コルンゴルトについて語ろう

10歳の時にマーラーをして「天才だ！　天才だ！」と言わしめ、
12歳の時にR.シュトラウスを戦慄させた不遇の天才、コルンゴルト
について語るスレッド。

http://www.korngold.jp/

とりあえずヴァイオリン協奏曲はここに音源があります。
これを聞いてみんなもコルンゴルトに　は　ま　れ　！

旋律線が長くて、ピアノ伴奏が難しくて、言葉がはまりきっていないところもあって…
でも素敵な歌曲集が多いです。

やっぱオペラの「死の都」に尽きるね。これ最高。
死んだ奥さんの髪の毛をｶﾞﾗｽｹｰｽに保存する倒錯趣味がｲｲ！
ヒッチコックの「めまい」とストーリーが似てるよね！
あれもブロンドへの偏愛が特徴だったし。

とっても速い、ジェット機のことですか？
一応、フランス製だってことくらいは、しってますーーーっだ！

コルンゴルド？
わしはコンコルドなら知っているが・・・

コーンゴールドなら知っているが・・・



やっぱ映画「シー・ホーク」に尽きるね。これ最高。

コーンゴールドの映画音楽がききたくて、
エロール・不倫の映画何本か見たけど、
すげぇつまんなかった＿|￣|○

そういえば、コルンゴルドマニアの人が趣味が高じて書いちゃった研究書が
みすずから出てたね。あれ、読んだ人いる？

>>4
『死の都』いいねぇ。数年前に東フィルがやったんだけど楽しかったなぁ。

>>9
http://www.tcat.ne.jp/~eden/mybook.htm
これっすね。読んでない……。

コルンゴルトって誰？　という人は以下のリンクを参照

http://www.korngold.jp/korngold.html
http://www.kanzaki.com/music/hanabi/pn04-kg.html
http://www.tcat.ne.jp/~eden/FC/Korngold.htm

「死の都」も傑作だが、「ヘリアーネの奇蹟」はその１０倍名曲。

やっぱり彼の傑作はヴァイオリンコンチェルトじゃないか？
いささか甘ったるいが、オーケストレーションや和声は見事だぞ。

ナチスのユダヤ排斥がなければマーラーに並ぶ大作曲家になったと思われ．．

>9
読んだよ。
文章は素人っぽいところあるけど、内容はしっかりしてた。
つーか、外国でｺﾙﾝｺﾞﾙﾄﾌﾞｰﾑがきてたのに、
こういう本をプロが誰も書かなかったことの方が問題。
日本の学者は怠慢。ＣＤのいい加減な感想ばかり書き散らして。

｢死の都｣ってＤＶＤも出てたよね。見た人いる？

>>15
俺も読んだよ。

あの本は、タネ本があるとかって以前随分２ちゃんで非難されてたけど
タネ本があるにしても、きちんと日本語で出版するのは立派だと思う。
こう云う熱意を買いたいね、俺としては。

非難してたのは、才能も熱意も無い音大生だと思うけど、こう云うヤツラが
ちんぽーこーみたいになるんだろうね。

ぬるぽ

さんざん聴いたが、砂糖菓子に生クリームぶっ掛けたみたいな音楽かな。
時としてはウェディングケーキみたいなゴージャスさ、
でも中身は空っぽ。ユダヤ人だけど、Ｒ．シュトラウスのような
甘美さが良くも悪くも魅力。

>12

これ安くなって再発されたんですよね。
昔、9000円だして買ったけど、その値打ちは充分ありました。
ストーリーはアレ？ですけど、音楽はコルンゴルトの間違いなく最高傑作！

「ヘリアーネの奇蹟」ってーと、「ジョニーは演奏する」とともに
デッカの頽廃音楽シリーズ第一弾だった。
あの頃のデッカはよかったなー。
いまじゃ見るかげもないけどね。

ヘリアーネの奇蹟のＣＤももっと増えた方がいい。

噂では左手のためのピアノ曲も書いたそうだが･…

ヴィトゲンシュタインの委嘱でしょ。＞左手
何人の作曲家に委嘱してるんだろう・・・
ラヴェルとコルンゴルトとあとは・・・

プロコフィエフ

＞＞22
ブリテンも書いていたような

リヒャルトシュトラウスも書いてるね。
「家庭交響曲余録」だったと思うが・・・・

でもヴィトゲンシュタインてド下手でほとんど弾けなかったんだろ、
きっと軽い気持ちで委嘱したんだろうな、楽譜を目にしたときの((；ﾟДﾟ))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙっぷり
は見てみたかったw

>>27
なにせとんでもない金持ちだったから、手当たり次第に委嘱したんだろうね。
録音が残ってるのというと、ワルターと共演したラヴェルのコンチェルトぐらいか。

]p@@
★★★★　指　名　手　配　ちょうせん 前田ゆきをちゃん　★★★★　

見たか！【野中旭もびっくりの大バカ野郎！！】
チクリ、チクリやってるんじゃーねーよ！ 前田勇喜男。
おまえは居酒屋の出入り禁止者だ。 うざいんだよ、前田ゆき男。

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　　　 _.,/.　(・Д・ )　| :::|//　(ﾟДﾟ　) |::　　（ 。。））＜ 前田勇喜男の嫁はんは朝鮮人だぞ。キショイよ
　　　|/,,,,,へ⊂　ヽ　 .// 　,/　　ノ/ ||　ノ　 ３　 ﾉ　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿
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http://www.erotown.com/gazou/bbs8/img/img20030413141101.jpg
http://violet.homeip.net/upload/img-box/img20040126034708.jpg

エローる不倫主演の「シーホーク」
かなり前にTVでやってたんだが、”日本語”吹き替えでは全然別の音楽
が鳴ってた！？
”英語”モードにするとあの音楽が聴こえてくるではないか！
なんちゅうエエ加減な事するんじゃ！

ヴィトゲンシュタインの委嘱で作曲されたピアノ協奏曲（左手のための）
こんなところだったか。

コルンゴルト：ピアノ協奏曲（左手のための）
　　ヴィトゲンシュタインが一番気に入っていた作品だという。
　　確かコルンゴルトは普通のピアノ協奏曲を作曲していない。

ラヴェル：左手のためのピアノ協奏曲
　　ヴィトゲンシュタインが勝手に改変したのが、ラヴェルには気に入らなかった。

プロコフィエフ：ピアノ協奏曲第４番
　　ヴィトゲンシュタインは「１音符も理解できません」と作曲者に突っ返した。
　　実は難しすぎて弾けなかったからとも。初演はプロコフィエフの没後、
　　第二次大戦で同様に右手を失ったドイツ人ピアニストによる。

リヒャルト・シュトラウス：家庭交響曲余録、パンアテネの行列
　　前者はオーケストレーションが厚すぎるが、シュトラウスにオーケストレーションの
　　文句をつけるわけにもいかない、とヴィトゲンシュタインがぼやいていたらしい。

他に
フランツ・シュミット：ピアノ協奏曲（左手のための）
ブリテン：主題と変奏（ディヴァーションズ）


これはヴィトゲンシュタインの委嘱作品ではないが

バックス：コンチェルタンテ（左手ピアノとオーケストラのための）
　　一時右手を悪くした愛人のハリエット・コーエンのために作曲。

ヒンデミットも左手のための協奏曲があるね。これもヴィトゲンシュタインの
委嘱で，長らく楽譜が紛失してたのが最近発見されたはず。

数年前に井上指揮新日本フィルが「交響曲」やったのをききにいったが、
オケがやる気なさげなのがみえみえで萎えた。
やっぱミュンヒエンフィルにやってもらいたいね。

日本のｸﾗｼｯｸﾌｧﾝは交響曲ヲタが多いからかもしれないが、
交響曲がｺﾙﾝｺﾞﾙﾄの代表的傑作という一部の論調には違和感あるなあ。
確かに力作だけど、戦後時代遅れになってからの作品で、
ｲﾝｽﾋﾟﾚｰｼｮﾝもｲﾏｲﾁな感じ。
ｺﾙﾝｺﾞﾙﾄの代表作は戦前のｵﾍﾟﾗ、ｳﾞｨｵﾗﾝﾀ、死の都、ﾍﾘｱｰﾈあたりだろ。
交響曲ヲタばかりの日本じゃ真価が理解されにくい作曲家。

あの交響曲は黒澤の「まあだだよ」みたいなものだね

まだかよ？！
早くしろよ！！

>>34
たぶんこのスレに来てるやつやコルンゴルトヲタには、
「交響曲」が最高傑作だと思ってるヤシはいないと思うよ。
ってゆーかそういう傾向が日本にあるって初耳なんだが、
３４がいう「一部の論調」って具体的には何を示してるんだ？
３４の身近にそういうヤシが多いってだけの話か？

コルンゴルトの名前はONTOMO　MOOKで取りあげられていた
ケンペ／ミュンヘン・フィルの「交響曲」や、200CDクラシックの名録音の
ナクソスの項で取りあげられてたセゲルスタムの「死の都」などの紹介を
読んだ程度で実際に聞いたことはないな。

「交響曲」はウェルザー＝メストがフィラデルフィアと録音してたよね。
「ブリッグスの定期市」を書いた作曲家とは別人なの？

ヴァイオリンソナタ萌え〜

ディーリアスのこと？＞ブリッグの定期市
何でいきなりディーリアスが

今年のザルツでは重点的に取り上げられるみたいですね

>>40
ディーリアスだったのか＞ブリッグスの定期市の作曲家
厨房のころに聴いた演奏会にこの曲がプログラムに組まれていたことを覚えていて
その作曲家がコルンゴルドなのかな？と思ったのです。ｽﾏｿ。
指摘されて思い出しましたが、そのときの演奏会に同時に組まれていた曲が
コルンゴルドのヴァイオリン協奏曲だったので、記憶が混乱していたのだと思います。
失礼しますた。

聞いたことがない、と書きましたが、覚えていないところで聞いていたようです。
スレ汚し失礼しますた。

>>38>>42>>43
バカすぎ

>>44
すんません。馬鹿なんです。

でもディーリアスにコルンゴルトってよさげなプロだな
メインはなんだったんだろう

まだ出てないとこでは「空騒ぎ」とか
オケ版１曲目の終わり方が好き
それから「シンフォニエッタ」Op.5は十代の作品だっけ
ずいぶん長いシンフォニエッタ
響きはやっぱり「映画音楽」　神童だったんだねやっぱり

コルンゴルトの映画音楽がまとまって入ってるＣＤはありませんか？

>47
ＤＧからプレヴィンのＣＤか出ているよ。
「シー・ホーク」とかいろいろ。演奏も最高。

>48
プレヴィンの演奏は変にすかしててがっかりしたなー。
やっぱりゲルハルトでしょう。
とはいえ、マイナーな作曲家ゆえ、出してくれるだけでも有難いです。

映画音楽ならジサクジエン盤が出てるよ。

すまん。別板別スレで使ってたＨＮそのままつかっちゃった。

>>50
サントラ盤出てたっけ？

>>52
ツナミっていうレーベルから出てるのがたぶんオリジナルのサントラ。
ロビンフッドやシーウルフがあったと思いまつ。

cpoの4枚組でオーケストラ作品を概観できるかと

>>30
　そうそう、テレビ東京で昼間やったやつでしょ？
生誕１００年記念かと思ってビデオまでセットして
いたのに、最低な吹き替えの上、画面と音楽がずれていて、
すぐに英語に切り替えた。後でビデオをチェックしたが、
日本語吹き替え版では、コルンゴルトの音楽的意図が見事に
ぶち壊されていた。その上カットの嵐。あんなに切り刻まれ
たら、オリジナルの良さのかけらも味わえない。それに、
最初から最後までコルンゴルトの名前は一度も出なかった。

>>54
cpoの4枚、組ではないが全部持ってるよ、
まあ演奏は超A級て訳にはいかんが、時代ごとにパート分けしていて
作曲家の作品の変遷がわかるというもの。

>>55
そう、それ、まあ、むちゃくちゃな事するわ！
何かしらん、ものすご〜くぞんざいな扱いに腹さえたって来たです。

>>13
ハイフェッツの演奏が良かった

>52
オリジナルサントラ集ならこちら
http://www.rhino.com/store/ProductDetail.lasso?Number=72243
ファン必携盤だね。

この人のスコアって、ほとんどショット社だけど、
オペラ「カトリーン」と、最後のコメディ「沈黙のセレナーデ｣は、
ロンドンのヴァインベルガー社から出てるんだよね。
ただし前者はカタログに無く、なぜかシートミュージック・ドツトコムで扱っていた。
後者はレンタルのみ。

>>17
　この本の原稿を書いた早崎氏は、沢山の出版社を廻ったが門前払いされた。
最後に「みすず」が「出す」と言ったが、内容を２／３に縮小せよという
条件が出て、早崎氏は仕方なく従った。しかし、「みすず」は名門。良い本
に仕上がり、早崎氏はよくやった。自分は氏と懇意で、ノーカットの原稿を
もらって読んだが、カットされた部分はあまりにも勿体無いほどの名文。
出来た本は、コルンゴルトの伝記としての骨組みだけになってしまい、
氏のオリジナリティは消えて、元になった本が有るなどと批判を受けた。
結局これが、日本のコルンゴルト受容の現実と限界ということだね。

>>17だけど
>>60さんが書いてるような原稿があるのであれば、早崎さんのＨＰでｕｐを希望しますね。
補遺のような形でなんとかならないものでしょうか？

>>60
そういう原稿があるのなら、私も読んでみたいとは思います。
ただ、出版された本の３割増しだと、相当な分量になりますから、
出版社の注文にも無理からぬところはあったと思いますから、
難しいところです。

　クッキーを削除したためIDが変わっているかもしれませんが、60を
書いた者です。早崎氏は現在非常に多忙で、ＨＰの更新もままならず、
ましてや未出版原稿の公開は不可能だと思います。彼のＨＰは、工事中の
ページが多いですが、コンテンツは多く、ページとして完成させれば、
いっぱしのページになると思います。彼の知識と文才は半端ではありま
せん。

　過去に彼の偽者が「クラシック招き猫」や「２ちゃんねる」で暴れ
まわった事があり、彼は本気で名誉毀損による訴訟を考え、弁護士の
先生からも「勝てる！」という太鼓判をもらったらしいのですが、
病弱なご両親の存在など、結局、告訴を断念されました。今の彼は、
掲示板に嫌気がさし、発言しない事はもちろん、閲覧もされて
いないようです。

　あれだけの力作を書かれたにもかかわらず、早崎氏は、Ｖｎ協奏曲を
日本初演された時津氏と共に、コルンゴルトに関わったばかりに苦労
されているようです。

　先駆者というのは、苦労を覚悟して人生を賭けるだけの信念を持って
いるからこそ行動に移せるのであり、脇からは何とでも言えますが、
本人がどんな運命をたどろうと、パイオニアとしての業績は認めて
語り継いで行くべきだと思います。

ラインスドルフの「死の都」最高！

禿同。漏れはプライの老ピエロが大好きだ。