1 :
あさくさ太郎:
オペラより親しみやすく、
だれでも楽しめるオペレッタを語ろう!
2 :
名無しの笛の踊り:04/08/30 14:09 ID:i04RrJnD
2 ゲ ト ず さ あ あ あ あ あ あ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ 〜 〜 〜 〜 ! ! ! ! !
3 :
名無しの笛の踊り:04/08/31 00:42 ID:/LbUzcuO
何をかたるんだ?
4 :
名無しの笛の踊り:04/08/31 01:29 ID:zGEn1RLe
タイトル羅列希望!
5 :
名無しの笛の踊り:04/08/31 10:41 ID:/LbUzcuO
こうもり
6 :
名無しの笛の踊り:04/08/31 10:50 ID:tiTRMSQe
ジルベスター逝くぞ。
7 :
名無しの笛の踊り:04/08/31 11:23 ID:RbOKIshB
メリー・ウィドー
8 :
名無しの笛の踊り:04/08/31 11:55 ID:/LbUzcuO
ウィーン気質
って、うぃーんきしつって読む人がたまにいて困る・・・
9 :
名無しの笛の踊り:04/08/31 13:30 ID:enqvdssT
ジプシー男爵
10 :
名無しの笛の踊り:04/09/01 00:43 ID:21E7Qg4p
マリツァ伯爵令嬢
11 :
名無しの笛の踊り:04/09/01 00:54 ID:yNODBo/2
チャールダシュの女王
誰がなんと言おうと一番はオッフェンバック。
モスクワのナナカマド
14 :
名無しの笛の踊り:04/09/01 09:50 ID:21E7Qg4p
>12
おっ!気が合うねえ!
全くその通りです。
で、お好きな演目は?
15 :
名無しの笛の踊り:04/09/01 11:25 ID:QukDYTSH
12ではないが、
パリの生活
16 :
名無しの笛の踊り:04/09/02 11:04 ID:rUlPcTIS
地獄のオルフェ
17 :
名無しの笛の踊り:04/09/02 19:00 ID:rK2bbmGE
ペリコール
ホフマン物語!
ミンコフスキの天国と地獄、近所のブクオフで1000円だったときに買っておけば良かった。
ジプシーの恋
20 :
名無しの笛の踊り:04/09/02 19:29 ID:wVS+aWXG
ジャンニ・スキッキ
21 :
名無しの笛の踊り:04/09/02 23:59 ID:Y2YWCq1O
微笑みの国
22 :
名無しの笛の踊り:04/09/03 00:29 ID:Pn32BbjN
ミンコフスキのオッフェンバックはほんとにいいね!
ああいう演奏でつねにオペレッタを聴きたいものだ。
23 :
名無しの笛の踊り:04/09/03 00:37 ID:fZL8PPXX
美しいエレーヌ
24 :
名無しの笛の踊り:04/09/03 02:21 ID:6cuY+t6J
ミカド
25 :
名無しの笛の踊り:04/09/03 13:19 ID:/XHriFxp
ヴェネツィアの一夜
26 :
名無しの笛の踊り:04/09/03 17:07 ID:RCv7QS1/
ルクセンブルク伯爵
27 :
名無しの笛の踊り:04/09/03 21:00 ID:KRs1JyI+
ロシアの皇太子
チょっちスレ違いになるが
浅草オペラの訳詞って古めかしいけど独特の情感があっていいよ。
29 :
名無しの笛の踊り:04/09/03 22:49 ID:1JvsxKNN
スレ違いじゃないんじゃない?
べつに作品名を列挙するだけのすれじゃないんだから。
といいながら、
ボッカチオ
30 :
名無しの笛の踊り:04/09/04 00:07 ID:C2VE31AJ
話題がないので作品名でつないでるだけでは?
といいながら、
パガニーニ
31 :
名無しの笛の踊り:04/09/04 19:51 ID:AeGfzyoM
32 :
名無しの笛の踊り:04/09/05 02:44 ID:ko2TZt0/
スッペが好きだといえよう。
ベアトリ姉ちゃん最高!
33 :
名無しの笛の踊り:04/09/06 00:09 ID:SSAAS42E
何だ、糞スレだな。
34 :
名無しの笛の踊り:04/09/09 10:24 ID:NsbJ9Utq
ヒンデミットの「今日のニュース」しらないんですが、
面白いですか?
っていうかオペレッタの定義って曖昧だけど、
どのへんまでオペレッタに入るの?
35 :
名無しの笛の踊り:04/09/10 11:20 ID:hZ6+EINf
36 :
名無しの笛の踊り:04/09/11 15:58:50 ID:VwixttNp
ロビンソン・クルーソー
37 :
名無しの笛の踊り:04/09/14 11:37:40 ID:nWIFYsNO
オペラでもR・シュトラウスの「アラベラ」とか「アリアドネ」とか
十分オペレッタっぽいですよね.
39 :
名無しの笛の踊り:04/09/15 01:29:33 ID:4oUCfzmo
ミュージカル語ってもいい?
40 :
名無しの笛の踊り:04/09/15 02:06:10 ID:GSWnJFGa
アリアドネとかアラベラはオペレッタじゃないよ。完全に。
それは、「こうもり」なんかと舞台の雰囲気が似ているというだけでしょ?
まあ、オペレッタの定義は曖昧だけど。
41 :
名無しの笛の踊り:04/09/15 13:01:02 ID:t5tiohiC
>>39 語れるほど聴き込んでいるならどうぞ。
「ロイド最高!」 「バンスタ最高!」 とかなら止めてね。
42 :
名無しの笛の踊り:04/09/15 13:28:55 ID:ONWXQFX3
「アナテフカ」は、ミュージカルとしてもオペレッタとしても少々
中途半端と感じる。映画化されたものはミュージカルとして
劇場で演奏される時にはオペレッタとして扱われている。
明確な線引きがどこにあるのかがいまいち解りかねる。
43 :
名無しの笛の踊り:04/09/15 13:32:31 ID:beUAu9nm
こうもりのオルロフスキーは、是非メゾに演じて欲しい。カウンター・テナー
だと、どうも面妖さとか、倒錯・退廃さが伝わってこない。
44 :
名無しの笛の踊り:04/09/16 01:50:09 ID:jKl0wQP7
でも、オルロフスキーってもともとテノールだよね?
個人的にはメゾのズボン役が一番好きだけど。
45 :
名無しの笛の踊り:04/09/17 12:03:44 ID:KjaODqhB
なんとかっていうアマチュア団体で『地獄のオルフェ』の上演するらしい。
なんか、広島原爆投下前後の設定だとか。
46 :
名無しの笛の踊り:04/09/17 23:40:29 ID:9xcVYrH7
ミュージカルネタでスマソだが、質問をひとつ。
最近コールポ−ターに興味を持ったんで
いろいろ彼の有名曲を聴いてみたいんだけど、
ジャズの歌手が歌ったCDはやたらたくさんリリース
されているけど、オリジナルのミュージカルの歌手が
歌ってアレンジもオリジナルに近いCDは見つかりません。
そのようなCDは出てませんかね?
47 :
名無しの笛の踊り:04/09/18 13:32:36 ID:U/+9Cxbj
48 :
名無しの笛の踊り:04/09/18 23:01:57 ID:l8sCRUcK
なんかミュージカルネタになるんだよな。
オペレッタとそんなに似てるか?
>>44 ベームのDVDのオルロフスキー役のおっさんはすごい雰囲気良かったよ。
最初どうにもならんほど退廃しきったいかにもなロシア貴族って感じで登場、
しだいに精気を取り戻して微妙に生き生きしてくる感じがたまらん。
こういうのもありなんだなって思った。
クライバーDVDのメゾソプラノがいちばん好きだけどね。
両方とも歌手名忘れた。スマソ
50 :
名無しの笛の踊り:04/09/18 23:45:26 ID:YaH4K2sc
美しきエレーヌの、パリ現代演出版見た人ー?
見てないなら見てねー
最高ー!!!
51 :
名無しの笛の踊り:04/09/19 06:58:13 ID:YsFMwObO
見た見た!
ミンコフスキ指揮のでしょ?
DVDでみましたよ。
是非ナマで見たかった!
>>49 ベーム指揮のはヴィントガッセン。
クライバー指揮のはファスベンダー。
オッターなんていいのではと思うが、
やっていないのかな?
>>49 ベーム盤のヴィントガッセン,彼の最後の録音だそうです.
そんなにいいんですか!それは是非聴いてみたい.たしかDVDになってましたよね.
そういえばコロも3年前の来日公演でアイゼンシュタイン歌ってたし
退役へルデンテナーはこうもりが得意なんでしょうか.
オッターのオルロフスキーは衣装がすごく似合いそうで観てみたいです.
美しきエレーヌはウニテルの映画で見てはまっているので
パリ演出盤(ロットでしたっけ)もぜひ観たい.
53 :
名無しの笛の踊り:04/09/19 14:07:47 ID:zYtxG1xC
エレーヌはユニテル映画とミンコフスキー版はかなり違う。
ユニテルはドイツ語だし、オーセンティック志向くそくらえ(この制作当時そんな潮流なかったけど)のアレンジ・オーケストラ版。演出は奇抜というより野放図で、井上ひさしの人形劇みたいな楽しさがある。歌手はえらく豪華。
オッフェンバックファンは両方観ておくべきだろう。
ドイツ語版オッフェンバックは、彼がドイツ人であるとか、生前もウィーン初演をほとんど自ら手がけたとかという以上に、死後から1970年代までの上演の中心をドイツ・オーストリアで担ってきたという伝統の厚みがある。
そのかわり本国フランスは百年近くさぼってきたぶん、まさに冷凍保存で蘇ったかのような新鮮な強みがある。
どちらも捨てがたいところがこの作曲家の懐の広さだろう。
前に「ぺリコール」DVD(フランス版舞台)見たがよくわからなかった。
主演のマリア・ユーイングだけは良かったけど。
「青ひげ」DVD(ドイツ版映画)はそれより面白かったけど、訳のせいか
ギャグがいまいち唐突な感じがした。
「エレーヌ」「天国と地獄」DVD(ミンコフスキー版)を近々見る予定。
オッフェンバックはおそらくギャグのセンスが良すぎて、当時の時代の
文脈を離れるとわかりにくくなるんだろうな。演出にはそうとうな工夫と
お笑い芸人ばりのギャグのセンスが求められる気がする。
それに比べて「こうもり」はずっとぬるいけど、普遍的なストーリーの
面白さがあるから、どう演出しても時代を超えて楽しめる。
>>53 >ドイツ語版オッフェンバックは、彼がドイツ人であるとか、生前もウィーン初演を
ほとんど自ら手がけたとかという以上に、死後から1970年代までの上演の中心をドイツ
・オーストリアで担ってきたという伝統の厚みがある
なるほど。それでドイツ版が多いのね。
55 :
46:04/09/19 20:05:28 ID:OdPcSYBn
>>47 サンクス。参考になりますた。
またミュージカルネタですまんのだが、
コ−ルポーターやジェロームカーンだとかは
自分のミュージカルのオーケストレーションは
自分でやってたのでしょうか?
ブロードウェイでは専門のオーケストレーターがいて
分業化が進んでるみたいだけど、ポーターやカーンの時代は
どうだったのでしょうかねえ。
オペレッタネタじゃなくってスマソ。だってミュージカルを
語るスレッドを探しても無いんだもん
56 :
名無しの笛の踊り:04/09/20 02:34:52 ID:hifqp+ym
そうなんだよね。
オッフェンバックの面白さってあの時代と密接に繋がっているから、
いまの時代にやるためにはそれなりの新鮮なギャグというか、
コンセプトが必要でしょうね。
>>45 どうしてそういうゲスな形でこてこてのお約束のご当地ネタをやるのかね。
っていうかどう収拾をつけるのさ、あんな惨苦と、あの作品を。
>>56 つーか、見る側に通俗的でいいからギリシャローマ神話の常識があれば、それなりに楽しい。
阿刀田やトーマス・ブルフィンチあたりのようなれべるのものや、呉茂一あたりの文庫上下二冊をみとけば
演出は茶目で享楽的な雰囲気、あるいは社会にある建て前とそれをからかうような本音、を漂わせておけばいいでしょう。
諷刺やなんやを盛り込むのは上記のベースをきちんとさせてから。
オフェンバックについては80年代の後半に読みやすくてまとまった評伝?伝記?が出てます。
59 :
名無しの笛の踊り:04/09/20 11:10:08 ID:hifqp+ym
そうですね。ギリシャ・ローマ時代の神話の知識はベースに必要ですね。
でも、その世界を借りて物語を構築しているだけで、
必ずしもそれが鑑賞に必須化といえばそうでもないと思います。
オッフェンバックの作品を当時のままのコンセプトで上演されるなら、
むしろ、バルザックやゾラの作品を5つ,6つ方が良い。
第2帝政期のパリの社会などを頭に入れることこそ必須になるでしょう。
じゃないとあのパロディーの意味はわからないです。
『地獄のオルフェ』『美しきエレーヌ』だけがオッフェンバックじゃないし。
60 :
名無しの笛の踊り:04/09/20 11:14:34 ID:hifqp+ym
つづき
そんなことがあるから、
オッフェンバックをそのスピリットにのっとって現代上演するなら、
現代の社会を反映した大胆な読み替えが必要だと思います。
既出のパリの『エレーヌ』なんかはその点上手くやっていると思う。
原爆投下前の広島に設定を移すってのはナンセンスだと思いますが、
その団体がそれを分かった上であえてやるのなら、
もしすごいレベルで成功すれば面白いと思う。
それくらいのタブーを犯したパロディを受け付ける許容量を、
オッフェンバクは持っています。
まあ、普通にやれば失敗するわな。
61 :
名無しの笛の踊り:04/09/20 11:16:34 ID:hifqp+ym
ラスト
だから、「風刺はそれから」ではなく、
風刺ありき、パロディありき、がオッフェンバックの本質でしょう。
まあ、そうなんだろうけど、「演出」はあまりイラン、と思うけどね、
ギリシャ神話の「キャラ」を把握してないと、なんでそのキャラがすることがおかしいのか、と言うことがぼけちゃうんだよな。
マアそういうならもう思い切って「キャラの本質」だけに着目してギリシャ神話なんか忘れてしまっても良いわけで、
それを⇒るんならベタベタな喜劇にした方が楽しめると思うな。
ヘンに時代性や諷刺、と言うものを当世風に織り込むのはどうかなあ・・・
それって、〜を諷刺してんだろ? といわれても 「は?ただのギリシャ神話のパロディーですけど、なにか?」
と言うくらいの装いがあってこそよくできたもので、露骨な表現はどうもなあ・・・
63 :
名無しの笛の踊り:04/09/20 11:47:55 ID:hifqp+ym
でもその露骨さがオッフェンバックの本質では?
特に初期の1幕ものなど、直接的な風刺しかない。
べたべたな喜劇以外の何物でもない。
みんなそのパロディのぎりぎりな危うさが楽しくて
劇場に通ったのだから。
あの時代のパリのプチ・ブルジョアあるいは
生活に余裕のある上層の労働者たちは
(つまりブッフパリジャンに通ったお客たちは)
現代の日本では考えられないくらい政治・社会へのコミットメントがあった。
ただ、それが素晴らしいクオリティーを保っているのは、
ひとえに音楽の力ですね。
個人的にはオッフェンバックの音楽はモーツァルトに匹敵すると思ってる。
64 :
名無しの笛の踊り:04/09/20 12:23:27 ID:QAkSUxCZ
ミュージカルとオペレッタを両方聴く人はいないわけではないが、両方に詳しい人は案外すくないと思う。
私の回りではやはりオペレッタをオペラの延長線で聴いている人の方が多い。
ミュージカルは専門のスレを立てたほうが話が弾むのでは。
>>64 このスレをミュージカルヲタが荒らし始めたら、別スレたてましょう。
分離しても両方とも過疎スレになる悪寒がするので。
>>63 どうかなあ、そんなに肩肘張ったものかな。
それにほんとによくできた諷刺って言うのは
発言をした当人はとぼけてて、勝手にまわりが論争おっぱじめちゃう、というようなもんだと思うんだが。
(じっさい、そういったはこびになったようだし)
音楽については同意。 内声が譜面面は単調なんだが弾くとなんとも美しい、なんて所も似てる。
ま、でも漏れの方が勉強不足だから、これくらいにしとく・・・
68 :
52:04/09/20 15:32:46 ID:gZWo7uzL
オッフェンバック初心者としてはこのスレすごい勉強になります.
皆様お詳しいですね.
「ホフマン物語」も含め,音楽の夢見るようなぽわーんとした雰囲気が
一つ間違えばぎすぎすする物語をオブラートにくるみ,
魅力的にしていると思います.(すべて酔っ払いの発言だから許せ,みたいな)
皆様の御薦め演奏,曲をご教示頂けましたら幸いです.
69 :
46=55:04/09/20 21:00:53 ID:2aWUK7lf
>>64 >>65 ミュージカルネタを書きこんだものです。
漏れは別にミュージカルヲタではないし、
ミュージカルの質問がしたかったけど、専用のスレがないので
オペレッタスレならミュージカルにも詳しい人が居るかと
思いここで質問をしました。
もうこのスレにミュージカルネタは書きこみません。
荒らすつもりは毛頭無いので、誤解させたならごめんなさい。
70 :
名無しの笛の踊り:04/09/20 21:53:23 ID:hifqp+ym
べつにミュージカルネタあってもいいと思うけど。わしは。
ただ、オペラサイドからミュージカルを語ると話が通るけど、
ミュージカルサイドからオペレッタを語ると訳わかんなくなる、
ってのは確かにあるんだよね。
71 :
名無しの笛の踊り:04/09/21 02:02:05 ID:nZT1J1me
>>69 65氏はあなたのことを荒らしといったのではなく、荒らしにならない限りはミュージカル関連の書き込みなども排除せず迎えてあげたらという意味で書いたのだと思います。
ただ、オペレッタ&ミュージカルという聴き手が案外少なく、オペラ&ミュージカルとか、三分野とも聴くという人の方が多いのも確かなので、クラ板の中に「クラではないかも知れませんが・・・」の注釈つきでミュージカルスレを別に立てるという手もありかと。
72 :
名無しの笛の踊り:04/09/22 12:45:23 ID:6/Rlr68a
ミュージカルを語りたい方の意見というのも聞きたいですが、やはり伝統と発展の有る世界を、文化として語りたいものです。
73 :
名無しの笛の踊り:04/09/22 14:47:34 ID:CMrr4DgO
それはオペレッタが伝統と発展があることを前提にしての発言?
ちなみにわたしはオペレッタヲタたが。
オペレッタで困るのは、現代においてその発展が見込めるのかという点。
74 :
名無しの笛の踊り:04/09/22 20:20:18 ID:J1Z0Yblp
>73
新作という意味においては、ないと思います。
クラシック全体がそういえないこともないのですが、それでもシリアスなオペラや現代音楽は細々ながら新作を望めるものの、本来は大衆音楽であり、19世紀風の舞踏音楽に依拠するところの多いオペレッタは新作に関してはミュージカルに引き渡したと考えたほうがよいでしょう。
ですが、保存、発掘や上演に絞った楽しみ方だけでもずいぶん大きな世界だと思うのですが。
こうもりしか見たことないや。
76 :
名無しの笛の踊り:04/09/23 00:36:43 ID:M84sUyo2
>>74 いや、それは分かった上での話、
上演において今以上の発展が見込まれるのかということですよ。
77 :
名無しの笛の踊り:04/09/23 02:57:46 ID:rjgvRDC0
>>75 可能だと思いますよ。
商業的な意味においては、メロディが単純で美しく雰囲気が華やかという、もっと観客のすそ野が広がって良い余地を持っている。
演奏面においては、たとえば「こうもり」はクライバーでどん詰まりになるかと思える衝撃を与えたが、これ以外の演奏が今後とも必要ないとまで言い切る人は多数派ではないだろう。
カラヤンのメリー・ウィドーやミンコフスキーの天国と地獄にも似たことがいえる。
上演面においては、オペレッタは元々ストーリーがいいかげん(と言って悪ければフレキシブル)なものが多いので、新演出や構成変更はオペラよりやりやすい。
(ただし、古風な話が多いので極端な演出をやると破綻しやすい)
ただ、理屈は以上のとおりだが、ユニテルの「チャルダシュの女王」「ヴェニスの一夜」「こうもり」(ベーム)とか観てると、現代ではなかなかこれだけ歌手が揃わないだろうなとか少し悲観してしまう。
それはオペラにも言えることだが。
78 :
名無しの笛の踊り:04/09/24 17:03:56 ID:iAKRxSql
クライバーの「こうもり」は1986年版以外にビデオは存在しないんでしょうか。
79 :
名無しの笛の踊り:04/09/25 14:32:43 ID:4hQaliYE
>>68 私はドイツ版が好きですね。ウィンナオペレッタの名手マッテスがエレクトローラ(EMI)に何本か録音していますが、「天国と地獄」はまだ国内盤がでているはずです。
フランス版ではミンコフスキーよりプラッソン。特に「パリの生活」。トゥールーズのオケはホントいい音出してます。
歌手では堅物なワーグナー歌手だと思われていた(フランス人なのにフランスオペラが苦手といわれていた)クレスパンが面目一新。
彼女はこの前後けっこうオップェンバックにのめりこんだんじゃないのかな。ドイツで認められたフランス人歌手がオッフェンバックで自己発見というのは面白いですね。
80 :
名無しの笛の踊り:04/09/27 05:54:52 ID:mhL6c94M
81 :
名無しの笛の踊り:04/09/27 17:07:30 ID:sfTPeXs3
うーん。
マッテスがウィンナオペレッタの名手かどうかは疑問があるんだよね。
単に、録音レヴェルで考えると一番数も多いんだが、
彼が実際に劇場でオペレッタの中心的存在かといえば
ぜんぜんそんな事はないし、
演奏自体もウィーン、パリのスタイルではなく
明らかにドイツの田舎スタイルだしね。
ウィンナオペレッタの正統的な指揮者としては、
ルドルフ・ビーブル、フランツ・バウア=トイスルとか、
メルツェンドルファーとか、枚挙に暇が無い。
イタリアオペラにスタイルがあるように、
オペレッタにもカッコたるスタイルはあるのだ。
82 :
名無しの笛の踊り:04/09/27 18:10:05 ID:jLBYBAEM
ウィンナオペレッタは現在は上演機会からいえばオーストリアよりはコミッシェオパー、メトロポール、ゲルトナープラッツを持ち、宮廷歌劇場系以外の大部分の歌劇場がオペレッタをレパートリーとするドイツの方が上演機会が多い。
(オッフェンバックのフランスについても同じことがいえる)。
マッテスはそのへんが活動拠点だから、確かに正調ウィーンスタイルとは異なる。
ウィーン風ということでは、出来不出来もあるがやはりシュトルツ、それ以上に良いのはパウリクだろう。
私はドイツ風ウィンナオペレッタも独自の味があって好きだが、ユニテルの映画、エレクトローラ、オイロディスクの大部分、アカンタなどこっちの系統ばかりで、ウィーン風の録画録音が少ないのは確かに残念に思う。
メルヴィッシュものと日本のカメラータ・トウキョウぐらいか。
83 :
名無しの笛の踊り:04/09/27 21:46:23 ID:sfTPeXs3
メトロポールっていまでもオペレッタやってます?
84 :
名無しの笛の踊り:04/10/02 20:42:31 ID:6dNqED+Y
本日CD屋さんでEMIの「レハールオペレッタ全集」発見.14枚組み.7000円弱.
手持ちのCDとダブりはなくて魅力的だったが
レハールばっかり14枚って・・・ワーグナーじゃあるまいし.
聴く時間あるのか?と思い
とりあえず買わずに帰ってきた.
でもどうしようかな・・・買っちゃおうかな.
85 :
名無しの笛の踊り:04/10/02 20:51:54 ID:hS85Cl3z
演奏者は?
ホスコフスキー、ワルベルク、マッテスですか?
87 :
名無しの笛の踊り:04/10/02 21:55:55 ID:hS85Cl3z
ああ、70年前後の録音集めただけですね。
どれもカラヤンみたいに格別ブッとんだ演奏ではないので、レハールに興味のない人は全く買う必要はないと思いますよ。
オペラは聞かない。オペレッタしか聴けない。低脳だから。
しかしオペレッタのウィットは非常に愉しい。
オットー・シェンクの回転演出もそうだし、本人が刑務所長やったこうもりも絶品
89 :
名無しの笛の踊り:04/10/02 23:04:50 ID:hS85Cl3z
>>88 特別にオペレッタとオペラを分けて考える必要はないと思いますよ。
シュトラウス、スッペからは「皇帝の船大工」「オペラのおけいこ」「マルタ」「ウィンザーの陽気な女房たち」あたりは大差ないし。
私はお気楽ドイツオペラというカテゴリーで考えています。モーツァルトやR・シュトラウスがこれに入るかどうかは少し微妙ですがね。
90 :
名無しの笛の踊り:04/10/02 23:17:48 ID:s0D1n1QD
バラの騎士はオペレッタに見えるのは漏れだけか?
91 :
名無しの笛の踊り:04/10/03 02:17:32 ID:NNYwcQOB
>>90 オックスワルツはヨゼフ・シュトラウスの曲だし、オペレッタ的な側面はいっぱいあるが、やはり違う。
長さをふくめてオペレッタファンに軽々に勧められるシロモノではない。
ただし、大胆に改変すればオペレッタに化けないこともないとは思う。宝塚歌劇版ってどんなんだったんだろう。
92 :
名無しの笛の踊り:04/10/03 21:42:29 ID:mttImNbI
本日ユニテル映画の「微笑みの国」視聴.
ルネ・コロの歌唱が圧倒的.すごい.ただし強引なメイクに笑ってしまった.
「この異国人の目が君にはみえないのか・・・」とか歌っているが
どう見ても青い目なんですが(笑)
音楽もとっても美しく音楽だけならメリー・ウイドウを超えていると思います.
ただ救いがたいのが後味の悪さ.せっかくオペレッタなのだから
もうちょっと結末がなんとかならなかったんですかね.
オペレッタの範疇に入ってますが,題材の深刻さや歌のボリュームは
オペラの部類だと思います.音楽だけ聴いた方が楽しいかも.
93 :
名無しの笛の踊り:04/10/03 21:58:04 ID:9xMAaIzg
ルネ・コロは背の低さを除くと典型的ドイツ人ルクスですから東洋人役は無理ありますよね。
「微笑みの国」だけでなく、レハールは中期以降の作品はほとんどアンハッピーエンドですよ(「ジュディッタ」なんか暗い暗い)。
ただ、楽しいナンバーもおさ怠りなく散りばめるので(微笑みの国」だとミー姫の受け持ち曲とか)やはりオペレッタとしての人気は高いのです。
売られた花嫁なんかはどうかのう・・・・
95 :
名無しの笛の踊り:04/10/06 11:25:31 ID:fcbuiJ9B
>>93 コロって背が低いの? 全然知らなかった。
96 :
名無しの笛の踊り:04/10/06 18:55:01 ID:7GV/Ljfb
テノールは発生のメカニズムからか背の低い人が多いみたいですね。
コロもドイツ人としては低いほうでしょう。
97 :
名無しの笛の踊り:04/10/08 20:02:17 ID:jSdHYEhs
>>94 なんか違う感じがする。同じ非ドイツ系ハプスブルク領のハンガリーに生れたカールマンやレハール(この人はドイツ人だそうですが)は「オペレッタ!」という感じがするのにね。
チェコ語なせいだろうか。あるいは、ドイツ語で育ったスメタナがあえてチェコ語台本で作曲した民族音楽的意気込みのせいだろうか。
別にオペレッタとドイツ語は不可分でもなんでもないんだけどね。ところでカールマンがハンガリー語で書いたオペレッタって御存じの方、います?
>>97 さよか、まあ確かに野の香り溢れる溌剌たる趣はオペレッタ風のまったりした感じにはあわんかもなあ・・
でも上演史では圧倒的にドイツ語圏でドイツ語で上演されてきた作品だと聞くがのう・・・
ロルツィングやフンパーディンクなんかはどうなのかのう・・・
99 :
名無しの笛の踊り:04/10/09 19:45:07 ID:DWg/iSBz
ロルツィングはスッペに近いかな。
フンパーディンクはホイベルガーを連想する。
ともにオペレッタと呼んでも全然違和感ない。スメタナもドイツ語で聴けばそう。
だいたい、ドイツオペラって「オペレッタ」「ジンクシュピール」「楽劇」「イタリア語もの」でほとんど占めちゃってるんじゃないの。
100 :
名無しの笛の踊り:04/10/09 20:56:55 ID:Dwmuydcy
100!
101 :
名無しの笛の踊り:04/10/11 23:08:43 ID:neI7HGDK
ここのところユニテル映画の影響もあってオペレッタにどっぷり.
現在「小鳥売り」を聴いているがCDに歌詞全訳が付いておらず
(輸入盤だから英語版が付いていると読んだが甘かった)
話の内容さっぱりわからん.音楽の友社あたりから対訳出ないかしら.
あと,これもDVDで出て欲しい.(ドイツ語字幕はとっても勉強になる.)
学生時代以来久々にドイツ語の教科書を持ち出したくなった.
99の4種に入らないのってRシュトラウスの一部と「魔弾の射手」「フィデリオ」位?
(あえていえばジングシュピールに入れられるかも)
私はフロトウ「マルタ」がほのぼの路線でオペレッタっぽくて好き.
102 :
名無しの笛の踊り:04/10/12 00:03:28 ID:TFoCxKJY
あとワーグナーの前期作品なんかもそうです。
それと、「フィデリオ」はジングシュピールです。喜劇じゃないけど。この種のシリアス&ハッピーエンディングは演劇でも音楽劇でも超少数派ですね。
(コミカル&アンハッピーエンディングはレハールと藤山寛美が得意だけど)
要するに、オペラとオペレッタの区別なんてのは全く無意味ということですよね。
「小鳥売り」はストラータス、ポップ出演のユニテル映画が存在するはずなんですが、本国のカタログからも消えています。なぜでしょう。
103 :
名無しの笛の踊り:04/10/12 22:50:12 ID:lvpFPY/2
ユニテル映画あるんですか.しかもポップ!!絶対映像で観たい!!
貴重な情報ありがとうございました.
ドリームライフ社のアンケートはがきにリクエスト書いちゃおうかな.
(他にもユニテルの舞台記録やオペラ映画でDVD化して欲しいものは山ほどある.
映画の「アラベラ」「アリアドネ」バイロイトの「タンホイザー」・・・)
「フィデリオ」はジングシュピールでいいんですか.なんか途中の音楽が
妙に怖かったりして不思議な曲だなーと思ってました.
どっちかというと(これも途中怖いが)「魔弾の射手」の方が好きかも.
ドイツオペラってとっつきにくいと思われているけど
イタオペよりも実はどろどろしてなくて明るい気がします.
どろどろ系(例えば「トリスタン」とか「黄昏」)でも
現実離れしててカタルシスがあって後味が良いんですよね.
マイスタージンガーなんて4時間半かかる壮大なラブコメだし.
104 :
名無しの笛の踊り:04/10/14 20:17:04 ID:ZJi8BkFG
さすがにワーグナーまで平易だとは思いませんが、ドイツオペラの方が実はイタリアオペラよりとっつきやすいというのは賛成です。
(個人の好みにもよるでしょうが)
私はジンクシュピール→ロマンティックオペラ→オペレッタという流れこそがドイツオペラの嫡流だと思っています。
スッペあたりがこの流れを鷲掴みにしているので、もっと再評価されると面白いのですが。
105 :
名無しの笛の踊り:04/10/16 00:12:42 ID:G/Z26Yw2
ワーグナーは長いですもんね.言葉の数も多いですし.
マイスタージンガーの2幕,実際に舞台を見て好きになりました.
夜中に駆け落ちをたくらむ若い二人に
変な求婚者の歌とか靴屋の歌とかいっぱい出てきて
なんだかわかんないけどドサクサまぎれで最後は大乱闘という落ちがいいです.
(バイロイトのLDだと舞台に本当に水まいてます.掃除大変そう.)
私も学生時代はイタオペ派でオペレッタの良さがわからなかったのですが
社会人になってからはもっぱらドイツオペラ,オペレッタです.
現実の世界でストレスが多いと,血の気の多い曲は聴いていて辛いです.
ワーグナーは大丈夫なんですよ.現実にありえないから(笑)
ヴェリズモとか聴かなくなっちゃったなあ.昔は大好きだったんだけど.
106 :
名無しの笛の踊り:04/10/17 23:39:48 ID:d59439T0
なんか、ここのところの書き込みを見て、
改めて思いましたよ。
オペレッタの定義って、本当に曖昧ね。
107 :
名無しの笛の踊り:04/10/18 23:38:52 ID:280lnWUE
あいまいなところがオペレッタの良さなんじゃないでしょうか.
いろんな物が雑多に詰まったおもちゃ箱みたいな,良くいえば懐が深い.
昨日オペレッタアリア集を買ってきて聴いていたのですが
キャバレーソングみたいなのやフランク・シナトラか?というのや
本当にいろんな曲があって楽しかった.
奥が浅いようで実は深い世界だと思うので
もっといろいろ聴いてみたいなと思いました.
108 :
名無しの笛の踊り:04/10/19 19:21:42 ID:jNfohB8g
16日晩BS−Hiの「メルビシュ湖上オペレッタ2004
伯爵令嬢マリッツァ」見ました?
一度、現場に観にいってみたいですわ・・・
109 :
名無しの笛の踊り:04/10/19 23:01:34 ID:5v2aUEv9
結局、「オペラとオペレッタは本場では厳然と区別されていて・・・」とか、その違いをしっかり説明できないくせに知ったかぶりをふりかざす人間が多すぎたということだ。
旧宮廷歌劇場系のオペラハウスはオペレッタを上演しない、っていったって古くは「こうもり」に始まって、最近は「メリー・ウィドー」も例外になりつつあり、元からいいかげんな基準でしかなかったことがバレバレになっている。
格式張ったバイエルン国立歌劇場が初めて「こうもり」を上演したとき、天才クライバーの指揮に限って例外的に認めた、なんてもっともらしく解説されていたが、天才が去ったのちも延々と上演しているしね。
110 :
名無しの笛の踊り:04/10/20 00:11:49 ID:vFYJC1RJ
>>108 最近クラシック関係の良い番組は全部ハイビジョンに持ってかれてますね.
(うちでは観られない.ぐすん.NHKのばかー.)
DVD化されたら買おうと思ってます.
メルビッシュ,私も一度行ってみたいです.
教育テレビの芸術劇場で特集をしていてちらっと舞台の様子が映ったのですが
すごい楽しそうかつ豪華な演出でした.舞台を汽車が走ってたりする.
そういえばこの間,芸術劇場でフォルクスオパーのガラコンサートの特集もしていたし
ユニテルのDVDもいっぱい出ているし,オペレッタが流行の兆し?
オペラ自体、お間抜け寸劇なのに、
オペレッタなどとは、
国辱にも程がある。
112 :
名無しの笛の踊り:04/10/20 01:03:28 ID:17HEpzZL
ユニテル(ドリームライフ)も解説書にミスが多かったり、ジャケットの写真がもひとつだったり、不満は多いのですが、やってくれたことだけでも壮としましょう。
それにしてもリージョン同じなのに、ドイツ・オーストリアではDVD出さないのかな。
この一連の映画が撮られているころは、オイロディスクとかエレクトローラの録音も盛んで、ウィーンではなくミュンヘンこそオペレッタの都という感じだったけど、今はどうなっているんでしょう。
113 :
名無しの笛の踊り:04/10/21 00:13:48 ID:TAb3pA49
ミュンヘンは確かに録音や映画では圧倒的なオペレッタの都だけど、実演ではどうなのかな。
最近のフォルクスオパーやコミッシェオパーはあまりオペレッタに力を入れなくなったそうだから、案外ゲルトナープラッツのあるミュンヘンの方が沢山見られるのだろうか。
114 :
名無しの笛の踊り:04/10/25 22:03:05 ID:v8fYysPM
フォルクスオパーってあんまりオペレッタに力入れてないの?
いかにもオペレッタのメッカという感じがするが.
(海外事情に詳しくないのでイメージだが)
115 :
名無しの笛の踊り:04/10/25 22:42:54 ID:4ozAlTuE
>114
シュターツオパーとの棲み分けとしては、やや小ぶりな劇場で安く気軽にオペラを楽しむための、というのがコンセプトだから、あまり大編成・長大でないドイツオペラとか、外国(主にイタリア)オペラのドイツ語上演なども重要なレパートリー。
ミュージカルなんかもやる。
一時期にくらべると最近はオペレッタが少なくなっているかも知れない。
116 :
名無しの笛の踊り:04/10/28 23:41:40 ID:4+XD5pl+
落ちちゃうと悲しいので上げときます
117 :
名無しの笛の踊り:04/11/03 08:13:24 ID:pCDjJSVI
あげ
118 :
名無しの笛の踊り:04/11/03 10:08:10 ID:QEMd8Mlv
>114
劇場のHPを御覧なさい。
あとoperabaseというサイトで世界の劇場の公演が
チェックできるのでご参考まで。
大手クラシックサイトのリンクにも載ってるよ。
119 :
名無しの笛の踊り:04/11/05 23:01:23 ID:aYQmjnmX
70年代のメラニー・ホリディのメリー・ウィドーの放送を見たことが
ある。フォルクス・オーパだったかな?演奏もバレエも大変うまくって、
感動したのを覚えている。
121 :
名無しの笛の踊り:04/11/07 00:59:04 ID:W/dS1w/R
>>120 それ私も当時観ました。マキシムのダンスシーンは大受けで2回くらい
アンコールしてましたね。
あの放映でメラニー・ホリデイは一挙にスターになった。
美人で踊りもできて声もきれい。歌もそこそこ上手い。
オペレッタ歌手としてはバランスの取れた良い歌手だと思うけど、
日本限定人気なんだよね。CDもほとんどが日本での企画では。
投げ売りされてたので何枚か買い込んだな。
122 :
名無しの笛の踊り:04/11/07 01:45:00 ID:p91qmi2Z
こうもりの実演は、ウィーン国立の来日公演とフォルクスオーパの
来日公演、それからベルリンに行った時にコーミッシェでクライツベルク
の指揮で見ました。
同じこうもりでも、それぞれ個性があって、どれもよかったです。
特に印象にのこっているのは、フォルクスオーパの合唱が予想以上に
うまかったこと。「兄弟よ、姉妹よ、ともに親しく」っていうあの合唱が
大変素晴らしくて、感動しました。
そろそろ年末になるとこうもりの季節ですね.
恥ずかしながら実演では1回しか観たことがありません.
(ハンガリー国立歌劇場の来日公演.ルネコロ目当てでした.)
何年か前,二期会の公演のチケット持ってたんだけど
当日になって仕事で行けなかったしなあ.
今年は日本国内,どこかで公演あるのかしら.
新春はメリーウイドウがあるみたいですね.
>>114 たしかにフォルクスオーパっていうとオペレッタが得意でうまいけど、
年がら年中オペレッタばかりではない、っていうか、ミュージカルのほうが
多いよねえ。やっぱりウィーンでも大衆うけするのは、オペラ・オペレッタ
よりもミュージカルなんだろうねえ。運営も楽なんだろうか。
オレも何年かまえに、シーズン中に何とか段取りつけて5日間ウィーンに
乗り込んだけど、その間残念ながらフォルクスオーパではオペレッタは
やってなかった。
シュターツオーパとムジークフェラインとコンツェルトハウスではオペラ
とコンサートが聴けたけどね。
125 :
名無しの笛の踊り:04/11/13 00:05:47 ID:FXM8EgZ9
126 :
名無しの笛の踊り:04/11/13 12:05:35 ID:GXsfnhwo
フォルクスオパーの伝統的な主力演目はイタリアオペラのドイツ語上演です。
オペレッタはその次。
ただ、来日した80年代前半はオペレッタに力を入れていた。
127 :
名無しの笛の踊り:04/11/17 13:46:19 ID:4gWWTyPq
128 :
名無しの笛の踊り:04/11/20 05:04:43 ID:9g9hNPi0
>>120 初来日のときTVに出たのはコラーだったと思う。民放i9.放送だったの
でつが、ホリデイ出演でNHKが放送したのは82年のときではなかったかな?
129 :
名無しの笛の踊り:04/11/20 12:12:23 ID:TJBVkYUb
ホリデイにかきらずオペレッタの世界もアメリカ人、イギリス人の出稼ぎが目立つが、やはりドイツ、オーストリアのほうが働き口は多いのだろうか。
アメリカの地方歌劇場でのオペラ、オペレッタ上演はどうなっているのだろう。
人口あたりではドイツにかなわないとは思うが、絶対数では大差ない(ひょっとすると多い?)感じがするんだが。
ドイツのほうが公的補助が豊富なのが魅力なのか、英語上演するようなところでは修行にならないと思って渡欧するんだろうか。
130 :
名無しの笛の踊り:04/11/23 21:48:35 ID:MBGEjL+e
確かにメットでオペレッタを上演しそうな雰囲気は
あんまりないですね.(こうもり位はあるでしょうが)
レハールもカールマンも音楽に結構ハンガリー色が残ってますし
欧州の人にとっては民族音楽のような背景が残っているのかもしれません.
台詞がウイーン訛りってのもまた楽しいです.
(ウイーン気質とか,思いっきり”ヴィアナーブルート”って歌っていたりします)
131 :
名無しの笛の踊り:04/11/24 11:06:26 ID:Xyz09gnO
オペレッタの今後の課題としては、
日本も含めて、欧圏以外での上演がどれだけ広がるかということ。
上で皆さんが書かれているように、
とてもローカルな土壌で生まれたジャンルだから、
そのスタイルを守りながらインターナショナルに通用するのは
難しい問題を沢山持っているんでしょうな。
132 :
名無しの笛の踊り:04/11/24 11:30:48 ID:1xntVZ91
欧圏というよりは、もっと狭くて、ドイツ語圏プラスアルファ(旧神聖ローマ帝国?)のローカルかも知れない。
フランスはやっと最近オップェンバックを上演するようなになってきたが、まだまだだし、イギリスはシュトラウス以外には冷淡だし。
私はローカルであって欲しいと思うのだが。
ニューイヤーコンサートも同様であって欲しかった。
同じく.
オペレッタからウイーンっぽさ,ドイツっぽさが抜けてしまったらつまらない.
「美しき青きドナウ」のないニューイヤーコンサートがありえないのと同様.
でも時々は日本にも公演に来てくれると嬉しいし,日本語上演の
オペレッタやジングシュピールも楽しいというのは事実.
現在「伯爵令嬢マリツァ」を視聴中.
ドイツ語字幕にしていると結構新しい発見があって楽しめる.
歌詞が韻を踏んでいてすごく美しいことにはじめて気づいた.
このオペレッタ,コロのリサイタルで「ウイーンによろしく」を聴いて
はじめて知り,なんていい曲だろうと思って探したのだが,
なかなか対訳付きのCDが手に入らず,
DVDでやっと全貌が明らかになって自分的にはとっても感動.
135 :
名無しの笛の踊り:04/11/26 14:51:57 ID:OzvwBYuc
>>134 そうですね、変に国際化したりブームになったりすることなく、それでも御本尊がすたれたり紹介が途切れたりすることない程度に海外人気も保ってほしていですね。
(フォルクスオパーが低迷気味とか聞くと胸が痛む。万一ドイツ人自身がこのジャンルに興味を失いつつあるなどという事態は想像したくないが)
ドイツ、オーストリアの文化当局には、ベートーヴェンやモーツァルトだけでなく、オペレッタも立派なお国の宝ですよと言ってあげたい。
日本でも、もう少しだけ人気があってもいいと思う。
楽しくて美しいものが好きな人は本来大勢いるはずです。
公演は行ける人が限られているので、今度のユニテル映画シリーズなどがせめてあと3割安価に提供されていたら・・・・
そういえば、ビーブル爺の指揮でニューイヤーコンサートあるね
137 :
134:04/11/26 23:56:36 ID:Xmgf1BcY
ユニテル映画シリーズ,高いですよね.
本当は全作品欲しいのですがどうしても出演者を眺めて厳選せざるを得ない.
国内盤だから大幅な値引きはないでしょうし
(近所ではDVD1割引中で,それを狙って結構そろえた)
あとは,文化会館の音楽資料室で観て決めるか.
でも,どう見てもファンも多くないし売れると思えないこのシリーズを
ドイツ語字幕付きで出してくれたドリームライフ社には本当に感謝してます.
138 :
名無しの笛の踊り:04/12/01 13:40:56 ID:YgzuypBA
今月日本オペレッタ協会が『ヴェネツィアの一夜』やる。
日本初演と各方面でうたっているようだが、
つい最近もどこかでやったよね?
139 :
名無しの笛の踊り:04/12/01 13:42:30 ID:PU4IcvEJ
>138
どこ?
記憶ないです。
140 :
名無しの笛の踊り:04/12/01 22:16:14 ID:p+gFbrqh
>138
ゲルトナープラッツが80年代後半にドサまわりしてたよ。
そういえばカチが出てたな。
ようやく最近は豚ペストが下火になってきたね。
あのワンパターン(スリーくらいか?)じゃ飽きちゃうわな。
もともと演奏はヒドいもんだし。もっとウィーン組にがばって
ほしい。
141 :
名無しの笛の踊り:04/12/02 03:00:32 ID:ShI4tgLA
>>138 東京じゃない。
近畿、中部方面で2箇所くらいやってる。
もちろん、日本人スタッフ、キャストで。
142 :
名無しの笛の踊り:04/12/05 21:04:10 ID:xN8eVoEq
ああ、地方巡業のバーデン歌劇場(ウィーソの森?)がやってたよな?
143 :
名無しの笛の踊り:04/12/06 00:39:45 ID:xJY1v03H
ちがうちがう、日本人でだってば。
144 :
名無しの笛の踊り:04/12/07 07:05:40 ID:LHuUEVbG
日本人でなんていってなかったぢゃん。
喜歌劇楽友協会はやってない筈。川西市民とかどうだらうか?
それにしてもオペ協の会長、何とかなんねえの?
いつもワンパターンってか...(ry。
145 :
名無しの笛の踊り:04/12/07 08:15:22 ID:AN1TzfQv
>>138 去年川西市民がやってましたし(マッキーが途中降板した記憶)、今年は
11/28にふたかみ市民オペラ(奈良県香芝市)でしてましたよ.
「●●版」による・・とか限定が付いた上での「日本初演」ではないかしら.
そんなん言いはじめたらキリないと思うけどね.
146 :
名無しの笛の踊り:04/12/07 10:54:26 ID:wSn0uNDn
しかし、○○版初演という記載ではなく、
新聞や音楽の友には単に日本初演と書いてある。
あのおじさんのうそつきも困ったものだ。
147 :
名無しの笛の踊り:04/12/07 22:01:44 ID:LHuUEVbG
オペレッタ界の綾小路きみまろ=オペ協会長
中高年オペレッタファンのアイドル?
148 :
名無しの笛の踊り:04/12/16 20:23:51 ID:Mt757yKt
ペリコールのDVD買ったんだが、何でこんなに高いんだ?
150 :
名無しの笛の踊り:04/12/17 20:56:20 ID:qDISdSnO
買う人が少ないからでしょう!
151 :
名無しの笛の踊り:04/12/19 13:12:01 ID:E++Yf8kJ
152 :
名無しの笛の踊り:04/12/29 16:55:09 ID:Gv1936pf
メリー・ウィドウのボーカルスコアを読んでます.
ワルツが目立つ印象がありますが,ワルツ以上にマズルカのリズムが
多用されています.(わざわざ「マズルカのテンポで」とか書いてある.)
東欧の舞曲でショパンに代表される望郷の象徴とされたリズム.
曲自体は楽しさいっぱいですがレハールはどんなことを考えながら
このスコアを書いたんだろうなとふと考えてしまいました.
世界大戦中のウイーン在住ハンガリー人だったんですよね.
153 :
名無しの笛の踊り:04/12/29 18:56:03 ID:aMYRmkNz
ハンガリーの生まれというだけでレハール自身はドイツ人だったみたいですね。
その点は同名のリストと同じですが、ハンガリーに思い入れが強かった点も同じのようです。
154 :
名無しの笛の踊り:04/12/29 21:40:06 ID:cQJg+w6v
>ハンガリーの生まれというだけでレハール自身はドイツ人だったみたいですね。
そんな話聞いたことがない。どこでそんな情報を?
155 :
名無しの笛の踊り:04/12/30 21:17:23 ID:INDzYyFK
レハールは父がスロバキアに移住したドイツ人。母がハンガリーに移住したドイツ人。
いわば「独系東欧2世」というか、東欧植民ドイツ人です。国籍はまあ、どこであろうがハプスブルク帝国だけども。
あ、ここでいうドイツ人というのは現在の国籍でいうとオーストリア人のことです。
後年ナチスにひいきのひき倒しにされた(ユダヤ人の奥さんを名誉アーリア人とまで強弁して見逃してもらった)のもこのへんが影響している。
156 :
152:04/12/30 21:28:01 ID:oWKbulqC
>>153-155 そうなんですか!初めて知りました.
ナチスにひいきにされたのはヒトラーがメリーウィドウのファンだったから
と聞いていましたが,そういう事情もあったんですね.
(同時代のカールマンは上演禁止になったりアメリカに亡命したりしてますね.)
悲劇でも絶対登場人物を殺さないところに時代背景とレハール自身のこだわりを感じます.
157 :
152:04/12/30 21:28:44 ID:oWKbulqC
>>153-155 そうなんですか!初めて知りました.
ナチスにひいきにされたのはヒトラーがメリーウィドウのファンだったから
と聞いていましたが,そういう事情もあったんですね.
(同時代のカールマンは上演禁止になったりアメリカに亡命したりしてますね.)
悲劇でも絶対登場人物を殺さないところに時代背景とレハール自身のこだわりを感じます.
158 :
名無しの笛の踊り:04/12/31 13:02:31 ID:AwdtdPdx
レハールは血はドイツ人でもハンガリーの風土で育ったのは確かなのでハンガリー人と呼んでも間違いではないと思います。
ただ、152さんがいみじくも指摘されたように、ハンガリーの枠には全くとどまってない人ですね。
チェコとも縁が深いし、悲劇オペレッタを確立したのはベルリンに拠点を移してからです。
また、オーストリア人、プロイセン人などを包括する概念として「ドイツ人」と呼ぶのもレハールの時代までは当然だったようですが、現代では「我々はオーストリア人であってドイツ人ではない」というような意識のほうが強いようですね。
最近のモーツァルト=ドイツ人論争などもそのへんが背景に起こったようです。
152です
2重投稿になってしまってごめんなさい.158様レスどうもありがとうございます.
今年はレハールとカールマンにはまりまくった1年でした.
現在チャールダーシュの女王のDVD観てます.年越しはやっぱりこうもりですかね.
160 :
名無しの笛の踊り:04/12/31 18:57:24 ID:85ERq+Q1
30日オペラシティでソフィア国立オペレッタ劇場のガラコンサートを聞いてきました。
開演が11時30分と早すぎのきらいは有りましたが、終演2時15分とタップリと
オペレッタの名曲が聞けました。
この劇場のオペラ公演は年明けから始まりますが、他のコンサートと重なったため、
この日のガラだけ聞きに行きました。
来日したソプラノ歌手が大勢(6名)出演した上に、バレエ付きのガラは楽しさ満載。
ブルガリアというと、新体操でも美女をよくTVでみますが、歌手、ダンサーとも
綺麗な方が多いのにはビックリしました。オペラ公演はこうもり、メリーウイドウの
ようです。料金は手ごろみたいですが、今日のガラを聞いた感じでは、
相当お値打ちで楽しめそうです。歌手も一定のレベルはクリアしているので、
NYコンサートと重なってなければ、美人ぞろいのこちらを見て見たいです。
演奏されたオペレッタは、ジプシー男爵、パガニーニ、こうもり、マリッツァ伯爵夫人、メリーウイドウ、
微笑みの国、チャールダーシュの女王、ジュディッタ、ヴェネチアの一夜他でした。
161 :
名無しの笛の踊り:05/01/02 01:33:05 ID:KvIB3RIc
今回、ドリームライフから出た「こうもり」は、
DGのものと日本語字幕は一緒なの?
購入した方、教えて!!
DVDのDG盤(POBG-1016)を観る限り、
アドリブっぽいセリフは結構字幕化されて
ない。今回は如何かと。
特にフロッシュのセリフ。
162 :
名無しの笛の踊り:05/01/02 03:37:21 ID:lYSldun7
サントリーホールのフォルクスオーパー交響楽団のコンサート行った。
31日、1日と連続で聴いたが、
ルドルフ・ビーブルという、オペレッタの伝統を知る指揮者が健在なのは嬉しい。
ウィンナ・オペレッタの世界に浸りました。
163 :
名無しの笛の踊り:05/01/09 20:11:12 ID:/Pwy5AJd
年越し,ニューイヤーは体調不良で全く舞台を観られませんでした.
残念.仕方ないので自宅でニューイヤーオペラコンサートを観てましたが
メリー・ウィドウ良かったです.ハンナ役の人は高音が苦手のようでしたが
聴いていて心地よい歌でした.
(日本人キャストのほかのドイツ物はかなり苦しかったなあ.)
それにしても、ルネ・コロ以外の「君はわが心の全て」に満足できる日は
いつ来るのだろうかw
ソフィア公演のオルロフスキの扮装はキてました
>>160の言うように、美形が多かったですね
166 :
名無しの笛の踊り:05/01/16 01:33:34 ID:y2eNAa3o
「白馬亭にて」ヴェナツキー って見たこと無いんですが。
曲は素敵なのに!
167 :
名無しの笛の踊り:05/01/17 07:54:27 ID:+NVHC9X4
ヴェナツキーって誰ですか。
168 :
名無しの笛の踊り:05/01/17 11:32:40 ID:kk3AhztY
>164
オペレッタ→本格オペラというキャリアの歌手は多いが(というよりドイツではそれが主流か)、ルネ・コロみたいにいったんワーグナーでトップクラスの名声を確立してからもオペレッタにこだわり続けた人は少ないよね。
シュトラウスファンだったワーグナーも天国で喜んでいるだろう。
169 :
名無しの笛の踊り:05/01/17 22:14:30 ID:hXCkmOeJ
>>164 あの曲は完全にルネ・コロのものになっちゃってますね.
リサイタルで聴いたけど,あまりに素晴らしかった!!もう生で聴かなくていいや.
(あ,もちろんご本人が来日公演してくださるのなら聴きに行きます)
三大テノールが歌っているのを録音で聴いたことがありますが
ちょっと違うだろという感じでした.下手ではないんだけど(当たり前か)
ゲッダやヴンダーリヒも素晴らしいですが切羽詰りすぎていて
聴いていて息苦しくなってしまう.話の筋からはそれが正しいんですけど.
コロは「こうもり」の舞台でもものすごく楽しそうに歌っていて
根っからオペレッタの舞台が好きなんだろうなと思いました.
ミンコフスキ指揮のジェロルスタン女大公殿下はいつ発売するんだ!
待ち遠しくて眠れない。
ナマ君はわが心の全て浦山氏杉、、。
冬の旅聴いたけど、コロはまだまだ歌えてる。
また来日してくれたら、仮病してでも仕事休んで上京するつもりw
172 :
名無しの笛の踊り:05/01/20 04:29:03 ID:OcHDIMib
「君はわが心の全て」ってルネ・コロなんですか?
いいえ。
リチャード・タウバーにかなうものはいません。
173 :
気分はズンズン:05/01/20 13:35:09 ID:Gc4HWK4X
「手古奈」「くるみ割り人形」「赤いろうそくと人魚」演りました
>>172 「ジュディッタ」や「ほほえみの国」はもともとタウバーのために
書かれた曲だそうですね.(だからテノールのアリアが多すぎ)
どんな素晴らしい声なのか聴いてみたいのですが,御薦めCDありますか?
時代が時代なので,録音状態とか心配なのですが.
「ロシアの皇太子」はゲッダが絶対に似合うと思います.
「小鳥売り」をウンダーリッヒが録音していないか探しているのですが
ないですよね.アリア集に入っているものがあまりに素晴らしいので.
あ,EMIの録音のダラポッツァも良いですよ.
たしかに、タウバーの声の張りは物凄かった。
昔の名歌手のビデオで観た。
オペレッタじゃなかったけどもw
歌曲だったかな?、、ともかく凄い印象。
でも若い時のコロの方が声の明るさで勝ってる気もするが
ブンダーリッヒもハァハァだし、、、もうわけわからんw
寝るわw
176 :
名無しの笛の踊り:05/01/21 22:29:21 ID:+hMOCTZ1
>>174 オレが持ってるのは、KOCH SCHWANN 3-1373-2というCD。
「ほほえみの国」のフィルム・サウンドトラック、と書いてある。
タウバーはやっぱイイ。録音もなんとかOK。
でも、「君はわが心の全て」に関しては、オレはヴンダーリッヒだな。
ところで、EMIのLeharのボックス買った人いる?
どの曲がどの演奏かわかったら教えてもらえるとありがたいんですが。
177 :
174:05/01/22 21:45:13 ID:iO69TiK8
>>176 ご教授ありがとうございます.探してみます.
EMIのレハールボックスの内容ですが,
「メリー・ウィドウ」ウェルザー・メスト指揮,LPO,ロット,ハンプソン
「ルクセンブルグ伯爵」マッテス指揮,グラウンケ交響楽団,ゲッダ,ポップ
「パガニーニ」ボスコフスキー指揮,バイエルン交響楽団,ゲッダ,ローテンベルガー
「ロシアの皇太子」マッテス指揮,グラウンケ交響楽団,ゲッダ,リタ・シュトライヒ
「フリーデリケ」ワルベルグ指揮,ミュンヘン響,ドナート,ダラポッツァ
「ほほえみの国」マッテス指揮,グラウンケ交響楽団,ゲッダ,ローテンベルがー
「ジュディッタ」ボスコフスキー指揮,ミュンヘン響,エッダ・モーザー,ゲッダ
です.ゲッダファン必携の内容ですね.
個人的にはルクセンブルグ伯爵とロシアの皇太子がお気に入りです.
メリーウィドウがワルベルグ盤でないのがかなり残念.
我輩には未だ難易だな
君こそわが心のすべて,
やっぱりヴンちゃんでしょう。
若さ+色気のある声がたまりません。
カールマンのアリアも、ヴンちゃん最高。
全曲盤がないのがとても残念です。
ベニスのカラメッロみたいな明るい役もいいけど。
180 :
176:05/01/23 03:22:59 ID:NtzqwsXY
>>177 ありがとうございます。
今までにバラで買ったのと重複が多かったら困るな、と思って買い控えてたんだけど、
重なるのは「ほほえみの国」だけみたいなんで、買ってみるつもりです。
オペレッタって、フルスコアがなかなか手に入らないなあ・・・
182 :
名無しの笛の踊り:05/01/23 20:57:04 ID:Ieo/ZHkj
フルスコアどころかボーカルスコアも手に入らないです(泣)
メリー・ウィドウのボーカルスコアでさえ国内版が廃版で
輸入楽譜を取り寄せました.高かったです!!イタオペのボーカルスコアの倍はしました.
他の曲なんてもっと手に入らないんでしょうね.
レハールやカールマンは初演100年を過ぎていない作品がほとんどなので
著作権が生きていて,そのあたりも楽譜が高い理由になっているようです.
音楽の友社から「オペレッタ名曲集」というアリア集が出版されていて,
そちらは値段も手ごろで歌を歌う人に御薦めです.
美しきエレーヌ,ボッカチオ,こうもり,ウイーン気質等
金の時代の名曲は網羅されていて,歌って楽しめます.
(エレーヌはドイツ語とフランス語両方歌詞がついていて親切です.
ボッカチオもイタリア語バージョンあり.)
ただし銀の時代はメリーウィドウから3曲と「君はわが心のすべて」だけで
物足りないですね.ジュディッタとか歌ってみたいのに.
183 :
名無しの笛の踊り:05/01/24 07:37:48 ID:dlCXR7S2
細切れの楽譜でよければドミンゴのCDに収録された曲集は入手しやすいですよ。
184 :
名無しの笛の踊り:05/01/24 22:38:19 ID:ZiQA/uI/
教えていただいてありがとうございます.
「3大テノール愛唱歌集」とかそういう楽譜があるのですか?
(カレーラス愛唱歌集というのは見かけたことあります.)
残念ながら私はSopなので歌えないですが.
185 :
名無しの笛の踊り:05/01/27 22:41:53 ID:Wz9VALhp
手に入んないこと無いよ。
レハールも9演目、
カールマンも4演目、
シュトラウスは5演目、
スッペは2演目、
オッフェンバックは9演目、
他にもツィーラーやホイベルガ、ツェラー、O.シュトラウスなど、
かなりの数のヴォーカルスコアもっている人知ってるもん。
ただし、フルスコアは『こうもり』以外の作品は販売無し。
パート譜とセットのレンタルであと数種あり。
あとは存在さえしません。
186 :
名無しの笛の踊り:05/01/27 23:01:20 ID:03U09/5O
えーっ,メリー・ウィドウとかチャールダーシュの女王とか
フルスコア売ってないんですか!!びっくり.
これだけあちこちで上演されているのは,レンタルスコア使っているんですかね.
(もちろん欧州の歌劇場には代々使われているスコアがあるでしょうが.)
なんだかこのあたりもオペレッタの普及を妨げている気がします.
市民オペラとか学園祭とかで取り上げようがないですもんね.
>>185 「演目」ってなに?普通に「種類」の数のこと?
188 :
名無しの笛の踊り:05/01/29 02:26:23 ID:ce8W784h
ヨーロッパの歌劇場なんかでオペレッタ上演する時は、
ほとんどの場合、指揮者はボーカルスコア見てやるんだよ。
レンタルスコアなんて見る人いない。
あと、メリーもチャルダーシュもレンタルスコアさえないかも。
シュトラウスはレンタルならいくつかあるし、
「こうもり」と「ヴェネツィアの一夜」はドブリンガーが売り譜を出版している。
それ以上に、オペレッタはミュージカルのように上演権の独占があって、
日本で上演する時には「メリー」も「こうもり」もその他のほとんどのオペレッタは
国内上演券を持っている東邦ミュージックに莫大な金を払わなければ
上演できない仕組みになっている。
それが、オペレッタ上演を妨げる最大の理由かな。
場合によってはウン百万という金だから。
上演権の独占ならかつてはオペラでもあった話だが(国内では知らんけど)
なんでいつまでも権利がなくならない?
190 :
名無しの笛の踊り:05/01/29 08:23:54 ID:CglC6r7e
著作権が消滅しているのに上演権が存在するというのは、法的にはどういう根拠なんでしょうね。
>>188 メリーウィドウはドブリンガーの譜面でやった。パート譜が
あるのになぜかフルスコアなくて、ヴォーカルスコアだった。
192 :
名無しの笛の踊り:05/01/30 10:45:51 ID:BBQdOG+z
法律をどう読んでも上演権は著作権の一部で、委託されていようが代行していようが、元の著作権が切れればそれまでですね。
「こうもり」そのものではなく、特定の演出とか台本改変に関してなら別でしょうけど。
本当にお金とっているとすれば詐欺になるのではないですか。
193 :
名無しの笛の踊り:05/01/31 00:47:40 ID:MLqEINBc
「モシモシ、コチラしゅとらうす8世トイイマスガ、オタクデ来月上演スルこうもりノ上演権料ヲ今カラ言ウえーじぇんとニ振リ込ンデクダサイ。
・・・・・・・ナイン、ナイン、しゅとらうすハわるつ王ナノデ、著作権ハ無期限ナノデス。御存知ナカッタデスカ?」
「オレオレ、フランツのひ孫のレハール三吉やがな。あんな、おたくのメリーウィードーでっけどな・・・・」
まあ、レハールは最近まで著作権生きてたけど。
195 :
名無しの笛の踊り:05/02/07 08:05:28 ID:sfb/Vkd+
>>194 ドリームライフのホームページには下記が書いてありますよ。
>>「ユニテル・オペレッタサンプラー(DLVC-9003)」の発売を中止させていただきますのでご了承下さい。
196 :
194:05/02/07 22:27:35 ID:Mf11srYS
ガーソ!そうだったのでつか。
ものすごーく楽しみにしていたので残念です。
オペレッタ!オペレッタ!
198 :
名無しの笛の踊り:05/02/08 04:25:01 ID:vdVCaLQE
天国と地獄のお薦め教えてください。
序曲が有名な版のDVDよろ。
199 :
名無しの笛の踊り:05/02/08 12:30:31 ID:cvBdrl2g
DVDは確かミンコフスキしか出てないよね。
演奏自体はマッテスのドイツ語版のほうが良いと思う。
オッフェンバックについてはデビューの地だが死後ずっと埋もれさせていたフランスよりも、生地であり一貫して上演し続けてきたドイツのほうが本場物だと思う。
ミンコフスキにはパリの生活を録音してもらいたい。
201 :
nana:05/02/09 04:04:02 ID:4GR9mpt1
えへえへ
たれかヴィリアの歌の和訳教えてちゃぶだい
202 :
名無しの笛の踊り:05/02/15 23:39:31 ID:iRuRHF+x
大意ですけど…
おお、ヴィリア!美しくすばらしい。僕のものになっておくれ。どうか僕を見捨てないでおくれ。
どんな魔法をかけたのだ?
そして妖精の声がした。「あなたのものになりましょう」
妖精のキスは熱く芳しい。心を妖精に奪われて息を引き取った。
ブダペスト・オペレッタ劇場が好きです。
特にレハール、カールマンはドイツ語版とは歌詞や曲が微妙に違っていて、ハンガリーテイストたっぷり。
おかげで「チャールダーシュの女王」とか「伯爵令嬢マリツァ」とか、ドイツ語で聞く気が
しなくなってしまった。
オペレッタなんて幼稚だよ
ようちなのがいいのな
205 :
名無しの笛の踊り:05/02/16 12:04:18 ID:z2aFNpZL
オペレッタは幼稚じゃないよ。
幼稚な演奏がほとんどだけどね。
206 :
名無しの笛の踊り:05/02/16 12:15:53 ID:XTTmnKfi
で、結局東邦ミュージックとかいう会社は本当に存在しない公演権料を取り立てているのか?
207 :
名無しの笛の踊り:05/02/22 21:12:03 ID:1ZRqeMTj
以前BSで「チャルーダッシュの女王」の映画を偶然見て
豪華で音楽は楽しく旋律は美しくて、それが忘れられず
DVDを購入しました。
幸福な気分になるので何度も観ています。
で、二枚目、三枚目のは何がおすすめでしょうか?
(豪華で旋律が美しくて楽しいのが希望なんです。)
教えてください。
208 :
名無しの笛の踊り:05/02/22 22:49:36 ID:QnsLIiNr
>207
私も同じ映画でこの世界にはまりました.良いですよね.
ビデオ録画したものが擦り切れてきたので,DVDを購入しました.
2枚目ですが,まずはクライバーの「こうもり」が御薦めです.
絶対一度は観て聴くべき名演奏.演出も素敵です.はまったらCD版もどうぞ.
あとは,モッフォ,コロが大活躍なのは「美しいエレーヌ」
ちょっと安っぽい舞台ですがやりたい放題,キッチュな感じで大爆笑です.
カールマーンでは「マリッツァ伯爵令嬢」もおすすめです.
私個人的にはレハールが1番好きなのですが,
ちょっと旋律が寂しげですし悲劇が多いので
あんまり御気に召さないかもしれません.
あとは,もし映画館へ足を運ばれる機会があったら
ぜひ大画面で見られるうちに「オペラ座の怪人」観てくださいな.
これも悲しい物語ですが,オペラ,オペレッタ映画の伝統が
今でもきちんと受け継がれていることを感じさせてくれます.
やっぱ美しきエレーヌ買わないとダメか。
コロタソファンとしても
210 :
名無しの笛の踊り:05/02/23 10:52:16 ID:XdAI8PLF
>207
>208
レハールでハッピーなオペレッタとしては「ルクセンブルク伯爵」がありますよ。
幸福感、美しさ、楽しさ、てんこもりです。
ユニテル映画はキャストも満点で楽しめます。
211 :
名無しの笛の踊り:05/02/24 00:25:46 ID:EkXKv28M
>209
「エレーヌ」コロのファン及びワグネリアンな方に特にお薦めです.
ただしまじめなワグネリアンは怒り出すかも?
劇中で盛大にタンホイザーの歌合戦のパロディやってます.
アガメムノンが「ライトモチーフを使ってしっかり歌うように!!」とか言ってますし.
あれ?これってトリスタンだっけみたいな場面もあります.
コロの歌を聴くのに最適でもうちょっとまじめな作品は「ほほえみの国」ですかね.
>210
ルクセンブルク伯爵,良いですね.甘いメロディーが大好きです.
ネーミングのいいかげんさが地味に好きだったりします.
バジロ・バジロビッチとかアルマン(椿姫かい)とかジュリエットとか.
212 :
名無しの笛の踊り:05/02/24 18:47:11 ID:0V/C1Kd7
>>207 です!
うわ〜!208さん210さん、お答えありがとう!!
嬉しいです。
「こうもり」「美しいエレーヌ」「マリッツァ伯爵令嬢」
「ルクセンブルク伯爵」から順番に楽しみながら
購入したいと思います。
でも、とりあえず「オペラ座の怪人」を観に週末出かけますね。
ありがとう!ありがとう!
213 :
名無しの笛の踊り:05/03/09 22:24:00 ID:8J1b47K/
落ちてしまうと悲しいので上げます.
「ルクセンブルク伯爵」ユニテル盤も良いですが
EMIのマッテス指揮のCDも捨てがたいです.
ルチア・ポップの歌う「恋ほど素敵なものはない」が最高です.
コロちゃんパックがオペレッタ歌わなかったら、
オペレッタの名曲を知る事もなかったんだろうなぁ。
EMI盤は総じて歌手が豪華でいいですよね〜。
ゲッダ、ポップ、プライ、ローテンベルガーなどの本当にうまい歌手が、
ちょっとくずして色をつけて歌うと、すばらしくおしゃれで素敵です。
>214
そうそう.私もそうです.もともとワグネリアンですし.
現在DECCAから再発になったショルティ「マイスタージンガー」聴き中.
コロ,ダラポッツァ等オペレッタでも名演奏を残しているメンバーが
明るく輝かしい歌いっぷりで,喜劇っていいなって心から思える演奏です.
ショルティの指揮も盛り上がりまくりでいい!御薦めです.
スレ違いすみません.
ショルティのマイスターでのコロのヴァルター役の歌いっぷりは
コロの録音中でも最も素晴らしい出来の一つだと思いまつ。
あのスピントのヘルデンな声がたまりませんね。
でもオペレッタ歌う時のコロはワーグナーを歌う時より
明るく軽く歌っています。
これはかなりの高等技術だなと美しきヘレナのパリス役など聴いて思う次第。
218 :
名無しの笛の踊り:05/03/14 12:01:53 ID:2YuH74u1
>215
音だけなら確かにEMIですよね。次いでオイロディスクかな。ユニテルも良いけど時々編曲が軽すぎる感じがします。
ただ、やはり「絵付き」の威力は捨てがたいです。
飛びぬけた名演出もない代わり水準以下の演出もないし。
何よりちゃんと美男美女を揃えているのがいい。オペラ映像ではここがネックになっているものが多いので。
219 :
名無しの笛の踊り:2005/03/21(月) 20:21:46 ID:1u58chDZ
>218
ユニテル映画の女性歌手陣本当に美人ぞろいですねえ.
生で観られた人たちが羨ましいです.踊りもうまいですし.
モッフォ,ピッチュ・サラータ,パポフチェクがいいです.
あと,「マリッツァ」に出ていたミリャコビッチが
すごいきれいな人でびっくりしました.
220 :
名無しの笛の踊り:2005/03/21(月) 23:52:55 ID:yH8g0PkW
テレサ・ストラータスも良いですよ。
まあ、元々美人で鳴らしている彼女としては、これらのオペレッタは図抜けて魅力的な映像というわけではないかも知れませんが。
(ライバルのモッフォとは対照的に、彼女の出ている作品は全部悲劇なんですよね。早く「小鳥売り」出してほしい)
ストラータスといえばレヴァイン指揮の「ラ・ボエ−ム」が泣けますた。
すれ違いなのでsage。
椿ひめもヨカタけど、やっぱサロメが忘れられない。
小柄だけどもオーラがあるというか。あっストラータスね。
223 :
名無しの笛の踊り:2005/03/28(月) 12:50:09 ID:M9AM4ABa
だって、ストラータスってもともと女優出身でしょ。
歌もうまいけど、実際の劇場では声量がなくていまいちだったらしい。
224 :
名無しの笛の踊り:2005/03/28(月) 19:05:04 ID:EiL/Zebe
「実際の劇場」でストラータスを聴いてますが、「声量がなくていまいち」どころか、大いに聴き応えありましたよ。
1970年代のコヴェント・ガーデンでの事で、役はネッダとスザンナだった。
古い話ですが・・・・・(^_^;;
このスレの皆様のお陰でヴンダーリヒ様に出会えますた。
ありがとうございます。
「もうもり」のDG盤も入手、プライ、コロが素晴らしいですね。
実はポップも好きなので、ものすごく幸せな気分になれますた。
●MIの廉価版「オペレッタアリア集」で彼女の歌唱を堪能してます。
226 :
225:音盤暦128/04/02(土) 08:54:31 ID:hfks8+n5
×もうもり
○こうもり
orz
227 :
名無しの笛の踊り:音盤暦128/04/02(土) 13:39:04 ID:+4B7YnyY
EMIのポップのオペレッタアリア集,とても気に入ってます.
ヴィリアの歌の最も美しい演奏はこれではないかと思います.
ベルリンの風もイイですね.
228 :
名無しの笛の踊り:2005/04/07(木) 00:45:36 ID:gIDTq+w6
演奏じゃなくて、ポップを思い出すと苦しい。
229 :
名無しの笛の踊り:2005/04/09(土) 19:31:32 ID:4cqakM+P
モッフォやストラータスも良いが、70年代ドイツきっての美人ソプラノ,エッダ・モーザーのオペレッタも見てみたかったなあ。
録音はけっこうあるのに映画は撮ってないのかな。
ポップ&グルベローヴァのこうもりだったらDVD化されてますよ。
ウィーン大晦日ものです。もうクライバー盤は見る気がしません。
231 :
名無しの笛の踊り:2005/04/11(月) 11:58:26 ID:XiaAdeoU
クライバーは、以降の「こうもり」のビデオやCDを制作しにくくしてしまったとまで言われているが、それほどでもない派のひとつの論拠は、ビデオ版のソロ陣の弱さだろう。
ただ、クライバー自身が、あの歌というより語りに近いヴェヒターや声が伸びないコバーンをなぜか偏愛していて、このバージョンのみ販売をオーケーしていたみたいだ。
彼の完璧主義というのはカラヤンのそれとは全然意味が違うのだろうな。
EMIは決定版を狙って豪華メンバーを集め再録音を企画したけど例によってドタキャンでドミンゴ指揮になっちゃったし。
232 :
225:2005/04/11(月) 22:07:40 ID:OXEBby6k
>>231 ドミンゴの指揮者デビューにそんな裏話があったとは。
実はクライバーのこうもりはhypnos盤(ベヒター&ヤノヴィッツ)も持っているのでつ。
ベームのと被るから(ユニテル盤)ヴィデオの配役を変えたのかしら?などと思ってました。
ベームのDVDがユニヴァーサルから再発されたら逃さずに買おうと狙ってます。
5月31日にはコロの「ほほえみの国」が出るようです。
コロの「ほほえみの国」ドリームライフ盤で買っちゃったが
値段はユニヴァーサルだとかなり安くなるよね.ショックだ...
ドリームライフのオペレッタ,ちょっとづつそろえているのだが
ユニヴァーサルから再発されるとなると,待った方が良いですかね.
それより早く「アラベラ」と「アリアドネ」出してほしい.
コロ様の映像といえば、コルンゴルトの死の都はないのだろうか。
236 :
名無しの笛の踊り:2005/04/12(火) 20:47:13 ID:sZhjl2u6
>>231 >クライバーは、以降の「こうもり」のビデオやCDを制作しにくくしてしまったとまで言われているが
私の知る範囲で「こうもり」の戦後の録音は、ライブを除くと
○クライバー(1975)以前
フリッチャイ クラウス オーマンディ カラヤン アッカーマン カラヤン(再) シュトルツ ボスコフスキー ベーム
○クライバー(1975)以後
アーノンクール ドミンゴ プレヴィン
前者は戦後30年間、後者は次の30年間にあたりますが、質・量ともに凄い差です。
当時と今では指揮者も歌手も小粒化した、オペラのスタジオ録音が減少したということを勘案しても、実演人気が衰えていないのにこれだけ録音が減ったというのは、やはりクライバー録音がプロデューサーや指揮者達に
「これ以上、何をせっちゅうのよ」
というぐらいの衝撃を与えたためなのでしょうか。
しかもプレヴィンとアーノンクールがクライバーより年長なことを考えると(なぜか三人ともワイマール最末期のベルリン生まれだ。プレヴィンはロシア系だけど)、若手がだらしない印象を受けてしまいます。
ちなみに「メリー・ウィドー」のカラヤン以前カラヤン以後にも似た傾向がありますが、こっちの方がワルベルク、ガーディナーが頑張っているぶんマシかな。
>>234 キャストは最高。ぜひみたい。
しかし、これで指揮がクライバーだったら唯一無二・永遠のベスト盤になっただろうに…
思わずため息がでてしまう。
ジャケットにも、演出:オットー・シェンクの名のみでかでかと載っているしw
>>238 以前テレビで放映してたのをちょろっとみました。
…演出オタクや怖いモノみたさの人以外にはおすすめできない感じでした。
240 :
名無しの笛の踊り:2005/04/14(木) 12:16:51 ID:+rTKZY1R
>>238 ライブは他にクライバーの録音(海賊)、録画、ボニングの録音、録画、ドミンゴの録画、カラヤンの録音、ユロフスキーの録画、ビーブルの録音(海賊で同ソースの録画も)などがありますね。まだ他にもあるでしょう。
このうちカラヤン以外は「クライバー以後」だから、たしかにクライバーショックでこうもりの録音企画が立てにくくなったという面もあるでしょうが、オペラがスタジオからライブの時代になったことが一番大きいと思います。
>>237 グシュルバウアーも悪くないですが。豪華キャストと手堅い指揮者ってのはイタリアオペラだったら理想の布陣なんですが、やっぱり「こうもり」は指揮者にカリスマ性を求めるドイツオペラの一員なんでしょうかね。
録音暦を見ても指揮者中心の企画が多い気がします。
241 :
名無しの笛の踊り:2005/04/20(水) 02:19:13 ID:ypOPuVl5
追悼 ベルリン交響楽団(旧西)解散
242 :
名無しの笛の踊り:2005/04/21(木) 15:56:16 ID:rSMbNRdk
オッフェンバック「天国と地獄」序曲は原曲のどの部分を抜粋してあるか
わかり方いませんか?
遅レスでお役に立てるかわかりませんが、ミンコフスキのDVDの解説書によると
・現在使われているのは、主要な曲のメロディをつなぎ合わせたもの
・ミンコフスキの演奏した1858年版では、第一幕第一場のアリステの
アリアと第ニ幕第四場のメヌエット(カンカンの前)をつなぎ合わせたもの
なのだそうです。
デッセイ&ナウリ夫妻のズズズ(ハエの二重唱)にドキドキしてしまいました。
以前話題になっていたタウバーのオペレッタアリア集,
ナクソスの棚で発見,購入してきました.音質はそんなに悪くないです.
声は・・・本当にイイです!系統としてはウンダーリッヒに似てるかな.
甘くて,大人っぽく少しかげりのある声です.ソットヴォーチェがうまい!
レハールが彼の為にアリアを書いたというのが納得です.
この声がなければ「君はわが心のすべて」や「友よ人生は生きる価値がある」
といった名曲も生まれていなかったのかもしれません.
きっと3大テナーなんて目じゃないような大スターだったんでしょうね.
ゴールデンウィーク中にユニテルオペレッタDVD2枚と,
これと,ナクソスのシュワルツコップのメリーウィドウ購入.
大散財だけどそれなりに充実の買い物でした.
245 :
名無しの笛の踊り:2005/05/05(木) 08:27:41 ID:2T2SYXNV
落ちそうなので上げときます.
246 :
名無しの笛の踊り:2005/05/09(月) 22:23:21 ID:3SSl5OSe
hosyu
247 :
カールマン最高:2005/05/11(水) 23:16:47 ID:3Rx5YcVn
オペレッタと言えば、E.カールマンの「チャールダーシュの女王」が大好きです!!!!!
特に、ハンガリー国立ブダペスト・オペレッタ劇場の舞台は最高に好きです!
ところで、どなたか6・7年前にBS2で放送した、この劇場の「チャールダーシュの女王」全幕版の映像を持っている方いませんか??
ずっと探してるんです…
:シルヴィア=カロチャイ・ジュジャ
:ボーニ=チェレ・ラースロー
などです!!
248 :
名無しの笛の踊り:2005/05/14(土) 00:43:18 ID:d65Aj+SI
オペレッタでドイツが圧倒的に本場なのですか?
ロシアのオペレッタ、とかって聞いたことないのですが。
>>247 もしかしたら俺が持ってるの、それかも
ソプラノがハンガリー独特のちょっと鼻にかかったような
声の人だけど名前は今ちょっと出てこない 文化村のやつだったかなぁ
それだけじゃなくてフォルクスオパーのもHiFiVHSでとってあるし
メラニー・ホリデーの「メリー・ウィドー」とかも去年DVDに焼いたのがあるよ
そうだよ、その「メリー・ウィドー」を保存しておくために俺は
当時あまり出回ってなかったビクターのD−725っていうHiFiヴィデオを
大枚はたいて買ったんだよ それにしてもフォルクスオパーの初来日は
正にカルチャーショックだったな 俺はハンガリーの「チャールダッシュ」は
生で観てないけどフォルクスオパーのより血の気が多い感じがしたな
「チャールダッシュ」は俺も大好き
何年か前、釜洞祐子のリサイタルのアンコールであの曲(唇からなんとやら)を
やられちゃってさ、本当にもうその場を離れがたくなっちゃって困ったのを思い出したよ
酔った勢いで取り留めの無い長文スマソ
250 :
名無しの笛の踊り:2005/05/14(土) 01:48:53 ID:1Id66TYw BE:455674199-
>>248 ドイツは小さな街にもくまなくオペラハウスがあるが、さすがにワーグナーとかR・シュトラウスは編成的にしんどいので、どうしてもオペレッタの上演が多くなる。
ウィンナオペレッタだけでなくオッフェンバックのドイツ語訳上演も伝統的に多いので、少なくとも上演の数だけはフランスやオーストリアとは比べ物にならないと思う。
ロシアもソビエト時代はかなり各地方劇場に予算を与えて盛んに上演していたと思うが(ただし享楽的なウィーン物やオッフェンバックではなく国産オリジナルを奨励していたはず)今は完全崩壊しているのではないか。
ソビエト時代の共産党礼賛オペレッタ、帝政時代の国民楽派喜歌劇、いずれもほとんど伝わっていないところを見ると作品的に優れたものがあったのかどうか・・・
それから、作品を生んできた本場は、やっぱりドイツでなくウィーンですよ。ベルリンオペレッタというのもあるが、レハール(後半生ベルリンに拠点を移した)をこれに含めない限りあまり大きな存在とはいえない。
(もちろん、広義のドイツ、ドイツ語圏、という意味でおっしゃっておられるのでしょうが)。
251 :
名無しの笛の踊り:2005/05/14(土) 07:56:36 ID:irZSuO7e
>>250 編成的にしんどいからオペレッタってことはないんでないの?
オペラもバレーもオペレッタもミュージカルも、要は何でも
やるってことでしょ。
252 :
名無しの笛の踊り:
>>251 レパートリーの中心としてもっとも好都合ということでしょうね。
編成は適正、地の俳優やバレエの出番もあり、いちおうクラシックだから官費を使う上での書類上も。
>>248 カンツォーネとかシャンソンのように、ドイツ語がオペレッタのイメージと不可分になっているような気もします。
英語のこうもりとかフランス語のメリー・ウィドーを持っていますが、どうにもこうにも・・・
もちろん、元祖オペレッタであるフランス語版(というかこれが本来の形)オッフェンバックはすばらしいのですが、主流オペレッタとは別物になった印象があります。
もちろん、カールマンのハンガリー語上演とか、楽しけりゃオーケーという面もあるんですがね。