカンタータもいくつか持っていますが
ムター盤のオーボエはパッシンの特徴を感じません。
具体的には音色、ビブラートなどの感じですが、特に真中のCの
音色がパッシンはマイルドですが、コッホは明るめになるなど
の特徴からいって、コッホの可能性が高いと思うのです。
フルニエ独奏のドンキホーテはコッホだと思う。
コッホも柔らかい音を出すときあるからね。
シュタインスだとケンプ/ライトナーのモーツァルトPコン27番ていうのもある。
366 :
名無しの笛の踊り:05/03/19 23:36:51 ID:Vx6ygtPK
今、ピエルロの独奏によるヴィヴァルディの協奏曲集を聞いていましたが、
素晴らしい演奏だと思いました。
ドイツオーボエ大好きな私ですが、ピエルロは例外的に大好きなフランス人
奏者です。彼の吹き方はドイツ系の名奏者たちにも共通するものがあります。
全ての音に魂が入っているのが伝わってきます。
367 :
名無しの笛の踊り:05/03/20 23:17:42 ID:YnB+sJsi
そうですか。ハイドンヴァリエーションはコッホですか。なるほど。
ピエルロの事が出ましたけど、フランス・オーボエとドイツ・オーボエの
違いっていうのは、やはりアーティキュレーションではないかと思うのですが
いかがでしょうか?
ドイツ人がオーボエ吹くと、こうなんと言うか独特のタンギングじゃないですか?
ルルーとかブールグとかって軽やかですからね。
368 :
たんたん:2005/03/21(月) 11:09:36 ID:P7LdVWIt
カラヤンBPOのハイドンヴァリエーションは1964、76、83と3種類ある。
どれのことを言っているのでしょう。
1983にはシュタインスはすでに退団していましたよね。
>>367 そうそう。トーマス・ローデ氏の言葉を借りるならば、
「その楽器の音色が詰まった丸いタンギング」ですよね
>>360 ベーム盤以外に、カラヤン盤の協奏交響曲(69年・EMI)もありますね。
シュタインスの名前がクレジットされたものでは、バッハのブランデンブルク協奏曲第1番もあったかな。
>>368 64年盤のことでしょう。>シュタインスと思われる録音
76年盤だけ、EMIでしたね。
371 :
名無しの笛の踊り:2005/03/21(月) 21:48:19 ID:0GJYsE2M
ゲルギエフ、BRSOのチャイコフスキー5番を購入。
録音年日は不明ですがおそらく90年代でしょう。
Oboeは薄目のリードですがビブラートや歌い回しから察するに引退前のクレメントだと思われます。
二楽章ホルンの後のSoloやストリングのバックのオブリガード等ビブラートたっぷりで聞きものです。
しかしバイエルンの管セクは名手揃いですね。
冒頭のクラや二楽章のホルン、随所に現れるファゴット…いずれも聞きものです。
372 :
名無しの笛の踊り:2005/03/21(月) 23:00:10 ID:H5JaznDQ
今日シェレンベルガー聴いてきた。
バッハの1060番。あとは指揮のみ。
このスレ的にはスレ違いどころか背徳者扱いなんですかねぇ…。
373 :
& ◆Mch1MElHro :2005/03/22(火) 06:36:25 ID:kuO6OIze
いや、シェレンベルガーだってベルリンフィルに入ってからしばらくは
上手かったですよね。
ただあの方、だんだん枯れて来ちゃったって感じで辞められましたからね。
ケルン放送響時代のマルチヌーの協奏曲の録音持ってましたけどあれなんか
凄くいい音でしたからね。
背徳者ってことはないと思います。
ハイドンヴァリエーションが3つもヴァージョンがあったとは知りませんでした。すみません。
今はでももうその録音を持っていませんのでなんとも言えません。
ただもの凄くテンポが速かったのだけ覚えています。
あとオーボエがとてもカッコよく美しかった事だけです。
記憶が曖昧で申し訳ありません。
374 :
名無しの笛の踊り:2005/03/25(金) 03:49:47 ID:y/E2Io2+
シェレンベルガーマリゴを吹いてた頃は好きだった…
375 :
名無しの笛の踊り:2005/03/28(月) 23:24:07 ID:6D2a/htK
>>374 そんな時期あったの!?
知らんかった。
いつごろの話ですか?
>>375 DENONで初のソロアルバム「魅惑のコロラトゥーラ・オーボエ」を出したころは
茶色いマリゴ使ってたよ。20年ほど前。
コロラトゥーラより前にDENONにいれたモーツァルトの
カルテット他(最近再発された)の録音とヴィヴァルディの
忠実な羊飼い(原盤はオイロディスク)の方がもっと好きだ。
ともに黒いマリゴの時代ね。
ケルンで吹いている頃は黒のマリゴ(ピュヒナー?)
BPOに来てすぐの頃も黒い楽器を吹いてた気がする。…ORFEOのモツのセレナード(82年)ではまだマリゴの音です。
SONY国内版のウィーン・ベルリンのCD「木管五重奏の為の作品集」のジャケットは表紙の写真は黒のマリゴ(多分)を持ってますが、1番後の写真はロレーロイヤルが写ってます。
379 :
名無しの笛の踊り:2005/03/30(水) 17:42:58 ID:QR5Ivset
しかしなんでまたシェレンベルガーはロレーに乗り換えたんでしょうね?
やはりロレーから「これ吹いてください!」って頼まれたのでしょうか?
ドイツでロレー吹いている人、個人的には誰も知りません。
380 :
名無しの笛の踊り:2005/03/31(木) 08:28:39 ID:gyjebtbp
やはりロレーのスポンサーを兼ねての事なんだろうかなぁ。
ロレーは確かに吹きやすい楽器だけど独逸サウンドを求めるのは難しいし
彼の音色の落差も激しかったけど、それでもロレーに変えたのはよっぽど大枚積まれたのかも…
日本でロレーが結構人気なのも
彼の影響は多大だけど。
マリゴ吹いてる人は多かっただろうけど
シェレンベルガーが変えた当時はドイツでロレー吹きってそんなにいなかっただろうしね。
今もいないか。
ドイツのオーボエでロレーって人は確かに居ないね。
むかーし、パイパーズで来日オケの管楽器奏者の使用楽器
を連載?していたけれど、その時にケルン放送響の1人に
ロレーって書いていた記憶がある。でも、オーボエとは
書いてなかったから、イングリッシュホルンかもしれない。
ソリストでは、ロレー使っているドイツ人はいるね。CDに
ロレーって書いてある物を持っている。シェレンベルガー
じゃないよ。
シェレンベルガーがロレーに替えた理由は色々有るんだろう
けど、僕が聞いた話では、シェレンベルガーのアイデアや
要求にマリゴーは応えてくれなかったけど、ロレーは応えて
くれて、一緒に楽器を開発しよう、って事になったらしい。
ま、ロレーとしてもドイツ方面での売り上げアップを期待
していたからかもしれないけど。
結果はみなさんご存知の通り。
そう言えば、昔ドイツの某有名奏者にレッスンを受けたん
だけど、某氏がロレーを使っていてビックリ。それまでマリゴー
だったのに急にどうしたの?って思って話を聞いて変に納得。
結局、某氏はその目的は果たせずマリゴーに戻ったっていう
ことがあった。
383 :
名無しの笛の踊り:皇紀2665/04/01(金) 14:48:19 ID:hwIRDSBV
ケルンならきっとシェレンベルガー繋がりだろうな。
でも誰だろう?現在首席のマルティン・デッカースはマリゴか鯨だったはず。
384 :
ジャズ博士 ◆Ei9SFfz3io :皇紀2665/04/01(金) 14:50:14 ID:kpTyee/e
マリゴなんて野暮な。
386 :
名無しの笛の踊り:2005/04/04(月) 22:08:50 ID:KJwVRCg6
ジョナサン・ケリーは何を吹いてるのかな?
マイヤーがクランポンなのは有名だけど
>>386 なんだろね。イギリス人だからハワースの可能性は大だけど、
ニール・ブラックみたいにマリゴ使いもいるからね。
でも、少なくともサム・プレートだったよ。実際に見た訳では
ないけど、テレビに映った超接近映像をしっかりみたからね。
サム・プレート=ハワースになりそうだけど、ピュヒナーだって
オプションで用意しているくらいだからね。
BPOの主席でサムプレート?
そういえば最近のピュヒナーはいいらしいね
389 :
名無しの笛の踊り:2005/04/08(金) 08:44:07 ID:K3LddKDC
JDRのカタログが届いたけどロレーのBモデルなんかが載ってるね。
あそこはロレーとリグータのラインナップは凄いね
>>389 シェレンベルガーやらブルグやら呼んでるからね
391 :
名無しの笛の踊り:2005/04/10(日) 21:59:14 ID:zPntSwIz
マリゴの14、16、2000辺りで迷ってます。
いずれもフル、GPも考慮に置いてます。
14と2000は何度か吹いたんだけど16はまだ見たこともありません。
どなたかアドバイスお願いします。スレ違いかと思ったんだけど目指す音考えるとここかなと思って…。
おまいら!コッホのリヒャルトが再発されますよ。
ただし形態が問題なんだが・・・
「ドイツ・グラモフォン 栄光のカラヤン大全集」CD145枚組
漏れが受け取った通販の案内では¥219000でした。
オリジナル通りホルン協奏曲とのカップリングになってる模様。
この組み合わせでのCDは初めてになるはず。
これが出ることで、権利関係で再発できないという危惧は少なくとも
払拭されたわけで、まあ歓迎することにしよう・・・。
さあどうする、買うか?
>>392 ん?これってユニバーサルのサイトでは結構前から出てなかったかい?
ただ、形態がアレなもんで紹介しなかったんだが…
発売されるのは嬉しいけどね。
>>393 そうだったんですか、おととい通販のパンフ受け取ったもんで。
自分で買おうとは思わないけど、図書館とかに入るのは期待できそうね。
あぼーん
396 :
名無しの笛の踊り:2005/04/16(土) 22:21:19 ID:jYuCYbRf
397 :
名無しの笛の踊り:2005/04/17(日) 14:50:33 ID:IPm9pEnb
ヨッフムのブルックナー交響曲全集の中の7番でソロを吹いているのは誰でしょうか?
398 :
名無しの笛の踊り:2005/04/18(月) 01:29:02 ID:v/74tqsH
399 :
名無しの笛の踊り:2005/04/18(月) 16:14:57 ID:zUKfwvfv
秋元奈津江ってだれ?
なんかオーボエ関連のスレッドを荒らしてる奴がいるね。
>>390 全集は2種類(バイエルン放送響/ベルリン・フィル、DGとドレスデン/EMI)あるけど、
どっちだろう?
401 :
名無しの笛の踊り:2005/04/18(月) 21:49:21 ID:/rV5JUhX
>>400 397です。僕のことですよね?
失礼しました。2種類あるんですね。
僕が気になっているのはドレスデンの方です。
ご存知ですか?
ついで。
先日東京文化会館でベルリン・ドイツ交響楽団聴いてきたんですが、ブルックナーの
6番で1st吹いてた若い女性がいい音出してました。
402 :
名無しの笛の踊り:2005/04/18(月) 21:53:03 ID:ajhJYoy6
ドレスデンでいい音となるとクルト・マーンかなと…
あぼーん
IDがOboe
405 :
名無しの笛の踊り:2005/04/19(火) 06:31:07 ID:HB9o4XsH
>>401さん
レスアンカーを間違えてしまいましたね。ごめんなさい。
私もこの全集持っているのですが、誰か…ということになると
ちょっと判別できないんですよね。
ヨッフムのドレスデン国立管弦楽団とのブルックナー全集が録音された時期には
>>402さんがおっしゃったクルト・マーンという奏者が在籍しています。
この人はブロムシュテットの指揮でモーツァルトの協奏曲を録音しており、
国内盤でCDも発売されています。
ここからは私のまったくの推測になるのですが、
この管弦楽団は歌劇場が母体なので、首席奏者だけでも4人くらいいたのではないかと
個人的には思っています。
また、この録音は西側のEMI(ドイツ・エレクトローラ)と
東ドイツの国営レコード会社であるドイツ・シャルプラッテンとの共同制作という形を
とっており、共産圏だった東ドイツでは西側との共同制作になる場合は、国家の威信を
かけていいものを作るため、ベルリンやライプツィヒから優秀な奏者を呼んできて、
そのときだけオーケストラを強力なものにしていたとの話も、ものの本で読んだことが
あります。
抽象的な表現になりますが、「木」の香りのするような、朴訥としていながらも、
とても良い音色がする録音がドレスデンには多いですよね。
ブロムシュテットと作ったたくさんの録音の中で、ベートーヴェンの3番や
シューベルトの5番、ブルックナーの7番などの音はとても好きです。
ベルリン・ドイツ響の女性首席奏者も、いい音をしていますよね。
この楽団の前身である、西ベルリン放送交響楽団の首席奏者だった、
ギュンター・パッシンの音を引き継いでいるかのような、美しい音だと思います。
ヨッフムのブルックナーなら、ベルリン・フィルと録音した交響曲第9番(DG)も
いいですよ。
>>392 単売して欲しいよねぇ。
DGオリジナルスから出ないかな。
>>409 単売は難しそうだよねえ・・・
でも、カラヤン全集という形なので、図書館とかに入らないか期待してる。
あぼーん
メータ/バイエルン国立歌劇場の来日公演で
コンサートプログラムにマーラーの3番が入っていますね。
誰がトップを吹くのでしょう。ヴァンゲンハイム先生の後任は決まったのかな…
413 :
名無しの笛の踊り:2005/04/20(水) 03:58:53 ID:QBfNqk7m
オーボエ
414 :
名無しの笛の踊り:2005/04/20(水) 03:59:19 ID:QBfNqk7m
↑誤爆
416 :
名無しの笛の踊り:2005/04/20(水) 19:44:42 ID:JaKiaGeM
どこ?
417 :
名無しの笛の踊り:2005/04/21(木) 00:28:24 ID:nrljmZpu
記念アゲ
418 :
たんたん:2005/04/22(金) 21:28:37 ID:oQzKpB5c
どうもこのところ議論が低調ですな。
「ドイツ・オーボエの名演奏家たち」という範囲を、
オーストリアやスイスの演奏家まで広げるのはいかがでしょう。
>>418 あんたがそういう話を切り出して盛り上がるなら別にかまわない。
ただオレはドイツ系のオーボエに近いのはその辺より
北欧の一部だと思っている。(あと日本ね。)
>>418 その意見には反対。
オーストリアやスイスとなると、ドイツとはまったく別物だと思うし。
話題も既に一通り出たのだから、
なにか新しい話題が出るまで、このまま静かに保守しておくのが一番いいと思う。
地域云々じゃなくて演奏スタイルの問題ね。
まぁ、前のザルツブルグ音楽院の教授はこのスレどんズバだけどねw
昔スイスのどっかの音大の教授だったエゴン・パロラリは、その昔、
フルトヴェングラーからBPOの首席に請われたのを断ってスイスに
残ったそうだが、もし彼がBPOに入っていたらきっと今のドイツ・
オーボエのスタイルは全く違っていたかも知れないし。
瑞典のニルソンは好きだな、音が温かい。諾威のホフやハンネヴォルト
、丁抹のニールセン、芬蘭のテイカリ等、北欧には素敵な奏者が沢山いるね。
チェコのミフレも好きだったな。
漏れは419じゃないけどね。
>>422 >ハンネヴォルト
とうとうその名が出てきましたね。彼はベルリンでシュタインスに師事、
(てことはヴァンゲンハイムの弟弟子にあたり)
ドイツ・オーボエ直系と言ってもいいのではないだろうか
ジョリヴェのセレナーデやデニソフ、コリグリアーノの協奏曲などを吹いても
とにかく腕の確かな人。渡辺克也さんに音色とか似てるかな。
ニルソンのBISから出てるリヒャルトの協奏曲は残響が強すぎるけど
このスレ的には必聴盤では?カップリングの町人貴族でも美しいオーボエが聴ける。
424 :
420:2005/04/25(月) 09:03:06 ID:YOAJMRzp
結構いるんだなあ、北欧の奏者好きな人・・・。
よかった、漏れが異常なのかと思ってた。
あぼーん
あまり話題にされないけどリーバーマンのソロ・アルバムが好き。
あぼーん
あぼーん
メータ/バイエルン国立歌劇場のマラ3はどうだろ。
431 :
名無しの笛の踊り:2005/05/09(月) 09:54:10 ID:hHFqW2mk
そういえば、ジュリーニ/ベルリン・フィルの協奏交響曲K.297bも復活してたな。
シェレンベルガーがソロ吹いてる盤。
>>431 え!?
もしかしてCDで!?
裏青のしか持ってないから激しくほしい。
433 :
名無しの笛の踊り:2005/05/09(月) 15:08:46 ID:hHFqW2mk
Helmut Haenchen / C.p.e.Bach.coのモーツァルト・協奏交響曲K.297bの
ソリストの中でオーボエ奏者は誰なのかご存知の方いらっしゃいますか??
ブルクハルト・グレッツナーでしょうか??
434さん、ありがとうございました〜☆
違う、435さんだ。自分に感謝してどうする(笑)
435さん、ありがとうございました〜☆
ヴィンフリート・リーバーマンのCDが手に入らないのですが、入手法をご存知の方は、
教えていただけたら嬉しいです
おぉ!ありがとうございます!
シュレンベルガーは何で聴いたらよかとですか?
「ジュリーニ/ベルリン・フィルの協奏交響曲K.297b」以外で
>>442 おすすめは
モーツァルト:オーボエ四重奏曲&五重奏曲(81年・DENON)
ピアノと管楽のための五重奏曲集(87年・DG)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(84年・カラヤン指揮BPO・DG)
マーラー:交響曲第9番(82年ライブ・カラヤン指揮BPO、DG)
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」(90年代・バレンボイム指揮BPO、TELDEC)
>>438 オケで吹いてるものなら、ケンペ指揮バンベルク交響楽団のブラームス:交響曲第2番(DENON)が
手にいれやすいですよ。
>>444 どういたしまして。
438です、445さん、ありがとうございます!
447 :
名無しの笛の踊り:2005/05/21(土) 00:06:40 ID:TfoHl11H
教えて君ですいません。
ドリームライフから出てるリーバーマンプロダクションシリーズのDVDで、魔笛とフィガロは
リーバーマンが吹いているか知っている方がいらしたら教えてください。
よろしくお願いします。
あぼーん
テンシュテット/バイエルンは、ヨナスっぽかったな。
450 :
名無しの笛の踊り:2005/06/01(水) 15:58:45 ID:dq5kyfkm
>>435 ドレスデン国立歌劇場の首席奏者だった人だっけ。
ベーム/BPO56年のブラ2、素晴らしい。録音もいいね。
コッホ先生の吹くヴィヴァルディやルイエのオーボエソナタが最近のお気に入り。
え、452のコッホのバロック集ってもう廃盤じゃなかったの?
454 :
名無しの笛の踊り:2005/06/10(金) 00:27:17 ID:JCqKz308
>>452 それ、高校生のとき必死で真似したCDだ。
懐かしい思い出をありがとう。
>>453 生産はもうやめてるみたいだけど
店によっては置いてあるところもあるかもよ。
日本人でドイツな奏者は?
>>456 みやむー復活
騙されたと思って聞いてみ。生でな。
あぼーん
>>456 東フィルの小林裕さんと新日本フィルの首席つとめてた青山聖樹さんかな。
どちらもすごく美しい音してると思います。
最近HMVで廉売されてたオーストラリアエロクェンスシリーズの
マゼール/BPOのベートーヴェンやシューベルトの交響曲。
オーボエ、とてもいい音してました。
シューベルトの5番と未完成が特によかった。
それに較べれば、国内盤のブラ3は音がいまいちだったな。
あと、上の方でも出てましたが、デンマークのニルセンが録音した
モーツァルトの四重奏曲と、グランパルティータのオーボエとピアノ五重奏版も
最近聴いたものの中ではよかったです。
北島が本物。
当たり前だけど、いろんな意見があるね。
日本人でドイツっぽい奏者というか、日本のオケで一時期吹いていたドイツの奏者には
芸大客員教授だったリーバーマン(N響)や、こちらも芸大で教えているオットー・ヴィンター(読響)が
いたよね。あとはパッシンやシュマルフスも草津国際音楽祭の講師で来てたし、
そういう人たちから影響を受けて、今日本のオケで吹いてる人も多いだろうね。
あと、いまはベルリンドイツオペラ、元新日本フィルの渡辺さんとか。
あぼーん
465 :
名無しの笛の踊り:2005/06/21(火) 23:39:00 ID:BOuYuw0H
>>462 北島さん、入団したての頃はすごかったね。
いまはちょっと衰えが見れるのが残念。
そんな北島さんももうすぐ定年ですね。次はどんな奏者が入るんだろう。
・最近聴いたCD
ベートーヴェン:交響曲第7番 ベーム/BPO
この演奏も壮年期のベームらしく、かっちりしてて素晴らしかったです。
・22日再発売のCD
モーツァルト:グランパルティータ
ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブル(EMI国内盤)
1番がディートヘルム・ヨナス、2番がアルブレヒト・マイヤーだったでしょうか。
今年の浜松国際管楽器アカデミーの講師はヨナスみたいですね。もうシュトゥットガルトは辞めたみたい。
>>467 ぶらあぼ7月号の裏表紙ではヨナスになってるよ。
469 :
名無しの笛の踊り:2005/06/30(木) 03:40:41 ID:P2WaImIQ
リーバーマンが吹いているといわれるベルティーニの
メンデルスゾーンですが、CD化された交響曲3、4番とフィンガル
以外に、LPでは交響曲第1番(LPは2枚分売だった)も
収録されていたのですね。
470 :
名無しの笛の踊り:2005/06/30(木) 15:15:15 ID:B/xffWhc
ヨナスからシュマルフスに変更になりました。
471 :
名無しの笛の踊り:2005/07/02(土) 10:19:09 ID:z91irrpe
こないだ鯨のキャンペーン?で日本に来てた人(名前忘れた)は独逸系?
>>469 知らなかった。1番もアカンタに録音してたのね。
>>470 ありがとう。ヨナスはこれなくなったのか。
>>471 ヨーゼフは最近フランス人とかドイツ以外の人も使ってるからね。
公式サイトがあったと思うから、「ヨーゼフ オーボエ」で検索してみたら?
あぼーん
474 :
名無しの笛の踊り:2005/07/10(日) 00:48:14 ID:dPZrm86g
私はドイツのオーボーは甘過ぎてきらいです。好きなのは、クリーヴランドのジョンマック。
>>474 釣りか?
わざわざここに書き込むこともないじゃん。
アメリカは70過ぎても現役のロートル奏者が5大オケの首席クラスにゴロゴロいるし
なんだかなぁ。アレックス・クラインだって病気になって引退しちゃったし。
いいじゃん、アメリカン・オーボエのスレ立ててもネタがなくて
すぐに落ちちゃったもんで、ひがんでるのよ。しかしあのスレは酷かった。
そもそも書き込んでる人間がオーボエのことろくに知らなかったもんなあ。
>>476 あー、そういえばあったねぇそんなスレッド。
確かにあっという間に落ちてたな。
書き込んでる人間がオーボエのことろくに知らないってのも酷い話だなぁ。
知ってる人がいれば、タビュトーからでもたどっていってかなり話題はあるのにねぇ。
ドイツだと、最近出てきてるEMIのNDRシリーズはいいね。
グルダが弾き振りしてるモーツァルトのピアノ協奏曲、とってもいい音してた。
profilから出てるヴァントのカルミナ・ブラーナも、演奏の解釈はともかく、オケは立派だった。
478 :
名無しの笛の踊り:2005/07/10(日) 15:48:27 ID:o2IUwHf/
NDRとなると、ツェーかノルトブルフか、はたまたメルヴェか?
クレメント・コッホ・リーバーマンで未だ手に入るコンチェルトCDの情報を
教えてくださいm(_ _)m
>>479 クレメント
R.シュトラウス:オーボエ協奏曲
ケンペ指揮 ドレスデン・シュターツカペレ(EMIクリスマスボックス)
バッハ:オーボエダモーレ協奏曲
カール・リヒター指揮 ミュンヘン・バッハ管弦楽団(ARCHIV)
コンチェルトではないけど バッハ:マタイ受難曲 リヒター/ミュンヘン・バッハ(1979年録音)
コッホ
R.シュトラウス:オーボエ協奏曲
カラヤン指揮 ベルリンフィル(DG国内盤)←上の方のログにある百数十枚組のもののみ。実質入手困難。
モーツァルト:オーボエ協奏曲
カラヤン指揮 ベルリンフィル(仏EMI2枚組)
リーバーマン
コンチェルトの録音が存在するという話は聞いたことないですが
ソロアルバム「幻のオーボエ」(日本ダブルリードほか、自主制作に近い室内楽CD)があります。
>>481 あー、
バロック・オーボエ協奏曲集(BMG/新星堂)ね。
店頭でも見ないし、もう生産中止→在庫限り じゃないのかな。
483 :
たんたん:2005/07/12(火) 13:28:38 ID:UW2ukbuu
6月19日にウィーンでベルリン・ドイツ交響楽団(指揮ミンコフスキ)を聞きました。
このオケのヒゲ面で、耳脇や後頭部の髪を伸ばして熊男みたいなオーボエ首席(頭には髪がない)は何ていう人?
ブラームスのV協のソロが素敵でした。
480さん、ありがとうございま〜す☆
>>484 どういたしまして。
お役に立てたのなら幸いです。
>>480 リーバーマンの演奏するコンチェルトといえるかどうか分からんが
ハイドンの協奏交響曲の録音はある。
デッカへの録音で、バックはケルテス指揮のバンベルク響。
ハイドンの協奏交響曲といえば、この間中古でコッホのCDを見つけた。
カップリングはプレイエルの協奏交響曲。
すでに一枚もっているけど、予備にと思って購入したよ。
487 :
名無しの笛の踊り:2005/07/14(木) 23:02:35 ID:p7Ks8jy/
>>486 詳しくありがd。
そっか、ハイドンの協奏交響曲ならデッカに録音あるのか。
コッホのCDがあるっていうのも初めて聞いた気がする。
今度時間のあるときに、レーベルやCD番号など、カキコしていただけませんか?
よろしくお願いします。
>>484さん、不勉強で申し訳ないです。
489 :
名無しの笛の踊り:2005/07/16(土) 07:15:24 ID:7vLzH2yW
>>488 スロバキアのOPUSというレーベルから出ていたCDで
番号は 9151 1096
曲目、演奏者は以下の通り。
Joseph Haydn:Sinfonia concertante B-Dur fuer Violine, Violinecello, Oboe, Fagott und
Kammerorchester Hob. I/105
Ignaz Joseph Pleyel:Sinfonia concertante Nr.5 F-Dur fuer Floete, Oboe, Fagott, Horn und
Kammerorchester
Violine : Jozef Kopelman
Violinecello : Juraj Alexander
Floete : Milos Jurkovic
Oboe : Lother Koch
Fagott : Klaus Thunemann
Horn : Zdenek Tylsar
Slowakisches Kammerorchester
Bohdan Warchal
1980年10月にブラティスラバ放送のコンサート・ホールでの録音。
知っているのはコッホとトゥーネマンとティルシャルだけで後は知りません。
プレイエルはコッホのお気に入りの録音の一つです。
ハイドンは少し前にT-Rax Basic Classicsと廉価盤レーベルからもリリースされています。
Amazonで検索するとOPUS盤を含めヒットします。
あ、OPUS盤のジャケ写は全然違います。
以上、参考になれば。
>>490 しまった、コッホのスペルを間違えた。
Oboe:Lothar Koch
です。
>>489 その演奏は知りませんが、コッホが引退記念?にベルリン・フィルと演奏した
ルブランのd-mollの協奏曲はラジオで放送されたので、多分放送局にはテープが
残っていると思われます。
負
け
/⌒\ オ 犬
ノ)´・ \・` h の
(/ ( ▼ヽ ボ
/ \_人_) エ
/|\ソ ヽ\
/  ̄L\|∩)
| \ /\)\\
\ 〆 / | \\
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_|_ ノ  ̄\ \ レ ボエ〜〜♪
.|\\__レ | |
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ヽ_ヽヽ_ヽ
>>490 ありがとうございます。
探してみますね。
某所から以下の録音を入手。素晴らしすぎ。
ノルトブルフのソロでハイドン、モーツァルト、ヴォルフ=フェラーリ、
シュトラウスの協奏曲、コッホのソロでテーリヒェンの協奏曲。
これからCD−Rに焼きます。
495 :
名無しの笛の踊り:2005/07/27(水) 12:21:56 ID:Wysu8xvo
保守するネタもなくてごめんなさい。
496 :
名無しの笛の踊り:2005/07/28(木) 00:57:57 ID:Zbh6Z95r
コッホのリヒャルトコンチェルトほしいが、
カラヤン全集は買えないしなぁ・・・
だれかください;
昔のドレスデンのオーボエ、
めっちゃ上手いなーと思ったんだけど、
あれはドイツ・オーボエじゃないの?
>>497 クルト・マーンならフィンガリングもタンギングも音程も危ういし音色も良くない。
シャルプラッテン音源のモーツァルトの協奏曲を聴いてもらうとわかると思うけど。
(多分クライバーの魔弾の射手やブロムシュテットの英雄の生涯もこの人)
ああいう奏者は60〜70年代にかけてドイツのオケならどこにでもいそう。
ただソロを吹く人間が固定されてるわけではないからいつ誰の指揮で録音した何の曲というのを
挙げてもらうと話はまた別かな。このスレの上のほうも参考にしてみて。
>>498 いやぁ一人が吹いていると思ってたんです。
丁度その頃の演奏なので、その方かもしれません。
ここのオケが大好きで、理由のひとつがオーボエの音が良いからなんです。
フィンガリングが出るほど難しそうなものは聴いて無いですが。
有難うございます。
500 :
名無しの笛の踊り:2005/07/28(木) 03:29:10 ID:lYyNJOJU
>>496 CDよりLPの方が中古で出やすいです。
カラヤンの廉価盤シリーズに入っていたせいか、頻繁にみかけます。
私はCDの他LPを4枚持っていますので1枚くらいお譲りしてもいいんですが。
501 :
名無しの笛の踊り:2005/07/28(木) 15:22:40 ID:x6cuJeNd
違法なのは承知ですが、
コッホのリヒャルトコンチェルト
MP3にしてどこかにアップしてくれる人はいますかね?
>>501 違法であることがわかっているなら
そういうことを書き込むのはやめなよ。
ヤフオクにたまに出てくるし、LPなら図書館で置いているところもあるよ。
>>499 60〜70年代だと、首席は3人
Kurt Mahn 1949/8/1〜1990/7/31まで在任
Alfred Tolksdorf 1950/9/1〜1967/12/31まで在任
Wolfgan Holzhaeuser 1958/8/1〜1997/7/31まで在任
>>498はちょっと言い過ぎたかな。要はお世辞にも上手いっていうオーボエではないということ。
ただコッホやクレメントなんかだとピリピリして神経質なところがなきにしもあらずなのに対して
ドレスデンってあっけらかんとした、いかにも牧歌的で野趣あふれる感じがして
それがオーボエ本来の響きだというむきには好ましいのかもしれない。
ドイツオーボエには違いなくて、どちらかといえば戦前から大戦直後に活躍した
シュレーフォークトとかテトヒャーとかカラムスあたりに連なる昔ながらのドイツオーボエだと思う。
505 :
名無しの笛の踊り:2005/07/30(土) 00:09:41 ID:h0J/zBl7
クルト・マーンとカラムスはまったく特徴的にも違うと思う!
カラムスはビブラートも地味であまり色彩的ではないが
クルト・マーンは常にビブラートのかかった色っぽい印象がある。
クレメントの吹くシュトラウスとカップリングのHnコンチェルトNo.2の
二楽章で延々と吹くメロディは絶品!
>>505 そんなに熱くならなくても・・・
>>504も、ちょっと言い過ぎたかもしれないけどって書いてるんだし。
「カラムスあたりに連なる」としか書いていないと思うけど。
>>505 >クレメントの吹くシュトラウスとカップリングのHnコンチェルトNo.2の
>二楽章で延々と吹くメロディは絶品!
あれ、マーンなのかなあ?同じ時期の他の録音で聞ける音と全然違ってて
おやっと思った覚えがある。クレメントがついでに参加したのかと勘ぐったぐらい。
え〜!あれがクルト・マーンだと勝手に信じ込んでいた。。。
クレメントとはちょっと違う気もするけど、系統は一緒だね。
太くてビブラートたっぷりの美音。
>>508 こんな夜中なのに気になったので聞いてみた。
シュトラウスの2楽章の冒頭部分とマーンの演奏する
モーツァルトのコンチェルトで比べてみたが、違う奏者の
ような気がする。録音の加減もあるので難しい部分もある
けれど、特に第2オクターブの音の響きが異なるように聞き
取れた。シュトラウスの方は倍音がマーンより豊かで、
モーツァルトで聞かせるマーンの音より間接的な響きが
していて、ちょっとシュタインスの香りを感じさせる。
これに比べるとマーンはもう少しストレートで直接的な音。
て、具合に感じたけれど、どうでしょう。
録音は1975年の9月。
実はこれがマーンだと言う録音が手元に無いので
マーンかどうかの確証はないんだけど、
シュタインス、言われてみればそんな気もしてきた。
聞き様によるとリーバーマンみたいにも聞こえる。
512 :
名無しの笛の踊り:2005/07/31(日) 19:21:13 ID:b81rBT7V
色んな情報を総合すると、1970年代ドレスデンで一番上手なOboeは
既出のホルツホイザーじゃなかろうか。
トルクスドルフはスイトナーの協奏交響曲でソロを吹いているが、
ベームやカラヤンのシュタインスを聞いた後ではとても堪えられない
ものがある。ところがスイトナーの演奏、バックのオケのオーボエは
大変すばらしいのである。ソリストの選択が失敗であったと悔やまれる。
あくまで推測だが、スイトナーの魔笛やケンペののホルン協奏曲など、
みなホルツホイザーの可能性がある。
>>513 ちなみに今年来日したゲヴァントハウスの古参メンバーから聞いた話
(俺の訳+要約が入ってるので正確でない可能性はかなりあるよ)
「どの録音で誰が吹いてるかとかは今じゃもうワカランよ、なんせ木管は
基本7人以上いて、コンサートとオペラと録音といろいろ回してるからな。
その上、レコード録音の場合トラが入ることもあったし。」
ドレスデンも似たような状況だったんじゃないかと推測するのですが‥
なんせ社会主義国のエリート公務員なわけでしょ、死ぬほど演奏が好きで
ソロは誰にも渡さん!て頑張ってたんならともかく、交代で適当に休んでると
考える方がまあ自然なわけで
>>512 10年位前、ダム率いる木管8重奏を聴きに行ったら
オーボエがホルツホイザーだった。
派手さは全くなかったが、律儀な演奏がメッチャよかった。
終了後ホールの女性が、右端のホルツホイザーに花束を渡そうとしたら
「オレじゃないよ」という顔で、ダムのほうを指し、彼は受け取らなかった。
>>514 「古参」って、ランドマン?
516 :
名無しの笛の踊り:2005/08/02(火) 02:10:07 ID:n/TvOqCi
>>515 ドレスデンのアンサンブルの演奏、確かNHKで放送されたのを聴いた覚えが
ありますが、オーボエは全然印象に残っていません。おとなしい吹き方
をしていた記憶があります。
517 :
名無しの笛の踊り:2005/08/10(水) 16:51:17 ID:fEHm9yJm
hoshu
518 :
名無しの笛の踊り:2005/08/10(水) 17:31:48 ID:rIT0qFbr
リーバーマンは、たしか、ものみの塔の会員だったはず
その関係者の主催するコンサートに出演すると聞いたことが
ある
>>518を読んで思い出したんだけど、
最近、木曽音楽祭のスペシャルCDが出てると聞いたので、必死になって探してみた
残念ながらリーバーマンの演奏は収録されてなかった・・・orz
FMで放送とかされてなかったかな〜?