5番のシンフォニーでヘンテコリンな演奏を探しています。
ヘンテコリンて言っては演奏者に失礼ですが・・・
なんていったらいいか、少し規格外といったらいいか、スタンダードから外れたいえばいいのか・・・
なぜかといえば、チェリのDGのスウェーデンのボックスを一ヶ月くらい前に購入しました。
目的はシベリウスでなかったのですが、シベリウスの2番と5番を聴いてびっくりしました。
一つ一つのフレーズの歌わせ方が、ドビュッシーというかなんか、チェリ風といいうか、印象派というか
全然焦点の当て方が違っていたからです。
一番気になったのは第5番の第一楽章の4分の3拍子に入ってから21小節目です。
バイオリンがターラッタッタ、ターラッタッタと奏でて、
チェロが分散和音のピチカートをポンポンポンと軽やかにはじくところです。
チェリのDG輸入盤でトラック5の11分01秒
カラヤンのDGオリジナルス輸入盤でトラック7の0分16秒
バルビのEMIアート輸入盤でトラック1の9分15秒のあたりです。
チェリのバイオリンの歌わせ方には参りました。
ほかの箇所でも面白いところはたくさんありました。
そういうわけで、面白い演奏を探しています。
今持っているのは、ベルグルンドとボーンマスの全集とヘルシンキの全集、バーンスタインとNYPの全集
バルビとハレの全集。カラヤンはPOとのモノからBPOとデジタルまで数種全部、セルは2番2種、ケーゲルの4番と
ムラビンスキーの7番です。
持っている中でヘンテコリン度が一番なのは、先ほどのチェリと
カラヤンの70年代の5番だと感じました。カラヤンのはゴージャスで場違いな雰囲気がとてもいいと思いました。
レバインとかマゼールに興味があります。
ご教示のほどよろしくお願いします。