クラリネット総合スレpart1

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223名無しの笛の踊り
遅レスでスマソが・・
作曲家はA管とB♭管を意識して書き分けているかという命題に回答を与える本がある。
音楽の友社から出ている「名曲の常識、非常識・オーケストラの中の管楽器考現学」。
書いた人は佐伯さんという人。
1800円とちと高いので95ページ「クラリネットのA管とB♭管を持ち替える意味とは」
だけでも立ち読みしてみては?目からウロコ、かな。
224名無しの笛の踊り:03/06/20 20:42 ID:???
>>223
これか。
http://server2.bookmall.co.jp/~ontomo/catalog/detail.php3

かいつまんで解説きぼんぬ。
225223:03/06/20 21:24 ID:???
結論だけ書いちゃうと実に平凡→「意識している場合もあるし無い場合もある」

単に調性から指定してある場合がほとんどだが、A管に「愛」を、B♭管には
「軍隊=行進曲」をイメージさせる使い方もあるそうだ。
ま、それも何となく分かる気がする。
A、B♭の音色の違いを意識したとしか思えないオーケストレーションの例として、
R・コルサコフは「不死のカシチェイ」という歌劇の中で、同じフレーズをA、B♭で交代で吹かせ、
ベルリオーズは「ファウストのごう罰」でA、B♭をオクターブでユニゾンさせた例が載っている。