233 :
名無しの笛の踊り:
御神託が下りたようでつね。
そして最後にやはりメルクルとN響はいくら誉めても誉めたりない出来。
メルクルの音楽は、いわゆるずっしりと鳴らし大きなうねりのある旧来のワーグナーとは
全く一線を画したもので、これに対して全く生理的に合わないという方も
多くいたようですが、非常に素直な呼吸感に満ちた滑らかなフレージング
スコアが透けて見えるような実にすっきりとした和音の鳴らし方
そして何よりも極めて色彩的で音色でウォーナーの演出の方向性ともピッタリで
大いに感銘を受けました。
そして何よりも、室内楽的な持ち味を大切にしていて、2幕での繊細で非常に温かい
表現は驚異的なものを感じました。
こういうワーグナーも、僕は大いに結構です!!!
またテンポは、非常に前向きにさくさく進めるところとゆっくりと進めるところが
(しかし決して重くはない)極端で、特に最初の頃は3幕など
オケが緊張感を維持しきれない様子が聞こえましたが、最終日などはそれが全く弛緩せず
日本のオケが出しているとは思えないような巨大な演奏を聴かせてくれました。
しかも演出の部分でも所々書きましたが、劇場の生理というものを非常によく心得た
ある意味で老獪な指揮で、この人の今後は本当に楽しみです。
N響はやはり練習して気合が入ると、日本のトップオケらしさを感じさせてくれます。
とにかく安定しているし、技術的に安心して聴いていられるというだけでも
日本のワーグナーじゃ御の字なんだけれど、日を追うごとにそんなレベルを
越えて、世界のどんな一流劇場にも負けないすばらしい音楽作りに奉仕してくれました。
こういう音が新国で聴けたことにただただ感無量だし
逆にいうと、これから東フィルや東響はものすごいプレッシャーになることでしょう。
234 :
名無しの笛の踊り:03/04/10 20:01 ID:EMq0pYEM
その文章
前半と後半がまるで矛盾しているな。
筆がすべった、なんてものではないな。
>>233 その文章
一応全部読んでみないと意図する主張を云々できないと思ったので
某掲示板で一通り読んでみましたが、あとに何も残らない内容でした
あれだけ長大な文を書いてしまうパワーには感心してしまいますが
十分の一くらいでよさそう
言語明瞭意味不明。
言葉の孤児にならないように…。
>>235 本人は決定版としてバーンとかましたつもりなんだろうが、
あれもこれもと欲張りすぎ。