いまだに創作オペラと呼ばれる日本の新作オペラについて語ってください。
初演・再演時のレポートもキボンヌ。
2 :
名無しの笛の踊り:04/11/18 07:03:17 ID:o51WHWYn
やったー 生まれてはじめて2get!
3番ワーグナー
作品、作曲家はどんなのある?。
5木ひろし。
↑
最近この流れ流行ってるのか?
明らかな糞スレならともかく、普通のとこに貼られると禿しくウザい。
「TAKERU」ってDVD出てる?
Jr.バタフライはDVD出そうな悪寒。
でもNHKで放送された映像観ると演出の特徴、特に床への映像投射などを捉えて無いのであまり面白くないかもだな。
9太郎。
10 :
名無しの笛の踊り:04/11/18 11:33:28 ID:1UObM91L
みづちメイドイン群馬
龍の雨メイドイン佐倉
三郎信康メイドイン浜松
祭のうたがきこえるメイドイン江東区
ポラーノの広場メイドイン鳥取
「龍の雨」は伝承が原作だが地方色を排してる。佐倉音楽ホールの委嘱作だがもっと大きなホール向けの様な気がする。
「祭の歌がきこえる」は聖書の放蕩息子の話と江戸時代に起こった橋の落下事故を下敷きにしてるらしいがどちらかというとシャルパンティエの「ルイーズ」に近い。
「ポラーノの広場」は宮沢賢治の童話が原作だが賢治が生きた時代の不穏さをあえて音楽につけている。
ミナモ メイドイン君津
遠い帆メイドイン仙台
>>4 最近の作品だと、こんな感じ。
他にもたくさんある。
青島広志「非存在病理学入門」
池辺晋一郎「じゅごんの子守唄」「ごんぎつね」
石井眞木「閉じられた舟」
一柳 慧「モモ」「火の遺言」
加藤由美子「貧乏神と福の神」
吉川和夫「虔十公園林」「フランドル農学校の豚」
木下牧子「不思議の国のアリス」
近藤 譲「羽衣」
三枝成彰「忠臣蔵」「Jr.バタフライ」
高橋悠治「泥の海」
團伊玖磨「素戔鳴」「建 TAKERU」
西村 朗「絵師」
萩 京子「ロはロボットのロ」「どんぐりと山猫」
林 光「我輩は猫である」「三人姉妹」
早川和子「天界飛翔」
原嘉壽子「瀧廉太郎」「青の洞門」
細川俊夫「リアの物語」
増本伎共子「羽衣伝説」
松下 功「信濃の国―善光寺物語」
松平頼則「源氏物語」「宇治十帖」
松村禎三「沈黙」
黛 敏郎「KOJIKI」
三木 稔「隅田川」「源氏物語」
三善 晃「遠い帆」
三輪眞弘「新しい時代」
山本裕之「想像風景」
誰でもいいからこんなオペラ書いて上演してくれ!
「八つ墓村」
「白い巨塔」
「ノルウェーの森」
「蹴りたい背中」
「電車男」
25 :
ope:04/11/23 07:41:48 ID:waaCoQJn
青島広志「火の鳥-羽衣編」
池辺晋一郎「てかがみ」
中村茂隆「美男におわす八尾地蔵」
萩京子「にごりえ」「まげもん」
林光「イヌのあだ討ち」「白墨の輪(オーケストラ版)」
原嘉壽子「罪と罰」
水野修孝「ミナモ(愛の妖精)」「美女と野獣」
>>24 阿部定さえオペラ化されていないのが現状なんだべ。
演劇や映画ならいくつもあるのに。
「美女と野獣」は来年東京と名古屋で再演らしい。
オペラは作曲家も演奏者も「娯楽」としての面を無視するか「芸術」に対し貶めているふしがある。
某歌手HPの掲示板で「この作品はエンタメとしてはいいんでしょうが・・」と書いたあとメタクソ。
これではいつまでたってもレパートリーになる作品など出てこないかも。
29 :
名無しの笛の踊り:04/11/25 16:02:36 ID:bJl3gyGQ
エンタメでないオペラなんぞ聴きたくもない。
タイ米ハタイテ楽しませて暮れないなんて_| ̄|○
オペラ「ひょっこりひょうたん島」が観たい
林光は「ブロウチェク世界歌劇場」なる本で「オペラはキワモノである。それゆえにアクチュアリティを獲得できる」といった事を書いていた。
繰り返し複数の耳や目に耐えられるという意味で芸術性を求めるのは正しいのだろうが
今目の前にいる観客を無視して歴史の文脈の一つに権威として居座る事と取り違えると醜悪でしかなくなる。
33 :
名無しの笛の踊り:04/12/05 15:55:55 ID:RVAxHDbE
age
34 :
名無しの笛の踊り:04/12/05 16:05:05 ID:0+aXqdhA
亡国のイージス
終戦のローレライ
ジパング
沈黙の艦隊
「綿の国星」がオペラ化されてる夢みちまったよ。夢なんで都合の言い部分だけだがチビ猫はホントに10才位の女の子が歌ってた(ロリ?)。
ただ
何故かザルツブルグの祝祭大劇場なんだがほとんどホリゾントだけの空舞台w
・・・音楽はほとんど弦と断片的なピアノだけというw。
西条秀樹のおかげです
十二人の浮かれる男
37 :
名無しの笛の踊り:04/12/11 09:57:13 ID:hVbRQ7o2
age
一柳慧の「光」はコロラチュラ惚け婆さん省いてもいいからホームレス爺の死と宇宙船事故が同時進行する所をオペラ化してほしかったな。
「クローンのジュリエットはロミオの夢を見るか?」というオペラがあったな。
クローンの定義がハァ?な所もあったが叙情的な音楽とともに「自分とは何か?」「オリジナルとは何か?」を問いかけるストーリーが興味深かった。
殆ど空の舞台で俳優もオペラ歌手と同じ場所で歌わせるという試みも成功しているとは言いがたいが(これは俳優の歌唱力に問題があったと思う)面白かった。
吉松隆に"ネオ・オペラ"と称した「セレスタ」なる作品があったな。オペラというより室内楽を伴った連作モノドラマといった感じだったが。
ストーリーは病んだ地球の治療薬として投与された物質が様々な人の手を経て朽ちていく過程とか滅んだ星から来た宇宙人のおかげで不死にされた男の話とかブラッキーな話が多かった。
そういやよしまっちゃん、「織田信長」をオペラに・・・と考えてるってよ。
「聖徳太子」の方がいいんだけどな、なんとなく。
>>39 「クローンのジュリエットはロミオの夢を見るか?」
初演版と改訂版で全然内容が違う作品でしたね。確かに面白い作品です。
>>28 同感。どうも音楽家は欧州の価値観に盲従する人が多くてこまる。日本ではサブカルこそが文化の原動力なのに・・。
>>41 「聖徳太子」はNHKドラマでも描いてた聴覚の鋭敏さなど音楽化したら面白いだろうなあ。
間宮芳生の「ニホンザルスキトオリメ」は木島始の詩劇を元に古楽器を含めた大編成で上演される作品らしいがどこかで上演してくれないだろうか・・
水戸芸術館委嘱作品の「夜長姫と耳男」も再演されてないし・・
来年「南総八犬伝」のオペラが初演されるらしい
>>28 もともと欧州の舞台表現だし自らの肉体を楽器とするものだから保守的になるのは仕方ないが・・
ミュージカルなど他ジャンルの表現を貶めてまで保とうとするプライドって・・
今年9月に三木稔の「じょうるり」日本語版初演だそーだ。
3月に青島広志の「たそがれは逢魔の時間」が上演される。
大島弓子の漫画を原作とした作品で初演当時は「オペラ歌手がセーラー服を着る」事が話題になったそうだがw。
新国立劇場で2月に上演される「おさん」は現代に舞台を移してロックもとりいれた作品になるらしい。
一柳慧のオペラってなんと言うか言葉は確かに聞き取れるんだけどその代わり情感というか語感がそぎ落とされてる感じがする。
コンピューターの合成音声の様な歌唱部・・・あれって意図的なのかな?。
53 :
名無しの笛の踊り:05/02/03 02:10:51 ID:EtoPtBQs
age
54 :
戌神家 ◆NGzyRWXtvk :05/02/03 06:01:03 ID:CK/D65+y
オイラが民話”犬神家と皿”を脚本するだっちゃ。クエヘヘ
>>8 Jr.バタフライは4月に神戸で再演されるからその時点で録画するのでは?
57 :
名無しの笛の踊り:05/02/27 05:23:55 ID:lVg2Ny5c
「おさん」やったのにこの下がりよう
林光は「あまんじゃくとうりこひめ」とか「おこんじょうるり」みたいな
民話オペラもいいね。
メロディーも素朴であったかくて、でも奥が深い。
>>57 ドイツ語上演も前提としたにしても・・・日本語変すぎ。
三木稔に笑われるぞ・・・orz。
>>50 少女漫画が原作のオペラってそんなんありなのかw
62 :
名無しの笛の踊り:05/03/11 18:43:08 ID:wNOiTFDA
今ちょうど上演中。あさってまでだったかな?
63 :
名無しの笛の踊り:05/03/12 07:35:39 ID:Jt3jp6jq
>>63 いや・・・
>>60は少女漫画には存在してはならぬ女性歌手の大根足が許容できないだけだとおもふぞ。
>>64 挿入ことなら話は別だ。漏れも
>>60那美視野の狭い香具師と化すぞ!
・・・ただし前衛的な少女漫画だったら・・・むぅ
三木稔ってあれだけ頑張ってるのに、ちっとも評価されないのは
音楽がいまいちなのか?
だから、安部定をオペラ化しない時点でダメだべ。
オペラ化すると面白そうなマンガとして、刑部真芯の『囚 愛玩少女』。
真珠はコロラトゥーラ・ソプラノ(コロラトゥーラでなければならない)で、
紫蓮はテノール。
オペラ作曲家はこの人の作品に注目するといい。よくも悪くも。
あとは前からなっちが言ってるとおり、演奏家を主人公にしたオペラ。
主人公が実際に弾く(しかも天才演奏家であることを観客に納得させ
られるだけの腕前で)オペラはまったく思いつかない。
作曲家ならブリテンの例があるけど。
「たそがれは逢魔の時間」
かつて初演時に林光氏に「技巧的歌唱をいれるのは逆効果」とか批評されてたが
邪夢のコロラチュラはそれなりに現実離れした雰囲気を出してて良かった。
永井荷風の「浅草交響楽」を「偏奇館吟草」とあわせてヒネくれた人情オペラを作ってくれる稀代な作曲家はいないものか。
71 :
名無しの笛の踊り:05/03/19 15:34:49 ID:eiRnDxky
仙台人です。
三善晃『遠い帆』は、童歌から始まって、緊張感のある見事な作品だったよ。
宣教師ソテロの動きは、O・メシアン『アッシーズの聖フランシス(アッシジの聖フランチェスコ)』
を連想させるけど、任務を帯びた男同士の対話のシーンは、
論理のやり取りに思索性にあふれた音楽になってた。
ただ、モチーフ/材料集めに難儀したようで、
脚本の詩人/高橋睦郎はかなり苦労したし、100%満足した訳でもないそうだ
72 :
名無しの笛の踊り:2005/03/22(火) 20:28:59 ID:Sgzes8zf
>>71 三善の「遠い帆」は、近年の収穫のひとつですよ
CD化されないかな?
売れないか。NAXOSでも無理かな
FontecならCD化しそうだが。神奈川県フィルが「ひかりごけ」を自主制作CDRしていたけどその方向でも出来そうだが。
皮肉な話だが現代の最先鋭の作曲家より大正・昭和初期の作曲家の方が言葉の処理やオーケストラとの調整について優れているように感じられる。
まあこれは現代の作曲家が「言葉=英独仏」と考えてしまっているからだろうなと勘ぐったりして。
75 :
名無しの笛の踊り:2005/03/24(木) 21:39:37 ID:hXSDn+uz
>>74 鳴るほど。戦前のオペラの名作って、なにをきいたの?
76 :
名無しの笛の踊り:2005/03/24(木) 22:58:10 ID:3MQ8NZo/
俺のダチ公が「大奥」をオペラにしろ、と息巻いている。
>>76 なる●ま●りの「大奥--男三千人--」ちゅーやつか?
79 :
名無しの笛の踊り:2005/03/26(土) 00:16:10 ID:M3Ex6tJE
いやいや、こないだやってたテレビドラマの「大奥」。
春日局のやつさ。
青島広志氏に「不条理日記」とか「失踪日記」とかオペラ化させたらどうなるだろう・・
一度上演されたもののそれっきり再演されない作品とか台本と一部作曲したのに未完のまま放置されてた作品についても語ってみては?
高木東六の「春香」なんか数年前に蘇演されと良かったよ。
朝鮮つーよりフランスのエスプリ風味効いてて歌手の声が桶に消されず客席に届いてたし
83 :
名無しの笛の踊り:2005/03/30(水) 12:36:21 ID:wm5jSnfy
>>82 「家族そろって歌合戦」の高木東六先生!
メロディは、どうだった?
構築感は?
4月に菅原明朗作曲の「葛飾情話」がオリジナルに近い編成で上演されますな
85 :
82:2005/04/10(日) 19:43:54 ID:dj2qwh0A
私見だが男声陣が朝鮮的なメロディーなのに対し女声陣は宝塚の女役の様な可憐さがあった。
構築感・そこについて話せるほど耳もおつむもよくないが・・ドイツ・オーストリー系万歳派にはだだの伴奏ていどとみられそうだが軽やかでよろしい。
合唱を伴う舞曲の場面では各部のリズムが複雑に入り組んでいくところが面白かった。
86 :
名無しの笛の踊り:2005/04/12(火) 13:40:29 ID:slVmYdfC
羅生門、見た。
手古奈、歌った。
「葛飾情話」が赤羽会館で今日18:30より開演ですな。
「葛飾情話」
一応市民オペラなので出演者による荒川土手の活人画には拍手喝采
器楽が初演と同じ7人というのと会場が700人の中劇場のせいもあって歌詞は明瞭
、当時の歌謡の様でも有りしかも音楽が歌詞にシンクロしている。
器楽部分は歌とは違った教会旋方的超然とした菅原ワールド状態。
ただよし子が東京へ向かう合唱では管楽器がサーカスの呼び込みのごとき効果を出して都会の浅はかさを出してた様な。
7月には王子ホールの「オレステス--」が初演だな。
ほ
折口信夫の「死者の書」をオペラ化せんという強者な作曲家はおらんものか・・・
昭和にラジオドラマの為にほぼオラトリオのような作曲をした人はおるが。
94 :
名無しの笛の踊り:2005/05/18(水) 17:38:43 ID:0Pz0TmQV
なんか臭いねえ。その詳細もっとないのー?
うぅん・・作曲家のHPで記載があるだけで日本オペラ振興会では公演予定など無かった様に削除されてるし・・・
96 :
名無しの笛の踊り:2005/05/22(日) 23:39:34 ID:Zgrl1MSQ
長野県岡谷市で昨年オペラ「御柱」という作品が上演されてました。作曲者は不明。この作品は諏訪地方で7年毎(本当は6年毎)に行なわれる御柱祭を題材にしていて、6年前にも上演されています。
>>96 作曲・台本とも中村 透という方の様ですね
98 :
名無しの笛の踊り:2005/05/27(金) 10:21:51 ID:3gelH54N
制作費不足って、助成金を当てにしてそれが取れなかったからだろ?
99 :
名無しの笛の踊り:2005/05/27(金) 20:54:31 ID:0oU9qgFP
96です。
私はそんなにたくさんオペラを見た事ないんですが、個人的に音楽もよかったし、いい作品だったと思います。
>>99 それはよいことです。
前もって変な順列権威主義な知識を習ってから聴きに行くよりもまず自分の直感で「--だと思う」から始めるのは良い事だと思いますよ
秋に鳥取で「ポラーノの広場」再々演ですな
ええ
名古屋での「白鳥」世界初演誰かレポートしてや。
104 :
名無しの笛の踊り:2005/06/23(木) 11:36:09 ID:HjASa3uu
知人(オペラ歌手)は、「日本語の歌なんて歌いたくねぇ」ってさ。
>>104 そーゆー人多いね。ついでに「声の芸術性の絶対」を信じてバブリーな夢をみてるんだな。
106 :
名無しの笛の踊り:2005/06/24(金) 10:14:18 ID:dLgOyMBE
そのバブリーな夢、見てるのって、何歳ぐらいまで許されるのかな?
108 :
名無しの笛の踊り :2005/06/27(月) 10:47:04 ID:2TzXegty
9月にモーツァルト劇場で「不思議の国のアリス」が再演されますな。
初演時は舞台機構を装置として使用したりなかなか工夫のある演出だったがその他の装置が予算のせいか少なくて・・・
=人=;再演なんだから舞台装置が増えてます様に・・・・
「好色一代男」がオペラ化・・・・そういう時代になったか。
安部定ももうすぐだ!!
「愛の白夜」どーなん?
吉田隆子の未完の歌劇台本「君死にたもうことなかれ」がちと前に復刊されたが・・・
・・・島田某よりもいいじゃん。只それゆえに台本に負けない音楽を付けようとして挫折してしまったのかも・・・
援助交際目当ての少女達を次々殺していく男のオペラがあったな・・・
見たい
誰だよ作曲家は
>>115 神田の古本屋でヴォーカルスコアが手に入るかもしれん
>>115 後半にテレクラのシーンも出て来る。
殺人鬼は最後にわけ分らん方法で変な少女の術中にかかり自刃して死亡。
118 :
?????:2005/08/21(日) 00:42:29 ID:fSoxlN0h
間もなく「白鳥」初演
「不思議の国のアリス」は会場が初演より広くなっているがだいじょうぶか?
ハートのお姫・・女王様が「私の声が届かないのは私のせいじゃない。作曲家が悪いのよ」
と言い出さぬ事を祈ろう。
>>114 自分をどんどんクローン化して代替えしてくオペラもあったが
ローヤルゼリーと月齢で性転換するオペラもあったな。
最近の創作オペラ、侮りがたし。
水野修孝の「ミナモ」てE・T・Aホフマンのオペラ「ウンディーネ」が元ネタかなぁ・・・。
最後に世界中沈没しちゃって皆アボーンだし。
一柳慧は日常より非日常のことがらを音楽で表現したがってる気がする。
「愛の白夜」よりラヴクラフトの「銀の鍵の門を越えて」の方が題材としてあってるような・・。
124 :
満智子:2005/09/19(月) 13:17:30 ID:PXTmu8LI
「じょうるり」見に行ってきます
>>110 関西エロギャグヨカータ!。公演明日昼まで
>>126 作曲家は台本のイントネーションを把握するために邦楽の楽譜にしたものを五線譜に変換するなど試行錯誤だったらしい。
主人公はエロ男だが捨てられたり搾取されたりする女の立場からの視点も入っていたりする。
春の「おさん」と恐ろしいほど対象的。
四ッ谷会館で12/12 19:00開演で高橋悠治のモノオペラやるがな
129 :
名無しの笛の踊り:2005/09/26(月) 14:54:14 ID:kft+tkYt
「じょうるり」いってきました。
主役が1人、座ってしかめつらで歌う場面が多く、全体的に地味だったけど。
最後の若い2人のかけおちのシーンは綺麗だった。
それと、弟子の演技が光っていたと思った。
>>110>>127 舞台は旅籠を思わせる二階建ての装置と平台。これを人海戦術で異常な程転換しまくる。
主人公世之介は最初貧民・女郎のたむろする旅籠へ手代が現れ世之介の行方を探している間に手代自身が世之介に変身。
これからあらよあらよと手代から各男声陣に世之介役がバトンタッチされていく。
これは世之介が世の男性(または女性)のある種の理想像という解釈なのだろう。
混乱を来しそうだが演出の妙技で気付かない内に「次の世之介」に移っても当たり前の様に受け止めている自分にビクーリ。
世之介が求める好色は常に未知なもの面白いものである。好奇心が世之介の行動原理らしい。
ラストあるかどうかも分らぬ女だけの「女護ケ島」を目指して心の知れた友と強壮剤をたんまり載せた船で七福神のごとく去っていく。
なんか明るい和風エロ版「イージーライダー」の様だ。
ただ・・・「女護ケ島」に到着するまでは友とホモってるんだろうなぁと想像(世之介は驚異の両刀使いであるからにして・・)。
>>130 ピアノとチェロ、フルートの編成で何故にか「エキゾチックヂャパーン」でもなく「ブルジョア知識人に好かれそうな抽象日本」
でもない渋めの日本的な響き。・・何と表現すべきか・・。
萩京子vs山元清多の「日本文学オペラ」シリーズは「イロとカネ」がテーマらしいがその奥から「したたかな女達」という裏テーマがたち現れていく。
132 :
名無しの笛の踊り:2005/10/01(土) 17:43:08 ID:RYX7CfQL
あげよっと
東京室内歌劇場で曾根崎心中やるぞい!。