カザルスのバッハチェロ無伴奏組曲、ナクソスとEMI、どっちがいいですか?
なんかEMIのARTの方はレコードのスクラッチノイズを残してるだけだって聞いたんですけど・・・。
質問厨で申し訳ないです。
>>298 ナクソスのは、最初の発売のLPから採った「板起こし」ですか?
もし、そうなら、おそらくはマスターテープからリマスターしたARTのほうが
音はいいです。
僕はカラスの「トスカ」のナクソス盤を持っていて、そのリポートはすでにここに
あげましたが、EMIのものの方が、音の鮮明度など、どれをとってもよかったです。
やはり板起こしの限界でしょうか。
301 :
名無しの笛の踊り:04/05/03 20:44 ID:7hI0pdxC
sage
>300
マスターは普通テープじゃね?違ったっけ?俺が古いのか?
確かカザルスはテープじゃなくて金属原盤じゃなかったっけ?
SPの場合は、LPよりは音の劣化が少ないので、
板起こしでもそこそこいい音にはなるはず。
ただやっぱり金属原盤から起こしたARTの方がいいんじゃないか?
って気もするし。
ナクソスはともかくオパスはちょっと値段的に手が出ない。
誰かARTとオパス蔵両方持ってる人はいないかな?
同じような条件だと思われるフィッシャーの平均律なら、
ARTでまったく問題なかった。
カザルス盤ですが、行き着けだった某外資系店のバイヤーさんが
実家ちかくの収集家が持ってたSPの初期盤?を聞かせてもらったそうですが
ARTの音はそれに近い?音でよかった・・・っていう話を聞いたことあります。
(ちなみにそのバイヤーさんもフルヴェンの初期ものとか持ってるマニアさんです。)
個人的には、まぁ買っても悪くはないのではと。
LPは素晴らしい素晴らしいというけれど、どうして「板起こし」は素晴らしくないのでしょう?
初出のLPは現存するマスターテープより音の劣化が無いのなら、「板起こし」のほうが
ずっといい音のはずなのに、やっぱりマスターテープを使った方がずっと音がいい。
音の鮮度が違う。
これって、LP派の理屈倒れの証拠のような気がするけど、どうなんでしょう?
306 :
名無しの笛の踊り:04/05/04 15:13 ID:0NxrqKw4
>>305 それは当たり前。LPは針音が入るし、SN比も悪い。
ある録音に関して、「LPの方が圧倒的に良い」という世評が多く出る場合は、
CDが糞マスタリングで損をしているか、マスターの劣化が激しいかの
いずれかでしょう。
じゃあ何で熱心なLP派がいるかというと、アナログ盤の音にはSN比などの数値
では計れない、針音すら気にならなくなるような気持ちよさがあるから。
基本的にはそうした感覚・感性面 + 昔からの愛着 + カートリッジ交換などの
オーオタ的楽しみ、といったあたりがLPにこだわる動機になってる。
そして、おそらく現代のLP派の多くは、CDと適材適所で聴き分けてる。
ただ、おまいさんが言うところの、「理屈倒れしてるLP派」みたいな輩がたまに
いるのは確か。「CDは一切買わない、プレイヤー自体持ってない、そもそもPCMと
いうのは云々、20KHz以上の音が出ないから云々」とか語り出すタイプね。
まあ、本人はそれで幸せなんだから、そっとしておいてあげましょうよ。
307 :
306:04/05/04 15:14 ID:0NxrqKw4
>>305 あと、誤解だったらすまんのだが、「板起こし」と「金属原盤」を混同してない?
昔は磁気テープなんてなかったから、金属の原盤にいきなり録音した。
カザルス盤に関する論議は金属原盤を使ったか、市販された盤を使ったかの
違いについて論じられているんだよ。
SP時代の場合は、そういった意味でちょっと事情が違う。
308 :
305:04/05/04 15:23 ID:Fppqfh0x
>>307 混同してませんよ。
オレが例に持ち出すのは、カラヤン/カラスの「トスカ」。何度か書き込んでるだが
無視されてしまったけど。(このスレと「優秀録音」スレに)
EMIのARTとナクソスの「LPをマスターにしたCD」を比較してる。
SPはもちろん、モノラルLP初期はテレコが無くてラッカー盤がマスター(戦時中の
ドイツ録音には「マグネトフォン」を使ったものはあるけれど)だからね。
309 :
306:04/05/04 16:05 ID:0NxrqKw4
>>308 あ、これは失礼。スマソ。
NAXOS盤は「マスターも含めピッチ、音量等で問題があるから」という理由で
異例のLP起こしをした、って奴ね。自分は未聴だから何とも言えんけど、
確かにこの時代の録音だと、LPからってのは無理があるよねえ。
自分も、バックアップ用にLPからCD-Rに焼いたことがあるけど、
306で書いたような「アナログの気持ちよさ」までは記録してくれない。
それと同じようなレベルの話だね。
NAXOS盤のマスタリングエンジニアの人は随分御託を並べてるようだけど、
だったらEMIに頼んでマスター借りろよ、NAXOSとなんか仕事しないで
TESTAMENTに話を持ってけよ、と言いたい。
レスが付かなかったのは、クラ板にイタオペ派が少ないからと思われ。
これがブルックナーの交響曲だったら、結構な大議論になってたと思う。
NAXOSが今後も同じパターンをやってくる場合は注意してみますわ。
310 :
名無しの笛の踊り:04/05/05 06:54 ID:lQTzW3c2
だけどリマスターは必ず金属原盤にあたっているのかな?
二次起こし(ないし三次)のテープからということはない?
あるいは原盤はなくなっているとか。
因みにカザルスの無伴奏。蔵のが今安く売っている(2700円くらい)
ので買ってきました。NAXOSも悪くなかったけど、こちらの方が音圧が
高いというか、中低音がずっとしっかりしている。チリチリノイズもあるけど。
>>310 SPの金属原盤?
スタンパーじゃないんだから、金属原盤ではなく、直接カッティングしたラッカー盤とか
ワックス盤の事だろ?
「金属原盤」はレコード製造の時に使うものだよ!
混同しないで欲しいな。
ワックス盤やラッカー盤に金属コーティングをして凹盤を作り、それからスタンパーの凸盤を
作るんだよ。
で、一番最初のラッカー盤やワックス盤は処分されている事が多くて、LP再発の時に
作ったテープをオリジナルと見なしている場合が多い。特にEMI。
ちょっと場合が違うが、フルトベングラーのあるLP初期録音は、テイクごとの短いテープに
録音されたせいか、編集して長いテープにリレコされた。が、この際に雑音がなぜか混入して
(喋り声とか)いる。が、悲劇的な事に、元のオリジナルテープ(マザーと言うべきか)は
処分されていて、今現存するのは雑音入りしかない。
で、東芝EMIには、雑音ナシのコピーテープが保存されているらしい。あるHPで読んだ事。
間違いがあったらスマソ。
312 :
名無しの笛の踊り:04/05/05 19:00 ID:/S/tMZ70
>>311 つまり、板起こしより、EMIの「オリジナル」の方が
もとに近いから音がいいはずというのは殆ど成り立たない、
と理解していい、というわけ?
>>311 あれ?
ここで言ってる金属原盤ってラッカーからつくったメタルマザーのことじゃないの?
ラッカーは破棄されてるから、EMIはマザーから板をつくって復刻してるんじゃないかってことだよね?
LP起こしで音が悪いのは、さらにスタンパー作ってるから条件が悪いんじゃないかという仮説でしょ?
たとえばリファレンスシリーズはかなり鮮明な音がするから、
LPで出た当時にマスターテープを作り直してると思うんだけど。
それが再発時のオリジナルテープってことになるのかな?
>>312 全然違いますよ。どこを読んでるんですか。
僕は、「板起こし」よりも、EMIのマスターテープを使ってリマスターしたCDのほうが
いい音がすると言ってるんです。
>>313 >ラッカーは破棄されてるから、EMIはマザーから板をつくって復刻してるんじゃないかってことだよね?
>LP起こしで音が悪いのは、さらにスタンパー作ってるから条件が悪いんじゃないかという仮説でしょ?
という部分は、今までの議論のどこに書いてありましたか?
僕の理解では、いきなり、「金属原盤」という言葉が出てきたと思うんですが。
特に第二項の部分は、あなたが作り出したんじゃないんですか?誰もそんな事、書いていない
と思うんですけどねえ。
それとも、アオリか荒らしですか?
ttp://www.asahi-net.or.jp/~eh6k-ymgs/mindex.htm のフルトヴェングラーの録音に関するページに記述があるが、
ウィーン・フィルと1950年1月にスタジオ録音したベートーベンの七番。
『実は、1950年のこの演奏のオリジナル録音は、金属原盤へのダイレクトカッティングではなく、
SP1面分ずつの短いテープに録音して編集した後、SP原盤が作られたのだという。その後、
その最初のテープは処分され、SP原盤もLP用復刻テープが1952年に作られたあと廃棄されてしまった。
ところが、その1952年LP用テープ作成時に、第4楽章3分すぎあたりに女性の話し声などの
雑音が混入してしまい、以後世界各地で発売されたこの演奏は、ずっとその雑音とともにある。
このことはEMI自身も当初から承知していたようで、1956年に日本におくられてきたマスターテープにも「雑音混入」と記されていたらしい。
オリジナルこまぎれテープ(1950年録音・編集、廃棄)
↓
SP金属原盤(1950年作成、1952年廃棄)→SPレコード→今回ここからCD化
↓
LP用復刻テープ(1952年作成、雑音混入)→以後のLP・CDの音源
とあるが、金属原盤にカッティングは出来ないので、これは、ラッカー盤の間違いなのである。
それと、東芝EMIにはノイズなしのテープがある、と書いたのは当方の記憶違いだった。
慎んで訂正する。
続けて書き込みゴメン。
どうも昔のSPやLPのカッティングについて誤解がある様ですね。
カッターヘッドは、金属をがりがり削り取るようなものではありません。
微細な信号を振動に換えて、ラッカーとかワックスの柔らかなディスク表面を
削って行くのです。金属のような硬い表面にはデリケートなカッティングは出来ません。
しかし、そんな柔らかな原盤ではプレスして複製生産が出来ないので、
表面に金属コーティングをしてプレス盤を作るんです。
以前聞いた話ですが、このラッカー盤を試聴した事がある人によると、
とても素晴らしい音がしたそうです。
ただ、柔らかいので、何度も針を降ろして聞けないと。
磁気テープが出来る前、アメリカのラジオは、この長時間ラッカー盤を使って
番組を録音してネットワーク放送に遣っていました。時間差放送が出来るからです。
で、アメリカ公文書館には、当時の放送用ラッカー盤が残っていて、
トスカニーニの放送用演奏とかが、RCAのものとは別の録音で大量に眠っているそうです。
凄いですね、まるで、録音技術歴史をたどっているようです。
>>316 それでRCAから出てるトスカニーニの復刻盤がLPからの
板起こしの様な感じのがあるのか。。。
LPが登場したのは戦後間もない頃だからそれ以前にLP
は世には出ていなかったはずなんだけど・・・という疑問が
ずっとあったんで。
>>314 いや、煽りでも荒らしでもなく。常識的な理解なんだけど。
だいたいラッカーに直接刻んだ場合とテープ録音は同列に語れないし。
カザルスは前者でしょ?
で、ラッカーは脆いから、
レコード会社にはメタルマザーの方が残ってたりするんじゃないの?
となると、一番ラッカーに刻まれた音源に近いのは、このメタルってことでしょ?
そういう文脈で理解してたけど。
320 :
312:04/05/05 23:45 ID:/S/tMZ70
どうでもいいけど、何処読んでるのかって、何処読んでるんだろ。
あなたが
>「板起こし」よりも、EMIのマスターテープを使ってリマスターした
>CDのほうがいい音がする
といっているのは最初から分かっているよ。でもそれが元に近いからだ
というのはどんなもんだろうかといっただけ。
>LP再発の時に作ったテープをオリジナルと見なしている場合
なんかは尚更劣化の問題もあるだろうし。
それにカザルスの無伴奏はEMIのほうが蔵よりいいですか、ほんとに?
>>319 そもそも、金属メッキされた「メタルマザー」が、針で再生出来るのかどうか
おれは知らないから、キミには答える事が出来ない。
金属同士だとキーキーいって再生どころではないと思うけどな。
319と320はなんだか頭悪そうだから、もう相手にしたくない。
微妙に論点をずらしてきてるようにしか読めないのだが。
とにかく、カラス/カラヤンの「トスカ」をナクソスの板起こしCDとEMIのマスターテープ
からのCDを比較して聞いた場合、EMIのほうが音が新鮮で力があったんだから、
君がつべこべ言っても仕方がないのだ。何か言いたいのなら、自分の耳で比較してみろ。
で、一般に言われる「マスターテープの劣化」というのは補正可能な範囲なんじゃないか
とおれは思う。劣化したマスターテープより、劣化していない段階でカッティングして
発売されたLPからの板起こしのほうが音がいいなら、この説は正しいが、現実は
全く違う。
以上。
322 :
321:04/05/06 01:22 ID:H1xdOW5i
あ。紛らわしい事を書いてしまった。
また妙な解釈をされるのが嫌なので、訂正しておきます。
>で、一般に言われる「マスターテープの劣化」というのは補正可能な範囲なんじゃないか
>とおれは思う。劣化したマスターテープより、劣化していない段階でカッティングして
>発売されたLPからの板起こしのほうが音がいいなら、この説は正しいが、現実は
>全く違う。
というのは、『マスターテープは劣化するから、最初の発売のLPが一番音がいい』
という俗説を否定したい、と言うおれの意見です。なので、後段の
『この節は正しいが』の『この』は『『マスターテープは劣化するから、最初の発売のLPが
一番音がいい』を指します。肝心な部分を書いていませんでした。
慎んで訂正致します。
盤起こしでも、
EQとか、コンプで適当にいじって、良くなる部分も多いのでは?
少なくとも、この15年でディジタル加工技術は格段に伸びているから。
>>323 そう思いますけどね。
リマスターする技師の腕とかでも変わってくると思いますが。
ナクソスの場合は、万全の体制でやった、と謳ってたのでかなり期待したんですが。
しかし、現状では、板起こしは芳しくないです。
SPは板起こししかないわけですけど。
325 :
312:04/05/06 06:28 ID:+iG/rRPd
カラス/カラヤンの「トスカ」なんてものはない(前にも触れた
のでいちいちいわないと思ったが、繰り返しいうので)。
まぁ、それはサバタ盤でいいことにするが、その例だけで
板オコシ<マスターというのは極論だろといいたいだけ。
>マスターテープは劣化するから、最初の発売のLPが
>一番音がいい
というのも極論だけどね(あなたは人にはオレはそんなこと
いってないだろと煽り呼ばわりしながら、自分は誰も言ってない
「俗説」持ち出しているよ)。
でもこの話はお終い。
>>325 カラス/サーバタの「トスカ」でした。
何度も間違えて申し訳ない。
もっと多くの例を集められればいいと思うけれど、理屈で考えてみても、
板起こしよりもマスターテープからのリマスターの方がいろんな意味で有利だと
思う。
『(あなたは人にはオレはそんなこと
いってないだろと煽り呼ばわりしながら、自分は誰も言ってない
「俗説」持ち出しているよ)』というけれど、劣化したマスターテープからのリマスターCD
よりも、初出のLPの方が音が良いと言うのは、あんたは知らなくても広く知られているし、
強く主張するマニアも多い説なんだよ。自分が知らないからと言って『誰も言ってない』
なんて言ってしまうと、恥じかくよアンタ。
>>321 メタルマザーは凸だから針じゃ再生できないでしょ、普通。
ただそれを所持していれば直接そこから板はプレスできるわけで。
市販されてる板から起こすよりは色んな意味で有利なんじゃないかと推定はできるってことじゃないの?
リファレンスシリーズについてはリファレンスと銘打つくらいだから、
LPで発売された当初のテープがマスターになってる可能性はあるでしょ。
でもそのマスターをどう作ったかは別の話でしょ。
なんかこんがらがってない?
まずメタルマザーを針でこするなんて誰も想像しないと思うけど。
328 :
326:04/05/06 10:52 ID:H1xdOW5i
>>327 >メタルマザーは凸だから針じゃ再生できないでしょ、普通。
ラッカー盤に金属メッキした凹のほうもメタルマザーと言うのかと思ってました。
こっちは「メタルマスター」とか言うのでしょうか?
それはともかく、凸盤じゃ再生のしようがないですね。
横レススマソ
>それはともかく、凸盤じゃ再生のしようがないですね。
70年代末と記憶してますが、本国ドイツでは焼失したTELEFUNKENの
メタルがキング・レコードの倉庫から発見されて、特殊形状(V字)針で
生々しく復刻されたことがあります。
ドイツ行進曲、E.クライバー、クーレンカンプあたりが復刻されてます。
330 :
326:04/05/06 15:48 ID:H1xdOW5i
>>329 キングレコードが発売していたデッカのLPは、ほとんどが本国から
金属原盤(凸のスタンパーなのか凹の方なのかは知りません)が送られてきて
プレスしていたから、その「テレフンケンのメタル」も、同じ様な意味で
日本に入ってきたんでしょう。
で、V字針というものがどんなものなのか判りませんが、理屈で考えると
やっぱり凸盤じゃ再生出来ないでしょうから、その場合は慎重に凹盤を作成して
再生したんでしょう。
と、すると、以前のデッカ金属原盤は、まだキングに保管してあるのでしょうか。
それとも返却したのでしょうか。それとも処分してしまったのでしょうか。
別の疑問も湧いてきますね。
でも、デッカの場合はオリジナルテープからのリマスターがとても巧くいってるので、
板起こし云々の話はほとんど起きませんが。
331 :
329:04/05/06 16:04 ID:V41aqYiH
>>330 具体的なソースが提示できずに申し訳ない。
20年以上前のステレオ誌のコラムで評論家小林利之氏がレポート
してました。V字針(正確には山切りが入った板風)のアップ写真
も載っていましたから、凸からトレースされたことは事実です。
ともあれ、今手元にあるのは再版ものですが、K17C-9412/3、
K17C-9414/5ドイツ名行進曲集1&2 カール・ヴォイチャッハ指揮です。
当時、息子のブレイクで人気再燃、田園やフィガロしか入手できなかった
E.クライバーの復刻は相当話題になったので、ココ見てる人で覚えている人
多いと思うけどなぁ・・・
332 :
329:04/05/06 16:18 ID:V41aqYiH
追加:LP原盤が輸入されて・・とは、全く別の話です。
戦前に輸入されたTELEFUNKENのSPメタルが、キング・レコードの
倉庫が田舎(御殿場と記憶してます)にあったので空襲を免れ、
灰燼と化した本国ドイツにはない原盤が見つかった、ということです。
スレの流れはLPでしたのに、横レスですみませんでした。
ただ、凸からトレースできない、結論は見逃せなかったので。
以上、スレ汚し失礼しました。
>>331 とても勉強になりました。
山切りカットの入った板のような針、というものがあるのですね?
キングの技術陣の特製なのかもしれませんね。
今は、LPでもSPでも、レーザーで読み取るシステムがありますよね。
アレを使えば、針音を気にせず「板起こし」が出来ると思います。
針では拾えない微細な信号も読み取れるそうですし。
>>332 デッカのLPとは別の話で、と言う事は承知しております。
こちらの書き込みにも「同じ様な意味で(テレフンケンの金属原盤が日本に入った)」
と書きましたし。
>>335 EMIについては、「アビーロードの伝説」(シンコー・ミュージック)という本が
エピソード満載で写真も満載で、しかも技術的な記述も豊富で、優れた本だと
思います。
>>330 一部はユニバーサル(当時のポリドール)に渡されてしまったものも
あるかも。ポリドールから出ていたLPにSOLBとかいう刻印が残ってる
のがたまにある。
>>329 327です。
その針のことは初耳です。
いくつかのSP音源で明らかに音が板おこしより鮮明なものがあり、
針音の有無とか音圧レベルとか、それぞれ条件も違うので、
その理由をいろいろ想像していましたが、
レコード会社は様々に工夫を凝らしていたのですね。
勉強になりました。
新星堂から出ていたコルトーの遺産に含まれた
ショパンのピアノソナタ3番の、31年録音(だったと思う)は、
年代からすると、考えられないくらい音質がよいよ。
どうも、このスレで話題になったメタルマスターから復刻したらしいですが。
340 :
名無しの笛の踊り:04/05/20 19:46 ID:/W7noZUx
EMIのバジェットBOXで、12枚中8枚に盤面に目立つ擦り傷があった。
交換してもらった物も同様だったので、この種のEMIのBOXは注意が必要と思う。
紙製ケース仕様のBOXでも、ブリリアント、edel、Deccaのものはそんな傷はなかったのに。
CCCD反対!
>>340 参考までに、どのボックスか教えてもらえます?
自分は今までにクレンペラーのベト、ヨッフムのブル、
マルティノンのドビュッシー&ラヴェル、テイトのモーツァルト(旧)
の4種を買ってるけど、不良盤にはあたってない。
発売時期とかにもよるかもしれん。
最近になって質が落ちてきてるとか。
343 :
名無しの笛の踊り:04/05/21 04:21 ID:ZXal9/Sv
>>342 テイトのモーツァルト交響曲全集(クリスマスBOX12枚組)です。
たぶん新版になるのかな。
他のBOXが無傷なら少し安心しました。EMIは買いづらい状態だったので聞いて良かった。
344 :
342:04/05/21 08:49 ID:eMVhmTmA
>>343 ああ、初期交響曲も入った新しい方ですね。
ということは、最近の盤は要注意ということですな。
まあ、自分が注意しててもどうにもならないんで、
とりあえず購入したら即全ディスクをチェックですね。
>>1 その逆もありますよ。
カラヤン/BPOのシベリウス交響曲第2番(80年録音)なんか典型。
346 :
名無しの笛の踊り:04/05/22 00:30 ID:+IiGqSC+
> 20 名前:名無しの笛の踊り [sage] 投稿日:04/05/21 23:21 ID:QKYGr81F
>
> --------------------------------------------------------------------
> ○東芝〜”EMI CLASSICS 決定盤1300”シリーズ
> 24ビット・リマスタリング(ARTとは異なります)、ジャケットはオリジ
> ナル・アルバム・ジャケットを中心に使用。
> EMIの名盤の数々が、リニューアルされての登場です。要チェック!
> ※詳細は下記ページをご覧下さい。
> 全50タイトル 各¥1,300(税込)
> 6/23発売予定 ご予約受付中!
> --------------------------------------------------------------------
>
> 例の5番ライヴはこいつか?
> Okazaki復活の悪寒。つまらんことしてないでソースを他社に売 (ry
誰がリマスタをするのやら
しかしこのままだと東芝盤しか手に入らなくなるんだよな。
日本盤って原盤の状態がわからないから、買う気にならん。