240 :
名無しの笛の踊り:03/07/07 02:09 ID:+jXm33I5
>239
バイオリンの事が根本的にわかってないんじゃないか?
ハイフェッツは確かに当時は斬新な弾き手だったんだろうけど、
巧いことは認めるが、すぐに聴きあきちゃう。
242 :
名無しの笛の踊り:03/07/08 16:00 ID:qPHDJstV
シェリングでいいのは音程だけ。
>>242 それじゃ、ジャン=ジャック・カントロフ > シェリング
、ってことになるんだけどw
244 :
1 ◆0JJ8wBlOCg :03/07/08 17:22 ID:yEHQ4lWA
漏れカントロフも好きだが。
バリバリ弾いてるところがいい。
まあどっちかといえばシェリングのような非技巧的なほうが好きだが。
非技巧的、というと語弊があると思うんだけども、
シェリングは難しいところでも確実に弾いてる感じがするが
カントロフは「どうだどうだ、おらおら」みたいに弾いてるかんじ。
245 :
243:03/07/08 19:32 ID:???
カントロフはルヴィエ(伴奏)との
フランク、ヴァイオリン・ソナタのCDを聴いて好きになったんだけど、
ピッチの正確さはデュメイ盤以上だったし、そんなにテクニックを誇示
したかの様な演奏には聴こえなかったよ。
ちなみに82年録音、DENON盤。
246 :
242:03/07/09 01:24 ID:???
カントロフにかんしては>1に同意。音程もいいよね。
おれはシェリングは音程以外聴くべきところがない、といいたいわけ。
つまりつまらんヴァイオリン弾きだと。
パールマンが「アート・オブ・ヴァイオリン」でシェリングのこと小馬鹿にしてるけど、
まったく同じ意見だね。パールマンはべつに好きじゃないけど。
で、242は誰が好きなんだ?
誰ならつまらなくないヴァイオリン弾きなんだ?
アート・オブ・ヴァイオリンを見た。
“It must be Szeryng! Because it's good!!”
ヤツがシェリングを小馬鹿にしているというのはどういう意味だ?
「誰が弾いているのかわからない」というのは、パールマンの耳が悪いだけだろ。
馬鹿にしたようには聞こえんがな。
そうそう、パールマンはっきりいって音程悪いだろ。素直にシェリングの音程がいいと思ってるんじゃないの?
シェリングが音程だけのヴァイオリニストって言うんなら、
J・Sバッハの偉大さがわかる。
“It must be Szeryng! Because it's good!!”
のgoodって「はいはい、お上手ぅ」ってニュアンスだろ
>>251 どうしてそういえる?
パールマンは最初にシェリングのことを
「シェリングはカメレオンだ、でもうまい」と言っている。
(“But good.”は字幕では訳されていないがな)
“But good.”といってるときのヤツの表情を見てみろ。
あれがシェリングを小馬鹿にした顔か?
後半の笑いはジョークだ。嘲笑の意味は含まれていない。
それより242よ。
誰ならば、つまらなくないヴァイオリン弾きなんだ?
254 :
1 ◆0JJ8wBlOCg :03/07/13 21:28 ID:R4uCVseh
カメレオン?どういう意味?
そのドキュメンタリーは見ていないので、何とも言えないが
good という言葉そのものは決して誉め言葉ではない。「お上手
だ(器用だ)」というより、成績で云えば5段階評価で言えば、
2で、単に合格というニュアンスといえば言い過ぎかな。カメ
レオンは変幻自在という良い意味ではなく言動に一貫性のない
無節操な人という意味で日本語でも使われているが、英語でも
同じでしょう。仮に音楽様式に合わせて演奏スタイルを器用に
変えることができるという良い意味ではなく、器用貧乏という
ニュアンスに近いかも。無価値な巧さ?
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
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age
無伴奏あげ
260 :
直リン:03/07/20 20:38 ID:UkhGHWCY
>>246 >パールマンが「アート・オブ・ヴァイオリン」でシェリングのこと小馬鹿にしてるけど、
パールマンのごときがシェリングを馬鹿にしているとは…。そのビデオ早急に見ないと。
>>254 『 20世紀の名ヴァイオリニスト』 ハルトナック著 松本道介訳 白水社
で「カメレオン」という副題でシェリングが紹介されてたはず。
age
パールマンのほうがよほどカメレオンだと思うが。
9月にパールマン聴きに行く人いますか?
265 :
名無しの笛の踊り:03/07/28 12:48 ID:uCf/Fyvb
シェリングの無伴奏にはずいぶん助けられました。
1歳の娘の夜泣きがひどかったんですが、このCDをかけると
即効で眠ってくれました。友人にも薦めて感謝されました。
ほかにクレーメルとか聞かせましたが、シェリングにかなうものなしです。
全国の夜泣きに苦しむ方々に推奨してまわりたい位です。
シゲティを聞かせると、辛抱強い子になります。
シェリングという人は、パリ音楽院では「完璧生徒」と言われ、各科目で記録的な好成績を
収めたというし、ヨーロッパ諸言語にも完全に通じ、パリ音楽院での修行と同時にパリ大学
で哲学を修め、もちろんヴァイオリンを弾いても非の打ち所がない(特に音程・解釈において)し、
同業者にとっては何かと「嫌味」な存在だったのだと思われ。
すなわちパールマンがgoodなんて言うのも「負け惜しみ」ってやつね。
↑(訂)収めた→修めた
>>261
>『 20世紀の名ヴァイオリニスト』 ハルトナック著 松本道介訳 白水社
>で「カメレオン」という副題でシェリングが紹介されてたはず。
うそつけ、ハルトナックはそんな事一言も言ってないよ。
もう一回読み直してみなよ。なぜシェリングの演奏が人を感動させるかよく分かる。
270 :
269:03/07/28 15:17 ID:???
>>261
ごめんなさい。けなしてた訳じゃなかったのね。
でもカメレオンでは無いと思う。シェリングはどの曲でも常にシェリングだよ。
さっきからパールマンがシェリングをどう言ってたか問題になってるけど、芸術家
が他の芸術家に対して公平な頼りになる判断を下すことはほとんど無いと思うよ。
まず第一に芸術家というのは自分のそれと異なる個性や主張を否定するぐらいの強烈
に自己を主張する個性が必要だし、他にも嫉妬やら色々な感情があるだろうからね。
271 :
名無しの笛の踊り:03/07/28 17:34 ID:2qYENnSW
ギブソンと共演したモツVn協奏曲が良いです。
真面目すぎてモツらしくない不器用な演奏ですが、それがまたいい味。
272 :
名無しの笛の踊り:03/07/29 09:42 ID:SFfilX5h
悪魔のトリルをパールマンで聞いたとき、なんかきたないと思ってしまった・・。
シェリングのをきいて、良さが分かった気がする。
シェリング、いいよねぇ・・・
274 :
名無しの笛の踊り:03/07/29 18:31 ID:quf+JjxS
シェリングって、確か、ピアノも相当の腕前ぢゃなかったっけ?
ベートーヴェンのソナタ30番だか録音したとかなんとか・・。
275 :
_:03/07/29 18:38 ID:???
シェリングのバッハ無伴奏(DG、2枚組)1968年録音とは思えない鮮明な音
で、安く売ってたのはカネのない自分には福音でした。演奏はすごい秀逸。
あと、ルビンシュテインとのブラームスVnソナタ集、確か評論家の誰かが
良くないって言ってたけど、今の演奏家たちにはない巨匠時代のスタイル
というか風格が漂っててて、自分は好きです(RCA)。
>276 俺も持ってるよ、その2枚組み。
めっちゃイイ! 正に教科書!
278 :
1 ◆0JJ8wBlOCg :03/07/29 20:36 ID:Q9bUYmsz
>>274 知らなかった!初耳だ。
シェリングのベートーベン30番なんて、どんな演奏なんだろうな。
(^^)
ひょえー! ピアノも弾くのか。
ビクーリ!
281 :
1 ◆0JJ8wBlOCg :03/08/07 15:34 ID:WsPPUazj
シェリングのシベリウス買ってみますた。
バイオリンの音がきれいでイイ。
282 :
名無しの笛の踊り:03/08/07 18:24 ID:5QFN4N+O
グリュミオーがピアノも上手いことは有名だが、シェリングは初耳だす。
シェリング+ルビンシュタインのベートーベン・ソナタ集買ってみたが、
やや失望。5,8,9番の中では5番の出来が一番いいように思うが、曲自体
好きでない。大好きなクロイツェルは期待はずれだった。やはりブッシュ
+ゼルキンを越える演奏はあり得ないことを確信した次第。
284 :
名無しの笛の踊り:03/08/07 19:52 ID:4AyoLNOJ
>>283 そういう頑迷な男が一人くらいいてもいいじゃないか。なぁ!
>>284 シェリングファンってグリュミオーも好きなのかな。
かくゆー漏れは両方とても好きだけど。好きなバイオリニストベスト2だ。
次にすきなのはコーガンだな。え?意外ですか?
つぎはFPZとかミルシテインとかシュナイダーハンとか…
287 :
名無しの笛の踊り:03/08/12 13:15 ID:cPTZiI7l
バッハの無伴奏シェリングとグリュミオ―
(ステレオ)どちらが好きですか?
以前はシェリングだったのですが、オー
ディオのレベルが上がるとグリュミオ―
に惹かれます。コンセルトヘボウ大ホール
をたった1つのVn録音に使うなんて・・
スタジオを使わなかったプロデユーサ―
(エリック・スミスだったっけ?)の意図
がようやく,耳にできるようになりました。
>>287 演奏でなく音質を比べよ、という話でしょうか。
シェリングとリバールのバッハのコンチェルトほすィ