VVVVV体位法・・和声学・・作曲法VVVVV

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913名無しの笛の踊り:05/01/06 21:19:24 ID:iD9fY0+y
かわいそうに
914名無しの笛の踊り:05/01/06 23:28:00 ID:I8HQ72E/
>>912
恐らく>>891,>>911は、プロコフィエフは移調楽器扱うのが苦手だった、
って事を言いたいんじゃないか?これは結構有名な話だが、奴は確かに
移調楽器を実音で書いてるね。20世紀を代表する作曲家が
こんな調子だから、気にしなくても良い、と言いたい所だが、やはり
試験の場合駄目だと思う。
915名無しの笛の踊り:05/01/06 23:47:22 ID:aobyctav
901です。皆様ありがとうございます。
902さんのおすすめの本を読んでみます。
うちには超もふもふラグドールが2匹います。ぜひお友達に > ネコオタさん

ピアノを10年ぐらいなので鍵盤の人です。
確かに音はそれなりに取れるので、コード進行やアレンジも細かく
聞こえるし、洋楽やj-popはコード展開やメロディの分類も自分なりに
できています。しかしジャズやフュージョンを聴いていると、半音系
かな?意外なコードが聞き取れないことがあります。
慣れだと言われればその通りで、鍵盤をたたいて音を確かめたり
するのですが、908さんの言われる行き詰まりを感じています。
基礎があれば応用ができるようになるかなと思いまして。
バークリー理論というのも探して読んでみます。
916ネコオタ:05/01/07 00:19:36 ID:RhVMLqY3
>>901
そうですか。うちは四毛です。
ジャズやフュージョンをつくりたいならバークリー理論をやってください。
なぜならバークリー理論によってつくることを想定する曲が現実に
あふれているからです。ブレッカーブラザーズ、スティーリーダンや
スマップ、パットメセニーなどなど。和声自体の複雑さは近現代クラより
むずかしいわけではありません。しかし>>901さんはおそらく、
ジャズなどの黒人音楽、ブルーノートのイディオム、ジャズのモードなどの
感覚が「不思議だな」とも感じているのでしょうから(例えば
コルトレーンのトニックシステムの調性感など)、やはり
ぱっと身に付けるにはいわゆるポピュラー音楽理論が適当だと思います。
これは管弦楽法と同じで「ネタ」をしってれば「なんだそうか」という
ことになります。
それからピアノのひとであればクラの作曲とジャズコンポジションは
あんまり抵抗なく行き来することができるし、ヤマハの教育うけた
ひとは上記のようなアーティストの音楽を好むんじゃないかなと。w
オーケストレーションはもう書き方を覚えて、好きな人の譜面を
アナライズしてちいさいものから書きまくるというほかないですが。
ピアノソナタを書いてそれをほかの編成にアレンジするというあたりから
ですか。
917901:05/01/07 01:03:13 ID:hN7Da9M+
>ネコオタさん
をを、早速のご出現に感謝します。三毛でなく四毛とは素晴らしいですね。
かゆいところを的確についたご指摘にびっくりです。
ヤマハの教育はクラシックから始まり、行き着くところはチャゲアスなのか
西村由紀恵なのか、ポピュラー系だと思いますので、おっしゃるとおり
クラシックからジャズ、フュージョン、j-popも全然抵抗ありません。
マツケンサンバIIはクラシックの素養を感じますし(私だけ?)
最近よく聞くのが篠田元一というジャズな方で、こんな曲を書くためには
どんな楽典が必要なのかと思ったのでした。

http://www.moto-music.co.jp/cgi-bin/download/downfile.cgi/01-white_line-sample.mp3
http://www.moto-music.co.jp/cgi-bin/download/downfile.cgi/02-angela-sample.mp3
http://www.moto-music.co.jp/cgi-bin/download/downfile.cgi/04-cape_wind-sample.mp3
http://www.moto-music.co.jp/cgi-bin/download/downfile.cgi/07-it's_your_love-sample.mp3
http://www.moto-music.co.jp/cgi-bin/download/downfile.cgi/2_urban2-sample.mp3

クラシック板でこのような例を出すのは恐縮なのですが・・・
902さん、ネコオタさんの言われる通り、おすすめの本を読んで耳コピー&
分析を頑張ってみます。
918ネコオタ:05/01/07 09:20:28 ID:XpiBVDHX
>>901
一曲目はファンクフュージョンプラス
簡単なストリングスアレンジだね。まあ日本人キーボーディスト
が作りそうな4畳半打ち込みインストポップだね。
そう、こういうのならバークリー理論(ポピュラー理論)
がぴったり。イエロージャケッツとかGRP(西海岸フュージョンレーベル)
聞いてみれ。まずフュージョンらしいフォームをリードシートで
書けるように楽譜なりミミコピする。でこの曲だったらキックの
ネタ、ギターカッティングのネタ、楽式を分析的に理解できるようにする。
2曲目はイーブンリズムでジャズ的進行。跳ねてないオールディーズ風。
だからごく普通のコード進行のネタで結局こういうアレンジが
好きなんだろう。絵の話でしたけどアレンジ自体は和声勉強しても
自分で真似して書いてみないとどうしようもないから。イントロ8小節
生ピ、ドラムがピックアップでAセクション16のメロはサックス、
コードはストリングスでBセクションは平行調でエレピ、とか
そういうアレンジチャートを作ったりしてやる。
(人のものをミミコピしたり)
919ネコオタ:05/01/07 09:33:53 ID:XpiBVDHX
で、「近代和声学」とかはそういうのには向いてない。
あれは書ける人が行き詰まった時見返したり、和声の
可能性や民族的なスケールの使用例を参考にするためのもの。

で、おおきなお世話だが自分としては>>901さんにはもうすこし
シンセのスタイルデモと変わらない陳腐化している音楽以外も
聞いてほしいかな。ポップでもエリカバドゥとかブラジルの
パスコアル、ジャズオケならマリアシュナイダーなど。
920名無しの笛の踊り:05/01/07 15:43:40 ID:IpyW3zSl
ぶっちゃけ、ポピュラー理論しか知らない人は語彙が貧弱。
クラシックの和声(機能和声→ロマン派、後期ロマン派、フランス和声など)
もきちんと体得しといた方がいいよ。
ずいぶん世界が広がると思うよ。それを実際作曲に使わないとしてもね。
921名無しの笛の踊り:05/01/07 16:53:32 ID:bSY0OXZ0
実音で書いてます、ってのを書けば試験でも大丈夫…だった気がするんだが
922名無しの笛の踊り:05/01/07 19:44:39 ID:7+Zq6CtT
♪ネコミミでミミコピ♪
923901:05/01/07 23:55:56 ID:hN7Da9M+
>920さん
うう痛いところをつきますね。
実際に和声を勉強すると、あああれだーと知識を整理することができると
思います。つかそれも行き詰まっている点です。
皆様におすすめの本などを教えて頂いたので、早速注文しました。ありがd

>ネコオタさん
ジャズも余り詳しくなくて、よく聞いたのがチック・コリアでした。
おすすめのアーティストも聞いてみます。
なんだか目から鱗状態だー
ネコオタさんはクラシック以外もかなりお詳しいのですね〜
924名無しの笛の踊り:05/01/08 03:01:54 ID:6PlbXviC
質問したいのですが、
減七へ進行するときに対斜が許容されるのは何故なんでしょうか?
925902:05/01/08 03:29:59 ID:5Zh3Po8T
>>923
誤解されてるかもしれないので一応言っておきますが、
私のあげた本はあくまでもクラシックの和声を取り扱ったものです
ただ、クラシックの和声を身につけておけば応用はいくらでも利くのでおすすめしました

本は本でしっかり勉強するとして、
作曲家の譜面にもあたることをくれぐれも忘れないでくださいね
926901:05/01/08 07:42:48 ID:yYojlXU8
>925さん
こちらではジャズの話やそのような実例をあげさせて頂きましたが、
クラシックの知識を充実させなければと思い、この板に来た次第です。
(音楽の教育はクラシック基調だったし)
譜面も当たります!ありがとうございます。
最近、家にあったマーラーのCDを何枚か聴いてみたところ、これって
映画音楽&大河ドラマ音楽そっくりでは!と思い、クラシックに元ネタが
あったのかと (´・ω・`) ショボーン
でした。
近代はほとんど聴いたことがなかったのよ orz
927ネコオタ:05/01/08 08:07:00 ID:p3F2/xqk
>>901
チックコリアはバルトークからおもいきし影響うけてるので
そのへん聞いてみるのも面白い。
ゲイリーバートンとのデュオ、Children's Songなど。
バルトーク側ならミクロコスモスとか。
クラシックに元ネタがあることに気づくのはよくあることだよね。
昔はパソコンもレコーディングも発達していなかったから作曲家は
100パーセント譜面を書くクラシックの教育を受けてた。
ヴィラロボスやジョビンのヒーローはドビュッシーあたりの作曲家
だし、ジョビンにはショパンをぱくった曲もある。アメリカの映画音楽
はコープランドっぽいけど、ジュリアードつくったドボルザーク
の影響もあるし、ジャズの作曲家ももちろん同じ。
だから民族的なものを除いて、20世紀に「書かれた」音楽や作曲家は
クラやってたんだよ。だがそれで他のジャンルをバカにするクラオタは
腹立つが。
928名無しの笛の踊り:05/01/08 10:20:11 ID:PzJGB0zC
あの・・・
もし和声学に詳しい方が此処にいらっしゃるのなら、
降臨して>>924さんの質問に答えていただけませんか?
自分も知りたいので、よろしくお願いします。
929名無しの笛の踊り:05/01/08 11:35:31 ID:xj2x4Kyp
減七はシンメトリなので響きの上で増一度か短二度かの決め手がなくなるから。
930名無しの笛の踊り:05/01/08 12:41:12 ID:PzJGB0zC
929さん、御教授ありがとうございました。

秘密は、減七のシンメトリーな構造にあったのですね。
意識してよく聴いてみます。
931901:05/01/08 22:55:56 ID:yYojlXU8
>ネコオタさん
CD購入する前に、バルトークってどんな曲を書いているのかな?と思って
ネットでmp3やmidiを探してみました。
「弦楽器・打楽器・チェレスタの為の音楽」の第2楽章を聴いてみると、

これってドラクエのボス戦BGMですか?

他の曲を聴いてみると、言われるとおりチック・コリア風だと思う曲が
ちらほらと・・・
私が聞き取りにくい和音がたくさん!
クラシックに元ネタがこんなにあったとは知りませんでした orz
本腰を入れてクラシックの勉強をしてみます。

長々と恐縮なのですが、一つ質問があります。
「和声の原理と実習」を勉強しようと思うのですが、芸大和声と呼ばれる
ものも読んだ方がよいのでしょうか。独学に向いているのは前者とあるので
もちろん勉強しますが、芸大和声を先生無しで読むのは無謀なのでしょうか?
932名無しの笛の踊り:05/01/08 23:50:09 ID:9mIipUwU
芸大和声は読み物じゃないよ
933924:05/01/09 01:54:03 ID:REgGffRE
>>929
遅れましたがレスありがとうございました。
>>931
「ジャズっぽさ」つながりの近現代クラシックということでニコライ・カプースチンや
スクリャービン(後期)も面白い(?)ですよ。ほとんど関係ないと言えば関係ないですが。
でも一度触れてみる価値は十分にあると思います。視野がもっと広がる(と思う)。
934901:05/01/09 11:18:18 ID:qDHOHU8f
>932さん
ナイスな突っ込みをありがとう(´・ω・`)
×読む
○勉強する

>924さん
http://www5.famille.ne.jp/~dr-m/lib_10.htm
でスクリャービンの曲を聴いてみると、チック・コリアそのまんま?
というのがありました。分析しているHPもあるし、早速眺めています。
和声の分析と言うのか〜なるほど。これをやってみたかったのです。
カプースチンのエチュード「間奏曲」はつぼにはまってしまった・・・
思いっきりジャズピアノじゃないですか。
楽譜を取り寄せて弾いてみたくなりました。(楽譜あるのかな?)
ありがd。
935名無しの笛の踊り:05/01/09 12:29:00 ID:p5n/mUyo
>>931
バルトークは民俗音楽の固有旋法を用いて西洋の伝統和声とは異なる、と見ることもできますが、
西洋の機能和声の極限、とみることもできます。
トニカ、ドミナント、サブドミナントの機能を五度圏の全体に拡張しているからです。
いずれにしろ、彼は決して無調音楽に与しませんでした。
936名無しの笛の踊り:05/01/09 22:15:35 ID:87q8waxm
ギャロンの対位法買ってきたんだけど、アマゾンで酷評されててしょぼん。
調べてから買えばよかったorz

長谷川と迷ったんだけど、「矢代好きだから」というそれだけの理由で購入したのよね。
でも、これでがんがることにする!(`・ω・´)
937名無しの笛の踊り:05/01/10 22:29:36 ID:sOeo7XPY
長谷川良夫の「対位法」も実際の学習に使えるかというと。。。そうも思えないけど。
938名無しの笛の踊り:05/01/12 17:17:49 ID:dNTeGkNt
どなたか、パリ国立高等音楽院の教え方ご教授ください。
なにやら独特の優れたものがあるらしいと聞いたのですが。
使っている教科書とかも。
918さんの、バークリー理論というのも気になります。
どういうものなのでしょうか。
939名無しの笛の踊り:05/01/13 04:57:05 ID:syglLh81
今、全音の白い「和声学」下総院一 著
を勉強しているのですが
このスレで話題になっている3冊の芸大和声だと
どのレベル(というか3冊だとどの部分)なのでしょうか?
940名無しのピアノの踊り:05/01/13 05:00:48 ID:7UF7yv+P
芸大和声もいろいろ問題があるかと思っているが、一番無難。。
941名無しの笛の踊り:05/01/13 05:58:12 ID:a8L30mCa
>>938
バークリー理論とはシリンガーと言うソ連からNYに来たクラシックの作曲家が、
NYで作曲を教える私塾の様なものをやっていて、
その中にガーシュイン、グレンミラー、ベニーグッドマンみたいな、
ちゃんとしたクラシック理論が知りたいポピュラー作曲家がいましたと。
その中にローレンスバークと言う人が居て、
この人が地元ボストンに帰った時開いた私塾シリンガーハウスがバークリー音楽院の基になったもの。
内容はざっくり言うと旋律、和声を記号化、数字化してシステマチックに構築してみました、と言う理論。
「対位法?知らないよ。僕のやってる音楽に関係ありませんし。」って言うポピュラー音楽家の間で爆発的に広まり今に至る。
942名無しの笛の踊り:05/01/13 07:19:50 ID:YZqzlhKd
つーか普通に和声学だし
943名無しの笛の踊り:05/01/13 08:40:16 ID:PgDz1KRq
>942
一応音大大学院の作曲科を修了したんだが、いまさらバークリー理論を学ぶ価値はないってこと?
944ネコオタ:05/01/13 09:38:20 ID:4bK3an9a
>>943
クラシックつくるならいらないでしょ。
黒人音楽全般やジャズ、ジャズの即興、ポップス全般
ならすごく便利なものだよ。
でも>>943がポピュラーのコードネームをかなり理解できて
使いこなせるならまあ勉強しなくてもいいとも言えるかも
しれない。作曲家なら単純に用語体系として知っとくのは仕事の
上で有益。モーダルインターチェンジとかスケール名や
テンションの読み方とかね。クラシック上でやっている自分の
アイデアがバークリー理論のなにに当たるかを知っとくのは
簡単な暗記だから。
945ネコオタ:05/01/13 09:59:21 ID:4bK3an9a
そういえばよくでてくるパーシュケッティの20th C harmony。
あれ読めば、ジャズとクラの理論体系が苦なくリンクしあうから
いいと思う。秋吉やナベサダも勉強した本だし、バークリーと
芸大和声の壁を意識しない見方ができるようになる。
英語って点もそれに利してる。
946名無しの笛の踊り:05/01/13 23:41:31 ID:VFSFJj63
>>ネコオタ
バークリー理論という、言葉は良く聞くが、代表的な本は
何だよ?シャランの和声、ギャロンの対位法と言ったように、
ちゃんとバークリー音楽院の名のある教授が体系化したものなら
興味はあるが、そういうのでないならあんまり意味ないんじゃ
ねえの?

結局、ポピュラー系の理論って「テンションを使いなさい。但し、
短九度音程はアボイドしなさい。」みたいなのばっかりだろ?
あんなの買う位なら、自分で耳コピした方が全然実践的だよ。

まあ即興の場合は有効かもしれないけど、作曲に生かすにはあまり
向いてないんじゃねえの?何でもかんでもテンション使う、って
考えが気に入らんよ。不協和音っていうのは音楽に緊張感を与えると
思うが、それは飽くまで一連の声部進行の中で、唐突に現れるから
面白いんであって、短長7度や長9度を常に許容するってのは極端だよ。
現にモダンジャズなんて、一部の先駆者達を除けば皆同じようなアドリブ
やってるように聴こえるが。

947名無しの笛の踊り:05/01/13 23:46:33 ID:9xwxxV44
>何でもかんでもテンション使う、って考え

そんな考えはない
948946:05/01/13 23:58:29 ID:VFSFJj63
>>947
何でもかんでもってのは極端だったが、例えば曲の終わりにトニックに、
やたらテンション付けたりして終わらせるのがつまらんって言ってるの。
まあ、これは好みの問題かもしれんが、もう飽きたよ。
949バッハッ派:05/01/14 00:12:42 ID:Fo9h0vUk
まあジャズ・ポピュラー理論はテンション付きでの解説が
ある意味常識化してるのは否めない感じするな。ジャズ
は良いとしても、ポピュラーではどうしてテンションがここ
で必要なのかとかの一定の解説は必要だと思うけどな。
950名無しの笛の踊り:05/01/14 00:38:00 ID:Ebz0dS3R
ポピュラーにテンションに関する厳密なルールなんてあるわけない。
だってポピュラーなんだぞ?w
何となくオシャレにしたいときはテンション使って、
シンプルにしたいときは使わない、とか、その程度の認識しかない。
理論書が何でもかんでもテンションつけてるのは練習のためだろ。
951名無しの笛の踊り:05/01/14 01:12:05 ID:hnftQiX2
>>948
クラシックではソプラノとバスが主音に終止するという制約がある(他声部が3度と5度を補填する)のに対し、
ポピュラーではソプラノがすべての可能な音度(主音、長短3度、完全5度、長短7度、長9度、増11度、長13度)
に終止できる、すなわち制約がないということでは?
952ネコオタ:05/01/14 04:18:49 ID:SDBH3RnO
>>946
ちょっと君は党派性が強すぎるよ。君が支持したってどうにもならない
んだから、もっと自由に考えて。

>ちゃんとバークリー音楽院の名のある教授が体系化したものなら
興味はあるが、そういうのでないならあんまり意味ないんじゃ
ねえの?

バークリーが徐々に体系化していったものでハーブポメロイなんかが
有名だが、理論自体はかっちりと世界中に「バークリー理論」と
してひろまっている。日本でもそう、かなりオーソドキシーを意識
して教えられ、実際に使われているわけで、芸大和声より使用者は
多いよ。それから耳コピを自分で消化してどんどん使いこなすにも
役に立つんで、いきなり理論vsミミコピという図式をもちだすのは
無意味。
>何でもかんでもテンション使う、って 考えが気に入らんよ。
>短長7度や長9度を常に許容するってのは極端だよ。

これは単に君の耳の趣味の問題だよ。それにジャズは特殊なリズムや黒人の
ハーモニー感覚がミソだし、君がコンボジャズしか念頭に置いてないのは
問題。ジャズもいろいろある。それから音楽としてスタイルが古典化
しているのはクラも同じで、煮詰まり加減は両方良い勝負だろう。
953946:05/01/14 06:55:01 ID:073lkul0
>>952
>>、実際に使われているわけで、芸大和声より使用者は
>>多いよ。
そりゃそうだろ。芸和が幾ら良書だからと言って、あれは日本人が
学習する為に書かれた本だから、世界には通用せんだろう。それに
ある程度楽典の知識が必要なクラシック本は、それ程大衆受けしないよ。

>>それにジャズは特殊なリズムや黒人の
>>ハーモニー感覚がミソだし、君がコンボジャズしか念頭に置いてないのは
>>問題。
別にリズムが特殊という訳ではないだろう。それは演奏者次第だよ。単純な
スィングで、複雑な変拍子のリズムよりインパクト与える事だって有り得る。
それに、黒人特有のハーモニー感覚というのも無理があるな。リズム感という
のなら納得いくが。

いずれにしろ、作曲をやりたいならいきなりジャズ理論とかは危険だと思う。
>>901が例に挙げている新撰組のテーマなんて、確かに何調か分からない位に
転調するが、縦の響きそのものは決して豊かではないし、むしろ安定した響き
を形成しているからこそ、転調が効果的なのだ。ポピュラーでも確かに強進行、
弱進行という概念はあるが、初めからテンションを自由に扱う為、調性がどう
しても希薄になってしまう。最初のうちは三和音で調性感をしっかり身に付け、
少しづつ使える和音を増やしていった方が効率的だろう。ただアドリブしたい
からジャズ理論を勉強する、っていうのなら全く問題はないと思うが。

954名無しの笛の踊り:05/01/14 07:32:59 ID:Fe1Uc0zk
>>943
みんな熱くなってるが、両者似てるよってこと
価値があるかどうかは主観の問題だろ
955ネコオタ:05/01/14 10:01:51 ID:SDBH3RnO
>>954
似てるね。優秀なキーボード奏者なら混じってるよ。
>>953
使用者が多いというのは日本だけ見てもってことだよ。
バークリ−理論は大雑把だがそれでいろんなひとが「道具」として
使えてる。ゲシュタルトって概念しってるでしょ。
全体は部分の単なる集合ではないんだよ。だから大雑把にも
意味があるの。劣化クラ理論ではない。

世の中で広く聞かれている音楽のなかでジャズの4フィールの
スイング感はかなり特殊。いわゆる黒人リズムだけどクラ、ロック、
西洋フォーク各種からみても根本的に距離がある。演奏者以前にスタイルが
特徴的なんだし、単純複雑の問題ではない。それから黒人特有の
ハーモニー感覚というのはブルーノートといういいかたを避けた言い方
だったんだが。教会音楽にブルーノートが入り込んだ感性は、
ブルースとともにモンクやマイルスまでいくでしょ。アメリカの大衆音楽
そのものも黒人の和声感覚に影響受けている。
956ネコオタ:05/01/14 10:16:33 ID:SDBH3RnO
>ポピュラーでも確かに強進行、
弱進行という概念はあるが、初めからテンションを自由に扱う為、調性がどう
しても希薄になってしまう。

調性が希薄なポピュラーってそんなにないよ。
そもそも基本が4声のポピュラーもジャズ以外に少ないし。
それからクラ理論は全部均等に作曲するけどポピュラーで
スケールなんかを語る時はコード進行を前提として話す場合
が多いから、そこは常識がすこし違う。たとえば
「A7でCdimスケールをつかいます。」と言った時、
べつにディミニッシュスケールをつかったからっていきなり現音
もどきになるわけじゃない。伴奏はA7で、それに対してという
ことだから。したがってそういった前提がずれていると
「共約不可能」になってしまう。
まあ煽る訳ではないが単に>>946に広い視野が欠けてると思う。
自分がクラシック作りたいならクラ作曲やればいいし。
パンクしたいなら朝のジョギングだろ?
957名無しの笛の踊り:05/01/14 12:59:59 ID:gUttsUUJ
あおる訳ではないとか言いつつ、しっかり煽ってますね
958名無しの笛の踊り:05/01/14 20:40:12 ID:U1MULW4J
>>955
クラ理論とバークリー理論が
優秀なキーボード奏者なら混じってるよの意味が分からない。
959名無しの笛の踊り:05/01/14 20:42:37 ID:U1MULW4J
>>956
後都合良くて悪いんですが、
バークリー理論の日本語訳された良書教えてください・・・・
960ネコオタ:05/01/15 13:16:05 ID:FJZ4ZDdN
>>958
小さい頃からピアノやってれば、クラ作曲が一応できるでしょ。
で、ポピュラーの伴奏やバンド活動してる人ならコードネームや
スケールももちろん知ってる。で耳とかの基礎と知識があれば
自然とリンクして障壁はあんまり感じなくなる。そういう人って
スタイルデモっぽいものしか作れなかったりするんだけど、まあそこは
創造性の問題で。
>>959
音楽理論ワークブック上下。
わりあい有名な本で決定版かもしれない。これを理解できれば、
もう作るだけ。ジャズコンポジションは違うけどねアレンジの
問題だから。
961バッハッ派:05/01/15 13:19:26 ID:ttiMuofK
>バークリー=音楽理論ワークブック上下
そう・・・か?
962ネコオタ
うん。コードとスケールの関係と、コード進行のアナライズの仕方
が肝だから。