漏れは海外でピアノを習ってたが、
漏れの先生は「私はバックハウスの
機械的なのは好かん!主観の問題だが」って
言ってた。でも、漏れは好き。
>>384 リヒテルについては、とりあえず、ベートーヴェンソナタ1番の終楽章を、聴いてみてくれ。
テンポが凄いから。ついでにチェルニーが推奨してる速さだった。
切れ味が鋭く聴こえるのは、多分それも手伝っている。
現代ではあのテンポで弾く香具師は、なかなかおらんだろうね。
>>338 後家の場合、確かにそれはある。
後家の弾くモツなんて細部潰しまくりだし、ミスタッチ多いし、音もなんかベトみたいで重いんだけど、
妙にクセになる。
あげ
389 :
名無しの笛の踊り:04/09/08 06:20 ID:eCGPkYE4
バックハウスのステレオ全集は、一番先に録音されたポピュラー4曲が
どうももたもたしたふやけた音に聞こえるのが、評価に影響を与えてい
るのでは?演奏以上に録音のせいにも聞こえるけど。
「熱情」なんかもずっとあとのザルツのライブ(モノですが)は、ミスは
あるけど凄い演奏だよ。とくに終楽章。80を超えているとはとても思えない。
何故かこのスレ、バックハウスに偏ってる。やっぱり、ピアニストとしてはバックハウスのほうが
興味深いからかな。でもケンプもいいよね。
特に、50年代のスタジオ録音の皇帝はむちゃ凄い演奏だと思うんだが・・・・。
俺も昔ベームとバックハウスの良さが分からんかった。
名声だけの過去の人だと思って素通りしてた。
ある日、その良さが分かった。
「普通に」演奏すること。
「普通に」これが結構難しい。
ただこれが「模範」とか「伝統」とか言われたらやっぱり違うと思う。
392 :
名無しの笛の踊り:04/09/15 10:11:32 ID:HGIso5Dt
今ケンプのバッハ(編曲集)を聴いているが
今更ながら彼のバッハっていいね。
50年代か60年代に『平均律』全曲録音を残してくれなかったことが心残りだ。
>>392 ベぇトォベンもいいさ
このスレ見てたら聴きたくなって
ケンプのソナタ全集引っ張り出して
ちょこちょこ聴いてます
見直した。へたうま
落語の名人といった風情でつね
うむ
バックハウス→実はブラームス弾き
ケンプ→実はバッハ弾き
内田京子→実はベートーベン弾き
という認識でよろしいか
ケンプのバッハといっても、平均律なんかとても望めそうにないし、、、
397 :
名無しの笛の踊り:04/09/17 15:48:30 ID:7dvcyLJL
ケンプのリストに感動した。
高潔な演奏。
398 :
名無しの笛の踊り:04/09/17 15:53:15 ID:YxSk+PzH
ケンプは優しいおじいちゃん。
399 :
名無しの笛の踊り:04/09/17 17:08:56 ID:CkZQnV6X
ケンプのシューマンにはこけた。
400 :
名無しの笛の踊り:04/09/17 19:11:06 ID:FU4egUA+
400
ケンプのショパンにはこけた。
ところで、内田京子って誰?って
どうして誰も突っ込まないの?
402 :
名無しの笛の踊り:04/09/18 15:32:56 ID:XxPLi9y/
バックハウスは脱力の神様。
数えきれないステージ経験と鬼の練習のたまもの。
あの音色は究極の脱力による、神の域。
解釈云々いってるだけの、PとかZは猛省してくれ。
>鬼の練習
バックハウスは一日3時間くらいしか練習しなかったのは
有名な話だと思うけど???
404 :
名無しの笛の踊り:04/09/18 16:14:20 ID:XxPLi9y/
>>401 2ちゃんで誤字脱字突っ込んでると日が暮れる。
後家はよく「ドイツ音楽の正統派」なんて煽り文に書かれるが、バッハとハイドンはちょっとキツイな。
ロマン派なら安心して聞けるんだが。
バックハウスのバッハが死ぬほど好きな人間もここにいたりしますが。
特にイギリス6番は個人的にぶっちぎりのトップ。グールドもレオ様も
遠く及びません。
そんな漏れでも、これがオーセンティックな演奏かと訊かれたら
チョット困るけど。
407 :
名無しの笛の踊り:04/09/19 13:25:15 ID:aSKEMS0o
>>405 すまん。自分はバックハウスの演奏でハイドンに「目覚めた」くち。
408 :
名無しの笛の踊り:04/09/19 13:27:52 ID:srk9EscT
俺もバックハウスのバッハは大好き。
オルフェオのライブでのバッハとか堪らないね。
あと、隠れた名盤として、
「シューマンのピアノ協奏曲。」(ヴァント指揮VPO)
究極の枯れ具合。この曲の録音の嗜好の名演。
やっぱ、バックハウスはいいよなあ。
バックハウスのバッハはフレーズの途中でテンポが走っちゃう不安定さが・・・
ケンプのバッハは軽量級のテンポや軟弱な揺らしが・・・
どっちと言われれば、自分はケンプをとります。
前に話題になっていたバックハウスとダルベールの関係について。
どうも、最近読んだキャンベル氏の『ショパンを弾く』によると、ダルベールのレッスンは数回だけだったらしい。
なぜ数回だけだったのかの記述はないけど。あとはシロティに3回のレッスンを受けたとか。
多分、仕上げに有名なピアニストに聞いてもらって、アドバイスをもらったということではないかと。
あくまで、この情報が本当であればの話だけど。キャンベル氏はバックハウスの師はレッケンドルフであり、
ダルベールやシロティのレッスンに対しては、あまり役に立たなかったがという前置きがある。
まあ、多分レッスンの数が少ないから書いているのだろうと思うけど。
>>410 そう!それだよ。
俺もそれをどこかで読んだんだよ。
で、ここに自信なく書き込んだら、皆から袋叩きにあっってしまった。
俺も読んだとき、ダルベールからベートーヴェンの正当な弾き方を伝授してもらったという
一般の記述は嘘なんだなと思ったんだ。
ああ、俺はそれをどこで見たんだろ。絶対何かのライナーノーツだと思うのだが。
結局、この人は独学によるところが大きいんだよ。
>>409 最初っから飛ばして、技巧的にも安定しきっているよ。
>>410-411 しかしながら本人の口ぶりからすれば、ダルベールの影響を受けているとしかオモエン。
>>411-412 師事する前にも何度も演奏を聴いたらしいし、当時のダルベールの影響力からすれば、
少なからず影響を受けているだろうけど、残っている録音から2人の演奏を比較するとやはり全然違うよ。
だからベートーヴェンの正当な弾き方を伝授された、というのは違うと思う。
ダルベールとバックハウスの関係は、リストと弟子たちの関係に近かったのでは。
リストの弟子たちは、多くの人がリストに全てを学んだと言ったけれど、皆演奏は異なっていた。
全てのリストの弟子が、少ない回数のレッスンに違いないけど、才能のある人にとっては有意義なアドバイスが多かったのだろうし、
こうは言いたくないけど、リストは権威もあったしね。
>>413 それが、当時の徒弟制度のあり方でもあっただろうしね。
レス、サンクス
416 :
名無しの笛の踊り:04/09/25 01:02:05 ID:Lp+AQvZK
>>415 へえ、ヴァントとの演奏以外にもシューマンの録音残ってたんだね。
これは絶対に買い。
ついでにage
モントゥーとのブラコンも出てたけど、これは初耳だな。
漏れも買おう。
バックハウスは相当数の演奏会をこなしたから、
ライブ音源は捜せばいくらでも出てくるかもね。
419 :
名無しの笛の踊り:04/09/28 21:03:23 ID:IcETITWt
保守age
420 :
名無しの笛の踊り:04/09/29 23:03:48 ID:C85VFo8p
バックハウスの「トルコ行進曲付きソナタ」好きです。
421 :
名無しの笛の踊り:04/10/02 00:31:02 ID:zXI8GVk4
念のため保守
422 :
392:04/10/05 12:11:09 ID:0u5eBy7V
今日はケンプの「ゴールトベルク変奏曲」を聴いた。
ピアノでこんなに高貴なバッハを弾く人は少なくなったな
423 :
名無しの笛の踊り:04/10/10 00:14:58 ID:EKPdOmQA
保守age
アルゲリッチの新譜(アバドとのベトコン2・3)のライナーで、
アルゲリッチが、バックハウスのベートーヴェンを絶賛しているな。
425 :
名無しの笛の踊り:04/10/12 10:28:05 ID:27ZqHvdm
アルゲリッチとバックハウスって根本的な芸風は似てるよ。
>>425 アルゲリッチはアバドとリハーサル中に話し合い、アバドから助言を受けた際
アルゲリッチは満足せず、彼女は気に入っている演奏のCDを7・8枚持参する。
とりわけ敬愛しているのがバックハウスの演奏で
「バックハウスは、これ以上何も出来ないと思えるような演奏をしてるわ。」
と、彼女は言った。
と、書いてありました。
「粗雑」とか「乱暴」とか「無神経」とかしか思いつかない・・・
>>429 いや、アルゲリッチとバックハウスの共通点
432 :
名無しの笛の踊り:04/10/13 08:12:55 ID:FgrVZ2bm
>>428 でもそれは、ある意味ベートーヴェンの音楽そのものの
特質でもあるわけで・・・・(笑)。
だから、それらの特質とは正反対のカラヤンの
ベートーヴェン(私は好きだが)が嫌われるわけだし。
>>427 さんx
因みにベームとのシューマン、ようやく聴いたよ。いいね。
ヴァントとのは不出来の成果の謗りを免れないが、こちらはオケともよく合っているし
繊細な絡み。そして何といってもカデンツ、キチンと歌っているよ。
他の協奏曲でもカデンツは素っ気なく通り過ぎることが多いが、こうしていろいろな音
源がでてくると、あまりあわない指揮者とのセッションの場合、弾き飛ばすみたいだね。
434 :
名無しの笛の踊り:
ヴァントとのシューマン、結構好きだけどなあ