122 :
坂本9:
ネタが尽きてきました・・・
そういえば、ゲーゼはグリーグの師匠だったような・・・
123 :
名無しの笛の踊り:04/01/13 12:19 ID:P2JPnd17
先日、講談社現代新書の菊池良生さんの「神聖ローマ帝国」
を読んでましたら、ドイツという国家が今も連邦という発想
がわかりました。プロシアにはプロシアの、バイエルンには
バイエルンの文化がある。そのようなドイツ(もしかすると
ドイツ語圏)で名を残すのは容易なことではないと思えます。
本題ですが、リストという有名な方でないもう一人の方が
いるようです。Rで始まるかLでかは忘れましたが、室内楽
のCDがスイスのレーベルから2年ぐらい前に出たように
思います。情報がありましたらよろしくお願いします。
124 :
119:04/01/13 16:26 ID:p2GAQ/zI
>122
ゲーゼはグリーグやニールセンの師匠で、長くデンマーク楽壇に君臨し、
老害さえもたらしたことが解説書など書かれています。
若書きの交響曲1番を生涯超えられなかったとか、
酷いものには「メンデルスゾーン病」の害悪を弟子達にももたらしたとか。
ラフへの影響も考えれば、それだけ当時はメンデルスゾーン風が格好いいとされていたということでしょう。
ゲーゼの圧力から抜け出すためにグリーグやニールセンが苦労したようです。
当然ながらライネッケとゲーゼは親交があったようです。
グリーグのライバルでもあったスヴェンセンはライネッケの教えも受けていたようで、
保守的な姿勢に反発を感じていたようなエピソードが解説されています。
しかしスヴェンセンの素晴らしい二つの交響曲に、私はライネッケと似たものを感じます。
グリーグがスヴェンセンに感服し、以降交響曲を手がけなくなったと言われる程のものです。
ちなみにグリーグが演奏を禁じていた習作の交響曲は、あまりにもシューマン風でした。
3Rの中で楽壇への影響力は、長命でもあったライネッケが最大ではなかったかと思います。
125 :
名無しの笛の踊り:04/01/13 20:51 ID:rTJLFA2k
>>124 ライプツィヒ楽派の関係をできれば図解していただきたいのですが・・・無理ですか。
126 :
名無しの笛の踊り:04/01/13 21:45 ID:J3XPm5Zh
>119
マルコポーロ盤とTUDOR盤の3番を入手した。
他の番号の交響曲もTODUR盤で一通り注文した。HMVで「ラフ」で検索をしたら
結構入手できるようだ。ただ4番だけがないんだよね。4番だけマルコポーロ
にすっかな。
で、3番は、マルコが10分3秒、TODURが17分5秒。
タイムから見てもあきらかにマルコ版の演奏はカットしてあるな。
聴き比べしたわけじゃないので正確なことは言えないが、それほど違和感を
感じなかったので、おそらくリピートしてるところを「冗長」という理由で
カットしたのだろう。
でもやっぱカットしてあるほうは、前半の盛り上がりとかがないので、さみ
しかった。
でも、このスレ結構荒れてなくて(雲行きが怪しいときもあるが)良スレだね。
>1さん、ありがとう。ラフにはまりそうです。
127 :
124:04/01/13 22:22 ID:p2GAQ/zI
>126
http://www.asahi-net.or.jp/~rd6y-tkb/raff_index.html 詳しくはここで読めると思いますが、ラフ3番4楽章カット部分の「魔女が飛び交うような二つのテーマのからみ」
など、面白ければ購入しようと思っていますが、その部分の感想などよろしければお願いします。
>125
ライプツィヒ楽派の関係ですが、自信を持って全体像を解説する能力が有りませんので悪しからず。
ただし言えることは、メンデルスゾーンからのこの楽派の正統的継承者にゲーゼやライネッケは位置し、
ラフも出発点はこの楽派であったこと、しかし彼はリスト派に行き、さらにそこから離れて両派の「折衷」的位置づけとなることです。
ラインベルガーについては知らないので、分かる方は教えて下さい。