【熱く!】ライヴ録音総合スレ【マターリ?】

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334この日のライヴ録音; ◆iKLIVEzgCE
1973年9月21日、ロス・マルバ&ローザンヌ室内管(独唱クエノー)
パーセル/妖精の女王〜組曲第1番
J・S・バッハ/カンタータ第161番「来たれ、汝甘き死よ」〜
 レチタティーヴォとアリア
ラモー/カストールとポリュックス〜
 自然の神、愛の神、汝ら我が心を分かつものよ
ハイドン/交響曲第82番「熊」
モントルー音楽祭、会場不明。

ローザンヌ室内管のライヴ録音は、90年代何故か極端にNHK-FMで放送され始め、音楽監督の
ロペス・コボス指揮の演奏会は多数紹介された。また、客演ではヴェルザー・メストや広上
淳一などが放送された。
これはスペインのアントニ・ロス・マルバ(1937-)の客演指揮によるもので、この年代での
同室内管の放送はかなり珍しかった。また、INAからトリビュート盤の出ている、スイスの
大ヴェテラン・テノール、ユーグ・クエノー(1902-?)の格調高いアリア二曲が好事家には
聴きものか(80代で「トゥーランドット」の皇帝アルトゥムを歌ったらしい)。
ハイドンは薄い編成で最初おとなしいが、徐々に熱を帯び、フィナーレは溌剌としていて
若手らしいよさがある。
ロス・マルバの演奏会は、この他ベルリン・フィルに客演したモーツァルト40番、ファリャの
「三角帽子」などがある。