輸入盤CDを全面輸入禁止にする方向で著作権法改正へ

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737私も消費者
改正著作権法の案文は、「・・・著作権者又は著作隣接権者の得ることが見込まれる利益が不当に害されることとなる場合に限り、それらの著作権又は著作隣接権を侵害する行為とみなす。」でしょう。
この意味するところは、「並行輸入盤は利益を不当に害しないから、今後も適法」ということです。
小倉弁護士のサイトも「並行輸入ができなくなるかもしれない」といっているだけで、断定していません。
「かもしれない」が「殺されるかもしれない」なら、大問題だけど、今回のような話、そんなに大問題なんですかね。
現在の価格で売られている並行輸入盤は、しかるべき筋から聞いた話では、禁止にはなりませんよ。
738名無しの笛の踊り:04/04/17 22:34 ID:vviWvfqp
で、いつこの法案が決定するの?判決の日
739私も消費者:04/04/17 22:35 ID:3dDAFMRX
商業用レコードを輸入する行為等のすべてが著作権又は著作隣接権を侵害する行為とみなされるものではなく、・・・権利者の得ることが見込まれる利益が不当に害されることとなる場合に限り、著作権又は著作隣接権を侵害する行為とみなされることとされているところである。
例えば、日本盤に比べて著しく安価な洋盤が国内において頒布されることにより権利者の得ることが見込まれる利益が著しく減少することとなるような場合には、・・・著作権又は著作隣接権を侵害する行為とみなされる。
川内議員の答弁書のキモの部分は以上だと思いますが、「利益が不当に害されることとなる場合に限り、著作権又は著作隣接権を侵害する行為とみなされる」と書いてあるでしょう。洋盤の平行輸入盤は大丈夫ですよ。
そもそも、タワーレコードやHMVはこの法案に反対しているのかね?
740私も消費者:04/04/17 22:45 ID:3dDAFMRX
日本の著作権法は、消費者にとって非常にいい法律になっています。
著作権法30条は、個人的な目的なら、自分でどんな著作物も複製できるといっています。
こんな法律を持っている国はほとんどありません。
消費者は、この規定によって音楽ソフトをダウンロードしてコピーできるのだが、アメリカではこうした行為は違法だ。
また、この規定があるからこそ日本ではCDをレンタルしてMDにコピーできる。
今回の著作権法改正に反対する資格があるのは、常にCDを購入している人ではないかね。
せっせとダウンロードして複製したり、レンタルCDを複製している人は、発言する権利はないよ。
私は、邦楽が好きだ。
以上のような著作権法のもとで、日本のレコード会社が邦楽レコードを発売し続けいていくためには、輸入禁止措置を認めて、邦楽レコードを中国でしっかり売れるようにしなければいけないと思う。
741名無しの笛の踊り:04/04/17 22:47 ID:aOYyhVNA
>>737
確かに日本のクラの場合、輸入モノがあっても著作権者(=海外)の
利益が害されるので無く、流通業者(=日本のレコ会社)が害される
だけだからな。その点JPopとは違う。
742私も消費者:04/04/17 22:54 ID:3dDAFMRX
今回の著作権法改正で、問題があるとすれば、再販制度に手をつけていないことだ。
輸入禁止は、アメリカでも欧州でも認められているもので、国際標準だ。
しかし日本には国際標準からすると非常におかしな制度がある。それが再販制度だ。
再販制度は街のレコード屋さんの利益を守るためのもので、レコード流通をおかしなものとしている。
直ちに再販制度を廃止して、タワーレコードなど大規模店が自由に価格を設定できて、これにより消費者利益につながるようにしないといけない。
743名無しの笛の踊り:04/04/17 22:56 ID:h4+ddKMo
じゃ、セットにしなさいって。今回のやり方は拙速に過ぎるよ。
744私も消費者:04/04/17 22:59 ID:3dDAFMRX
「邦楽」は、浜崎あゆみなどのイメージです。
海賊版が横行している中国でちゃんとしたビジネスを行うためには、還流防止が必要で、その措置があってこそ、エイベックスも中国で現地価格の正規品を販売できるということです。
そこで、しっかり利益を確保したエイベックスは、日本の消費者に利益を還元しないといけないだろうね。
それがなされないのなら、私も「輸入禁止措置は撤廃しろ」という論者になると思う。
745私も消費者:04/04/17 23:05 ID:3dDAFMRX
再販は、若干改善があるらしい。
再販期間については、出版は無期限だが、CDはすでに2年を最長期間としている。
それを1年とするとのこと。また、半年とするレコードを80%にするとレコード業界は言っているらしい。
そこまでやるのなら、再販は廃止せよといいたい。
セットでできなかったのは、再販を維持しようとする「新聞」からたたかれるからだというのが、専らの噂である。
要すれば、「新聞」がわるいのだ。
ちなみに「新聞」は今回の著作権法改正について、再販との関連を一切報道していない。