114 :
名無しの笛の踊り:
ルービンシュタインはショパンのエチュードの一部の曲が弾けなかったらしい。
そのことを広言して憚らなかったところにこの人の大きさがある。
ホロヴィッツも全曲弾けなかったがそんなことはおくびにも出さなかった。
115 :
名無しの笛の踊り:04/12/13 10:45:44 ID:aAM5Dbw/
この方のファンタジー、ちょっとエロさを感じます。
ホロヴィッツもそれは認めてる>エチュードを全曲は弾けないこと。
ルービンシュタインとホロヴィッツ、それぞれどの曲が弾けないんですか?
ショパンや、ヴァイオリンのパガニーニは、作曲家としてだけではなく
演奏家としても凄かったんですねぇ。
118 :
名無しの笛の踊り:04/12/13 12:03:02 ID:lp3CtdN/
>>117 作品10の1および2。ホロは10の6も弾きにくいと漏らしていた。
ただし、このご両人の要求がとてつもなく高かった結果であることをお忘れなく。
ピアノ科の学生が「全曲弾けちゃう!」のとは次元の異なる話です。
後半については、ショパンの時代のピアノ(タッチが軽く底が浅い)と
現在のコンサートグランドの違いも大きいと思います。
んjj
120 :
1:04/12/13 17:30:01 ID:kmKfuFof
ホロヴィッツが弾けなかったのは
op10-6ではなくop25-6だったと思います。
10-6はそれほど難しい曲ではありませんが、
25-6は両手ともに最高の三度の技術が要求されます。
この曲は得意な人とそうでない人がいます。
例えば、完璧な演奏で評判のポリーニでも
この曲ではミスタッチをしています。
それに引き換え、アシュケナージは三度が得意なので
非常に澄んだ音で楽々弾いています。
ホロヴィッツも、もちろん弾くことはできたのでしょうが、
それが聴衆に聴かせるレベルまで達しなかったと本人が
解釈したから、弾けないと言ったんだと思います。
やっぱりプロは考え方が違いますね。
121 :
名無しの笛の踊り:04/12/13 21:01:12 ID:8RpBGP6K
ホロヴィッツが唯一得意なのは、op25-10 だろう。
他は、もし弾けたとしても聴きたくない。
>>121 あなたはホロヴィッツのあのエグいOp.10-4と右手が恐ろしく雄弁なOp.10-8を
耳にしたことがないのですか?
123 :
118:04/12/13 23:23:08 ID:/Oyyp541
>>120 10−6は確かにあんまり難しいとは思わないが、ホロは弾きにくいと言っていた。
もしかして、右手の2−5の間隔があまり取れなかったのでは?
それほど大きな手ではなかったように思われる。
10−1はご両人とも弾かなかったが、あんまり芸術的な曲ではないので
スルーしたのかもしれない。
25−6で左手に3度は出てこない。とはいえ、丹念な練習を要求されるので、
コンサート活動に忙しすぎたルーには手が出せなかったのだろう。
>>122 あと、10−5も絶品ですね。
>>121 10-4はホロの70才ころの録音がいちばん気に入ってる、漏れは。
125 :
名無しの笛の踊り:04/12/15 14:07:05 ID:QA3fafJO
ルーの10−4もなかなかもものだ。確かモスクワライブに入っている。
モスクワではあと、10−5.25−1、25−5も弾いている。