¶ ベンノ・モイセイヴィッチ ¶

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1名無しの笛の踊り
過去スレもどうやら見当たらないので立てました。
レシェティッツキの弟子で、最もそのロマン派の演奏を引き継いだと言われるピアニスト
ラフマニノフが評価した数少ないピアニストの1人で、イギリスでは高く評価されていますが日本では何故かイマイチ。
マターリ語りましょう。
2名無しの笛の踊り:04/04/06 17:00 ID:wZaZJkm8
レスつくかな…?
3名無しの笛の踊り:04/04/06 17:03 ID:+c3RpF5M
>>2
自身ないですけどね。
とりあえずNAXOSから纏まった復刻集が出てるんで可能性も無きにしも非ずのような。
4名無しの笛の踊り:04/04/06 17:29 ID:+c3RpF5M
ちなみにNAXOSの録音集では第4集のラフマニノフのピアノ協奏曲1&2&パガニーニ狂詩曲
第6集ドビュッシー、ラヴェル、グラナドス、イベール、プーランク、ストラヴィンスキー
プロコフィエフ、ヴァリアー、ゴドフスキ、チェイシンズ、パルムグレン、ディーリアスの現代作品
第7集ラフマニノフ、メトネル、カバレフスキー、プロコフィエフ、ハチャトゥリアンのロシア系作品が秀逸でした。

ヨゼフ・ホフマンも「ロマン派の伝統を汲む天性のピアニスト」と絶賛しているんですけど
どうも書籍、メディアでの露出が殆ど無いような。H・ショーンバーグ批評と「アート・オブ・ピアノ」程度で。
5名無しの笛の踊り:04/04/06 19:09 ID:NVLYWH2T

この人の演奏を、フィリップスが大分前に出した「Grear Pianists」シリーズのサンプラーで聴いて感激しました。
技巧的には現在の水準で見ても最高レベルだと思いました。

で、NaxosのCDを買ってみようと思ったんですが、オススメはどれですか?

なるべく超絶技巧を味わえるものをお願いします。m(_ _)m
65:04/04/06 19:10 ID:NVLYWH2T
× 「Grear Pianists」
○ 「Great Pianists」
7名無しの笛の踊り:04/04/06 23:45 ID:DM3078WO
モイセイヴィッチ、大好きなピアニストです。何故か日本では評価されませんが…。
昔、日本ではモイセイヴィッチのレコードは大体、廉価版だったとか…。
ホフマンだけでなく、ラフマニノフもモイセイヴィッチの演奏を絶賛しましたね。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第1・2番やパガニーニ狂詩曲は本当に素晴らしいですね。
8名無しの笛の踊り:04/04/07 14:38 ID:Mzuh7QRv
>>5
現在、1〜7集までだったと思いますが
ラフマニノフお墨付きの協奏曲、パガニーニ狂詩曲、音の絵、前奏曲、楽興の時
メトネルの御伽噺、あとはベートヴェン、チャイコフスキー、グリーグの協奏曲もありますね。
ショパンのようなロマン派もいいですし、モイセイヴィッチの素晴らしい所は
極めて技巧的な曲であることを聴衆に感じさせないところですかね。
これはその演奏を絶賛したラフマニノフ、ホフマンとも共通でしょうか。

マイラ・ヘスの活動に共感し、市民のためのコンサートを精力的にした事もあり
イギリスでは極めて正当に評価されているようです。
メトネルの音楽が評価されるようになったのもモイセイヴィッチの演奏に拠る部分が多いとか。
9名無しの笛の踊り:04/04/07 14:42 ID:Mzuh7QRv
あ、そうそう>>3第6集ドビュッシーの「月の光」とラヴェルの「水の戯れ」はこの曲において最高の演奏だと思います。
繊細さと優雅さ、それに旋律の輪郭を浮き立たせの、どこまでも透明で深い音色の響きと余韻が絶妙でした。

未聴ですがショパンの舟歌も絶賛されてたかと思います。
10名無しの笛の踊り:04/04/07 15:24 ID:MtdLtIss
どなたか、バッハ=リストの幻想曲とフーガを聴いた方いますか?
それが入っているCDを買おうか迷っているんですが。
115:04/04/07 15:55 ID:KN85FQl5
>>8-9
丁寧なレス感謝です。

>第6集ドビュッシーの「月の光」とラヴェルの「水の戯れ」はこの曲において最高の演奏

第6集良さそうですね。特に「水の戯れ」は大好きな曲なので、是非聴いてみます。


>メトネルの音楽が評価されるようになったのもモイセイヴィッチの演奏に拠る部分が多いとか

メトネルはずっと聴いてみたいと思ってましたので、この機会に聴いてみます。


どうもありがとうございました。
12名無しの笛の踊り:04/04/07 16:25 ID:Mzuh7QRv
>>10
未聴ですが是非聴いてみたいですね。
よろしければタイトル等を教えていただけないでしょうか?
>>11
参考になったようなら幸いです。

そういえばレコード芸術11か12?月号に「ラフマニノフ没後60年記念特集」
があって、面白いエピソードが載っていましたよ。
モイセイヴィッチとのエピソードではラフマニノフが編曲した
メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」よりスケルツォの初演を依頼されたり、
パガニーニの主題による狂詩曲の第24変奏に登場する跳躍がなかなか「命中しない」
事を悩んでいたラフマニノフ自身に、「理想的な演奏」と評価されていたモイセイヴィッチは
クレーム・ド・マント(フランスの緑色等ハッカエキス入りの強烈な酒)を一杯引っ掛けてから弾く秘儀を伝授したとか。
1310:04/04/07 16:34 ID:MtdLtIss
http://www.arbiterrecords.com/catalog.html
こちらの120の所です。タンホイザー序曲やストラヴィンスキーのエチュードも気になります。
14名無しの笛の踊り:04/04/07 16:44 ID:sIPP5PvE
メトネルっても、ソナタ1曲とおとぎ話1曲だけでしょ
凡百のラフマ弾きの香りがするわ〜、聴いてないけど。
155:04/04/07 17:15 ID:KN85FQl5
>>12
またまたレス感謝。

>パガニーニの主題による狂詩曲

肝心のラフマニノフを忘れてました。
「20世紀最高のピアニスト」ラフマニノフに伝授してあげたというのはスゴイですね。

これも購入いたします。
16名無しの笛の踊り:04/04/07 22:30 ID:cYVf4wlr
Pearlのアコースティック録音集も面白い(結構音質が良い)。
17名無しの笛の踊り:04/04/08 14:55 ID:inKSnkhr
>>14
そうでもないよ。
NAXOSのMoiseiwitsch7の録音ではメトネル自身も2ndピアノで弾いてる。

あとこんなエピソードもあり。
ベンノ・モイセイヴィッチのインタヴューより。

『初のアメリカ公演の時にラフマニノフが来てくれました。
 彼は「前奏曲 ロ短調を弾いてくれてありがとう」
 私は「好きな曲です」彼は「私も好きだ」ここで友情が生まれました。
 私が「この曲に標題があったのですか?」と聞くと、彼は低い声で「あったよ」
 私は「思った通りです。あなたの標題とは違ってもぴったりの標題があります」
 彼は「それなら言ってみたまえ」そこで私は「この標題は話すと長くなります」
 彼は「それなら違う。私の標題はたった一言で済む」
 私は頭を抱えて椅子に座り、「では考え直し(リターン)です」
 すると長い手が伸びて「待て!」 私が「何か?」
 「帰国(リターン)が答えだ」
 彼は亡命の身だったのです。』

NAXOSのMoiseiwitsch6には、このエピソードのラフマニノフ前奏曲Op.32-10 ロ短調が2テイク、
前奏曲集よりOp.3-2 嬰ハ短調「鐘」、Op.23-5 ト短調、Op.32-5 ト長調、Op.32-12 嬰ト短調
楽興の時Op.16〜第4番 ホ短調、12の歌曲Op.21〜第5番 リラの花が収録されてる。
18名無しの笛の踊り:04/04/08 15:34 ID:inKSnkhr
2台ピアノのための曲目は「Round Dance Op.58 No.1」
他にもヤッシャ・ハイフェッツと共演したクロイツェル・ソナタの録音もあるんだよな。
19名無しの笛の踊り:04/04/08 18:03 ID:SPtqhtXg
モイセイヴィッチのスレが出来ますたか。彼の品格のある演奏はステキですねぇ。
まさに「グランド・スタイル」。
個人的感想ですが、この人はショパンよりシューマンの方がむいている感じです。
テスタメントのシューマン「幻想曲」「幻想小曲集」あたり、無理に力んだ所の無い名演。
20名無しの笛の踊り:04/04/09 14:06 ID:MbTnJQDC
この人の演奏は何というか穏やかな水の流れのような感じだねぇ。
くっきりと軌跡を残しながら自由で優雅に、それでいて悠然と確実なところがいいね。
こういう表現の出来る人は半世紀前に途絶えてしまったのかな?
アルトゥール・ルービンシュタインもこれに近いような。
21名無しの笛の踊り:04/04/10 15:33 ID:EePpGRGP
>>13
ありがとうございます。
NAXOS Historicalの次にでも購入したいですね。
22名無しの笛の踊り:04/04/11 03:43 ID:RNrTXCo5
モイセイヴィッチのアメリカ初公演を聴きに来たラフマニノフが、
自身の音楽に対する理想をモイセイヴィッチの演奏に見出だしたそうですね。
23名無しの笛の踊り:04/04/11 09:17 ID:L+z97+2Z
ショパンの舟歌はこの人以上の名演を知らない。
ツィメルマソなんて要らん。
24名無しの笛の踊り:04/04/11 10:45 ID:SnDT/Iro
>>23
ポリーニのライヴでこの曲を初めて聴いて以来、ショパンの作品中最も詰まら
ない曲だと思い込んでしまっていたのだが、モイセイヴィッチで聴いてから
180度考えが変わったよ。舟歌最高!
ショパンの晩年作品だからといって、ことさら陰鬱な雰囲気を聴き手に押しつ
けないのも良いね。
現在のピアニストってこの作品(に限らずショパンの作品)を弾くとき、細部
にばかりこだわった末端肥大的な演奏に陥るのが常で、モイセイヴィッチのよ
うに全体の構成をしっかり見極めた上での演奏設計というのが全然出来ていな
い。ツィメルマンの演奏なんて、まさにその典型的なシロモノ。
25名無しの笛の踊り:04/04/11 23:31 ID:RNrTXCo5
小手先だけの技巧に囚われない悠然としてスケールの大きな表現が突出してるよね。
26名無しの笛の踊り:04/04/13 03:01 ID:RI/nT7gm
>>24
ツィメルマンは聴いてないけど、表面的な表現なのか・・・。
SP全盛期「黄金時代」の殆ど忘れ去られた人々って、どんな基準でも凄過ぎる演奏なのに
どうしてまともな評価と注目がされないのか解らないなぁ。
27名無しの笛の踊り:04/04/13 09:11 ID:6+mveOya
>>26
>SP全盛期「黄金時代」の殆ど忘れ去られた人々って、どんな基準でも凄過ぎる演奏なのに
>どうしてまともな評価と注目がされないのか解らないなぁ。

理由:
1)録音技術の問題
2)メーカーの陰謀

1)SPはダイナミックレンジが狭いし、最近の録音に比べれば明らかに音質でボロ負け。

2)メーカーとすれば古い録音を売っても旨味がない。
なるべく新譜をフルプライスでガンガン買わせるのが(゚д゚)ウマー。
28名無しの笛の踊り:04/04/13 13:07 ID:8HiAYSM1
>>26
戦後になって、それまでの音楽的な伝統が否定され、忘れ去られてしまったのが原因でしょう。
テンポ感(ルバート感?)、旋律の歌わし方などの伝統が忘れ去られてしまいました。
特に日本ではそうした伝統が定着していなかったので、戦後は余計に評価されないのでしょう。
多くの戦後世代の日本の評論家や音楽学者の記事を読む(最近書かれていたものでも)と、
見識のなさを露呈しているような気がします。
よく過去の大家の演奏は大味とか、戦前は技巧の見せびらかしをやっていたとか…。
もちろん日本でも昔に比べると黄金時代のピアニストの評価は高くなってはいます。
昔はあのホフマンでさえ、日本では取り上げられることがなかったそうですから…。
29名無しの笛の踊り:04/04/13 15:13 ID:Ukg4by1D
>>27-28
SPもアコースティック録音の頃は薄くて頼りないけど
だいたい25年以降の電気録音は音質いいと思うな。
特に最近はNAXOSのおかげで、素晴らしいレベルの復刻もあるからな。
伝説的名演のラフマニノフ本人が独奏の1929年録音ピアノ協奏曲第2番は特に。

そういえば吉田秀和氏の批評でもホフマンは名人芸の域を出ていないとか何とか書かれていたよ。
黄金期のピアニストで最近やっと正当に評価されるようになったのはラフマニノフくらいか?
30名無しの笛の踊り:04/04/13 21:03 ID:HcV6agck
今、モイセイヴィチのカバレフスキーのソナタ3番聴いたんだけど、ハリーポッターの音楽かと思った。
31名無しの笛の踊り:04/04/14 16:13 ID:SG7OdXfn
ドビュッシーのベガルマスク組曲より「月の光」、
ゴドフスキー喜歌劇「こうもり」によるパラフレーズと
プーランク「常動曲」、チェイシンズ「中国の庭での恋の戯れ」
パルムグレン「ロココ」、「西フィンランドの踊り」はただ素晴らしかった。
32名無しの笛の踊り:04/04/14 23:30 ID:db5XIXcy
>>29
古い録音は慣れの問題という感じがします。慣れてくれば、あまり気にならないというか…。
もちろん、復刻の出来にも関わってくる事ではありますが…。
また、吉田氏こそ戦後派ですからホフマンの演奏を名人芸と言っていても驚きませんが、
ロマン派のピアノ演奏が好きな自分としては、吉田氏のピアノ演奏に対する批評は理解できません。
まあ好みの違いと言ってしまえばそれまでですが…。
野村光一氏は、ラフマニノフの演奏を自作とチャイコフスキーの演奏以外評価しなかったものの、
確かモイセイヴィッチの演奏は賞賛していたようです。
33名無しの笛の踊り:04/04/16 16:12 ID:AJhsPkVi
>>32
それはあるわ。
最近はSP復刻ばかり聴いてるから、最新の録音を聞く気がしない。
それに、SPやピアノロールは編集が殆ど利かないから
誤魔化しのない実力勝負の生きた演奏と音が聴けるのが嬉しい。
34名無しの笛の踊り:04/04/16 19:46 ID:z/9EsZo9
シフラのDVDにおまけとしてモイセイヴィッチのタンホイザが収録されているね
素晴らしい、暇さえあれば見ている、どっちがおまけか判らない。
35名無しの笛の踊り:04/04/17 02:12 ID:zZ5dlahY
>>10
遅レスですが、そのCDについて。
Bach-Lisztの幻想曲とフーガは、音質が衝撃的に最悪ですが(マスターテープの
痛みが酷いらしく途中でドロップアウトすらある)演奏は当然のように素晴らしいです。
この曲はチェルカスキーの素晴らしく自由奔放で官能的な演奏もありますが、
それと好対照な演奏で、まさに「自然な」としか言いようのない演奏でした。
特に、歌いまわしと対位法の処理が絶妙でした。そういえば、ゴドフスキーのこうもりでも
難所での対位法的処理の自然さが際立っていたような・・・。
他に、タンホイザーがスタジオ録音より熱い演奏で、かつキズもそれ程無くお勧めです。
ショパンのスケルツォはやや暴走気味の怪演が聴けます。
36名無しの笛の踊り:04/04/17 18:11 ID:ZfanIIG/
最近出た本で黄金時代のピアニスト、イグナツ・パデレフスキ、セルゲイ・ラフマニノフ〜
最近のプトニョフ辺りまで総勢85名ほどを集めた中に、モイセイヴィッチもしっかり入っていたよ。
左手の旋律、伴奏、内声を歌わせる神業は「モイセイヴィチのダブル・オクターヴ」として有名だったそうで。
第2次大戦後に「歌う」ことを否定し、無機質で機械的な風潮になったせいか
何度か来日した際にも過去の大家として見過ごされていたとか。

それと、アート・オブ・ピアノのラフマニノフ前奏曲ロ短調は
亡くなった年と同じ1963年収録なんだな・…。まさに芸術で誰にも手の届かない境地だったよ。
37名無しの笛の踊り:04/04/17 18:22 ID:ZfanIIG/
これね。「クラシックCD エッセンシャル・ガイド100- ピアニスト編 -」
ttp://musik-platz.gakken.co.jp/whatn/essenPiano.html
38名無しの笛の踊り:04/04/17 19:31 ID:MbFQ48l+
あのう…変な質問ですが、   ¶   って何て読むんですか?
ググっても何も出ないんです。
39名無しの笛の踊り:04/04/17 22:40 ID:kAZSerox
>>38
http://www1.odn.ne.jp/haru/data-list/mark.html
ほい、「記号 読み方」で検索。
40名無しの笛の踊り:04/04/18 07:02 ID:PP3+6fBl
>>39
dクスコ !
41名無しの笛の踊り:04/04/18 19:11 ID:oEMQ4ynP
マイラ・ヘスってこの人の奥さんなの?
42名無しの笛の踊り:04/04/19 14:45 ID:zSrToV89
>>41
違うと思いますけどねぇ。
何にせよ情報が少ない・・・・・。
43名無しの笛の踊り:04/04/19 23:19 ID:ZkRdNDnl
>>41
違うと思いますよ。確かマイラ・ヘスは生涯独身だったと思います。
マイラ・ヘスは「自分のフィアンセはピアノである」と言ってましたし…。
44名無しの笛の踊り:04/04/20 22:28 ID:gqO8L+sQ
ショパンのバルカロールは本当に名演中の名演だったよ。
あまり印象に残らない曲だと思っていたけど素晴らしかった。
ドビッシューの「月の光」もモイセイヴィッチ以上の演奏を聴いた事ない。
45名無しの笛の踊り:04/04/21 04:14 ID:FHhvAv74
ここで、良いって言われている曲のCDは軒並み手に入りにくいんだけど;
日本のアマゾンから「納期より一ヶ月以上遅れる」ってメールが来た。
NAXOSの6は「在庫切れ」で米アマゾンから取り寄せるハメに、、、送料の方が高い。

モイセイヴィッチのショパンはどうかな?
プレリュード全曲とバラードの録音はあるみたい
バラード4番のコーダーをどういう風に弾くのかCDが届くのが待ち遠しい。
46名無しの笛の踊り:04/04/21 15:39 ID:x0ZAdIv0
>>45
HMVでVol.6注文したら2週間で来ましたけど・・・・。
そういえばAmazonではVol.6〜7は取り扱いが曖昧だったような。

ショパンはイギリスAPRの「Moiseiwitsch Plays Chopin Vol.2」は持ってます。
スケルツォ1〜4番とバラード3番、舟歌等が収録されているヤツです。
かなり良かったのでVol.1も欲しいですね。
4745:04/04/22 03:05 ID:vtW3Nbol
ぬあー、そうなのか〜
HMVは検索が甘いんで見逃す事が多々あるんだよなぁ。

ラフマニノフみたいにコンプリートボックスでないかな。
48名無しの笛の踊り:04/04/22 13:34 ID:LmpPIJ4+
>>47
HMVの検索システムだとアーティスト検索「Moiseiwitsch」では一件もかからず、
キーワード検索じゃないと表示されないという罠w
しかも、『手配できなかったのでキャンセルをお薦めします』とメールが来て
それに従ってキャンセルした3日後に『在庫アリ』と表示されてやがった。
49名無しの笛の踊り:04/04/24 13:47 ID:rWoMTy2f
本を読みながらとか、なんぞげ無しにこの人の演奏を聞いていたりしたら
ドキッとされられることがある、圧倒的な表現力、技量の底が見えない
多くの人間が想像する理想のピアニストだと思う。
50名無しの笛の踊り:04/04/24 16:24 ID:XkcBe72W
>>47
それイイ!
でもモイセイヴィッチの録音って言うと何処が多いんだ?
復刻技術で言えばNAXOSでBOXも出して欲しいなぁ。
51名無しの笛の踊り:04/04/25 15:54 ID:kkWq7FEz
>>49
どんなに難曲を弾いていても、その技巧面が表に出ない技量は凄いですよね。

そういえばムソルグスキーの「展覧会の絵」の録音はモイセイヴィッチが最古の部類に入るそうですね。
52名無しの笛の踊り:04/04/26 00:26 ID:W7me15aT
この人のラフマニノフ、ピアノ協奏曲2番は他のピアニストにはない暖かさがあったよ。
自演盤の圧倒的スケールも好きだけど、レガートの「歌い」に包み込まれる感じがする。
53名無しの笛の踊り:04/04/27 10:34 ID:wE+n7f/+
>>51
> そういえばムソルグスキーの「展覧会の絵」の録音はモイセイヴィッチが最古の部類に入るそうですね。

私、昨日注文しました。Amazon.co.jpで。
1ヶ月待たされたあげくキャンセルされたりして。w

どんな演奏なのか、今からドキドキです。
54名無しの笛の踊り:04/04/27 13:56 ID:dMh+vhlm
「展覧会の絵」の録音日は1945年8月21日だそうで。
第二次世界大戦終結直後ですねぇ。

リストの「ハンガリー狂詩曲第2番」や「タンホイザー序曲」の収録されたアルバム良さそうだ。
55名無しの笛の踊り:04/04/29 00:36 ID:1aApahld
ハチャトゥリアンの"剣の舞"ピアノ編曲版が無茶苦茶速くて、余裕もあって笑えた。
いろんな意味で反則気味だわこの人。
56名無しの笛の踊り:04/04/29 19:21 ID:8VWNiz0H
月の光面白杉。
つかベルガマスク組曲全部聞きたい。

1890年生まれと比較的新しい世代なのでマークしてなかった。
骨董趣味のつもりはないが33氏に同感だ。
いつからあって当然のテクニックがチヤホヤされるようになったのか。

そういやSPスレ落ちたみたいだな。
57名無しの笛の踊り:04/04/30 16:41 ID:UEDd10XW
>>56
本当にそうやねぇ。
機械よろしく正確無比で無味乾燥な「音楽」なんて聴きたくないよな。
それじゃただの音響か再生だろかが。

ラフマニノフやホフマン、ブゾーニ、ゴドフスキも超絶的技巧の持ち主だったが
それぞれにしか表現できない音楽があったんだけどなぁ。

ラフマニノフの演奏集(協奏曲の自演、ショパン、シューマンの演奏等)
モイセイヴィッチの舟歌、月の光の演奏なんかそれの妙技。
58名無しの笛の踊り:04/05/02 03:20 ID:L6E+GHO6
おや、モイセイヴィチのスレが建っていたんですか。
強烈に理性的で申し分ない表現・技巧と正にロマン派のスタイルと、品のいい遊びの感覚が大好きです。
59名無しの笛の踊り:04/05/03 17:49 ID:Kl8zt6CC
クラシックニュースでも紹介されていたよ。
http://www.music.co.jp/classicnews/newd&b/nakagawa/n_cdld24.html
なかなか好印象の紹介。
60名無しの笛の踊り:04/05/05 15:51 ID:6X9zRy3j
CDを注文された方々、もう届きました?
漏れはまだ来ねぇや・・・・。
61名無しの笛の踊り:04/05/05 16:13 ID:6m45bfJJ
★★★★ 指 名 手 配 バッハちゃん ★★★★ 

見たか!【野中旭もびっくりの大バカ野郎!!】
チクリ、チクリやってるんじゃーねーよ! JSバッハ。
おまえは居酒屋の出入り禁止者だ。 うざいんだよJSバッハ。

       ⊆ニ(二(ニニ⊇   ⊆ニ(二(ニニ⊇
        ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
       / ____/_________________ヽ
      ,/ ̄ ̄ ┏━, / ̄ ̄ ̄|| ||::::::⌒ ⌒ヽ ̄||| ̄ ̄ ̄ ̄   ̄...| |
     ,/ ∧ ∧. i┸i //. ∧ ∧ ||:::ー◎-◎-)  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    _.,/. (・Д・ ) | :::|// (゚Д゚ ) |::  ( 。。))< バッハの嫁はんは朝鮮人だぞ。キショイよ
   |/,,,,,へ⊂ ヽ  .//  ,/  ノ/ || ノ  3  ノ  \________
  ,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄//|_/ ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄>>1 ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
  |~ ゚ ゚̄ ̄ ̄ ̄~~| ̄ ̄   =。|┃       |━━━━━...............|
  |______: |,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,|,,,,゚,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,|,,,フーガの技法,,,,,[|
 ._|]0::∴:::0::[二二il:]    ,-―-、 ,,|         |       .     [|
 |====== ;...........|  /,  ̄ヽ |~~|.        |  /,  ̄ヽ |     {|
 ヽニ[_]ヾニニヽ''''''|―-|.(※)|':|''''|.'''''''''''''''''''''''''''''|''''''''|.(※)|:|'''''''''''''''''/
     ゞゝ三ノ ̄ ̄ ̄ ゞゝ_ノ ̄ ̄ゞゝ三ノ ̄ ̄ ̄ ゞゝ_ノ
とコピペされて感じるバッハ。
62名無しの笛の踊り:04/05/06 02:09 ID:nHgGJPbf
ラフマニノフお墨付き、パガニーニの主題による狂詩曲・第18変奏は唯事じゃなく美しい。
63名無しの笛の踊り:04/05/06 03:41 ID:ry5kIvS0
GREAT PIANISTSシリーズの二枚組みのやつが届いた
それまでNAXOSのSPから落としたのしか聞いたことがなかったから
LPレコードがあるなんて感激した、ショパンは飽くまでも美しく!
64名無しの笛の踊り:04/05/07 15:38 ID:vFe1tTNH
>>63
パデレフスキ、モイセイヴィッチの師、レシェティツキがショパン演奏について口癖のように言っていたのは

『君はショパンについて書かれた本を読んだ事があるかね?
 ショパンの音楽は、決して熱弁を奮ったりしないよ。歌って弾くんだ!抒情的にね。』

だそうですよ。演奏そのものに対しても

『テクニックは必要だ、だがそれは持とうと思えば誰だって持てるものだ。
 それがすべてだと考えてはいけない。そんなものは綺麗さっぱり忘れてしまうことだよ。
 それを芸術的な表現にどう生かすか、そこに全精神力を集中させることが必要なんだ。』

と常にそう指導していたらしい。
65名無しの笛の踊り:04/05/07 17:13 ID:v1Vab4sF
>>34
私もシフラのDVDのボーナスの「タンホイザー」見ました。
動いてピアノ弾いてるモイセイヴィッチを見られて感動しました。
かっこいい爺さんだなあ。まだ60代半ばなんだけど。
弾き終わった後の「おまけ」も嬉しかったです。
モイセイヴィッチの映像って、これと「アートオブピアノ」に
入ってるラフマニノフのほかに何かありますか?
66名無しの笛の踊り:04/05/07 20:18 ID:gz+pt1BJ
>>65
BBC LEGEND にベートヴェンの皇帝が入ったCDがある、ってことは映像も残ってる?
67名無しの笛の踊り:04/05/08 00:31 ID:sAvSDAvF
>>65
ホルヘ・ボレットの演奏でラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を収録した番組中にモイセイヴィッチの映像があった気が。
最後に「Good night. And Bonsoir.」と挨拶してたよ。・・・・ひょっとしてタンホイザーだったのか?
68名無しの笛の踊り:04/05/08 02:27 ID:Z56KekZj
>>63
舟歌、楽興の時、協奏曲2番が収録されたヤツですな。
録音年を教えて戴けないか?別テイクだったら購入するかもしれんので。
69名無しの笛の踊り:04/05/08 05:58 ID:oNN7rxVD
>>66
そうなの?
7063:04/05/08 14:12 ID:tBJce0yC
>>64
レシェティツキでググッたところ
「肩の力を抜き,手首を柔軟にして腕の重さを利用する
という奏法は,レシェティツキが体系化したものであったはずだ」
とのこと、映像を見ても師匠の教えに忠実だということがわかる
体の芯がほとんどブレず、体をうねらせる弾き方はしてない
フォルテの時も体を引いているといった印象
あのフワフワとした美しい音色の秘訣なんだろうな。

>>68
協奏曲2番は8/1955、楽興の時は2/1956
と書いてあるけど、舟歌は書いてないみたい
○P(マルにP,PUBLISH?),1941,1956,1959 EMI Classicsとあって
録音が新しいから1956、か1959のどちらかと思われる。
71名無しの笛の踊り:04/05/08 15:53 ID:M6R9fMcY
ヨーゼフ・ホフマン「私はレシェティツキーについて勉強したことはありません。
しかし彼は手を非常に低くし、腕や手の腱を緊張させるやり方をする人だと思います」
72名無しの笛の踊り:04/05/08 15:59 ID:0soHEsvj
>>64
レシェティツキのロール聞いてみたたけどエチーな感じ。ムラムラする。
モイセイヴィッチは師匠程エチじゃないね。上品な癒し系。
>>70
「アートオブピアノ」は比較しやすい。
パデレフスキ・ホフマン・モイセイヴィッチ・ホロヴィッツと続くけど
前三者が柔らかい手首でフワフワと鍵盤に当てるのに対し
ホロヴィッツは見た目も音色も硬い。
重力奏法は結局廃れたね。

聴衆の要望が艶や癒しでウットリすることから
力強いショーでストレスを発散させる方向に変わったからかな。
73名無しの笛の踊り:04/05/08 16:21 ID:owNgkYXN
>>72
パデレフスキの演奏、指は廻りに廻ってたが、技巧の批判されたのは不思議。
ホフマンはアル中だった晩年のせいか肩から腕ごと強引に弾いてた感じがしたよ。でも凄い。

ラフマニノフの演奏映像が残っていないのが悔やまれる。
ジーナ・バッカウアーの回想に拠ればラフマニノフの信念は「美しい音色」ありきで技巧はその次だった。
ジョルジ・シャーンドルの証言通り、桁外れに巨大な手と長い指だったので独特の奏法だったそうで。

モイセイヴィッチの演奏は一番心地よいかな。
低音部の響きと高音部のユニゾンが素敵。
74名無しの笛の踊り:04/05/08 21:49 ID:yFndrE1f
>>70
サンクス。LPからは魅力かも。
重複しちまうが買おうかな。
75名無しの笛の踊り:04/05/09 00:45 ID:WNV15SmC
>>73
パデレフスキに対する批判は確かに不思議。
プランテが90を前に残した怪演を聞いて考えたが
高度な技巧があまりに当然に要求される時代
パデレフスキでさえ見劣りしたのだろうか?
怪演と言えばあのパハマンもモイセイヴィッチを褒めたそうだね。>>71
ホフマンの映像は73氏の言う通り非常に高く腕を上げているもの。
しかし強引には感じなかった。腕全部の重さを自然に利用してるようで。
76名無しの笛の踊り:04/05/09 09:35 ID:EDzWp8Km
>>73
パデレフスキの批判は、当時あまりにも人気があったためでもあるでしょうね。
パデレフスキの演奏を皮肉った(批判した?)ローゼンタールやザウアーなどは相当なテクニシャンでしたし、
ホロヴィッツも、パデレフスキはテクニシャンではなかったけど小品は素晴らしく演奏したと言っているので、
当時からそういう認識だったんだろうと思います。レパートリーも他のピアニストと比較すると限られていたりもしていたみたいですし。
でも『ピアニストの黄金時代』というLDの晩年の英雄ポロネーズは少しいただけなかったですね。

バッカウアーが語ったラフマニノフの信念にぴったりのピアニストがモイセイヴィッチなんでしょうね。
単に技巧を前面にだすのではなく、優美な音で曲の魅力を引き出すというか…。
ただ、バッカウアーの証言は本当なんでしょうけど、ラフマニノフが褒めた演奏家はみなテクニシャンですよね。
モイセイヴィッチはもちろん、ホフマンやホロヴィッツ、フリードマンも。
77名無しの笛の踊り:04/05/09 14:18 ID:aaeakRtj
>>75
「強引」は言い過ぎだったよ。
DVD見直したらホフマンはゆったりと腕全体で弾いてましたね。
小柄で肩幅も狭いからその奏法のために身体をうねらせたのかな。

モイセイヴィッチの演奏は淡々としているようで
優しく撫でるような音色と、手の甲が跳ね上がるクリアでドライなスタッカートが粋。

フランシス・プランテは茶目っ気のある格好いいジイちゃんでしたねw
繊細で明瞭な音色、演奏も凄まじくて、奏法は手首と指を主体にした感じかな。

>>76
ラフマニノフが評価したピアニストと言えば、先の時代はアントン・ルービンシュタイン。
同時代の人間なら、ホフマン、レヴィーン、フリードマン。
後の世代ならモイセイヴィッチ、ホロヴィッツ、バッカウアー、リンパニー程度だったはず。

おそらく、ラフマニノフは素晴らしい音色と音楽を解釈・表現する
余力というか余裕のため、ある程度のテクニックを求めてたのかも。
それと作曲家としての信条
『音符というのは作曲家固有のものであり
 心の底から湧き出るものであるから極めて厳密に表現されるのである・・・・』
が関係しているはず。
78名無しの笛の踊り:04/05/10 15:14 ID:UffKE92S
>>76
ライプツィヒに留学中の滝廉太郎が友人に送った手紙より。

「小生今此欧州にて非常に有名なパデレフスキというピヤニストを聴き候。
 流石に上手なり。されど、愕くほどの音楽者では非ず。大ピヤニストではなく良ピヤニスト也。
 ショパンを弾くこと一番上手し。ベートーヴェンを弾くこと不味し。

 此人と一、二を争うダルベア(オイゲン・ダルベール)というピヤニストもあり。
 非常に上手くベートーヴェンを弾く人ださうで、此人をパデレフスキより高く於く人多し。
 小生未未だ此人の演奏を聴かず、此人今欧州に来れ聴くを待ち侘び候。」
79 ◆MG64yE6TCE :04/05/10 16:19 ID:aYr7L4sf
(ゎ・_・ぉ)<ということは、パデレフスキは単なるアイドル状態だったのか? 
      でも、同時代のパデレフスキの作曲作品と滝の作曲作品とでは
      あきらかにパデレフスキの方が上手だと思いますが。

      ダルベールは誰が聴いても本物だったみたいですが
      チェロコンチェルトはどうも、、、
80名無しの笛の踊り:04/05/11 02:19 ID:RNrTXCo5
滝も含め、他文化圏の人間が何処まで理解できるか?
音楽への定義、素養も違えば妙な先入観もある。(現代でもそうだが)

まずは、百識も一聴にしかず。RCA赤盤とNAXOSヴェルテ=ミニョン復刻でも購入してみるか。
スレ主題のモイセイヴィッチの演奏も共に。
81名無しの笛の踊り:04/05/11 15:08 ID:VSoOTCFv
>>78
ドイツではあまりパデレフスキは高く評価されなかったのだと思う。
パデレフスキはベートーヴェンではなく、ショパンが得意なピアニストだったし。
この頃のダルベールは作曲に専念する前くらいで、ピアニストとしては全盛期だったと思われる時代。
多くの人にリストの後継者として考えられ、ドイツでは圧倒的な人気を誇った。
滝の評価は、このころから日本の音楽の志向はドイツだったという意味で興味深い。
滝の音楽がドイツ的かといわれると全く違うと思うけど。

>>79
パデレフスキが単なるアイドルであったのかは評価が分かれるところ。
ただ、モイセイヴィッチの師でもあるレシェティツキもパデレフスキによって名教師として超有名になったわけだし。
それに当時の聴衆をあれだけ夢中にさせ、あのコルトーも賞賛している事を考えるとただのアイドル状態ではないとは思う。
ただ音楽以外の、容姿や語学の才能や作法も多くの人を魅了したのも事実。
そのことをローゼンタールやザウアーは皮肉ったのだと思う。
20歳過ぎて本格的なピアノの勉強をしたり、ポーランドの首相になったりというのも関係しているのかも…。
また、プロのピアニストがパデレフスキの名前を挙げないのも評価を難しくする要因。
リストの弟子たちやブゾーニ、ゴドフスキ、ホフマン、ラフマニノフ、モイセイヴィッチ、コルトーなどを
実際に演奏を聞いたピアニストや専門家は賞賛する対象として挙げてきたのに対し、パデレフスキの名は挙がらないから…。
82名無しの笛の踊り:04/05/11 16:44 ID:8qiNVPgZ
話の流れぶった切ってすまないが
モイセイヴィッチを紹介しているHPでは総じて高評価。
だが件数が少なく、まだ「知る人ぞ知る」といった風潮が悲しい。
83名無しの笛の踊り:04/05/12 00:20 ID:zJMh5YCa
ロマン派のピアニスト自体の評価が低いからなぁ・・・・。
84名無しの笛の踊り:04/05/12 11:30 ID:uy6AVpCq
>>81
名前先行の面もあったろうしそれを苦々しく思った人も少なくなかったろう。
人気が人気を呼ぶというのはいつの時代も同じ。
また(あの時代にしては)テクニック面の難が玄人には不満だったのかも。
メカニックのハンデを表現力で補って多くのお釣を出したというところか。
85名無しの笛の踊り:04/05/12 11:52 ID:uy6AVpCq
モイセイヴィッチの話に戻るが
悲壮や月光をこんなに優雅に弾くのはズルい。
これみよがしな演奏しか知らなかったので目からウロコ。
86名無しの笛の踊り:04/05/13 14:15 ID:8HiAYSM1
>>83
ロマン派のピアニストは本当に評価が低いよね。特に日本の専門家の間では。
ロマン派や19世紀というと、何かと悪者扱いされる事が多いような気がする。
昔から日本で積極的に評価された演奏家は、コルトーとかそのあたりだけだよね。
ラフマニノフですら自演以外の評価が進んだのもわりと最近なような気がするし…。
東欧出身の人は特に不遇だった。ホフマン・ゴドフスキ・フリードマンあたりとか。
一昔前では、欧米ではロマン派ピアニストの名演もイマイチ有名ではなかったりとかしたし。
演奏も名人芸だとか、古い歌いまわし、現代に比べると大味だとかと書かれてきた(今でも書く人はいる)。
ホフマンやモイセイヴィッチはちょっと前の演奏家事典にも載ってなかったという事実もあるしね。
個人的には古楽器とか、古典派以前の演奏の研究が進んでいるのなら、ロマン派の演奏の研究も誰かにやって欲しい気もする。
今の演奏家が研究して、実践したら目茶苦茶にこき下ろされると思うけど…。
ロマン派の中でもモイセイヴィッチは親しみやすい方(?)だと思うから、NAXOSとかの復刻でもっと再評価が進んで欲しい。

>>85
まだそれは聞いてないので、今度探して買って聞いてみるよ。
きっと同しレシェティツキ門下のシュナーベルとは違う演奏なんだろうね。
87名無しの笛の踊り:04/05/13 21:19 ID:RI/nT7gm
>>85
素人な質問で申し訳ないんですが「悲壮」はベートーヴェンでしたっけ・・・・?
ショパン、ベートーヴェンは2アルバムづつ作品集がありましたね。
88名無しの笛の踊り:04/05/14 15:07 ID:E9BHQjV7
子犬のワルツが楽しい。
余興でいろいろ好き勝手に弾かれる曲だけど
モイセイヴィッチもちゃんとその路線。
89名無しの笛の踊り:04/05/14 23:17 ID:CFIJwBLx
>>86
そうだねぇ。そういった点では19〜20世紀のピアニストの研究をしている千蔵八郎氏の著書は参考になる。
ロマン派の演奏ではプランテ、パッハマン、ゴドフスキ、パデレフスキ、ホフマン達を例に
『技巧的なパッセージはパッパッと弾いたかと思えば、ルバートでは「どうです、楽しいでしょう!?」といった具合に自由で情感を込めて弾いているのである。
テンポにしてもフレージングにしても自由自在で実に"音楽"になっている。これこそが音楽でありピアノなのか、と感心させられる。』
総評としては『悠然たる老練さと優雅さがある。』とのこと。
90名無しの笛の踊り:04/05/15 12:53 ID:wlcgq2vy
>>89
その評に同感。
モイセイヴィッチはその世代の最後に位置するのかな。
>>87
私が持っているのはAPRのベートーベン集です。
91名無しの笛の踊り:04/05/15 18:21 ID:AwV6i7SD
>>90
かなり後期に属するでしょうねぇ。
あとはルービンシュタインで、最期がホルヘ・ボレットでしょうか。
ボレットはインタヴューでも、自分のピアノ演奏について

「パデレフスキ、ホフマン、ラフマニノフ、コルトー、レヴィーン、
 フリードマン、ギーゼキング、バックハウス、モイセイヴィッチに影響を受けました。
 それらのピアニストの中でもラフマニノフに最も魅了されて、ラフマニノフの演奏を今でも夢見ている。」

と答え、若手ピアニストへの助言としては

「ラフマニノフ・ホロヴィッツ・モイセヴィッチ・ホフマン・フリードマンの演奏を研究して欲しい。」
 そして何が彼らの演奏を偉大にしたかを実際に分析して欲しい。」

とありました。
9286:04/05/16 14:13 ID:ZuYYekN1
>>89
自分も千蔵八郎氏の本は色々読みました。
『19世紀のピアニストたち』シリーズや『20世紀のピアニストたち』は何度も読みました。
今は楽器店に無料で配布している冊子『Klavitur』の『ピアノ万華鏡』というエッセイを読んでいます。
千蔵氏は色々な時代のピアニストの演奏や考え方から今の音楽界や教育界の問題点などを指摘していて、
それが非常に的確な指摘なので、読んでいて面白いですね。
現代のピアニストは金太郎飴みたいとか、ピアニストはもっとパフォーマーである事を自覚すべきではないだろうかとか…。
千蔵氏は高齢な御方なので、体に気をつけながら元気に長く活動していって欲しいです。
あとは日本語版はかなり古い本ですが、ショーンバーグの『ピアノ音楽の巨匠たち』もかなり参考になりますね。
取り上げられるピアニストに偏りはありますが、やはり興味深いです。
ショーンバーグはホフマンと友人だったらしく、評価するピアニストもよく似ています。
モイセイヴィッチも取り上げられていて、やはりかなり賞賛しています。
英語版は後に改訂されているので、読んでみたいですね。日本語版が出れば言う事ないのですが。
あとこれはまだ読んでないのですが、チェイシンズの『ピアニスト談義』も面白そうです。
チェイシンズはゴドフスキ、ホフマン、ラフマニノフ、ホロヴィッツ、ボレットたちの親友であり、
ロマン派のピアニストの間で交わされた会話や出来事を書いているようです。

>>91
ホロヴィッツやチェルカスキーもロマン派ですよね。まだ活動中のワイルドもかな?
自分はボレットとホロヴィッツからロマン派の演奏に入りました。
そこからラフマニノフ、ホフマン、ゴドフスキ、レヴィーンなどを集め始め、
ピアノの勉強をしていた時から、ボレットの助言を読んで、色々聞いてみました。
でも色々聞いても、未だに本当の意味では理解できてませんね。
偉大な演奏とは謎であるといった人がいますが、そういう気もします。
ただロマン派時代の巨匠たちは掌握力がすごく、もう解釈とかそういうレベルを超えてると思います。
それに共通して、音は人それぞれ異なっているのに何とも言えない気品があります。
とにかく色々聞き続けることによって、少しでも理解できるようになりたいですね。
93名無しの笛の踊り:04/05/16 21:27 ID:icc7C6hu
千蔵氏の「20世紀のピアニストたち」ではラフマニノフは一章ごと書かれてましたね。
生い立ち、圧倒的スケールで伝説的存在になった経緯や、録音時のエピソードまで。
フランシス・プランテについての詳しい文献というのも貴重ですね。
94名無しの笛の踊り:04/05/16 23:31 ID:icc7C6hu
この人のバルカロール感動した!
これ聴いたら他のは聴けない。
95名無しの笛の踊り:04/05/17 21:31 ID:cm68BwpY
>>88
やっぱりそうなんだw
ショパン編曲といえばゴドフスキが有名だけど。
96名無しの笛の踊り:04/05/18 14:34 ID:91eN3CPh
>>17
私も「The Art Of Piano」を観てモイセイヴィッチに一目惚れしました。
NAXOSの録音集を購入しようかと思っています。
97名無しの笛の踊り:04/05/18 23:03 ID:Id9ssT99
名盤の誉れ高いセルとの皇帝はまだか〜?
98名無しの笛の踊り:04/05/19 15:48 ID:d8cVDs4U
>>97
亡くなる1ヶ月前に収録されたサージェントとの「皇帝」は知ってたが
セルとも共演してたとは・・・・。聴いてみたいな。
99名無しの笛の踊り:04/05/20 16:39 ID:1+eswW1U
>>98
38年盤がDanteから出ていたのだが勿論廃盤・・・。
100名無しの笛の踊り:04/05/21 16:34 ID:xHh+4i7H
>>100
・゚・(つД`)・゚・
密林で注文しておいたNAXOS「展覧会の絵」も品切れになってるし・・・。
届かなかったらHMVで再注文するか。
101名無しの笛の踊り:04/05/21 21:59 ID:sxos1fH2
>>100
マジかい・・・。
NAXOSって廃盤無いんじゃなかったっけ?
102名無しの笛の踊り:04/05/22 08:38 ID:vtW3Nbol
>>100、101
日本の密林はダメポ、、、
一番確実なのは米の密林だったりする。

ショパン集1&2をフランスの訳の分からんサイトで注文したのだが
代金がカードから落ちているのに届かんとは精神衛生上悪い
ユーロ高いし、、、そろそろくるころだとは思うが
税関でひっかかったかも、、、お願いだ、エロDVDじゃないんだ。
103名無しの笛の踊り:04/05/22 11:21 ID:sb0SWdPV
>>102
つーか、カード会社に「商品届かんのに引き落とされてるぞ、ゴルァ!」
と言っておくべきだと思う。

もし何ヶ月経っても不着なら、返金してもらった方が良い。
104100:04/05/22 19:45 ID:1zbXRpZ/
>>102
それ酷いな・・・。
国際郵便は扱いが荒っぽくいい加減だと聞いたが。

ついでに、密林より品切れ表示のNAXOS復刻盤も含め発送完了のメールあり。
今回追加分で在庫の底がついたのだろうか?
105名無しの笛の踊り:04/05/23 18:04 ID:5cYjfjEg
>>19
シューマン、「子供の情景」超名演!!
とにかく優雅で響きが素晴らしい。ショパンも同様で。
106名無しの笛の踊り:04/05/24 02:47 ID:EFvf6BXR
>>104
orzもう手に入らないの・・・・?
展覧会の絵、聴きたいよママン。
107名無しの笛の踊り:04/05/24 18:47 ID:WjGByWOZ
>>59
タンホイザー序曲、ハンガリアン狂詩曲2番!!!!
なんつー豪華なアルバム。
108名無しの笛の踊り:04/05/25 01:34 ID:9o5Eiq9Z
モイセヴィッチの演奏は、何気なく聴いていても毎回必ず驚かされる。
表現を越えた創造と、歌う音色のためなのかな。
109名無しの笛の踊り:04/05/25 15:43 ID:7k4fLbTF
SPスレ落ちたみたいだな・・・。
向こうでも時々話題になっていたのに。
1スレ目も途中で落ちちまってたなぁ。
110名無しの笛の踊り:04/05/26 11:36 ID:uUx62Fyl
>>102
ショパン作品集というとAPRの?
無事届くことを祈るよ。
111名無しの笛の踊り:04/05/26 16:02 ID:SS8WIOrS
111
112名無しでの笛の踊り:04/05/28 00:42 ID:hm6cFg1D
ところで、皆様方がそれぞれ一番の名演だと感じるのはどれ?
113名無しの笛の踊り:04/05/28 05:45 ID:gDCrx/gb
ショパンの舟歌だろうな。小品を同じ人の演奏で一日に10回以上聴いたのは
これが初めてだったと思う。
114名無しの笛の踊り:04/05/28 22:48 ID:hm6cFg1D
やはり舟歌はイイね。私もやはり舟歌か、拮抗できるのはラフマニノフの前奏曲op.32-10でしょうか。
115名無しの笛の踊り:04/05/29 16:29 ID:3s+0SUA+
作曲者自身が絶賛したパガニーニの主題によるラプソディも捨てがたいぞ。
116名無しの笛の踊り:04/05/30 10:43 ID:a9hDTCpB
ベルガマスク組曲「月の光」優雅。
117名無しの笛の踊り:04/05/30 17:49 ID:9zO+Y4aA
1937年(NAXOS収録)のラフマニノフP協2番は自演盤と双璧を為すぐらいだと思う。
118名無しの笛の踊り:04/05/31 16:13 ID:o5XyTtrq
>>117
それマジ?もしそうなら買うんだけど。
119名無しの笛の踊り:04/06/01 16:03 ID:xjgSpqgz
>>118
>>117じゃないですが、ラフマニノフが「私よりも理想的に演奏する。」と賞賛したのは確か。
12053:04/06/01 20:59 ID:On86PFP7
1ヶ月前に注文した「展覧会の絵」がやっと届きました。きっちり1ヶ月かかるとは、やるなAmazon。w

ただ、聴いてみてガックリ。技巧がかなり衰えているらしく、同じNaxosのヤンドーの方が良いと思いました。
指が良く回らなくなっているのかモタつく箇所が多くて痛々しい感じがしました。

が、全盛期の録音はやはり(・∀・)イイ!!ですね。

シューマン「子供の情景」も非常にロマンティックな演奏で良いですが、ブラームス「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」がスゴイ!!
音質は悪いですが、1930年の録音ということを考えればかなり良い方でしょう。
モイセイヴィッチの粒の揃ったタッチが堪能できますし、鑑賞に支障はないと思われます。

とりあえずご報告までに。
121名無しの笛の踊り:04/06/03 04:00 ID:pUNqmUGR
テクニックの衰え?はラフマニノフの死が大きく影響しているらしい
訃報を聞いたのはラフマニノフのピアノ協奏曲2番を録音している最中で
大変ショックを受けて、収録をほっぽって暫くひきこもりみたいになってしまって
ピアノの練習を全くしなかった時期があるらしい。
50年代に録音された協奏曲2番はとても物悲しく、まるで葬送曲。
122名無しの笛の踊り:04/06/03 14:58 ID:01Uvxff0
ラフマニノフは本当に多大な影響力があったらしいねぇ。
作曲・指揮・演奏の音楽面は勿論、人格も立派だったとかで。

ユージーン・オーマンディによるラフマニノフの回想録
「ラフマニノフは巨大な体格をした大人物だった。
 初めて会って話しかけたとき、私は彼を怖いと思った。
 それほど迫力があった。彼に見つめられると・・・・
 彼は、私がそのころ知っていたほぼ誰よりも背が高かったので
 見かけによらずとても温かい人なのだと気がつくまでにずいぶん時間がかかったものだ。
 実際に彼は誤解されやすい人だった。いろいろな出来事があってみて初めて
 彼は他人でなく真の友人なのだと気がつくことが出来る類の人物である。・・・」

ナタン・ミルスタインによるラフマニノフの回想録
「ラフマニノフは笑わせたり、笑ったりするのが大好きだった。
 私も、冗談を言い合って彼を楽しませるのが好きだった。
 
 彼は誰が何と言おうと正直な人間であった。生真面目さも有名である。
 厳格に一人の人間としての意見を即座に決定し、それを変えることも無かった。」

1943年に亡くなった際には、遺族は勿論の事、
従兄弟でF・リスト直弟子のアレクサンドル・ジロティ、
ミルスタイン、ホロヴィッツ、ピアティゴルスキー、モイセイヴィッチ・・・
ラフマニノフに接した事のある全員が深い悲しみに暮れたとの事。
特に血縁者でラフマニノフの兄のようだったジロティは訃報を聞き、涙を流し続け
悲しみから回復できないまま2年後に本人も亡くなった。
ラフマニノフを父のように慕っていたホロヴィッツもショックで1ヶ月間全てをキャンセルした。
123名無しの笛の踊り:04/06/04 15:46 ID:SiSz/uM1
モイセイヴィッチってメトネル・パルムグレン・チェーシンズ・・・etc
のような近代の作家のあまり顧みられない楽曲を取り上げたことでも有名だそうだが
チェーシンズ「香港のラッシュアワー」は題名見た際にジャッキー・チェンでも出てくるのかと(ry

功績はメトネル、ワーグナー/リスト「イゾルデの愛の死」の普及に貢献しているようだ。
124名無しの笛の踊り:04/06/04 23:09 ID:mgE6gDK7
子供の情景・展覧会の絵のCD、密林で品切れから一転で24時間以内に発送になっておるなw
125名無しの笛の踊り:04/06/05 08:07 ID:b6BhVSpe
NAXOS6のデリウスのコンチェルトがいいなー。
126名無しの笛の踊り:04/06/05 19:59 ID:4fZhZDhk
シューマン、ショパン、リスト、ラフマニノフといったロマン派だけだと思っていたけど
近代音楽もあれほど卓越した演奏をするとは・・・・。感服。
127名無しの笛の踊り:04/06/06 16:41 ID:03fbiQH+
師のレシェティツキとその弟子たちの紹介ページがあったので参照までに。
ttp://www.78rpm.net/column03.html

ワーグナー/リスト編 タンホイザ序曲 実に素晴らしかった。
ジョルジ・シフラのDVDもボーナストラック目当てに欲しくなりました。
128名無しの笛の踊り:04/06/07 21:27 ID:AUtMexfN
子供の情景といえばART OF PIANOでコルトーも終曲"詩人のお話"を弾いていたねぇ。
「あなたはまだ夢の中に残されたままです」の通り幻想そのもの。眼がイッてたけれども。
129名無しの笛の踊り:04/06/09 14:44 ID:3k1ouT+s
終戦直後にイギリスでジョージ・ウェルドン指揮、フィルハーモニア交響楽団と共演した
チャイコフスキー・ピアノ協奏曲第1番のエピソード。


第1ホルンのデニス・ブレインは筋金入りのモイセイヴィッチのファンで
紅潮した顔でプロデューサに「上手く行きそうですね。このオーケストラはきっと今まで最高ですよ。」と言っていた。
この演奏での逸話を後にBBCのラジオで話している。

「 私が20歳の頃でしたが、敬愛するピアニストのモイセイヴィッチの演奏会に出ました。
 私はサインが欲しくて楽屋に行きました。
 その2年後の演奏会で、今度は友達がサインを欲しがったので、彼にまた頼みました。
 彼は私の顔をあの無表情な顔でじっと見つめると、『最初のは気に入らなかったのかね?』 と訊ねました(笑)」
130名無しの笛の踊り:04/06/09 15:00 ID:jpAU8KSA
モイセイヴィッチの無表情と言えば、testament盤のライナーに 
When Benno Plays・・・・と題されたカリカチュア出てますね。
131名無しの笛の踊り:04/06/09 15:38 ID:3k1ouT+s
>>130
それは初耳。
意外と音楽家もそういった風刺画の対象になっていたのか。
大道芸人のようなパガニーニやリスト、パデレフスキの毛髪を揶揄したものは有名だけれども。

少し違うがアレクサンドル・ブノワの描いた若きプロコフィエフの肖像画の題名は
「怒りっぽく、不器用で、不細工な男」と聞いたことがある。
ピカソや他の有名画家の描いたストラヴィンスキーの肖像画は完璧にユダヤ人にしか見えない。
132名無しの笛の踊り:04/06/09 20:34 ID:F6a9iwEM
どうも廃盤多いな。
決定版の誉れ高い51年EMIのハイフェッツとのクロイツェルソナタが見当たりません・・・・。
133名無しの笛の踊り:04/06/10 14:59 ID:kIBW3uKr
>>125
ディーリアスの華麗さはいいね。
ショーンバーグの大作曲家の生涯でも評価が高かったよ。

話は変わりますがNAXOS8集は何時頃発売予定なんだろう?
ショパンやベートーヴェンもそろそろ御願い致したい。
134名無しの笛の踊り:04/06/10 18:33 ID:jD2rUAgK
>133
デーリアスって読むのか

>話は変わりますがNAXOS8集は何時頃発売予定なんだろう?
直訴する?
135名無しの笛の踊り:04/06/12 01:56 ID:hUPDhO3G
>>134
直訴というとNAXOS JAPANに嘆願のメールを?
136名無しの笛の踊り:04/06/12 16:41 ID:2iZ2NInw
ハロルド・C・ショーンバーグ著「ピアノ音楽の巨匠たち」において
モイセイヴィッチが高く評価されていました。

『レシェティツキーの弟子の中で最も華々しかったのは、同じ頃やって来た
 イグナーツ・フリードマンとベンノ・モイセイヴィッチだった。・・・・・・・

 モイセイヴィッチは1890年、オデッサに生まれ、1908年英国に居を定めた。
 レシェティツキーのもとへ行く前、9歳のときオデッサでルービンシュタイン賞を得た。
 彼はリサイタルですぐに優雅なピアニスト、"天性の"ピアニストと認められた。
 天性という意味は、ピアノは彼が腕と手を伸ばした範囲にあり、
 彼は緊張も格闘もせず、平然とピアノを弾いたということである。
 モイセイヴィッチは、極めて精巧で流れるように弾く抒情的なピアニストだった。

 ラフマニノフは彼を自分の音楽の後継者とみなし、
 モイセイヴィッチが自分の曲を弾いたとき、その弾き方にひどく心を打たれた。
 後年モイセイヴィッチの非常に優れた技巧も少々落ちた。
 しかしその演奏にいつも生気を与えていた繊細な音楽的衝動は衰えることはなかった。
 レシェティツキーの多くの弟子同様、その曲が実際にロマンティックな時代に演奏されたと同じように、
 ロマンティシズムの最後の跡をとどめた演奏をした。
 それは柔軟で、絶えず旋律を歌い上げ、内なる声に心を傾け、音符には自由に対処することを意味する。
 モイセイヴィッチの場合、自由がいつも立派な音楽性によって和らげられてた。』
137名無しの笛の踊り:04/06/13 14:41 ID:s12nMvxY
どこかの記録で見掛けたが、昭和7年にも来日公演をしているそうだ。
138名無しの笛の踊り:04/06/14 15:35 ID:fW6z47vb
>>136
ショーンバーグ氏も含め欧米の批評家はスラヴ系への評価が片寄りすぎていると
クラウディオ・アラウが批判していたようなしていないような。

ショーンバーグ批評集にも
「私の心の神殿、パンテオンには5人のロマン派のピアニストが祀られている。
 ヨゼフ・ホフマン、セルゲイ・ラフマニノフ、ベンノ・モイセイヴィッチ
 ヨゼフ・レーヴィン、イグナツ・フリードマンそしてその王座を分かつ者はラフマニノフとホフマンである。」
とあり、ドイツ系ではルドルフ・ゼルキンに触れる程度かと。
139名無しの笛の踊り:04/06/16 15:20 ID:JSLovElE
>>136
>彼は緊張も格闘もせず、平然とピアノを弾いたということである。
>モイセイヴィッチは、極めて精巧で流れるように弾く抒情的なピアニストだった。

的を得た分析だね。
ゴドフスキ「こうもり」によるパラフレーズのような難曲の演奏でも技巧感が消え失せている。
140名無しの笛の踊り:04/06/17 00:29 ID:h/ym8TRp
そのゴドフスキーの「こうもり」って史上初録音らしいじゃん。
141名無しの笛の踊り:04/06/18 03:17 ID:sAPQ45cx
他のスレッドでモイセイヴィッチ氏がロマン派の演奏に長けていると伺ったのですが
この方がロマン派に次いで数多く行っている、ベートーヴェンの演奏はどういった趣なのでしょうか?

どなたか演奏を聴いた感想をお教え願えませんでしょうか。
142名無しの笛の踊り:04/06/18 13:03 ID:QXe3xy48
>>138
確かにショーンバーグの批評は偏りはあるけど、『アラウの対話』を読むと、アラウの音楽観もドイツ寄り過ぎると思ったけどね。
基本的にアラウはドイツで活躍した音楽家以外は全く認めていないからね。
フィッシャー・ケンプ・フルトヴェングラーなどはほとんど手放しの賞賛(フルトヴェングラーは盲目的と言えるほど)なのに、
ホフマンもラフマニノフも批判(ホロヴィッツは例外だった)し、トスカニーニやストコフスキーもこき下ろしている。
アラウはアメリカで人気だった音楽家はベルリンでは一流と認められてない人間ばかりだったと言っているし…。
『アラウの対話』は非常に面白い本なんだけど、アラウの意見はちょっと…。
アラウのような意見はブレンデルの本とかを読んでも感じられることでもある。
ドイツ・オーストリア楽派とポーランド・ロシア楽派の仲が悪いという風に理解すべきなんだろうね。
また、ショーンバーグの批評は偏りがあっても賞賛している音楽家の批評は非常に的を射たものだと思う。
知識も相当のものだし、日本の批評家の批評に比べればはるかに優れていると思う。
日本の批評家はモイセイヴィッチを時代遅れ、ラフマニノフを主観的過ぎる、ホフマンを名人芸とみなしたぐらいだから…。
143名無しの笛の踊り:04/06/20 11:47 ID:MOv8/lGL
age
144名無しの笛の踊り:04/06/20 17:58 ID:TGrIWncl
アラウはラフマニノフを内容の無い音楽家だと切り捨てているからねえ
145名無しの笛の踊り:04/06/21 16:11 ID:wiMNr8pR
>>142>>144
そこまで偏見が多いのもちょっとね・・・
楽譜至上主義ってヤツなのかな、かといってアラウも盲信的ではないはずだけど

ホフマンもラフマニノフ、モイセイヴィッチ、レヴィーンのようなピアニストは
ロマン派への偏狭なイメージとは違って、貴族的で完璧に統御された高度で古典的ともいえるアプローチなのに
現在ではどう言うわけか「ロマン派」とヴィルトゥオージティが異端審問のごとく忌み嫌われるのが惜しい
他にも無機質な古楽器派での「ミシン・バッハ」も、時代考証の名を掲げているが
バッハ本人は雄々しく、荘厳で、即興演奏では不思議で突飛な美しさがトレードマークだった
何かと槍玉に挙げられるワンダ・ランドフスカ夫人のロマンティックで力強い演奏がどうして違うと言うのか
146名無しの笛の踊り:04/06/22 18:38 ID:PDy5WTjp
age
147名無しの笛の踊り:04/06/23 18:07 ID:gqxxxs17
sage
148142:04/06/23 22:35 ID:WVND6yqY
>>145
激しく同意です。
今でも20世紀の前半を名人芸の時代とかと本で書いているのを見るとがっかりします。
しかもほとんど研究もしてもいないのに音楽学者が平気で書く。
そしてそれを読んだ人は、偉大なロマン派のピアニストの演奏を聞きもせずに偏見を持つ。
日本の場合はロマン派の偉大な演奏をほとんど生で聞けなかったから実感できないのと、
元々の西洋音楽の伝統の欠如という問題も大きいのかもしれない。
ここ最近は若い音楽ライターを中心としてロマン派の演奏を見直しているみたいです。
100人のピアニストが載っている本でもラフマニノフ・ホフマン・モイセイヴィッチが選ばれたし…。
80年代後半、日本でもにわかにロマン派の演奏の見直しがあったのも大きい要因なのかも。
そのときの記事は「20世紀前半の演奏は(原典主義と呼ばれた人でさえ)何と表情豊かだったのだろう」だった。
そして千蔵八郎氏は『20世紀のピアニストたち』で、ホフマンの演奏を聞いた上で、
「ホフマンの演奏はロマンティックなピアニストと現代のピアニストの中間という感じがする。
それだけにその後、コンクール時代になってしまったことが残念でならない。」
149名無しの笛の踊り:04/06/24 21:53 ID:45vGp/cD
sage
150名無しの笛の踊り:04/06/25 01:22 ID:BKVXjQKg
age
151名無しの笛の踊り:04/06/25 10:55 ID:qKdvSuf+
Hosyu
152名無しの笛の踊り:04/06/25 15:40 ID:tfucdTBt
>>148
>100人のピアニストが載っている本でもラフマニノフ・ホフマン・モイセイヴィッチが選ばれたし…。
日本では珍しいこったな。題名を教えてくれんかね?
153名無しの笛の踊り:04/06/25 15:51 ID:KsuATOfM
>>152
『クラシックCDエッセンシャル・ガイド100 ピアニスト編』
154名無しの笛の踊り:04/06/25 16:11 ID:tfucdTBt
>>153
どうも。
それなら一度見掛けたが、結構値が張った記憶が。
155名無しの笛の踊り:04/06/26 04:26 ID:hrE7VtKu
こちらもよろしくおながいします。

SP時代のピアニスト&ピアノロール 3
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1088189344/
156名無しの笛の踊り:04/06/26 18:36 ID:eGrzsTp8
>>155
SP時代のピアニストのスレ、モイセイヴィッチとラフマニノフしか現存してないのかよ・・・。
157名無しの笛の踊り:04/06/27 21:22 ID:0Y5q5A6k
NAXOSやAPR録音集をコンプリートした椰子いる?
158名無しの笛の踊り:04/06/28 16:24 ID:WCZrMEHh
>>157
まったく関係ないけど、NAXOSの復刻の方が秀逸なのだろうか。
159名無しの笛の踊り:04/06/29 00:41 ID:m7UaL4JP
NAXOSのSP復刻は伝説的な技師が行なっていると聞いたが。
詳細は忘れちまった。
160名無しの笛の踊り:04/06/29 15:34 ID:rJ3vyc7K
age
161名無しの笛の踊り:04/06/29 18:23 ID:Y2mzAdQR
>>158
Danteの復刻はかなり古臭い、音がこもる上ノイズも多い
APRはDanteよりはマシな程度、出来に差がある
PianoLibraryはノイズ除去方式で高音がきつめ、音の芯はとらえられている
Naxosはバランス重視、ただ画一的すぎるきらいもある
162158:04/06/30 16:35 ID:Hkbvd4kJ
>>161
サンクス!
ノイズ除去だとパワー不足になりがちだし
NAXOSの1〜7を集めようかな。
163名無しの笛の踊り:04/07/02 16:14 ID:jqLYFrtu
>>148
千倉氏の著書はほんと学ぶ点が多いっす。
例えば、ポロネーズ変イ長調『英雄』は近頃
何故か弱弱しく切れ切れに演奏するピアニストが多いが
黄金期のピアニストの演奏は雄大で、巨大なスケールの叙事詩のように
まさに『英雄』の名に相応しい演奏なのが素晴らしいです。

ラフマニノフ、ホフマン、レヴィン、モイセイヴィッチ、フリードマン、ローゼンタール・・・・etcは
テンポや拍節を厳密に行いつつ、旋律を浮き彫りにし、内声を歌わせる術が完璧ですね。
古典、バロック、ロマン派の作曲家は本人が大演奏家だった当然の理由から
楽譜に記された以上の最上を引き出すべく作曲されている訳ですし。

前述のピアニストも含め、スレ主題のモイセイヴィッチは
ショパン、シューマン、リスト、ラフマニノフ等のロマン派作品や
ドビュッシー、ラヴェル、プロコフィエフ、グラナドス等の近代作品へのアプローチも
作曲家の創造した意図を最大限まで高めるという感覚が好きです。
164名無しの笛の踊り:04/07/03 16:55 ID:UD4vnsRw
>>34>>65
もっそい亀レスすまぬが
シフラのDVDのボーナスはタンホイザー序曲が完全収録されているのかい?
1938年テイクは15:18の演奏時間だけれども。
165名無しの笛の踊り:04/07/03 21:32 ID:HbGyab4t
>164
おまけといっても勿論フルサイズで入っているよ
1954年収録、ちょっとモタついたりミスタッチらしきところがが何箇所かあるけど
1938年版と比べても曲全体の勢いみたいものは変わらないと思う
映像の迫力も相まって初めて見終った時は呆然としてしまったよ。
166164:04/07/05 13:49 ID:DCOu3ksP
>>165
ども。
好々爺な感じのくせに、タンホイザー序曲を
元の交響楽そのままみたいに弾いちまうのが恐ろしいw
ラフマニノフ作品、ショパン作品、こうもりのパラフレーズでもブッたまげた。
167名無しの笛の踊り:04/07/06 23:28 ID:Khp8rM0n
モイセヴィッチの本ってないのかいな?
168名無しの笛の踊り:04/07/06 23:33 ID:NTn2aE2w
ピアノロールスレッドで挙がっていた
本を知りたい・・・
169名無しの笛の踊り:04/07/08 00:57 ID:sJihfkk1
>167
アマゾンの洋書にそのものズバリ"Benno Moiseiwitsch"ってのがあるけど。
170名無しの笛の踊り:04/07/08 14:21 ID:K28XFcdT
>>169
ほんとだ。
でも品切れ臭い発送日数・・・・。
171名無しの笛の踊り:04/07/09 14:21 ID:VdCS5EGj
冒頭でも評価の高かったNAXOS6:近代作品を入手しますた。
難曲中の難曲ゴドウスキ:こうもりパラフレーズやフランス作品も見事。
ストラヴィンスキー、プロコフィエフまであったのはちと意外。
172名無しの笛の踊り:04/07/10 17:35 ID:4s2WEEFq
age
173名無しの笛の踊り:04/07/11 17:32 ID:vW81R8Pg
>>165
そんなに素晴らしい演奏なのですか?
シフラのDVDに収録されているとのことですが、本編よりも価値がありそうですか?
174名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 19:55 ID:QXubvvcU
>173
本編の方も多大に期待して件のDVDを購入したけど
特に憂鬱な時とか、BONUSトラックばかり見てる
本編より価値があるかどうかは人それぞれだと思うけど
素晴らしい演奏であることは確か
いかにもリストらしい難解なアレンジを無表情で弾きこなす姿はカッコいいよー。
175名無しの笛の踊り:04/07/12 18:27 ID:9RdsY/QL
無表情ワロタw
ルービンシュタインみたいに渋い爺さんなのか。
176名無しの笛の踊り:04/07/13 17:12 ID:oAnexvHI
>>173です。

>>174
ありがとうございます。
一度この方の演奏する映像を見て、その迫力に圧倒されてしまいました。
演奏の録音も勿論すばらしいですが是非映像でも見たいですね。
177名無しの笛の踊り:04/07/15 23:26 ID:zY1BgtDh
>>168
ピアノロールスレに何冊か出典が載っているけどどの本?
178名無しの笛の踊り:04/07/17 15:17 ID:uFhcf5bQ
保守age
179名無しの笛の踊り:04/07/17 23:13 ID:bCSO9adb
>>102だけど
三ヶ月弱でやーっと届いた
販売元にゴルアして、郵便局にゴルアしてから
返金の小切手届いて換金手数料の高さにorzだったが
小切手を業者に送ろうとした前の日に届いた
寸でのところで手数料の2700円ドブに捨てるとこだった。

家族は「これに懲りて海外から物買わないことだ」というけど
先日日本のアマゾンで「6週間以内に発送」ってやつを
注文したらやはり「期日内に手配できなかった」という返事が、、、
そういう目に会うと、24時間以内発送の場合、海外サイトは魅力的だなと。
いままでヨーロッパからでも2週間かかったことがなかった
アメリカなら最短5日で届いた事も。

苦労して買った甲斐があって
自分の脳内で流れるショパンはモイセイヴィッチ版になった。
180名無しの笛の踊り:04/07/17 23:17 ID:bCSO9adb
>>179
6週間>6日間の誤り、スマン
まあ「本当に欲しいものはアマゾンで買うな」
という格言wが身にしみる今日この頃、、、。
181名無しの笛の踊り:04/07/18 18:30 ID:OUWrO4wc
>>179
お、おめでとさん。
収録曲はバラード、ポロネーズ、プレリュード、スケルツォ+αだったかね。

同じくベートーヴェン集の月光、ハイフェッツ共演クロイツェルも聴きたいが入手困難・・・。
NAXOSでフリードマン&フーベルハイムのクロイツェルの新譜も出ることだし
こちらのクロイツェルも復刻して戴ける事を祈る。
182名無しの笛の踊り:04/07/19 23:53 ID:DYooZD9A
ハイフェッツと共演していたのか!
となるとクライスラー&ラフマニノフやハイフェッツ&ルービンシュタインに並ぶレベルの共演じゃないか?
183名無しの笛の踊り:04/07/20 21:01 ID:z5ItpxZb
ショパンのバラード4の真の良さを教えてくれたのがモイセイヴィッチ
若い頃の演奏はコーダー部も速くてシビル
新しい方も曲全体としてまとまっているような感じ
しかしバラード1は「らしい」ところは随所にあるけど
あまり良い演奏ではないなぁ、思うにリヒテルのように
技術的に脆いところがあったんじゃないかと
その裏返しとして各々、時代劇の終幕のような派手な演奏や
川の流れのような優雅な演奏があったと。

withハイフェッツどこにも売ってないよね。
184名無しの笛の踊り:04/07/22 16:35 ID:rq++ZeUo
何処にも無いんだね・・・・・。
SPならあったのだけど。

ttp://pine.zero.ad.jp/strad.records/Heifetz079.jpg
「ハイフェッツ モイセヴィッチ
 ベートーベン ヴァイオリン・ソナタ 9番「クロイツェル」
 HMV ALP 1093 赤地に金文字 半円ニッパー
 フラット重量盤 英オリジナル
 ハイフェッツのベートーベン・チクルス クライマックス。
 このレコードは発売当時、さぞ話題になったことでしょう。
 一筋縄ではいかない「クロイツェル」だけに、ピアノにはモイセヴィッチが起用されました。
 レコード1枚両面を使う贅沢なカッティング。
 果たして演奏の成果は如何に。盤:M ジャケット:NM」

ジャケット、やはりモイセイヴィッチは無表情w
18560:04/07/22 17:57 ID:6x47hvEO
ハイフェッツと共演したクロイツェルを持ってますよ。
何年か前に出たハイフェッツコレクションに入ってます。
完全限定版だったので、今は中古を探すしか方法はないかもしれませんね…。
実は初めて手に入れたモイセイヴィッチのCDがクロイツェルのCDでした。
186名無しの笛の踊り:04/07/22 18:00 ID:6x47hvEO
あ、名前は60になっていますが、間違いです。すいません。
187名無しの笛の踊り:04/07/24 01:25 ID:25Ul+O+s
>>185
いいなぁ。RCAハイフェッツ大全集Vol.7に収められているんだよね。
気付いた頃にゃ廃盤・・・。
188名無しの笛の踊り:04/07/24 17:07 ID:0AbyOQuU
>>185-186
( ゚д゚)ウラヤマスィ・・・
できればレポをお願いしたい。
189名無しの笛の踊り:04/07/25 16:17 ID:ycUihcsc
APR盤だと1949年録音未発表のクロイツェルなんだよね。
ハイフェッツからの苦情でお蔵入りになり
モイセイヴィッチの遺品から準マスター音源が発見されたとかで。
190名無しの笛の踊り:04/07/26 15:22 ID:x0E5Ml6b
名盤なのになぜか廃盤といえばベートーヴェン「皇帝」のセル/クリーヴランド盤もね。
最晩年のサージェント盤も老成された演奏でいいのだが。
191181:04/07/27 15:46 ID:ALZC+M4w
>>181だが、密林にPlays Beethoven vol.1&2を注文したが問題なく到着。
アンダンテ・ファヴォリ 悲愴 月光 ワルトシュタイン クロイツェル・・・どれを聴いても最上の演奏。
vol.2にはSP最後期に録音されたピアノ協奏曲第3番もあり、それも予想以上の素晴らしさ。

よくありがちなベートヴェンの堅苦しい演奏とは対極のようで
生命感に溢れ温かく流れるようでいて緊張感の漲る圧倒的な表現。
普通のピアニストよりもテンポが速いにも関らず「自然」としか言い様がない。
暫く呆然としてしまった。

>>189の通り、ここに収録されたクロイツェルソナタは49年に収録されたらしい。
こちらもかなりテンポが速く、ハイフェッツの鋭敏な演奏とモイセイヴィッチの重厚さが強烈な印象。
伴奏の域を越えた「共演」と呼ぶに相応しい演奏。


しかし聴くたびに気になる所は、何故これだけ素晴らしい演奏が忘れ去られてしまうのだろうか?
モイセイヴィッチに限らず、SP時代の黄金期には現在では想像も出来ないような演奏家が数多く居ると言うのに。
192名無しの笛の踊り:04/07/27 19:35 ID:JUXS/Mt2
音質が良くないから、あと、良さを伝える人がいないから
新しく生まれてきた人は、余程のきっかけ
(ただで手軽に聴ける、たまたまテレビで特集が組まれる)
がない限り、そもそも知る機会がないからだと思いますよ。

そういう意味では、NAXOSの完全無償サンプルは
最高だったんですが、最近楽曲の一部しか聴けないように
なってしまいましたね。多分、2chでも話題になりすぎたり
して、アクセスが増えたんでしょう、やむをえないと思いま
すが、とても残念ですね。
193名無しの笛の踊り:04/07/28 08:34 ID:HJOBKpFH
AmazonからベートベンVOl.1は届いたけど
ハイフェッツ共演がVol2にあると聞いて
早速調べたけど日米ともに在庫切れ(メーカ待ち?)

懲りもせずフランスのあるサイトに頼んだよ。
194名無しの笛の踊り:04/07/28 08:40 ID:HJOBKpFH
ハイフェッツのベートベン良すぎw
195名無しの笛の踊り:04/07/28 16:04 ID:zZ+DTfun
>>192
明確な理由だな・・・ちょっと悲しくなってきたけれど。
確かに自分自身も Art of Piano 観なければ聴く事もなかったやもしれん。
TELARCのラフマニノフ・ピアノロール復刻のような始めてでも聴き易いものが増えればいいのだが。
19世紀後半〜20世紀初頭の演奏家好きとしてはNAXOSは本当に感謝。
196名無しの笛の踊り:04/07/29 00:00 ID:PjceuCtD
音質の欠点もピアノロールならいいのでしょうけど
問題は復刻の技術と技師の耳ですね
TELARCのRachmaninoff Playsシリーズは白眉でした
197名無しの笛の踊り:04/07/29 05:33 ID:3W4efvDE
>>193
やはり在庫切れで待つしかないようです!
ハイフェッツ共演を聞くまで死ねないな(笑)

198名無しの笛の踊り:04/07/29 09:23 ID:FtPxQESo
モイセイヴィッチの全集はNAXOS社長がかなり入れ込んでいるみたいだからまとまったものになるでしょう
199名無しの笛の踊り:04/07/29 17:59 ID:Ipt3UF+i
>>197
Amazonは発送期日が当てにならんのが痛いよな
NAXOSのサン=サーンス、リスト、グリーグも「6〜7日」を信じて注文したのに
メールにて「4〜6週間」だとの通達、しかも二度目
案外HMVの方が届く場合もあるかもな、場合によっては安いし

>>198
それは朗報だ
ぜひ愛好家垂涎の名演である
舟歌、クロイツェルを含めたショパン、ベートーヴェン集を望むよ
200名無しの笛の踊り:04/07/29 18:22 ID:PjceuCtD
200Get
201名無しの笛の踊り:04/07/29 18:22 ID:/foKkuQh
  / _   _|_。 ___ _   |||
/|    ./  |     /      /    /
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    /\___/ヽ
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  . |(○),   、(○)、.:|'::::::::
  | J ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|':::::::
.   |   `‐=ニ=‐ 'J.:::::::|':::::::
   \J `ニニ´  .:::::/':::::::
,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、.':::::::
:   |  '; \_____ ノ.| ヽ i':::::::::::::
    |  \/゙(__)\,|  i |'::::::::::::::
    >   ヽ. ハ  |   |':::::::::::::::::::
202名無しの笛の踊り:04/07/29 22:27 ID:3W4efvDE
>>199
HMVは検索結果の情報量が少ないので
あんまり好きではないけど
約束を守るといった点ではHMVだと思う。
203名無しの笛の踊り:04/07/31 00:47 ID:5TbAbAYv
BBC&サージェント盤ラフマニノフ、ベートーヴェン協奏曲は如何なのかしら。
204名無しの笛の踊り:04/08/02 01:30 ID:y117Pbe+
素敵な演奏ね
205名無しの笛の踊り:04/08/02 11:47 ID:y117Pbe+
>>193
おまいさん、そのフランスの通販サイトは大丈夫なのかい?
206名無しの笛の踊り:04/08/02 17:15 ID:yiiC+LIY
>>205
わかんないw
事前に問い合わせしても返事がきたし
忘れた頃に届けばいいや
どっかみたいに散々待たせた挙句
「ダメだった」ってのは無いだろうと

本当は本家のイギリスのサイトから取ろうと思ったんだけど
カードが通らなかった、エセVISAカードじゃだめなのかなぁ。
207名無しの笛の踊り:04/08/02 23:43 ID:y117Pbe+
そうか、本家からならストックがある限り確実だわな

ちなみにNAXOS録音集が銀座の山野楽器にVol.1〜7まですべて在庫有
探してるおまいさん方は是非
208名無しの笛の踊り:04/08/04 02:16 ID:XF+DRaNo
いい傾向じゃないか。
再評価著しい事の実証でもある訳だ。

その中のムソルグスキー:展覧会の絵 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第2番 ゴドウスキ:パラフレーズ メトネル:御伽話
などといった作品は素晴らしいばかりか史上初録音に等しく、貴重でもあるからな。
209名無しの笛の踊り:04/08/05 16:32 ID:sjvAF14X
NAXOSのチャイコフスキー・ピアノ協奏曲集と
リスト・ハンガリー幻想曲、サン=サーンス、グリーグ・ピアノ協奏曲買ったよ。

こういった協奏曲形式の演奏というとピアノとオケの凌ぎ合いが多いけど
モイセイヴィッチは流石に全体を捉え、技巧の消え失せた見事な演奏だった。
それでいて謳い輝くピアノの音は決して隠れずに。
やはりラフマニノフの自作自演に近い演奏なのかも。
210名無しの笛の踊り:04/08/07 13:55 ID:Xv73QB65
age
211ywwe:04/08/07 19:22 ID:K9wIRpqR
音質が良くないから、あと、良さを伝える人がいないから
新しく生まれてきた人は、余程のきっかけ
(ただで手軽に聴ける、たまたまテレビで特集が組まれる)
がない限り、そもそも知る機会がないからだと思いますよ。

そういう意味では、NAXOSの完全無償サンプルは
最高だったんですが、最近楽曲の一部しか聴けないように
なってしまいましたね。多分、2chでも話題になりすぎたり
して、アクセスが増えたんでしょう、やむをえないと思いま
すが、とても残念ですね。
212名無しの笛の踊り:04/08/09 01:03 ID:+u/kvjAf
SP時代から決定版の誉れ高いフリードマン録音集4のWithフーベルマン・ヴァイオリンソナタNo.9よりも
やはりモイセイヴィッチWithハイフェッツのが優れていると思う
技量の底も見えず、張り裂けそうな緊張感を保ちながらの舞うような昂揚感は余人に替えがたい
213名無しの笛の踊り:04/08/11 16:08 ID:jVHbP8DQ
>>192>>211
何故2つ?

それは置いといてNAXOSの試聴サービス無くなっちまったか
全曲完全に聴けるサンプルなんて良心的なモノは滅多になかったのにな
214名無しの笛の踊り:04/08/14 11:15 ID:tG6h3e5g
話題ないなぁ・・・。
新譜でも発売されればいいのだが。
215名無しの笛の踊り:04/08/16 17:38 ID:Z1/qFUdC
シフラDVDキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
半音階的大ギャロプと小人の踊りは笑ったw
シフラの演奏は毒気がある。

ボーナス:モイセイヴィッチの演奏は「自然」としか言えない。
38年盤と比べても殆ど遜色なし。
上の方で誰か言ってたようにどっちがオマケかわからない。
216名無しの笛の踊り:04/08/18 04:15 ID:xItvhIsA
ラフマニノフスレでうやむやになってたけど
「アートオブピアノ」に出てきたラフマニノフ2番の
フルバージョンって存在しないのだろうか?
217名無しの笛の踊り:04/08/21 13:57 ID:cmXDEPyW
218名無しの笛の踊り:04/08/21 15:27 ID:mPEN912I
>>216
ランバート指揮、1944年の演奏映像だね。
デイム・マイラ・ヘスの映像と同じくBBC系列の戦意高揚フィルムなのかな。

BBCだったら1954年のラフマニノフ2番と
1963年ベートーヴェン皇帝のライブ録音もあるけど映像はどうなんだろう。
219名無しの笛の踊り:04/08/23 17:17 ID:8MGvchPw
>>189
>>191
>>194
手に入ったので聞いてみますた。
二人の肩がこらない余裕のある演奏ぶりが心地よい。
嫌味とか耳障りというところが全くない。
こういう演奏を作れる技巧に脱帽。
癒し系という言葉は本来こういう演奏に使うべきものだと思った。
220名無しの笛の踊り:04/08/23 18:32 ID:NBivyyld
モイセイヴィッチは顔も文字通り癒し系だしな
開業医とかやって白衣着ているじいさんに居そうな顔だ
若い頃はちょと関根勉に似ている。
221名無しの笛の踊り:04/08/25 03:50 ID:8aHWwp4n
>関根勤
茶噴いたw
APRライナーの若き日の写真はどこの芸人かと(ry
茶目っ気のある癒し系
222名無しの笛の踊り:04/08/25 09:14 ID:Gk8xQI4J
222
223名無しの笛の踊り:04/08/26 16:49 ID:yv9pIoPK
>>189
亀ながらなんでハイフェッツは気に入らなかったんだろう?
それなりにバランスよく入ってるように思えるんだが。
224名無しの笛の踊り:04/08/27 00:49 ID:4bUoh8Vp
ベートヴェンの演奏は神すぎる
ttp://www.towerrecords.com/product.aspx?pfid=1701942
225名無しの笛の踊り:04/08/27 17:34 ID:eWtsql+P
ワーグナー=リストの愛の死は
この人以上の演奏は聞いたことが無い。ホロヴィッツですら敵わない。
音楽の自然さ、盛り上がり、何度聞いてもすごすぎる。
226名無しの笛の踊り:04/08/27 19:17 ID:gzLFx337
タンホイザはミケランジェリの録音があるけど
「ミケランジェリですら」と思ったから
改めて彼の演奏の凄さを認識した。
227名無しの笛の踊り:04/08/28 16:22 ID:42Fwu1B3
>>223
録音の比率がPf5.5>Vn4.5くらいだったからじゃないかな
クライスラーとラフマニノフのようなエピソードがあったら面白いけど
228名無しの笛の踊り:04/08/28 21:45 ID:fasRwNk4
>227
>クライスラーとラフマニノフのようなエピソードがあったら面白いけど
自分もそう思った。
誰かも言っているけど、あまりにも情報が少なすぎる
そんなもんで、既出のアマゾンの洋書を注文したよ
頑張って英語読むよ、その前に届くのかw
229名無しの笛の踊り:04/08/29 00:59 ID:Oz8lzVni
>>225
>愛の死
SP録音上の都合から全曲版ではないのに
あの内声の歌わせ具合、虚しいまでの優美さはちょっとないね

舟歌op.60もモイセイヴィッチを聴くと他のピアニストを可哀想に思う
230名無しの笛の踊り:04/08/29 08:50 ID:kjD7oXNW
モイセイヴィッチの真似をして
手を高いところからストンと落として和音に命中させようとしたら

「グキッ」

となった。
231名無しの笛の踊り:04/08/29 10:57 ID:zh6zj6KS
>>227
ハイフェッツの録音を聞くと、それくらいの比率でもいいような気がするけどね。
232名無しの笛の踊り:04/08/29 17:41 ID:XuKnJaKH
>>230
ホフマンの真似しなくて良かったな
あの頭上まで挙げて打ち下ろすffは神業
233名無しの笛の踊り:04/08/30 14:38 ID:bfulgwIa
>>231
音色が独特でちょっとキツい時もあるから?
234231:04/08/30 17:25 ID:5pkkj/iM
>>233
そう。もちろん、ハイフェッツの録音も素晴らしいけどね。
235名無しの笛の踊り:04/08/31 16:01 ID:jpmfFppM
>>224
悲愴、月光、ワルトシュタインは実に素晴らしかったよ。
いつものようにテンポはかなり速いけど、自然さ、舞い上がる旋律、そして温かさ。
それでも荘厳さは失われずにベートーヴェンそのもの。
クロイツェルは言うまでも無く。
236名無しの笛の踊り:04/09/02 01:16 ID:BI25H5W7
ショパン&ベートーヴェン録音集、withセル『皇帝』のような名演の数々、再販してくれないかなぁ・・・・
このまま忘れ去られるなんて愚かなことはないと願うけれど
とにかくNAXOSに期待
237名無しの笛の踊り:04/09/02 16:23 ID:352CgWyY
>>235
>>209氏が協奏曲について>技巧の消え失せた見事な演奏だった
と評しているが、協奏曲のみならずモイセイヴィッチの演奏からは
技巧は技巧を感じさせない段階で初めて技巧たる事実を思い知らされる。
「自然さ」こそ技巧の真骨頂であり技巧ばかり褒められるのは
実は技巧のない証拠なのかも知れない。
238名無しの笛の踊り:04/09/04 01:36 ID:dQE6t1zd
しかし技巧すら超越した支配力という奇跡も1950年からは衰退の一途を感じてしまうね
239名無しの笛の踊り:04/09/05 16:31 ID:pDrVNJOX
ボレット&チェルカスキースレより転載

102 名前: 名無しの笛の踊り 投稿日: 04/08/26 16:16 ID:RwAEQzzW
” Moiseiwitsch in Recital ”というCDの最後に
チェイシンズが進行するモイセイヴィッチのインタビューが収録されているらしい。

104 名前: 名無しの笛の踊り 投稿日: 04/08/30 17:18 ID:5pkkj/iM
>>102
チェイシンズとモイセイヴィッチのインタビューの詳細はココ。
ttp://www.arbiterrecords.com/notes/120notes.html

>>103
自分の家の近くの塔にもないよ。チェルカスキーもないし、モイセイヴィッチもないし。
ゴドフスキーも、ホフマンもない。さすがにラフマニノフはあるけどね。
240名無しの笛の踊り:04/09/07 15:58 ID:dsrYIcvs
>>189
>>191
>>194
>>219
カデンツァだと注文できるね。密林は望み薄っぽい。
APRは見つけたらその場で買わなけりゃ後悔するからな・・・。
241名無しの笛の踊り:04/09/07 21:00 ID:1Mw8s0FY
            
242名無しの笛の踊り:04/09/07 22:24 ID:jsdTm+sW
マズルカの録音って残っているのだろうか?
兄弟弟子のフリードマンによる超名演があるだけに、是非聴いてみたい。
243名無しの笛の踊り:04/09/08 21:30 ID:x4OaPtje
ベートーヴェンは当時、権威だったシュナーベルよりも優れていたというと言い過ぎだろうか。
何を弾いても、こんなに音楽を聴く喜びを与えてくれるピアニストはいないね。
244名無しの笛の踊り:04/09/10 16:38:18 ID:7JkCm//O
>>243
過言ではないと思うよ
そういえばレシェティツキの同門だから共通点もあるのか
モイセイヴィッチは技術的な不足もほとんどないしね
245名無しの笛の踊り:04/09/12 18:37:00 ID:P4HMVmfA
なんだか絶版、在庫切れが激しすぎる
ついでにage
246名無しの笛の踊り:04/09/13 16:27:59 ID:pUBUH862
>>10
>>35
>>239
バッハ/リスト編 幻想曲とフーガ ト短調かぁ・・・・・激しく聴きたいねぇ
とにかくダメ元でも取り寄せ注文しておくか

モイセイヴィッチの演奏はとにかく癒される
圧倒的なスケールのデカに包み込まれるような感覚
時折、言葉を失わざるを得ない瞬間もまたいい
247名無しの笛の踊り:04/09/15 14:58:52 ID:88oOoOHE
何卒APR&NAXOSで協力してMoiseiwitsch全集を発売していただきたい
248名無しの笛の踊り:04/09/16 21:01:55 ID:V4REilkN
>>247
いまのとこ全集があるのはラフマニノフ、コルトー、シュナーベル辺りかな?
249名無しの笛の踊り:04/09/19 16:56:01 ID:RVm7jMHJ
保守あげ
250名無しの笛の踊り:04/09/19 18:14:05 ID:bgEVji/v
あらえびす(野村胡堂)、野村光一 両氏の著書でも
モイセイヴィッチの演奏が取り上げられていましたよ。

どちらも好印象だけどパハマン、パデレフスキー、コルトーは賞賛の嵐にも関らず
モイセイヴィッチはテンポ、ルバート、強弱が勝手すぎってのは笑わせていただきました。
251名無しの笛の踊り:04/09/20 00:52:43 ID:NoIngZ0Q
>>250
2人とも批評家や研究家というより趣味人だったからね。
そりゃ単に好みの問題だろ、と突っ込みたくなる部分も含め
結構楽しんで読んでしまう。
252名無しの笛の踊り:04/09/20 11:38:56 ID:4/EEJqM/
>>251
2人が好みの問題ということに終始してしまうのは、当時、西洋音楽を勉強できる状況がなかったこと、
どれだけの人がクラシックのレコードを集めていたか…ということを考えると仕方ないけどね。
西洋音楽の伝統のなさ、情報の少なさは、今でも尾を引いていることではあるけれど。
モイセイヴィッチがあまり知られていなかったということがそれを証明しているといえるしね。
253名無しの笛の踊り:04/09/20 16:55:52 ID:L/zofbTQ
>>250
あらえびすはかなりの判官びいきだよね
たしかフリードマンの批評で演奏じゃなくマズルカ自体に
「この程度の、夢の無い円舞曲」云々は激ワロタ
野村光一は昭和2、7年の訪日公演と在英時代に
モイセイヴィッチの演奏を何度も聴いていたらしく、まともな評価だったはず
254名無しの笛の踊り:04/09/21 00:28:03 ID:NAu1HbRM
有名な批評家だと聞いていたけど主観的なのか
黄金時代の音楽家関連で信頼できる和書ってあるのかな?
255名無しの笛の踊り:04/09/21 13:51:20 ID:KyQ+kBHk
>>254
まあ、どの批評家も主観的だと思うけどね。色々読んで、情報を集めるのがいいと思う。
欧米のライナーノーツとかは多少参考になるかもしれない。
ヒストリカル録音のものは、本当にその演奏家を尊敬している人が書くことが多いし。
本は、モイセイヴィッチならショーンバーグとか、チェイシンズあたりがいいのかな。
イギリスの評論家の本とかも情報が多そう。
256名無しの笛の踊り:04/09/21 14:49:54 ID:8ySW1P9e
>>254
255氏の言葉通りどの批評家もそれぞれに主観的。
ただどの批評家にもスタンスがあるから
そこから主観的な批判も賞賛も大体の理由はつかめる。
257254:04/09/22 23:37:16 ID:wULHEuh+
>>255ー256
度を超えなければ、それなりに主観的の方がわかりやすいかもね
感性の合う批評家だったら他の演奏家の参考にもなりそう
ただドイツ楽派と東欧ロシア楽派みたいな対立関係も気を付けないといけないけど

モイセイヴィッチの話題に戻るけど、ステレオ音源は残っている?
258名無しの笛の踊り:04/09/24 21:21:47 ID:dgZQwMr5
保守age
259名無しの笛の踊り:04/09/26 13:37:00 ID:o1HnUXlC
保守age
260名無しの笛の踊り:04/09/27 04:38:34 ID:XTthdOrX
この人は1890年生まれと新しい世代だが、ピアノロール記録は無いのか

Pearlのアコースティック録音集が最初期と考えるべきか
261名無しの笛の踊り:04/09/27 16:34:12 ID:OnW8uiq5
>260
ピアノロールの記録はあるそうです。

俺はなにを見てたんだろうか
フィリップスの"Great Pianists of the 20th century"の
ライナーノーツに婦人と、娘、本人が目をつむって
レコードを聞いている写真がある。
これはもしかして奥さんと子供だろうか?
なぜだろう涙が止まらない。
262260:04/09/29 16:14:44 ID:7PzxT/zL
>>261
サンクス
CD化されていないだろうので、複数曲ではないのか

この時代のピアニストは一部を除いて情報量が極端に稀薄だと思うが
残念なことにMoiseiwitschも例外ではないのか
263名無しの笛の踊り:04/09/29 22:26:33 ID:0G6RhbuD
アマゾンで検索すると
ピアノ独奏録音集
あるいは
モイセイヴィッチのピアノ録音集
(アイビィー)
というのが出てくるのですが、困ったことに収録曲が出てません。
ご存知の方お教え下さいませんでしょうか?
264名無しの笛の踊り:04/10/02 02:29:10 ID:wzVe9ytH
『最高のテクニックとは、まったくそれと気付かれないようなものだ』
Pablo Casals “パブロ・カザルス 鳥の歌”より

真っ先にラフマニノフ、ホフマン、モイセイヴィッチを思い浮べたよ。
265名無しの笛の踊り:04/10/02 10:25:24 ID:3qWQEBTM
>>264
その逆の例としてホロヴィッツを思い浮かべた。
266名無しの笛の踊り:04/10/02 17:41:16 ID:8sn19mMV
>>263
アイヴィーってNAXOSの国内代理店だったと
NAXOS Japanで検索するか、"Moiseiwitsch"で密林検索して輸入盤を買われては?
267名無しの笛の踊り:04/10/02 23:14:46 ID:wzVe9ytH
>>263
と言いますか、お探しの演奏はどのようなものですか?
作曲家別もとい作品などでしたら力添えできますよ。
268名無しの笛の踊り:04/10/04 10:50:36 ID:/Cr3IKYc
263です。
ご助言どうもありがとうございます。
>>266
おかげさまで事情がわかりました。
>>267
特定の探している演奏というわけではなく
ダブりを避けたかったのです。
269名無しの笛の踊り:04/10/04 12:11:52 ID:LED/Q5+K
>>265
それでも3人ともホロヴィッツの演奏を賞賛したけどね。調子のいい時は素晴らしいよ、やっぱり。
ただラフマニノフが不満を漏らしたように、ホロヴィッツは時々、非音楽的になっていたから…。
270名無しの笛の踊り:04/10/05 17:16:47 ID:2hO2RS5K
ホロヴィッツがアメリカ初演で、意図的とはいえチャイコフスキーの協奏曲のオクターヴで爆走したのを諫めたのは有名だねぇ。
271名無しの笛の踊り:04/10/05 18:10:56 ID:OhpSj0Bv
でもその理由を言ったらラフマニノフは笑ったよ。

 by ホロヴィッツ
272名無しの笛の踊り:04/10/06 15:59:38 ID:gub8hSjE
>>261
貴重な情報ありがとう。
何故かは解らないけれど、俺も幸せな気分だよ。

>>271
サージェントとの共演だったよな、それ。
ホロヴィッツ回想で
「よし、それじゃイギリスのお殿様、
 キエフの農民から素敵なプレゼントをお見舞いしてやろうじゃないか!」
ってのは素敵だったよ。
273名無しの笛の踊り:04/10/07 22:17:32 ID:DHcUy53x
>>260
ここで謝肉祭売ってますよ
ttp://www.bluesrolls.com/Ampico.html

ここを見る限り過去にそういうLPがリリースされていたようです
ttp://www.r-vcr.com/music/sony/
ここは頼めばコピーを作ってくれるのかな?

他に水の戯れやショパンのワルツなんかがよくebayに出品されていますな
274名無しの笛の踊り:04/10/09 16:16:48 ID:XKMwNL68
横レス失礼

>>273
リアルアンピコロールなんだ・・・_| ̄|○
ラフマニノフ・プレイズのNASAの復刻技術とやらでCDして欲しいな
275名無しの笛の踊り:04/10/10 18:41:45 ID:wzC4R822
NAXOSより、モイセイヴィッチVol.8
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番&第5番出るみたい
3番はサージェント、5番はセル
276名無しの笛の踊り:04/10/12 14:32:31 ID:WqFoAldg
>>275
NAXOS JAPANには情報ないけど、これかな?
ttp://www.naxos.com/mainsite/NaxosCat/Naxos_Cat.asp?item_code=8.110776
277名無しの笛の踊り:04/10/13 23:48:05 ID:ieVXAokR
未発表音源とかもっとないのかな・・・・
とりあえずイゾルデの愛の死は一度全曲版で聴きたい
278名無しの笛の踊り:04/10/16 17:04:30 ID:WifFFi6y
>>275-276
新譜キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ひょっとしてWithセル「皇帝」は>>97氏の言っている録音かい?
Withサージェントの3番はAPRの未発表クロイツェルとカップリングされていたね。
279名無しの笛の踊り:04/10/19 17:35:43 ID:upiKUW7W
密林の"Benno Moiseiwitsch"って洋書、版元切れらしい・・・・
もうライナーノーツしかないのか
280名無しの笛の踊り:04/10/21 07:43:53 ID:Qe48AaqV
age
281名無しの笛の踊り:04/10/21 17:52:02 ID:MagczJTI
GREAT PIANISTSを持っている方にお伺いしたいのですが
この2枚組みにはステレオ音源は収録されているのでしょうか?
よろしくお願いします。
282名無しの笛の踊り:04/10/21 19:25:55 ID:BKzNriEw
>281
CDのジャケットにSTEREOって書いてあれば
「あるよー」と即答できるけど、書いてないんだよね
とりあえず録音の新しいやつ(50年代?)は
片方ずつ聞くと音が濁るのでステレオだと思います。
283名無しの笛の踊り:04/10/23 20:45:46 ID:GR9775dc
>>282
ありがとうございます。
SP音源の演奏を中心に聴いていたのですが、LP時代の演奏もよさそうですね。
主にどういった曲が収録されているのですか?
284名無しの笛の踊り:04/10/23 23:06:57 ID:T2bFYHzm
>283
収録曲のうちショパンとラフマニノフはLP時代の物です
前者は舟歌、ノクターンE、G、バラード3、4、スケルツォ2、4、幻想即興曲
後者は楽興の時16-4、プレリュードG、協奏曲2番。

幻想即興曲なんか聞き飽きてるはずなんだけど
聞かせてくれる、あれだけ小気味良く演奏しているピアニストはそういないと思う。
285名無しの笛の踊り:04/10/25 07:09:11 ID:q5p4M7Yh
久しぶりにモイセイヴィッチのプレリュードやタンホイザー序曲を観ていて思ったのだけど
肩から腕全体を使った重力奏法といい、柔軟な手首、指を自然に伸ばし気味にしたタッチといい、本当に自然で理想的なスタイル
これらがあの下手すると肉声以上の温かい音色の秘訣なのかなと思う
286名無しの笛の踊り:04/10/25 14:14:44 ID:3Jorgn/a
>>284
GREAT PIANISTSを聞いて感心して集め始めたのだけど
曲全体を把握した上での表現の上手さや凄さに驚いた。
繰り返し聞いても飽きの来ない演奏が多くお買い得だったw
>>285
温かみを失わずにキレ味の良さを保っているのも凄いと思う。
柔軟な手首を鋭く使ってキレを出すのかな。
287名無しの笛の踊り:04/10/28 22:14:19 ID:ZxGvxB09
モイセイヴィッチ、ラフマニノフに共通するのは
「聞いていて飽きにくい」というところかな
聞かないでおく間が少なくてすむ
非常に経済的だw
288名無しの笛の踊り:04/10/28 22:33:36 ID:xuN0p/AB
なるほど皆巧いこと言うね
本当に何度も聴いているはずなのに毎回唖然とさせられる
奇抜でも、突飛でもないのに毎回新しい発見があるよ

ちょっと教えてもらいたいのだけど、モイセイヴィッチが初演した
"メンデルスゾーン/ラフマニノフ編 真夏の夜の夢〜スケルツォ"
が世紀の名演だと耳にしたけど、噂に違わない演奏かな?
289名無しの笛の踊り:04/10/29 13:17:46 ID:tDOKV/HZ
>>288
鋭さを押さえ気味にした柔らかな演奏です。
ラフマニノフのキビキビとした演奏と比較すると面白いかも。
290288:04/10/31 03:51:17 ID:NJzAzkEk
>>289
ありがとう、さっそく注文したよ

ホロヴィッツすら「恐ろしく複雑」と洩らしたこの曲をどう料理しているか楽しみ
ラフマニノフ本人の演奏もある意味恐ろしいw
291名無しの笛の踊り:04/11/02 15:27:47 ID:BXxJYirn
Abram Chasins said to his friend the great pianist Josef Hofmann.
"I think I have Just heard your heir apparent."
Hofmann's immediate reply was,
"Ah,so you heard Moiseiwitsch.
Now there's a natural pianist in the romantic tradition."

NAXOS Great Pianists Moiseiwitsch 5 ライナーノーツより。
チェイシンズの著書『Speaking of Pianists』からの引用でしょうか?
それにしてもラフマニノフ、ホフマンの両巨人から最高の評価を受けていたというのは・・・
292名無しの笛の踊り:04/11/03 18:27:21 ID:/V/VDi06
>>286
キレがあって、しかもff以上でも音割れ、濁りもないんですよねぇ。
爆演の代名詞チャイコフスキーの協奏曲No.1でも決して狂騒に陥らない気品が素敵です。
293名無しの笛の踊り:04/11/04 00:08:56 ID:0DzYcmQ9
>>292
テクを売り物にするピアニストは多かれ少なかれ音割れするものだけど
強くも神経の行き届いた打鍵で余裕を残して優雅さを感じさせるから凄いね。
即物的なテクニックがものを言う時代にはオーバースペック的な存在
だったのかも知れない。
294名無しの笛の踊り:04/11/04 10:45:34 ID:rxTq30T0

モイセイヴィッチのベートベンは素晴らしい。

それに嫉妬したホロヴィッツは
「ベートーベンなんてヘタクソピアニスト御用達ですよ」
と言ったらしい(笑)そしたらある方面から非常に反感をかった?
本人自身も非常に悩んだらしい
ホロヴィッツは12年間人前に出なかった。

295名無しの笛の踊り:04/11/04 16:14:50 ID:a4ZwZXLh
>>294
そう言われてみればモイセイヴィッチほど印象に残る
ベートーベンのソナタの演奏って思いつかない。
296名無しの笛の踊り:04/11/05 16:42:48 ID:pXaGPXnL
>>294
ラフマニノフが最高のピアニストだと公言していたのは
常にホフマン(気分の乗ったとき)だったから、ホフマンには羨望と嫉妬をしていたとかw
新しく台頭してきた若手ではモイセイヴィッチとルービンシュタインを気に入っていたそうで
ホロヴィッツの発言には嫉妬と対抗心丸出しの部分が結構あるね
297名無しの笛の踊り:04/11/06 14:22:29 ID:CeG+k4LZ
>>296
ラフマニノフのピアニスト達への影響というのは凄いよね。
音楽家としての魅力だけでなく人間的な魅力もよく語られるけど
そうした無形の影響も興味深い。
アートオブピアノでモイセイヴィッチがラフマニノフの声色を
真似しているけど、本当に懐かしそうな表情が印象的。
298名無しの笛の踊り:04/11/07 15:37:10 ID:RE0eLQPi
>>297
アートオブピアノのラフマニノフ:前奏曲Op.32-10 ロ短調は
最晩年の1963年のものだそうですね。
その前のインタビューの収録年は不明ですが
美しい想い出に耽るように回想していましたね。

モイセイヴィッチの書籍はAPRから出ていたようですけど絶版ですし
復刊か、それ以外に新しく出ないんでしょうか・・・。
299名無しの笛の踊り:04/11/08 16:41:09 ID:Kx8O8CJG
シューマンが(・∀・)イイ!!と思ったんだけど、
Pearlの”Moiseiwitsch in Recital”に収録されてる
交響的練習曲、クライスレリアーナ、謝肉祭はどんな演奏?買い?
300名無しの笛の踊り:04/11/09 12:57:09 ID:Pir8XebP
>>299
そのCDこのスレで話題になった舟歌や展覧会の絵も入ってるし
とりあえず買っといて損はないと思うよ。
301名無しの笛の踊り:04/11/10 01:22:29 ID:u8wi2eoX
>>203
通販で購入しました。早く届かないかな。わくわく。
302名無しの笛の踊り:04/11/12 14:45:47 ID:Z6aBTsou
保守あげ。
303名無しの笛の踊り:04/11/12 16:03:28 ID:OnLW0ic4
>>301
これだね

 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」
 ベンノ・モイセイヴィチ(P) サージェント(指)BBC交響楽団
 録音
 1956年8月6日ロイヤル・アルバート・ホール
 1963年3月6日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール

モイセイヴィッチは1963年4月9日に亡くなっているから、皇帝が白鳥の歌になるのかな・・・
これ聴いたら泣いてしまうかもしれない
304名無しの笛の踊り:04/11/14 01:14:28 ID:8RwT14KY
>>300
サンクスです

この他にこれは聴いとけ!!てのはある?
305名無しの笛の踊り:04/11/14 14:54:02 ID:UQeWs0j3
>>304
モイセイヴィッチのハズレ(もちろんどれも凡庸という意味ではない)は
まだ聴いたことないから逆に推薦するのが難しい。
好きな曲なら期待を裏切らないと思う。

曲の好き嫌いと関係なく驚いたのは
295で書いたけどベートーベンのソナタ。
Moiseiwitsch in Recitalの中だと展覧会の絵に驚かされた。
306名無しの笛の踊り:04/11/16 19:02:15 ID:ctPpRoYX
502まで落ちたから一度あげるか。
リストの愛の夢聞いてピアノの発表会で弾く曲、なんて
思ってたことに反省した。
307名無しの笛の踊り:04/11/16 19:33:23 ID:cnNsNETb
>>304
arbiterから出ているラフマニノフの思い出が収録されているCD
ラフマニノフと初めて会ったのは1919年のカーネギーホール・・・で始まる15分強のインタビュー
308名無しの笛の踊り:04/11/17 19:56:42 ID:Yw87gp1u
>307
これの一番最後?
ttp://www.emusic.com/album/10785/10785379.html
309名無しの笛の踊り:04/11/19 16:22:06 ID:jFHZH7+o
>>16
遅れ馳せながら、それ買ったよ!
これだけ初期にスクリャービン、ドビュッシー、パルムグレンを録音してたとは驚き
師匠のレシェティツキだとかショパンのマズルカもあってお買得感もある
短い小品をあれだけ魅力的に演奏するのはステキ

管絃部は弱いにしてもメンデルスゾーンのピアノ協奏曲第1番ト短調も見事に弾きこなしているね
310名無しの笛の踊り:04/11/19 19:42:55 ID:gHBMh3QY
>308
自分はうっかり登録して9.99ドル取られたが
そのインタビューだけ聞きたいのであれば
(クレジットカードが必要だけど)フリートライアルがあるので
それを使用するのが吉。
311304:04/11/20 15:58:35 ID:iQvm3Kw/
>>307
またまたサンクスです
入手困難なようですが>>239のリンクからインタビューは見れそうですね
312名無しの笛の踊り:04/11/23 01:14:33 ID:IGNDc8VU
NAXOSからのwithセル『皇帝』はどんな演奏なのか期待です。
ピアノソナタみたく名盤なのかと鶴首状態。
313名無しの笛の踊り:04/11/26 00:42:06 ID:12l6Ypf9
保守age
314名無しの笛の踊り:04/11/27 03:07:36 ID:O5X4j1rL
>239のリンク先のインタビューを何とか読んでみたが
***
6歳半からピアノを始めた
6人の兄弟、2人の姉妹が居たが
よせばいいのに、自分だけが姉がピアノを弾くのをいつも横に座って見ていたので
家族は自分に素養があると見てレッスンを受けさせた
オデッサの学校にいってレッスンを受けた、練習が嫌で嫌でどうしようもなかいにもかかわらず
確実に腕が上がらざるを得なかったので今晩の放送に出演するに至った(笑)

ピアノの練習を強制的にさせられた
なんとかしてサボるために練習を聴いている父親が眠るように演奏した。

ルービンシュタイン賞の発表だというので学校の重役が
「君がルービンシュタイン賞獲得だ」と言った
「えっと、ありがと」と私は言った、彼は「驚かないのか?」と言ったが
私は「別に」と言った、私は誇りに思わなかったが予想外のことだったので「しめしめ」と思った。
*注(家族が喜ぶだろうと思った?)
しかし家に帰るとすっかり忘れていつもどうりの日常を過ごして次の日の朝になった
母親が自分を起こして学校へ行く準備をさせる時に

「そういえば誰がルービンシュタイン賞を取ったの?」と聞いてきた

「ふぁああ、言うの忘れてた、僕が取ったよ」
***
面白いと思った部分を訳してみたけどどういうもんだろうか?
315名無しの笛の踊り:04/11/27 22:36:11 ID:4GOS80jZ
>>314
ぐっじょぶ!
人を食ったインタビューだw
316名無しの笛の踊り:04/11/30 18:07:55 ID:i1ZWAdQj
どうやら
モイセイヴィッチってシスコンだったようだね。
317名無しの笛の踊り:04/11/30 22:44:41 ID:i1ZWAdQj
思うんだけど、、、このスレって隠密同心みたいなスレだなと
「落ちもせず、寂れもせず、かといって賑わいもせず、奢らず」
タイトルの本人もこういう人だったのだろうか
自分でも書いてて訳わからんな〜。

ともかくモウセイヴィチは利他的な人間だったんだろうね
「俺が弾くと皆喜ぶから」
ホロヴィッツはテクニックというものを追及した人間だと
子供だったんだろうね、、、さもなくば12年も悩まんよ。
ラフマニノフもモイセイヴィチと境遇は似ていて
「やりたくねー」って感じだったけど
途中で一念発起して「作曲家!」ってのになった風だが
そうは問屋がおろさねって感じで苦労した。

モイセイヴィチの凄い所は
自分の作曲家的な部分を隠してたというかな

「何故ベートベンなんか弾かなければならんの?
だったら俺のベートベーンにしてやる」

JAZZ(混沌)とした部分を織り交ぜつつ
伝統が受け継がれたふりをする?

ラフマニノフはモイセイヴィッチを
理想の芸術家だと羨ましいと思いつつ尊敬したのでは?
318名無しの笛の踊り:04/12/01 15:42:57 ID:hou1WeTe
>>314
ワラタw
この起承転結とオチのが誰かのインタビューに似ている・・・
アルトゥール・ルービンシュタインだったかな。

しかしロシア一の大賞を獲っときながらイタズラが原因で
音楽院を退学になったってんだから、一体どんなイタズラをしたのかw
319名無しの笛の踊り:04/12/02 10:21:09 ID:U1I5WUQI
>>317
言いたいことはなんとなくわかる。
ただモイセイヴィッチもラフマニノフも
作曲家編曲家演奏家の垣根が低い時代の空気を嗅いでいる分
ジレンマはあまりなかったような気がする。
ラフマニノフは演奏より作曲が好きだったために
限られた人生の時間配分に悩んだ面はあったかも。
ラフマニノフも作曲欲を演奏で発散させていたとすれば
モイセイヴィッチは素直に演奏していたという違いかも。
>>227
今更だけどお蔵入りになったクロイツェル聴きながら
ハイフェッツの背中にピタッとくっついて操ってるような印象を受けた。
想像に過ぎないけど録音バランスの問題と共に演奏を支配されて
ハイフェッツのプライドが傷ついたのかな。
曲を考えるとあまりピアノが目立ってはいけないのだけれど
歌いまわしといい音色といいどうもピアノの美しさが目立ってしまう。
320名無しの笛の踊り:04/12/02 22:46:42 ID:jpnfgaHV
主役じゃないと気がすまないハイフェッツ君ということだね。
321名無しの笛の踊り:04/12/04 05:06:32 ID:Qw5z4Wjn
そうすると余計に発売を許可した51年盤を聴きたくなりますな
322名無しの笛の踊り:04/12/07 00:59:56 ID:1pK9ChRd
良スレあげ
323名無しの笛の踊り:04/12/10 02:06:21 ID:g5t0Jm+Z
この人も例外的にレパートリーが広いグランド・スタイルだけど
特にどの作曲家の作品に最適性を感じる?
自分だけじゃ結論できないし、それぞれの好みもあるからさ
324名無しの笛の踊り:04/12/12 14:20:10 ID:KSzZuIux
>>323
とりあえずドイツ系でしょうな。つーか、誰もレスしないのかよ?w
325名無しの笛の踊り:04/12/15 02:46:15 ID:OFiEbYFb
>>323
あんだけの演奏聴いた後にゃショパンと答えるわ

それにしても下がり過ぎだアゲるぞ
326名無しの笛の踊り:04/12/16 16:06:18 ID:NXmonAyI
>>324
モイセイヴィチの演奏でドイツ系というと
ベートーヴェンとシューマンしか聴いた事がないのですが他にもあるのでしょうか?
327名無しの笛の踊り:04/12/18 19:23:18 ID:rLwKTcbY
こんなの見つけた
ttp://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c73244603
ベンノ・モイセイヴィッチ独奏 ブルーノ・ワルター指揮 ロンドンフィルハーモニー
ラフマニノフ ピアノ協奏曲 No.2 ハ短調

となるとモイセイヴィッチのラフマニノフ:ピアノ協奏曲は
37年ゲール盤、不明ワルター盤
54年リグノルド盤、56年サージェント盤の4つ?
328名無しの笛の踊り:04/12/20 17:44:24 ID:2NTeEaUt
やっとのことでフィリップスグレートピアニストGet
329名無しの笛の踊り:04/12/20 18:12:09 ID:rDexb9wI
>>328
よかったのう。
存分に楽しんでくだされ。
330名無しの笛の踊り:04/12/23 17:15:45 ID:PBVEk6pq
>>323
超絶技巧系でリスト&ラフマニノフ

ほとんど答えてないねw
他の住人さん、一見さんも参加してくださいな
331名無しの笛の踊り:04/12/25 15:14:51 ID:FasoiMnT
332名無しの笛の踊り:04/12/25 23:53:42 ID:X0fWcBZw
>>331
同じくワクワク。
「粒の揃い方の見事さ」が楽しみ。
333名無しの笛の踊り:04/12/27 17:38:23 ID:PBB5v9oy
セルとの「皇帝」は楽しみ
第3番の「疾風のようなカデンツァ」も期待

モイセイヴィッチの左手の強靭さって凄いよね
ラフマニノフ:楽興の時op16-4の神業には唖然なった
334名無しの笛の踊り:04/12/27 22:46:38 ID:S3agaKAI
>>323
シューマンの曲を大半録音しているけどあまり合わない気がする
まあショパンとラフマニノフかな
335名無しの笛の踊り:04/12/29 18:28:09 ID:nuYniJji
10年近く前に出ていたEMIのROYAL CLASSICSを偶然入手した。
ラフマニノフのピアノ協奏曲No.2とパガニーニの主題による狂詩曲
Hugo Rignold指揮 Philharmonia Orchestra 1956年
しかもステレオ録音だったので、SP復刻でしか聴いたことがなかった
Moiseiwitschの美音と優美なレガートがより鮮明に味わえました。
泣きそうになるくらい優しくて温かい。
336名無しの笛の踊り:04/12/29 22:52:21 ID:qfiscWrM
この人の映像DVD化されないもんかな。
アートオブピアノ見るともっと見たくてストレスがたまる。
337名無しの笛の踊り:04/12/29 23:13:56 ID:5T7Cw960
>>336
シフラのボーナストラック
338名無しの笛の踊り:04/12/30 11:27:18 ID:c7Uf6jdu
>>336

EMIのシフラのDVDを買うと、シフラ伝説の半ギャは見れるし、
モイセイヴィッチの画像も見れて、二度おいしい。
339名無しの笛の踊り:04/12/30 18:05:05 ID:WeRpG5d3
>>336
シフラDVDのボーナスにリスト編タンホイザー序曲
340名無しの笛の踊り:04/12/30 20:40:56 ID:S37G/JEF
>>337-339
それはもう持ってまつ。
ラフマニノフが全部見たいと言いたかったのでつ。
341名無しの笛の踊り:04/12/30 20:48:38 ID:shx/PdQo
(´・ω・`)
342名無しの笛の踊り:04/12/30 21:28:01 ID:S37G/JEF
ともあれありがとうございまつ。
しかし、なぜシフラのオマケがモイセイヴィッチなのでしょうね。
どういうつながりなのか不思議。
343名無しの笛の踊り:04/12/31 16:03:49 ID:D5f0UmHI
>>342
それはスマンカッタ
DVDのライナー見る限りではコンスタント・ランバート指揮1944年となっているわな
ピアノも随分とアンティークな感じで音色も良かったし気になる・・・
確かに同じリスト弾きだけど、シフラは技巧バリバリの爆演系
モイセイヴィッチは技巧バリバリだけど癒し系でスペクトルが正反対か
リスト演奏の可能性を観て聴き較べる対照としての企画だとしたらナイス

ついでと言っちゃなんだけど>>331のNAXOS Historical MOISEIWITSCH 8は今日明日が発売日か
344名無しの笛の踊り:05/01/03 15:19:00 ID:w7xItDPG
新譜発売age
ベートーヴェン3番&5番協奏曲入手された方は居るかの?
345名無しの笛の踊り:05/01/06 17:09:22 ID:6JeCVb6Q
>321 名前: 名無しの笛の踊り [sage] 投稿日: 04/12/27 20:29:12 ID:mDEnTeIy
>>319

>10年くらい前にもCD化されたことあったが、今回のナクソスのは音がいい。
>音圧感が少し物足りなかったけど、でも、いいね。
>セルについて認識を新たにする点は特に無かったが、モイセイヴィチが
>いい。商品企画の趣旨は、たぶん、このピアニストを味わうためのものという
>ことだろうけど・・・最初、節回しに嫌みを感じたが、しかし、これは
>誰もが認知しておくべきピアニストだと思った。腕もいいと思うし、
>弱音など惚れる。

>ライナーノーツ末尾に、モイセイヴィチの"loveky tone"を傷つけまいとして
>フィルターやコンピュータ処理のノイズリダクションを用いなかったとあるが、
>そう決意させる演奏だ。

セルスレより拝借
今まで知らなかった人に評価されてるのってちょっと嬉しい
346名無しの笛の踊り:05/01/07 20:57:20 ID:wn32phE7
>>328
遅いけどおめでとう
一つ訊ねるけどどこで入手した?
まだ密林や犬で普通に買えんのかな
347名無しの笛の踊り:05/01/08 02:50:02 ID:9dszjyd4
マーストンは手抜きしていることもあるけどモイセイヴィッチはそこそこ力入れてるのかな
348名無しの笛の踊り:05/01/08 04:06:46 ID:+nP8TmwF
モイセイヴィッチ否定派現れないねぇ。
コルトーの40倍いいことは認めるにしても、たとえば「軽やかさ」のあの馬鹿にしたようなカデンツァはなんだ?
センスのなさがバレバレ。それまでいい気分で聴いてたのに飛び起きてしまった。そして苦笑。
やっぱり「俺こんなに弾けるんです」って誇示するピアニストに能書きなんていらないな。
最後の最後で台無しにするのはどうかと。
ナクソスのヒストリカルシリーズ復刻はありがたいが、全体的演奏レベルはホフマンやゴドフスキの域を
出るものではないのが正直なところだ。
349名無しの笛の踊り:05/01/08 06:29:29 ID:A1F8lfQd
>>348
良いと思うピアニストは誰?
350名無しの笛の踊り:05/01/08 13:32:14 ID:+nP8TmwF
>>349
盲目のピアニストなんだけどダスコリって知ってる?良いよマジで。
351名無しの笛の踊り:05/01/08 15:44:55 ID:Od27kgzO
>>350
ググったらEMI UKでリストのロ短調ソナタとコンサート・エチュード「軽やかさ」の録音と
LINNにシューマンの五重奏曲とアラベスクの録音があるようですね

どういった趣の演奏ですか?似た傾向や特徴のピアニストを挙げてもらえますかね
352名無しの笛の踊り:05/01/09 00:27:25 ID:l5EP0Wl0
ダスコリはエコノム系。離脱が遅めの打鍵。
重音で主音だけが綺麗に煌く。ツィメルマンの完璧さはないが、彼の演奏を全体的に柔らかくした感じ。
353名無しの笛の踊り:05/01/09 16:35:20 ID:K1xOxKb1
流れぶった切ってすみませんが、
ナクソス・ヒストリカルのベートーベン:ピアノ協奏曲入手。
withサージェントのNo.3は50年の録音ということでかなり鮮明で、
技巧の冴えたキレと、音色は健在。
宣伝文句通りに粒の揃いと流麗さが惚れ惚れする。
SP末期とLP初期の中間に重なった故にあまり市場流通しなかったとのこと。

withセルNo.5"Emperor"は少々古い38年録音。
意外なほどセルの精緻を極めた明確な指揮と、
モイセイヴィッチの華麗でまろやかな音色をしっかり捉えている。
50歳前後なんで技巧も闊達で、当り前だけど最期の演奏となった63年盤よりも皇帝らしい皇帝。

ついでにジャケットが若き日の姿でかなりの伊達男w
354351:05/01/12 14:36:47 ID:wVmVlwgt
>>352
ありがとうございます
ダスコリ、良さそうですね機会があれば聴いてみます

モイセイヴィッチはNAXOSラフマニノフ協奏曲&前奏曲集と
残念ながら廃盤のAPRショパン&ベートーヴェン集が特に真価がはっきり解ったんですが・・・
355名無しの笛の踊り:05/01/14 01:52:22 ID:+NMSv2kz
"ヴァルトシュタイン"で流れと色彩と変化の妙技を含め、Moiseiwitschを凌駕したものに出会ったことがない
356名無しの笛の踊り:05/01/18 21:51:11 ID:L4qzoOIl
19世紀生まれの演奏家には『千変万化』が最も当て嵌まる言葉だと思います。
もちろんピアニストに限らず、管弦楽、声楽、指揮のどれにしても。

だからこそ実力と魅力で鎬を削り合って黄金時代を築き上げたはずですし、
その録音は何度聴いても新しい発見や愕きを体感することが出来るのではないでしょうか?
357名無しの笛の踊り:05/01/20 19:29:12 ID:DbVl6yzd
明日やっとCDが来る。楽しみだ
シフラのDVDのボーナス映像見て驚愕しました
Moiseiwitsch Piano Solo Recordings のvol.1-2 6-7は
あったのですが3-5は少なくとも国内通販では見かけませんでした
店頭で売っているのでしょうか
358名無しの笛の踊り:05/01/20 20:08:27 ID:DbVl6yzd
359俺様:05/01/21 00:39:50 ID:unYikb2E
>>358
おー、それ昨日注文したやつだ。今日、発送のメールきたよ。
360名無しの笛の踊り:05/01/21 01:18:17 ID:A0m0Bdjt
なにこれ?358の視聴したけどさ、これが賞賛に値するの??
そしてもう批判の余地がないほどここのスレはみんな彼の力量に感服してるの?
これじゃ「フジ子ヘミングの世界」じゃねーかよ、、、ガックリ。イッチョ前にシンコペつけるなんて100年はえー。

ショパの練習曲10-4なんてもはや二流アマチュアと同水準。技巧的に欠陥がありすぎ。
弾けるところはとことん流麗にっていうスタイルに騙されすぎてないか?ネックとなる難所で
どうしてこんなにバラつくの?こういう土台のおぼつかないピアニストはさ、全面的にじゃなくて曲単体で
きちんと評価しろよ。ワルトシュタインで褒めるのはわかるがタンホイザーとか最後までよく聴いて吟味してるか?
モイセイヴィッチは全て素晴らしい、なんて本気で思いこんでる奴がいるとすればこれほど笑わせることはない。
361名無しの笛の踊り:05/01/21 01:25:42 ID:49Mpanua
402も、もはや単なる荒しになってきたな…
自分の価値観が普遍的なものだなどとは、間違っても思わない方がいいよ。
362名無しの笛の踊り:05/01/21 03:01:07 ID:WvSkRA4g
>>361
長文書くのがみんな402だと思ってるバカハケーン。
貴様みたいなアフォ丸だしの発言によってモイセイヴィッチスレがいかに「ぬるま湯」かわかるね。
ペルルミュテールスレと同じ運命を辿ってしまえよw
どうでもいいけど360に対してまともな返答しとけ。客観的に見てあんた無主張だぜ?w

ちなみに漏れも360に同意。この程度の演奏で喜べるのはあんたらさぞかし幸せなんだろよ。
彼の単ホイザーは好きだがね。
363名無しの笛の踊り:05/01/21 03:37:55 ID:WvSkRA4g
ていうかよ?そもそも「元至上最強のピアニストスレ」で悪名高い402は後半の方では
モイセイヴィッチに対して好意的になってないか?何だかんだ言って結局良さを認めちゃってるみたいだし。
361とかいかにも読解力なさそうだな。もっと本格的に反論できる住人はおらんの?
アンチモイセイヴィッチは少数派らしいから貴様等と違って必死なんだよ!w
善人ズラした余計なシッタカはすっこんでろboke!!
364名無しの笛の踊り:05/01/21 03:42:52 ID:49Mpanua
( ´,_ゝ`)プッ
365名無しの笛の踊り:05/01/21 08:01:57 ID:JissQzEn
ショパンのエチュードはあえて抑えて弾いてる感じがするね
この人の全ての演奏に言えることだが、有り余る技巧に裏付けられた「余裕」が感じられる
確かに練習曲は速く弾ければそれでいいんだろうけど
ロマン派の彼はあえて独自の解釈で音楽性を付け加えたんじゃないかな
だから彼の弾くベートーベンなんかは凄くいい
やたら批判している人は彼のベートーベンやチャイコフスキーは聞いたのか?

技巧を最重視する>>360>>362はシフラとか聞けばいいと思う
技巧と芸術性は残念ながら結びつくものだが
それを前面に出すとなんだかババくさくなるんだよな
シフラがショパンについてあまり評価されていないのもそのせいかもね
言っておくが俺はシフラも大好きだよ
そもそも視聴だけで判断するのはどうかと思うが
366名無しの笛の踊り:05/01/21 08:06:48 ID:JissQzEn
>タンホイザーとか最後までよく聴いて吟味してるか?

そもそも結構年齢的に厳しい時の録音なんだけどね
あとエチュードの4-10は下手とか言っているが2番はどう感じたのかな
教えてくれ
367名無しの笛の踊り:05/01/21 08:14:55 ID:JissQzEn
あとこのスレはモイセイヴィチが好きな人が集まるところなので
一々批判的な書き込みをするな
音楽なんて人によって好き嫌いがあるものだし
自分の主観が正しいと決して思わないことだ
空気を読まずにわざわざ叩く必要もないだろ
他のスレでこのスレやモイセイヴィチを叩くのは大いに結構
そんなこと彼が好きな人たちからすれば「関係ない」から
嫌いなら聞かなければいいし、この人が好きな人を叩くのは間違っているよ
>>360は文面からしてフジ子・ヘミングのスレも荒らしてそうだな
まぁせいぜい馬鹿っぷりを披露していればいいと思うよ
368名無しの笛の踊り:05/01/21 08:19:04 ID:JissQzEn
>>359
遅レスごめんなさい
どこで注文したの?
>>358のTowerRecord.comでも注文できるの?
369名無しの笛の踊り:05/01/21 12:39:54 ID:l16Dm65E
>あとこのスレはモイセイヴィチが好きな人が集まるところなので
なんだぬるま湯自認スレなのかwww
360や362以外でもモイセイを批判する真打登場を待ってる奴は相当数いるよ。
それは肝に銘じとけ。
ま、自分は中立を守っていたがおまえらあまりに批判派を馬鹿にしてるからあえて言わせてもらおう。
特に365に。
あのショパンが抑えているだと?10−4はどう考えても弾けてないだろ。
抑えるって意味わかるか?10−2も聞いたがやっぱり重要な箇所は弾けてない。
おそらく右手の流暢さと左手の拍感が珍しくてウットリしてるだけだろう。おまいらはモイセイの
そういった特異性に惚れ込んでいるってハッキリいうべきだろ。だからそれをしっかりアピールして
アゲアシとられんなよ。
それから10−4をはじめショパンの練習曲はあくまで技巧的な面が前面に出ているのであって
その点ではポリーニが至上だっていうことを わ・す・れ・る・な
表現力のないおまいらがモイセイ褒めるならハンガリー2とかで延々と粘るべきだ
真面目なモイセイファンに失礼だよ。
370名無しの笛の踊り:05/01/21 14:23:11 ID:2kkjbeVR
1940年代までは途方もない技巧だと思う。これは本当に。
1950年から晩年までは少々落ちているのもまた事実。
>>358もそうだけど晩年の演奏の数々はシュナーベルよりも技巧が覚束ないかも。
それでも「上手いなぁ」といつも感心する語り口や色彩は衰えたとは思わない。
ただ奏者の自由で対処するロマン派的感覚と
技巧が相反して破綻している部分もあるけど全体の流れや繊細さは失われてはいない。

最晩年の1963年の演奏では映像のラフマニノフop32-10とライブ録音のベートーヴェンop73
もし聴く機会があったらお勧めできるけど自分の死期を悟っていたのではないかと思う。
完全に技巧を取り払って淡々と滋味を紡ぎだしたある種の越境。
音色も往年のキレと違った円やかで深遠にまで響くような音色。
371名無しの笛の踊り:05/01/21 15:30:39 ID:JissQzEn
>10−4はどう考えても弾けてないだろ。

あぁ駄目だ
主観でしかモノを言えないのね
ぬるま湯自認スレ?スレの空気とモイセイヴィチとなんか関係あるのか?
君はもっといろんなピアニストを聞くべきだよ
372名無しの笛の踊り:05/01/21 15:35:39 ID:JissQzEn
>>369
あと自分の主観を他人に押し付けないことだ
そういうことを現実世界でやるとみっともないし
変な人だと思われるよ
匿名掲示板でしか大口を叩くことができないなんて
子供みたいだよ
373俺様:05/01/21 23:08:00 ID:bTM5xfkC
>>368
タワレコ(http://www.towerrecords.com/)ですよ。
でも1-2週間まちに変わってました。
俺様が注文したからかな?経験上pearlものはそれなりに入荷しやすいみたいですが。
374名無しの笛の踊り:05/01/21 23:38:05 ID:A0m0Bdjt
>>371=372
おまえ本当のヴァカ?主観でしか物言えないとオウムのように繰り返す前におまえこそもっと楽譜をよく眺めてみ?
色んなピアニスト聞いて真理なるものがつかめるとでも思ってるの?
言っとくが楽譜は客観的なものだから誰もごまかせんよ。「解釈」なんて言葉でいくらでも「弾けている弾けて
いない」の議論から言い逃れられるけどね(笑)
10-4や10-2が弾けていると本気で思うなら根拠をしっかり説明してみてくれよ。表層だけでいいから。
どうせ「弾けるということは、」みたいな主観言い出すんじゃねーの?
ハッキリいえるのはおまえは完全にモイセイヴィッチというネームに洗脳されているということだ。
そして「技巧的に」は弾けてないと認めているような370みたいなファンとは専門性や意識レベルが違うのだ。
スレを「雰囲気」とか「空気」いう言葉で誤魔化すのはまずいね。モイセイヴィッチスレがどれだけ安定思考
のもとにあるかということには正直驚かされるが。
具体的なことは何も言わない=盲ヲタと呼ぶにふさわしい。>366=367=371=372
375名無しの笛の踊り:05/01/22 10:20:14 ID:UTJT+R2g
>>374
あーはいはい
そうですね
ぼくもそうおもいます

>>373
情報thx
海外通販かぁ・・・
376名無しの笛の踊り:05/01/22 15:20:05 ID:F4Bcwo3v
>>375
日本のAmazonでも"Moiseiwitsch in Recital"は注文可能だと思いますよ。
以前、同じPearlの"Moiseiwitsch Complete Acoustic Recording"
を注文した際も1週間程度で届きましたし、入荷し易いのではないでしょうか。

ちょっと下がり気味なので上げておきます。
377名無しの笛の踊り:05/01/22 16:05:16 ID:gptF+tFp
私はこの人、技巧を聴くピアニストじゃないと個人的には思っている。
もちろん、上手い人であるには違いないとしても、それ以上に、
「グランド・スタイル」が私にとってのモイセイヴィッチの魅力。

だから、指がよく廻ってるものの、もう一息のところで歌が寸詰まりになる
戦前の録音より、熟成し、たっぷりと間を取った戦後の録音の方が好き。
378376:05/01/22 16:55:59 ID:F4Bcwo3v
検索したら『通常6〜7日以内に発送』だそうです。
一応アドレスも貼っておきます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000000WQA/qid%3D1081321113/sr%3D1-6/ref%3Dsr%5F1%5F0%5F6/250-8879935-2856223
379名無しの笛の踊り:05/01/22 23:11:52 ID:UTJT+R2g
あぁ!ホントだ!
アマゾンにあったか・・・
どうもありがとう
380名無しの笛の踊り:05/01/23 19:01:47 ID:wDzMpLpO
Chopin EtudeはAPR Benno Moiseiwitsch Plays Chopin vol.2 に
Op.10-4-10-11.Op.25-3の計4曲1927年録音がある
Moiseiwitsch in Recitai の演奏は晩年だそうだが
こちらは謳い心と覇気に溢れた技巧バリバリ
Barcarolle Op.60 の超弩級の名演も収録されているので入手できるなら必聴
381名無しの笛の踊り:05/01/25 11:30:41 ID:5jP8OHOs
>>357
山野楽器ではモイセイヴィッチに力を入れているのか
録音集1〜7まですべて店頭にありましたよ
他の所ではバラですらあまり見かけませんでしたが

ところでどのCDを買いました?
382名無しの笛の踊り:05/01/25 19:37:47 ID:XgbdKsH6
>>17
彼はベックリンの絵画との関係を知らなかったのかな。
ロ短調の前奏曲は帰郷(The Return)っていう作品と
関係があるようですね。実際に見たことはないですが。
383名無しの笛の踊り:05/01/26 04:55:21 ID:HHeQrILO
>>381
自分がネット通販で買ったのは1-2と6-7です
当方大阪なので梅田にクラ専門店が一軒あるので
そこ行って探そうと思います
384名無しの笛の踊り:05/01/27 21:27:52 ID:19JfP1jq
>>383
今月発売になったばかりのヒストリカル録音集8なら
専門店の店頭にはあるかもしれないですね
>>331>>345>>353の物です
385名無しの笛の踊り:05/01/29 17:09:24 ID:+mxOvV+C
>>378
それの発送連絡が早速来た。
密林にしちゃ一週間で届けるとは上々かな?

よくいわれる黄金時代の19世紀の人は
ライブで本領発揮する気質が多い気がする。
モイセイヴィッチのシューマンは
ホロヴィッツの抉るような切実な情感とは一味違った
淡々としていても優しく綴っていくような情感で好感がもてる。
386名無しの笛の踊り:05/01/31 11:27:23 ID:yDhE5KJJ
スレが落ち着いたところで>>358を試聴してみたけど確かに良くないね。
>>377同様戦後の録音は好きだけどこれは一体どうしたの?という感じ。
体調でも悪かったのだろうか。
>>370
1963年のラフマニノフは真価が出てるね。
387名無しの笛の踊り:05/02/01 23:41:02 ID:bXPsnRmM
"Moiseiwitsch in Recital"は1961年に行なわれた数回のライブ録音だそうで
技巧面では少々落ち始めているけど、オープンリール録音なので音も綺麗
一枚目のショパンは第3番ソナタ、舟歌、幻想即興曲が味わい深くて聴く幸福を味わえる
それ以外の練習曲とムソルグスキーの展覧会の絵は>>386の通り心配になるぐらい統制がない
流暢に弾いていたと思ったら突然訳がわからなくなって崩壊したりして痛々しいくらいに
二枚目のシューマンの交響的練習曲、クライスレリアーナ、謝肉祭は汚名返上どころの騒ぎじゃない!
統制を効かせた高貴なロマンティックさがシューマンに生気を与えている感じ
少し指の絡まるところもあるけど、一枚目とは別人のような演奏

全体的に「獅子の咆哮」と呼ばれた晩年のホフマンと
晩年のバックハウスにも似た推進力と生命力に溢れている演奏でした
388名無しの笛の踊り:05/02/03 17:49:27 ID:tpDsvCUU
>>387です
書き忘れましたが愛奏曲のアンダンテ・ファヴォリと、西フィンランドの踊りは
APRやNAXOSレーベルで復刻されている往年の演奏を髣髴とさせる素晴らしい演奏
389名無しの笛の踊り:05/02/07 23:08:16 ID:jDFYAQ2I
>>382
へぇー、そうなんですか。
ベックリンの「死の島」からインスピレーションを受けて
交響詩「死の島」を作曲したのは伝記だとかライナーでも書かれてましたね。

でも銅版画では感動しても、オリジナル見たら期待はずれだったそうですがw
390名無しの笛の踊り:05/02/10 00:16:32 ID:E8MNvwsD
ちょっと聞きたいんだけど
ナクソスのロマン派のレパ集の中の
メンデルスゾーン無言歌の狩の歌と22番の順序が
裏書と違う気がするんだけど間違ってる?
391名無しの笛の踊り:05/02/10 00:29:12 ID:YJUHIwvf
>>390
逆になってますよ。
訂正とお詫びとかいう小さな紙が挟まってました。
392390:05/02/10 00:42:27 ID:E8MNvwsD
>>391
速答ありがとう
僕の買った輸入版には何もなかったけど・・・・

それとこの人の演奏がすごく気に入ったんだけど
ナクソスで他にいいCDでてます?
393名無しの笛の踊り:05/02/10 17:53:59 ID:MLqOu7Jy
>>388

確かにアンダンテ・ファヴォリはいいですね。
コントロールが絶妙。
394390:05/02/11 22:02:23 ID:Le3fAVlY
上記のログも読まずに質問してしまってすみません
何度か話題に上っているようなので一から読み直してみます
395名無しの笛の踊り:05/02/12 16:12:58 ID:vNw/EOTo
「疾風のごときカデンツァ、これのみでも聴く価値あり」だって。
ナクソス気合入ってるなあ。
396名無しの笛の踊り:05/02/13 20:19:45 ID:PuTPtgr+
モイセイヴィチ〜ピアノ録音集 Vol.8
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第3番(カデンツァ;ライネッケ)(*)/
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(+)
ベンノ・モイセイヴィチ(P)
マルコム・サージェント指揮フィルハーモニアo.(*)
ジョージ・セル指揮LPO(+)
録音:1950年12月20日、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン(*)
1938年10月21日、キングスウェイ・ホール、ロンドン(+)

ウォード・マーストン復刻。(*)はIPAからCD復刻されていたが一般には入手が難しかった物。
(+)はKOCHから復刻されていたが、ここ5年ほどは廃盤のため入手困難だった物。
モイセイヴィッチの「第3番」はたしかこれが唯一。
これまで殆ど聴く機会が得られなかった録音だけに、ファンにとっては待望の発売となる。
「皇帝」にはサージェントと組んだ、亡くなる1ヶ月前というまさに最晩年のライヴもあるが(BBCL-4074)
このスタジオ録音はセル&ロンドン・フィルがバックを務めるという豪華な顔ぶれで
この曲のお手本と言うのにふさわしい、見事な風格の演奏。
第3番は元々テープ録音で、今回はSPプレス前のテープから
第5番はアメリカVictorの良質なSPから復刻。
クリックノイズ除去程度にCEDARを使用し、オリジナル音に忠実な再現を実現。
モイセイヴィッチのスマートで都会的な演奏センスがしっかりと伝わってくるサウンド。

これのこと?
397名無しの笛の踊り:05/02/15 22:42:55 ID:fLhWNwi/
>>395
で、実際のところどうよ?
398金井克子:05/02/16 12:20:43 ID:ROFbBvQI
彼はユダヤ人です
399名無しの笛の踊り:05/02/17 19:21:06 ID:e3K9Rmzo
噂によると次回のnaxos historicalのHeifetz集は
Beethoven No.9'Kreutzer' Brahms No.3 Franck
による3作のViolin Sonata復刻だそうです

もしかしたらMoiseiwitschのが来る?
400名無しの笛の踊り:05/02/19 23:44:47 ID:Y10yVwf0
>>399
調べてみた。
HMV.UKの情報によると↓

Beethoven
1. Violin Sonata No.9 In A Major Op.47 'Kreutzer'
Vn. Jascha Heifetz Pf. Benno Moiseiwitsch

Brahms
2. Violin Sonata No.3 In D Minor Op.108
Vn. Jascha Heifetz Pf. William Kapell

Franck
3. Violin Sonata In A Major
Vn. Jascha Heifetz Pf. Arthur Rubinstein

こんな豪華メンバーのCDなんて反則だろうよ。
49年の未発表クロイツェルであれだけの名演奏だったなら、
正規発表の51年のものはどれだけのもんだろう。

そろそろナクソスで手をつけてないのはショパンの演奏ぐらいか。
401名無しの笛の踊り:05/02/21 11:42:00 ID:EzXeb24Q
>>400
サンクス
いいねぇ楽しみだ

ウィリアム・カペルってリパッティと同じ夭折の天才だっけ?
402400:05/02/24 13:08:25 ID:XO+qCVVu
詳細もあるから最初っからアド貼るべきだったな。
ttp://www1.hmv.co.uk/hmvweb/displayProductDetails.do?ctx=280;-1;-1;-1&sku=359470
4日後に発売ということだがアイヴィーからの国内盤は1月遅れか?
403名無しの笛の踊り:05/02/26 12:55:20 ID:I2y2tUbA
この人の弾くリスト、もうちょっと聴きたいな
録音残ってないのかな
まぁ地道に探すとしますか
404名無しの笛の踊り:05/02/28 23:12:12 ID:IJYRqptV
>>403
ライブ音源でバッハ=リストの幻想曲とフーガや編曲モノがあったような
あとはAC音源でも愛の死を含めた編曲モノが
405名無しの笛の踊り:05/02/28 23:23:13 ID:IJYRqptV
読み返したら上のほうに情報あったのか
ARBITERのモイセイヴィッチ・イン・リサイタルだと
406名無しの笛の踊り:05/03/01 16:33:35 ID:oNQO6++h
>>227-228

In Beethoven’s virtuosic ‘Kreutzer’ Sonata,
HMV matched Heifetz with a player from the same Russian school, Benno Moiseiwitsch (1890-1963).
This excellent pianist, best known as an interpreter of Rachmaninov’s music,
was long domiciled in Britain and came to be taken rather for granted,
so that HMV generally issued his records on the cheaper Plum Label.
The partnership with Heifetz was intended from the start as Moiseiwitsch’s first Red Label outing for years.
When the two men arrived at No.3 Studio, Abbey Road, on 13th June 1949,
they had already rehearsed meticulously, but even after the usual balance tests,
they played the first side five times, as Heifetz kept insisting that his violin was not prominent enough.
The eight sides were still completed in one day,
however, and the second take of each was selected for the artists to approve.
Moiseiwitsch liked his test pressings but Heifetz did not: he still felt too much piano was in evidence.
The two therefore returned to the studio on 14th May 1951 for a re-recording.
This time the sessions took two full days and the result has never been classed with the ‘Kreutzer’ recordings
of Huberman/Friedman, Busch/Serkin and Szigeti/Bartok.
As to whether it improves on the 1949 version, collectors can now make up their own minds,
as the earlier performance has been published from the pianist’s cherished test pressings.
These two sets of sessions were to be the only ones featuring Moiseiwitsch as part of a duo.

今回のナクソスのリリース情報より
407名無しの笛の踊り:05/03/02 20:32:37 ID:UTGxJqfg
>>401
カペルは、夭折ではありました。早熟で繊細でたしかに
リパッティの路線だけど、リパッテイの高みに届かなんだ
408名無しの笛の踊り:05/03/02 21:33:28 ID:U8C4/8vr
>>407
何でたらめ言ってんの。しったか。
リパッティにラフ3が弾けるわけないじゃん。
カペルのほうが断然才能豊かで、ヴィルトゥーゾ。
リパッティもそれなりに才能あるけど、早死にしたのと、演出のおかげで
実力以上に高く評価されすぎ。
409名無しの笛の踊り:05/03/03 13:40:30 ID:MKTdNWIb
>>408
407じゃないけど,断然カペル>リパッティと言い切る根拠は?
ヴィルトゥオーソ系の演奏ならカペルに軍配が上がるだろうけど,
リパッティの技巧も素晴らしいよ.
バルトークとかリストのコンチェルトなどは完璧に弾けてるし,
ラフ3も弾けるレベルのテクはあったような気が(手もデカイし)
410名無しの笛の踊り:05/03/03 14:57:56 ID:zNC+1ugJ
正反対のような性質だから較べられないんじゃね?
カペルはロシア=アメリカ(ジュリアード)で、
リパッティはヨーロッパの伝統だし。
友人関係を見ても前者はスラヴ系のヴィルトゥオーゾタイプ。
後者はハスキル、バックハウスのようなちょっと陰のある精神的タイプ。
あとリパッティの手の写真、本当にデカくて指長いよな。

>>406
この稀代の無表情な二人の巨匠の共演は、
さぞかし迫力があって不気味だったに違いないw
411名無しの笛の踊り:05/03/03 16:26:37 ID:SCZoyBYs
>>410

「無表情」ワロス
412名無しの笛の踊り:05/03/05 16:00:43 ID:AqRFHQbi
今更ながらGREAT PIANISTSの2枚組Get
よっぽど売れなかったのか未開封の対訳付w
まだ聴けてないけど、とりあえずライナー面白杉
413名無しの笛の踊り:05/03/06 10:49:39 ID:eZvL2HWV
>>327
いまさらながらその詳細わかりませんでしょうか?
また54年のリグノルド盤も気になっています。
GREATPIANISTSシリーズに入ってる55年とは別ものでしょうか?

協奏曲2番はどの録音もイイのですが、やはり映像で残っている
アートオブピアノに少しだけ入ってる44年のを全部見たいものです。
414名無しの笛の踊り:05/03/07 18:47:48 ID:higo8hCK
ttp://www.naxos.com/mainsite/NaxosCat/Naxos_Cat.asp?item_code=8.110990&memberID=
ハイフェッツ・ソナタ集の公式UP

リグノルドとのステレオ盤ってCDによりけりで収録年数がバラバラだった気がする
どれが正しいのか知らんけどパガニーニの主題によるラプソディも同じ面子で録音してるとか
415名無しの笛の踊り:05/03/07 22:28:54 ID:mZADxjQ5
>>414
ありがとうございます。
つまりリグノルドのステレオ盤はおそらく同じものということですね。
416名無しの笛の踊り:05/03/08 10:31:51 ID:fJDA/apc
>>400
そのクロイツェル以前一度聞いたのだけど、他の方のコメント同様
素晴らしい演奏で心に残ってる。
49年の未発表の方は持っててこれはこれで良い演奏だと思うけど
単に音量バランスの問題だけでなくハイフェッツの調子がイマイチな気がする。
51年盤は両者共もっとキレがある演奏だったと思う。
店頭に並ぶ日が本当に待ち遠しい。
417名無しの笛の踊り:05/03/10 21:04:01 ID:cJSfBlS5
晩年のステレオ録音で面白い企画があったみたいだ
ttp://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/75444061
418名無しの笛の踊り:05/03/12 01:19:43 ID:SqGbWipl
こういう演奏家を堪能するためのレコードがあるってことはとても愛されていたのだろうね
419名無しの笛の踊り:05/03/13 13:02:22 ID:njb5vAi9
とりあえず初めて聴きたいんですが、これだけは、ってのは
やっぱりフィリップスGREAT PIANISTSの2枚組?
どのサイトみても品切れでつ。
どっか売ってるとこないですかね。
420名無しの笛の踊り:05/03/14 23:07:46 ID:uzYBnzNS
>>419
次善の策でナクソスのを適当にチョイスしてみてはいかが?
421名無しの笛の踊り:05/03/15 01:10:58 ID:9Q7oVZgD
>>419
まだ売れてなければメル欄の店で100枚組のバラ売があるかも

SPモノでも割と新しい世代の人だから>>420と同じくナクソスもオススメ
422名無しの笛の踊り:05/03/15 14:08:08 ID:4QI/3omU
>>419
漏れは去年の12月に421の言っている店で
モイセイヴィッチ買いましたよ。まだ売ってると良いけど。
通販しているから早めに問い合わせてみては?
423412:05/03/15 18:28:08 ID:8Ot84Y2n
ちょうどPHILIPSのが話題になってるから感想
ショパンは録音もいいし、ここまでピアノを歌わせられる人間は
録音を残したなかでも一握りなんじゃないかな
舟歌・バラードF・ノクターンG&E・幻想即興曲が特にイイ
ラフマニノフは古いヤツからも予想できたけど
どれもこれも自演とは一味違った優雅さだとか温かさが泣ける
スケルツォ(編曲)・モーメントミュージカルE
プレリュードG・ピアノ協奏曲第2番と全部がテクニックと音楽性完璧!
424412:05/03/15 18:46:02 ID:8Ot84Y2n
途中で送信しちゃったよorz
ライナーから興味深かった部分の抜粋

・1905年に英国に移住(ユダヤ人への社会的情勢から?)
・レシェティツキのオーディションで革命のエチュードを弾く
 が、華麗だが音楽性を無視して突撃したので逆鱗に触れかかる
・10代後半に本名ベンジュマから半分嫌々ベンノに改名
・1920年前後にマイラ・ヘスにプロポーズするも・・・
・1928年にプロコフィエフ作品の史上初録音(悪魔的暗示)
・WWUでの国威高揚コンサートがきっかけでウィンストン・チャーチルの友人に
 頻繁にチャーチル邸に招待され、その時は必ずバラードA flatを弾くように頼まれた
・かなり劣悪な環境とピアノが多かったために、戦後しばらくは第一線から退く
・1946年にはその功績から大英帝国三等勲爵士(CBE)に叙せられる
425名無しの笛の踊り:05/03/17 16:48:58 ID:YyoHfXC9
>>424
マイラ・ヘスにプロポーズしてたなら>>41-43の流れは間違いでは無かったのか。
ついでに三等勲爵士だと称号は付くのだろうか?
426名無しの笛の踊り:05/03/18 23:00:38 ID:SylryAfi
>>419
HMVは注文可能のようですが、いかがでしょうか
427名無しの笛の踊り:05/03/20 18:39:52 ID:YXhW0BRY
シューマン&グリーグの協奏曲を買おうか迷っているんだけど、
スレ住人さんで聴かれた方がいたら感想をお願いできますかね。
428名無しの笛の踊り:2005/03/22(火) 09:10:21 ID:numxkRMI
便脳 萌異性櫃血
429名無しの笛の踊り:2005/03/23(水) 01:08:42 ID:oEmcpctu
age
430名無しの笛の踊り:2005/03/24(木) 17:07:45 ID:mSrh1kRr
>>427です。
たしかTESTAMENTから出ているヤツ。
431名無しの笛の踊り:2005/03/27(日) 21:33:50 ID:yhlBsSel
NAXOS3のチャイコフスキー:ピアノ協奏曲買いました。
ホロヴィッツのお家芸だった特攻スタイルとはまた違ってむしろ新鮮!
繰り広げられる変幻自在の色彩と豪奢なアラベスクが見事でした。
ずいぶんスケールの大きい2番も全体を俯瞰した名人芸ですね。
432名無しの笛の踊り:2005/03/29(火) 11:54:24 ID:P4WqtuDV
447 :名無しの笛の踊り :2005/03/28(月) 15:55:00 ID:pOXc3Yy6
ついに
ttp://www.naxos.co.jp/title.asp?sno=8.110990&cod=3606
433名無しの笛の踊り:皇紀2665/04/01(金) 01:35:24 ID:d6pK4swh
記念真紀子

>>432
セルの皇帝といい、最近のナクソスはいい仕事してる
434名無しの笛の踊り:2005/04/03(日) 16:04:58 ID:rAnNY6pt
大変ですよ
BBC LEGENDSがどういうわけか
人気のある演奏家を多く含む
30タイトルを廃盤にすることになりました
MoiseiwitschのConcerto Liveも含まれています・・・・
435名無しの笛の踊り:2005/04/05(火) 16:58:04 ID:FSheLvEH
えらい過疎になってるな

モイセイヴィッチの展覧会の絵は
45年、60年、61年の3種類あるようだが
どの演奏が完成度が高いのだろうか
436名無しの笛の踊り:2005/04/11(月) 23:28:09 ID:4C1/qD8T
あげなきゃいかんよ
437名無しの笛の踊り:2005/04/12(火) 23:13:50 ID:p45UXTiU
>>435
とりあえず45年だけは聴いたよ。
テクニックはちょっとミスが目立つ。
だけど、それぞれの曲に対する解釈と表現は劇的で、
プロムナードの変化の付け方や歌いまわしは流石。
そういった意味ではホロヴィッツの演奏にも匹敵すると思った。
キエフの大門はミスがあるにしても、
優雅さと透明度を失わない轟音は唯一無二かも。
438名無しの笛の踊り:2005/04/15(金) 00:18:13 ID:XZNQIidm
教えてチャソで申し訳ないけど
ときどき登場する「グランドスタイル」ってどゆ意味?
439名無しの笛の踊り:2005/04/21(木) 02:37:04 ID:KzDEbU1T
モイセイヴィチを聴くたびに思う
ショパンは美しく、詩的に、静かな情熱があってこそだと
440名無しの笛の踊り:2005/04/24(日) 13:52:52 ID:rhMjKyqI
Amazon.co.jpをご利用いただき、ありがとうございます。
誠に申し訳ございませんがご注文いただいた以下の商品がまだ確保できて
おりません。
Ludwig van Beethoven (作曲), et al "Moiseiwitsch in Recital [FROM
US] [IMPORT]" [CD]

orz殺意沸く。
舟歌とクライスレリアーナ楽しみだったのによおお!
441名無しの笛の踊り:2005/04/27(水) 01:14:03 ID:+pxS76Jn
>>440
ガンガレ
Pearlは待っていれば何とか
APRやARBITERよりは望みはある
442名無しの笛の踊り:2005/05/02(月) 16:02:59 ID:TQ4vNGTW
貴重スレage
443名無しの笛の踊り:2005/05/03(火) 00:00:39 ID:BotlkLm7
>>416
>>432
そろそろ店頭に並んでるかな?
444名無しの笛の踊り:2005/05/05(木) 10:29:14 ID:VhJNke18
月光の第三楽章、どうやったらピアノでこんな音が出るんだろう。
445名無しの笛の踊り:2005/05/06(金) 18:13:24 ID:Hi/QCGWG
>>443
買ってきますた。
こんなに密度の濃い演奏だと思わなかった。
446名無しの笛の踊り:2005/05/06(金) 18:38:06 ID:rO1jwxlU
結構前のレスだけど、>>408ってどうなんだ。リパッティ=「それなりにに才能ある」って・・・
この馬鹿、今でもこのスレ見てるのかいな。
447名無しの笛の踊り:2005/05/08(日) 17:23:52 ID:Ys549IYH
今回のリリースはさすがにナクソスも気合入ってるのかね。
「値千金ならぬ千プラチナ」とは的を得ているにしても興奮した紹介文が付くとは。
448名無しの笛の踊り:2005/05/09(月) 22:51:13 ID:VoIgKy6G
>>447
俺もそれ気になった。
つかワロタ。
449名無しの笛の踊り:2005/05/10(火) 22:15:00 ID:6/S2dNOw
千プラチナwの評論はないかなと探してみましたよ

 ハイフェッツは、ベンノ・モイセイヴィチと共演したモノラル録音と
 ブルックス・スミスと共演したステレオ録音の合わせて二種類の録音を残しているが、
 前者は、なぜかほとんど話題にのぼることがないにもかかわらず、
 筆者としては最大限に注目したい録音であり、
 ベスト・コンディションにあるこの不世出の巨匠の至芸を
 まざまざと見せ付けてくれるこれ以上ない名演となっている。

 もちろん新盤も、完全主義者のハイフェッツならではの
 他者の追随を許さない名演ではあるが、そこでは、
 ピアニストのブルックス・スミスのテクニックの不足が気になることも事実であり、
 特に第三楽章の急速なパッセージが連続する部分などでは、
 ハイフェッツに追いついてゆくだけで精いっぱいといった様子が散見される。
450名無しの笛の踊り:2005/05/10(火) 22:15:27 ID:6/S2dNOw
 しかし、新盤におけるモイセイヴィチは、速いテンポを好むハイフェッツと
 ほとんど互角にわたり合っており、さらにそのなかなか豪放といえる力強い語り口は、
 ハイフェッツのヴァイオリンとの間にほぼ対等といえるバランスを生み、
 白熱的な緊張感に富んだデュオを実現させる結果をもたらしている。

 また、ここに聴くハイフェッツのヴァイオリンは、
 表面的には端正であるにもかかわらず、何かに憑かれたような熱っぽさと
 異常なまでの集中力の高さを見せており、そこにほとばしるホットな情熱は、
 最盛期のハイフェッツならではの情念の濃密さをも印象づけているのである。
 
 この旧盤は、モノラルではありながらもかなり良好な音質を保っており、
 現在では入手するのが容易ではないが、無理をしてでも聴く価値のある格別の名演である。

――― 柴田龍一

長文スマソ
「パガニーニとリスト」と評されるフーベルマン&フリードマンに較べて
間違いなく引けを取らないのに知名度が低いのは一体・・・
451名無しの笛の踊り:2005/05/10(火) 22:43:42 ID:dGG66ZIf
すまん、ちょっと前の話題だが、
確かにリパッティは復刻が多すぎる気がする。音源の使いまわしが酷い。
かと言ってなぜカペルが出てくるのかは疑問。リパッティは円やかな歌い口がウリだよね?
カペルはミスを気にしない勢い重視のアーティスト。奏法が似てるとは微塵も思えない。
カペルの方が好きだが(笑)
452名無しの笛の踊り:2005/05/13(金) 11:54:47 ID:w0u3jSW5
>>450
乙。
初回の録音がお蔵入りしたり二人の関係には不思議なものがあるね。
ヒートアップするハイフェッツと
終始リラックスしているモイセイヴィッチが対照的。
4531:2005/05/15(日) 15:55:51 ID:CVERPMw+
このスレ立てた者です。
まさかこれほどの長寿スレになるとは思いませんでした。
黄金時代の中でも評価が高いようですしNAXOSを中心に復刻も多いので嬉しいですね。

話題ついでに58年の4度目にして最後の来日演奏会のパンフレットを入手しました。

 日本の皆様え・・・・・

   25年振りにようやく懐しい日本を訪れることが出来ました。はじめて来た時開いた帝劇での
  五日連続リサイタルがまだ昨日の事の様に思えます。日本の聴衆の鑑賞力は大変優れており、
  いつも私の期待を裏切らないものでした。多くの演奏家から戦後の日本はますます
  音楽熱が盛んになつていると聞いています。それだけに音楽を通じて昔の友と再びあい
  また新しい友人の出来る事は私にとつて大きな喜びです。

                                      ベンノ モイセイヴィッチ
4541:2005/05/15(日) 16:02:13 ID:CVERPMw+
 プログラム

 1958年 5月 1日

 T 前奏曲 ハ長調 平均率クラヴィーア集 第1巻より J.S.バッハ
   即興曲 変イ長調 op.142 シューベルト
   ワルトシュタイン奏鳴曲 op.53 ベートーヴェン

 U ショパン作品集
   バラード ヘ短調 op.52
   夜想曲 ホ長調 op.62‐2
   円舞曲 嬰ハ短調 op.64‐2
   円舞曲 変ト長調 op.70‐1
   スケルツォ ロ短調 op.20

 V 展覧会の絵 ムソルグスキー

 1958年 5月 5日

 T ニュールンベルクの名歌手 前奏曲 ワーグナー

 U ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 op.73「皇帝」 ベートーヴェン

 V ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18 ラフマニノフ

 協演 渡辺暁雄 指揮
 日本フイルハーモニー交響楽団

 日比谷公会堂

原文のまま記載しました。
日比谷公会堂での演奏会なら音源が残っているかも。
455名無しの笛の踊り:2005/05/16(月) 10:50:44 ID:U77uTmt9
>>454
モイセイヴィッチは出来立ての東京タワーを見たのかな。
最初のバッハが気になる。
456名無しの笛の踊り:2005/05/20(金) 23:46:57 ID:laiH5bmH
>>455
同じく。
バッハの録音って無い・・・よな?
457名無しの笛の踊り:2005/05/22(日) 02:29:19 ID:DmvD81lz
>>427
デニス・ブレインのサイトより
ttp://blogs.yahoo.co.jp/dennis_brain1921/1079190.html
458名無しの笛の踊り:2005/05/25(水) 11:27:32 ID:ct5jmIDY
ttp://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=823918

これって曲目が紹介されてないけど、何が入ってるの?
459422:2005/05/25(水) 13:07:00 ID:OVA+FMfF
昨日グレート・ピアニストの1枚目のショパン聴きますた。
二枚目のほう聴いてみて正直録音が良くない事もあって
ピンと来なかったのですが、ショパン録音のほうはえらく
音が良いですね。演奏もなんか現在のピアニストとは違う
さすが19世紀生まれと思わせるロマンティックな感じで良いですね。

この人の演奏ってハッタリが無いというか、ガツガツ弾く人ではないので
コンチェルトになると、音量的にオケに埋もれ気味になる気がします。
(ラフマニノフ2番/55年録音とか)
460名無しの笛の踊り:2005/05/25(水) 23:39:46 ID:hIrOhq5J
ユンディ・リがモイセイヴィッチを高く評価していたので少し見直した
461名無しの笛の踊り:2005/05/26(木) 07:10:08 ID:+EYAImbq
>>460
5倍位差があるけどな(藁
462名無しの笛の踊り:2005/05/26(木) 14:29:26 ID:7ARh0+aQ
>>460
インタビューで?
ラフマニノフ、ホフマン以外を挙げるのは珍しい。
463名無しの笛の踊り:2005/05/28(土) 22:44:45 ID:Kv5PegWJ
>>458
スケルツォ全集
舟歌
エチュード作品10−4&10&11 作品25−3
バラード3番
即興曲1番
ポロネーズ9番
ワルツ14番
ノクターン19番
幻想即興曲

録音 1927〜1952

全盛期の演奏はやっぱり見事。
Vol.1には前奏曲集とバラード全集。

>>459
LP期のショパンは失われた時代の薫りがして好きだ。
協奏曲はいい意味で自然に一体化している気がする。
464名無しの笛の踊り:2005/05/30(月) 10:52:02 ID:S6rNG8s+
協奏曲といえば3番は録音がないね。
ホフマンも弾かなかったけど、好みに合わなかったのだろうか?
465名無しの笛の踊り:2005/06/03(金) 23:01:53 ID:Zpnb8wRl
ホフマンの場合は献呈されたのに「手に合わない」
といって弾かなかったのではなかったかな。
モイセイヴィッチの優雅さは「無理をしない」ことにもありそうだ。
466名無しの笛の踊り:2005/06/06(月) 03:49:11 ID:ifmneLN+
良age
467名無しの笛の踊り:2005/06/08(水) 05:16:43 ID:kVB0NPpV
パルムグレンなんて作曲家はモイセイヴィッチのおかげで知った。
西フィンランドの踊りなんて最高にチャーミングで優しくて好きになった。
最近は館野泉さんの影響なのか注目されているようだ。
468名無しの笛の踊り:2005/06/14(火) 05:18:04 ID:Il0dx5ip
下がりすぎなので緊急浮上
469名無しの笛の踊り:2005/06/18(土) 00:06:08 ID:yFqe9D7R
モイセイヴィッチがGrand Styleについて書いたコラムあったぞ
ttp://www.arbiterrecords.com/musicresourcecenter/moiseiwitsch.html
470名無しの笛の踊り:2005/06/19(日) 11:21:09 ID:RLzR0Swq
>>469
深い解釈の重要性を説いて表面的な読譜やテクニックの目的化に警鐘を鳴らしているね。
他のインタビューでホロヴィッツが誘発した速度と音量重視の傾向を批判していたけど
テクニック偏重で音楽性が失われることに対する危機感を強く持っていたようだ。
471名無しの笛の踊り:2005/06/19(日) 11:25:20 ID:nDFA0Bsl
実況録音の皇帝があったね。
キラキラする華麗な演奏でした。
472名無しの笛の踊り:2005/06/22(水) 00:08:49 ID:5ZGf8q8x
>>470
>他のインタビューでホロヴィッツが誘発した速度と音量重視の傾向を批判していたけど
ぜひとも詳しく
473名無しの笛の踊り:2005/06/22(水) 22:59:28 ID:0mrMRJD4
>>472
簡単な内容だったから詳しく書くほどでもないけど
ホロヴィッツ本人に対する批判ではなく
ホロヴィッツの特徴である速度や轟音ばかりを真似する風潮に対する批判だった。
474名無しの笛の踊り:2005/06/23(木) 21:53:51 ID:JkBvBJLR
大戦後には多くの若手はホロヴィッツの真似でピアニストもコンクール主流・・・
モイセイヴィッチも含めて19世紀生まれの芸術家からすれば嘆いても嘆き足りない
475472:2005/06/25(土) 02:43:26 ID:8VbT3CyG
>>473
dクス!
残念だが彼が危惧していたようになってしまったね。

あとはショパンのソナタ3番の校訂版ってのが気になる。
476名無しの笛の踊り:2005/06/27(月) 01:25:54 ID:WLQadxJv
NAXOSの復刻はまだ続くと期待していいのかな?
477名無しの笛の踊り:2005/06/30(木) 23:14:03 ID:SzHXa4Jg
>>456
何度か話題に上っているようにarbiterから出てます。
ただし入手困難の模様。
4781:2005/07/07(木) 23:48:14 ID:U3A/arpt
>>477
リスト編曲の”半音階的幻想曲とフーガ”ですね。

たしかこの曲は1909年、クイーンズホールでの
ロンドン・デビューコンサートでも弾いていたと思います。
479名無しの笛の踊り:2005/07/09(土) 00:09:51 ID:wtDHkkDg
>>478
エアチェックか何かの音源で途中に空白があるやつですよね。
よく弾いていたのならレコードに入れておいて欲しかった。
480名無しの笛の踊り:2005/07/11(月) 21:58:39 ID:WeTVXrjC
そういえばソロの大曲でレコードに入れてるのは
24の前奏曲、子供の情景、ヘンデルの主題による変奏曲、展覧会の絵ぐらい?
481名無しの笛の踊り:2005/07/16(土) 21:58:10 ID:vpJOPEPk
時間的、技巧的にも”タンホイザー序曲”もそれに属するのではないかね?
482名無しの笛の踊り:2005/07/16(土) 22:02:50 ID:dKvm+kf9
シューマンならほかに幻想曲と幻想小曲集がありますね
483名無しの笛の踊り:2005/07/16(土) 23:13:40 ID:vpJOPEPk
>>482
そうか、モイセイヴィッチにとって特別なシューマンを忘れていたよ。
レコードとライブで主要作品をほぼ残してくれたことはありがたい。

オデッサ音楽院時代の1899年にルービンシュタイン賞を受賞したのも
他ならぬシューマンの演奏によって勝ち得たものだったはずだ。
484名無しの笛の踊り:2005/07/19(火) 15:23:29 ID:URdE3mN6
一番好きな作曲家はシューマンと言ってるしね。
485名無しの笛の踊り:2005/07/25(月) 20:58:11 ID:XCps6HZK
廃盤になったっきりの録音多いなぁ・・・
486名無しの笛の踊り:2005/08/01(月) 16:27:29 ID:nij+90pD
この人の録音って、Pearlのアコースティック録音から
BBCのライブ録音までが全部なのかな?

ディスコグラフィーでもあればいいんだけど・・・。
487名無しの笛の踊り:2005/08/01(月) 18:43:49 ID:q6x6qtDb
age
488名無しの笛の踊り:2005/08/03(水) 22:21:08 ID:K0Ru5EJn
>>482
どこから出てますか?
出来たらどんな演奏で、音質も教えてもらえますか
489名無しの笛の踊り:2005/08/04(木) 20:40:39 ID:BCfV6Tx0
>>488
テスタメントみたい。今でも余裕で手に入るでしょう
ttp://www.abeillemusique.com/result.php?mots2=moiseiwitsch
4901:2005/08/05(金) 00:58:55 ID:pFLfQrnE
>>486
いずれディスコグラフィーは作りたいですね。
まだまだ未復刻のままになっている晩年のステレオ録音があるようです。

代わりといっては何ですが現在入手可能と思われる主なCDをラインナップしてみました。
不備がありましたら訂正をお願いします。

APR
Moiseiwitsch Plays Chopin Vol.2
Moiseiwitsch Plays Beethoven Vol.2
* Moiseiwitsch Plays Rachmaninov
* Moiseiwitsch Plays Saint-Saens, Grieg & Liszt
* Moiseiwitsch Plays Tchaikovsky

ARBITER
Moiseiwitsch in Recital

BBC
Moiseiwitsch plays Beethoven & Rachmaninov
491:2005/08/05(金) 01:00:11 ID:pFLfQrnE
NAXOS
Moiseiwitsch 1 Schumann Brahms Mussorgsky
Moiseiwitsch 2 Weber Mendelssohn Liszt Wagner
Moiseiwitsch 3 Tchaikovsky
Moiseiwitsch 4 Pachmaninov
Moiseiwitsch 5 Liszt Saint-Saens Grieg
Moiseiwitsch 6 Delius Ravel Debussy
Moiseiwitsch 7 Rachmaninov Medtner Kabalevsky
Moiseiwitsch 8 Beethoven
Heifetz Beethoven Brahms Franck

PEARL
Benno Moiseiwitsch Complete Acoustic Recording
Benno Moiseiwitsch Vol.1
Moiseiwitschi in Recital

TESTAMENT
Benno Moiseiwitsch Plays Chopin & Schumann
Benno Moiseiwitsch Plays Schumann & Brahms
Benno Moiseiwitsch Plays Schumann & Grieg Piano Concertos
* Frederick Delius

 (*付きのものは廃盤ですがNAXOS盤に収録)
APRとARBITERのものは入手難かもしれません。
4921:2005/08/05(金) 18:55:14 ID:pFLfQrnE
すみませんNAXOSの4は「P」ではなく「R」でした。

>>488-489
TESTAMENT Benno Moiseiwitsch Plays Schumann & Brahmsに
幻想曲、幻想小曲集、ヘンデルの主題による変奏曲とフーガが収録されてますね。
4931:2005/08/12(金) 17:20:09 ID:NuEiduJl
>>479
そうですね。唯一のバッハにもかかわらず衝撃的な音質のあれです。

ライナーや文献をあさってみたところ、デビューの詳細がありました。
1908年のイギリス・レディングが公式のデビューだそうです。

 プログラム
J.S.バッハ=リスト  半音階的幻想曲とフーガ
ベートーヴェン    ピアノソナタ第23番 熱情
シューマン      謝肉祭
ショパン        ピアノソナタ第3番
ブラームス      パガニーニ変奏曲

その後の1910年にクィーンズホールでのロンドンデビュー、
1919年に初のツアーでのアメリカデビューが続いたようです。

師のレシェティツキの有名なロマンティックを体現した有名な言葉で、
「もし興味があれば平均律ピアノ曲集を弾いてみるのも良いだろう。
 しかしベートヴェン、シューマン、ショパン、リスト、ブラームスがあるのに、
 どうして君はそれに時間を浪費するんだね?」
というのがありますが、モイセイヴィッチもいくつかのバッハを弾いたようですね。
顕著な例外的大家はホルショフスキですが。
そういえばポーランド人にはバッハの大家が多いのも何か関連性があるんでしょうか?
494名無しの笛の踊り:2005/08/15(月) 10:17:46 ID:Yr5kPfOk
>まだまだ未復刻のままになっている晩年のステレオ録音がある
レコード漁ってもモイセイヴィッチはなかなか見つからない。
日本では人気なかったというのを実感する。
1さんはCDに復刻されていない音源何かお持ちですか?
495名無しの笛の踊り:2005/08/15(月) 10:21:15 ID:Yr5kPfOk
さげちゃった。あげときます。
496名無しの笛の踊り:2005/08/16(火) 21:19:13 ID:N9joArqH
この人の使ってるピアノってスタインウェイだよね?
どうやったら「キエフの大門」みたいに長く響く音が出せるんだ
497名無しの笛の踊り:2005/08/19(金) 18:07:23 ID:7Ttmei4m
モイセイヴィッチのカリカチュア
ttp://inkpot.com/classical/rachpfc2moi_app.html

テスタメントのおまけ以外は初めて見た
4981:2005/08/21(日) 01:30:08 ID:G6KNcetP
>>494
入手出来なかったんですが、ピアノ協奏曲楽章集なんて物がありました。
ラフマニノフ第2番 メンデルスゾーン第1番 グリーグ
シューマン サン=サーンス第2番 チャイコフスキー第1番
(それぞれの楽章は失念してしましました)
フィルハーモニア、グーセンス指揮。
英HMVのLPで、すべて初期ステレオ録音という物でした。

最晩年には米DeccaにCD3枚相等の録音があるようです。
499名無しの笛の踊り:2005/08/21(日) 19:19:22 ID:rSy360hf
>>498
曲目としては一応既に録音があるもののようですね。
Deccaが気になる、、、
500名無しの笛の踊り:2005/08/22(月) 09:40:51 ID:JifOaTGb
Superscope社長のタシンスキー氏のピアノロールコレクションKeyboard Immortals Play Againシリーズに
アンピコ復刻のLPが1枚ありますね

Carnaval, Op 9, Schumann
Waltz, Op 39/5 Brahms
Capriccio in Bm, Op 76/2 Brahms
La Fille aux cheveux de lin, Preludes Book 1, #8, Debussy
Jeux d'Eau, Ravel

ttp://www.mp3publicdomain.com/6Keyboard/MP3PD6-003.html
ここでMP3フォーマットのCD−ROMを販売していますけど原盤探す方がいいかも
501名無しの笛の踊り:2005/08/26(金) 10:13:35 ID:0kny1ExH
>>500
面白い音源だ。
502名無しの笛の踊り:2005/08/27(土) 22:06:27 ID:ZX5ZFIvr
>>500
アンピコって小曲だけじゃなくて
謝肉祭みたいな大曲まで記録できたのか。

NAXOSにはSP以外にもLPとピアノロールで
全録音コンプリートしてくれないものか。
503名無しの笛の踊り:2005/08/28(日) 00:16:42 ID:rYEZYvlR
>>502
同感
504名無しの笛の踊り:2005/08/28(日) 03:01:05 ID:qIUkEmHu
ピアノロール復刻では他にARGOのアンピコ復刻シリーズに3曲入ってますね

CHOPIN - Piano Sonata No. 3, Op. 58, b 2nd mvt.
BRAHMS - Intermezzo, Op. 118, No. 6, eb
RAVEL - Jeux d'eau

モノ音源ですが再現性は高いです
505名無しの笛の踊り:2005/08/31(水) 00:34:51 ID:suZamJ3e
>>500
>>504
d
こんな音源あるなんて。

地道に待ってりゃそのうち手に入れられるようになればいいが。
506名無しの笛の踊り:2005/09/02(金) 21:30:23 ID:zGxPf7Tg
>>489
ありがとうございます
普通に買うことが出来ました

力んでいない自然な演奏で
美音と粒の揃ったタッチの味わえる名演でした
507名無しの笛の踊り:2005/09/07(水) 16:39:37 ID:doPfv6Zf
>>500
たまにオクに出るヤツか
508名無しの笛の踊り:2005/09/12(月) 02:24:02 ID:SfRx1dRK
どうやったらモイセイヴィッチのような音の粒とカラフルさがピアノから出せるんだろう
509名無しの笛の踊り:2005/09/13(火) 21:10:43 ID:TrQc1q5z
脱力だけでなくある程度緊張を有効に使ってるからかも。
晩年の技術の衰えが目立つのはその奏法のためかとも思ったり。
510名無しの笛の踊り:2005/09/18(日) 03:42:46 ID:Xv8+1fNw
なるほどdクス
肘から先をひとつのものとして扱って、そこに肩からの重みを加えている感じかな
511名無しの笛の踊り:2005/09/20(火) 14:23:48 ID:Btov+HjG
レシェティツキーのメソッドだと思えばいいのかな。
映像見ると上半身をほとんど動かさずに弾いてるね。
512名無しの笛の踊り:2005/09/21(水) 10:57:16 ID:bjWpwqUt
実に美しくエレガントな演奏姿勢だよな。
ラン×2やキーシンに学べといいたい。
513名無しの笛の踊り:2005/09/23(金) 14:51:23 ID:9yinrWCv
姿勢と言えば映像で見られるものは少ないね。
結局入手可能なのはアートオブピアノとシフラのボーナスだけ?
まだ50代のラフマニノフ2番の映像を全曲聞けたらいいのに。
アートオブピアノではわずかしか見られないけど
複数ある他の録音より素晴らしい演奏である気がする。
514名無しの笛の踊り:2005/09/24(土) 01:10:07 ID:tqo19I+P
モイセヴィチはメンデルスゾーン=ラフマニノフのスケルツォをラフマニノフ本人より自分の録音が優れているって言ってるね。
515名無しの笛の踊り:2005/09/24(土) 14:20:18 ID:JyykioA+
>>514
それは単なる事実にすぎない。
516名無しの笛の踊り:2005/09/24(土) 17:49:28 ID:k32mhcia
>>514
本人が言ってたわけじゃないと思う。
ピアニストや批評家の間ではレコード録音史上の驚異の一つに数えられるけど。

≪真夏の夜の夢≫の録音に際してHMVは
「ラフマニノフ本人の素晴らしい録音があるのだから」と
何度も録音したいとリクエストしていた彼の意見を聞き入れてくれなかった。
ショパンのバラード集の録音を終えた時、収録時間が余ったので
もう一度その話題を出したところ「一度だけなら」と録音の許可が出た。
517514:2005/09/24(土) 19:25:30 ID:h4GP06Lk
>>516
こちらは健全な方が多い優良スレなので、口論するつもりはありませんが、
ARBITERのCDに収録されているインタヴューでご本人がおっしゃってます。

チェイシンズ:メンデルスゾーンのトランスクリプションはラフマニノフ本人の素晴らしい録音があるね。あれ聴いたかい?

モイセヴィチ:聴いたよ

チ:君は録音してたっけ?恥ずかしながら言わせてもらうよ。知らないんだ。ひょっとしたら君のほうがベターかな?(冗談交じりに)

モ:ああ

チ:いいじゃないか!

モ:いや、だけどね、僕が彼より優れたピアニストというわけではないよ。僕はその録音をするための練習をしなかったんだ。もし前々からその曲の録音を依頼されていたら、僕は練習してただろう。それは完全なる過ちなんだ。

という流れです。This is the best recording I've ever made in my life.と言っています。
518名無しの笛の踊り:2005/09/24(土) 20:01:29 ID:k32mhcia
>>517
これは失礼しました。
ARBITERのインタビューは聞いたことがなかったので。
貴重な情報どうもです。

ARBITERのサイトには全文は載ってないのか。
ttp://www.arbiterrecords.com/notes/120notes.html
519名無しの笛の踊り:2005/09/27(火) 01:24:22 ID:xpod239I
>>518
追加ですが、ラフマニノフ自身は本人の録音にまったく満足していなかったということも理由の一つに上げていました。

そのサイトのインタビューはCDに収録されているもののトランスクリプトではなくライナーに載っているものです。
CDのほうはインタビュアーがチェイシンズで、モイセヴィチがラフマニノフの思い出について語っています。
520名無しの笛の踊り:2005/09/27(火) 12:16:40 ID:HRAJZF3g
>>491
乙です、ナクソスのは、8巻あるのはわかっていたが、
その内容を全部知りたかった。
5211:2005/10/01(土) 15:40:55 ID:2V79LIez
>>500
Superscopeの復刻はよく再現できていますね。
演奏は技巧の闊達さといい、覇気のある若さが感じられるものでした。

ただし、ピアノロールの特性上どうしようもないのですが
「ハンマーの存在しない」と評されたドビュッシーの自作自演をはじめ
レガートや空間に霞んでいくようなppは再現しきれないようです。
522名無しの笛の踊り:2005/10/05(水) 22:52:17 ID:l/lToRjh
ショパンスレで舟歌がちょっと話題になっていた
523名無しの笛の踊り:2005/10/05(水) 23:34:49 ID:7Y3cW+z8
>>520
Naxosのサイトを見ましょう。

http://www.naxos.com/mainsite/default.asp?label=NaxosHistorical&active=sqlcat&Title1=Numerical%20Catalogue&Title2=Great%20Pianists&InParam=((iv_type=3%20OR%20web_display=D)AND(class_code='ZCC'))
524名無しの笛の踊り:2005/10/10(月) 00:05:59 ID:Aa0Mz9OC
SP期のバラード4番はLP期の演奏に較べてどう違うんだろう
525名無しの笛の踊り:2005/10/14(金) 23:38:59 ID:etw3xi7r
舟歌とスケルツォも新旧録音がありますね
526名無しの笛の踊り
タンホイザーも3つ録音があるね。
技術的にはSPのが圧倒的だけど映像の枯れた歌いまわしも魅力的。
挨拶までしてくれるしw
ライブ録音のはもう少し音質が良ければなあ。