クラシックCDの音質

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1名無しの笛の踊り
たかだか16bitのCDの規格に収めるに十分な品質でアナログテープから情報を注意深く取り出す
技術は、CDができた頃にはすでに完成していた。したがって80年代の初出の盤が最も音がよい。
だがCDの売れゆきが伸び悩んでくると、「目先を変える」ことによってもっと売り上げを伸ば
そうとする。そこで、値段を安くして、音質を改悪して、新しいパッケージで売りに出す。
それによる弊害は、元の音質が良い盤が市場からなくなって欲しくても手に入らない状態になる
ことだ。さらに最近では、その音質改悪盤を「最新のリマスター技術による音質が良いシリーズ」
みたいなイメージで出すという半ば詐欺まがいの現象が、大半の大手レーベルで起こっている。
とにかく客の目先を変えて少しでもCDを売ろうとするとこういう結果になるのだろう。また一部を
除いて国内盤というのは音が悪い。本家本元から移して違う盤を作る場合には音質を改悪しなければ
ならない、という法則性があるようだ。だから日本が本家の発売の場合は国内盤でも音がいい。
SONYというレーベルに関しては、国内盤と輸入盤の身分が同じであるような印象を受ける。