ボレットの若いころの音源出てこないですかね。
店頭で見るのは晩年に近いDECCAがほとんど。
スレを盛り上げて知名度アップ→再販と期待したい。
そんなわけで初めての2ゲット(`・ω・´)シャキーン
ボレットの幻想即興曲・・・・(;´Д`)ハァハァ
5 :
名無しの笛の踊り:04/06/16 20:18 ID:ymv8puxC
スペインのレーベルにも録音あるね〉ボレット
6 :
名無しの笛の踊り:04/06/17 00:29 ID:qGFS79TM
ボレットとチェルカスキーのラフマニノフ・ピアコン3番が聴きたいんですが、
両方とも廃盤でつか? ぜんぜんみあたりません。_| ̄|○
7 :
名無しの笛の踊り:04/06/17 01:00 ID:AuDvtMI4
ボレットのリストのピアノ協奏曲第1、2番が聞きたい
8 :
名無しの笛の踊り:04/06/17 09:51 ID:S1i6LcRD
ボレットとチェルカスキの音盤で聴いとけ、みたいな逸品はありますか?
録音の良好なもので。
>>10 返答ありがとうございます。
比較的、よく見かけるボレットのデッカ盤、評価があまり良くないような感じですが
どうなのでしょうか?
評価の高そうなモノは入手が困難そうで・・・・・
チェルカスキーは更に難しそう。
12 :
10:04/06/18 23:47 ID:QXe3xy48
>>11 自分はボレットのデッカ盤は必ずしも実力が反映されたものではないにしても、それなりに魅力があると思いますよ。
自分が初めてボレットの演奏を聞いたのは、デッカ盤のリストのピアノソナタのCDでした。
特に80年代の中期までに録音されたものは、まだ衰えが見られず特にオススメです。
リストのCDは比較的その年代になるので、安心して買えると思います(超絶技巧練習曲は好みが分かれますが)。
今、売っているのではグリーグとシューマンのピアノ協奏曲やボレットのアンコール集は好きな人も多いと思います。
最晩年のも悪いと言うわけではなくて、自分は好きでも好みが分かれるかと思います。
フランクのピアノ曲集は間違いなく名盤だと思うし、廃盤だけどショパンのピアノ協奏曲は名演です。
そもそもボレットは聴衆がいないレコーディングが大嫌いで、本領が発揮できない人でした。
このことは本人が認めていますし、ボレットを評価したアメリカの評論家の多くが指摘しています。
(晩年であっても)ライブ録音を聞くと、そのことがわかると思います。
ライブでは心地よい緊張感・即興性・自由さがあり、それが演奏の魅力になっていました。
日本に来日した88年のリストの夕べを聞いた人は、CD以上の魅力で感激した人が多いと言います。
また、自分が習っていたピアノの先生はパリに留学していた時に何度か演奏を聞いたらしいのですが、
よく「生のボレットの演奏はあんなもの(デッカの録音のこと)じゃなかった」と言ってました。
その点、チェルカスキーはライブ録音がほとんどなので、真価を発揮した録音が多いと思います。
>>12 レスさんくす!
前のボレットのスレでも、どなたか書かれてましたがNHKの放送で見たボレットの演奏する姿
たしかに鬼気迫るような・・・何とも凄かった。
演奏中、体をのけぞらせて一人で悦に入っている、どごぞのピアニスト達にも見習ってもらいたいと
思ったりして。
14 :
6:04/06/19 04:36 ID:ldLZxIeJ
連投スマソ。
チェルカスキーって、ボレットと違ってなにげに現代曲も弾いたりしてるんですよね。
シュトックハウゼンの録音とか、出てないのかなあ。
16 :
名無しの笛の踊り:04/06/20 04:03 ID:37kV14Nl
>>9 チェルカスキーなら80歳記念リサイタルが最初に聴くには(・∀・)イイ!!
選曲・録音とも申し分ない素敵な一枚でつ。
17 :
10:04/06/20 16:19 ID:wx2ZPaRR
久しぶりにボレットのN響との共演を見直しました。改めて驚いたのが無理のない姿勢での強音。
ピアニストの中には立って弾いて、オーケストラの音に対抗していたのに…。
70歳過ぎても、強靭なタッチは衰えを知らなかったようで。
>>15 チェルカスキーには20世紀のピアノ曲集が出てた思いますよ。
シュトックハウゼンはありませんが、ストラヴィンスキーとかベルクとかですね。
チェルカスキーも廃盤が多い状況ですが、探せば未発表のライブ録音とかありそう。
ボレットもアメリカの作曲家の現代曲は一部弾いていたようですが、録音はないですね。
>>16 あのCDは、初めて聞いた時、およそ80歳で行われたなんて信じられないものでした。
最近、店頭で見ませんがもしかして廃盤…?
18 :
名無しの笛の踊り:04/06/20 20:50 ID:7CzX2LGM
Ivoryのチェルカスキーのライブ盤はどうでせうか
sage
前スレでもあったけどシフラ協会のラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番のライヴDVDも凄まじかった。
N響とは趣の違った、自作自演盤の駆け抜けるようなスピード感と旋律の美しさが絶品。
前スレ見てないので既出だったらごめんなさい…
DECCAから廉価で出ていた「ショパン:24の前奏曲他」、とても好きです。
有名曲「雨だれ」などは異様に遅いのに、あまりの美しさにうっとり。
今でも売っているのか分かりませんが、私のイチオシです!
22 :
10:04/06/22 19:35 ID:41RgbCXl
チェルカスキーのあるインタビューでの言葉。
「…私は、同じ曲でも弾くたびに違った演奏をすると、批判気味に言われたことがある。
とりわけ共演する指揮者たちはそれでは困るので、度々私に文句を言った。
が、いつも判を押したように、同じことを弾いていて面白いだろうか?
今時の若いピアニストたちは一般にそうしているようだが、
それでは聴きに行った人は家に着く頃にはどんな演奏だったか忘れてしまう。
私は覚えられていたいのさ」
23 :
10:04/06/22 23:24 ID:41RgbCXl
>>7 今更かもしれないけど、ボレットのリストのピアノ協奏曲の1番はありますよ。
確か2番はなかったと思うけど。1番はEverestから出ていたはずです。
1番はハンス・シュミット=イッセルシュテットとのライブ録音もあったような…。
ただMarstonのサイトによると、ボレットの放送録音は結構残っているとのこと。
アメリカではよく弾いていたみたいですし、もしかしたら、リストのピアノ協奏曲も出るかもしれませんね。
話がそれますが、グローヴによると『死の舞踏』でボレットは絶賛され、最初の大成功をおさめたらしいです。
24 :
21:04/06/22 23:54 ID:gw4IYExM
>>21 言葉足らずでした。「24の前奏曲」はボレットの演奏です。
sage
英のタイムズ紙のボレットの記事では「別の時代から来たピアニスト」といわれた。
27 :
名無しの笛の踊り:04/06/24 21:35 ID:45vGp/cD
チェルカスキー80歳記念ライブまだ買える?
一応amazonのカタログには載っているが
28 :
名無しの笛の踊り:04/06/24 23:21 ID:OIC/eyh0
輸入盤だったら、ボレットの若い頃の演奏が聴けます。ショパンのライブとかね。
ラフマニノフの3番は凄まじいの一言ですね。音源の保存が良くなかったのか、3楽章の
コーダの部分でひずみがあるのが残念ですが・・・
晩年の限りないロマンチシズムとは違った「熱い」ボレットが聴けます。
もちろん、晩年のボレットも好きですよ。特にショパンのバラ4、舟歌は絶品ですよね。
29 :
名無しの笛の踊り:04/06/24 23:26 ID:nD4ngRNP
ちょっと古い話になるけど。
フィリップスのグレート・ピアニスト・シリーズ(茶色い紙ジャケで2枚組み)
のチェルカスキー、指揮者名が間違っているんだけど、皆さん気が付きました?
チャイコフスキーのコンチェルト。
リヒャルト・クラウスが正しいんだけど「クレメンス・クラウス」って書いてあるんだよ。
初めてみたとき、たまげたよ。
保守
>>27 amazonのカタログの表示はあまりあてにならないと思う。
前に注文したら、調べてみたら品切れ状態でしたという返事が来たし。
他のサイトに行ってみてあれば、まだ廃盤になっていないのだと思う。
でも最近、自分の周りの店ではデッカのチェルカスキーのCDは見なくなったね。
32 :
名無しの笛の踊り:04/06/26 17:16 ID:VruSl9q9
age
33 :
名無しの笛の踊り:04/06/28 00:51 ID:2+YDD0/D
age
34 :
名無しの笛の踊り:04/06/28 01:25 ID:1pJbLB+K
私の好きな2大ピアニストのスレがたってる!
ボレットはデッカ1000というCDのショパン名曲集に
アシュケナージ、カッチェン、ケンプとともに演奏が入っていてバラ1が絶品です。
BBCレジェンズのチェルカスキーのショパンアルバムで私は一気にこの人にはまりました。
美音と即興性が素晴らしいです。
チェルカスキーはニンバスレコードの輸入盤でソナタ3番、アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズなども聴きました。
ポロネーズたまに激しくミスるけどあとは絶品。
35 :
名無しの笛の踊り:04/06/28 18:43 ID:2+YDD0/D
GreatPianist〜Jorge Bolet 1
売ってない
_| ̄|○
>>34 ボレットのショパンのバラード集はすごく好きで買ったときは何回も聞きました。
1番と4番はデッカから『ボレットの遺産』というDVDでも見れるのでファンは必見です!
>>35 あれはもう売ってないんですね…。持っているけど、是非、RCAから再販して欲しいです。
というかRCAで録音したものを全部再販して欲しい。
あと、まだMarstonのアルバムは輸入されてないようですね。
待つ方がいいのか、直接、Marstonに問い合わせた方がいいのか…。
37 :
名無しの笛の踊り:04/06/30 18:27 ID:M+WUP+hG
age
38 :
名無しの笛の踊り:04/07/02 17:10 ID:EJjKCQFm
age
39 :
名無しの笛の踊り:04/07/03 18:52 ID:tNhnEb9H
あらためてボレットのカーネギーホールでのライブを聞いた。
プログラム全体を通して厄介な難曲揃いなのに、この演奏の質の高さはやはり驚異的。
解説のブライス・モリスンがピアノ演奏史上に残る演奏会と書いたのも頷ける。
ショパンの24の前奏曲の演奏も相当なもので、聴衆もすでに熱狂してしまっているし。
全体を通して細かい配慮が行き届いているし、聴く者を引っ張っていく力がすごい。
いつも時の流れも忘れて、いつの間にか24曲が終わっているというか…。
晩年のデッカの録音とのロマンティックな美しさとは違う魅力に溢れている。
個人的にはまさにボレットこそ『忘れられていた天才』であり、『伝説的な巨匠』であると思う。
40 :
名無しの笛の踊り:04/07/05 15:50 ID:P5pKNdwS
age
チェルカスキーのドナウと、ボレットのドナウ。
どちらが好きですか?
42 :
名無しの笛の踊り:04/07/07 15:44 ID:nFgZWNo7
ドナウだったらレヴィーンの伝説の演奏もお忘れなく。
>>41 ボレットの方に一票。チェルカスキーも好きだけど、基本的にボレットの演奏スタイルのほうが好きという事もあるから…。
ちなみにシャコンヌもチェルカスキーよりボレットかな。
最近、ドナウとかシャコンヌとかの録音が増えたけど、なかなか2人のレヴェルまでは到達してないなと感じる…。
>>42 そうですね。レヴィーンの録音でドナウがあったのは不幸(録音が少ないこと)中の幸いですね。
この2人はレヴィーンの伝統を(も?)受け継いでいたという点で貴重なピアニストだったかと。
最近はともかく、ドナウなんてそんなには演奏されなかった(できなかった?)と思うので…。
44 :
名無しの笛の踊り:04/07/08 14:04 ID:XlXRGlnw
ブゾーニ批判にシャコンヌを持ち出す奴多いけど
ボレットやチェルカスキーの演奏なら文句無いだろうニ。
ボレットのシャコンヌ、聴いてみたい。チェルカスキーで十分(;´Д`)ハァハァしてたので、
それをも上回るとなると、これはもう(;´ρ`)ヨダレガ…
レヴィーンのドナウは20世紀の〜シリーズでも聴けるけどロールの方が凄いね。
47 :
名無しの笛の踊り:04/07/10 14:32 ID:fB9/EeQM
>>45 そのためにもRCAにはカーネギーホールのライブの復刻をお願いしたい。
『ホルヘ・ボレット RCA録音全集』みたいな形で出れば一番良いかな。
自分は20世紀〜シリーズを持っているけど、もう入手困難だし・・・。
>>46 SPの方には序奏がないから、ロールで聞けるのは嬉しい。
序奏がいか見事に弾けるかというのが聞きモノという曲でもあるし。
ボレットの演奏を聞くとレヴィーンもこう弾いたのだろうかと考えたりする。
というのは、ボレット自身が影響を受けたピアニストとしてレヴィーンを挙げているし、
ショーンバーグはボレットのリストを『レヴィーンのような音で演奏する」と言ってたから。
確かに言われている通り、ボレットとレヴィーンの音はよく似ていると思う。
ホシュ
Marstonのサイトのライナーノーツによると、
「ボレットは西半球の最も偉大なピアニストである」とギレリスが言ったらしい。
PHILIPSの"Great Pianists 10 : Jorge Bolet 1"近所で発見しますた。
こういうときは田舎で良かったと久々に実感。
シャコンヌ、前奏曲集、人生はただ一度、ドナウ、タンホイザーにしても
こりゃすげぇわ。カーネギーホールライブが伝説になるのも解るよ。
それぞれラフマニノフ、レヴィン、モイセイヴィッチの演奏と並ぶ名演。
52 :
名無しの笛の踊り:04/07/13 17:07 ID:oAnexvHI
追記
アルバムの造りが洒落てていいんだけど
ケースから出すときにCDに擦り傷ができたよママン。
>>50 おつかれさまです。
前のスレの時のように盛り上がるためにも新譜か再発が出れば…。
Marstonで新譜は出たんですが、未だ日本には出回ってはないようで。
>>51 購入、おめでとうございます(?)。
自分も住んでいる所が都会ではなくて良かったと思うのはそういう時ですね。
廃盤のはずが売れ残っているというのが結構あったりします。
追記です。
>カーネギーホールライブが伝説になるのも解るよ。
>それぞれラフマニノフ、レヴィン、モイセイヴィッチの演奏と並ぶ名演。
あの演奏会は、ボレットがロマン派最後のヴィルトゥオーソとして尊敬されていたのか、
また、なぜ「もっと過去の偉大な巨匠の演奏から学ぶべき」と何度も言ったのかもわかります。
教育者でもあったボレットの至言は、おそらく日本の教育界では無視されてますね。
話題が変わりますが、Marstonのサイトのライナーノーツを読み終えました。
英語だから間違って理解している部分もあるかもしれないけど、面白かったです。
55 :
名無しの笛の踊り:04/07/17 02:28 ID:RVckQl5V
ちぇるかすきー と にきたまがろふ
の くべつ つきまへん
56 :
名無しの笛の踊り:04/07/18 02:52 ID:T/8QyNBm
うん、似てるな二人は。
Marstonのサイトのトップがボレットになってますな。
大学の図書館で、88年にボレットが来日した時のインタビュー(?)を見つけたよ。
本ではなくて、昔の雑誌です。88年の(11月号?)「音楽の友」です。
コピーして帰ったので、もし内容を知りたいという人がいれば、ここに書きますよ。
>>60 『音友』でしたか。もしよろしければ、お暇なときにでも書き込んでいただけると
ありがたいでつ。
62 :
名無しの笛の踊り:04/07/19 17:41 ID:OyVo3xDg
ボレットは受け止めるタイプでチェルカスキーはかわすタイプって感じ。
ラフ3なんて特に。
ボレットのプロコ3番聴きました。
・・・・・感動しました。言葉はいらないですね。
64 :
60:04/07/20 14:31 ID:FiH6QYpR
前に書いた、音友のインタビュー(?)を少しずつ書いていきます。
65 :
60:04/07/20 14:54 ID:FiH6QYpR
ホルヘ・ボレット〜個性的表現力と華麗なピアニズムに彩られた「最後のロマン派」〜
「'46年2月に初めて東京に来たのですが、街は完全に破壊され、荒れ果てていて、それは見るも悲しい状態でした。
日比谷公会堂で、日本交響楽団と2〜3回共演したのですが、これは駐留軍とその家族達が対象で、
一般の日本人は入場できなかったのです。」
66 :
60:04/07/20 15:05 ID:FiH6QYpR
「最後のロマン派」と称されるだけあって、彼のピアノは個性的な表現力と華麗なピアニズムに彩られたものであるが、
それは彼が、ピアノ演奏史に燦然と輝く、アレクサンダー・シロティ、レオポルド・ゴドフスキー、
モーリッツ・ローゼンタールなどといった巨匠たちから受け継いだもののようだ。
「シロティはモスクワで、ピアノをニコライ・ルービンシュテインに、そして作曲をチャイコフスキーに学んでいるのです。
そしてラフマニノフの最初の教師が彼なのです。そのシロティの下で研鑽を重ね、現在の自分を確立したのです。
それ以前はホフマンの弟子のサパートンに師事していました。その関係で年に2度ほどホフマンにも彼のスタジオで聴いてもらいました。
しかしレッスン的な助言は全くなくて、弾き終えると『ありがとう』の一言。
まあ、私の進歩の度合いをチェックしていたということなのでしょう。」
67 :
60:04/07/20 15:12 ID:FiH6QYpR
とりあえず今日はこれくらいにさせてください。続きはまた明日にでも書きます。
>>65-67 わー! ありがd!!
気長に待ちますんで、気が向いたときにでもぜひ続きをお願いします。
69 :
60:04/07/21 14:50 ID:csdzh2oY
ではインタビューの続きを書きますよ。あまり長くないので今日で終わると思います。
70 :
60:04/07/21 15:01 ID:csdzh2oY
「ゴドフスキーには、彼の自作のピアノを見てもらっただけで、
ベートーヴェンやショパンなどについては教えてもらえませんでした。
ローゼンタールの前では、リストのソナタとかショパンの幻想曲を弾きました。
この人もホフマンと同じで、弾き終えると『なかなか良いよ。次は何弾くの?』とこんな調子です。
でも、リストのソナタではこんなこともありました。
弾き終えた私をピアノの前からどかして、ある部分を弾きながら、
『何とひどい作曲家なんだ、こんなメロディーってあるだろうか』と言うのです。
リストの直弟子がそんな風に先生を批判したのに驚きましたし、
私自身はリストを神様のように尊敬していたので、大変なショックでした。」
71 :
60:04/07/21 15:27 ID:csdzh2oY
ルドルフ・ガンツを少年時代に聴いて以来、パデレフスキー、ラフマニノフ、ゴドフスキー、ホフマン、ローゼンタール、
レヴィーン、バックハウス、ギーゼキングなど大ピアニストのほとんどを聴いていて、その彼らの演奏について、
「誰一人、同じ解釈、表現をしたピアニストはいませんでした。彼らは各々が個性的で、常に自分の考えを明確に打ち出していたのです」
と語るだけあって、ボレットさんの演奏にも強烈な個性が打ち出されている。
72 :
60:04/07/21 15:37 ID:csdzh2oY
譜読みが速いそうで、軍事教練でピアノに向かえなかった頃だけれど、
たまたま週末に訪問した家にピアノがあって、そこでリストの『メフィスト・ワルツ』の楽譜を差し出されて、
弾いてくれと頼まれた時、楽譜を見るのは初めてであったにもかかわらず、
1時間ちょっとの練習で弾きのけてしまったという。
「だから生徒に練習が足らないね、とは言っても何時間も練習したかとは聞きません。
練習時間は人によって異なるのが当然なんです。」
ピアノ以外の趣味はカメラだそうで、アフリカのサファリで撮影したという写真を、
嬉しそうに、自慢げに見せてくれた。 〈完〉
73 :
60:04/07/21 15:50 ID:csdzh2oY
これでインタビューは終わりです。このインタビューの貴重さは今だからこそ価値がわかるように思います。
当時はゴドフスキーに自作を直接学んだと言っても、(特に日本では)それほど関心を呼ばなかったでしょう。
今ならゴドフスキーの作品も再評価されていますが、当時はホフマンを知らない人が多くいた時代ですしね。
ただ、ローゼンタールやホフマンに認められると言うのはやはり相当の才能ですよね。
2人とも強烈な毒舌家であったことでも有名でしたからね。
74 :
名無しの笛の踊り:04/07/23 14:38 ID:Jdu5mwVC
スレをあげるためにも、ボレットの話をもう一つ。
音友の『クラシック 続・不滅の巨匠』で故三浦淳史氏が書いた、
ボレットがBBCの長寿番組だった『デザート・アイランド・ディスク』に出演した時の話。
「私は無人島へ持って行きたいディスクを七枚選ばされることになった。
私はまずストコフスキーの旧い録音の『トゥオネラの白鳥』をあげた、これは信じがたい名演でネ。
次にハイフェッツの独奏したウォルトンのヴァイオリン協奏曲、ストコフスキーによる『トリスタン』の交響的接合曲。
トスカニーニのヴェルディ『レクイエム』のカーネギーホールにおけるライブを所望したが、
これはBBCにないということで、スタジオ録音のほうで我慢する事にした。
次に、私はアンナ・ラッセルの『リング』のカリカチュアを選んだ。
次に選んだのがギタリストのレス・ポール。彼のブラジルのディスクだ。
ギターの8つのパートを1人で演奏できる名人で、まるでギターのオーケストラのように聴こえる。
さて、最後の7番目のディスクには「無人島へ決して持って行きたくないレコー』ドを挙げたいと言ったところ、
ホストあわてて、『オー、ノー!それは困ります』と言うので、『私自身が録音したレコードさ』と答えてやった。
75 :
名無しの笛の踊り:04/07/25 22:30 ID:G6TedNh8
ボレットとチェルカスキーは、ルービンシュテイン兄弟からラフマニノフ・ホフマン・レヴィーンらと続いた、
正統なロシアン・ピアニズムの最後の継承者だった。
76 :
名無しの笛の踊り:04/07/27 21:34 ID:cPkSYXQc
age
77 :
名無しの笛の踊り:04/07/30 15:25 ID:JEnjRCys
age
どなたか、ボレットの新譜を手に入れた方はいますか?
神父ってなに?詳細キボン
>>80 その通りです。手に入れた方はいるのでしょうか?
自分の周りの店にはないし、amazonやHMVにもないし…。
Marstonの輸入販売先の東武トレーディングに問い合わせるべきなのか…。
曲目と録音年代、あとライブかスタジオか 教えてヨロン
ありがdd
Marstonのボレットのショパンが店頭に出るのは9月ごろとのこと。
87 :
名無しの笛の踊り:04/08/11 09:00 ID:2oZb8eKI
age
88 :
名無しの笛の踊り:04/08/13 13:18 ID:+5sOBC8I
さっきボレット/デュトワのラフマニノフP協2番(Decca)
聴いてたんだけど、すばらしいですな。
コレほど美しいラフマニノフもないじゃろううに。
アンコール集(Decca)のなかではショパンの
ノクターンOp,9-2が絶品。
>>88 同意。特に2楽章の美しさは絶品。ボレットのラフマニノフのP協2番はもう定盤になっているよね。
カップリングのチャイコフスキーも素晴らしいし。
デッカの録音で、ラフマニノフの3番も素晴らしいとのことなので、再発して欲しいね。
あとデュトワとのコンビと言えば、「白鳥の歌」(とされている)となったショパンも絶品。
紛れもなく名演の一つだし、人気もあると思うのに、何故か今は廃盤…。
89でショパンのピアノ協奏曲は「白鳥の歌」と「されている」と書いたけど、
Marstonのサイトのライナーノーツによると、本当に最後に録音したのはショパンのピアノソナタだったらしい。
2番も3番も死ぬ直前にカリフォルニアで録音されたらしい。
なぜか発売された事はないけれども…。ボレット本人が発売を許さなかったのだろうか…?
すごく聞いてみたいのは自分だけだろうか…。
91 :
88:04/08/13 20:21 ID:+5sOBC8I
>>90 へぇーー お蔵入り録音があるんですな。
ショパンのコンチェルトは廃盤なんですね。聴いてみたいです。
ところでいまOrfeoとBBC Legendsのセールをやってますが
チェルカスキーのライブCDがこれらのレーベルから
何枚か出てますがどうでしょう。感想きぼんです。
92 :
名無しの笛の踊り:04/08/15 16:17 ID:VyL4jAGv
age
93 :
名無しの笛の踊り:04/08/17 02:34 ID:PrPGph9n
BBCのチェルカスキーのショパンは、すごくいいです!
こんなに綺麗な音色で即興チックな名演はあまり聴いたことない。
ちょっと高いけどお勧めの1枚です。
94 :
名無しの笛の踊り:04/08/17 23:22 ID:Ehdw8Q0f
チェルカスキーのチャイコの2番コンチェルトの録音てどーですか?
95 :
名無しの笛の踊り:04/08/18 09:07 ID:maNpbtLa
>>94 野暮ったくない位の重厚性もあるが、手の内に入れていかにも標準的という
演奏で薦められる。VOX,DG,PEARL(フィナーレのみ)と持っているが、
モノでも録音状態の良さからDGのオリジナルスがベストかな。
96 :
名無しの笛の踊り:04/08/18 23:25 ID:d8GToJQd
Marstonの『Jorge Bolet in Concert Vol. 1 Chopin』を手に入れたよ。
Marstonに直接問い合わせをしたら、三日もしないうちに来た。
まだ聞き込んでいないけど、演奏内容は素晴らしい。
残されたスタジオ録音とは全くの別人と言う感じがする。
74年のカーネギーホールリサイタル、69年のラフマニノフのP協3番でもわかることではあるけれど。
音質も結構良く、ボレットの真価を伝え、再評価につながる一枚だと思う。
97 :
名無しの笛の踊り:04/08/20 13:36 ID:pKo+mRIm
三浦淳史氏の『アフターアワーズ』から、チェイシンズの本のエピソード。
『アフターアワーズ』には、ボレットの記事があり、ゴドフスキーやホフマンのエピソードが書かれており興味深い。
1920年から1930年のゴドフスキーのニューヨークのアパートメントはロマン派時代の伝統によるサロンだった。
同じポーランド生まれで親友だったホフマンをはじめ、ラフマニノフ、パッハマン、レヴィーン、ルービンシュタイン、
クライスラー、ハイフェッツ、エルマン、カザルス、ストラヴィンスキー、ガーシュインらが入れ替わり立ち替わり
ゴドフスキーのサロンに姿を見せたと言う。サロンは昼も夜も開放されていた。
ある日、ホフマンとチェイシンズだけがお客で三人で昼食をとっていた時、ゴドフスキーが口を切った。
「ベートーヴェンのソナタのシュナーベル版を見たことがある?」返事を待たず彼はしゃべり続けた。
「あれは曲のためにも、人間の手のためにも、そのいずれにも設計されていないね。
別に不思議はないさ。彼はピアノの進歩を丸一世紀も妨げたレシェティツキーの弟子だからな。
ヨーゼフ、君もそう思わないかい?」ホフマン沈黙。ポーランド楽派と独墺楽派は仲が悪かった。
98 :
名無しの笛の踊り:04/08/20 13:54 ID:pKo+mRIm
チェイシンズが両大家(ホフマンとゴドフスキー)の前でショパンの変イ長調のバラードを弾かされていた折、
郵便配達が書留を持ってきた。ゴドフスキーがサインをしている間、
ポストマンは好奇心に駆られてリヴィングルームを覗き込んでいた。
「君は音楽が好きなんだな?入れ、入れ」と言って、当惑する男を引き入れて椅子にかけさせた。
彼はバラードの残りの15分間(これは誤訳か勘違い?)釘付けになっていた。その日の配達は遅れたに違いない。
ホフマンのカーネギーホール・リサイタルを聴きに来たラフマニノフ。
ショパンのロ短調ソナタの眩惑させるような演奏のあと、しばし沈思黙考していたが、チェイシンズの方を向いてこう言った。
「ねえ、また一曲私のレパートリーから抜けちゃったよ。
アントン・ルービンシュテイン以来、このような演奏は聴いた事がない。
この曲の唯一無二の弾き方だ。誰も真似することが出来ないね」
ロンドンのスタインウェイ社へ次の出演のためピアノを選びに行った若きロシアの鬼才、ホロヴィッツ。
「あの隅にあるピアノは?」。「ホフマンのピアノです」、Wm・スタインウェイ社長。
「ヨーゼフ・ホフマン自身のピアノ?」と畏敬の念に襲われたホロヴィッツ、躊躇いがちに言った。
「あのう……ちょっとさわってもいい?」
99 :
名無しの笛の踊り:04/08/22 03:37 ID:EtEwqexi
チェルカスキーの面構えは最高だぜ
チェイシンズってどんな人なんですか?
曲は聴いたことがあるんですが・・・。
エイブラム・チェイシンズはホフマンの弟子で、ピアニスト・作曲家であり、ピアニストについて本を書いた人でもある。
わずかだけど、確かピアニストとしての録音もあったはず。著作では『Speaking of Pianists』が代表作(?)。
ホフマンの弟子だった関係で、ゴドフスキー・ラフマニノフ・モイセイヴィッチ・ホロヴィッツとも親交があった。
ボレットのピアノ演奏は、チェイシンズの影響もかなり受けたらしい(おそらく色々なアドバイスをしたのではないかと)。
また、チェイシンズはボレットが早く認められるように助けた人間でもあった。
ボレットが成功できない状況を見て、「君の手は早く廻るのに、君の名が知れ渡るのはあまりに遅すぎる」と嘆いたとか。
102 :
名無しの笛の踊り:04/08/26 16:16 ID:RwAEQzzW
” Moiseiwitsch in Recital ”というCDの最後に
チェイシンズが進行するモイセイヴィッチのインタビューが収録されているらしい。
渋谷の塔の歴史的録音コーナーに
ボレッとがないのはおかしい!
あとあそこBGMでかすぎて試聴がしにくい!
104 :
名無しの笛の踊り:04/08/30 17:18 ID:5pkkj/iM
ボレットとチェルカスキーは交流があったのかな…?
ほぼ同年代だし、ともにカーティスで学んだ所は共通しているし、交流はあるはずだと思うけど。
2人は、ところどころラフマニノフとホフマンのような関係(?)と同じ感じがする。
大柄で、論理的な演奏のボレット、小柄で、自由な演奏のチェルカスキー。
106 :
名無しの笛の踊り:04/09/02 17:44 ID:ewIE4CpW
>>105 確かに、ボレット自身ラフマニノフが理想だといってたし、いえてるかも。
ボレットはワイルドなどと交流があったみたいだし、教育にも力をいれていたから
社交的な感じがするけど、チェルカスキーは一匹狼な臭いがする。想像ですが。
ちなみに、
20世紀の大ピアニストシリーズに入ってるチェルカスキーの交響的練習曲は
幻想的で自由自在な彼の本絽発揮な演奏だと思うんだけど、どうかなあ。
この曲のベストパフォーマンスの一つと思うんだけど。
チェルカスキーって個性が強すぎるせいか、世間的にメジャーな曲などでは
「この曲はチェルカスキーしかない!!」というような取り上げられ方があまりなくて、損をしているような。
白鳥や、酒、女、歌などは彼以外考えられない程の演奏だけど。
>>106 ボレットは、ラローチャとも親友だったらしいね。オグドンとはインディアナ時代の同僚だったような。
チェルカスキーは、ホロヴィッツを慕っていて、たまに連弾を楽しんでいたとか。2人の連弾、聞いてみたかったね。
ボレットは、リストの再評価と共に、デッカの一連の録音で高い評価を得たけど、チェルカスキーは損をしているね。
確かに交響的練習曲は素晴らしいし、もっと紹介されてもいいのに。
>>107 結構ピアニスト間で交流あるんですね。ボレットとラローチャは意外でした。
両者とも理知的でロマンティックなピアニストという共通点はあるけど、
ボレットはドイツ物をあまり取り上げてなかったし。
20世紀シリーズにはいってるチェルカスキーの交響的練習曲は、DECCAから出ていた
エリザベートホールライブ(ライブ1というやつ)と同じ日のライブみたいですね。
この日は本当に調子がよかったみたいで,彼のライブの中でもかなり上位に入ると思う。
(そんなにたくさん聞いたわけじゃないけど)
あと、同じDECCAのシリーズでアンコール集があったけど、アレもめちゃくちゃ充実していた。
ショスタコービッチの小品で聴衆の笑いをとるユーモア、悲愴前奏曲の哀愁と退廃的ロマンティシズム、
トルコ行進曲まではいってるし、あれ一枚再発するだけもいいのになあ。
ボレットといいチェルカスキーといい、廃盤が多すぎる。
長くなったけど、あと一つ。
20世紀シリーズでリトルフのスケルツォが入ってたけど、あれが収録されていた元アルバムの曲目
わかりませんか??EMIからでてたみたいだけど、演奏もよかったし他のもあるなら気になる。
多分CD化はされていないだろうけど・・・。ラフマニノフのパガニーニ変奏曲もCD化されてないし、
せめてチェルカスキーの完全ディスコグラフィーでもあればいいのに、いくら探してもわかりませんでした。
ボレットとラローチャといえば,シャレで10人ぐらいで「トルコ行進曲」を
弾いたのがあったね。ルプーとかバッカウアーも参加してた。
まともなバージョンと,だんだん半音ずつ上がっていく冗談バージョンと。
あれ,今手に入るのかな。
110 :
名無しの笛の踊り:04/09/08 05:12 ID:sveV31aj
チェルカスキーのタコ1とプロコ2があるらしいが
だれか目つけねえかな。
111 :
名無しの笛の踊り:04/09/08 17:34 ID:nwr/uYVm
111!
良スレ保守
113 :
名無しの笛の踊り:04/09/14 22:12:10 ID:4V1/Rb5/
>>109 そういうのがあるんだね。何とかして手に入らないのかな?
114 :
名無しの笛の踊り:04/09/15 14:07:42 ID:R76ZNxT/
保守
115 :
名無しの笛の踊り:04/09/19 15:23:09 ID:UO8RuqvY
みなさんは、壮年期と晩年のボレット、どっちが好きですか?
116 :
名無しの笛の踊り:04/09/20 01:57:02 ID:RVERrPmu
>>115 晩年と思っていたが、壮年期もいい。タンホイザー聴いてびっくりした。
ボレット晩年のショパンが好き。
(・∀・)ジサクジエン
118 :
名無しの笛の踊り:04/09/22 18:15:59 ID:tcnTGuUl
119 :
名無しの笛の踊り:04/09/25 02:41:08 ID:cJjK0CRC
ageておこうか。
ボレットチェルカスキーなんて貴重なスレですよ。
120 :
名無しの笛の踊り:04/09/28 00:03:31 ID:5wVvZsHY
ボレット晩年のショパンのバラードいいねー。
といいつつ、保守
121 :
名無しの笛の踊り:04/09/28 00:06:34 ID:aF4ZZyrL
ボレットのプロコフィエフ・ピアノコンチェルト2&3が好きだ。
122 :
名無しの笛の踊り:04/09/28 13:23:40 ID:bNd9svpz
それじゃ話題提供。
名付けて、ボレットvsチェルカスキー同曲異演。
ラフ3、プロ2。
ショパンの前奏曲集。
ドナウにシャコンヌ。フランクにリストソナタ。
他にもあるだろうけど、
どちらの演奏が好き?
123 :
名無しの笛の踊り:04/10/01 02:26:23 ID:TiLwwrSp
age
age
125 :
名無しの笛の踊り:04/10/03 01:47:06 ID:KdUtQiIN
>>120 あのアルバム、本当にイイですよね。バラード4曲もいいけど、舟歌、幻想曲ヘ短調も
キレイですごくイイですね。あのアルバムはお気に入りの一枚です。
126 :
名無しの笛の踊り:04/10/04 12:02:32 ID:LED/Q5+K
同曲異演なら、新しくショパンのピアノソナタの3番もだね。
Marstonが、ボレットの晩年の演奏を収録したからね。
Marstonから出たショパンは、全盛期から晩年までの演奏が楽しめていいよ。
放送録音とかがソースだから、必ずしも音質は極上とはいえないけど。
Everestからも昔、モノラル録音で、ショパンの名曲集という形で出てた。
127 :
名無しの笛の踊り:04/10/04 20:59:53 ID:K6do7mwg
チェルカスキーのショパンのソナタって、まだ入手できたっけ?
両者とも絶盤が多すぎ・・
現役盤で聴き較べできるのは何があるでしょう?
128 :
名無しの笛の踊り:04/10/04 21:13:13 ID:fGtcnR2N
チェルカスキーは入手できるのを数えるほうが早い・・。
Deccaは全滅、ASV,ニンバスも怪しい。Philipsのは中古屋に行けば結構見つかるかも。
ショパンのソナタは確かこれに入ってたような。
新品で流通してるのはBBCとグラモフォン、Ivoryぐらいかも
Decca全滅かよ・・・('A`)
>>121 ニュルンベルクのボレットのプロコ2番は結構良かったけど4楽章の頭が
オケと全然あってなかったのと1楽章のカデンツァがカットされてたのが
萎えました。
1953年のシンシナティとの2番でもカットされてたけどなんでだろ?
131 :
名無しの笛の踊り:04/10/05 14:46:08 ID:x/rbZxVp
チェルカスキーの演奏は、シフラ協会のサイトにもあるからそれを手に入れるという方法はあるね。
もちろん、そこにはボレットの音源、映像もあるけど。
Marstonあたりがチェルカスキーを出してくれないかな…?
ボレットも、ホフマンもあるならあってもいいような。ゴドフスキー全集も出るし。
確かホフマン全集はそろそろ完結のはずだから、次は弟子のチェルカスキーとか出せばいいのに。
132 :
名無しの笛の踊り:04/10/07 00:15:25 ID:NDsO0j3t
Marstonに期待。
Deccaのライブシリーズ音源は確かBBCだったから、再販されるの期待してたら
たった2枚・・・。ミケランジェリとかリヒテルばっか。版権とかでややこしいのかな。
たしか94年ごろ、チェルカスキーの最後の誕生日にたぶんチェコフィルとラフ3を
演奏してたね。NHKFMで放送されたけど、録音しておけばよかった。
たしか第一楽章でオケとずれまくって崩壊寸前だったのを覚えてる。
ボレットのラフ3放流して頂いた方、乙です。
こんなすばらしいスレがあったとは!
ボレットのショパン/ゴドフスキーはアムランを凌ぐ美しさで絶品ですね。全曲聴きたかった。
チェルカスキーは亡くなる前年だったかにNHKの中村紘子サンの番組に出てゴドフスキー編「白鳥」を弾いてくれた。このビデオは家宝です。
135 :
名無しの笛の踊り:04/10/10 22:26:34 ID:PvhP+RUX
136 :
名無しの笛の踊り:04/10/11 02:57:53 ID:PmIrrX3T
>>135 ボレットにしては珍しいプログラムだけど演奏はイマイチだと思った。
英雄とかもっさりした感じで、全盛期にしては迫力、集中力に欠けた演奏だったと思う。
晩年のショパンのほうがはるかに素晴らしかったよ。
138 :
名無しの笛の踊り:04/10/11 12:23:05 ID:qMF418QN
>>135 >>137の方が書いているように出来としては、晩年の録音の方が魅力はあると思う。
これは録音嫌いだった芸風と関係していると思う。
録音スタジオでは持てる力を発揮できないというのは自他共に認めることだったからね。
晩年の録音は音の美しさ、ロマンティックな解釈は再現できているけど、実際の演奏とはかなり違う。
自分のピアノの先生はパリに留学した事があって、実際のボレットの演奏何度も聴いた事があって、
いつも言っていた事は、「ボレットの演奏はあんなもの(録音のこと)じゃないからね!」。
139 :
名無しの笛の踊り:04/10/11 14:43:06 ID:okFaxjml
>>138 チェルカスキーにも同じことが言えるけど、彼はもっと極端ですよね。特に晩年は。
140 :
138:04/10/11 15:58:34 ID:qMF418QN
>>139 ただ、チェルカスキーの場合は、ライブ録音をたくさん残したという点が幸運だったと思う。
一昔前であれば、それらを手に入れること自体は難しくなかったけど、今は廃盤…。
ボレットもチェルカスキーも、ピアノを弾く・聴く喜びを感じさせてくれる稀有なピアニストだと思うのだけど。
先生によると、晩年のボレットはパリでも人気者であり、チケットの額も最高クラスだったらしい。
パリでは、音楽を勉強している学生というのは優先的に安く手に入れれるらしく、
先生はそれで有名な演奏家のリサイタルに通いまくっていたらしい。
>>139 チェルカスキーはDECCAの8枚のシリーズを始め、いいライブ録音が結構発売されてますね。
これ全部BBC音源だから探せばBBCだけでももっとイイのが有りそうだが、人気ないのかな。
ボレットのライブはカーネギーと69年のラフ3、最近のMarstonの2枚ぐらいか?
ミケランジェリやリヒテルなどライブ録音が発売されまくってるのに。
ボレットやチェルカスキーやいい意味でエンターティナーでしたよね。ミケやリヒテルと対照的というか。
そういったタイプは何故か冷遇される傾向があるけど。
×139
○140
143 :
名無しの笛の踊り:04/10/12 02:28:49 ID:pRgHmts4
チェルカスキーのIvoryのサンフランシスコ・ライブは如何でしょうか?
チェルカスキーの80歳記念コンサートを久々に聴いてみたが、
交響的練習曲(゚д゚)ウマー
>>141 ボレットもDeccaから未発表ライブという形で、最晩年のライブ録音が出てた。今は廃盤だけど。
メンデルスゾーンの前奏曲とフーガ、フランクの前奏曲、コラールとフーガ、リストのノルマの回想。
特に前奏曲とフーガは、元々他の人の録音が多くないのもあるとは言え、特に素晴らしく、感動モノ。
アメリカでのライブだから、使用しているピアノはボールドウィン。
ボレットが早く成功できなかったのは、ボールドウィン・アーティストだったからという噂もある。
スタンウェイは、他のピアノメーカーを使用するアーティストの妨害をよくしていたらしい。
でもボールドウィンのピアノの響きは個人的に好き。
確か、少し前にテロ事件の影響か何かで破産したとか…。
146 :
名無しの笛の踊り:04/10/16 02:44:15 ID:pvnjCjPg
チェルカスキーって1985年にデッカとニンバス両方にショパンのソナタ3番録音してます?
別の音源のようなんですが、詳しい方いらっしゃいますか?
保守のついでに。
ボールドウィンは再建していたね。サイトもあったし。
サイトには、ボレットの名前があって、Baldwin Legendsに入っている。
バックハウス、バルトーク、バウアー、ドホナーニ、レヴィーン夫妻、モイセイヴィッチ、パハマン、ローゼンタールの名前もある。
ワイルドやギーゼキングが使用していたのは知っていたけど…。
ttp://www.baldwinpiano.com/
148 :
名無しの笛の踊り:04/10/22 21:36:39 ID:boefRUGa
チェルカスキー、ショパンのエチュードはちょっと苦しそう・・・
149 :
名無しの笛の踊り:04/10/26 02:22:30 ID:8Ud0lATB
保守
151 :
名無しの笛の踊り:04/10/30 03:43:22 ID:f+vCaTqI
ochichau
チェルカスキーBBC新譜あげ
153 :
名無しの笛の踊り:04/11/04 02:44:07 ID:W9TWmFif
>>152 え、何を弾いてるんですか?興味あり。
BBCのショパンすごくよかったからなあ。
155 :
名無しの笛の踊り:04/11/09 00:45:07 ID:2PqZkKPX
チャイコンかあ
156 :
名無しの笛の踊り:04/11/09 00:49:48 ID:R4DANCgs
チェルカスキーって、アシュケナージと変な曲録音してなかった?
>>156 最後の録音だな。A・ルビンシュテインのPcon No.4だ。
決して変な曲ではないと思うが
158 :
名無しの笛の踊り:04/11/12 16:50:48 ID:8AJou0DN
age
159 :
名無しの笛の踊り:04/11/12 17:11:10 ID:s96HYExf
>>156 変な曲だとぅ!(中略)
短調の悲痛なメロディで始まってきれいな楽章を挟んで
長調の圧倒的な盛り上がりで終わる。
典型的なチャイコやラフマニノフのタイプです。
一聴の価値はあると思いますよ。
160 :
名無しの笛の踊り:04/11/13 00:49:23 ID:u5L2ZjoE
嬉!ボレットのカーネギーホールライブがタワレコ限定で
RCAから再発!でも前半(シャコンヌ 24前奏曲 タンホイザー)
だけらすぃ。でもグレイトピアニスト買い逃したおいらにとっては
嬉しい再発です。詳しくはタワレコのサイトで。
カーネギーホールライブは全部再発してほしかった〜
個人的にはタウジッヒやシュルツ=エヴラーによるシュトラウスの
編曲ものがいちばんの聴きどころだからなあ
DECCAのボレットしか知らない人がこのライブ録音聴いたら
ボレットに対するイメージが540°変わるよ
漏れもそうだったし
前にRCAから出てた盤は前奏曲のラストで
フライング拍手が入ってたのが
グレートピアニスト版と違ってた。
後者は編集したのだとか。
163 :
クリトリス・フォン・オナニーニ:04/11/13 16:11:42 ID:4abLTMc0
ボレットはいい壮年期もいいけどじじいになってからも力押しでないやわらかい音。。。。。。。
ボレットじいさんの「孤独の中の神の祝福」が素晴らしい・・・
カツァリスやアムランのも聴いたけど全然ボレットに及ばない
166 :
名無しの笛の踊り:04/11/14 12:46:32 ID:z+QNDggq
わかかりしボレットは、方向全然ちがうもんねー、ばりばりー
>>165 アラウは未聴・・・
アラウの超絶や演奏会練習曲、ダンテは聴いたけど音が好きになれなかったんで・・・
でもアラウの「孤独〜」がいいっていう人も多いなあ
ハフのは結構よかった
169 :
名無しの笛の踊り:04/11/18 17:15:07 ID:h9+Tk4UX
age
170 :
名無しの笛の踊り:04/11/18 23:06:56 ID:Y1ZLN8Z9
>>168 聴き所の、シュトラウスU〜タウジッヒのワルツ2曲(「蛾」「人生は一度」
ルービンシュタインの「スタッカート・エチュード」、
モシュコフスキーの「吟遊詩人」が抜けているんだよねえ。
漏れはLPで持っているが。
171 :
名無しの笛の踊り:04/11/18 23:48:07 ID:1ek/fk3s
172 :
名無しの笛の踊り:04/11/19 00:27:00 ID:K3yuGGPp
>>170 ショパンプレリュード入ってるからいいよ。
晩年にもデッカへ録音してるし聴き比べ楽しみ。
>>168 こっちはショパンのプレリュード、24番目の低音D1発目のあとの拍手が入っていていいよね。
20世紀の〜の方では消されてて、うぐぅって思ったよ
でもって
>>170の利き所は
20世紀の〜の方で初めて聴いたけど、どれも凄いワナ
174 :
名無しの笛の踊り:04/11/23 19:01:24 ID:85p1aEgd
保守
175 :
名無しの笛の踊り:04/11/24 01:00:29 ID:snkMktkJ
ほっしゅ
>>170 モシュコフスキーのは「女道化師」だったと思う。
ラフマニノフも好んで演奏したらしい。
あくまで
ホルへ・ボレー
ボレ・チェルカスキー・ワイルドの3人ともが録音した曲って、
美しき青きドナウだけ?
いまだにボレなんて読み方してるヤシがいるとは。
キューバはスペイン語であってフランス語もどきの読み方をする根拠などない。
ボレットに失礼だろうが。
もとはといえば、某バカ評論家の無知が原因だが。
老いボレというひどい呼び方もあるね
181 :
濃い過ぎ純一郎:04/11/26 12:18:31 ID:xYuAQ1hr
ボレットって受け狙いの人だね
絶対セルとかライナーみたいな硬派のひとに嫌われていたね
マイナーがいいっていうのはただの一人よがりだぜ
182 :
名無しの笛の踊り:04/11/26 12:22:39 ID:vHDOvGM8
ボレットが来日して犬狂とブラ2やった時(当時50代?)の案内には
すでにホルヘ・ボレーになってたよ
ジョルジュ・ボレットよりゃまし
183 :
名無しの笛の踊り:04/11/30 21:55:35 ID:b5+x1sDO
ボレットの美音がたまらない・・・
184 :
名無しの笛の踊り:04/11/30 22:05:26 ID:zeN9W0xE
>>178 ショパンやらリストやらにいろいろあるでそ。
ラフ3なんかもあるね。
>>179 182 名前:名無しの笛の踊り 投稿日:04/11/26 12:22:39 ID:vHDOvGM8
ボレットが来日して犬狂とブラ2やった時(当時50代?)の案内には
すでにホルヘ・ボレーになってたよ
ジョルジュ・ボレットよりゃまし
186 :
名無しの笛の踊り:04/12/04 17:13:50 ID:VWvo7SIq
再発されたボレットの1974ライヴ買って聴いた。
すごすぎ・・・・。シャコンヌはミケとは別のよさがあっていい。
前奏曲はここ1番のppがすごいし24番なんてやばい。
圧巻はタンホイザーで、、、これは生で聞いたら失神するかも。
とりあえずもれた曲目も全部聴いてみたくなった。
もれた曲目がもっともっとすごいんだよぅ
188 :
名無しの笛の踊り:04/12/08 17:43:49 ID:5JaP4vI7
age
エベレストレーベルの漫画っぽいロゴが好きだった
190 :
名無しの笛の踊り:04/12/15 07:27:00 ID:7fNxUiC3
チェル爺さんのBBC新譜どうなの?
191 :
名無しの笛の踊り:04/12/21 01:11:29 ID:Aw4xp+35
ヤフオクに20世紀の偉大なるピアニスト〜ボレット1が出てるな
伝説のカーネギーホールライブを探してる椰子にはチャンスかも
二人のDVDってあるの?特にチェルカスキー
ボレットはある
194 :
名無しの笛の踊り:04/12/29 13:02:13 ID:QvBgVB2a
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1103025662/l50#tag216 で、結局史上最強のピアニストって誰よ? 2
210 :昔の名前で出ています :04/12/29 01:55:40 ID:Cvkljegp
シューラのCDが図書館にあったので聴く(チェルカスキー・ライヴ Vol.7/20世紀のピアノ作品集 POCL−1639)。ペトルーシュカが入っているので来日公演が懐かしい。
裏面の曲目一覧に「メシアン 四つのリズムのエチュードより 火の鳥I 火の鳥U」とあるので、しょうがねーなーロンドンレコードはこんなありふれた間違いをと思いつつ解説書を見るとその文中にも「火の鳥」と。
これはイカン、校正ミスか原稿を編集が勝手に書き変えたな(バカのくせしてそーゆーよけいなことをするやつがいる)と思い読むと、今度は愕然。「他の3曲には聴かれない鳥の歌の模倣や幅広いグリッサンドが特徴」などと与太事が。
その少し前には「(この曲の作者メシアンは)さらには鳥の鳴き声を基礎にした作品(引用者註:『鳥のカタログ』他のことを指す)を発表して」云々とあるからああこの執筆者完全に勘違いしている、と判明し署名を見ると「F本K一」。よく聞く名である。
日本には音楽評論界は存在しないあるのは音楽愛好家とジャーナリストの集団だというのは十五年以上前からの持論だがそれにしてもこの男「これらに曲はパプア島に捧げられている」と自書した時何か変だとは思わなかったのかそれとも熱帯鳥でも想像してたのか。
教訓。『悲しい鳥』を弾いた後『喜びの島』を『喜びの鳥』とアナウンスされた時の私知人の友人が見せたむなしい表情。 原文綴りにIle(文字化け予防のためアクサン省略)と書いてあるのになぜそれすら調べぬかちなみに鳥はオワゾーではないのか。
このCDシリーズは廃盤と聞いたが回収の間違いでは? よく矮小な連中について書き込んでるMG64何とか氏は常の如くトリビアをひけらかし別な方向に話をはぐらかしたりせずストレートに話題に答えられねばいっそ黙っておられよ。 最後に一言「生長ければ恥じ多し」。
195 :
名無しの笛の踊り:04/12/29 20:26:44 ID:J4I+RwQ+
でMarstonから出たボレットショパン二枚組ってどうだったんですか。
高かった
197 :
名無しの笛の踊り:04/12/30 14:14:03 ID:ZDu5CXf5
ボレットのショパンピアノ協奏曲1,2、
同曲のベスト演奏だと思ったんだが、買い直そうと思ったらどこにも売ってない・・
198 :
名無しの笛の踊り:04/12/31 20:04:48 ID:mmT9U7k3
>>195 ソナタ3番とノクターン8番は良かったが、値段ほどでもない感じ。
199 :
名無しの笛の踊り:05/01/06 10:41:28 ID:W70onmwT
シューラのDVDってあるの?BBCならそういう画像もってるはず
期待してる 最近BBCから出てきたショルティ指揮のチャコ1も
すばらしいね。カップリングの展覧会の絵も要注意、NIMBUS版
よりずっといい
>>199 どっかの海外のショップでガーシュウィンのがあるようだ。
NHKがN響客演時のチャイコ2番の映像持ってるのは確実なんだが・・・
まず出してこないだろな。
>>200 名演奏プレイバックで放送されるんじゃない?
クリーン、ブレンデル、ボレット、カツァリスと来てるしね。
NHKは所蔵している音源・映像を、一定期間がすぎると、著作権保有者(クラ演奏家の場合たいてい遺族)の許しが得られない場合、全部廃棄するそうです。
私の大学時代の先輩がNHKクラシックの制作部におり、その方に聞きました。
つまり、某国のように放送用史料が無数流出することはなかなか期待できない、というわけです。
・・・それにしても、捨てるくらいならクレよオレにオイ
>>203 やっぱしそういうこと考える不届きモノがNHKにも多くて
管理がどんどん厳重になってったとも言うなw
205 :
名無しの笛の踊り:05/01/08 13:24:17 ID:4O5VtQgT
シューラの場合、知ってる範囲では遺族いないはずなので、まだ画像残ってるかなあ?
ほしいなあ ボレットのサントリーホールリサイトル(88年?)の画像もしあれば見たい
>>205 いや、そもそも両者ともNHK収録があったんですかね? ホラ、NHKって、アレ、権威主義的だから。
チェルカスキーの最後の来日リサイタルはTV放送してなかった?
確か、シューマンの幻想曲とシューベルトの即興曲が入ってたプログラム。
チェルカスキーはBBCライブが出てくるくらいだから、NHKのも
破棄されてないんじゃないかなあ。
ボレットはこの前ラフ3放映してたね
ボレ3はビデオ録って、DVD焼いた
210 :
名無しの笛の踊り:05/01/09 03:13:53 ID:5Bwy6ETn
ボレットの若い頃の録音て出てるの?
20〜30代とか
211 :
名無しの笛の踊り:05/01/10 10:03:57 ID:B/g3u1QI
ボレットの若い頃の録音は確かにテスタメントかユランニアから出てるはずです。
DANTEレーベルからいくつか出てるみたいだけど…。
>>211,212
情報サンクス。
どこで買えますかね?
214 :
名無しの笛の踊り:05/01/11 03:30:26 ID:pry7fXdA
一応ageとこう。。。
215 :
名無しの笛の踊り:05/01/15 12:51:17 ID:xyY2o4ms
来月ロンドン行ってついでにシューラの墓参りもしようかなあ。
216 :
名無しの笛の踊り:05/01/15 12:56:24 ID:Hmeuswuz
>>213 調べたけど、DANTEのしか無いみたい。211はガセ?
217 :
名無しの笛の踊り:05/01/15 13:22:56 ID:xyY2o4ms
確かに見た記憶あり、今日再チェックします。
218 :
名無しの笛の踊り:05/01/15 22:33:19 ID:XjJPMXw5
チェルカスキってくすぐったらめっちゃ感じそうだよね。
ほっぺた突っついて恥ずかしがらせたいな。
勃起しちゃったじゃないか。どうしてくれるんだ。
ほもですよ
ドがつくくらいの。
221 :
名無しの笛の踊り:05/01/16 02:12:51 ID:iY2urfWq
>>220 そうなんですか・・・ なんか映像みてたらクネクネしてて照れ屋の男の子みたいに感じましS田。
222 :
名無しの笛の踊り:05/01/17 17:22:24 ID:ZyHj5JCS
チェルカスキーは可愛いじいちゃんでしたね。うるさいグルメで、
レストラントで待たされたらすぐ怒られるそうです。
「風邪にはポカリが一番」と仰って、ご自宅のあるロンドンでも愛飲していたそうです。
大塚製薬は何かお礼に差し上げたり失礼の無いようにしてたのでしょうか?
224 :
名無しの笛の踊り:05/01/20 15:25:24 ID:fE9BqtWM
昔シューラのロンドンのご自宅は、リジェントパークに近いホワイトハースという
ホテルで、懐かしいなあ、今度また見に行きたい
225 :
sage:05/01/23 15:46:26 ID:bkv/naEp
音が美しいと言われるピアニストは他にもいるけれど、ボレットの音だけは特別。
あの鐘のような朗々とした明るい響きは、レヴィーンと双璧。
ボレットはかつてラフマニノフのピアノの音を真似ようとしたが無理だったと言っていたけれど、
おそらくアメリカの多くのピアニストの卵がボレットのような音を出そうとして失敗したにちがいない。
226 :
名無しの笛の踊り:05/01/23 15:54:17 ID:mqPhjXe8
1957年ライブ録音のラフマニノフP協第3番は酷すぎる >チェルカスキー
コーダなんかまるで弾けていない ピアノ、オケともに完全に崩壊してて聴くに堪えない
>>225 ホフマンやリスト・レシェティツキ派が柔軟で温かみのある"金の鐘"と例えるとすれば、ラフマニノフ、レヴィンに代表されるロシア派は荘厳で幾らか冷徹な"銀の鐘"の音
228 :
パ:05/01/28 12:46:06 ID:YC/YIZhZ
>>185(ボレットか、ボレか、ボレーか)
そうです。「レアル・マドリッド」を「レアル・マドリー」
て呼ぶことあるでしょ? それと同じです。
フランス語風でなくてスペイン語でも、そう発音されますよ。
ありがとう「Gracias]は、「グラーシアス」でも「グラーシア」でも「グラーシアー」
でもいいんです。(
>>179)
229 :
名無しの笛の踊り:05/02/01 21:02:23 ID:W2MWJd+M
>>181 ボレットはライナーの弟子でもあった訳で・・・。
もっとも、「ピアノに専念しなさい」とアドヴァイスされたらしいけど。
その忠告を破った唯一の出来事が日本での「ミカド」の初演。
ライナーと仲が悪かったと言えば、ラフマニノフが有名なのかな。
>>228 名前については、ジョージ・ボレットとすべきなんでしょう。
アメリカに帰化し、アメリカではジョージと呼ばれていたみたいだから…。
230 :
名無しの笛の踊り:05/02/02 11:01:31 ID:TmCqZpTx
ライナーとラフマニノフ・・・・
やっぱり893の血が騒ぐのか・・・
シベリウスもコエーカヲ
231 :
名無しの笛の踊り:05/02/02 11:19:40 ID:pQlYXAu0
>>229 へえ、ライナーの弟子だったんだあ
>>230 フランケン=クナもマフィアノの列に加えてくだせえ
232 :
名無しの笛の踊り:05/02/08 12:55:11 ID:nhqu4U2o
>>230 ライナーとラフマニノフは、ラフマニノフのピアノ協奏曲の2番を共演した際に、
ライナーがラフマニノフに意見をした事から、仲が悪くなったらしい。
ラフマニノフは、「これは私の曲だ」と言ったとか…。
レコードで共演したストコフスキーやオーマンディは、ラフマニノフに意見を聞くことはあっても、
自分の意見を押し付けたりしなかったので、上手くいったのだとか。
もちろん、互いに尊敬の念をもっていたからでもあるのは言うまでもないだろうけどね。
233 :
名無しの笛の踊り:05/02/18 10:10:48 ID:FzoOzFpP
age
234 :
名無しの笛の踊り:05/02/19 18:23:35 ID:CCJwv8i4
リスト弾きは損しているよな・・・
ボレットがべートーヴェンの前期のソナタとかを弾いたって聞いたことないんだが・・・
ボレットのレパートリーってロシア系とかワルツっぽい曲だけなのか?
ボレットのベートーヴェン聞いてみたいんだが。
>>234 ボレットのレパートリーは本当は相当広かったはず。残っている録音・映像が偏っているだけで。
ベートーヴェンもレパートリーに入っていたよ。初来日は、N響とのベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を演奏したし。
まあ、ベートーヴェンのどんな曲も弾いたという事はないと思うけど、有名な曲ぐらいは弾いたのではないかと。
個人的には、ベートーヴェンもいいけど、ボレットの現代音楽やゴドフスキーの演奏を聞いてみたい。
ゴドフスキーはかなり弾いていたらしいから、ありそうなものだけど。
236 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 01:08:38 ID:rc4ZzaxZ
>ゴドフスキーはかなり弾いていたらしいから、ありそうなものだけど。
残念なことに廃盤ですが
「ショパン=ゴドフスキ編 練習曲、ワルツ」
のCDがあり、素晴らしい出来です。
特にエオリアンハープの編曲バージョンは絶品。
「ボレット アンコール」
というCDにもゴドフスキ編が数曲入ってます。
これまた「セレナーデ」が絶品。
シフラ協会のHPを見るとライヴでもゴドフスキ編を弾いてたみたいです。
237 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 01:15:47 ID:4UtOzeGk
ボレットとチェルカスキー、記憶違いだといけないが、後者は間違いなくゲイとして有名だが・・・前者もそうだったような記憶が・・・
まあ、彼らの芸には関係のない話だが。
さんざんガイシュツでスマソが、ボレットのラフマニノフのP協2番、素晴らしすぎる。
なんでデッカは、あんな名演を1kで売るんだ?w
239 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 13:12:26 ID:R6xTYvrX
ボレの弾く、ウェーバー〜ゴドフスキーの「舞踏への勧誘」を
聴いたことがない人がいるとは、軽い驚きだ。
2種類以上あるが。
240 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 19:43:05 ID:iHhEyRni
シューベルトやブラームスもあったけど廃盤だね。
241 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 21:46:55 ID:rwSZDwtX
>ライナーとラフマニノフは、ラフマニノフのピアノ協奏曲の2番を共演した際に、
>ライナーがラフマニノフに意見をした事から、仲が悪くなったらしい。
>ラフマニノフは、「これは私の曲だ」と言ったとか…
それは正しい(・∀・)!
てかボレットのCD、リストとショパン数枚以外はほとんど廃盤じゃね?
243 :
あ:05/02/22 01:56:41 ID:ZgAfzYtW
コンチェルトも数枚生き残ってるか。
244 :
235:05/02/22 12:53:11 ID:xxlMu7y0
>>236 ゴドフスキーは商業録音以外の曲を聴いてみたい。
デッカのショパン=ゴドフスキー編は持っていて、自分のは追悼版。
シューベルト=リストのさすらい人幻想曲とのカップリング。
そういえば、ボレットのショパン=ゴドフスキーの録音はデッカの録音の中では最初の方。
デッカもよく録音させてくれたね。
あと、さすらい人幻想曲は、リスト編曲の方が原曲より好きという自分は変わり者なのかも・・・?
245 :
名無しの笛の踊り:05/02/25 00:08:33 ID:zSN4hHJL
246 :
名無しの笛の踊り:05/02/25 02:52:31 ID:obrYNtLh
>>245 それです。曲のバリエーションに富むとてもいいCDです。
でもあんまり売ってないかな。
247 :
名無しの笛の踊り:05/02/25 12:56:30 ID:U305Bfk0
たしか2001年末に1500円で売り出されたよな。
買ったのは2004年入ってからだったけど。高田馬場に通うようになって買った。
>>246 ありがと。手にとった記憶があるCDです。
何これ変な選曲、名曲集じゃないの?ゴドフスキーって誰?
って思ったから・・・。今は知ってますけど>ゴドフスキー
249 :
名無しの笛の踊り:05/02/26 10:22:46 ID:2gzZobEG
聞いてて疲れないのがボレットのいいところ。
250 :
名無しの笛の踊り:05/02/26 11:22:36 ID:M2tNYysO
チェルカスキーとニキタ・マガロフ
つい最近まで同じ人かと思っていた…。
251 :
名無しの笛の踊り:05/02/26 12:32:49 ID:QecJ4Oxv
チェルカスキーはパガニーニの主題による変奏曲
('72年ライブ ケンペ&ミュンヘンフィル)が
好きです。これでファンになりました。
デッカには、そろそろ「ホルヘ・ボレットの芸術」といったようなセットを出して欲しいものだ。
バックハウスはもちろん、カッチェンとかも出ている事だし。
とりあえず廃盤になってるのをまとめてBOXで出してくれ
絶対買いますから、はい。
254 :
名無しの笛の踊り:05/03/05 10:18:11 ID:Yhgd9XEz
>251
この録音持っておりませんが、どのレベルから出ていますか。それとも既に
廃盤なっているのでしょうか。
255 :
名無しの笛の踊り:05/03/05 16:43:36 ID:iIWr9hze
256 :
名無しの笛の踊り:05/03/07 18:44:26 ID:DX+40lIV
情報ありがとうございました。取りあえずHMV店頭でチェックさせていただきます。
ボレットの美しき青きドナウ(;´Д`)ハァハァ
258 :
名無しの笛の踊り:05/03/13 12:40:05 ID:/7wh9xoZ
今日N響アワービデオで見た。
演奏するボレットの姿に感動した。
今までデッカの弱音をクローズアップする演奏に嫌気がさしていたけど今回は違った。
ボレットって芯の強い音出しているんだね。
ピアノ弾いている厳しい姿がバックハウスとかぶるように見えたんだけど。
259 :
名無しの笛の踊り:2005/03/23(水) 10:16:28 ID:Qj6Gdke0
260 :
258:2005/03/30(水) 15:27:05 ID:9CqSqU4q
24の前奏曲かいました
ところでショパコンピアノの音がアンバランスに録られていませんか?
261 :
名無しの笛の踊り:音盤暦128/04/02(土) 11:55:43 ID:NdoqWqU4
ボレットとチェカルスキーともレコードより生演奏がずっといいですね。
ボレットのコンサートには2回ぐらい聴きに行きましたが、いつも厳しい顔していて
258の言うとおり芯の強い音出していて、圧倒されました。
チェカルスキーは個性派でエネルギシュー、彼のショパン POLONAISSESは
最高です。
263 :
名無しの笛の踊り:2005/04/09(土) 01:59:17 ID:KTn6DWkv
264 :
名無しの笛の踊り:2005/04/09(土) 09:00:07 ID:3EXrZ2Dk
チェルカスキー&ケンペのショパン ピアノ協奏曲第2番の録音名演でした。
音が真珠の様で美しすぎる〜
265 :
名無しの笛の踊り:2005/04/23(土) 17:05:24 ID:6EYvIg7k
266 :
天才ピアニスト:2005/04/24(日) 08:27:47 ID:MTE4dgOK
ボレットのバラード4番の最後らへん!
ずっと下がって行って低音をおもっきり響かせる所最高!
DVD見たけど指振り落として引っ掻く様に弾いてた。
感動!
ボレットってデッカにもラフマニノフ3番録音してましたっけ??
してるけれど今手に入れるのは難しい
269 :
名無しの笛の踊り:2005/04/27(水) 11:11:37 ID:m34pbogr
>268
ボレットのラフマニノフ2番(デッカ)は持っておりますが、3番も録音あれば、
探してみたいなあ、同じくデッカでしょうか。番号があれば有り難いですが、
デッカの3番は廃盤になって久しい。
中古店でもめったにお目にかかれない。
271 :
268:
指揮がイヴァン・フィッシャーで番号F35L-50270
再発とかで他の番号があるかどうかは知らないけど