ヴァルター・ギーゼキング Walter Gieseking

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1名無しの笛の踊り
録音も多く、オールラウンドにすごいのになぜかスレッドがないですね。
ナチへの協力でユダヤ系にボイコットされたから損してるのかな。
2名無しの笛の踊り:04/04/21 17:26 ID:4ywjmiGV
録音が多いといっても、モノラルがほとんどで、CDだと聴き栄えがしない。
ギーゼキングはやっぱLPで聴く必要があるね。
3名無しの笛の踊り:04/04/21 20:41 ID:6Rq1gZ97
若いころのラフマニノフのピアコン3番ってどうですか? けっこう飛ばしてるという
話は聞いたのですが。
4名無しの笛の踊り:04/04/21 22:39 ID:WxDguMZz
>>3
メンゲルベルクとやったやつか?
もち、間違いまくりじゃわい。
おっさん、全然練習しなかったからな。
それでもおいらは好きだよ。音がきれいし変な抑揚がないからね。
5名無しの笛の踊り:04/04/21 23:06 ID:YIa/Dsot
実演が素晴らしかったという話をよく聞くが
録音を聴く限りにおいてはねぇ…


ちなみに同じようなタイプなら
漏れはソロモンの方が好き
6名無しの笛の踊り:04/04/22 00:31 ID:FcygW2nG
ゴツゴツしててブルーノートのジャズピアノみたいな音。
73:04/04/22 02:19 ID:jP7lV1N1
>>4
レスありがd。やっぱり間違いまくりでつか。('A`)
でもおもしろそうなので聴いてみるよ。
8名無しの笛の踊り:04/04/22 06:16 ID:aK5+gzU+
何処がソロモンと同じなの?
9名無しの笛の踊り:04/04/22 07:53 ID:2XOCrCeb
ずいぶん昔、NHKFMで「演奏家の時間」で日曜午後に何週にもわたって
ギーゼキング取り上げたけど、録音の多さと仕事量の多さには驚いた。
そればかりか、フランス物やモーツァルトはもちろん、バッハから
ベートーベンからすべて音がきれいで技術的にも問題なく素晴らしかった
……と思ったのは錯覚なのかなあ。
CDとかで何度も聴くとあらが見えるのかも。
ラフマニノフの3番も聴いたけど、>>4の指摘してる録音かな?
>>3のように、飛ばしてたのはたしか。この人がああいう風に演奏する
とは思ってなかったので。
間違えまくってたかは記憶にない。
この人、いろいろな超人伝説あるけど、そしてそれは現代の基準でも
すごいけど、種明かしをすれば、>>4のように、
おっさん練習しなかったから間違えまくっていたんだろうねえ。
10名無しの笛の踊り:04/04/22 07:54 ID:sD+UTRYK
ドビュッシーが良いと言われているが、ラヴェルもすごく良かった。
テクは問題ないし、大戦間のあのぬるい雰囲気が伝わってくる
「クープランの墓」なんか特に名演だったよ。
11名無しの笛の踊り:04/04/22 08:26 ID:UNRmChnJ
演奏者が良い演奏をするとキターと叫ぶバッハ

題名:キター
http://www7.plala.or.jp/ungeromeppa/flash/kita.swf
12名無しの笛の踊り:04/04/22 09:22 ID:aK5+gzU+
錯覚じゃないね。ラフマニノフは知らないけど。
あのスケールの大きさと多彩なテクは今でも驚嘆に価する。
ただ、確かに録音は寸づまり感がある。実演で聴くと
FFからPPまでの幅が凄かったらしい。
浪花節は微塵もないから日本人向きじゃないかもしれないが。
13名無しの笛の踊り:04/04/22 12:02 ID:frNb0KLa
ギーゼキングはユダヤ系ではないから、あんまり録音に恵まれなかった。
実演は知るよしもないが、レコードやCDからでもすごさはわかります。
バッハから現代曲までなんでも弾いたが、意外とショパンは少ないですね。
メンデルスゾーンの無言歌集、グリーグの叙情小曲集、シューベルトの即興曲
など、叙情的な曲がとても素敵ですね。
ドビュッシーではベルガマスク組曲。この人の「月の光」はさすがにすばらしいです。
ラヴェルはこまかいところでほころびがあったりする。
このひと、一度聴くか、楽譜を見ただけで、何でも暗譜で弾いたらしい。
レパートリーの広さや、細部のほころびからもうなずけますね。
14名無しの笛の踊り:04/04/23 09:18 ID:ENkcBGne
CDディスコグラフィ調べるとスクリアビンも弾いてるんだよね。
どんな演奏だろう?
15 ◆MG64yE6TCE :04/04/23 09:27 ID:B7ff5dwW
(ゎ・_・ぉ)<>>2 SPだ!

 この人はよく聴きました。録音態度が日によってまちまちということを知らないと、買い損と思うかもしれない。
16名無しの笛の踊り:04/04/23 21:03 ID:D9+Ek571
>>15
名演・駄演をおせーて下さい
17名無しの笛の踊り:04/04/23 21:07 ID:4OZY0X7a
>>14
これはもう絶品。亡くなる直前の録音とは思えない・・・
18 ◆MG64yE6TCE :04/04/23 21:36 ID:OMVLC13G
(ゎ・_・ぉ)<名演:ラヴェル「夜のガスパール」
      全体的に難易度が高ければ高いほど名演率が高い。
      駄演:ブラームス「ソナタ第三番」、ベートーヴェン「ソナタ第三十二番」
      基本テンポがごろつくのが癖。バッハのWTCもこの傾向があるらしいが未聴。
      
19名無しの笛の踊り:04/04/23 21:47 ID:ENkcBGne
スクリアビンはこれですかねえ。
This boxed set with 4 CDs is of particular interest since there are two Scriabin-Sonatas (Nos. 3 and 9) recorded there which have been thought lost .
Although there are some wrong keys occasionally the interpretation is overwhelming in it's intensity. Ashkenazy, Hamelin and even Ogdon do not have this impact on the listener.
なんか聴いてみたくなるね。
WTCはFMで何曲か聴いたけど、やっぱいい演奏だったなあ。いくつかのプレリュードしかおぼえてないけど。
20名無しの笛の踊り:04/04/23 22:44 ID:lGqzK/KI
この4枚組みボックスセットは、失われたとされていた
スクリャービンの2曲のソナタ(3番、9番)が
収録されているという点で、非常に興味深いものである。
ときにミスタッチが散見されるが、この濃厚な表現は圧倒的で、
アシュケナージ、アムラン、そしてオグドンでさえ、
このような印象をリスナーに刻むことはない。
21名無しの笛の踊り:04/04/24 00:57 ID:+O0NJ26S
お前ら悪いことは言わんから東芝EMIから出てた日本ライヴは買っておけ
モーツァルトのトルコ行進曲のソナタとラヴェルの水の戯れ、
それにあともう1曲(月の光だったはず)くらいしか入ってないからお得感はないが
どれもからっとした爽やかな音色とテンポ設定がキモチ(゚∀゚)イイ!
国内盤しか出てなかったからチェックしてなかったやしも多いはず
そろそろ廃盤になっちまうぞ


22名無しの笛の踊り:04/04/24 06:05 ID:ftBqPvw9
<20世紀のピアニスト>のギーゼキング篇は実は一般に出回っている
戦後の録音とは違って戦前の録音。それがより表情が濃くていい!
モツとか、ワルトシュタインとか。ギャスパールではスカルボの
テンポがぐっと速いし。音もそんなに遜色はないし。
23名無しの笛の踊り:04/04/24 08:19 ID:lZyFNC9Z
>>21
これでつか。
ナレーションはドイツ語でつか。
あ、でもこれはTBSの放送録音か。
スタジオライブとのこと。
曲目は一緒だけど。

◎《ギーゼキング・イン・東京》

  ※ギーゼキングのナレーション

 モーツァルト ピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲付き」

  ※ギーゼキングのナレーション

 ドビュッシー ベルガマスク組曲〜「月の光」

  ※ギーゼキングのナレーション

 ラヴェル   水の戯れ

   ギーゼキング(ピアノ)<1953.4.1>

   東芝EMI TOCE-11566
2416:04/04/24 14:29 ID:ZGNRWWyy
>>(ゎ・_・ぉ)氏
サンクスコ!
25名無しの笛の踊り:04/04/25 00:12 ID:z3AZdOFi
ラフPコン2番はちょっとうるさい。
26名無しの笛の踊り:04/04/25 13:53 ID:1G5q7zsY
サンプルだけど
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B000050HYX/qid=1082868372/sr=1-18/ref=sr_1_18/102-3129335-2731359?v=glance&s=classical
たしかにうるさい雰囲気はある。全部聴かないとわからないのはいうまでもないが。
27名無しの笛の踊り:04/04/26 15:55 ID:YHQs3mYu
Piano Technique
by Walter Gieseking (Author), Karl Leimer (Author)
This volume presents two books in one--
THE SHORTEST WAY TO PIANISTIC PERFECTION (1932)
and RHYTHMICS, DYNAMICS, PEDAL AND OTHER PROBLEMS OF PIANO PLAYING (1938)
--long sought by students and teachers looking for a radical approach
toward developing not only finger technique but expression technique.
The book includes complete scores of works discussed in the text.

こんな昔の本がまだ売ってるのがすごい。
28名無しの笛の踊り:04/04/27 06:48 ID:gTgFEVB+
まあ、戦前から有名な本だからねぇ。
radical approachっていうのが凄いね。
29名無しの笛の踊り:04/04/27 07:46 ID:AYitEv7U
このアプローチ有名だけど、今こういうやり方してる人いるのだろうか。
それから、けっこう文章が読みづらいね。原文ドイツ語?
あまり翻訳関係の情報は書いてないが。
あるいは(英語圏すなわち英米の)出版社の人に口述したのかな。
それを英語で本にしたのかな。
1930年代の文章ということもあるだろうけど。
30名無しの笛の踊り:04/04/27 13:39 ID:19aVzZgj
ドビュッシーは、ミケもフランソワもハースも好きだけど、
結局ギーゼキングに戻ってきてしまう。スケールもあるしね。
31569:04/04/27 23:46 ID:IezqE5K5
ギーゼキングはシューマンやると意外にロマンティックなのよね。
面白い。とくにBBCのクラスレリアーナとか。
32名無しの笛の踊り:04/04/28 10:02 ID:WHJTnIsq
そのクライスレリアーナだけど、最初の繰り返しの前の小節で音が省略されてる。
繰返したあとも同じだから、確信犯か暗記ミスか、アッチェルランドのしすぎか。
ここのところはいつも気になる。
33名無しの笛の踊り:04/04/28 19:27 ID:wCaAlTPm
記憶ミスは多かったようですが。
34名無しの笛の踊り:04/04/29 19:56 ID:uGdKEONw
やっぱドビュ前奏曲集のモノクロ調エロティシズムが最高たい!
35名無しの笛の踊り:04/05/03 21:31 ID:bi2cKLS8
ギーゼキングのドビュッシーは最高とうわさでは聞いていたけど、雨の庭を聞いて
目の鱗が落ちました。何であんな音がピアノからでるのかがわかりません。
誰か彼の奏法について知っている人がいれば教えてください。
36名無しの笛の踊り:04/05/03 23:38 ID:8N8W3PgK
ショパンはギーゼキング本人が避けてたんでしょ。
37名無しの笛の踊り:04/05/03 23:40 ID:8N8W3PgK
フォーレを弾くのも本人がギブアップしたんでしょ。
3821:04/05/04 01:57 ID:Niu/i7vm
>>23
それそれ。
ナレーションはフランス語で入ってるよ
拍手が入っているのでラジオ東京のスタジオでのライヴなんじゃないかな


BBCのライヴはリリース当時、「これを市販するのは故人の名誉にならない」
というコメントが海外の編集者から出てたよね

39名無しの笛の踊り:04/05/05 14:09 ID:UPTOtoXm
>>10
 まったくその通り。ギーゼキングはラヴェルの演奏が特に良い。
 彼の凄いところは鍵盤の使い方もあるが、足のペダルの使い方が神の領域に
達しており、事実、1930年のラヴェルの曲の演奏で彼の足のペダルの
使い方の巧さが頂点に達し、批評家たちを信じがたい魔法にかけたそうである。
40名無しの笛の踊り:04/05/06 11:51 ID:VhdXy2bp
ギーゼキングのドビュッシーの中ではどれが好きですか?

俺は意外とパスピエ。
41名無しの笛の踊り:04/05/14 21:00 ID:qKmg9Khu
age
42名無しの笛の踊り:04/05/14 23:19 ID:dvEOjCF6
>>40
ほんとスゲェと思うのは、「喜びの島」。
43名無しの笛の踊り:04/05/16 09:58 ID:NjvSBke1
僕は、ギーゼキングのライヴ録音では、アルカディアの1枚に驚いた。
音も新鮮だし、演奏もいい。
44名無しの笛の踊り
曲目は?
おれは評判のフランスものって、あまり聴いてないんだよなあ。
モーツァルトとかバッハとかは聴いたけど。