504 :
名無しの笛の踊り:
花の章って何分くらいの曲なの?
>>504 さぁ、漏れも聴いたこと無いが、
>>491見ると1楽章と2楽章の間に突っ込むみたいだね。
花の章は演奏にもよるが、6〜7分くらい。
儂、この楽章好きだからすごい嬉しい。
ブダペスト初演版だったらなお嬉しい。
どうもノリントンの話ぶりからすると通常の「巨人」の間に花の章を入れる
みたいだな。ブタペスト初演版は楽譜に問題が多くて、オケをきちんと鳴
らすのがかなり大変と聞いたことがある。
>>507 その通り。
通常「巨人」の1と2楽章の間に花の章がくる。
509 :
名無しの笛の踊り:04/11/19 21:32:56 ID:wA9ezay1
このスレッドも来週はBPOやVPOのスレ
みたいに大騒ぎになるのかな?
なんなくていい。マターリ逝こうよ。
BPO,VPOみたいにミーハー連中が大挙して集まるようなコンビじゃ
ないからね。いい雰囲気でコンサートが聴けそうだ。
んー、この前の来日時には民音のおばちゃん連中が押し寄せてて大変だったという話もあるが、
ま、今回は大丈夫ですかね。とりあえずメジャーにはなったし。
それにしても、運命&田園のプログラムでこれだけ期待出来る人ってそうはいないな。
514 :
名無しの笛の踊り:04/11/20 07:14:54 ID:qYM+dfVa
515 :
名無しの笛の踊り:04/11/20 13:48:16 ID:0GZeqesD
悲愴入荷age。
516 :
名無しの笛の踊り:04/11/20 21:29:52 ID:K3i2pFGp
レコ芸の特選アーティストになってしまった・・・。
悲愴、聴いた。
犬のサイトでは44分台の快速演奏、なんて言ってるが、別に全然速くない。
そもそもムラヴィンスキーで43分台、ギーレンに到っては41分台。
それよりテクスチュアの透明さが売りか。
個人的にはパルシファル組曲がいい。
う〜ん。
しかし、弦がオール・ノン・ビブラートというのは違和感があるな。
慣れればどーってことないんだろうけど。
地元の聴衆は完全になれきってしまったんだろうな
今日は日本公演初日聞いてきますた。
コンチェルトは面白い配置で弾いてました。
初日ということもあってか乗った感じではありませんでした。
アンコールは1曲。
せかせかした感じのテンポといろんな仕掛けがうっとおしい感じ。
自分の好みではありませんでした。
金管はHornを除いてナチュラル。モダン楽器のHornもナチュラルっぽい
音色で演奏されており、音色は統一感がありました。
それからティンパニーも古楽器を使ってました。
対向配置でバスが最上段に並んどりました。ハ短調交響曲ではあんまり
対向配置の効果が感じられなかったのですが。
このあたりは前回来日でも同じだったかと記憶してます。
コンチェルトはあんな配置での演奏は初めてみました。ソリストは気持
ちよく弾けたんじゃないでしょうか。演奏も楽しめました。
残念だったのは田園がハ短調交響曲に変更になったこと。
アンコールは何だったの?
>>522 楽しみを奪うとまずいと思って書かなかったんだけど。
メンデルスゾーンの真夏の夜の夢かららメヌエットでした。
525 :
名無しの笛の踊り:04/11/22 15:55:53 ID:87mA/I1X
明日&明後日東京公演
売れていないね
明後日は都職員に
また大量バラ撒きですかね
+不治痛社員にばら撒きがありそうだな(藁
ホントに今日は花の章付きでやるの?
>>527 昨日買ったツアープログラムではそう記載されてます。
レス遅いですが。
529 :
名無しの笛の踊り:04/11/22 20:09:36 ID:/WOObXzs
民音が初招聘した時はS1万4千円だったけど、今度はボッタクリで有名な呼び屋だから高いね。
民音は良心的だったな。
それにK本はホール代をケチって桶にリハーサルをやらせないから良い演奏は期待できない。
↑創価のキチガイ降臨
法華経でも読んでろ
今日、行ってきた。なんかもう全然おもしろくなかった。
巨人はぬるくて、中途半端で、平凡な印象。
フィナーレで打楽器をぶちかまして盛り上げてたけど、それだけ。
感動するところがまったくない。
ベルリン、ウィーンに迫るどころか、巨人だったらこの前の都響や
春のシティフィルのほうがまだ何かしら感じさせるところがあった。
P協はあっと驚くようなオケ配置でやってた。演奏自体はまあまあかな。
アンコールはローエングリンの第3幕の前奏曲。これが一番良かった。
期待してただけにがっかり。これから芸劇、横浜も聴きに行くので、
今日は特別に出来が悪かったということになれば良いのだけど・・・。
>>531 あっと驚くって個別の楽器の配置?
ピアノとオケのならびはバレンボイムなんかが弾き振りでやるのと同じ。
ピアノの蓋外して真正面から突っ込んだ感じ。
指揮者どこに立つの、と思ったがピアノの脇に平場で立っていて
文字通り踊っていたよw
彼を見ているのは楽しい。
結局は奇をてらっただけのヤツか
>>531 そうかね。 私は楽しめたが。
それより、弦はノン・ビブラートなのに、
なんで管(特にオーボエ)はビブラートかけるのかね。
>534
ヴィブラートを弦楽器のパートの複数で同じように掛けたとしても音程はどうなると思う?
全部が全部同じタイミングでヴィブラートできなければ、音は濁るはず。 また、すべての
ヴィブラートを同じ幅でやるのはほとんど不可能。
逆に一本物の管はそういうことにならない(少なくともソロだったらね)から、目立たせるために
ヴィブラートが使える。
理由はそれだけじゃないの?
セル・クリーヴランド管の弦は
ビブラートも揃っていた
ところで巨人やるまえに
ノリントンのナマ解説とかあったの?
あったら最悪だな
538 :
名無しの笛の踊り:04/11/23 07:31:02 ID:yzEnnes0
意外と評判良くないねえ。
前回の来日の時は(客層はともかく)演奏会自体は
クラ板ですら絶賛だったものだが。
ネラーに聴く耳がないのか、それとも期待度が高すぎたのか、
あるいは演奏自体がワーク(日本輸出仕様)なのか、今のところ分からないけど。。。。
>536
うん、セルは別格。
まあ来日直後だしまだ本調子じゃないのかも。本番は今日のサントリー
ホール公演からでしょ。
541 :
名無しの笛の踊り:04/11/23 09:09:39 ID:gxt17yo/
9月のStuttgartでのマーラーは、
恐ろしいくらいのすごい演奏だったけど、
今回の日本公演では不発に終わるのかな。。。
ノリントン、もともとプローベでオケをしっかりまとめ、
本番はオケに任せるような、というか指揮のテクニックは、
正直、上手いとは言えない人だから、
直前にしっかりとしたプローベをやってないと、
荒っぽくなることもあるからなぁ。
マーラーが評判芳しくなかったのは分かる気がする。
昨日は結構ミスが散見されて少々雑な印象。
あれでは評価が割れても仕方ないと思った。
ノリントンはコントラストをはっきりつけて、特に管に思いっきりやらせていた。
パンパカ五月蠅くてぐちゃっとした印象も与えるけど、そういうどぎついとこ狙いのような気もするし。
オケの配置は一番後ろにコンバスを並べ、打楽器をその両脇に。
コンバスの前には木管一列、金管をその両脇に。弦は当然対抗配置。
線対称の舞台が呼応し合う様は結構壮観でした。
「花の章」っていいね。なんかCD買おうっと。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲は良かったよ。
室内楽でもやっているような親密感が特にイイ!
1楽章、カデンツァからのユーモラスな入りが合えば完璧だった。
ピアニストもいろいろ仕掛けてゆく曲者だったらもっと面白くなったと思う。
アンコールのワーグナーは言うまでもない。
あれ聴けただけでもとは取れた。
あと90分か、そろそろ家でるか…
544 :
名無しの笛の踊り:04/11/23 20:55:42 ID:yzEnnes0
今夜の報告よろしくお願いします。
今日は素晴らしかった。「エグモント」序曲の前半はややテンションが低い
かな、と思ったが、RVWの6番は最初からオケ全開。この曲も弦はノンビ
ブラートで弾かせてて、終楽章など非常に効果的だった。
後半の「田園」もCDを更に面白くした感じ。ノリントンもかなり乗ってたようで、
第1楽章が終わったところで「どうだ!」と言わんばかりに(前回の2番のと
きもやってたが)客席を振り返り、客席からも拍手。アンコールは「ローエング
リン」ですた。オケ解散後指揮者だけ呼び出して一般参賀。
なんと言うか、一言で言えば「楽しい」演奏会だった。イギリス音楽振ってるとき
はかなり真面目なのにベートーヴェンになると途端にお茶目なステージマナー
になるのも面白かったし。
546 :
HOO:04/11/23 23:03:03 ID:JcYmk19X
2004/11/23サントリー(19:05〜21:05)
SWR・シュトゥットガルト放送交響楽団
指揮:ロジャー・ノリントン
■プログラム
@ベートーベン:劇音楽「エグモント」序曲
Aヴォーン=ウイリアムス:交響曲No.6
Bベートーベン:交響曲No.6「田園」
[アンコール]
@ワーグナー:歌劇「ローエングリン」第3幕前奏曲
オケ配置は対向。バスは最上段に横1列。木管は定番位置。ホルンは左45℃中段で、ペット、
トロンボーン、チューバは右45℃中段、その上段にはティンパニ。ヴォーン=ウイリアムスでの
ハープ、小太鼓は左45℃中段で、その上には大太鼓、シンバルを配置し、サクソフォーンは
フルートの横。
コンミスのミラはブルガリア・ソフィア出身の今年28歳で、ソリストでもありスレンダー美人。
フルート3人、オーボエ2人(いずれも1番)は女性で中々達者。弦も女性が結構多く。UVの
トップもそうだった。なお、全プログラムとも弦はヴィブラートを使わないピリオド奏法。
編成は概ねTV6列(16)、UV5列(14)、ヴィオラ(12)、チェロ4列(10)、バス(8)。
田園では弦5部を縮小して、ティンパニも小ぶりなものを使用。
編成は概ねTV4列(12)、UV5列(10)、ヴィオラ(8)、チェロ(7)、バス(6)。
全プロともヴィヴラートなしの弦は、清らかで清潔な音色がみなぎる。弦に細かなアクセントや
オケ全体のテンポを柔軟に駆使するなどしていたが、若干聴き手からは好みが別れそう。
ただ、田園などでは標題に合わせて、弦、木管とも表情を豊かに表出させた演奏は、結構
新鮮に聴こえてくる旋律フレーズも多く、私的には情景が思い浮かぶことが多かっただけに、
十分に楽しめた。演奏時間は約40分。ちなみに1楽章と2楽章終了時に結構多くの拍手が
飛んだ。(ノリトンも拍手を聴いて会場を乗らせていたが。。。)
547 :
HOO:04/11/23 23:03:40 ID:JcYmk19X
546続き
ノリトンのお国ものである、ヴォーン=ウイリアムスも約35分とほぼミディアム・テンポ。
得意な曲だけに、全楽章を通じてソツの無い出来で秀演だった。
エグモトもT弦などに微妙なアクセントを付けていたが、終結部に入ってからのテンポUPと
快活な鳴りは良かった。
ローエングリンは普通の曲作りで、金管も中々の色付けで、全体的に堅実な演奏。
ノリトンには好みはあると思うが、個人的には新鮮な局面も垣間見れて楽しかった演奏会。
演奏後はコールに答え1回引っ張り出されていた。
548 :
名無しの笛の踊り:04/11/23 23:40:16 ID:7xQIJaCU
曲がはじまる寸前に誰かのアラームが鳴ったのがしまらなかった。
>>548 あのノリントンが振り返らなかったから
怒ったのかもね。聞こえないはずはないし。
今日はよかったですね、横浜も行きたいけどまだ席のこってるかな?
RVWの6番がトリとはオサレ、と楽しみにしてたんだが・・・
まあ興行的には田園を後ろに持ってきたのは正しかったろう。
(アンコールで出てきた金管群のハリキリ具合に思わずニヤリ)
あとエグモントはベームが刷り込みなので最初戸惑ったけど、
おおむね不満・不安は感じさせず、言葉通りの『音楽に浸る』
ことを満喫できた。
ただその反面、記憶に残るインパクトと言う点では、例えば
先日のグラゴル・ミサ@チェコフィルには及ばないかなあ。
551 :
名無しの笛の踊り:04/11/23 23:53:07 ID:/oTKC/QL
というか、コンサートミストレスのミラ ゲオルギエバまじで美人だった。
まだ28歳とか。
あと、ノリントンは、正面から見ると、コメディアンみたいで笑える。
視覚的にとても楽しかった。
552 :
名無しの笛の踊り:04/11/24 00:02:45 ID:VHKKZtF6
>>548 ヴォーン=ウィリアムズの前ね
あんな中途半端な時間にセットしてるなんて
とにかく最低な糞野郎だったな
553 :
名無しの笛の踊り:04/11/24 00:04:52 ID:VHKKZtF6
正確には演奏始まっても鳴ってたな
俺は発信源から離れたから楽音が消してくれたけど
1階の後ろでは相当耳障りだったのでは?
RWVは素晴らしかったよね
>>546 田園だけじゃなくて、エグモントもティンパニは小さい方だったろ。
あと、弦に女性が多かったなんてことを書く以前に、
ベートーヴェンでのトランペットやトロンボーンがピリオド楽器だったことを書けよ。
相変わらずつまんねぇの。
RWVは素晴らしかったよね
田園も良かったと思うよ。
558 :
名無しの笛の踊り:04/11/24 08:40:28 ID:qg2J9Lx7
噂に聞いていた、楽章間での「遠慮せずに拍手しろ」と演奏中に
客席を振り返って「ほら、こころ聴け」が見られただけでも満足しました。
今日のコンサートでも、みんな遠慮せずに楽章間で拍手をしましょう。
何か新鮮で楽しい。
559 :
名無しの笛の踊り:04/11/24 09:40:39 ID:orLGywPB
小さなティンパニ、
要するにピリオド楽器、もしくはそれに近い型のってこと。
田園は、前に聞いたときはコントラバス8のフル編成でやってた。
560 :
名無しの笛の踊り:04/11/24 09:50:09 ID:VHKKZtF6
>>558 >今日のコンサートでも、みんな遠慮せずに楽章間で拍手をしましょう。
シリアスな作品では出来ればやめてほしい
561 :
名無しの笛の踊り:04/11/24 11:30:41 ID:tMATyLXs
どんな曲でも楽章間に拍手を、というのはノリントン的にも違うんじゃないか。
推測だけど、演奏する曲が実際に初演された時代の習慣に従いたいんじゃないかな。
そしてそれを啓蒙してるんだと思った。ピリオドアプローチの一環として。
つまり、ベトの頃は音楽の流れが切れる楽章間には拍手するのが習慣だった、
だから、田園の1・2楽章間と2・3楽章間には自分から拍手を求めた。
事実RVWのときは別に拍手求めてなかった。
それはRVWの頃にはすでに楽章間の拍手の習慣はなかったから。
とすると、今日のマーラーは拍手なしが良いのかと。
ま、拍手してもノリントンは怒らないだろうけど。
562 :
名無しの笛の踊り:04/11/24 11:52:04 ID:qg2J9Lx7
>>561 なるほど。裏青で出ているマラ1も、確かに楽章間の拍手はありませんね。
とりあえず、様子見してみることにします。
ところで、指揮者が楽章間で客を笑わせるというのは、ベートーヴェンの
時代にはあったのかな?あそこまでやるとは。
563 :
名無しの笛の踊り:04/11/24 11:53:05 ID:VHKKZtF6
「田園」で拍手が起きたのって
ノリントンが1楽章終わってオケに今の良かったよ
って軽く拍手するみたいな素振りしたんだよ
それに釣られて聴衆の何人かも拍手したから
ノリントンが振り返ってもっともっとみたいにやった
「田園」のような曲なら違和感も少ないけど
マーラーとか聴き手にある程度の緊張感と集中力
を求めるような作品では勘弁してもらいたいな
昨日の客は割とその辺の空気を読める人が多かったような希ガス(まあ、
RVWでアラーム鳴らしたアホはいたが)。
565 :
名無しの笛の踊り:04/11/24 13:22:34 ID:U+GYgSvx
田園最後で早漏拍手した1階後方の馬鹿死ねだっちゃ
楽章間の拍手をしてほしくないと作曲家が強く思い始めたのは、
たぶんメンデルスゾーン、シューマンあたりからだろうな。
シューマン交響曲第4番とか、メンデルスゾーンならVnコンチェルトがそれ。
「悲愴」、よいではないか。
568 :
名無しの笛の踊り:04/11/24 21:46:23 ID:5kgIWiBF
本日のアンコールはトロイメライ(前半)、ローエングリン。
巨人、凄かったですよ。
ここ三日間のなかで最高。
横浜、楽しみ。
今日は、盛り上がるところでいちいち振り返って(・∀・)ニヤニヤしてました。
最初はおもろかったが、だんだんと馬鹿にされてるようで腹が立ちました。
>>569 それだけ狙い通りにオケが決まったってこと。
(若干ズレはあったけど)
今日の演奏でグッとこない香具師は一生巨人聴かなくてヨシ。
>>570 いや、演奏は十分グっと来たんだよ。だからこそ、ちょっともったいないな、と。
(・∀・)ニヤニヤがくどいなーと思っただけです。一、二回ならいいんだけどさ。
572 :
570:04/11/24 23:01:22 ID:Z3Fr8wZK
>>571 そっか。
でもおれ、ノリントンの顔がずっと見える座席だったけど
ほとんどずーっと笑顔だったぞ。
そんでキュー出した先の奏者がちゃんとキメると
さらに笑顔が広がって(ほとんどこぼれんばかりの笑み)
なんだかこっちまで嬉しくなってきたのよ。
だから全然不快じゃなかった。
>>571 それを楽しいと感じるかウザいと感じるかがノリントンの好悪の
分かれ目だろうね。俺は楽しいと思うけど。この人のコンサートって、
本当に(視覚的にも音楽そのものも)「楽しい」と思う。
574 :
名無しの笛の踊り:04/11/24 23:46:32 ID:5kgIWiBF
その「楽しい」というのが
ネクラなクラヲタには受け入れられないのかもね。
おいらは十二分に楽しんだが。
巨人がこんなに面白いとは知らなかった。
ノリントン、ノリノリでずいぶん大きな声で
うなり歌いもしていましたね。
575 :
名無しの笛の踊り:04/11/24 23:48:20 ID:PC0zGgMf
「巨人」予想以上に叙情的で素晴らしかった!
576 :
名無しの笛の踊り:04/11/24 23:52:40 ID:QgyR1N9h
チョンとかの深刻なマーラーとは全然違って面白かった。
どっちも好き。
今日、4楽章の静かなところでピピッとアラーム鳴らしたヤシ、氏め!
ちょうど9時だったのか…
578 :
名無しの笛の踊り:04/11/25 00:21:15 ID:kheTLpzj
フィナーレで盛んに背中をかいてましたな。
「巨人」は解釈も演奏も完成度は低い(録音して繰り返し聴くにはたえない)
と思ったけど、ワクワクドキドキ楽しかった点では今年最高の演奏会でした。
日曜と月曜の評判がイマイチなんでちょっと不安だったが、昨日と今日は
やはり素晴らしかったね。横浜のベートーヴェンも楽しみだ。
ところで、今日はサイン会があったみたいだけど行った人いる?
>>562 裏青の啓蒙時代管との巨人、拍手入ってますが。
花の章はないですが。
581 :
名無しの笛の踊り:04/11/25 01:33:13 ID:xpzjwp3A
>>579 昨日もサイン会ありましたよ。
昨日は100人近く並んで凄かったですが
今日は終わったのが遅かったのか20人ちょっとでした。
昨日のサイン会ではハイテンションでしたが
さすがに今日はお疲れのご様子のマエストロでした。
582 :
名無しの笛の踊り:04/11/25 08:31:47 ID:bp+AbZ2T
>>580 聴き直したら入っていました。勘違い済みませぬ。
昨日は誰も楽章間で手を叩きませんでしたね。
583 :
名無しの笛の踊り:04/11/25 21:21:41 ID:Zyxot3t2
>>581 終演後、一階で「サイン会あります」と書いた赤いカードを持っていた人がいたけど、何者?
いかにもって感じのクラヲタ風だったけど。
名古屋方面の方、今夜のレポート、よろしくお願いします。
>>583 今日聴きますた。
ノリントン高熱を押してのご出演、
終演後救急車で運ばれていました。
心配でつ。
ほんと?
癌だっただけに心配。
587 :
名無しの笛の踊り:04/11/25 23:48:37 ID:xpzjwp3A
救急車とは尋常じゃないな。
588 :
名無しの笛の踊り:04/11/26 00:55:45 ID:x8RIZFGB
589 :
名無しの笛の踊り:04/11/26 01:01:41 ID:vorXwIE4
>>584 本当ですか?昨日は元気そうに見えたのですが。
591 :
名無しの笛の踊り:04/11/26 01:11:58 ID:dYH9n81Y
なんだ。ガセネタとしたらマジで悪質だな。まあ、いつもの狼少年
なんだろうけど。
>>591 22日より確実に顔が疲れてるって当たり前かw
心配無用、元気いっぱいでしたよ。終演後もステージの端から離れずまだ何かやりたそうに
してたし、
>>591の後も写真を撮った人になかなかいい笑顔見せてました。
>>584 梶本音楽事務所に通報しました。マジで。
2年前から招聘演奏家に関する虚偽情報、
所属演奏家に対する性的中傷、
事務所員に対する実名をあげた誹謗中傷が
この板で絶えないことから、対応を検討していた矢先のことだそうで。
>>584は本日以降の演奏会主催者・観客にも
混乱を与えない書き込みだと判断して、
対応を検討するとのことでした。
>>596 GJ。これでアホが少しは減ってくれればいいんだけどねえ。
>>596 通報乙。こういう悪質なガセ流す奴にはお灸が必要。
>>596 28日のチケットを買ってあるので、マジで驚いちゃったよ。
何でこういうガセを書く奴がいるんだろうね。
いや。いっぱい釣れたーと、どこかで喜んでるんでしょ。
マジな話、風説の流布による立派な営業妨害だね。
週末、ホントどうしようもない出張が入っちゃって横浜逝けない。
仕方なくLCPとの5,6番を帯同します(泣
>>559 >田園は、前に聞いたときはコントラバス8のフル編成でやってた。
な、なんだってー!
コントラバス6でも音量にびっくりしたんですが・・・。
>風説の流布による立派な営業妨害だね。
何という法、政令、省令の第何条の話?
新譜の「悲愴」とパルジファル組曲を聴きました。
後者はアレンジ+選曲のせいかドロドロしてなくて聞きやすいWagner
ですた。悲愴も響きがすっきりしていて良い感じ。
この時期の作品になるとあれこれ誇張を施したりしないのがいい感じです。
609 :
名無しの笛の踊り:04/11/27 23:41:06 ID:FqTxpv7b
ボロボロですた。
かなりお疲れのご様子で、ビッコ引いてましたしね。
最後の日本ツアー、何とか最後までもってほすい。
あっそ、よかったね。
早く寝な。
「通報した」ってのにビビったのか内容がちょっと大人しくなってるな(ワラ
まあ狼少年は放っておいて、明日はいよいよ横浜でオール・ベートーヴ
ェンプロなわけだが
>>609 まあ地方公演は流してやるもんじゃないの。
それにしても25愛知27宮崎28横浜29大阪って移動効率悪すぎないか?
確かに。もっと上手くホール押さえられなかったのかねぇ。。。
横浜楽しみ… ワクワク…
614 :
名無しの笛の踊り:04/11/28 01:28:38 ID:l/mcgbj7
宮崎公演(Bプロ)聴きました。
30万地方都市の宮崎ではチケット高いとマジで誰も来ないので安いです。
東京からの転勤組としては非常に嬉しいです。
こんなに安いのにホールは結構空席が。。。もったいない。
細かいミスはあったけど、さすがに弦楽器とか上手かったー。
ラッパも良かった。目立ちたがり?のフルートだけ気になった。
田園の2楽章、フルート協奏曲かなにかと勘違いしてる感じ。
演奏会終了後のサイン会は良かった。
わりと元気そうだったが、体の具合はすっかり良くなったのかな。
>>614 体調不良はガセネタ
てかちょっと上のレスぐらい読んでよ
617 :
614:04/11/28 03:02:11 ID:l/mcgbj7
>>616 上のレスくらい読んでるよw。
そのガセネタのことじゃなくてさ、
10数年前に悪性の脳腫瘍で手術したことがあったでしょ。
それって本当に完治したのかなあ、ってことよ。
618 :
名無しの笛の踊り:04/11/28 07:42:13 ID:h2sQY3Fa
皮膚癌だったんじゃない?
欧米人には結構あるし、治癒率もかなり高いって聞いたよ。
今日はプロが変わってラッキー。
ピアノ協奏曲はもう聴いちゃったから。
でもあの配置は、もう一回見てみたい気もするけど。
皮膚癌だけでなく
悪性脳腫瘍やっているよ。
他人の意見にいちいち反論する前に
自分の貧弱な知識が正確かどうか
もう一度調べてからレスしようね。
ネットでも脳腫瘍の事実は複数のソースから確認できます。
620 :
名無しの笛の踊り:04/11/28 11:32:42 ID:WP7RbpZf
23日の「田園」で、ノリントンの演奏スタイルだと、視覚を伴った生演奏では受ける情報量が
全く違うと感じました。今日の「運命」も楽しみだよ。だけど、公演の直前なのに、余裕でチケット
が残っていた。もったいない…。
621 :
名無しの笛の踊り:04/11/28 20:20:44 ID:Xx22caLb
横浜行って来ました。田園は至福。
2楽章の途中から「先に進んで欲しくない(終わって欲しくない)」
と思ってました。
アンコールも無くていい、と思った(でも聴いたけど)
622 :
名無しの笛の踊り:04/11/28 20:27:54 ID:PZgpV6BE
テスト
ノリントン、サントリーより「真面目」な印象を受けました。
おかげで?今日の方が田園の出来は良かったと思います。
運命も最高だった。ノリントンの運命で涙するとは
624 :
名無しの笛の踊り:04/11/28 20:42:42 ID:PZgpV6BE
横浜で聴きました。いま帰りの電車の中です。
これはCDでは入りきらん、と思いました。
運命の第4楽章ではティンパニさすがに鳴らし過ぎwと感じました。
曲自体がしつこいのでダメ押しで疲れました。
演奏後にひとりひとりに丁寧に声をかけながらのサイン会は大変だろうなw
でも嬉しかったです。
今日は最初から最後まで良かった。
秀和翁の言を借りれば「かけ値なしの名演」。
この前の巨人(池袋)も十分楽しめたけど
今夜は今までのノリントンの日本公演の中で最高だったと思う。
客層も良く、田園が終わったあとの暖かい静寂が感動的でした。
626 :
名無しの笛の踊り:04/11/28 21:14:35 ID:hQh6bExQ
東京公演聴けなかったので横浜で聞きました。
第5も面白かったけど(フライングブラボーうざっ!)、
今日はやはり「田園」につきます。
第5は所々単調な部分も感じたが「田園は」一音一音を大事に扱った
実にチャーミングな演奏。
確かにこのニュアンスはCDには収められないでしょうね。
初めてノリントンを聴きました。とっても退屈な時を過ごしました。
パッチワークみたいな音楽でなんじゃこりゃという感じでした。
オケはそれなりの水準のようなのでこの指揮者ではかわいそうです。
かわいそうなのはあんたなんだけどな
∩___∩ |
| ノ\ ヽ |
/ ●゛ ● | |
| ∪ ( _●_) ミ j
彡、 |∪| | J
/ ∩ノ ⊃ ヽ
>>627 ( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
アンコールのメンデルスゾーンが良かった(サントリーも芸劇もローエングリン
だったし)。次回来るときは是非「真夏の夜の夢」全曲やってほしいね。
楽音にかぶるほどではなかったけれど
運命のダミ声フラブラはうるさかったね。
余韻ぶちこわし。
2FLA3-20のウラナリみたいな白けたチビガキか
-22の眼鏡デブ豚のどちらかが犯人。
どっちも貧相な面構えの若いクラヲタ風。
631 :
名無しの笛の踊り:04/11/28 21:47:06 ID:ChV8gnee
ノリントンさんはいつもあんなふうに
客席を振り返ってみるのですか?
あと、
足が悪い?のかな?
なんが、歩くのが大変そうだったのは本当。
>>630 あのフラブラ、明らかにLBブロックの香具師だったけどな。
633 :
名無しの笛の踊り:04/11/28 21:56:57 ID:u2Z387T4
でも一般参賀の時はカニ歩きしたよね。
おいら笑っちゃった(⌒▽⌒)
赤い花を渡したリュックのじいさんもいいキャラだー。
ノリントン、ホントに面白い人だね。
古楽奏法大嫌いだったのに、不覚にも感激しちゃったよー。
>>630 フラブラは2階LB2列目の子供連れの親父
前の席の奴に耳障りだと絞られてたよw
635 :
名無しの笛の踊り:04/11/28 22:02:29 ID:u2Z387T4
あ、ちなみにおいらはLA4列1番だったが(髪が伸びて薄汚いカッコしてたが)、フラブラはけっこう近くから聞こえたよ。
LAだと思ってた。
あとPブロックの婆さん、田園の途中でオルガンの横に行って鼻かんでたよな。
あれにも呆れて笑うしかなかったよ。
ノリントンも面白いし、楽しい演奏会でした。
フラブラは2F-LA2-2が発生源
俺はそばで目撃したから間違いない
↑
2F-LB2-2の間違い(スマソ
638 :
名無しの笛の踊り:04/11/28 22:15:06 ID:Xx22caLb
「運命」一楽章の最後で客席向いちゃった時は
ロジェストヴェンスキー思い出した。
(個人的にはあんまり好きではない)
あれで客席が反応しなかったから、東京に比べてシリアス・モード
だったのか、それとも愛嬌振りまく自分に疲れたのか。
ところでフルートのトップ、楽器が木製じゃなかったですか?
席が遠かったので良く見えなかったけど、音が古楽器(トラヴェルソ)
っぽく感じた。近くで見た人いませんか?
いやあ、楽しかったし、勉強にもなった。
彼の運命も田園もCDじゃ新旧とも何度も聴いていたのに、
恥ずかしながら聴き落としが多いのに気付いた。
640 :
HOO:04/11/28 22:41:59 ID:CLJ5mRrH
SWR・シュトゥットガルト放送交響楽団
指揮:ロジャー・ノリントン
ピアノ:児玉桃(11/24@)
2004/11/24東京芸術劇場(19:05〜21:15)
@ベートーベン:ピアノ協奏曲No.1
Aマーラー:交響曲No.1「巨人」(初期稿?/5楽章[花の章付き])
[アンコール]
@シューマン:ピアノ曲「子供の情景」〜第7曲"トロイメライ"(児玉桃)
Aワーグナー:歌劇「ローエングリン」第3幕前奏曲
2004/11/28横浜みなとみらい(16:05〜18:05)
@ベートーベン:序曲「コリオラン」
Aベートーベン:交響曲No.5「運命」
Bベートーベン:交響曲No.6「田園」
[アンコール]
@メンデルスゾーン:劇音楽「真夏の夜の夢」〜第2曲"スケルツォ"
入りはいずれも結構埋まっていた。11/23、24、28ともTV収録は無かったが、音声収録は有り。
オケ配置は全て対向。11/24マーラー、ワーグナーではバスは最上段に横1列。木管は定番位置。
ホルン7本は左手TV後ろから奥に向かって配置し、右手UV後ろから奥に向かってチューバ、
トロンボーン、ペットが並ぶ。要は弦4部の外周を金・木管で取り囲む感じで、ティンパニは左右45℃
位置で、ハープは左手TVとチェロの間後方。太鼓、シンバル、トライアングルは上段バスの左横
コーナーに陣取っていた。
編成は概ねTV5列(16)、UV5列(14)、ヴィオラ(12)、チェロ4列(10)、バス(8)。
ベートーベン1は珍しい配置。弦4部を左右にどかして指揮者前方位置にピアノを置いたもの。
通常の弾き振りより、ピアノをさらに奥に押し込め、木管ひな壇前まで押し付けてあるので、ステージ
前部は相当空スペースが生じていた。TVとUXはピアニストの左右にトップがステージに背中を向けて
扇状に座るもの。指揮者は台なしでチェロの脇に陣取り、四方に向きを変えながら振る形となる。
ホルンは左45℃、ティンパニ右45℃、ペットはヴィオラの後ろだった。
編成は概ねTV3列(10)、UV3列(8)、ヴィオラ(6)、チェロ(5)、バス(4)
641 :
HOO:04/11/28 22:47:40 ID:CLJ5mRrH
640続き
11/28のオケ配置も対向。バスは最上段に横1列。木管は定番位置。ホルンは左45℃中段で、ペット、
トロンボーンは右45℃中段で、その上にティンパニ。
編成は概ねTV4列(12)、UV5列(10)、ヴィオラ(8)、チェロ(7)、バス(6)。
ピアノ協奏曲1。児玉桃さんは幼少時より渡欧しており、ミュンヘン国際コン最上位ほかのキャリアを
持ち、確か現在もパリ在住だったと思う?。ピアノの反響板を取り外して演奏。ステージ中央までピアノが
奥まることもあり、私的には通常の配置で聴きたかったが、全般に弾き回しは丁寧で繊細かつ綺麗な響きが
楽しめたし、アンコールのトロイメライも一音一音をしなやかにゆったりとした内容は中々の出来だった。
魅力的な音を出すだけに聴く機会が増えることを期待したい。
巨人は、初期稿という文言が良いかは別にして、ガイダンスによると当初は5楽章の作品だった
とのこと。通常の1楽章の次に「花の章」と称した第2楽章が挿入され、以下2⇒3、3⇒4、4⇒5楽章と
繰り下がり演奏される。CDではメータ/IPO、ラトル/バーミンガム、小澤/BSO(DG)なども発売
されている。「花の章」のゆったりした叙情的楽章が入ると、3楽章(通常の2楽章)冒頭のバスの
オスティナートやトリオのワルツがいやに引き立つ印象を持った。
1楽章の弦の保持音からして、今回のノリトンの曲作りが際立つ。総じて弦の弱音はカスレんばかりに
か細く歌わせるし、強奏の部分ではメリハリ良く高揚させるなど、結構引き付けられるものの、
旋律やフレージングでの微妙で細かいアクセント&ニュアンスの音には、興味が尽きない演奏。
4楽章後半のホルンの動機(7本立って演奏)や最強奏の結尾までの、各パートの分離音響が凄まじく
明快で豪壮だったのは驚いた。演奏時間約61分
交響曲2曲は23日に比べ、やや落ち着いた演奏。田園は23日の新鮮さが印象的だっただが、
今日の2曲も、木管、ホルン、ティンパニ等なかなか聴かせてくれた。演奏時間は運命約34分、田園約40分。
3日間とも演奏後はコールに答え1回だけ引っ張り出されていた。
ノリトン、コンミスのミラ、児玉桃さんの連名サインが今来日記念、普段着のミラは気さくでホントに美人。
次回は是非ハイドンを一曲以上(できればパリ・セットあたりから)。
ワーグナーも、もう少し聴いてみたい。
643 :
& ◆h9Bn.Lr5Ro :04/11/28 23:18:21 ID:hQh6bExQ
>>638 確かに隣の同じフルート奏者の楽器と比べて木の部分?がある分それっぽく見えたが
弁は全部金属製だったのでフラウトトラベルソ(=ほとんど木製で指で穴を押さえる)
とは違う模様。
644 :
名無しの笛の踊り:04/11/28 23:19:59 ID:Xx22caLb
24と28は「音声収録」といっても記録用でしょう。23は見てない。
24の「トロイメライ」は、自分としてはシラケました。
協奏曲でせっかく盛り上がったノリに水を差された感じ。
桃さんなら、もう一発花火上げることも出来たろうに。
>>640さん
あのカデンツァはベートーヴェン自作のものですか?
自分としては2006年(モーツァルト生誕250年)に
モーツァルトたくさん聴かせて欲しいです。
アンコール終わった後、
オケの人たち引き上げるとき
ステージで出迎えていたのみて、
気配りのすごい人なのねと思ったのは
私だけ?
646 :
名無しの笛の踊り:04/11/28 23:40:31 ID:PtRfFu3Y
ノリントンに聞いたところ2年後にまた来日するそう。
>>644 HOOは他者に絶対レスをしない。ジャムマガコッペと変らない存在。無視するに限る。
648 :
名無しの笛の踊り:04/11/28 23:45:30 ID:Xx22caLb
>>643、646、647
みなさんありがとう。幸福に酔っ払ったので寝ます。
649 :
名無しの笛の踊り:04/11/28 23:49:29 ID:PtRfFu3Y
>>648 もう酔っ払ったのか(ワラ
情けねえ香具師。
>>638 古楽器はトランペットだけでは? あとティンパニーも普通より小さかったと思ふ。
>>630 ∩
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( ´Д`)//< 先生!濡れ衣です!僕はフラブラなんてしてません!
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654 :
sage:04/11/29 00:58:39 ID:nHtXC55A
みなとみらい。
アンコールの「真夏の夜の夢」、木管が秀逸だった。
途中で、2、3度、「どうだ、オレのオケはうまいだろ」って
感じで、ノリちゃんが振りながら、客席を向いていたのが、
ほほえましかった。
指揮してる最中、尻かいてるが可愛かった。
656 :
名無しの笛の踊り:04/11/29 04:31:57 ID:rnXbkR7U
横浜いってきました。
すげーよこのオケ。
いわゆるクラヲタがリズム音痴で評価低すぎるのでは?
5番鼻血出た。
ふんで田園は天国の間違いじゃないかってくらい美しい。昇天。
ころころ変るシーンが素晴らしい。一曲の中のアプローチの多様さ、アイディアの密度が高い。
しかしドびっくりしたのがアンコールのメンデルスゾーン。木管すげ。そこに絡む弦がまた。
こんなオケ他にねーよ。
よくポピュラーの人が「クラシックはリズムが弱くて云々」みたいなこと書いてるが、
これを聴いたら変るな。
逆にロックやジャズをまったく受け付けないクラオタにはわからんのかも。
657 :
名無しの笛の踊り:04/11/29 09:16:11 ID:j0DSSXIb
>>656 前回来日したときに、クラのしかも往年の巨匠しか聴かない人を誘ったら、拒絶
反応を起こしていた。全然ダメみたいね。
久しぶりにみなとみらいに行ったけど、相変わらずマナーの悪い客が多いよ。
自分の隣、後ろの二組が演奏中にしゃべっていた。サントリーとかに来る客も
決して褒められたものではないけど、ここまで酷くない。
658 :
名無しの笛の踊り:04/11/29 09:25:31 ID:j0DSSXIb
>>640 >入りはいずれも結構埋まっていた。
冗談でしょう。特に28日は半分前後しか入っていないんじゃない?
/:::::^::::::::::`丶
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|:| , ヽ|
|ノ ━ ━ ||
(| -=・-, -・=- .lノ
| (,,,_,,,)ヽ |
| /::: ll :: :ヽ |
\ ー===- / ノリントンの閑古鳥が悲しい
|丶 ::::::::::: ノ|ヽ
660 :
名無しの笛の踊り:04/11/29 12:33:26 ID:2GW+zubR
658の「半分前後」ってのは冗談だね。
もしかして救急車ネタ書いたのと同一人物?
28日(昨日)は一階後方左寄りで聴いたけど、
そこから見える範囲では8割以上埋まってるように見えた。
ただし3階席には客を入れていなかったようだから、
ホール全体のキャパに対しては割り引かねばならないが。
>>656 素人の漏れとしては、
6番は始め一瞬ハレ?と思ったけど、
すぐ馴染めた。つか(・∀・)イイ!!になった。
暗いバーの6番聞いたときは終始だめだったけど。。。
>>660 3Fのサイドね。センターは満席だったよ。
漏れの近くに座ってた年輩のいかにもクラヲタ風のおっさんが演奏中
ずっと首を捻ったり楽章間で「ダメだダメだ」と言わんばかりに首を横に
振ったりしてたのが面白かった。まあ、ダメな人には徹底的に受け入れ
られないんだろうな。漏れは大感激だったけど。
>>657 猫の感想文とか、そんなんばっかだね。
奇矯とか奇天烈とか変人とかついていけないとか笑えたとか。
こういうのもありでしょうね、と言いながら全然受け入れられてない感じ。
論争のネタになるだけ巷の来日公演と違ってイイとは思うけど、
いつまで経っても色物扱いっていうのもなぁ・・・
狭量なシロウト評論家の言は放置(藁
そういう香具師らはハイドンの面白さを半分もわかってないと思われ。
ベートーヴェンで「全人類に向けられた愛に感動」なんていう、かすかな
甘みを感じるには、ハイドンの奇抜さ面白さを堪能できるように訓練していないと
いけない。 話はそこから始まる。 ハイドンは退屈という香具師は、感性が
鈍っているのだ。
例えるなら、砂糖入れすぎで漏れにとっては甘すぎる缶コーヒーを
うまいコーヒー(藁)と思っている香具師が、喫茶店で飲むことが出来る
ストレートやら、自宅で淹れる渋いお茶を飲みつけないからまずいと
いうようなもの。 ノリ爺も死ぬ前にハイドン交響曲を全曲やって欲しいものだ。
>>663 チョロっと読んだけど、
受け入れられてないと言うより蔑んでる感じがする。。。
今年行った中では、SKDに続く好演だったんだけどなぁ。
少なくともチェコフィル/大工やRCO/ブラ2&ベト2よりはよかった。
ウィーンやベルリンもよかったけど高杉だし。
なんか日本語がおかしい。
吊ってくる。
666 :
名無しの笛の踊り:04/11/29 15:58:53 ID:j0DSSXIb
>>660 逆にP席から見ると、空席だらけで心配になるぐらいでした。
それに、ぱっと見の数よりも実数はかなり少ないものだよ。
だけど、「救急車」野郎と一緒にされるとは…。
>>663 誉めてる人でさえ「アウトロー」扱いだからね。
勘違いも甚だしいのにしたり顔でああいう書かれすると
世間に間違った評価として固定してしまう恐れすらある。
勘違い正直貶してる奴らよりタチ悪いと思う。
668 :
667訂正:04/11/29 16:06:57 ID:D4oXIN1U
誉めてる人でさえ「アウトロー」扱いだからね。
勘違いも甚だしいのにしたり顔でああいう書かれ方すると
世間に間違った評価として固定してしまう恐れすらある。
正直貶してる奴らよりタチ悪いと思う。
669 :
名無しの笛の踊り:04/11/29 16:10:02 ID:j0DSSXIb
>>665 RCOもアンコールに「ローエングリン」の第三幕への前奏曲を演奏したけど、
ノリントンの方が数段面白くなかった?ヤンソンスも悪くないのだけど、何やら
地味。
670 :
665:04/11/29 16:43:27 ID:mRPH/cmT
すいません。
私は横濱だったので聴いてないんです。orz <ローエングリン
聴いてみたかった。
切腹してくる。
671 :
660:04/11/29 17:42:50 ID:2GW+zubR
>>666 救急車野郎と一緒にしたのはまずかった。本気で謝る。
672 :
名無しの笛の踊り:04/11/29 17:56:06 ID:+ikgkok6
>.664
そうかな?結局はゲテモノだよこの人は。
ハイドンの面白さなんてとりたてて表現してないじゃん。
ハイドンは貴族趣味の中に、人間の感傷をくすぐる動機を絶妙にいれてくるんだが、
ノリントンとかは、その「動作」とか「技術」だけを特に取り上げていて、
料理に例えれば、隠し味を極端に誇張した感じだな。
だから、でき上がった料理全体は決して美味しいものでない。
ノリントン(や同類たち)のやってることは、
結局は楽譜の残響の「調節」。それにつきるよ。
音楽の本当の真の意味、
突き詰めれば、なぜメロディーってものに人間がデフォルト的に感動するのか?
ってことに全然向かい合ってないよ。
ただホールの残響の程度を自分達でこまめに調節してるだけ。
ある意味「せこい」音楽だと思う。
予言してもいい。絶対に10年後にはもう再販売されないから。
673 :
名無しの笛の踊り:04/11/29 17:59:25 ID:yJAguVGd
>予言してもいい。絶対に10年後にはもう再販売されないから。
「せこい」予言ですな
かなり期間限定のクリティカルな予言だがね、絶対あたるよ。
なんか今日のクラ板は
粘着質な上に血圧が高そうな御人が多いねぇ。
チェリスレ、ラトルスレ、ここ・・・・
676 :
名無しの笛の踊り:04/11/29 19:55:33 ID:KoSTIGbE
>>672 では、どの人たちが残ると思う?
ノリントンの理解者というかファンは日本でも徐々に増えてくると
思うんだけどな。特に、クラシック以外の音楽も聴く人たちにとっ
ては、逆に違和感を感じさせない演奏ではないかな?理屈ぬきに
楽しい演奏だし。
677 :
名無しの笛の踊り:04/11/29 20:01:20 ID:KoSTIGbE
>>671 実際の来客数は主催者しかわからないだろうけど、サントリーや
芸劇と比べて、はるかに少なかったのは確かだよ。開演前に
自分の席について客の少なさに驚いた。招待券も配られている
だろうに。
678 :
戌神家 ◆NGzyRWXtvk :04/11/29 20:04:01 ID:dophGj/a
>>677 横浜はあれだけ入れば十分だっちゃ。
アルゲリッチ・シャイーの時は演奏はとても素晴らしかったのに
恐ろしくがらがらだっただっちゃ。
>>676 > 特に、クラシック以外の音楽も聴く人たちにとっ
> ては、逆に違和感を感じさせない演奏ではないかな?理屈ぬきに
> 楽しい演奏だし。
漏れもそう思う。
演奏会が堅苦しそうだからヤダと思う人をこそ連れて行きたくなるようなところがある。
まず、このおじさんを見せておけば大丈夫なんじゃないか、という・・・
願わくは通訳つきで体験シリーズ・イン・ジャパンをやってほすぃ。
あと、PMFとか仕切って貰ったりできないもんだろうか。
>>676 クラシックファン以外に評価があるってのが最悪なんだよ!
こういう、排他的いい方はしたくないが、
所謂、一般の音楽愛好家(ポピュラーとかロックとか)は
「リズム」と「速度」だけで満足すんだよ。端
的にいえば、早くて刻まれた音楽。これが一番うける
しかし、クラシックは、本当の音楽はそうじゃない!
音楽はハーモニー響きなんだ。リズムも速度もそれを補佐するものでしかないんだ。
いかにメロディーを自然にながすか。メロディーは瞬間芸なんだよ!
そのメロディーの演奏方法自体は、作曲家の意向だけで決まるのではない!、
その楽譜、音符に物理的、かつ「感情的」に記されているんだ。真の響きがよ!
人間が一番、心地よく思う速度とハーモニーが!
それを本能的に嗅ぎ分けるのが指揮者に仕事なんだ。
いいか、ノリントンなんてのは、
重箱の炭をつつくような音楽で、
音楽全体で勝負しようなんて思ってないんだよ。
だから、マイナーオケしか触れないんだ。
俺もザルツで彼のベートーヴェンを聴いたが、
「ササミ」だったよ。隣のおbさんに「この人はプロ?」とかきかれる始末。
要はだな、「感動しねえ」んだよ。
すまん、興奮しすぎて誤字がひどい。
683 :
↑:04/11/29 20:44:00 ID:kKbNuO6v
専門医に一度診てもらった方がよさそうだね。
耳よりも、まず脳が心配。
684 :
参照:04/11/29 20:47:01 ID:kKbNuO6v
685 :
名無しの笛の踊り:04/11/29 21:47:11 ID:AOfN2mJy
心に余裕の無い人にノリントンは楽しめません。
686 :
名無しの笛の踊り:04/11/29 23:12:47 ID:02G57x6i
大阪公演詳細キボンヌ。
>681
よーするに好きとか嫌いなら議論の余地無いから、その方向では議論しない。
リズムが正しく人の心を打てばウキウキさせること間違いない。
自分がそのリズムに乗れなければ、最初から相手にしないことだ。
多分あなたの心が重くて乗れなかったのだろう。残念ですた。
軽いテンポに音楽をしてみることは、上滑りしていくように思うことは
ある時期感じるものであって、過度に速ければ雑音に近いだろう。
ただ人間の時間感覚については、様々な哲学者が考えたりしているし
どのレベルの音楽家はそのことを考えないでは居まい。 ただしその
感覚は色々な環境によって変化することは間違いない。 都市生活者と
田園でのんびり暮らす人間では時間に対する感覚は大いに異なるが、
これは音楽に対してもいえる事であって、刺激が少なければ、テンポを
若干あげたくなることもある。 これは実験してみると面白い。
明らかに僕の趣味からみて、フルトヴェングラーの40年代の録音は130%位の
増速した方が楽しく聴ける。 死ぬ間際のベートーヴェンが新聞で広告した
メトロノームの表記を忠実に再現すれば、ノリントンの演奏も遅いほうになるが、
ベートーヴェンの脳内では、物凄いテンポで音楽が進むことが求められていたかも
しれないと考えると面白いじゃないか。 彼が生前にオーケストラを叱咤して極端な
演奏をさせ、混乱さえきたしたことを考えれば、まあラプトゥスに取り付かれた天才の
饒舌さは凡人の音楽的時間感覚では想像も着かないほどの速さだったと考えるのが
妥当だ。 つまり、訓練された音楽家は、F1レーサーと同じような強烈な時間感覚に
対するアドバンテージがあったと考えてもおかしくない。 超絶技巧で高速な運指が
出来たベートーヴェンがノロノロと進む鈍重な音楽を書いたはずは無いのだ。
キチガイにマジレスするな
689 :
名無しの笛の踊り:04/11/29 23:44:24 ID:ZtScAQb3
面白くて感動する。
一番素直に音楽を感じられるって、
最高だよ。
10年後に云々なんて言ってたのいるけど、
どうだっていいじゃないか?
いま、一番面白く良い演奏に思えたら。
690 :
名無しの笛の踊り:04/11/30 00:13:44 ID:W27peB18
大阪いってきました。
客入りは8割程度。まあ平日にしては良いほうでしょう。
感想はとにかく大満足!
細かいところは皆さんが書いてらっしゃるとおりですが
ノリントンの「一瞬たりとも客を退屈させない」という姿勢に感銘をうけました。
楽器配置や例のパフォーマンスだけでなく、ピリオド奏法自体も彼のその意識から
できたものでしょう。まさにハイドンの生まれ変わり!
オケの雰囲気もとても良く、規律正しくてなおかつ楽しんでるって感じでした。
管やティンパ二はもちろん、2ndヴァイオリンだってあんな風に弾けたら
そりゃ気分いいでしょう。
いつもは冷たい印象のある児玉もけっこうノッてましたね。
大阪公演いってきたよ
シンフォニーホールのフロアはほぼ満席、2,3階には空席がけっこうあった感じ。
配置はここのスレではすでにおなじみですが、コントラバス屏風を後ろに置いての音楽でした。
いくつか感心したのでそれから書くね。
音楽づくりがシンプルで、わかりやすい。
オケの性能がいい。アンサンブルも綺麗だし、棒に対する反応も息が合っている。
木管、ティンパニなども上手。
笑いがこみ上げてくるくらい楽しい。
ピアニストはミスマッチ。退屈だった。会場で会った知り合い2名も同意見。
ハ短調の第3楽章は低弦のうごめきで始まるが、プリムの音形で蓋をされてしまっている感じで、エネルギーが放出されず、溜まっていく。
それが第4楽章に入ってもろ長和音の音形ですっきりと解放されちゃう。
そのあたりの持っていき方がとてもシンプルでわかりやすい。
上の方で「10年後は残らない」なんてあったが、そもそもが録音を残すことが主眼ではなく、どうやって人々を演奏会場に来させるかを重視しているよに思える。
シュツットガルトには住んだことがあるので、こんなオケが近所にいたらいいのにな、と思ってしまいました。
ノリントンの射程にあるのは、その日会場に足を運んでくれた人々のみなのかもしれない。
よくよく考えれば、演奏家としてはそれが王道だったということを思い起こした。
>予言してもいい。絶対に10年後にはもう再販売されないから。
>だから、マイナーオケしか触れないんだ。
そのぶん逆にこう書く人の音楽の好みが透けて見えてくる。
特に後者。
漏れはノリントンがマイナーオケしか振って無いとも思わないし、
シュトゥットガルトがメジャーオケでないとも思わないが、
こう発言する者にとっては最早そういう問題ではないのだろう。
「ささみ」の喩えはむしろ言い得て妙。
もとより「牛肉」というだけで満足できる人は幸せなのである。
694 :
名無しの笛の踊り:04/11/30 02:12:26 ID:zyJ5/JX9
横浜の帰りに電車の中で書き込みした者ですが
今思い返してみてもとても素晴らしい演奏会だったと思います。
自分はCDでの鑑賞が主でコンサートにはほとんど逝けない人間なんですが
今回のS席一万円は安く感じましたw
このお金で新ベト全を買ったとしてもこの感激は・・でしょうね。(アタリマエカ
横浜で日曜日だったのでカップルがたくさんショッピングなどで楽しんでいましたが
あの人たちも
一番安い席でもいいから2人で聴けばそれこそ一生の思い出になったろうなと思いますw。
ノリントンさんの物凄い人柄の良さが一番印象に残っています・・・。
毎年来て欲しいです(熱望
個人的には驚きつつ楽しめましたが、評価分かれるのは当然かと思います。
>>だから、マイナーオケしか触れないんだ
>>681の脳内ではBPOもVPOもゲヴァントハウス管もコンセルトヘボウも
マイナーオケらしい。
697 :
名無しの笛の踊り:04/11/30 03:15:55 ID:nV7mNKxH
「シュトゥトガルト・ポール・モーリア・グランド・オーケストラ」
これが本質だな。
ベートーヴェンをイージー・リスニングとして心地よく聴かせる
落武者ノリントン。
698 :
名無しの笛の踊り:04/11/30 03:20:07 ID:zyJ5/JX9
必死ですね
699 :
名無しの笛の踊り:04/11/30 08:18:10 ID:Azib5lAe
>>691,692
楽章間に拍手とか指揮者が客を笑わせたりとかすることとかありましたか?
時代と共にクラシック音楽を取巻く環境も刻々と変化している。
カラヤンが次々に録音をリリースした60〜70年代にはいったい何組のベト全があったのだろうか。
当時、人々が注目したステレオ録音に限ったら、数えるほどでしかないはずだ。
つまり、未開拓のマーケットがそこにはあった。
しかし、2005年を迎えようとする現在、ベト全を5組、10組持っているクラヲタも珍しくはない。
また、ピリオド系演奏の出現以降、聴衆の好みの多様化も一段と加速し、商品としてのクラシック音楽録音にはあまり商業的メリットがなくなっている。
一方、若い世代の演奏能力は世界記録が更新されていくがごとく、確実に上昇している。
技術的なことだけを問えば、過去の名手程度に弾ける若者は少なくない。
指揮者と楽団員の関係も著しく変化した。
かつて指揮者は独裁者であり得たが、現在では、パートナーであり、音楽的指導者、相談役、そして人気確保広報部長の役割を担わなくてはならない。
そうした時代の変化に柔軟に対応する賢さがノリントンにはあるのだと思う。
優秀な若手を集め、音楽的ポリシーを共有しつつそれぞれが内側から音楽を作り出す集団だと思う。
配置にしても恣意的というよりは、音楽を表現する上での必然から生れているように思う。
おそらく地元の定演では、「今度の曲はどんな配置になっているのだろう」なんてことが話題になっているのかもしれない。
そして、話題になること自体が現在のクラシック音楽にとっては大切なことの一つだ。
ノリントンは現在を見据え自由に考えている、それが音楽にも感じられるし、そこに私は魅力を感じる。
頭の古い奴は好みじゃない。
また来てくれたら嬉しいけれど、昨日のピアニストは真面目だがファンタジーに乏しく、もう一度は聴きたくない。