266 :
名無しの笛の踊り:05/03/07 19:50:11 ID:cfXJVgDs
え〜、カバン屋さんでしょ、靴屋さんだっけ?
あ、すいません、時計屋さんでした(ここスイスだし)
おお イル・カパンノ
おお イル・カパンノ
野に下り 衆に交わり
弓を手に獣を追うとも
胸の奥に歌があふれ
その両手が奏でるは
清らな恋の
永遠の調べ
良スレ発見!
今週末にリュートニストのナイジェル・ノースのコンサート行ってきます。(サンフランシスコ在住)
ダウランドはトルバドゥールと呼ばれる時代・国の人ではないかもしれんが、ああいう分かりやすい感情的な歌って好きだ。
おお 友よ
このスレに集うて
トルバドゥールを志されたる
高邁なるはらからよ
耳を楽しませ心を解きほぐす
言葉のタペストリを紡ぎ織るべく
詩神に仕えし者ならば
このスレの上にては
歌にて会話をなそうではないか
歌にて会話をなそうではないか
なんてね
270 :
パン:05/03/11 19:40:31 ID:OXWP734S
糸染めあぐる草花を
求めに山に入りたれば
腹すかせたる年若き
黒毛の・・・
熊に出くわせり〜
272 :
名無しの笛の踊り:05/03/16 07:09:51 ID:iPpZbbf0
バグパイプってどうじゃろか。十字路て民族楽器屋で4マソ程度で売ってるのが気になる。
上達するにはスカートと胸毛も必要アルネ。
ポシェットとでっかいバックルのついた革靴も忘れずに。
275 :
名無しの笛の踊り:05/03/18 18:59:18 ID:7quigCO7
春がきた、大地にあるものすべてが跳びはね踊る季節じゃ
うたをわすれた カパンノは
うらのこやぶに すてましょか
いえ、ただのガルガンチュアになるんで。旦那。
イル・カパンノには乙女イザベラの高貴さに加え気になることがあった。
イザベラが祖国の宮廷で歌ってたあの歌を褒めてくれたことであった。
彼はこの土地では自分はただの哀れな流れ者に過ぎなかった。
歌のことに言葉を添えた人間に出会ったことはついぞなかった。
猟師の身にやつした小屋住まいの男を美しい歌人と呼んだのはなぜ?
うっすらとした薔薇色の頬からこぼれ落ちる高貴な言葉の数々はどこから?
華と散れ
恥じ入るばかりの イル・カパンノ
聡き瞳の イザベラは
このうたびとを 知るという
その歌声と その名前とを
薔薇の頬なる イザベラは
如何にてわが歌 知りたもう
祖国を追われて 幾星霜
誰が知るや ドゥ・ギッシュの名を
あのイザベラとの一件があったのち冬が過ぎて春が訪れた。
街は復活祭の時期に相応しい陽気に輝いていた。
春麦の収穫の前に行われる祭りの頃になると
方々より放浪楽士が集まり街は陽気なにぎわいに満ちていた。
ドゥ・ギッシュもあの一件以来、宮廷人としての誇りが蘇りつつあった。
あるとき広場の縁日で賑わうなか、放浪楽士たちが芸を競いだした。
人垣が大きな大団円を描くなかには、かのドゥ・ギッシュの姿もあった。
収穫祝う 春祭
活気と笑いが 街の歌
集い来るは 放浪楽師
競うは 手だれの芸と歌
集いし楽師の その中に
立つは猟師の イル・カパンノ
弓を琴に 持ち替えた
気高き姿の トルバドゥール
ファララ……
>>283 お若いの
「大団円」とは
「人の輪」のことではないぞよ
実際の輪を意味するのではないのじゃ
それでも物語はつづく
大団円か!?
宴の季節
289 :
くま:2005/04/08(金) 12:46:06 ID:+nZI0JY/
がおー、がおー
冬眠から
目覚めたぞー
がおー、がおー
すみません。そのクマは昨年の熊送りの儀式に出し忘れたやつです。速攻回収します。
春の陽気に
浮かれ踊るは
浮かれ踊るは
誰あろう〜
あれは あれは
あれは我らが
トルバドゥ〜ルなり〜
とくらあ
トルバドゥール
トゥルバドゥール
どっちの表記の方がいい?
ポンパドゥールかロンパルームのどちらかと思ふ
パルムドール
日本の吟遊詩人が亡くなられたそうです
単なる呑兵衛でしょ。。。つくづく惜しい人を亡くした。追悼盤でるかな?
飲兵衛の吟遊詩人…… いい……
確かに高田渡氏は門付芸人→書生節→ナンセンス・ソングの系統を引いた正統派だ。
どちらかというと戦前に立ち消えた昭和ヒトケタ代のシュールな世界を思わせるが
あがた森魚ほど大正ロマンにのめり込んではいなかった。
299 :
名無しの笛の踊り:2005/04/22(金) 19:27:30 ID:EJ1w2UbX
>>290 北海道関係者でつか
トンコリ抱えた、アイヌの吟遊詩人の方でつか
歌ってほしい・・・
>>295-298 高田渡ベスト、キボンヌ!
300 :
300ゲト:2005/04/25(月) 12:25:08 ID:A7FcQki6
世の東西を問わず放浪芸というのは存在するものだ。
そしていつのまにか風のように消えていく。
「最後の越後瞽女」小林ハルさん死去
目の不自由な女性旅芸人「瞽女(ごぜ)」の伝承者として知られ、
「最後の越後瞽女」と言われた小林ハル(こばやし・はる)さんが
25日午前2時10分、老衰のため死去した。105歳だった。
小林さんは1900(明治33)年、同県南蒲原郡旭村(現・三条市)生まれ。
生後約100日で白内障にかかって両目を失明。7歳から瞽女の修業に取り組み、
県内外の温泉地や山村を回ったと伝えられている。30歳を過ぎてから「親方」
として巡業を続けた。 78年、瞽女伝承者として3人目の「無形文化財」保持者に
選ばれた。
302 :
名無しの笛の踊り:2005/04/29(金) 10:06:05 ID:Oyvfnepu
嵐を呼ぶトルバドゥール
コバイヤシーハル・オイワケスキ
> コバイヤシーハル・オイワケスキ
一瞬、クリスチャン・ベンダーだかダンベールだかの関係者かと
思ってしまいましたよ。
コバイヤ星のトルバドゥール……。
304 :
名無しの笛の踊り:2005/04/29(金) 18:10:10 ID:n/vDO4AQ
なりてぇ〜♪
宇宙の吟遊詩人
306 :
名無しの笛の踊り:2005/05/02(月) 18:04:40 ID:3H1+CLQy
ビンクリーがEMIに録音してた中世物がレフレックスで安売りパックになってた。
5枚組で4000円程度。多分日本では未発売だったが演奏の腕のほうが気に掛かる。
カンティガとかマショーをはじめ、ヴォルケンシュタイン、コワンシィなど珍しいものも。
あとBBCのOpus Arteシリーズでビンゲンの神秘劇のDVDがあったので衝動買い。
ときおりオペラ風の演出があって水を差すもののビジュアルで観ると
いったいこの人たちはどういう宗教の人たちだろうかと疑う感じ。
それくらいに中世の宗教的情熱というものが異常だったのかもしれない。
307 :
名無しの笛の踊り:2005/05/02(月) 21:34:46 ID:yRRG43aj
ビンゲンか。。。老齢にいたっても濃い芸筋はコバイヤシーハル・オイワケスキと良い勝負だな。
吟遊詩人
(>o<) こりゃまた1本ミズを刺されましたわぃの
こりゃまた
311 :
$:2005/05/10(火) 19:26:33 ID:rnePioRw
放浪によい季節
ひとり旅にでますかい
陽気に浮かれて
みんな旅に
でてしまったのかい
昨日の大雨に討たれて小休止です。
おっちゃん!!
いつものふたつ!
♪亭主持つなら 堅気をお持ち とかくやくざは 苦労の種よ