ヤバイ・・・・
雨さえ降ってなきゃ、ミスドにチョコシェイク飲みに行きたい。
もう嫌だ
「春キャベツと桜エビのサラダ」
定番メニューとして仕事でよく作ってた。
サク2切ったキャベツをゆでて水切り
冷ましたところに乾燥桜エビをふりかけ和えるだけ。
簡単おいしい栄養豊富、彩りも綺麗。
キャベツは安くて日持ちして何にでも使えて
火の通し加減で変わるあのシャクシャクした歯ごたえが好きだ。
ホイコーローを食べて好きになった。
でも昔は嫌いだった。
レタスとよく似てるのに、色が薄くて華やかさや瑞々しさに欠けてる気がしてた。
でも今は逆に、高くて日持ちしなくて、すぐに歯ごたえがなくなるレタスは嫌いだ。
なにより、あの人がよく使う野菜だから、嫌い。
料理の見た目とか味とか一切考えない、
とにかく何にでもぶちこんで使ってた(例.チャーハン、ピザ)
あと、ショウガもそう。
私が嫌いなの知ってて、大きさバラバラ切りのをわざと使う。
(例.うどん、ラーメン、チャーハン、焼き肉など料理全てに)
小さな欠片を避けきれずうっかり噛んじゃうたび
この人の料理には憎しみが込められてると、小さい頃から感じてた。
仕事やめた。
やめさせられたし、やめたかったし。
今までは2人の間で収まってたけど、今日は施設長のいる前での話だから
撤回不可能、私はそのつもりナイけど。
お金はあるから生活には困らないけど、私またウチなくしたみたい。>153
今頃、「(私が半年前に)初めて帰った家」に帰宅したあの人が
「玄関と勝手口のカギ交換お願いします」って業者に電話してると思う。
ほら、やっぱり去年と同じ。
頭いたい。
156 :
名無しの笛の踊り:2005/04/21(木) 00:28:19 ID:a28HTiXR
↑言いたいことあるならメル欄にでも書けば?
「スローフード」
何年か前に流行った言葉、「ゆっくり味わえよ」的なメシのことらしい。
ケンタの野菜スープ(豆入りのやつ)とか
手作りだと、キャベツと人参、ミニハンバーグ入りのコンソメスープとか?
今日は泣き疲れてそのまま眠っちゃったから、さっき起きて、スープ作ってみた。
芯まで使えるキャベツは、歯触り残すためザク切りに
実はコンソメじゃなくて「ヤマキのめんつゆ」(笑)
スローフードってホントは、料理を作る段階込みなんだきっと。
おいしくて、すんごい落ち着く(´∀`)
ここ何年ずっと、自分のための料理なんかしたことなくて
(マンションの水道水はカルキ抜き煮沸しても飲めない水)
百均のお菓子とカップ麺しか食べてこなかったから
COACH行って毎日おいしいもの食べられて「幸せ☆」だった(笑)
昨日まで、仕事で毎日料理してて
利用者のためなら、個々に合わせて食材刻んだりミキサーかけたり。
なのに、自分のためにはなーんもしてこなかったなぁ。
「食材使っていいから食べなさい」ってあの人には言われてたんだけど
仕事終わってからまた料理なんて、疲れてるし、そんな余裕なかった。
「理想の
今日のIDちょっとカコイイ☆
なのに本文途中で切れててカコワルイ(笑)
あんまり気にしないでくーだーさーい!!!(ガンガンガン)
「国保と年金」
3月19日以降、たぶん未加入のままだから、加入手続きの為市役所へ。
ってか〜受付のにーちゃんがカワイイぞ!(≧〜≦)
すんげーダミ声具合がアンバランスで笑える〜☆でもカワイィヾ(∀≦)
「いつから未加入なのか?」が分からないからと、さっきあの人に電話したらしい。
てか、電話かけるなら先に断ってください||||(;-_-)||||
「今日は本部に行かないので分からない、だそうです。今電話で。
、今日とか明日、お会いになりますか?」
「いや、もう二度と会わないかも・・・」
「そぅ、ですよね・・・」
苦笑いみたいな、神妙な顔でそう言われた。
にーちゃん、あの人に何か、言われたのかな。
『もう他人ですから』とか『縁切りましたから』とか。
次の国保の手続き、係違うのにすんごい世話焼いてくれたんだけど
なんか、泣きそうになった。
「在監期間」についてなら普通に答えられる(聞かれなかった)けど
「どうして1年の欠格期間があるのか?」の説明を求められて、しんどかった。
6月22日に取り寄せた「戸籍謄本・除籍」を指し示しながら。
ミスド行こ、チョコファッジシェイク210円。
どケチの私が、唯一カネ惜しまずに買うもの。
120円ポテトはもぅなくなっちゃったしね(- - ゞ
ミスドシェイク〜(´∀`)新発売マックチキン100円!ウマイ☆
あの人の卑劣さには頭が下がる。
昨日夕方、勤務を終えて帰宅中の施設長から電話があった。
「”法人さん”がいてもらえると心強いんですよ、私。
、やっぱり施設創立からいらした経験は、私とは勘みたいなものが違います。
、料理にしても、他の方が作る日は、よく利用者からクレーム来るんです。
、それに(あの人)も、事務仕事・書類作成がとにかく早い、と仰ってます。
、私も、勘が鈍いところをいっぱい助けていただいて・・・だから」云々。
「言わされてますよね?」
とは、申し訳なくてとてもツッこめないけども。
言いたい事があるなら直接、面と向かって言えば?
私からの電話には一切出ないくせに。
施設長は、まだ私が勤務してた頃からいる唯一の職員さん。
というか、初歩的な仕事を教えたのは私だった。
あの頃は、職員さんも利用者さんも、私を”Xちゃん”って呼んでた。
今は、というか昨日までは、”法人さん”って呼ばれてた。
報道されてしばらく、施設の方にまでマスコミが来てたらしい。
だから一応、用心の為。
と、”自分の”ムスメというのを隠したいという、あの人の意図もあって。
最近、同業者に私の噂、流れてるって。
こんな仕事、もうやめればいいのに。
住む家も別宅もお金も、新しい旦那までいるのに、体壊してまで
なんで続けてるの?って、前に聞いたことがある。
「あんたのためにやってあげてる」
都合の悪いことは全部”あんたのため”
「あんたのために結婚した」
あぁ、そうですか。
162 :
名無しの笛の踊り:2005/04/22(金) 01:01:39 ID:+6aEzzFD
そういう事やられると、せっかくの面白いネタ書き込めないんだけど。>162
4月22日(木)
前期学納金振込期限の日。>141
どーでもいんだけど、
私って昔から、「ないカネを作る」のがウマイのかもしれない。
通貨偽造ぢゃないよ( ̄ー ̄)
法定刑が同じなんでよく使うセリフだけども(笑)
殺人とも同じだけど、
ウチの弁が最初にあの人と会った時にそぅ言っちゃって、それ以来
『殺人より重い罪を犯したんだから〜』がしばらくあの人の口癖に(笑)
んで、弁が困ってたとゆーか呆れてた。
「殺人は、下限が軽いだけで・・・・最高死刑だし」
いや2、アータの説明の例えが悪いんですよヾ(_ι
バカ相手にはカバでも理解できるレベルで話しないと。
並行して「強殺」とか「放火」なんつー事件受任してると
3年↑=殺人、って感覚になるのかね〜┓(´o`)┏
保護法益が「国家の治安?」だとしたら、通貨偽造に近いかな?
そーいえば、こーゆーのってナニ犯ってゆーの?
ほら、窃盗犯・薬事犯・粗暴犯・・・カテゴリあるじゃん。
てか、通貨偽造__ 何と同じなんだっけ?公使?作るやつ?
ど忘れ。
刑法・改正刑法ともFDに入ってるけど、ノート壊れてるから見れない(∋_∈)
お父さまも買ってくれない。
そんなお父さまならいりません。
自分で大須なり日本橋なり行って、中古探してきますよ。
ミッキーの手、制作中☆が、チャームは今も探し中。
「ご近所さん」
前に住んでたのは都心部マンション、ご近所付き合いなんか考えられない場所。
住んでる人の種類も幅広く、入れ替わりも激しい。
4年前から半年程、階下の数室が「風俗店の寮」だったり
3年前までは、私と同年代の入居者はいなかった。
たぶん、私が最古参の住人。
2年半前、「ご近所さん」と呼べる友達ができた。
引っ越しの挨拶はなかったんだけど、外で顔を合わせて
帰ろうとしたら同じ方向同じマンションの「お隣さん」だったっつー。
カッコイイしカッコイイしカッコイイし(笑)
1年前には、そいつ通じてもう一人「ご近所さん」ができたり。
あの日以降、謝ることも遊ぶこともなくなったけど
この前、最初のご近所さんと偶然会ってしまった。
私「いろいろ迷惑かけてごめんね」
近「もう1年だし時効!(笑)」
8月末、たまたま家族が近くにマンションを購入していて
本人もそこへ引っ越す予定だったらしくて、ちょうどよかったらしい。
もう一人のご近所さんは転勤した、とも聞いた。
迷惑度合いは間違いなく、後のご近所さん>>〜>>カッコイイ方
なのに、謝れなかった。
てか、謝るって何を?どんな風に?
あの時、私が「最初に名前を出した人」
本人の自覚の有無に関わらず、大迷惑かけたに決まってんじゃん。
今更どのツラ下げて謝るの・・・?
「転勤した」と聞いて、内心ほっとしてる自分、最悪。
「保護観察」
「2回公判に速記官いませんでしたし、裁判官の"あの発言"
、執行猶予でしょうね」一審の頃、先生が仰ってた。
「1丁だけ?(笑)オメデトウ、アンタ帰れるヮ!
、ただ若いからホゴカン付くと思う、面倒やけどな」
会って30分のりっちゃんの判決予想。
「ホゴカン付かなかったら私の勝ち!ヾ(∀≦)」
執行猶予を前提としてた頃の私の口癖。
ホゴカン、ってどういう基準で付くのか。
必要的云々は私には該当しないけど、弁論や反省の度合いじゃないのは分かる。
要は【就職先の見通しの有無】でしょ。
私の場合、あの人の「会社経営」の肩書きでホゴカンを免れた。
じゃあ実際、ウチら2人に、公判で証言したことを
【遵守する意志】があったのか?というと・・・
情状の証言をしてやる代わりに
・亡父の遺産を放棄しろ
・裁判が終わったら、家を出ていけ
・当然、親子の縁を切る
控訴審の2日前、10日振りに会って、あの人に叩きつけられた。
私は、猶予が欲しくて、あの人を利用した。
あの人は、「自分は悪くないのに頭を下げるいい__」を演じるため、裁判を利用した。
でも控訴審で私は、「あの人のもとでやり直す」べきなんだと
自らそう感じたし、そういう判決だとも理解した。
烏滸がましいけど
あの半年、私をウチに帰すためだけに世界が回ったとすら思う。
一審の、2/4、再保_とは、控訴して猶予を取りに行けという意味だったと思う。
なのにウチらホント、何やってんだろ?
「頑張る」ってあれほど自分に誓ったのに。
ミッキーの手の平部分完成。
おっそー・・・σ(ー、ー)
今夜は完徹で大工仕事やらなきゃいかん。
せめて住む家くらいは"自力"で確保しないと! ̄O ̄)ノ
小屋おっ建てるとかそーゆーのじゃないよ(笑)
有利な部分:固定資産税算出調査、本籍地及び住民票、新しい戸籍
不利な部分:ブレーカーを故意に落とされる可能性、開かず窓しかない部屋
果たして、生きて2005年の夏を過ごせるだろうか?
2004年は酷暑だったらしいけど、私よくワカンナイんだよね。
冷房も扇風機もなく、常に窓全開、
かと言って、日なたを出歩く機会もない生活してたからさぁ(笑)
11月07日(日)
マスコミを警戒して判決の前日に早めに出発して、
難波でお父さんの仏壇を選ぶという話が、やっぱり15時過ぎの出発。
「ウチのカギ・・・ま、一緒だからいっか」
乗換えで難波駅到着、あの人の我侭が増長しはじめる・・・
「タクシーで行こう」「自分の勘で歩きたいの!!」
挙句、
「帰る。一人で裁判行ったらえーやろ!」「もう帰ってこやんといて!」
もう意味不明。
私は明日の裁判に行かないわけにはいかない。あの人の我侭に付き合って、家に戻る意味もない。
カバンを返さなかったのは、私の後に付いて来て、というサインのつもりだったんだけど。
ホテルにチェックインした後、電話した。
「もう電車乗る。明日も行かないから」 終わり。
あの人の旦那に電話した。
「自分がキレたんやろ?」 違うし。
まぁこの人は他人ですから。
「悪い事を注意しあわないのは、家族じゃない。
私と澤井さんは家族じゃないけど、私とあの人は家族、でも注意しても聞かない。
おじさんとあの人は家族なんだから、注意して欲しい」
「そんなに僕と暮らすのが嫌なら、もうココ帰って来やんだらえーやん。
僕ら、家族ちゃうんやろ?」
電話が切られ、それっきり。
なぜか、持ってきた日記とメモをハサミで切っていた。
本当に無意識に、ひたすら刻んでいた気がする。
頭の中で、保釈中の判決の日、
家族に抱きかかえられて裁判所まで行ったという、マナのことを考えてた。
「求刑8年」では実刑は免れないと分かってた、それでも検察庁の留置場が一番辛かったって。
明日は我が身。なのに、私にもいるはずの家族が、いない。
猶予判決だと信じきっているから、あぁいう暴言が吐けるわけ。
頭の中で実刑判決シュミレーション。
「被告人を、懲役●年に処する。・・・なにか、言いたい事はありますか?」
「昨日、なんばでお父さんの仏壇を見に行くハズだったんです、来年7回忌だから。
なのにあの人、いきなりブチギレて
「明日は一人で行け、もう帰ってくるな」って帰っちゃった。
当然、執行猶予になると思い込んでるからそんな事が言えるんですよ。
というか、今までと何も変わらない、また捨てられただけの事。
おじさんからも、ウチ帰って来ないでって言われちゃったし。
それで実刑判決、そのまま収監。
あれが今生の別れ、それ見たことかって感じです」
「これ、失敗報酬で20万。このカバンあの人のなんで、着払いで送っといてください」
「昨日ウチを出た時、カギを忘れてきたんです。
でもま、2年後に帰ろうとしたって、どうせまたカギ換わってますから。
5月の時と同じくね。
昨日の晩、おじさんが電話で、家族ちゃうんやろって言って、電話を切ったんです。
これも5月の時と同じ。
こういう運命だったんですよ。誰もわかってくれなくてもね」
「私、禁固がいいんですけど」
ソウルドアウト聴きながら、なんか泣いてた。
カバン2個分の重さで、左腕のももに静脈瘤。
左あごにニキビできかけるも、すぐなくなる。
ようやく寝付いた頃には、午前4時半過ぎてたと思う。
11月08日(月)
INFOBAR のアラームで・・・違う、自分のヨダレが気持ち悪くてお目覚め。
8時40分、新生ATMに行かなきゃ!!
なのに・・・ATMがシステムダウン。
担当者にも中々繋がらないし、繋がっても要領を得ない。
「他行カードで100万単位、今日必要なんですよ」
これから起こる事を、もう分かっていたかのような発言。
9時半に出て、他のATMでお金を引き出し、スタバのソファで粘ること12時半。
裁判所の横を、若い感じの弁護団と、裁判所職員に挟まれるようにして歩く。
1時間後にはこの道を、手錠をはめて車で通る事になろうとは、夢にも思わなかった。
ちょっと遠回りな歩き方をして、イケメンマスターの喫茶店に入る。
もち、あの席、あのアイス。
マスコミの人がいた。ってか私の公判の傍聴席にもいたと思う。
ビックリしたろーな、さっきそこでアイス食ってた子が実刑判決言い渡されて、
なのにニコニコしてるのを見て。
お手洗いに2度行き、1時少し前に店を出る。
13:05、事務所のドアをノックして開けたら、もう先生が立ってらした。
「あぁよかった。もう君、来ないのかと思ったよ〜」「???」
「10分からだからね、ギリギリに入る事は伝えてあるから問題ないけど」
「え"っ!? 30分からかと勘違いしてました〜スミマセン」
「大丈夫ですよ。裁判所はね、1時ちょうどからだと昼休憩の関係で都合が悪いから、
ワザとずらしてるんですよ。
それに判決は早いからね、ちゃっちゃと終わらせて、次の人の裁判があるんでしょうね」
ドタバタと裁判所へ。
今日は特に、重大事件の公判はないみたいで、裏の出入口は閑散としてる。
私の法廷に大集合してたんだから、当たり前か(笑)
8階、先生ったらまた部屋をやり過す・・・
「先生、ここですよ、803法廷」「君の名前、ある?」「はい」「じゃ・・・」
先生、傍聴席側のドアからちらっと中を見て「あぁ」とため息をつくと、
勢いよくドアを開けて入っていってしまった。
ワタシ達、当事者なんですけど?
傍聴席はほぼ満席、ほとんどマスコミ関係者・・・私の姿を見るなり、一気に静かになりやがって。
扉閉める時、バタンって音させちゃって「あ、スイマセン」って謝っちゃったしw
てか・・・初公判の時以上じゃん。
やっぱりあの人は来てなかった。いたら、エライ事になってたろうね。
例の一行も、いたかどうかわからない。ってかまぁ、いたに違いないけど。
初公判の時同様、ギャラリーをチラッとだけ見て席に着く。
メガネと時計を外して・・・ネックレスはもぅいっか。
チラッと台本も読む。と・・・今日は司法修習生がいるんだ。
ってかなんで検事席にもう1人いるの??あんた誰よ??
(調べのときの検事の書記官。うだつのあがらなそーな男)
公判検事と裁判所書記官、相変わらず私の顔を睨みつけている。
もう慣れたよ、シカト2!
今日はホント、スーツ・タイ共マトモ過ぎてつまんない。
私の次の裁判は覚せい剤だから、このギャラリーは間違いなく私のだ。
あーぁ、今日で暇ともお別れ。明後日から会社の仕事させられるし。
てかヒステリー、全然直ってないじゃん。
判決用・反省文、早くも嘘になっちゃってるしぃ・・・みたいなことを心の中でぼやいてた。
当然のように執行猶予がつくものと、少なくとも ウチら2人は思ってたから。
裁判官の入廷 ―――
アレ?右の人、ドラ2の鈴木に似てないよ?アレ???
「判決を読み上げますので、被告人、前へ」「はい」
ヨソ事ばっかり考えながら、前髪を直しつつ、前へ立つ。
イスの背もたれに手をかけるのも毎度の癖。
Xさんですね?(ハイ)それでは、判決を言い渡します。
被告人・Xに対する、__法・__法違反被告事件について、判決を言い渡します。
主 文
被告人を、懲役2年に処する。 ◆求刑の半分とは、随分まかったな〜
未決勾留日数中、30日を、その刑に算入する。 しかも猶予でしょ?検事控訴されない?
押収してある__(平成16年押539号の1) これは当然。
及び__(同号の2)を没収する。 ん?○年間刑の執行を猶予する、は?
主文は、以上です。 以上って・・・オイ!(先生の方を見る)
繰り返します・・・ 先生、ポカンと裁判長の方見ちゃってるよ!
(頭の中で「JOINT / RIP SLYME」の冒頭部分がが流れ出す)
「・・・以上の通り、実刑の判決です」「はい」
後ろのざわめきが起きなかった事から察するに、
傍聴席にさり気無く座っていると言われる私服検察職員も毎度おなじみ、
__地裁・高裁出入りの記者なら、判決を聞かなくても分かってたこと。
驚いていたのは、マヌケなウチら2人だけ。
なのに私は、冷静だった。
判決直前の返事が一番小さくて、判決を言い渡された後の方がハッキリ元気よく返事してたと思う。
でも、背もたれを掴む手だけが現実だったようなかんじ。
「理由を読み上げますので、被告人、前のイスに座ってください」「はい」
この前と同じように、子供っぽく背もたれを引いて腰掛ける。
「被告人は・・・・・・・・・」
もう一度、チラッと先生の方を見た。
理由を聞きながらも、頭の中は真っ白ではなかった。
荷物と一緒に警察がやってきた時みたいに、ぐるぐると色んなことを考えていた。
母親の荷物を持ってきちゃってる事、
だから母親の着替えはあるけど、自分の着替えがない事、
2年って事は、未決30日と初犯1/3を引いて、1年3ヶ月ちょいだけど、
ダイコーの雑役さんになれるかな?
もうウチ帰る気はないから満期務めることになるかも〜だとか、
4年の2年って鈴木宗男と同じじゃん・・・パクった?とか、
この前の左陪席のうっかり発言から一転、何でよ?とか。
即日控訴・即日保釈ってムネオ被告の手もあるけど、
あれは控訴・保釈申請を念頭においての判決だから、準備万端だったろうし。
それに引き換え自分は・・・控訴するにしてももう保釈される事はないだろうし。
前日にまた、あの人に捨てられ、旦那とはお互い絶縁宣言、
ご丁寧に、ウチのカギまで置いてくるほどの用意周到ぶりw
判決の前日にヒステリー起こして、娘を一人で判決に行かせ、
よもや実刑を喰らう事になろうとは、夢にも思わなかったろう。
先生からの連絡を受けて、うろたえ、慌てふためくあの人の姿が見えるようだ。
思い知れ。私の身を持って、思い知れ。
〜 判決の理由の概要 〜
__という重大犯罪、共犯者の助力がなければなし得なかった犯行とは言え、
被告人自身が積極的に購入を依頼し、自分で__(裁判長、噛みまくりw)の手配をするなど、
大胆かつ計画的で、悪質な犯行と言わざるを得ない。
しかし取調べでの自供や、反省文をしたためる等、本人の反省もあること、
(あの人)との確執という動機、若干_歳の__という情状も多くある。
しかし事の重大性を鑑みると、実刑をもって処するのが相当と思われる。
「なお、この判決に不服があるときには、明日から数えて14日以内に控訴手続きを取り、
弁護人を選任し、控訴審を受ける事ができます」
「はい」
「よく、分かりましたか?」
「はい」
「では、勾留の手続きになりますが、よろしいですか?勾留場所は大阪拘置所になります」
「はい」
ここで閉廷、規律、礼、かな?
判決後の反省の弁を述べる機会なんて、与えられなかった。
んで、中学生日記の先生みたいな顔したベージュのスーツのオバサンと
タイの選び方がかなりおしゃれな、ノリの良さげなオジサンが急に近くに来て。
どっから出てきたんだろう・・・?
顔を上げると、先生が私に話し掛けてる。
控訴?保釈?(あの人)?
後ろが騒がしいのと、現実と空想の入り混じったような状態で、ロクに理解できない。
「荷物はこの2つだけですか?」オジサンが持ち上げる。
「ハイ、でもこっちはあの人のなんですよ」
「えっ?(あの人)、今ここにみえるの?」先生。
「いえ、来て・・・ないと思います。
昨日夜に急にキレて、一人で裁判行きなさい!!って帰っちゃったんですよねw」
「そうなの?じゃこのカバンどうします?」
「先生、預かってもらえたりなんか・・・」
「え?僕が?」
「あ"〜でも・・・(このカバンにも私の荷物入ってるんだった)」
「一応2つとも持っていきませんか?」オジサン。
「あ、じゃあそうします」
先生が、他に何を言っていたかとか、全く覚えてない。
辛い現実から目を反らすためか、カバンの事以外考えられなかった。
荷物押し込みの時と、全く同じ。
記憶が、エラく断片的。
ネックレスを外そうと、左手を首に回していたような気もする。
いよいよ、前回はマスコミ対策に、と言いながら結局使わなかった、あの扉から"中へ"と入る。
前回はあんなに楽しかった法廷が、
今日は、この部屋に入ってくるまでの自分と、もう外には出られない自分との境目。
傍聴席からは、さぞ奇怪に映ったであろう。
(あの人)が来ていないのに(あの人)のカバンを持ってきているという被告人。
今から"中へ"入るというのに、先生に対して、他に言う事はないのか?
刑事たちすら、これでようやく片付いたと思ってる。
でも、先生が本当の心の内を見抜いてくれていたとは。
「絶対に、君をあそこで一晩過ごさせるわけにはいかないと思った」
どうしてこんなにまで考えてくれるんだろう。
検事席の前を通る時、やっぱり私の事を見ている公判検事。
いつもの、あの鋭い視線ではなかった気がする。
私が判決に「え?」って目をした時も、見ていたはず。
でもその目を見返せるほど、もう自分には余裕がなかった。
涙なんか、全然。潤みもしなかった。
でも精一杯ポーカーフェイスで、いつも微笑を絶やさないのが「Xさん」。
背筋をピンと伸ばして、中へ入っていった。
後日、先生曰く。
裁判官が入廷した時、こちらとは目を合わせないように、厳しい顔をしていた。
それで、直感で実刑だと分かった。
あと、判決言い渡しの時、検事がスゴイ目つきで僕の方を睨んでいた。
君の方はそれほど厳しい目で睨んではいなかった。
君は、判決を聞きながら、穏やかに笑っていた。
不思議に思う事。
保釈中の被告には、実刑の判決言い渡し後でも、法廷内で手錠腰紐をされない。
そもそも勾留中でも、法廷内で拘束具の着脱を行うほうが間違ってると思うけど。
「このイスに座って」
扉のすぐ傍の長イスを勧められる。まだ手錠をしないらしい。
「あの、今のうちにアクセサリーとか外してもいいですか?」
「あ、うん。どうぞ」
「足にも付いてるんでw」
さっき法廷で外し損ねた純金のネックレス、ストッキング下のトーリング。
勝手にお父さんだと思って身に付けていたトルコ石の数珠も外してカバンに入れた。
喉が渇いている。さっき食べたアイスと、極度の緊張のせいだろう。
でも、お茶飲んでもいいですか?とは聞けなかった。
服毒の危険があるから、ダメだと言われる事は分かりきっている。
「これ、勾留状ね」
ちゃんと私に見せるわけでもなく、かといって隠すでもなく、何がしたいんだろう?
そこに "警部補・__" の名前がある事は、見逃しようもなかった。
あのプーさん、実刑だって知ってやがったな!w(←間違い 勾留状の復権)
当然、聞きに来ていたと思う。
「何でまだ笑っとるんや・・・あほかいな」って思ってる。
すぐ側を、裁判官3人が出て行く音が聞こえた。
検察職員や裁判所関係者が「実刑です、実刑です」と、色んなところで言ってた。
扱いが急に変わるわけでもなく、実刑の判決言い渡し後も、
保釈されていた被告人の身柄は、随分と大事に扱われる。
「手錠つけますね」オバサンが優しく言う。
別に初めてって訳じゃなし、なのにすごく優しい。
自分で持ってなきゃ落としちゃいそうになるくらい緩い上に、腰紐はまわされない。
そういえばこの時は、いつもの子供っぽく振舞うのをしなかったな。
悪あがきも、嘆き悲しみも、テンションの高低もなく。
冷めてた。
エレベーターに乗る直前に手錠袋も一緒に外れて、自分ではめようとするも、うまくいかない。
笑いながら謝って、中ではめてもらう。相変わらずゆるゆる。
勾留中の被告の留置場は確か地下1階、私は同じ階の別のところに下ろされる。
「実刑、通ります」
拘置所職員と思われる制服8人くらいの前を歩いた。みんな私の顔を見る。
大阪地裁堺支部の競売部屋と同じような看板のある部屋で、オバサンと2人で待つ。
特に柵があるわけでもなく、扉を開ければすぐ外に出られるような構造の部屋。
「あの人がね、昨日の夜なんば駅の地下でブチギレて、
荷物私に持たせたままウチに帰っちゃったんですよ。
まさか実刑になるとは思ってなかったから、何の準備もできてなくて」なんて笑いながら話してた。
オバサンは返事をせず、相槌だけ打っていたと思う。
オジサンはさっきからあちこちに電話をかけ、実刑です、を繰り返してた。
「車に乗りますから、忘れ物のないようにね」「はい」
外に待っていたのは、かなり新しい銀のクラウン。
もしかして勾留中で執行猶予判決の被告用の移送用車両ってコレなのかな?
「真ん中で、狭いかもしれないけど」と、荷物2つをトランクに入れてもらい、中へ促される。
タクシーのような乗り心地。
「今から検察庁に行きますんで」「はい」
さっき喫茶店に向かって歩いた、あの道を走る。
でも今は、緩くても手錠付き。
「あの、求刑4年の実刑2年って鈴木宗男被告と同じじゃないですか、
鈴木さんは即日控訴したってニュースでやってたんですけど、
被告側が控訴しなくても量刑が軽いって検察側も控訴しただろうってコメントされてたんですよ。
私の場合も、されるんでしょうか?検事控訴 」
とにかく何かを喋っていたくて、ぺちゃくちゃ喋っていたけど、
返事をしてくれていたのかすら、記憶にない。
対向車が止まっていた時、私の手錠袋から腕が見えているのを、オバサンが優しく直してくれた。
さっき歩いてきた道を走る。
アレ?拘置所への道とは若干違う・・・左折した場所には【検察庁】の石碑。
「検察庁、ですか??」
「いったんココで手続きです。拘置所へは他の人も一緒にバスで移送されます」
「そうなんですか〜」
さっきちゃんと返事したくせに、やっぱり理解できていない。
地下駐車場で車が止まると、拘置所のバスとは違って、新しいマイクロバスが6台止まっていた。
「気をつけて降りてくださいね」車を降りて、
トランクでカバンを受け取る時に運転手さんと目が合ったので
「アリガトウゴザイマス」と、子供っぽくお礼を言ってみた。
「どういたしまして」にこやかに返事をくれたおじさん。
「実刑、女性、通ります」このオジサンは、それを叫ぶのがお仕事らしいw
関空署より大きな署の留置課ってかんじの詰め所を通り、
3つ長椅子があるものの狭すぎる感じの待合室に、オバサンと入る。
どうも警察関係者用の待合室らしく、
1人は、あのオモチャみたいなマークを胸ポケットからだしている。
もう1人も、普段着で腕組みしてるけど、パッとみただけで警官だと分かる。
その横には、手錠をはめられた男が座っている。
警官同士は無関係らしいけど、
雰囲気でわかるようになってしまうほど、警察に慣れてしまっている自分に驚き。
他の部屋にも警察関係者らしい人がいた。
「ハイ、こっち来て」と言われ、奥のジャバラカーテンに通される。
女性留置場入口といった感じ。
奥には白い柵があり、中には駅のベンチとは少し形の違う青いイスが並んでいる。
中にオバサンが1人、座っていた。
ここで、優しかった検察職員のオバサンともお別れ。
拘置所職員並の、高卒っぽい制服のオバサン2人に引き渡される。
「荷物、これだけ〜?」
「今から仕分けるからね」
「あ、ブラジャーとかアクセサリーとか付けてない?」
「付けてます」
「じゃこれで隠すから、外して貰える〜?」
ジャバラが閉められ、検査着を渡される。
ここで身体検査を受けるのか・・・と思いきや、
「外すだけでえーねんで」
「あ、そうなんですか」
さっすが、口の聞き方がw
お金を数えたり貴重品・危険物をより分けたり。
手続きが終わり、柵の中へ入れられ、トイレを見てみた。
留置場と同じ造りの扉、でも中は和式。
紙はある、シンクもある。
でも飲める水じゃなさそうだし、用なんて足さなくても、ない。
青いイスに座った。
オバサンが、さっきからひたすら体を掻いている。
見るからに不潔そうな、服装もちぐはぐで、
恐らく警察留置場から1回目の公判に行って、そのまま身柄を拘置所に移される被告なんだろう。
それにしてもかなり様子がおかしかった。
拘置所にいた頃の私なら、人さえ見ればなんでも話し掛けていたけど、
今はそんな気分じゃない。
頭を壁に持たせかけて、目の奥の方がじんわりとなるのを感じてた。
でも、すぐ外にさっきのオバサン2人がいるから、泣きたくはない。
「はい、出てきて〜」
すぐに反応しない、もう一人をよそに、さっさと柵の外に出る。
「Xさん、名前は?」
「Xフルネームです」
「生年月日は?」
「昭和_年_月_日です」
「こっち来て〜手錠つけるから」
「ハイ」
さっきのとは色の違う手錠を、持ってて、と渡されて
「紐、ズボンのベルトの穴に通すから」
そういって通し始めるオバサンの、動きに合わせて回ってみる。
「えぇからこっち直っといて」
左右に紐があるタイプらしい。
「あ、ごめんなさい」
別に、心から申し訳ないと思って謝ってるわけじゃない。
「Xさんの荷物、この2つやな?自分で持っといて」
と、おっさんにカバンを渡されたので
「はい。あ、これも入れといていいですか?」
と、カード入りの封筒を示すも、シカトされた。
さっき通ったところを歩かされ、駐車場に出ると、さっき見たマイクロバスの移送車に乗せられる。
隣に、不潔なおばさんが座る。
カーテンを閉められ、後ろに男性の被告が座る。
カーテンを開けられ、横に男性職員が座ると、バスはいよいよ拘置所に向けて出発。
頭の中で、SOUL'D OUT の"BLUES"が流れ始めた。
俺たちはここに重なって
心には蒼さだけが残る
目の前がぼやけて見えるそんな日ばかりさ
なぜこうして2人は・・・
たったこれだけのフレーズがうまく歌えなくて、頭の中でエンドレス。
淀屋橋駅近くの橋。ついさっき、のんびり歩いていた道。
初公判の時にも見ていた、不思議なデザインのビルが見える。
阪神高速に乗る手前で、左手に梅田のへんなビルが見えた。
信号で止まり、右折して高架に上がる車内で、ガンガン見入っていた。
少しでも、自分のテンションを保っていないと、今にも崩れそう。
90度近い右急カーブ、ここは覚えがある。
起訴されて、警察の車で拘置所に送られる時に走った。
手前から渋滞していて、前には液化窒素を積載した小さなトラック。
あの車に突っ込んでくれたら、タンクが爆発して、
この車も−40℃の液化窒素にまみれて、絶対死ねるだろうな。
おじさん達を巻き込んでしまうけど・・・と、そんな事ばっか考えていた。
でも今は、一人。
甘やかしてくれるおじさん達も、もういない。
こんな思いをするくらいなら、外へなんか出るんじゃなかった、とすら思った。
高速を降りて、川沿いの懐かしい道。
でもよく考えれば、
最初と、初公判の帰りの2回しか通っていないのに、どうしてこんなに懐かしく感じるんだろう?
ここを通るのはたぶん最後になるから、と
目を凝らし、放免屋と丸の屋の店構えをガン見した。
聖心女学園みたいな門をくぐる。
門の前には、ヤンキー丸出しのおっさんとおばさんが、こっちを見ていた。
マジックミラー越しのはずなのに、目が合ったような気がした。
「警察関係者へ。ここでは絶対にクラクションを鳴らさないで下さい」
この看板は・・・(笑)
初めてここに連れてこられた日の、あの場所だ。
マイクロバスは、見事なハンドル捌きでぐるりと回って駐車スペースにピッタリと収まった。
「降りるから準備してー」
横の男性職員が、腰紐の端を外すと、各自荷物を持つように促す。
鈍くさいおばさんに調子を合わせるように、ゆっくりとバスを降りる。
確かに、最初に来た時と同じ場所。
机があって・・・って、I先生がいる。
「あれっ?」向こうもそんな反応。
「どしたん?また(あの人)と喧嘩したん?」
「いえ、実刑の、2年でした」
「そうなん。控訴はするん?」
「まだ何も・・・執行猶予付くと思ってて実刑だったんで、自分も驚いてます・・・」
おばさんにも何か話し掛けているけど、明らかに私に対する時と口調が違う。
不思議な人。
私は実刑、おばさんは未決。口調が逆なんじゃないのかなぁ。
こんな事を考えながら、
前回は薄汚れた白衣を着ていたおっさんがまた、私に名札を書いて持たせ、正面と横顔の写真を撮る。
I先生と、他の男性職員が所持金を確認し始める。
「またごっつ持ってきてるやんw」
「はい、偶然今日下ろしてて。今思えば、よかったです」
「よぅないで、数えるの大変やんw」
「あ、ごめんなさい」
「えーでーw」
おばさんは「Aさん」というらしい。
正気なのか病気なのか、薬がなんちゃら〜頭が痛くて眠れない〜
鈍くさいやり取りに、I先生がイライラしてる。
「なんでまた実刑って・・・」
「えぇ、あの人も弁護士の先生も、保釈されたから執行猶予って言ってたんですけど、
結果は・・・なんの準備もせずに連れて来られちゃって。
喧嘩って言うか、昨日大阪まで一緒に来たんですけど、なんば駅でいきなりキレて、
私に荷物持たせたまま家に帰っちゃったんです。
判決も一人で行けって言われちゃって。で、実刑です」
先生が少し、悲しそうな顔をした気がする。
手続きを終え、前回と同じ小さな入口から中へと入る。
同じ廊下、同じ階段。
同じ5舎2階の入口。
201に林 真須美がいるってハルちゃんは言っていたけど、
この前保釈の時に覗いてみたら、髪が長くてほっそりした女の子が住んでたから、違うんだと思う。
今回も覗いてみたかったけど、
実刑判決を受けて確定待ち受刑者になる自分の惨めさが増すばかりと思い、
他の部屋も一切覗き見ることなく、カバン2つを持ってさっさと歩いた。
227の前で、ハルちゃんとばっちり目が合ったけど、思わずニコッと笑ってしまった。
ハルちゃんは、ビックリした顔してた。
新入調べ室に入る。
「あっ・・・」という反応。
見慣れた顔はお互い様。
私の顔を見ても、誰も、再犯だとは思わない。
前回と同じ、窓際の席に座り、
身上調査書類、洗濯物が傷んでもの紙、特別購入B願箋をサラサラと記入する。
呼称番号と部屋番号と、親族の欄は空欄のまま。
「(あの人)、書いとかなあかんで」
I先生が、私を諭すように言った。
向こうでは、荷物を点検してる。
「先生、歯ブラシ購入・・・あ、いいです、多分あります。
あ、タオルが1枚もないんで、2枚買わせてください」
「色、両方白やけどええ?」
「あ、できればオレンジ・・・白は汚れが目立つから」
「最初に買えるんは白だけやねんなーw」
「はーい」
「あ、切手とかどうする?手紙、書く?」
「書かないと思うけど・・・一応10枚お願いします」
「せやな」
所持品リストを書いていた先生(1階の正担)が
「Xさん、控訴とか保釈の予定ある?」と聞いてきた。
聞きたいのはこっちの方だ。
「あ、まだ何もわかりません。でも多分、しないと思います」
「わかった」
ここで少し、じわっと来たような気がする。
もう外に出る事はないんだろうという現実。
さっきまで頑張っていた自分が、少しずつ崩れていくのを感じてた。
「Xさん、身体検査するからこっち来て〜」
今回は、あの大拘イチ美人の部長さんじゃない、まぁX先生ならいーや。
こんなスーツ着てたって、私はもう受刑者なんだし。
と・・・外からやってきた人間に対して、かなり適当な検査;
この子は特に調べんでもえーわ、みたいに思われてる。
体重計に乗ると、56kgを指していた。
I先生と見つめ合っちゃって、もう笑うしかなかった。
「銀行イン?」
「ん???」
「ん?やあらへんて。コレ銀行印?認め印?」
リップライナーが相変わらずのT先生。
大金を持ってきている→銀行員って意味かと思ってたw
「両方とも銀行印なんです」
「ん、わかった」
「Xさん、前は何房におった?」
見たこともないほど小さなメモを持ったぺコちゃんが聞いてきた。
「227です」
「はい」
やっぱり、前にいた部屋には入れてもらえないんだ。
できることなら2階の部屋がいいなぁ、なんて淡い期待を抱く。
「Xさんの番号は"83"な。書いといて」
「ハイ」
「部屋、111」
「ハイ」
1階になっちゃった。
でもまぁ、前回の知識とクソガキ根性で、なんとか乗り切るしかないだろう。
「お風呂行くから、その前に言い渡しな。ハイ立って」
2人で並んで立つ。
扉の外に、M先生の姿を見つけた。
気付けば、部屋に入りきらないほど先生たちが集まってきてた。
(用もないのにワラワラと、私を見物に来たらしい;)
一番最初に私を出迎えてくれたアカネちゃんが、言い渡しを始める。
「えーっと、今日からここでの生活をするにあったっては〜
Xさんはもう知ってるよね?(ハイ)
Aさんは初めてだと思うけど、集団生活の中で規則に従って・・・じゃ、礼!」
「ハイ、じゃXさんからお風呂行くから、カゴ持って付いてきて〜」
まさかしょっぱなからM先生とお風呂じゃないだろーな・・・
ぺコちゃんだった。
もう一度、227を覗こうとしたら
「前の部屋、覗いたらあかんで〜」と注意されてしまった。
でもばっちり見えた、フクちゃんがあっち向いて笑ってた。
前回と同じように独居風呂に入って、今回は湯船ではなくてシャワーらしい。
「顔、化粧、しっかり落としてな」と言われ
「ドア、開けたままですか?」
「閉めてえーで、寒いやろw」と笑われた。
上を脱いだところで、前方にK先生が、私を見つけて「あっ・・・」
自分こんな格好だし、もう笑うしかない。
シャワー湯温もイマイチ、
適当に石鹸の封切って
適当にタオル濡らして、
最後にうっかり太ももに熱湯浴びちゃって、釈然としない顔でお風呂を上がる。
適当に拭いて、
適当に服を着て、
上着は着ず、靴下もはかず。
カゴを持って、しばらく2階とはさよなら。
そのつもりで、3度227を覗いてみたけど、知らない顔しか見えなかった。
そのまま通り過ぎ、階段を下り、1階に入る。
夏には鉄格子だけだった仕切り戸には、冷たい風を遮る透明アクリル板が張られてた。
雑居風呂を通り過ぎ、物置、保護房、113、112、111。
ガラガラと扉が開けられ、布団と一緒に部屋に入る。
「よろしくお願いしま〜す」と、顔をあげると、知っている顔が2人。
お風呂で一緒になった、インテリ系?の子と、
外国人が金の事で揉めてるから何とかして欲しい、
と、生理風呂にチンコロしに来て、逆にM先生に叱られていた刺青女(アンちゃん)
悪い人たちじゃないのは何となく分かるけど、この部屋では少々やりにくそうな感じ。
他、ヤンキー3人、中国と韓国人。計7人。
部屋によって違うルール、
罪状は"__"で懲役2年、
部屋が違うのになぜ先生のあだ名は共通なのか?(顔面凶器とか)
コップもお椀もお箸も、みんな自分のが決まってる(メンドイな・・・)
このゴム短すぎるからもう1本貰ってつなげる、
弁護士名簿と電報用紙もらわなきゃ。
こんな話。
227の時と違って、みんな私に興味ないみたい。
判決前から、喉渇きまくってたから、部屋のお茶を飲む。
「そーいえばさ、みんなもう夕飯食べたの?」
「食べたよ〜」
「点検は?」
「終わってるで」
「うそー!私、昼も満足に食べずに判決で、そのまま来ちゃったよ!サイテ〜;;」
「ウソ2まだ食べてないでw」
「もーw」
間もなく夕飯。
率先して手伝おうとはしたんだけど、
部屋によってルール違うし、3日くらいは大人しく見てるだけにしよーかな。
今日のメニューは・・・八宝菜風〜 やっぱりぐっちゃぐちゃのw
もともと食欲なんかなかったから、お箸もつけず、外人2人におかずをあげて、
洗面器の使い方を聞いて、部屋の端に座り込んでた。
4時20分くらいかな?もう外は薄暗い。
夏はあんなに明るく感じた部屋の電気すら、暗く感じる。
夏と秋、1階と2階の違いってだけではないだろう。
みんなも食べ終わって回収も終わり、この部屋はみんなで喋るって事はないらしい。
2,3人で固まって喋っている。
私は入口付近に座り込んだまま1人、テンションがするすると下がっていくのを感じてた。
他の子は、靴下をはいたり、上着をきたりしてるけど、
私は裸足でインナーの格好のまま、下着もつけずに、ぼーっとしてた。
「点検〜」
外人2人の隣にならんで、
新しい番号「83」と、前の番号「5047」を間違えないように、はっきりと返事をした。
I先生と一瞬だけ目が合ったけど、無感情だった。
夕点検も終わって、あまり明るくない室内。
227の時とは違って、あまり構って貰えない、というのもあるけど
私自身、
先生を半ば騙すようにして貰った2本目のゴムを1本目と繋げながら、
膝を抱えて、無表情で座っているのがやっと。
―――――ガチャッ。
夕点検後のカギを開ける音には、聞き覚えがある。
「Xさん、荷物まとめて〜」
デメキンというあだ名の副担当。
保釈?でもまだ控訴手続きどころか、その意思すら示してないのに。
本人の意思がなくても控訴ってできるものだっけ?
アンちゃんが「転房?」と聞いた。
あぁ、2階の部屋へか。
「あの、保釈ですか?転房ですか?」
一応確認。
「さぁね〜、どっちやったかなぁw 布団も食器も全部出して〜忘れ物ないよーになぁ」
前回と同じ黄色いカゴに、前回とは仕組みの違う棚から、
さっき積めたばかりの、少しばかりの服を入れる。
洗面セットを置いていこうかとも思ったんだけど、鈍くさそーな子たちだし、
I先生が後で部屋の子に文句を言いかねない。
アンちゃんが食器類を出してくれてた。
「み、短い時間だったけど、お世話になりました〜w」
「元気でな!」
ガッツポーズで見送ってくれたアンちゃん、他の子とは少しだけ違う感じの彼女。
部屋を出てデメキンと2人、暗い廊下を歩く。
「あっという間やったな、保釈」
「すみません、せっかく色々用意して貰ったのに」
「ホンマやで〜ま、えぇねんけどなw」
2階に上がって、新入調べ室にもカギがかかっている。
夕点検も終わって、引継ぎも終わる時間。
中には誰もいなくて、デメキンと2人で荷物を出し始める。
青い領置箱、まだ移動すらされていなかったみたい。
I先生が笑顔でやってきた。
この人は最後まで、私に対してだけは優しかったな。
お金を数えながら「ホンマに〜お母さんともう喧嘩したらあかんでw」なんて。
100万の束についても少々。
保釈の通知を行うおっさん職員がなにやら読み上げる。
「弁護士さんが、外へ出たら電話くださいとの事です。
事務所やともう誰もおらんかも知れないので、携帯の方にかけて下さいとの事で、これが番号です」
T先生まで見送りに来てくれて。
「もう絶対(あの人)と喧嘩したらあかんで〜」
「ここはアンタみたいな子の来るトコちゃうんやで!」
「はい」
私から売った喧嘩なんて一度もないのに。
「短い間でしたけど、お世話になり、ありがとうございました」
「ホンマ、よかったなぁ!」
ってアレ?今回もこのお姉さんが見送りなの???
前回、私の重い荷物を一緒に運んでくれたお姉さん。
さっき通ったばかりの227の前を通る。
誰もこちらを見ていなかったけど、ハルちゃんとフクちゃんがいた。
秋の夕方はもう真っ暗、
廊下には電気もついていなくて、私の服装は公判の時のまま真っ黒。
見えなかったかもね。まさか即日保釈になるとは誰も思ってないだろうし。
心の中で、さよならと。
またここへ戻ってこない保証はないんだけどね。
2階の担当台には顔面凶器。
「まっすぐ行って・・・」
「そのまま出たほうがええんちゃう?」先生同士の会話。
私の顔を覚えていたみたいだけど、保釈と分かってか、特に反応はなかった。
でもいっぱいお世話になった人だから、軽く会釈。
林 真須美の部屋が201でない事は分かってる。
結局、見つけられず終い。
そのまま大廊下に出て、階段は降りずにつきあたりまで歩く。
男性職員いっぱいいるし、先生と話すのは外に出てからにしよう。
金属の網戸を通り、さらに扉を開けられると、そのまま外の駐車場へと降りる階段。
「前回、9月の保釈の時も先生に送ってもらって、重い荷物を持っていただいたんです。
その時ちゃんとお礼が言えなくて・・・ありがとうございました」
「せやん、覚えてるわ。今回は荷物少なくてよかったなぁ」
「はい、ホント帰宅後3日くらい腕が筋肉痛で」
「あ、こっち歩き〜」
後ろから、あの検察庁からの移送バスが追い越していった。
「先生、近くに公衆電話ってありますか?」
「あー私は分からんわ、門の所の人に聞いてみ。
あっちにローソンあるけど、公衆電話あったかどうかは知らんわ」
正門に到着。
「ありがとうございました」
今度はちゃんとお礼を言って、中に入り、金属ゲートを通る。
ひょろっとした男性職員に、呼称番号と名前、生年月日を答える。
ついでに聞く事と言えばコレ。
「近くに公衆電話ないですか?」
「そこの駐車場のところにありますよ」
「あ、アリガトウゴザイマス」
先生の携帯に電話をかける。
「よかった〜間に合いましたか。いやぁ、まさか実刑になるとは思ってなくてね、申し訳ない。
保釈の準備も何もしてなかったから、焦りましたよ。
決定が出てすぐ、検察庁に向かったんですが
もうアナタ拘置所に行ってますって言われて、イヤ〜ホント焦りましたw
”絶対に、君をあそこで一晩過ごさせるわけにはいかない”と思いましてね。
とりあえず、今後の話もあるんで、8時ごろにまた電話してもらえますかね」
なんで、ここまで思ってくれるんだろう。
もちろん、お金を払ってるってのはあると思うけど、
こんな生意気な強がりの本音を、なんで見抜いてくださるんだろう。
電話ボックスの足元に、拘置所セットを置いたまま、タクシーに乗り込んじゃった。
私のフルネームが書かれた紙袋なのに・・・あーぁ。
タクシーではちょっと喋りすぎた気もするけど、まぁ2度と会わない人だし。
今回はさすがに、特急に乗ることにした。
あ、2階建ての下じゃ〜ん、ツイてる!
どーっと疲れがでてきたんだけど、眠るような気分じゃなかった。
今日はホント、色んな事が起き、色んな事を考えた。
逮捕された日と、似てるかも知れない。
コームの柄にしっかり書かれた"83"を見つめ、
ついさっきまで自分が絶望のどん底にいて、今もそんなに変わらない事を自覚した。
MD の BLUES をエンドレスで聞きながら、色んな事を考え、涙がぼろぼろこぼれてた。
ふと顔をあげると、目の前に座っているおじさんの長靴の履き方が面白かった。
拘置所にいそうな感じの雰囲気のおじさん(大失礼)の、その妙な感じが、私の心を和ませた。
駅に着き、心の中でおじさんにお礼を言って、電車を下りた。
PHSは走行中の電車からはかけられない。
ホームから電話をかけ、ゆっくりと改札を抜け、東口に出た。
「車がいい?タクシーがいい?」
あの人の声が、泣いているようにも聞こえた。
「ふとした疑問」
1.クリーン・コントロールド・デリバリー
↑
「ド」って何?
2.堺支部じゃなくて、なんで大阪地裁「本庁」扱いなの?
3.平成17年押第213号の1と2が、どうして競合罪?
「併合罪」じゃなくて?
所持罪には、31―3A(3年以上)まであるよ?
即発砲可能な状態なら、なおさら「併合罪」にすべきなのでゎ?
4.関税法違反で求刑に罰金がなかったのは、営利ではなかったから?
(あの人、3000万まぢで用意してたらしいよ)
次に傍聴に行ったときに、高裁5部の検察官つかまえて直接聞いちゃうよヾ(∀≦)
Nさんのオーラが怖くて聞けなかった事。
5.府下で銃器事件がないときは、暇なんですか?
ミッキーの手、完成〜o(≧∀≦)oめちゃカワ☆
てか、こんなにイメージ通りにできたのって初めてかも、くらいの出来。
ただ・・・眠い。
徹夜で大工、ムリ、寝ますミ(ο_)ο
195 :
名無しの笛の踊り:2005/04/23(土) 04:48:12 ID:JkQHK7Z6
「拘置所の中」(ぱくり)
私が友達にCOACHネタを喋るときは
@ 林 真須美と微笑み合ったぁ(´∀`)
A ダニのお陰で20分間独居房体験☆
B「八宝菜風」というメニュー
の順に、面白おかしく話しちゃうけど、COACHって実ゎ奥深い。
未決(裁判中・刑が未確定)房には、雑居だと6〜8人が収容されてるけど
クスリ初犯・オーバーステイみたいな、執行猶予確実な人から
強盗・殺人・放火みたいな、刑務所行き確実な人まで
同じ部屋に住み、同じ釜のメシを食い、お風呂も一緒
トイレタイム以外は常に一緒に生活してる。
もしかしたら、"死刑になる人"が、目の前の廊下を歩いてるかもね。
死刑になる人は、刑が確定しても、同じCOACH敷地内の別棟に移動するだけで
裁判出廷以外には、二度と外の空気を吸うことはない。
そんなのが、ごちゃまぜになってるのが拘置所。
ある意味、この世の果てだと思う。
今考えるとゾッとする話。
休庁日の土曜の朝、空は明るいけどまだ起床のチャイムが鳴る前 。
―――‐コロサレルぅコロサレルぅ殺されるぅ殺されるぅ!!
数人の足音と共に、女の雄叫びが近づいてくる。
(をを???)(もーすぐ通るんちゃう?)
起床前は起きあがっちゃいけないから、横になったまま通るのを待つ。
私がいた部屋は、2階の一番端にある雑居房で
この階から他へ移動する人の大半は、この部屋の前の廊下を歩く。(来たっ!!)
男の職員3人に担がれて連行される宇宙じ・・・ガイコツみたいに痩せた女の人。
肌は浅黒を通り越して黄土色。目はくぼんで、形が違って見える。
髪を振り乱し足をバタバタさせ、ひたすら「殺されるぅ!」
異様な光景。いや、わりと日常の光景だったりする。
この人、週1度はこうして連行されてくから、ウチらはもう慣れたもの。
こんなに威勢がいいのが珍しかっただけ(笑)
と、私の寝床のすぐ横の窓に来た。
「オマエら、バチ当たるからなっっ!!」
カッと目を見開いて私を睨み付け、そう叫ぶと
女はまた「コロサレルぅ」を繰り返しながら連れられていった。
「何でやねん!」
振り返ると、私の隣のちーちゃんが、その窓に向かってツっこんでた。
文章にするとおもしろくないかも。まぁ解説すると、
COACHの中にも関わらず、何故かクスリで狂ってる人がいる。
医師・薬剤師免許もないただの「保健婦」が、本人が希望してるからと
眠剤や安定剤を配りまくってるから。中には無理矢理飲まされてる人もいるらしい。
そんな感じで、COACHにいるのにヤク中さんができあがる。んで
暴れる → 連行(どこへ行くかは知らない)→ 戻ってくる、これの繰り返し。
ガイコツ女も、半日経って落ち着いた頃にいつも自分の足でスタ2歩いて戻ってくる。
自分でしたのかされたのか
服はビリビリ、体には血がこびりついてる。
何があったかなんて、ウチらには想像も付かない、縁のない話。
服を着るとすぐに破いちゃう子もいるって聞いた。
その子は「官貸与」の服を体に縛りつけられて、独居にいるらしい。
変なのはまだ2いるんだけど、とりあえずCOACHって そんな場所。
「ナニやったんやぁ!?」
と、窓の外向かって叫ぶおじさん?がいる。
5舎の3階か4階、端の方の独居。
この↑エリアは、男区の「自殺房」或いは「病人房」らしいから
(三井 環さんもそこにいたらしい)
とにかく"変人"が多いのは、階下のウチらでもよく分かってた。
窓の外に向かって叫ぶ、と言っても、そこは娑婆なんかじゃなくて
ダイコー付近の地図を見てみれば分かるけど、何棟もある建物は四角く連結していて
部屋の窓から見える「外」とは、中庭でしかないわけ。
だからこのおじさんが話しかけて?るのは、同じ立場のウチらか、スズメ相手。
かと言って「ナニやったんやぁ!?」って聞かれても
それに"大声で答える"と、懲罰ってことで"連れて行かれる"(どこへかは知らない)。
矛盾してるようだけど、COACHのルールなんてそんなもん、理由なんてない。
独り暮らしのおじさんにも、機嫌が良いとき悪いときがあるみたいで
雷のような声で怒鳴り散らす日もあれば
空に向かって歌うように(笑)叫ぶ日もある。
お天気は関係ないらしい。
精神鑑定とかやってると公判はずるずる長引くってゆーし
このおじさん、まだいるんだろうな
お父さまが迎えに来てくれた(∋_∈)
でも屋根裏が荒れすぎで結局明日夕方になっちゃったけど・・・・
てか唐突に来られて、ここに書き込んでるのバレたし(- - ゞ
でもすごくうれしかった。
とりあえずウチ帰って、あの人とは顔合わせないようにして
早く元気になって
大学の勉強しながら、会社の経理を覚えてくことになるみたい。
ありがとね。
202 :
名無しの笛の踊り:2005/04/24(日) 03:52:21 ID:uBXwV4a/
203 :
名無しの笛の踊り: