1 :
名無しの笛の踊り:
前スレが980ルール(980越えたスレは一日一カキコないとDAT落ち)を
適用されてあえなくDAT落ちしますた。
BPOを統率する現役バリバリの兄ちゃんを肴にみんなで語りましょう。
アンチも大歓迎ですが、煽り荒らしは徹底スルーしましょう>All
どなたか前スレのリンクを貼ってくだちい。
5 :
1:04/01/10 10:55 ID:FPeaazsB
>>3 &
>>4 ありがとうございました。ではマターリと進行しませう。
新盤リリース予定はあるのですか?
今だ!7 ゲッ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´
∧∧ ) (´⌒(´
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
∩ ∩
〜| ∪ | (´´
ヘノ ノ (´⌒(´
((つ ノ⊃≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ ̄(´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
NHK-FMであれだけの名演が流れたのに、
カキコがないということは、
スレタイのなせる技だろうか。
このスレ削除でお願いします 新スレ立てましょう
まあ、前スレもベト全がでてもほとんど伸びなかったくらいだからなぁ。
こんなもんでは?
11 :
名無しの笛の踊り:04/01/15 13:22 ID:L1y3m+mc
まあ、カキコが少ないのをスレタイの責任(せい)にしてる時点でヘタ(ry
>>ALL
まだラトル氏の指揮する演奏を聞いたことがありません…。
「まず、これを聞け!」という1枚があったら教えてください。
漏れ実演派なんで、
CDは2枚(マラ5、7)だけ。
実演は過去に8回。
>>12 フィルハーモニアとのシベ5かなあ。
HMVレーベルで出てるよ。
もう一枚といわれれば、やはりフィルハーモニアとの惑星。
>>12 そうだな。
とりあえず、ベト全は聴いとけ。
あとはイギリス物だろうね。ブリテンとか良い。
マーラーとかシベリウスはいいけどライバルも多いし△位じゃないかと。。
あとはニールセンはかなり気に入ってる。近代物は、これぞという
のはないんだけど、何かと面白い演奏が多い。
雷門 悟
18 :
名無しの笛の踊り:04/01/18 18:48 ID:cXn8xw+1
NHKFM で流れてた
ウィーンフィルを振ったブル4を聴いて
恍惚となった
19 :
名無しの笛の踊り:04/01/20 20:01 ID:LLUo5KwC
人すくね〜
20 :
名無しの笛の踊り:04/01/21 21:19 ID:X7956Vih
人スクネー
21 :
名無しの笛の踊り:04/01/23 00:06 ID:P5PJBeTj
age
22 :
名無しの笛の踊り:04/01/23 00:08 ID:GN0vp3Cr
ラトル=リンカーンシャーの花束 だな。
あと、ホルンを前に立たせたマラ5
23 :
名無しの笛の踊り:04/01/23 00:50 ID:YYAnItR+
こっそり?再発されたニコラス・モーの「オデッセイ」(2CD)正月に聞いたが割と面白かった。
ちなみにカップリング曲の指揮はハーディング。
24 :
名無しの笛の踊り:04/01/27 00:57 ID:1QfORed7
今年のイースター音楽祭はまあ見事にラトル色ですな。
ゲストといい、選曲といい…。
「サー・サイモン」って呼んだら
「サーは要らない」って返してほしい
1/27 @カーネギー、1階右後方 サイモン・ラトル/フィラデルフィア管
ワーグナー 《トリスタンとイゾルデ》前奏曲
ヘンツェ 交響曲第10番
ブラームス 交響曲第2番
ラトル初体験でございました。王道ブラームスで一本取られてしまいました。
さて。ラトルとフィラ管は相性いいんでしょう、
音楽作りの方向性が非常にはっきりしていて一本筋が通っていました。
とにかくアンサンブルが緻密。大音量でこけ威すことを一切せず、かといってただ機械的な正確さを追求するわけでもない。
どのパートも全体に埋もれることなく、勝手に一人歩きすることもなくしっかり響きながら全体の音響が構築されていました。
曲全体を通じた音量の配分も見事だったし、これはオケの特性もあろうけれど、指揮者のバランス感覚が何より抜群だったのだと思います。
だから一曲目のワーグナーも目鼻立ちのくっきりした端正な仕上がりの音楽でした。
低音をゴリゴリ響かせて誤魔化したりしないのは潔いですよね。
でもそれでいて弦にしっかり潤いがあり、曲が盛り上がってくると俄然とツヤが出て、なかなか艶かしい。
きょうは愛の死はつかず、前奏曲だけだったのですが、FLとOBが絡まってすーっと消えていくエンディングのppの緊張感と静寂さが見事。
ヘンツェは、以外に楽しめた。いつか聞いたデュティユーなぞよりずっとまし。
始まる前に隣りのおばちゃんが話し掛けてきて、オケのコントラバス奏者の奥さんらいのだけど、
この曲は3楽章に打楽器がたくさん出てきてdazzlingだと教えてくれたので、ちょっと興味を持って聴けました。
プログラムの楽器編成を見たら、
ドラムセットから大太鼓、さらにguiro, crotales, bronze, flexatoneと正体不明な物を含め延々26種類の打楽器が載っており、
肝心の3楽章はこれらが打ち鳴らすのをコントラバスが支え、たまに金管が絡むというちょっとジャズ風の編成。
しかし1階席に座っていてその打楽器群がよく見れず残念。
で後半のブラームス。普通か若干遅めのテンポだったでしょうか。
やはり重くなく、カツゼツの良いきびきびとしたアンサンブルで、即物的というよりは、
くっきりと彫塑的なブラームス。そしてワーグナー同様、パート間での音量、
音色の配分がぴったしと決まっていたのが見事でした。
で驚いたのは、まず、金管。デカデカと吹きっ放したかって?いや逆なんですよ。
アメリカンな開放的な音色を徹底的に押さえ込んで、弦の厚みを突き抜けることなく、
しかしもちろん埋もれることがない吹き方。このバランスの見事さは、最近聴いた中では圧倒的に絶妙。
ホルンも、去年のサヴァリッシュのラインでの咆哮はどこへ行ったのかと思う柔らかな音で2楽章もばっちり決め、
かっこよかったです。
そして一番感心したのは、弦の弱音の繊細さです。
中間の緩徐楽章が美しかったのは言うまでもありません。
特筆すべきは、終楽章でフィナーレに向かって盛り上がる直前で、
弦のユニゾンがppで、ター、タラララーラーラーラー、と主題を繰り返して溜めるところあるでしょ(<解かれ)、
あすこ。あれを今日ほど繊細な音で聴いたことはなかった。オケの人数は結構載ってたんですよ。
それでよくあんな小さな音が出せるよな、と言うのがまず驚異的。
でラトルがどんなに徹底的にppppに押さえ込んでも、弦の音が痩せず芯があり、アンサンブルも崩れない。
文字通り息を呑む美しさとしか言い様がありません。
まさかアメオケでここまでデリカシーのあるppが聴けるとは、ラトル恐るべし。
そう来れば、そのあとのフィナーレはブリブリ吹かなくても効果抜群に盛り上がるのは当然ですよね。
賢い。そりゃあブラボーの嵐。参りました。
実はNYPは明日から帝王ムーティと公演で、なんとブラ2対決なのです。
是非行って聞き比べたいと思うのですが、物凄い吹雪でしてね、天候次第であります。
ということでラトルとムーティを聴き比べました。
簡単にいやあラトルが斬新でムーティがオーソドックス。
どっちが良かったかと簡単には言えませんが、どっちか一つしか聴けなかったとしたら、
ラトルを取りますね。ああいうブラームスはなかなかない。
でも正直、両方聴いて、ブラームスを聴いた、という気がしたのは、ムーティのほうでした。
31 :
名無しの笛の踊り:04/02/01 09:35 ID:bYndkOYm
ムーティもラトルもどっちもイケメンだから、
二人と3Pできればこんなに幸せなことはないわ。
32 :
宇野珍ポーコー:04/02/01 10:14 ID:pbICfdRQ
ぼくも咥えてほしいといえよう。
33 :
名無しの笛の踊り:04/02/01 22:40 ID:T8uIVkHR
上の方のレスの人
貴重な報告サンクス
ブラボー!!
34 :
名無しの笛の踊り:04/02/01 23:50 ID:C3jPA/ei
秋の来日公演はハイドン88、トリスタン前奏曲、ブラ2と、海+ダフクロ、それに
「フィデリオ」演奏会形式の3プログラムで決定ですか?それとももうもう一個くらい
やるのかな?できればマラ10きぼんぬ。
ドヴォの《野ばと》+マラ5
36 :
名無しの笛の踊り:04/02/02 00:43 ID:+akPhwrg
マラ5かよ○| ̄|_
ホントに名曲プロばっかだな。フジテレビが主催じゃ仕方がないが。
ヘンツェとかメシアンとかオール・ハイドン・プロとかシマノフスキとか
聴きたかったのに…
37 :
名無しの笛の踊り:04/02/02 01:03 ID:m2NqZa9n
ベト全ってまさかCCCDじゃないよね?
買おうと思ってるんだけどCCCDならやめる。
38 :
名無しの笛の踊り:04/02/02 04:03 ID:Bd0JabK5
さっさと8番演ってマラ全完成させてほしい
まぁCCCDだろうから買わないけど
マラ8は今年の6月にライブ録音する ただしバ響
40 :
名無しの笛の踊り:04/02/02 09:47 ID:cilGJATQ
>>36 だってマイナーな作品だと客が入らないもの。自分が主催者でも名曲プロにする。
メインが「運命」だったバーミンガム市響との来日公演だって、前プロが現代物だった
せいなのか、がらがらだった。
まら8はこないだのアルバートホールでやったやつでいいんではないかと。
42 :
名無しの笛の踊り:04/02/02 14:26 ID:+akPhwrg
つうか、ザルツブルグとルツェルンでシェーンベルクの変奏曲+ベト9と「海」+メシアンの
「彼方の閃光」の2プログラムやるから、それを持ってくると思ってたのに。
43 :
名無しの笛の踊り:04/02/02 19:15 ID:QXBGSeXc
ラトルのシマノフスキは最強
こないだのブルックナー聞き損なったんだけど、再放送しますよね?ね?
45 :
名無しの笛の踊り:04/02/12 12:07 ID:uGqCn/KH
age
47 :
名無しの笛の踊り:04/02/20 17:07 ID:8Op27AQ2
ベルリン・フィルのスレ落ちた?
中古1000円で復活を聞いてみたんだけどラトルいいじゃないか。
これとテンシュテットNDRさえあれば他にいらないといえよう
でも録音はひどいね。
EMIって本当にメジャーレーベルなの?
リミッターかかりすぎだよー
ラトルが嫌われるのはEMIのせい
>>48 復活いーよね。俺の中ではベスト。パーカスがよい
50 :
名無しの笛の踊り:04/02/21 11:32 ID:zUlQ/JHO
私はここ10年位クラシックから遠ざかってたので浦島太郎状態なんですが。
ラトルのベートーヴェン交響曲全集のDVDって収録されてるのでしょうか?
されてるのなら発売予定はありますか?お願いします。
51 :
名無しの笛の踊り:04/02/25 21:37 ID:Iw62Pg15
スレタイのせいなのか,何なのか
閑散としたスレだ 前スレと激変だ・・・
52 :
名無しの笛の踊り:04/02/25 22:06 ID:V4Ei0HKM
ロスフィルとの旧録音が好きな俺としては、
そろそろラフマニノフの再録音をきぼんぬ。
53 :
名無しの笛の踊り:04/02/26 21:09 ID:d95ewFLt
ダフニスは全曲だと思ってた。
ちょっとショックだ。
54 :
名無しの笛の踊り:04/03/02 21:06 ID:zd+Pbh/m
ラトルのマーラー(BPOとの5番を除く)ってどんな演奏なんですか?
やっぱりBPOとの5番みたく、変なことしまくってるんですか?
55 :
名無しの笛の踊り:04/03/02 22:35 ID:BPsAqUSW
>>54 あーたね、変なことって何よ?
変なことって・・・ベングラからクナッパ、ワロター、クレソ、カリヤン、バンスタ、いろいろ・・・
有名どころはみんな、よーく考えればみんな変なことやってるんだぞ。
世間一般で凡庸とみなされるハイティンコだって、「なんにもしない」っていう変なこと
やってるいんだぜ!
さて、
ラットルのマーラーは、結構センサイで雄大ぶらないんです。(最近このテがはやり?)
例えば3番。最後なんて速めのテムポ。グランディオーソにオケを鳴らすのが結構恥ずかしいんじゃないかな?
ってカンジ。
7番はバ響との実演をオペシテで聴いたが、結構神経質!神経質という書き方が嫌だったら、やっぱ繊細!
「漏れはここまでスコアをよみこんでるんだ!」
スケルツォなんてチョースリリングだった。すばしっこい!早い音符が全部きこえる。
超スピードの、各種楽器間の受け渡しなんて、もう、それはアクロバット!
2楽章とか4楽章の歌はサワヤカ〜〜〜。春風のよう!夢見るようなキレイなヒビキ。
こじんまりした響を好むのかな?ッつーか、たヴんそうでしょー。
でも、5楽章の最後の最後で、めちゃバカでかい音をバ響からひきだして、カタルシス!だった。
こんな感想です。
56 :
54:04/03/03 00:30 ID:AqZ8ybkn
>>55 あー、変なことの定義は、「あまりに斬新(?)すぎたり、普通はやらない事をやってたりする」ことです。
ラトルファンの方なら、VPOとのベートーヴェンみたいな演奏の仕方をする
って形でとってもらえればわかりやすいかと思います。
特に、マーラーの6番が気になってるんですが、どうでしょうか?
それと、バ響はやめてください。荒れます。
気になるんなら自分でCD買って聴け
>>54 2,4,7しか持ってないけどどれもよかたよ
斬新なのが嫌なら薦めないけど。
59 :
名無しの笛の踊り:04/03/08 00:05 ID:dASFR37D
こんなに落ちちゃって・・・
ラトルって人気ないの?
せっかく今日、石原某のCD紹介本買ってきたのに。
60 :
名無しさん@お腹いっぱい:04/03/08 15:57 ID:QX1GpNRL
来日公演4/10発売って本当?
61 :
名無しの笛の踊り:04/03/08 19:26 ID:y+mFwgrD
昨日ORFのネットラジオで放送していた去年11月の演奏会きいた。
曲目はシベリウス7番、R..シュトラウスのカプリッチョの終曲、シューベルト・グレイト。
シュトラウスのソリストはフェリシティ・ロット。
シベとグレイトは例によってラトル節。いろいろいじっている。嫌いな人には
ちょっと受け付けないかも。しかしグレイトは終了後客席は沸いていた。
R.シュトラウスは思いの外良かった。こういう表現も出来るのかといったところ。
62 :
**:04/03/09 02:19 ID:EoFzIZxC
R・シュトラウスあんまりやってないし知られてないんだけどね、
いいだよこれが、ラトルがやると。ワーグナーもそうなんだけどさ。
『ナクソス島〜』全曲やったの聞いたことあるけど、実演で聴いた
ラトルの中でもかなり上位だなあ。
63 :
名無しの笛の踊り:04/03/14 01:41 ID:IcuAWaxt
来日公演詳細はまだアップされてないのかね。
東京だけ違うプログラムかもみたいな感じだったけれど。
64 :
隠者の紫:04/03/14 01:50 ID:yjh8+070
フィデリオ聴いて、ようやくラトルが何を語りたいのかが、
自分なりに、納得出来た。
レオノーレ3番を省いたことも、ヒストリカルには、
リーズナブルだと思う。かえってすっきりしていていい。
コンサート形式にしろ、そうでないにしろ、ラトルが凄い
音楽家だと、ようやく理解出来た。
コンテンポラリー・ミュージックも、どんどんやって欲しいね。
65 :
名無しの笛の踊り:04/03/14 03:00 ID:yjh8+070
そうやって聴きなおしていくと、べト全や、マーラーの5番の
良さがわかってきた。
但し、ブレンデルとのべトのP−コンだけは、?マークだな。
66 :
:04/03/20 11:41 ID:52+wWVQq
みんな、NHK見たかい?
67 :
名無しの笛の踊り:04/03/20 17:15 ID:yWgxeP0f
どなたかラトルのこれからの発売予定わかりますか?
アンスネスとやったブラームスの1番コンチェルトもやりすぎで笑える。
ラトルって録音少なくない?
それに、なぜにチャイコフスキーやモーッアルトの交響曲は
振らないんだろうか?
ラトルがどう演奏するか聴いたみたいのにな・・・
今年の来日公演でブラ2を振るそうで。
ひょっとして数年かけてかもしれないけど、ブラ全集出るといいな。
71 :
名無しの笛の踊り:04/03/26 01:11 ID:KFaQKq13
モーツァルトはやってる、たまに。
チャイコを振るラトルはちょっと想像つかないが、今年の
ヴァルトヴューネはチャイコプロなんだよね…
バーミンガムとのマーラーってどう?
レニーやクレンペラーが染み付いた人でも聴ける?
74 :
名無しの笛の踊り:04/03/27 02:02 ID:BdSk2uT7
ピアノ協奏曲(ソロはラン・ラン)とくるみ割り人形2幕、だっけ?
>>74 興味ありますね。
確かに、ラトルのチャイコは想像がつかない。
交響曲は無いのかな。
77 :
タノムサク:04/03/29 21:42 ID:bT3Y7kBM
こいつのブラームスは小沢並だろ、たぶん。
78 :
名無しの笛の踊り:04/03/30 20:12 ID:M9cnWcdP
ブラームスは小沢のほうがましだよ。普通に近いから。
>>78 ラトルの演奏はよっぽど変わってるんだね。
80 :
名無しの笛の踊り:04/03/30 22:31 ID:mFiQDCW/
>>77 こいつと呼ぶなや、プンスカプンプン
81 :
タノムサク:04/03/30 23:20 ID:q3A5zFxR
こいつはターネジでもやっとれ
82 :
名無しの笛の踊り:04/03/31 01:40 ID:z3rupsZQ
ラトルVPOのベト全集きいたけど、
なんであんなにVPO下手なの?
あちこちばらけてるしさ。突然気がぬけたように崩れるし。
本当にこの演奏いいか?
>>82 折れもそう思った。どんなに調子悪くても、(指揮者を無視しても)
そこそこ最低ラインでまとめあげる悪擦れした芸者のような(ほめてます)
WPOがこれだけ破綻してるのは珍しいのでは?
そのばらけかた、崩れ方が古楽器風で新しいのかか?よくわからん
ブラームスはベトに比べると普通だよ。
10年ぐらい前にBPhとのブラ4を聴いたけど、ごく普通の解釈だった。
ラトルのブラ3は絶品だよ
ふんわり包むようでいて豪快さも感じる
不思議な感覚だ〜
86 :
名無しの笛の踊り:04/04/01 01:51 ID:H8dOF5XX
>>82 >>83 日本公演の際に音友か何かに掲載されたキュッヒルのインタビューでは
「基本的には我々の弾きたいベートーヴェンとは違う。」
みたいなことを書いてあった(プロとしてラトルは勿論尊敬はすると前置きして)
意図的に下手にひくような幼稚な真似をするとは思えないが、
ラトルの演奏概念に団体が完全にシンクロしてないのは確か。
指揮者に選出してくれたベルリンフィルで録音すればよかったのにね。
でも「手兵」バーミンガム市響との来日公演のベト5も
ラトルの煽りについてくる楽員とついてこない楽員がいて
けっこう崩壊してたなあ
スリリングといえばスリリング
メチャクチャといえばメチャクチャ
意図的なんだかどうなんだか…
古い話で恐縮
なんでSirついてんだよ、もじゃもじゃの髪のくせに
89 :
名無しの笛の踊り:04/04/01 07:44 ID:2r/KpRRU
>86
でも、ベートーヴェン録音してくれ!っていうのは、ウィ−ンフィルの楽団から
直々だったらしいよ。そのうち、彼自身の手の内に入ったら
ベルリンフィルとも録音してほしいけれど・・。
>>89 ベルリンともするでしょ。
カラヤンのように生涯に複数回の全集を出すのではないか。
>>86 ウィーンフィルの望む演奏って、これぞドイツ!みたいな演奏なのか?
ラトルと同世代だとティーレマンのような。
92 :
名無しの笛の踊り:04/04/01 16:54 ID:ZdGQaHx8
ウィーンフィルの理想型ってのは
「ベーム」
なんだよね。
腰がすわってて、力強くて、その上で品格もあるというのかな。
まあ客が興奮するかはおいておいて。
>>92 ベームねえ〜ラトルとは対極的だね。
ということは、今のウィーンフィルの常連組に理想の指揮者はいない
ってことか?
しかしそのベーム最晩年に信じられないぐらいダルな演奏をしていたのも
ウィーンフィルなのだが。
95 :
名無しの笛の踊り:04/04/04 13:38 ID:X7TCCZSO
森進一さんのスレはここですか
96 :
名無しの笛の踊り:04/04/04 17:59 ID:h1+5t71s
ウィーンが本気出すのは、ブーレーズやティーレマンくらいじゃないの?
アーノンクールの時も、ややマジになるか?
ブレンデルがらみのときも、流石にマジになるかな?
ラトルは、BPOでがんがれ!
97 :
名無しの笛の踊り:04/04/04 19:06 ID:X7TCCZSO
あのしかめっ面の親父らがラトルに振り回されるのが見てて痛快なんだよな
99 :
名無しの笛の踊り:04/04/05 07:32 ID:XDclrTT+
先日発売されたEMIの輸入盤classics for pleasureシリーズのラトル&ボーンマスso
のマーラーsym10(1980年録音 ¥990)をタワーレコードで買って聴いたけど
リマスターの音が以前に発売されたCDに比べてすごく悪くて驚いた。
音が平板で白眉の第5楽章なんか音の生々しさが完全に失われていた。
全く表示がないがこのEMIのclassics for pleasureシリーズはあの悪名高い
CCCDなのか?
もしご存知の方がいたら教えて下さい。
>>99 塔で売ってるものは、CCCDはそのように表示してあるはず
(シールが貼ってある)
101 :
名無しの笛の踊り:04/04/05 07:49 ID:XDclrTT+
どうもありがとうございます。
そうするとCCCDではなく普通のCDだと思います。
しかしこのリマスターの音の悪さはどうしたことだろう?
2004年発売なのに。
art化に望みを託すしかあるまい。
102 :
名無しの笛の踊り:04/04/05 20:00 ID:vfrsTdd6
と言いつつ、古いCDをヤフオクにだしたらだめよ
103 :
名無しの笛の踊り:04/04/09 14:33 ID:FlEnAz9l
ラトル/ボーンマス響のマーラー10番が
マーラー10番の全5楽章補筆完成版の中で
最も素晴らしい演奏だと思う。
これ以外忘れていいと思うほど。
早くart化されてほしい名盤の一つだ。
104 :
名無しの笛の踊り:04/04/09 16:40 ID:i3InwjzH
>>103 bpoとのやつよりイイのか?
105 :
名無しの笛の踊り:04/04/09 17:56 ID:FlEnAz9l
>>104 ボーンマスとの方が、比較にならないほどいいね。
1980年にこの演奏が発売された時
レコ芸の月評で推薦の評価をした評論家が
「マーラー最晩年の寂寥感がこめられたこの曲を
こんなに若い指揮者が見事に表現するなんて驚いた」
と評していたけど、ホント全く同感。
このマーラー10番全5楽章完全版は、金子建志氏が表現したように
「生と死のはざ間に立つ、ミステリアスな五重の塔で、
妻アルマの不倫から受けた衝撃を底流に、
甘美な陶酔と慟哭、雄渾な意志と自虐的な笑い、告発と受容
といった様々な要素が生々しく渦巻いてる」
という曲で、これはラトル/ボーンマス響の演奏でしか、表現できていない。
最近のマラ5もそうだけど、ラトルの新しいマラ10には、ホントがっかりした。
マラ10完全版はマラ5と同じくらいの超名曲なのに。
106 :
名無しの笛の踊り:04/04/13 04:01 ID:ksEHMrHd
ラトルとはどういう指揮者か?
それを知るには、1984年録音のラトル/ロサンゼルスpoのラフマニノフ交響曲2番
をきくとわかる、と漏れは思う。
油絵具がまだ完全に塗られていない、木炭デッサンだけの肖像画みたいな演奏だけど、
ラトルは、BBC響の楽員時代に薫陶を受けたブーレーズから、最も影響を受けた指揮者なのだ、
ということが、わかるような演奏だと思う。
現在廉価盤のRED LINEで発売されてると思う。
ラトルという指揮者は、一見、自分の指揮法の手の内を見せないような、不敵な、煮ても焼いても喰えないような、
誰の真似でもない「無手勝流の指揮者」のように感じるけど、実はブーレーズの直弟子だなと思う。
一見、フルヴェン的な直感的な、ひらめきで作ったかのような演奏だけど、実は、ものすごく分析的で、
楽譜を化学式みたいに一回全部分解して再構成する、人造人間、サイボ−グみたいな、とてもツギハギの演奏だと思う。
こういうラトルの音楽作りが、現在のラトルの音楽家としての、大きな行き詰まりの原因になってるように感じる。
ラトルの父親がジャズドラマーだったことが影響しているのか分からないが、ジャズはきいてて結局は飽きる音楽だし、
ジャズをクラシックやポップスと融合させたハイブリッド音楽のフュージョンは、必ず行き詰って作曲できなくなる音楽だ。
ちょうど、植物でもハイブリッドのソメイヨシノが原種の桜より寿命が半分くらいで、ササニシキやコシヒカリが冷害や
害虫に弱いように。
ラトルの、一見、自生の植物のように見えるが、実は遺伝子操作で人工的に生み出されたハイブリッド植物のような音楽作りが、
現在のラトルの宿命的な活き詰まりの理由のように、思えてならない。
107 :
名無しの笛の踊り:04/04/13 08:13 ID:bHnYEL0g
>>106 父親がジャズドラマー →→→ 結局は飽きる音楽 etc …
って、ヤクザ顔負けのいちゃもんの付け方だな。
で、結局キミは、ラトル+BPOの実演聴いたことあるのかな?
二段落目から論理がめちゃくちゃになってるな
三段落目に至ってはもはや病(r
109 :
名無しの笛の踊り:04/04/13 10:11 ID:tX7a+rse
>>106 君の文章こそ、借り物の知識のつぎはぎだといえよう
まるで小市民ケーンだ
>>106 ジャズやフュージョンに誤った偏見をお持ちだといえよう
111 :
名無しの笛の踊り:04/04/13 14:32 ID:xXcx3a55
111
112 :
108:04/04/13 14:41 ID:mwzC3X4o
おまいら釣られすぎw
あ、 俺もか
でもラットル=ロスフィルのラフ2は確かにイイ。
114 :
名無しの笛の踊り:04/04/13 16:46 ID:ksEHMrHd
ラットルの1980年のボーンマス響とのマラ10、
84年のロスフィルとのラフ2、
85年のバーミンガム市響とのブラームスのピアノ四重奏曲管弦楽曲版、
いずれも名演だったが、今のラットルはもう聞く気がしない。
まるで気の抜けたサイダーのような演奏だ。
しょせん、麦芽100%ビールに代わるもののごとく混ぜ物で味を整えた
発泡酒のような、ドライビールのような音楽だったのか?
最近のではベト第9はよかったが。(CDではなく実況放送を聴いて)
聴いた当時はこれこそフルヴェンバイロイトをしのぐ演奏がやっと現れたと思った。
来年3月。ラトルがモーッアルトのラスト3大シンフォニー
つまり39、40、41番をベルリンフィルと演奏すると
のこと。
ラトルのモーッアルトシンフォニーはあまり無かったので
果たしてどんな演奏をするのか、興味あり。
頼むからモーツァルトと書いてくれ
なんかまんじゅうをのどに詰めたみたいだな>モーッアルト
119 :
名無しの笛の踊り:04/04/13 23:40 ID:LBrgRtFa
>>116 来年のBPOのコンサート予定が分かるのでしたら、アップしてケロ。
お願い!
120 :
名無しの笛の踊り:04/04/13 23:56 ID:9O5LSzp4
ラットルのマラ10にかんしては、カラヤン(ひきあいにだしてスミマセン)のベートーベンの60年代と70年代のセット、
チャイコフスキーの71年と75,6年のセットの変遷とよくにている感じがします。
後の録音のほうが、洗練(この言葉は注意深く使わなくてはならないのですが)されているけれど、
でもチョットものたりない。というきがします。
でも、ぼくにとってまったくNGというわけではありません。
ちょっとしたオーケストレイションの変更とか、キラリとしたところが随分あります。
一番感心したところは5楽章のフリュートがとても小さい音量で吹いて、それを支える弦が
もっと小さい音で伴奏して、ゆっくりと血の気を取り戻す感じのところです。
それにしても、このBPOとの録音はむちゃくちゃわるいですね。
会場ノイズを無理やりカットして音を仕上げたのがヘッドフォンで聴くとよくわかります。
ラットルの意図が中途半端に垣間見える感じで、とてももどかしいです。
ためしにDVDオーディオの方も購入したのですが、音質が少しだけ上を行くかな?といったところです。
121 :
名無しの笛の踊り:04/04/14 00:39 ID:1T9JFpeY
マラ5はCDよりDVDの方が音質が良いと確か犬のレビューに書いていたが、
本当ですか? あ、わざわざ両方そろえた人はいないかも。
>>120 BPOとのマラ10に関して言えば、ドイツの放送局収録の音源(演奏自体はEMIとほぼ同じ)が
FMで放送されましたが、それと比べると、確かにEMI盤は相当物足りないです。妙にマルチ・
オン気味で、却って迫力不足に聞こえます。
>>121 両方持っているけど、DVDはまだ聞けていない(ていうよりDVDはパソコンでしか見れない・
聞けない)・・・。ただ、BSで放送されたものは映像・音声ともDVDとほぼ同等と思われますが、
確かにCDよりは豪快な鳴りっぷりです。
123 :
名無しの笛の踊り:04/04/14 01:12 ID:4eCDeknh
ラトルVPOのベートーヴェン、実演はデクレッシェンドの美しさなど素晴しさ
に圧倒されまくりだったが(第九だけ「借りてきた」様な表現でハズレ)、
実演の記憶のよすがに購入した全集セットは録音悪すぎでまるで別物。
生演奏の美点がまるで捕らえられていない、このセットだけで判断されては批判
も起きよう。ラトル批判も実は録音のへたれ具合による誤解に基づくものも少な
く無いと思う。
頼むよEMIのエンジニアさん!
124 :
名無しの笛の踊り:04/04/14 02:35 ID:j7AanG3W
>>120 なるほど。確かに、ラトルの新しいマラ10は、カラヤンのマラ9みたいな磨きあげられた、洗練された感じの演奏で、
旧盤より良くなった所があるかもしれませんね。
ものたりない所というと、私は、ラトルの音楽は、映画「ルパン三世ルパン対クローン」のマモー京介に
似てるように思えるんです。
クローンは、オリジナルからクローンをつくるんですが、次第にクローンからクローンをつくるようになる。
でも、クローン技術は完全ではなく、映画の中で失敗作のクローンのクローンが登場するんです。
どういうことかというと、再び変な例えで大変恐縮ですが、本のゲラ直しとは、ゲラの間違いを直すのが目的でするのはなく、
手元にはない印刷所の印刷原板の間違いを直すために行うわけです。
つまり、ゲラはクローンで、印刷所の原板がオリジナルです。
これを音楽でいうと、ゲラがスコア、印刷所の原板が曲(目に見えない耳に聞こえない無形のものです)、
作家の原稿が作曲家本人(殆ど故人)になるわけです。
演奏というのは、ある意味、曲を音にして再現する形でクローンを生み出す行為だと思うんですが、
ここで重要なのは、クローンはできるかぎりオリジナルから直接つくらないといけないもので、
クローンからクローンをつくってはいけない、ということです。
私は、ラトルという指揮者は、スコアというクローンから、演奏というクローンのクローンを生み出している
音楽家のような気がして仕方ないのです。
スコアという曲のクローン、プラス自分の頭脳だけで、伊東家の食卓のウラ技のように曲を演奏してるような気がするのです。
ラトルは、スコアとは、無形のものであるオリジナルを目に見えるものにしたもの、と思っているのではないか?
これが、前は一見魅力的に思えたラトルの演奏が、近年全然魅力的でなくなってしまった大きな原因ではないかと、私は思います。
マラ10という再録音盤でそれを感じました。長々すいません。
125 :
名無しの笛の踊り:04/04/14 09:03 ID:+VEyOulH
106よりはましな例えのようだけど。なんか違うんじゃないか?
音楽に限らず、演劇にしても舞踊にしても、すべからく時間の中に存在する芸術ってのは、
美術作品のように常にどこかに存在しているという性質のものじゃない。
たとえば「ハムレット」という作品は、もちろん〈戯曲〉が作品そのものというわけではなく、
限られた場所(劇場)に、限られた時間(上演中)だけ存在するものなわけだ。
だから、「演奏=クローンを生み出す行為」というのはおかしい。
曲そのもの(オリジナル)を「目に見えない耳に聞こえない無形のもの」と捉えるんじゃなく、
「演奏中に演奏されている会場にだけ存在するもの」と考えるべきだろ。
ま、結論としては、CD聴いて理屈こねてばかりいずに、
限られた場所に限られた時間だけ存在する、曲そのもの(オリジナル)を
体験してみろ、ってことだな。
126 :
名無しの笛の踊り:04/04/14 10:28 ID:ra3RGG5s
ラトルは前にモーツァルトの39〜41番をOAEで指揮したことがあって、
それ現場で聴いたんだけど、イマイチだったんだよねえ…。
40番はそこそこだったかな。全体にアーノンクールの亜流みたいな
感じでねえ。これまで聴いたラトルの実演でほぼ唯一不満だった
コンサートですかね。
あれからどう変化したかっていう意味ではBPOでも聴いてみたい
気はするけれど。
ラトルとグラモフォン契約しないかなぁ。
今のままだと録音が悪すぎる。
128 :
名無しの笛の踊り:04/04/15 00:56 ID:CnuTzg96
124の拙文に付け加えると、曲→スコア→演奏 という関係にあると思うんだけど、
ラトルは、スコア→演奏 で自分の音楽作りをしてるような気がして仕方ない。
「演奏=クローンを生み出す行為」という表現は、「一つの曲の対して複数の異なる
演奏が存在する」という意味で、ラトルの音楽作りの問題点を主に述べる文脈の中で使った。
では、そもそも演奏とはどうあるべきものなのかというと、カラヤンが「現在の指揮者は
テープでブラームスがどういう音楽か知るけど、私の時代はスコアを読んで知るしかなかった。
でも、今でも私のやり方が正しいと確信している」というような発言をしてるけど、
演奏家が、スコアでなく他の演奏家が演奏した曲で、自分が演奏する曲を理解してはいけない、
というのは全くの正論だと思う。
演奏というのは、名曲が名曲である由縁であるその曲の本質を表現した上で、
その演奏家しかできない表現で、音楽を作らないといけないと思う。
萩本欽一が、弟子の芸人に突然お題を出してリアクションさせ、その芸の出来を採点する
という訓練をよくやったそうだけど、一つのお題に対する芸という自己表現は、
芸人の数だけあり、百人芸人いれば正解は百通りあるのだと思う。
曲と演奏の関係も、こうしたものだと思うのだけど、ところが、ラトルの音楽作りは、
そうしたその演奏家しかできない自己表現ではなく、スコア→演奏 という
単に名曲を素材にした、ラトルの音楽作りの方法論を聞かされている様な気がして仕方ない。
そしてこれが、ラトルの音楽作りの問題点、ラトルの演奏の致命的欠陥のように思う。
>>128 わからないこともないが、もう少し簡潔にまとめてくれ。
130 :
128:04/04/15 01:17 ID:CnuTzg96
簡潔にまとめると、私の結論は128の最初の2行と最後の4行です。
131 :
名無しの笛の踊り:04/04/15 02:08 ID:pqWUgO0d
132 :
名無しの笛の踊り:04/04/15 02:58 ID:PENoXbUn
>>128 あんたの言いたいことは、まぁ、わかる。
つまりは、124で書いていた、
「伊東家の食卓のウラ技のように曲を演奏してるような気がする」
≒「みんながびっくりするような解釈を探しているだけのような気がする」ってことかな?
ただそれは、あんたがそういう気がするだけだし、
「ラトルの致命的欠陥」なのではなく、あんたの趣味に合わないだけだ。
もちろん、あんたと同じように合わない人もけっこういると思うが。
おれは、別にラトルまんせーではないが、そんな安易なことやってるだけのヤツじゃ、
プロの、それもBPOを束ねるような演奏家はつとまらないと思うけど。
極端なたとえだけど、ラトルは一日の演奏会の前半後半で
同じ曲をまったく別の解釈で2通り演奏するかもしれない、してもおかしくない、と。
そして、そういう姿勢があんたは嫌いだと、そういう感じでよいかな?
おれは、演奏者が複数の異なった解釈について、
どちらも捨てがたい魅力を感じることだってあるような気がする。
133 :
名無しの笛の踊り:04/04/15 07:01 ID:CnuTzg96
「ラトルの演奏=伊東家の食卓のウラ技のように曲を演奏してるような気がする」という表現の意味は、
そもそも指揮者の仕事とは、スコアという氷山の一角から、曲という氷山全体を表現することだと
思うのだが、ラトルは、スコアという曲の氷山の一角を増殖させ、組み立てを工夫したりして、
スコアという曲の氷山の一角の細胞から、曲という氷山全体の人体細胞全てを
知的なバイオ技術のように作り出そうとしている指揮者のように感じる、ということだ。
先日、朝日新聞で「バカの壁」の養老孟司が
「現代の学生は、情報処理能力はとても高いが、新しく情報を作り出す能力は極めて低い。
新しく情報を作り出す能力とは、世の中でまだ意識がされていない隠れたままでいる
無意識の領域にある事象を意識化させ、その存在を明らかにする能力だ」
というようなことをいっていたが、ラトルは、特殊なこうした高い情報処理能力のある指揮者
ではあるが、繰り返しの鑑賞に堪え、多くの人が様々な解釈ができる優れた芸術作品である
名曲という、人間精神の無意識の産物の固まりを意識化させる高い能力はないと思う。
アバドやバレンボイムがBPOの首席なら、単なる凡才指揮者だから関心はないが、ラトルは、
カラヤンと同じだが全く別の方法で、本当は巨匠ではないが自分の演奏をあたかも巨匠のように
見せようとする巨匠風指揮者だからだ。
そうした意味で、ものすごい野心家だが、ラトルがそうした演奏法をする理由もカラヤンとは
全く別かもしれない。
「もうブラームスの交響曲のレコードなんてたくさん出ているから録音する気がしない」
ということをラトルはいったことがある。
もしかしたら、そうしたことが理由なのか?
だとしたら、若い頃のマラ10の旧盤や、ブラームスのピアノ四重奏曲管弦楽曲版の演奏が、
現在のラトルとは別人の演奏?と思うほどの名演である理由もわかる気がするが。
なんか昔のグールドに対する批判を思い出すな。
似てますかな?
136 :
名無しの笛の踊り:04/04/21 20:04 ID:oIHtohwe
森進一のほうが似ている
137 :
名無しの笛の踊り:04/04/25 17:53 ID:MhDaAStA
小難しい事書くやつってどんな顔してるんだろ。
きも〜い
138 :
タノムサク:04/04/25 17:58 ID:g+POnhCY
正直エルガー以外の演奏は評価できない
>>137 お前みたいなやつに限って人のレスをちゃんと読んでないんだよな(藁
140 :
名無しの笛の踊り:04/04/29 07:04 ID:7eoYG6iv
ぼくもマラ10に関しては
>>120さんとか
>>124さんと同意見です。
旧盤に比べたら、大変ブラッシュアップされているんですが、なんか痒いところに手が届かない感じがつきまといます。
荒削りな感じがしないっていうか(もちろんだよね)、皮肉なもので、良い反面、もっとこう突き抜けてほしいなと思います。
なんだろう?この気持ち。
141 :
名無しの笛の踊り:04/04/29 07:45 ID:HNA0W5Al
>>139 いちいち人のレスなんか丁寧によまねえよあほ
>>137 小難しいかどうかは読まないとわからんわな。
143 :
名無しの笛の踊り:04/04/30 01:21 ID:9nt1Ey9c
世界最高峰の2楽団初共演 ベルリンとウィーン
【ウィーン29日共同】
オーストリア通信などによると、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の
サイモン・ラトル音楽監督は28日、同楽団が2005年4月2日にベルリンで
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と合同でコンサートを行うと発表した。
両楽団とも世界最高峰とされるオーケストラで、長年ライバル関係にあり、
共演するのは初めて。
ラトル監督によると、合同コンサートのメンバーは両楽団から選抜。同監督が
指揮し、マーラーの「交響曲第六番」などを演奏するという。監督は「まったく
違った音色を持つ両楽団の共演で、どのような音楽が生まれるか楽しみだ」と
述べた。
ベルリンフィルの音楽監督だった故カラヤン氏は1984年、当時関係が悪化
していた同フィルのザルツブルク公演をキャンセル。代わりにウィーンフィルを
招いたことなどから、両楽団の関係はぎくしゃくしていた。相互の交流も
ほとんどなかったが、今回、両楽団に関係の深いラトル氏の奔走で共演が
決まった。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=home&NWID=2004042901002348
>>143 「ラトル監督によると」がツボにはまって1分ぐらいグフグフ藁ってました。
「ジーコ監督」みたいでおもろいな。
145 :
名無しの笛の踊り:04/04/30 01:49 ID:Bo/qk1Kv
PRの天才、ラトル
147 :
名無しの笛の踊り:04/04/30 02:22 ID:9nt1Ey9c
ウィリアムズの 「ファンタジア」ってなんだ(?? と思ったが、
これってRVWのタリスの主題による幻想曲の事かな?
一瞬ジョン・ウィリアムズの新曲かとオモタヨ
レアルマドリードと入浴ヤンキスが一緒になったみたいなものなんですか?
桂三枝と三遊亭円楽に漫才やれっていうようなもんです。
立川談志と三遊亭円楽のほうがいいかも
ネタもないし、落語のスレにする?
ラトルはメンデルスゾーンは無視なんでしょうか?「イタリア」とか合いそう
だけど。
154 :
名無しの笛の踊り:04/05/01 22:36 ID:VjKlwQE6
感動しなきゃ聞かなきゃいいんじゃ?
なぜいちいち評価したがるのかね?
ラトルの生演奏聞いて感動してる
ベルリン市民が多数いるんだから
その人たちは幸せ
それでいいのでは?
155 :
名無しの笛の踊り:04/05/02 05:10 ID:PfZtFeA7
こんなことしたり万博で蛇メタと競演したりするのが気に入らないんでしょ?
オレも許せないもんな。
だからあの時支配人辞めたじゃん。
でも、ウィーンと競演てのは別にいいと思うけど。
ラトルって録音少なくないですか?
もう2年経ったのにマラ5とフィデリオだけというのも寂しい気が
するんだよねえ〜
カラヤンまでとは言わないけど、来日すれば42000円だし、
なかなか聴けそうにないから、せめて録音してくれよ〜
>>156 EMIクラシックスにやる気がないのと、
ラトル自身が慎重だからでしょう。
数年前、VPOと「幻想交響曲」を録音した、というニュースがあったけど
(オケもハープだったか金管だったかを増強した特別編成だったはず)、
結局出ないまま。たぶんお蔵入りなんでしょう。
158 :
名無しの笛の踊り:04/05/02 23:18 ID:oocP6sdu
ラトルが性懲りもなく糞企画をブチ上げたな。
そもそも
BPO=バイエルン・ミュンヘン
VPO=レアル・マドリー
なんだから、まったく水と油だよ。
両者を合体させても絶対1+1=2にはならないって。
クラ板を見ててもわかるように、
叩く気にもも無いラトルにはもはや商品価値は無い訳で。
158は必死でネタ振りしてるんだろうが、
サッカーの例えは門外漢には(゚Д゚)ハァ?だ罠。
というか例えが悪すぎ駄罠。
160 :
名無しの笛の踊り:04/05/03 02:01 ID:QK9bekCF
NDRとパリ管の合同が聴きたいな
合同?
(´-`).。oO(何がいいたいんだろう…)
方向性はカルロス・クライバーに近いと思う。
クライバーから才能を抜くとると、ラトルになる。
雑巾で継ぎ接ぎしてできた着物のようなクラシック演歌の出来上がり。
163 :
名無しの笛の踊り:04/05/05 21:09 ID:j0nf3U1C
頭の固いクラヲタじじいたちは黙ってなー
ブレンデルが完全な信頼を寄せるラトルに対して
うだつの上がらない2ちゃんクラヲタが何をほざこうが
負け犬の遠吠えだろうが
>>163 そういえば、2人のベト全のブックレットは妙に仲が良さそうで気持ちが悪いですな。
皆なんか見限るのが早過ぎるような。
166 :
名無しの笛の踊り:04/05/13 16:07 ID:k/BV3RmM
ベルリンフィルの首席になってからの録音が全てイマイチだからなあ。
ラトル/ベルリンフィルの録音では1994年のリストのファウスト交響曲の
ライヴが例外的に素晴らしいと思う。
長いこの曲を全く冗長に感じさせない。
第2楽章などフルトヴェングラー/バイロイト祝祭管のベートーヴェン第九の
第3楽章を髣髴とさせるほど。
このファウスト交響曲でベルリンフィル首席になれたのか?と思わせる名演だ。
海賊版のブラ&シューマン2枚組買ってきたんですが、これ、ムチャクチャ良くないスか??
ブラ悲劇的序曲とシューマン4番はえらく刺激的だし、
シューマンのヴァイオリン協奏曲は何か聴いてて涙出そうになりましたよ。
どなたか聴いた方、感想聞かせて下さい。オレにはどうもうまく書けないんですが。
海賊版、2枚になると高いんで引いてしまいがちだが、そんなによいのなら聴いてみたい。
一番いいのは167がうpす(ry
170 :
名無しの笛の踊り:04/05/15 01:08 ID:lIaOM9pn
>>169 発売元からもクレームのつけようの無い音源だから
mp3でおおっぴらに公開できていいネ!
171 :
名無しの笛の踊り:04/05/15 19:03 ID:aee5pras
いやーシューマン4番すごくいいすね。
海賊版の詳細をキボンヌ。
172 :
名無しの笛の踊り:04/05/15 19:04 ID:aee5pras
スマソ悲劇的序曲デスタ
その海賊版ってどこで売ってるの?
174 :
名無しの笛の踊り:04/05/19 21:37 ID:36qNk4Vi
シューマン4番&Vn協奏曲、ブラ悲劇的序曲と収録曲はすごく期待がもてそうだ。
海賊版は塔とか普通のCD店にはもう置けないから、秋葉原の石丸とかにならあるかな?
メーカー名とか録音日データとか教えてチョ。
ぜひ買いたい。
ブラームスのハイドン変奏曲も入ってます。だから2枚組みたい。
コレいいと思いますよ。ネットのCD屋とかで売っていると思います。
啓蒙時代管でやったからこの辺Bphでもやるかと思ったらやらないですね。
ラトル嫌いな人がいるのか。
178 :
名無しの笛の踊り:04/05/21 00:25 ID:qcGxcj2t
つーか、今最上のラトルを聴きたいならベルリンでもウィーンでもなく啓蒙時代管では
ないかと思ったりする。啓蒙時代管とハイドンの交響曲全曲チクルスしてくれないかな。
がいしゅつかもしれませんが、ハイドンのかいぞくばんもいいですね。
飛びついてdisclosureをかったのですが、あとからelsでばるとりのあんこーる付がでたのは、
まさにつうこんのきわみといえようです。