【Henri】アンリ・デュティユー【Dutilleux】
1 :
名無しの笛の踊り:
2 :
名無しの笛の踊り:04/06/19 21:13 ID:YY5ujPCE
2
3 :
名無しの笛の踊り:04/06/19 21:15 ID:y408kQWr
シャンドスのトルトゥリエのシリーズは良かったな。
国内盤、出せばいいのに。
うわー、これまた厳しそうなスレが。何しろ作品少ない、演奏少ない、
録音少ないの三重苦だからなあ。
>>1がんばれ、超がんばれ。
で、自分にとっての最高傑作は「遥かなる遠い国」と「瞬間の神秘」が拮抗
してるんだが、アンリ翁はもうそれを覆すような新曲を書かないのかなあ。
爺さんがんばれ、超がんばれ。
5 :
名無しの笛の踊り:04/06/19 22:13 ID:dAh31Hyp
ピアノソナタ(・∀・)カコイイ!
6 :
名無しの笛の踊り:04/06/19 22:27 ID:X7MSv8Iy
管弦楽のための「メタボール」萌え
漏れはこの人ラヴェルの直系だと思うう
8 :
名無しの笛の踊り:04/06/20 00:38 ID:7KwxzpCu
ル・ドゥーブル萌え
近代とバロックが混在してるって感じ?
9 :
名無しの笛の踊り:04/06/20 00:58 ID:Vx3Bx+6F
名前だけは知ってます、この人。
10 :
名無しの笛の踊り:04/06/20 04:54 ID:MMOrZ/t4
俺、15年くらい前に生デュティユー見たよ。
夢の木の大阪初演のとき。
11 :
名無しの笛の踊り:04/06/20 05:36 ID:8n2mQFfa
奥さんのジュヌビエーブ・ジョアが昔弾いたピアノソナタはテンポが早めで凄く良い!CD化を望む!
>>6>>7 どっちにしろ「フランス音楽の正統な後継者」という感じですな。
こないだのFMで聴いた
14 :
名無しの笛の踊り:04/06/20 21:48 ID:UOBy6jTI
バレエ「狼」ってCD現役でせうか?
15 :
名無しの笛の踊り:04/06/20 22:46 ID:SB2ssULp
ながのひできさん(?)が惹かれたのをもってるかな
それと20年以上前、坂本龍一が影響を受けた人の一人にあげていた
16 :
名無しの笛の踊り:04/06/21 00:00 ID:1iY4GCCa
>>14 EMI TOCE9827
プレートル。まだ出てるかね?
「メタボール」はミゅんシュのCDで聴いてます。
18 :
名無しの笛の踊り:04/06/21 06:31 ID:3+2Z8uAy
>>7 同感。デュティユーがドビュッシー、ブーレーズがラヴェル。
デュティユーはいまだに自作が演奏される時はせっせと足を運んでいますね。
19 :
名無しの笛の踊り:04/06/21 12:42 ID:E7DBq9mE
むしろ、ブーレーズがドビュッシーで、デュティユがラヴェルかなと思うことあり。
アルチザン的な性格は、後者に共通しているし、それが魅力にもなっているし。
>11
ERATO ULTIMA 8573-88047-2
21 :
名無しの笛の踊り:04/06/21 17:44 ID:Fn9Nd+pd
デュティユー大好きです! 実演はビシュコフ・パリ管が来日したときル・ドゥープルを
演奏したのを聴いたことがあるだけです。皆さんのデュティユー実演体験はいかがですか?
このとき近くに演奏中にポケベル鳴らしたヤシがいてマジ首を絞めそうだった。
最近CDリリースが増えました、というか結構メジャーになってきましたよね。
(この10年くらいが、という感じ。当社比^^)
このスレがゆっくりと長続きしてほしいです。
22 :
名無しの笛の踊り:04/06/21 21:43 ID:IECM/3MI
漏れも「遥かなる遠い国..」.が大好きです。
ロストロのディスクでデュティユーファンになりました。
最近はメ(モ?)ルクの演奏に痺れました。いい曲ですね。
23 :
名無しの笛の踊り:04/06/21 23:16 ID:2fp/bhY7
>>19 禿堂
デュティユー=線的美、拍節感強し
ブーレーズ=瞬間的美、拍節感弱し
でもドビュッシー的な要素も「夢」に対する嗜好などに感じられまつ
24 :
名無しの笛の踊り:04/06/21 23:27 ID:UKwB05d2
>20
レス有り難うございます!探してみます。学生の頃図書館の資料室でアナログ盤をよく視聴してたんです…。あとバレエ「狼」は伊Ricordi版ピアノスコアを持ってますが初期のDutillexは調性がハッキリしててロマンティックだから特に好き!
25 :
20:04/06/22 00:15 ID:Du4rLrpZ
音楽は聴くだけの人なので難しいことはわからないんですが
たまたま手元にあったので…
作曲家御本人も演奏に参加してる曲が入ってますし、
解説というかコメントもDutilleuxのです。
26 :
名無しの笛の踊り:04/06/22 00:23 ID:08sZm+ox
スミマセン。携帯で打ってるもんで、視聴→試聴、Dutillex→Dutilleuxに訂正。
27 :
名無しの笛の踊り:04/06/22 07:40 ID:aCzkgk85
boulezはravelやdebussyのどちらからも影響受けてるけど、
どちらかといえばravelのほうじゃないかなぁ と思ってる
とにかくdutilleuxスレを暖かく見守っていきたいと思いますよ
28 :
名無しの笛の踊り:04/06/22 12:45 ID:g3cqjrhp
>20
ULTIMAシリーズで出るくらいメジャーなんだよね。
クセナキスとかヴァレーズ程度にはw
29 :
名無しの笛の踊り:04/06/22 13:20 ID:RaPYdYGl
今やクセナキスはかなりメジャーでしょう。
30 :
20:04/06/22 13:44 ID:Du4rLrpZ
ULTIMAって現代曲出してますよね。
そういえば、2年くらい前にロンドンで新曲を聴きました。
ヴァイオリンのムターの為に作曲した曲で、初演でした。
Dutilleux本人のインタビューもありました。
ムターから曲を依頼された時、最初は乗り気じゃなかったとかw
31 :
28:04/06/22 15:15 ID:g3cqjrhp
>29
だからデュティユー翁もそのくらいビッグになったものだな、と感慨。
32 :
名無しの笛の踊り:04/06/22 15:26 ID:RaPYdYGl
>>31 そうですか?まだまだクセナキスの方がメジャーでしょう。
ULTIMAシリーズに入っているといえば、ラウタヴァーラとかでも当てはまるわけで、
あれに入っていること=クセナキス程度にメジャー、ってことではないと思われ。
ま、だけどデュティユ爺にはもっとメジャーになってもらいたいというのは同感。
33 :
名無しの笛の踊り:04/06/22 21:07 ID:Rhibc8y0
スターンの演奏した「夢の木」が凄い好きですよ。
それで興味が出てシャンドスの管弦楽作品全集をかってしまった。
メタボールもとい近作の時間の影もかっこいいと思った。
34 :
名無しの笛の踊り:04/06/22 22:11 ID:iT+Lmzdz
ULTIMAシリーズと、それからALTE NOVAからも2枚も管弦楽曲集が出るなど、
バジェット盤が何枚も出るようになるなんて嬉しいじゃないですか。
ALTE NOVAのハンス・グラーフ盤もなかなかいいですよね。
管弦楽のディスクでは大御所プラッソン盤も好きです。全般に。
35 :
名無しの笛の踊り:04/06/23 07:44 ID:Ga/x2L0I
シャンドスの全集はいいぞ。悪いことはいわん。買っとこう。
36 :
名無しの笛の踊り:04/06/23 08:53 ID:H3yz2/IT
>35
4枚組だっけ? 全部Y.P.トルトリエ?
デュティユーは「天才」というより「秀才」というイメージなんだな。
交響曲第一番の終楽章にパッサカリアをもってくるなど、意欲的な面もあるけど、
優等生的なイメージがいつもつきまとう。
38 :
名無しの笛の踊り:04/06/23 21:07 ID:iuDS14Tj
デュティユーの50年代の2曲の交響曲を聞いてると、
漏れはオネゲルを思い起こさせられる。
比較的近い世代で対比したくなるのは、メシアンかなぁ。
デュティユーとメシアンはいまや現代音楽の専門家だけじゃなくて、
普通の演奏家にも取り上げられてる点で共通してるように思ふ。
多作家メシアンと寡作家デュティユーの対比は、
ドビュッシーとラヴェルというより、
ドニゼッティとベッリーニとか、ヴィヴァルディとコレッリとか、
そういう対比を思い起こさせる。。。
39 :
名無しの笛の踊り:04/06/23 22:13 ID:dtWkFAci
さっきFMでやってました。
-------------
▽チョン・ミョンフン指揮、
フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団演奏会
「トラヴェルス 1.2.3」 フレデリック・デュリュー作曲
「叙情的散文(管弦楽版)」
ドビュッシー作曲、ロジェ・デュカス/パスカル・ロフェ編曲
(メゾ・ソプラノ)スーザン・グレイ
「夜想曲」 ドビュッシー作曲
(合唱)フランス放送合唱団
「メタボル」 デュティユー作曲
〜シテ・ド・ラ・ミュジークで収録〜 03/11/21
(ラジオ・フランス提供)
そういうのは先に言ってくれよヽ(`Д´)ノ
>>39 ぐはぁっっ、思いっきりツボなプロなのに聞き逃しちゃったじゃないか!
42 :
名無しの笛の踊り:04/06/24 01:26 ID:dXooo4Di
チョンミュンフンはメタボールのCD録音してましたよね。レパートリーなんだね。
43 :
39:04/06/24 17:44 ID:6ei6LrO9
44 :
名無しの笛の踊り:04/06/24 18:27 ID:lKhsEzdc
ミュンフンのメタボールは、幻想交響曲とのカップリングでした。
46 :
39:04/06/25 22:02 ID:f2yagAAY
CD-Rに録音したメタボールを聞き直してみました。
指揮者が煽っていて(唸り声入り)、とてもパッショネイトな感じ。
47 :
名無しの笛の踊り:04/06/27 06:40 ID:YCUYcf6O
救出age
48 :
名無しの笛の踊り:04/06/29 06:47 ID:nli4yC7s
ガンガレこのスレ!
絃楽四重奏曲"夜はかくの如く..."が大好きで買いためております。
とはいっても現在7種類。オルフェウス絃楽四重奏団のものが
気に入っています。静謐さと色彩感がうまく表現されています。
ドビュッシー・ラヴェル・デュティユーのSQのカプリングっていいですよね。
49 :
名無しの笛の踊り:04/06/29 20:07 ID:YpRtkzIw
>>48 > ドビュッシー・ラヴェル・デュティユーのSQのカプリングっていいですよね。
時間的にCDにちょうどいいってのもあるんだろうけど、「古典になりつつある」
とか「並び称される」みたいな評価の表われと見たいね。ファンとして。
ジュリアードSQとベルセアSQのが同じカプリングのようですね。
「Timbre,espace,mouvement (ou La nuit etoilee)」
を生で聴いて、そのスコアにデュティユーのサインを
もらったのが宝物です。
見た目がちょっと怖そうだったんだけど、すごい
紳士で意外だった。
病気を患っていると聞きましたがご健在でしょうか。
51 :
名無しの笛の踊り:04/06/29 22:36 ID:nli4yC7s
>>50 > 「Timbre,espace,mouvement (ou La nuit etoilee)」
> を生で聴いて、そのスコアにデュティユーのサインを
> もらったのが宝物です。
> 見た目がちょっと怖そうだったんだけど、すごい
> 紳士で意外だった。
> 病気を患っていると聞きましたがご健在でしょうか。
>
ををー、すごくうらやましい経験だ。どこで?
スコア高かったでしょ?
52 :
名無しの笛の踊り:04/06/30 12:23 ID:esYRq3p6
ブーレーズとの比較がでてたけど、この二人の関係ってどうなんでしょうか?
仲がよいとか、悪いとか?接点ないとか。
ときにデュティユーの師匠って誰なんでしょうか。
師匠…は、確かビュッセルではなかったか。
ドゥエ音楽院でヴィクトル・ウェルシュに就いて学んだ後,1932年にパリ音楽院へ
進学し,ジャン・ガロンに和声法(1935年に一等),ノエル・ガロンに対位法とフーガ
(1936年に一等),フィリップ・ゴベールに指揮法,アンリ・ビュセールに作曲法,
モーリス・エマニュエルに音楽史を師事。
55 :
名無しの笛の踊り:04/06/30 19:47 ID:VGXnskFK
ブーレーズはラヴェルをよく振るから、デュティユー振ってもおかしくないと思うが。
そういう話はききませんなあ。
56 :
名無しの笛の踊り:04/07/01 18:31 ID:CEzc+98W
ブレズはデュティユを評価してないと思う。ジョリヴェも然り。
師匠のメシアンものですら虎刈交響曲なんて見向きもしない。
57 :
名無しの笛の踊り:04/07/01 20:19 ID:J8ovbcpz
>56
なんとなくそんな感じはするよね。
作曲家としては断然デュティユーのほうが才能あると思うから
その件に関してはブーレーズ許してやろう。
58 :
名無しの笛の踊り:04/07/01 20:23 ID:9QChTPEQ
芸術家としての姿勢が違いすぎますからね。
デュティユーは非常に慎重な立場をとってきた思う。
臆病なくらい。
少なくとも現存する作曲家ではリゲティと共に最高峰。
60 :
名無しの笛の踊り:04/07/02 13:06 ID:LoPiq6oJ
フルートのためのソナチネ、名曲ですね。フルートが吹けたらなぁ。
当方はチェロを少し弾くけどコンチェルトもストロフも論外(弾けまへん泣)
61 :
名無しの笛の踊り:04/07/02 14:50 ID:wIacWdOM
リゲティ・・・現存していたのか・・・
個人の中でカブトガニにしてしまっていた
カブトガニとは失礼な。
せめてホウネンエビぐらいにしておいてあげなさい。
63 :
名無しの笛の踊り:04/07/03 00:35 ID:Nf/jK1oe
リゲティは猛禽類。
64 :
50:04/07/03 00:46 ID:SERoJDs6
>>51 15年ほど前のパリでの思い出です。
スコアは、掘り出してみたら70Fの値札が
ついているから、当時のレートで1500円くらい。
安かったんですね。現地では。
65 :
名無しの笛の踊り:04/07/03 09:50 ID:U3iykxEH
>64
ふーん、意外と安いんですね。売ってるのを見ることも少ないですが(泣)
もし万一パリに行くことがあったら探してみよう。
ところでミルフィユやデュティユの「ィユ」の発音って難しいですねー。
少なくともカタカナでは到底表現できない、って当り前か。
66 :
名無しの笛の踊り:04/07/04 11:20 ID:EACPtvwP
Chandos4枚組は演奏はすべてが素晴らしいとはいえないけど
初録音とか結構入っていて管弦楽曲は結構網羅されてるから
買いですね。つーか絶対買うべし。
67 :
名無しの笛の踊り:04/07/04 15:36 ID:DiGl/jfI
>>37 「天才」じゃなくて「秀才」ですか…妙に納得しちゃいました。
>>60 Flのための「ソナチネ」いいですね。私も好きですよ。
(ハッチンスさんのですけどね…ほかの方のは、残念ながら聞
いたことないんですよ)
68 :
名無しの笛の踊り:04/07/06 21:17 ID:9Xk3CSce
>67
ハッチンスさんって誰ですか?
フルートのためのソナチネは有名どころですがパユのが気に入っています。
ガンガレこのスレ
69 :
名無しの笛の踊り:04/07/06 21:29 ID:2E97/fsi
>>68 ティモシー・ハッチンス。モントリオール交響楽団の主席フルート奏者。
デュトワのお気に入りで、N響でもゲスト奏者としてよくトップで吹いていた。
奥さんがピアニストで、デュティユーを含むフランス・フルート曲集のCD(Decca)は
夫婦で録音している。
個人的には、イベール管弦楽作品集(もちろんデュトワとモントリオール響 Decca)
の中のフルート協奏曲の演奏がお気に入り。
70 :
名無しの笛の踊り:04/07/06 23:43 ID:2JD78xrG
バレンボイム/パリ管の交響曲1,2番の評価はどうですか?
これしか持ってないので比較できひんのです。
ちゃんドスのは買おうと思います。
71 :
名無しの笛の踊り:04/07/07 00:10 ID:Reh81I3d
「静謐」の後継者、という意味ではヴェーベルンの系統だと漏れは思うのだけど、
色彩感を考えるとフランス系をやはり.。。。
ラヴェルよりともドビュッシーよりとも言いがたいですねぇ。
デュティユーの音楽って四次元的な感覚がする。
不思議な時間の感覚というか。
73 :
名無しの笛の踊り:04/07/08 06:36 ID:ZaQ4CyF9
>>70 パリ管はすこぶるうまくて、音色素晴らしいです。
問題はバレンボイムにデリカシーがないところですね。
74 :
名無しの笛の踊り:04/07/08 21:13 ID:595ULyDr
70です。
たしかにパリ管は色っぽい音を出しますよね。
昨日、グラーフ指揮ARTE NOVA盤のル・ドゥーブルを買いましたが、
こっちの方が録音は良いようです。もうちっと聴いてみます。
75 :
名無しの笛の踊り:04/07/08 21:46 ID:h1TN09Aa
三善晃が初期に一番影響を受けた人です。三善の初期のソナタなんて影響丸出し。
日本で一番正統的に影響を受けられた才能が三善と言うことか・・・
昔「音楽芸術」で三善がデュティーユにインタビューしてた。内容は「時代遅れ」ぽかったけど、言ってることはもっとも。
まさに「音楽家」といえる二人の話です。
76 :
名無しの笛の踊り:04/07/08 21:47 ID:h1TN09Aa
それから、この人はフランスロマン派、具体的にはショーソンなどからの直系です。
>>75 その通りですね。交響三章や管弦楽のための協奏曲あたりまで、かなりデュティユーの
影響を受けていましたね。
78 :
名無しの笛の踊り:04/07/08 22:59 ID:Q6MfPMOw
「影響」に関しては、三善ばかりが有名ですが、矢代はいかが?
武満の後期も相当に影響がありますよ(タイプがちがうので、「似てたから
どうの」ということはないですが、何ゆえ業界人は指摘しないのか、と
思ってしまいます。)
79 :
名無しの笛の踊り:04/07/08 23:10 ID:ZaQ4CyF9
>76
直系、というのがどういうつながりか分かりませんが、漏れが持っている
「フォーレとその孫弟子」というCD(Classico)にはフォーレとフランセとデュティユーの
3人による室内楽が入っていまして、デュティユーはよりによってw「引用」です。
デュディユーは自らの初期の作品を模倣として大量に廃棄してしまったが、
その多くは特にラヴェルの影響を受けていた、とライナーにあります。
80 :
名無しの笛の踊り:04/07/10 08:29 ID:qntFLydK
>>73 パリ管だったらビシュコフのル・ドゥーブルは結構いいですね。色彩感、運動感があって。
81 :
名無しの笛の踊り:04/07/10 22:18 ID:BE7wvC/J
三善の場合は創作スタイルも影響を受けていますね。
あくまでも保守的な立場を崩しませんよね。
この間ジョワ女史のソナタ注文していたのが届いたので聴いてみた。
確かにスゲェ...パッセージがスタッカート奏法なのが萌え。
ただ1つ個人的好みとして、1楽章の締めくくりはもっとpesante
かけて欲しかったな。あんなにあっさり終わってしまっては...
あのCDはよかった。二枚組で1000円ちょいなわけだから。
相変わらずこの人の弦楽曲って崩壊寸前で萌える。
ちなみにディティユ爺本人のピアノも上手かった...
83 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 19:11 ID:t1cPs3PD
オーボエソナタ(1947:ちょっと古くさいかも)も名曲! もっと録音して欲しい!
と思うのだけどオーボエソロの録音自体少ないし...。
Pソナタ、ブライアン・ガンツの演奏が思ったよりずっとよかった。デュティーユの曲って
カンタービレが大事だね。
85 :
名無しの笛の踊り:04/07/11 23:10 ID:j6yw5xKK
>>81 デュティーユや、矢代を「保守的」というのも、素直には頷けないが
(学者の音楽史の位置づけなんかに慣れると、そんなもんかと思わぬでも
ないが)、「三善が保守的」は無理でしょ。まして「創作スタイル」なら。
86 :
名無しの笛の踊り:04/07/12 17:48 ID:Rz+3PgbV
>84
大柄でダイナミックな演奏ですね。>ガンツ
この曲の録音は女流が割と多いのでガンツのはパワフルに感じるのかも。
奥さんに献呈でしたか?
87 :
名無しの笛の踊り:04/07/12 21:13 ID:7YFjzu5+
三善は明らかに保守でしょう。
前衛の流れにも一時期を掠めた程度であまり接近せず、
社会的な立場も、常に日本のアカデミズムの中心にいるわけだから。
88 :
名無しの笛の踊り:04/07/12 22:37 ID:wmoI/dp+
何かを守ろうとするのでなければ、「保守」とは言えず。
だからディティーユを保守と言うのだって抵抗がある。
ふつう保守と三善は、反対概念。多くの書物で言われていることに賛同したい。
彼は、言語体系のような避けられない状況を体現するタイプです。
作品には、「ロマン的」「新古典的」「表現主義的」と、いろいろレッテルが貼られたし、
確かにそのそれぞれの極みに達したと言えるけど、「批評的」というのが、作曲家に貼られた
レッテルとしては、いちばんふさわしいかと(レッテルそのものが三善にふさわしくないのだが)。
89 :
名無しの笛の踊り:04/07/12 22:45 ID:wmoI/dp+
追記
「前衛の流れ」なんて、所詮、楽壇政治の情勢以上のものではありませんでした。武満のような
個別の存在と別に語られるような「前衛」こそ、創作のあり方としては保守的なんですよ。
その点、「保守」だの「前衛」だのという言葉は、武満や三善や、デュティユーの
ような作曲家と同じ水準に達しない、つまらない作曲家に貼るのがふさわしいレッテルです。
もう一言
ただ政治の保守本流という意味ならば、若干通じるところもあるかもしれないですね。
(ネオコンとは対極の、リベラリズムに通じるということ)
>ふつう保守と三善は、反対概念。
よく分からない。多くの書物というが、これもまた何を指しているのかがよく分からない。
また、前衛は、第一次大戦、第二次大戦と大きな戦争を経て、西洋の芸術を一つの
ルーツとした芸術家がその責任と存在意義を問いてきた重要な過程であって、
貴方が
>>89で書かれている通り、表層的なレッテルとして捉えているのなら、考え方
が浅はかだという他ない。
話題がデュティユと離れるのでsageます。
91 :
名無しの笛の踊り:04/07/13 06:30 ID:GWvUx3CV
三善が保守だろうとなんだろうと正直どうでもいい。よそのスレでやってくれ。
三善なんかとデュティユを同列に扱うのも気に食わん。
92 :
名無しの笛の踊り:04/07/13 16:06 ID:x18It7cN
>91
まあまあ。せっかくのデュティユースレなんだから平和に行きましょう。
どうも「保守」の意味と、言葉自体に対する印象(好悪)が異なっているように思いますね。
伝統を重んじて慎重な作風ということが保守の意味ならデュティユーも三善も保守でしょう。
革新的なことを嫌い反動的、右翼的でコンサバで小泉的が保守の意味なら(ry
でも保守か否かっていうレベル付けには意味がないですね。確かに。
大切なのはよい音楽であるか否かですね。
93 :
名無しの笛の踊り:04/07/13 18:14 ID:MpkJ3TMR
そうそう。それに「前衛」という言葉が重要なのかも同様。
「芸術家がその責任と存在意義を問うてきた」の意味なら、デュティユーだって前衛と
言っていいだろうし、三善なんかは最前衛。でもそういう意味で「前衛」って言葉を
使ってないと思う(少なくとも今は)。
むかし遠山一行がデュティユーを「伝統を拒否するのでも甘受するのでもなく、
それを最も創造的なかたちで止揚する」と評したらしいけど、「言えてる」って
感じがする。
94 :
名無しの笛の踊り:04/07/13 18:34 ID:eYYwSq1I
ん?、92は通常の前衛という意味において三善は保守だ、という文面だとだと思うのだが。
95 :
名無しの笛の踊り:04/07/13 19:43 ID:MpkJ3TMR
少し深入りだけど・・ デュティユーが、伝統の拒否や追認をせずに創造的に止揚した
結果、見かけ上は「伝統的」(=通常の記譜法や奏法を使うといった程度の意味)になったと
言えるのかもしれないが、「芸術家がその責任と存在意義を問うてきた」ことは疑えない。
これが「保守」で、その対立軸が「通常の前衛という意味」なんだろうか。
そうであれば、「通常の前衛という意味」には「芸術家がその責任と存在意義を問うてきた」
は、もはや脱落している(少なくとも「前衛」だけの特徴ではなくなった)。
保守、前衛という用語が持つ政治的な力が気になって、嫌だと思いながら拘ってしまう。
96 :
名無しの笛の踊り:04/07/13 20:01 ID:hIpzwyxl
>>95さん
あまり、言葉に固執しない方が分かりやすいかと思います。
作曲家の立場としては、メンデルスゾーンやラフマニノフを思い起こすと
イメージしやすいかもしれません。
また、『前衛音楽』と、『前衛』とは意味合いが異なるわけですね。
前衛という言葉は、芸術の存在意義をそのまま体現しているかもしれません。
が、前衛音楽と括られる場合には、創作スタイルを包括するようなメタな
要素が加わるように思います。
97 :
名無しの笛の踊り:04/07/13 22:20 ID:MpkJ3TMR
「用語」は止めようと思いながらも・・・
>>96殿。かえってわからないですよ。
ラフマニノフとか、遠すぎませんか?(語法とかでなく、タイプのこと。それこそ
「芸術家がその責任と存在意義を問うてきた」ような性格の濃淡も。
三善も、この性格が濃い作曲家でないと、並べられない。)
それとも表向きの語法のこと?・・・それも遠いですよね。
98 :
名無しの笛の踊り:04/07/13 22:28 ID:MpkJ3TMR
連投スマソ
ラフマニノフについて真剣に考えたことがあまりないので、ラフマニノフについての
感想は違っているかも・・・です。でも敢えて言えば、ラフマニノフは
<「思い」の拡がりを「まとめた」>的に聞こえるのですね。
デュティユーの、「古典的」な部分も「ロマンティック」な部分も、そうは
聞こえない。ありきたりな言い方ですが、もっと厳しいものを感じます。
「伝統を重んじる」って、「伝統的語法を重んじる」ことと同一ではないでしょう?
デュティユーの場合、その両方が近づいて見えるけれど、あくまで
「伝統とは、避けられない事態である」みたいに捉えた上での創造行為だと思います。
(ついでに言えば、三善もそうだと言えるかと思います。)
だからもういいってば。カテゴライズに意味ないって結論でてんだからさ。
そろそろ主観的な見解になってるし。つまらない論争になるよ。
まあ、作曲家に思い入れが強いとちょっと批評はしにくいかもですね。
101 :
名無しの笛の踊り:04/07/13 22:51 ID:RT/+TRGO
ロストロのVc-conのCD購入。ARTね。
これ、いいですね。続けて10回くらい聴いてしまった。
メシアンの雰囲気も感じられる。
Tout un monde lointain...
最後の...がいいじゃないですか。
102 :
名無しの笛の踊り:04/07/13 23:09 ID:zW14MpJY
>>101 ルトスワフスキのとカップリングのやつですか?
103 :
名無しの笛の踊り:04/07/13 23:21 ID:RT/+TRGO
>>102 その通りです。
ルトワフスキは数回聴いただけ。
デュティユーはその20倍は聴いているかも。
素晴らしいです。
104 :
名無しの笛の踊り:04/07/14 12:41 ID:lFdy5ecT
>103
これ(ロストロポーヴィチの遥かなる遠い国...)、LP時代からお気に入りの演奏だけど、
録音もすごくよくて、それも印象的だった。
105 :
名無しの笛の踊り:04/07/15 23:49 ID:TnLdWlk1
歌曲ってどうなんですか? インプレきヴぉんぬ
デュティユーって全部同じに聞こえるんですが、なんか初心者でも楽しめるコツ
ってあるんでしょうか?
デュトワ盤や小澤「時間の影」を聴いての感想。
交響曲第1番と第2番はかなり違うと思いますし、
チェロ協奏曲なんかは、また違う傾向ですし、
気に入った作品が見つかれば入り込めるのではないでしょうか。
初めは、「メタボール」か「交響曲第1番」あたりから
聴いてみてはいかがでしょうか?
108 :
名無しの笛の踊り:04/07/19 23:30 ID:srJG9b0B
交響曲1と2もクラリネットによる冒頭の盛り上げとか、
コーダの静けさとか、けっこう似てると思う。
>106
全部同じ、っていうのは「時間の影」以外では何を聞いてそう思ったのでしょうか?
ピアノ曲とか器楽曲にもいい曲がありますからそちらを聞くのも吉。
たぶん同じ曲には聞こえないと思う。
110 :
名無しの笛の踊り:04/07/20 21:19 ID:JVS1i+1k
CHANDOSの4枚組を買ったんだけど、
CD2と3を支持するツメがボロボロで、CDが外れてた('A`)
仕方がないので、2枚を他のケースに入れたよ。
棚にギュウギュウに詰めてた新星堂が悪いヽ(`Д´)ノウワァァン
全部同じ、は誤解を招く表現だけど、確かに共通する雰囲気はあるよね。
>>110 昔の仏盤ではそういうのよくあったけどね(なぜか爪がとれやすい)
112 :
名無しの笛の踊り:04/07/20 21:25 ID:14MmFUaL
好みから遠ければ、「全部同じ」(←やっぱり乱暴だとは思いますが)に
聞こえることはあるかもね。特に、作風がきちんと確立されていると、
かえって「同じ」に聞こえるかも。
自分にとっては、初期は少し固い感じだったけど、「夢の木」や「時間の影」
は、音楽そのものが、しなやかな感じ。印象も違う。
113 :
名無しの笛の踊り:04/07/20 21:44 ID:JVS1i+1k
しなやか!いい言葉だね。
114 :
名無しの笛の踊り:04/07/20 22:02 ID:fiPIBhMC
82さん
ピアノソナタの楽譜見て御覧!
Pesanteにしたら安っぽくなるだけ。
あのピアノソナタのエスプリに安っぽさは不必要!
フルートソナティネは楽譜通りに演奏されてる録音は皆無。
終結部は、蒸気機関車が動き出す様なジョークが必要なのに。
楽譜隅々まで読んでから演奏しろ!
ってマジ思う。
115 :
82:04/07/20 23:27 ID:7OsNT0LY
>>114 ちなみに漏れの好きなソナタ1楽章の演奏はこれ↓
テンポは割とゆっくりだが重みのある演奏だと思う。
ちなみに漏れが今年デュティユーを初めて知ったきっかけの
録音でもある。正直ジョワたんよりこっちが好きなんだよな。
ttp://www.prox.jpn.org/~piano/cyber/cyber.cgi?type=TABLE&ID=RAID047&COMPOSER=all&PLAYER=all これに比べるとジョワ夫人の演奏は速いけど音が軽い気がする。
さっき楽譜も見てきた。確かにスタッカート、ppで終わっているが、
それでも重みのある弾き方は十分できるわけで。
漏れはあまり楽語詳しくないからPesanteという表現が適当
なのかどうか分からないが、スタッカートは残しながらも
少しテヌートらしきものをかけ、テンポはそれまでより押さえ
思索的な雰囲気のうちに終わる、という解釈はやはり可能なのでは?
そして本当に安っぽいのだろうか。そもそも安っぽいって何だ?
結局、最終的には好みの問題でしかないのでは?
追記:あなたの文体に感じたことあるオーラを感じたので某スレを
見返してみたら、見事にIDが同...うわなにするやめあqwせdrf
>115
飯塚さんの演奏? うーん。重みはあるね。この演奏はそこがいまいちかな。
おちついたやつではケフェレックのがしっとり感があって好きだね。エスプリもあるし。
早めのクリスプ系(w)ではマリー-カトラン ジローの演奏がきっぱりしていてカコイー。
やっぱしこの曲にpesante(重く)はちょっと違うんじゃないかと...
117 :
114:04/07/21 00:40 ID:IlyQWU+n
そういう録音もあったのですか、それは失礼しました。
私にとってデュティユゥのピアノソナタはデュティユゥ夫人の演奏が美の模範でしたので…
82=115さんの終結部のイデーもデュティユゥ夫人の演奏で想像したものですから。
確かに解釈はいかようにも可能ですが、
かなり、特異な解釈に思えますし、
私には、やぼったくなる気がして好きにはなれそうにありません。
速度設定にもよりますが。
確かに好みの問題ですね。
安っぽいは適切ではなかったですね、
しかし、ピアノソナタ一楽章のエスプリに対して、そのイデーは、
それまでの動機や主題の展開されつくし止揚し、第一主題の解体を迎える瞬間を台無しにしそうな気がします。
楽章全体がもっと歌謡性の支配が強ければ、そのイデーは有効だと思います。
最後の瞬間だけかるく間を置くようにテンポを落した方が、
ニ楽章への意識の橋渡し的意味でもスマートな気がします。
これも82=115さんとは違う解釈として、否定論ではなく異論としてですが。 デュティユゥ夫人の演奏の音は軽いかもしれませんが芯があります。(書かなくても解りますよね、念のためですが)
あの速さで芯がありながら、軽い音色で弾ききるなんて、凄過ぎですよ。三楽章もそうですがね。
118 :
名無しの笛の踊り:04/07/21 22:17 ID:qfh58ii/
このところの書き込みのハイクオリティは、
強い思い入れがあってこそ、むしろ良質の批評ができる、ということの
証明のようだ。
119 :
名無しの笛の踊り:04/07/22 23:30 ID:w29745Lr
21世紀に入ってからも創作歴は更新中。
Sur le meme accord
Nocturne pour violon et orchestre (2001/02)
Correspondances
pour voix et orchestre (2003)
若年期の作品同様激しく聴きたいでつ。
てゆーか、日本の演奏家立ちガンガレ
>>118 ケチつけるようで気がひけるけども、ちょっと違うと思う。
同じ趣向の人間が集まっていることと、極端に否定する人間があまりいないことが
スレの流れが緩やかな要因でしょう。
やはり、思い入れは、観察眼を濁らせる一番の要因かと。
>>119 ガンがいつ進行するかわからないのに、創作意欲は衰えてませんね。素晴らしい。
122 :
名無しの笛の踊り:04/07/23 15:34 ID:vRIqZHj7
>>120 緩やかの要因なら、同じ趣向云々でもいいけれど、
緩やかの要因、ではなくて、ハイクオリティの要因でしょう。
体験=思い入れと、その契機、諸関係の観察とを往復運動するんだから、
そこだけ見れば、観察と体験(含む:思い入れ)は逆ベクトルになります。
だから思い入れと観察は逆、というのなら、わからないわけではありませんね。
この件は、単なる医学と、医療の関係にも近いですよね。思い入れ抜きの批評
とは、「患者の苦痛や希望と無縁な医学」に似ていると感じます。
そのような思い入れと無縁な批評が、もっと上の方にある
意味のないカテゴライズ(保守的云々)の次元での議論にもなったのでは?
123 :
名無しの笛の踊り:04/07/23 20:45 ID:wAy94P/v
>122
すみませんが何を言おうとしているか分かりません。
「体験=思い入れ」の前提だか定義だかが少しずれている気がします。
124 :
名無しの笛の踊り:04/07/23 22:11 ID:0KjqYfTS
ちょっと前に議論になってたけど、
本当にデュティユゥって保守かな?
ソナタ楽章のない交響曲
ヨーロッパクラシック音楽の基本原理(ニ元論)からかけ離れたメタボール
前例を捜し様もない編成のCitation
など
音楽の佇まいは、正統だけど、内部を検証するとかなり大胆だと思うんだけど。
そして、その大胆さが理論で確保されてるのは、驚くべき事実だし、
学ぶべき事象だと思う。
125 :
名無しの笛の踊り:04/07/23 22:54 ID:KM6r9ulg
保守的と言うより
同世代の作曲家の中では
少しおとなしい印象を受ける 地味と言うか
126 :
名無しの笛の踊り:04/07/23 23:27 ID:2W44fO7L
>>125 ハッタリと無縁=誠実
てとこでしょうか?
127 :
名無しの笛の踊り:04/07/23 23:38 ID:6j2DrLzf
トゥルトゥリエの4枚組、時間の影だけライヴなんだね。
風邪をひいているのか、咳ばっかしてる客がいるよw
128 :
名無しの笛の踊り:04/07/23 23:54 ID:kktUFfoi
>>126 そのとおりだと思うけど
個人的にはフランスの作曲家だと結局メシアン ブーレーズ あたりが
保守の親分みたいなモノだと思っている (対極にあるのはJケージ)
デュティユーは良い作品が多いけど、彼等に比べると少し線が細い印象を受ける
イジワルな聴衆によっては単に前時代的な調性を引きずる作曲家のレッテルを貼られ
時代的に損な役回りを演じているかもしれない
一般的な感覚としても、デュティユーの保守的な面は否めないですよ。
同じフランスのメシアンやブーレーズと比較したって明白でしょう。
>>124さんは上の方で、三善云々でこだわってた方なのかな?
別に保守って悪いことじゃないんだよ。
ワーグナーと対比されたブラームスもよくそのように言われたようですが、
別にブラームスの作品の価値が下がるわけでもないのです。
保守かそうじゃないかはくだらないから止めろっていってるんですよ。
交響曲に(もうすでに死に絶えたような)ソナタ形式がないから保守じゃない
なんていう論は、たとえば、「交響曲」なんて(もうすでに死に絶えたような)
ジャンルの名前をつけるんだから保守そのものだ、というくらい馬鹿げてるんです。
これが馬鹿げていることぐらい解るでしょ?
なんか「保守」という言葉にネガティブなイメージを持っていて、デュティユーが
そう呼ばれるのが気に入らない、ってだけの人なんだよな。
☆ チン マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) < 交響曲第3番まだ〜?
\_/⊂ ⊂_ ) \_____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 愛媛みかん |/
ファゴットとピアノのための「サラバンドと行列」好きなんですがお薦め盤とかありますか?
つーかCD出てます?
ていうかピアノソナタ2番出して欲すぃ...
1番の新古典主義的傾向とうって変わって、
瞬間の神秘みたいな流動性の高いスタイルで。
でももう88歳なんだよな……。
136 :
名無しの笛の踊り:04/07/26 00:31 ID:TznSH5Vh
ソナタ(交響曲含む)は、敢えてもう書かないと思う。
137 :
名無しの笛の踊り:04/07/26 05:57 ID:kaiFA+5h
>136
なぜ?
138 :
名無しの笛の踊り:04/07/26 21:39 ID:TznSH5Vh
なぜって、
ピアノソナタですでに、ソナタ構造でのやれる事はしつくした!
と音が物語ってるし、
交響曲一番では、脱ソナタ構造、或いは
ポストソナタ構造を宣言してる
様に聞える。
139 :
名無しの笛の踊り:04/07/26 21:54 ID:xT0lzxdb
>>130 1行目に禿胴なんだけど、ずっと上の方で「保守」が出た時の使われ方は、
そうじゃなかったし、一般的にもそう思う人が多いよ。
だから最後の2行は(少なくともオレの感じでは)少し違う、というところかな。
「保守」のネガティブイメージから自由になるには、ある程度達観していることが必要かもよ。
>>119 ・・・素晴らしい。ぜひとも聴きたいね。
140 :
名無しの笛の踊り:04/07/26 22:27 ID:aKUzJyxS
>>131 タイトルは
交響曲第三番’トリプル’
希望!
>>139 >1行目に禿胴なんだけど、ずっと上の方で「保守」が出た時の使われ方は、
>そうじゃなかったし、一般的にもそう思う人が多いよ。
んな勘違いしてるのお前だけだよ。ちゃんと勉強しろよ。
142 :
名無しの笛の踊り:04/07/26 22:53 ID:kaiFA+5h
>138
この人はソナタ形式と楽曲としての「ソナタ」をごっちゃに遣っているように思えますね。
だから「交響曲なのにソナタ形式の楽章がない」なんていまどき(ry
143 :
名無しの笛の踊り:04/07/26 23:00 ID:kaiFA+5h
>>138 > 交響曲一番では、脱ソナタ構造、或いは
> ポストソナタ構造を宣言してる
だったらなぜ2番があるの?
144 :
名無しの笛の踊り:04/07/26 23:00 ID:9z4XzTvj
まあ、19世紀後半になると、ソナタは、一つもしくは複数の動機または旋律を
使い回して楽曲を進行させていく、楽曲の形式というよりも、どんどん開放
されていく和声の自由さに対する、一つの制限になった感がありますね。
>>144 > されていく和声の自由さに対する、一つの制限になった感がありますね。
そうですか?なんか妙に言葉にこだわりすぎじゃないかな、と思うんですが。
「ソナタ」という言葉に呪縛を感じていませんか?
「保守」という言葉に強く抵抗感を覚えるのと同様に。
漏れは作曲の現場にはいないから詳しいことはわからないですが、
19世紀から「ソナタ」に語法的な制限があったということなら、
(それを知りつつ)交響曲やソナタを書いているデュティユーは保守的ですねw
(マジでそう思っているわけではないですよ。貴方の論を援用するとこんなことも
言えちゃうよ、ってことです。為念)
ソナタに精神なんてありはしない。あるのは形式だけだ。
そして形式は精神の形をしている。精神はそれをアプリオリに
承認している。 by 三善 晃
この人、何でこんなに粘着してるんだろう
>>140 けっこうウケタ。
(ちょっとシュトックハウゼンの「グルッペン」を
思い出したりして…)
149 :
名無しの笛の踊り:04/07/27 00:20 ID:32wg1ms5
>>147 三善ヲタだろ(w
三善へのレスからずっとこだわってるふしがある。
感情でレス書いてるみたいだから相手にしない方がいい。
150 :
名無しの笛の踊り:04/07/27 00:20 ID:Eng/b+PA
143
二番は明らかに、コンチェルトグロッソの構造じゃない。
ソナタ形式成立以前の形式で書かれてる。
サンフォニーコンセルタンとも言える。
151 :
名無しの笛の踊り:04/07/27 00:23 ID:Eng/b+PA
ねえねえ!
確か、交響曲って、オーケストラの為のソナタの事だよね。
>150=>151
つまり何が言いたい?
>146
つまり何が言いたい? >三善晃
ほんとにこれ三善晃が言ったの? マジなら電波系だね。
154 :
名無しの笛の踊り:04/07/27 19:15 ID:ai59Jhez
まあまあw デュティユーの話しようよ。
「時間の影」どうよ?? 漏れは小沢のしかもってないんだけどイマイチ。
これって小沢のせい?? トルトゥリエ買うべき?
155 :
名無しの笛の踊り:04/07/27 22:50 ID:8jgYuwKc
>>154 俺はトゥルトゥリエとグラーフのを持ってるよ。
うーん、どちらも好きだが。まだ聴きこんでないからかな。
トゥルトゥリエの4枚組はね、買っとこう。悪いことは言わん。
スコア読みながら聴いてるけど、どっちもイマイチ。
自作自演キボンヌ
>156
曲自体がイマイチってことない?
158 :
名無しの笛の踊り:04/07/28 09:41 ID:dwZQ7PGc
「時間の影」は小沢盤とトルトゥリエ盤聞いたけど、小沢盤のほうが好きだなぁ。
159 :
名無しの笛の踊り:04/07/28 19:46 ID:92l2iczY
多少スレが荒れてるかな。ま、2ちゃんだし、許容範囲内か・・・。
>>156 お買いになったんですね。あの高いスコア。
>>157 曲自体は、いい曲だと思いますよ。
漏れも瞬間の神秘のスコア買いたいと思ってアカデミアで値段調べたら
\ 1 0 6 1 0
絶句..._| ̄|○
161 :
名無しの笛の踊り:04/07/28 21:54 ID:Du6HS6ec
CHANDOSの4枚組ドコニモナイヨ!!情報求みます!
>>156ですが、アカデミア店頭では\12,000でしたが、これ位はなんてことありません。
流石にメシアンの「アッシジの聖フランチェスコ」を何十万も出して買う気にはなれませんが
(トゥランガリラは即買でしたけど)、デュティユーならシンフォニーも協奏曲も許容範囲内です。
特に高いのはクセナキス。あれはいけません。
>>157 楽曲自体はデュティユーの中で最近のベストだと思います。スコア見ながら聴くと、演奏のいけない
ところが解ります。純粋に演奏の問題かと。
>162
う。 orz
164 :
160:04/07/29 18:54 ID:62xiNPgR
>>161 >>1にあるサイトを参考に汁。4枚のうち3枚しか載ってないけど...
ちなみに漏れは最近そのシリーズの1番目(交響曲集)買ったぞ。
>>162 世界の広さという物を知りますた。同じくorz
165 :
161:04/07/29 21:23 ID:BhNYB09D
お返事ありがとうございます。4枚のうち3枚しか載ってないけど、本当は四枚セットなんですよね。すごいお得!
166 :
161:04/07/29 21:42 ID:BhNYB09D
>>146 マジで気持ち悪いんだが>>三善
矢代とか三善みたいなフランス留学組は構築性、形式美、響き
全てに優れたデュティユーの曲に憧れただろうが
二人ともエクリチュールの鍛練が足りないから(だから留学したんだろうが)
とてもじゃないがデュティユーにはなれる訳がなかった
書いたのはフランスコンプレックス丸出しの作品ばかりだった
聴こえてくるのは、フランス音楽に疎外された日本人作曲家のグチ
日本作曲界の歴史には残るだろうが、あれを聴いて癒される日本人
感動する日本人がいるのだろうか?
何度聴いても嫌な気分になる
168 :
名無しの笛の踊り:04/07/30 06:50 ID:Mw+e2yxQ
三善の作品は、ある意味では、日本人が西洋音楽を学び表現することの
ひとつのマイナス的な側面・・・悲しさ、虚しさを体現していると思う。
彼が天才であればあるほどに、その虚しさは増幅するでしょう
従って、彼が教育界の重鎮として、長く後進の指導にあたっているのは、非常に
適切な歩み方でしょう。
169 :
名無しの笛の踊り:04/07/30 11:26 ID:DvAltM//
俺は三善を聞いてフランス的という印象は受けないなぁ。
むしろなんか音がブチャっとしているせいか、ヘテロフォニックで東洋的な印象を受けるんだけど。
矢代の方が洗練されている気がするが、デュティユーと比べてしまうとやはり音がブチャっとしてると思うよ。
演奏にもよるのかもしれないけど。
170 :
名無しの笛の踊り:04/07/30 14:00 ID:07Cb8oe8
三善スレでも立ててやってくれないか?
ところで。
「時間の影」の少年の声、一人だけの録音と、数人いる録音があるけど、
楽譜の指示ではどうなっているの?
171 :
:04/07/30 16:53 ID:uZox80eP
可能な限り集めれば、何枚にいたるのか
172 :
名無しの笛の踊り:04/07/30 19:07 ID:bPgUNGOY
いつまでもワーグナーに憧れていたら、ドビュッシーはドビュッシーに
なれなかった。
>>167 矢代は矢代。三善は三善。いつまでも「デュティユーになろう」と思っていたら、
2人ともあれほどの作曲家にはなれないです。あたり前のことですよ。
表面的に言っても、それぞれデュティユーにない特質もあるでしょう。
もちろん、共通する特質もあるけれど。
173 :
名無しの笛の踊り:04/07/30 19:09 ID:bPgUNGOY
いつまでもワーグナーに憧れていたら、ドビュッシーはドビュッシーに
なれなかった。
>>167 矢代は矢代。三善は三善。いつまでも「デュティユーになろう」と思っていたら、
2人ともあれほどの作曲家にはなれないです。あたり前のことですよ。
表面的に言っても、それぞれデュティユーにない特質もあるでしょう。
もちろん、共通する特質もあるけれど。
174 :
名無しの笛の踊り:04/07/30 19:10 ID:bPgUNGOY
>同一人物と、ご推測の方
さいしょに、「三善ー保守」について少し意見を書いたけど、上の書き込み
までの、その後の「三善」関係の書き込みは、別の方々の発言ですよ。
別人の証明は不必要だと思いますが、たとえば・・・
「保守」という言葉の政治的作用を否定しないまま、「ほんとうに保守かな」とは
言いたくないわけです。強いて言えば、そこは124さんの見解とは
多少ニュアンスの差はあるとも言えるわけです。
ただ、そこを棚上げするなら、「ほんとうに保守かな?」という気持ちは禿胴だし、
とても大切なところだと思う(「保守」かどうか、自体は、やはりくだらないにも
関わらず)。連投失礼しました。
175 :
名無しの笛の踊り:04/07/30 19:11 ID:bPgUNGOY
もう一回失礼します。
かなり「くだらない」のを承知で、なぜ「保守」に粘着してみたかといえば、
やはり保守のレッテルが、一部の優れた作曲家に
>>128氏のいう「損な役回り」を
させる可能性が充分あるので、「くだらない」且つ「スレ違いに近い」としても、
「保守」について蒸し返す必要があるように思えた訳(そして依然としてある)。
でも、さすがにしばらくここでやらなくてもいいって感じかな。
最初の「保守」の使われ方(=教条的分類)に関しては、
論理的にもこのスレの大勢としても、決着が着いたようなものなので、
現時点では、この話題で出てくる必要もなかったということ。
「時間の影」はしなやか、とか、別のことでは、書き込んでますけど。
>>170の質問、解る方いませんか……?お願いします(´д`)
177 :
名無しの笛の踊り:04/08/02 13:19 ID:h3Wr+NnA
今、ちょっと手元に楽譜がないのですが、たしか「3人」です。で、
1人のところと、3人のところがあったような気がします。
音も、今、手元に無いのですが、確か、聴いてわかったような気がします。
178 :
名無しの笛の踊り:04/08/03 22:10 ID:+M1+Wl0H
EMIのPlassonが振っているDutilleuxのCDを半額コーナーでげっと!!
NAXOS価格で手に入れちゃった。
179 :
名無しの笛の踊り:04/08/04 01:37 ID:kOEcrNpG
180 :
名無しの笛の踊り:04/08/04 19:09 ID:Iq1eKZQQ
177です。楽譜をあらためて確認。
表紙には何も書いてないけど、表紙をめくったところには、
avec 3 voix d'enfants とあります。
歌いだしはsolo、次は3人いっしょに歌います。
181 :
名無しの笛の踊り:04/08/04 20:31 ID:2ykR40ue
どうして僕なの?
どうして星なの?
蒼いドミナント?
183 :
名無しの笛の踊り:04/08/08 00:08 ID:EsES3zPc
ザッハーのストロフ、長谷川陽子の熱演が結構オキニ。
184 :
名無しの笛の踊り:04/08/08 11:40 ID:hgnAaVb/
1997年だったと思う。新宿のオペラシティにてオールデュティユーのコンサートがあった。
メタボール
交響曲第1番
時の影
それが諸星大二郎のCGとのコラボレーションで、映像つきのデュティユーは結構面白かった。
CGの出来栄えは糞だったがあんな企画モノの演奏会、また誰かやってくんないかなあ・・・
185 :
名無しの笛の踊り:04/08/08 12:21 ID:tYrYsfR+
186 :
名無しの笛の踊り:04/08/08 12:45 ID:uzBoefdn
それはコンポージアムでしょ? 武満賞の審査員として来るはずだったのが、
体調崩して来れなかったとき。
187 :
名無しの笛の踊り:04/08/11 02:16 ID:tLTbzIDk
>186
ふーん。勉強になるなぁ。
しかし諸星大二郎とのコラボレーションってのはひどいな。汚された気分だ。
それってCGは原田大三郎だったような気がする。
場所もオーチャードじゃなかったっけ?オケはシティフィルで。
コンポージアムとは別のイヴェント。
184氏は記憶がごっちゃになってるのでは?
189 :
184:04/08/11 23:22 ID:716ttb6+
>>188 三井コラボレーション「Metaboles」東急文化村オーチャードホール
東京フィルハーモニーとのコラボレーション(1999)
仰るとおり記憶が混濁してました。それと人名も覚え間違ってたし>諸星大二郎<->原田大三郎
190 :
名無しの笛の踊り:04/08/11 23:29 ID:kjmLiSgb
諸星大二郎のCG・・・・・・そりゃ見たかったなw
191 :
名無しの笛の踊り:04/08/12 00:46 ID:KlwkSHa7
ディティーユすばらしいね。
全部読んでないから既述かもだけど、ワーグナーの影響もうけてるよね。単にフランス的ではなく、特に歌曲においてのピアノパートはドイツ的な要素が強い感じ。
どう?
192 :
名無しの笛の踊り:04/08/12 00:48 ID:KlwkSHa7
ごめん、思い切り間違えた!
デュパルク!!です!!!
失礼。
194 :
名無しの笛の踊り:04/08/12 12:17 ID:Wc2N1xpz
>>192 「デュ」しか合ってないですが、なんでもいい。
これも何かの縁、あなたもデュティユーに溺れて下され。
195 :
名無しの笛の踊り:04/08/12 12:56 ID:KlwkSHa7
193
はい、言われてます(*^_^*)すいません。
194
この際はまってみますね。
196 :
名無しの笛の踊り:04/08/16 22:02 ID:XT2ILHO4
age
197 :
名無しの笛の踊り:04/08/18 22:39 ID:HbXHB/g/
デュティユーの作品について書かれた本(できれば日本語)ってありますか?
特に分析について知りたいです。
198 :
名無しの笛の踊り:04/08/18 23:09 ID:4+IQiP43
199 :
武蔵野出なのに桐朋通:04/08/19 11:35 ID:x2PMVU+d
分析なら、ご自分でされたらいかが?
本を読むのもいいけど、自分で分析する方が勉強にもなるし、自分でやっても尚解らない事を調べるなら…。
200 :
名無しの笛の踊り:04/08/19 11:38 ID:8VVV6udR
この人の曲を自分で分析するのは難しいでしょ。
まず、どこから手つけるかにもよるし。
漏れは彼の和声語法をアナリーゼしたいなと思ってるが
今の漏れには当分無r(ry
202 :
武蔵野出なのに桐朋通:04/08/19 12:34 ID:x2PMVU+d
まづは、楽譜をずっと眺めてなさい。
ずっと眺めていれば何かが楽譜から浮かんで来るはず。
その浮かんで来る物を手掛かりにすれば分析は出来る。
動機でも和声でも何でも構わない。
何か一つでも分析出来たなら、他の要素も分析出来るから。
何も手掛かりが掴めなかったら、スコアリーディングするか、ピアノリダクションを作りなさい。そして、それを弾いて御覧なさい。
それ自体、分析するのと同じ作業になるから。
以上、自分が桐朋の恩師に言われた、分析に関する事柄です。
203 :
武蔵野出なのに桐朋通:04/08/19 12:48 ID:x2PMVU+d
追記
と言いながら、直筆の数々のピアノリダクションを見せてもらった事がありました。
忙しいはずなのに、一体何時の間に?
プリスロンプリや色々…
一人じゃ弾くのは無理じゃないですか?
と聞いたら
一人で弾く時は、自分で音を拾える範囲で弾けばいいんだよ。
こんな風にね
とピアノリダクションの楽譜をそのまま弾いてくれました。
亀カキコだが矢代がデュティユーに憧れたことなんてないんじゃないか。
デュティユー自体がそんなたいしたもんか。
たしか矢代はデュティユーのシンフォニーを貶していたのでは?
それからデュティユーくらいややこしくなると分析なんて仕方次第でどうとでも
違う結論になるんで、自分でピアノ曲くらいからやるこってすね。
というわけでピアノ奏鳴曲から始めましょう!
206 :
197:04/08/21 09:34 ID:aI2ze4cK
みなさん、たくさんのレスをありがとうございます。
アマゾンで扱っている本はインタビューみたいですね。アカデミアをあたって
みます。
207 :
名無しの笛の踊り:04/08/25 18:46 ID:iuZd/SpQ
ジャンロベールカサドシュのシンフォニーはCDでてんの?
209 :
名無しの笛の踊り:04/08/30 23:58 ID:iWGwOomh
新曲の録音はまだ出ないのかしら。
さすが2ch、こんなスレもあるんだ。
現代ものはまったく暗いんだけど、昔アメリカの田舎の大学にいたとき
スターンがジンマン/ボルチモアと組んでキャンパスに来て、
この人のコンチェルトみたいなのやってたいた。
楽章の切れ目で調弦やり直してるのを曲がまだ続いているのだと思って
咳払いひとつしないで見守ってたな。
スレ汚しスマソ
211 :
名無しの笛の踊り:04/09/04 12:39 ID:KwIqD6Qu
↑バイオリン協奏曲「夢の木」ですね。
チューニングのようですが、スコアにはちゃんと
譜面が書いてあるそうです。
212 :
名無しの笛の踊り:04/09/08 04:49 ID:ln85eIKG
「夢の木」もあまりディスクに恵まれませんねぇ。シャルリエ/トルトリエがいいでしょうか。
213 :
名無しの笛の踊り:04/09/08 05:22 ID:aFSy1Ezx
デュトワが振ったやつは?廃盤?
なんかチョンが振ってるのもあるね。
チョンに交響曲2番やってほしい。
216 :
名無しの笛の踊り:04/09/10 18:55:38 ID:xUrqeK/C
夢の木はスターン盤が好きだなぁ。
>>215 というかチョンに管弦楽曲全集やって欲しい。
貴様らって、失礼な方たちですのね
( ゚Д゚)……。 J しJ J
チョン@デュティユーマンセー
>218
マジレスすると、チョンという本名を持つ指揮者がいるってことだよ。
だからどうにもこうにもしようがない。
混じれ酢
チョン=鄭明勲
>222
へぇ〜そう書くのか。
俺、ル・ドゥーブルよりも1erの方が好きなんだけど、同志はおらぬか。
>>224 デュティヲタだったら嫌いな香具師いないと思われ。
てか、嫌いな理由、あったら激しく知りたい。
嫌いって???
「1番2番を較べたら1番の方が好き」な人は俺の他にいるかな、と思って。
227 :
1:04/09/13 00:39:35 ID:BkVJVb1c
ついでに私も1番の方が気に入ってます。
私は2番の方が好きだなぁ 1番はいまひとつなじめない。。。
ミュンシュ/OCLのLPで聴いた時の刷り込みのせいかもしれないが
保守
230 :
名無しの笛の踊り:04/09/15 18:51:52 ID:DDk4Yxxz
age
231 :
名無しの笛の踊り:04/09/15 21:41:29 ID:dhpbV36u
俺も2番のほうが好きだな。
232 :
名無しの笛の踊り:04/09/16 10:09:05 ID:oS4J9Xmr
私はどちらも甲乙付けがたい位好きだけど、1番の方が静謐な感じでデュティユらしいとも思う。
233 :
名無しの笛の踊り:04/09/19 06:31:22 ID:Yx3SNP9o
2番のほうが聴いてて面白いとも言えるね。
234 :
名無しの笛の踊り:04/09/19 22:13:15 ID:jqca8P5Y
1番のほうが、「おっ、ここいいね」という箇所が俺は多い。
235 :
名無しの笛の踊り:04/09/20 19:29:30 ID:t9Xo7Pt6
第一番第二楽章。チェロとホルンがユニゾンで歌いだすところ。
あなたは好きですか。
236 :
名無しの笛の踊り:04/09/21 01:34:53 ID:Wwc/9Ka1
ボドの演奏が好きです。ほんとボドって偉いと思う。
237 :
名無しの笛の踊り:04/09/21 01:37:58 ID:LebjtjGS
ドビュッシーの月の光をデュティユーが2台ピアのように編曲しているんですが、
とても美しくて、結構簡単に弾けるので好きです。
238 :
名無しの笛の踊り:04/09/26 06:45:33 ID:LTRXS7aq
ストロフ
239 :
名無しの笛の踊り:04/09/26 12:04:01 ID:gB+f6RKb
けど、なんだかんだ言っても「新陳代謝」が一番好きかな。
240 :
名無しの笛の踊り:04/09/26 18:08:25 ID:UeHwwxIi
メタボールって、そう訳すのか。
おお、ここにこのようなスレッドが。
あるんじゃないかと思っていたけれど、
検索したら、あった。
この人に関心を持ちました。
サティの音楽とどっちが軽薄ですか?
いや、サティが軽薄って言っているのではないです。
もしそういうものさしで測ったとき、ということです。
イメージは、ドビュッシーより薄く、サティより凝っている、
という予想なのですが。
なんか変な人がきたよ
243 :
名無しの笛の踊り:04/09/27 19:49:32 ID:mj6MKEvS
たてよみかとオモタが・・・
>>241 ごめん、悪いんだけど日本語で書いてくれるかな。
音楽的(聴覚的?)にあっさりしているか、濃厚か、ということを
問うてるんじゃないのかな。
246 :
名無しの笛の踊り:04/09/29 00:51:12 ID:OhhRmMYv
「ジャーン!」という終わり方とか、ドビュッシーでは考えられない展開をすることもあるので、
薄いっちゃあ薄い鴨。
247 :
名無しの笛の踊り:04/09/29 00:59:45 ID:1+rqZUa9
と言うか、どうやってもサティとは比べられないよ。スタイルも作風も違いすぎ。
漏れ的に言うと、メシアンよりあっさりしていてブーレーズより音楽的。
ドビュッシーとは甘さと言う点で似てるかも。
ありがとう。サティと似てないのか。
聞いたことないので・・・もしかしたらあるかもしれないけれど、
印象に残ってないです・・・ピアノの長い作品。
デュティユーの個人的項目に触れる機会がありそうです。
サティと関係あるみたいだったけど。
楽しみだな♪おやすみ。ありがとう。
249 :
名無しの笛の踊り:04/09/29 06:31:08 ID:cHNB9+VD
それらしく演奏するのが難しい。
250 :
名無しの笛の踊り:
夜は斯くの如く