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マゼールとVPOのセットを購入しました。
最後の1枚5番から7番までを聴き終えたところです。
良かったです。
VPOの、軽めでもねっとりした音色と、このころのマゼールの多少分裂気味なところが
拮抗していてはらはらしました。
5番は第1楽章の最後の最後の追い込み(ピュ プレスト)のところで、バイオリンが分散和音を弾きまくるところなんか
バイオリンがデジタル時計の早送りを見ているようで、音と音の長さがピッタリとそろっているのは、気持ちよかったです。
6番はマルチマイクのせいかもしれませんが、ハープが思わぬところでピックアップされるのには、驚きました。
6番の色々なところで、出てくる様々なディメンションの教会音楽風の終始形も、いつも聞いているものよりは、納得するものでした。。
(なるほど、こういうわけだったのか)
7番は最終のトロンボーンのハ長調の和音がブーンとお腹の中からなっているのが印象にのこりました。
全部各パートが結構ONマイクで捕らえられて、動きがよくわかりました。
こうかくと、マゼールが詩情などをばっさり切り捨てているように見えますが、決してそんなことはありません、
残りの2枚もふくめて聞き込んでいこうと思います。