1 :
名無しの笛の踊り:
ペルトは現代音楽なのかそれとも安直なヒーリングミュージックなのか。
私は断然大好きですがあなたはいかがか。
スレが無いようなので立ててみました。
2 :
名無しの笛の踊り:03/03/07 15:01 ID:nu38B2+k
基本はタブラ・ラサ
初期の作品はゲンオンだったと聞きましたが。
つっても自分マタイしか持ってない。
マタイはあまりフィーリングとしても現代音楽としても
あまり頻繁に聴く気にはなりませんでした。
マタイ受難曲よりも癒される曲、あるいは現代的な曲って
どんなのありますか?
偶然に先日友人から薦められて1枚買ったところ
EMIから出てる廉価版だけど、「スンマ」という曲は結構良いなと思った。
8 :
水槽香具師:03/03/07 17:52 ID:0UaTYsYw
あっ!間違えた!ヨハネだ!もう逝きたい気分だわ。
嫌いな曲ではないが1トラック70分は俺には疲れる。
スターバトマーテル(たしかこういう曲あったと思う)とかは、
どうでしょうか?
ピャールトとは 俺のことかと ペルト言い
>>4 癒し系。
ヒリアードアンサンブルが歌ってるべ。
>>8 スターバトは「深き淵より」と同じCDに入ってる。
あんまり印象には…。
>>10 どうもっす。
ヒリヤードっすか。ヨハネもそうだった。
12 :
名無しの笛の踊り:03/03/07 19:36 ID:jr7tpMNx
もしもバッハが蜜蜂を飼ったなら…
13 :
名無しの笛の踊り:03/03/07 21:56 ID:Quql+DWJ
「深き淵より」って『ARBOS』に入ってる奴か?
あのアルバム全体がまあまあ、って感じの出来だな。
スタバトマテルも何か不自然だった。
ヨハネは聴いてないけど、テ・デウムは結構好き。
ペルトとシュニトケ、似てませんよね?
ペルトってやっぱ過去の人だね
ここまであがってる曲も、みんな80年代までのもんでそ。
1980年代後半は、一躍時代の人って感じだったけど
今聴き返してみると・・・(以下略)
16 :
名無しの笛の踊り:03/03/07 23:46 ID:nu38B2+k
ペルトの中の人も大変だな
19 :
名無しの笛の踊り:03/03/09 17:59 ID:yWf8CBBI
80年代以降はどんな曲書いてるんかな?
ヨハネは,最後の方で和音が輝くように響き渡るとこがあるでしょ。
あそこに至るまでの60分超のウネウネと続く部分を我慢して聞くのが
快感なんじゃない?
あの一瞬の和音の輝きで全てが救われるという・・
>>20 なるほど。たぶんあまり頻繁には聴けないがこれを意識して聴いてみよう。
22 :
名無しの笛の踊り:03/03/11 22:58 ID:bn5H4qjj
ここらでアンチ・ペルトが出てくると盛り上がるんだが。
アンチは、せめて武満クラスでないと成り立たないのでは。
>>22 日本作曲家選輯スレをみてごらん。
酷いアンチは電車の車内で暴れるガキみたいなもの。
情報なんか一切提供しないし、住人はたたりを恐れて遠巻きにみてる。
一部の人間が暇つぶしに相手してあげているけど。
盛り上がることなんかない。
アンチ・シェルシはいないのか
ぺルトのテ・デウムサイコ〜
27 :
名無しの笛の踊り:03/03/12 04:27 ID:HQqUv1SJ
ペルトを聴くとその音楽にツンドラの厳しい世界を感じる。
ペルトの頭がツンドラ
30 :
名無しの笛の踊り:03/03/16 23:50 ID:KqyfBO3N
age
東洋と西洋(だっけ?)
萌え〜
32 :
知能低い ◆EmiJp4ryhY :03/03/17 22:36 ID:TMvQVgCv
吉田とかいう水戸の耄碌爺さんが云ってたよ.
ペルトじゃない!ピャールトだ!って.
老害だね.全く.
33 :
age:03/03/17 23:11 ID:U0UHGsP8
11月にオペラ・シティで聴いた「リタニ」はよかったぞおお。
テ・デウムも大好きだ。2000年のエストニア・フィル来日時に
聞き逃したのがつくづく痛恨。
単純な癒しという意見も聞くが、あの音密度を持続させる手腕は素晴らしいと思う。
ところでペルトの名前だが、あれはエストニア語の表記なのだろうか?
そうだとすれば「Aの上に点二つ」はドイツ語のアー・ウムラウトではなく
エストニア語での「ア」音の開口音になるはずで、
ペルトという読みにはならないような気がするのだが。
詳しい方、教えてくだされ。
さげ
銅でも良い摺れにつきさげ
36 :
名無しの笛の踊り:03/03/21 00:46 ID:nRJy7tv3
hoshu
ペルトは現代音楽なのかそれとも安直なヒーリングミュージックなのか。
そのどちらでもありどちらでもない・・・そう2流。
ペルトは2流、こう言ってほしかったんだろ・
10年くらい前に来日したとき芸術劇場で生ペルトを見ますたが、
なんかとてもヲタっぽいみてくれの人ですた。
>>37 ペルトが2流ならだれが1流なんだよ?
まさかブルックナーとか言い出すんじゃないだろうなあ?
40 :
名無しの笛の踊り:03/03/25 04:38 ID:Ff67X1Gt
>39
コンスタンとか
「ペルトは2流」は誉め殺し
3流か4流。
3流作曲家のスレはこれにて終了。
43ゲット
何流とかって説得力ないよね。
人がどう思おうが好きは好き、嫌いは嫌いでいいじゃん。
おれもベルリンミサあたりまでは今も好き。
ここ最近のは飽きたと言うより変になってる。
sage
46 :
名無しの笛の踊り:03/04/01 23:37 ID:61doZbwJ
ペルトを3流とかただの癒し系とか言う人たち、
1流だとかイイ!とか思ってる作曲家を教えて欲しいナー。特に現代音楽。
47 :
名無しの笛の踊り:03/04/01 23:46 ID:leKkBMVk
ベルリン・ミサがいいね。
屈託ありまくりの一時の作風とは違って、
わりと明るめで完結しているところがペルトらしくないかもしれないが。
でも好き。
49 :
19:03/04/02 05:12 ID:oDUHAes5
基本的にヒーリング音楽。とくにfratres
基本的にパクリ音楽
51 :
名無しの笛の踊り:03/04/02 12:03 ID:tY2IEuxD
奈糞巣からヨハネでますね。
>>52 この団体見たことない。
実力のほどはわからんが、たぶん買っちゃうんだろうなぁ・・・
鏡の中の鏡age
ヒリヤード・アンサンブルはもうあまり関わってないのかしら?
PARI INTERVALLO(断続する平行)を頂点とするのは早すぎ?
昔はメロディアスに見えて結構厳しい音楽をやっていたんだが、今は逆さま。
スターバト・マーテルがいいな
ペルトよりデニソフやウストヴォルスカヤの方が良いと思うぞ。
>>58 ペルトに求めるものとウストヴォルスカヤに求めるものは違うので、
ひとまず説明抜きの良し悪しは勘弁。
デニソフの知性、ウストヴォルスカヤの強靭さとはベクトルが違うから
単純には比べられんのう。いずれも好きなんだが。
あらかぶった
62 :
59:03/04/11 02:04 ID:???
>>60-1 いやいや、同志よ。
実は漏れデニソフ聴いたことないので書かなかった。
レス重ねてくれて、すぱしーば。
>>59 「ペルトに求めるもの」ってなんだ?
ピーリングか?
64 :
59:03/04/11 11:42 ID:???
>>63 そんなん訊いてどうするの、と思いつつ、
敢えて言えば、独特の「間」を携えて進行する虚無と静謐。
音楽は時間芸術だって言うが、彼のを聴いているとそれを実感することがままある。
あと声楽の使い方も独特。"De Profundis""summa"なんかが特徴的だけど
呼びかけているのか、呟いているのか、唱えているのか、儚んでいるのか、嘆いているのか、
いまいち判然としない内省的な響き、そこに聴き手が勝手に仮託する自由さを与えてくれている。
ちなみに一般的に見てヒーリングになるんすか?あの音楽が?
処によっては陰々滅々鬱々たる音楽だと思うんだけど・・・
>>57 スターバト・マーテルは、ヒリヤードとパロットの以外でいい演奏ありまつか
>>64 そこまでペルトをありがたがることのできるあなたは、幸せ者だ。
68 :
59:03/04/12 00:51 ID:???
>>67 じゃ、まあそういうことで。
別にペルトだけをありがたがってるわけではないよ。
できればペルト?イラネーヨって人から見ると、
なぜあれがヒーリング・ミュージックに聞こえるのか伺いたかった。
一見メロディアスに見える現代の音楽をみんなそこへ放り込んで済ませてないかい?
>>68 別にペルトがヒーリングだとは思わないが
あなたのように深遠だとも思わない。
中世からバロックあたり風のメロディーの安直なツギハギが
彼の正体かなと。
70 :
59:03/04/12 12:37 ID:???
>>69 あまり彼の音楽にバロックが素材として採用されているとは思わないが、
言わんとすることはなんとなく分かります。
彼曰く「2,3の音符を組み合わせるわざ」に魅せられちゃった結果でしょう。
中世と言うよりはそれ以前をも含んだグレゴリオ聖歌、旋法の研究でそこへ行き着いちゃって
抜け出せないし、抜け出そうともしないんだと思うけど。
結局はそれでヨシとするか否かが分岐点なんじゃないかね・・・
漏れは「深遠」かどうかよりも、彼の音楽の「間」が好きなのよ。
今のところ他の作曲家が提供していないから、むしろ好んで聴いているのだと思う。
>>70 そのへんは好みですからね。
ペルトと本家(?)の中世・ルネサンスの大家
マショー、デュファイ、オケゲムなどを比べると
どうしても漏れの中で、ペルトは惨敗する。
>>59氏は、そんなんと比べるな、亡い万や愚ら巣、仇蒸すあたりと
比べるとマシじゃないかと、おっしゃるのだろうが。
72 :
59:03/04/12 15:03 ID:???
>>71 いやいや、「比べるとマシじゃないか」という話はしないよ。
他に好きな作曲家もいるし、その辺との兼ね合いは結局自分の恣意的な序列にしかならないでしょ。
> ペルトに求めるものとウストヴォルスカヤに求めるものは違うので・・・
一番最初にこう書いたように、作曲家を比べて上下ってあんまりしたくないのですよ。
好みで上下はあるけど、それは客観性ではなく主観性の範疇。
漏れ自身はそれぞれの作曲家が提供してくれているものを楽しむ、というだけでして。
例えばピッツェッティとか、ペルト同様にグレゴリオ聖歌をモチーフにするけど、
生まれるものは全く違っていてあれはあれで面白い。ペルトとの違いは腕の良し悪しではない。
ペンデレツキの声楽や合唱は凄まじくて、マジで吸引力があるんだが、
ペルトの音楽が醸し出す内省性とは当然のことながら方向性が異なる。
シュニトケは馴染めなくてあんまり聴かないけど、「ペルトより下」とかではない。
漏れではない人が楽しめばよい音楽。
確かにマショー、デュファイ、オケゲム、ペロタン、パワーあたりは聴くけどねぇ。
そして、彼らの方がなぜか自由であって、その後でペルトを聴くとどうしても
いささか窮屈な「現代っ子」性が意識されて仕方ない部分もありますね。
グレゴリオ聖歌・中世・ルネサンスを聴き、なぜペルトも聴くか、というのは面白い問いかも・・・。
age
このスレさっきまで一番下にあった
agerunayo
77 :
sage:03/04/14 21:08 ID:hTo+Jk9+
どうしても宗教を連想してしまう。
聞いていたいのに、大嫌いな新興宗教の修行の
イメージが湧いて止まらない。不幸だ。
78 :
名無しの笛の踊り:03/04/14 22:05 ID:rgpz3zkj
>>77 新興宗教ではないにしろ、ペルトの音楽から宗教をイメージしてしまうのは致し方ないんじゃ・・・
彼が題材にしようとしているのは殆ど全部がキリスト教関連のテキストなんだし。
自分の中で宗教→怪しい修行の連想を切ればいいんじゃないの?
この人に祝祭系の音楽を委嘱したら面白そう
>>77 ペルトから宗教臭さをとったら何が残るってんだよ
83 :
山崎渉:03/04/17 15:52 ID:???
(^^)
84 :
名無しの笛の踊り:03/04/20 01:09 ID:JmV4NSjb
Orient & Occident買われた方いますか?感想くださると嬉しいです。
85 :
山崎渉:03/04/20 02:53 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
86 :
山崎渉:03/04/20 06:46 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
87 :
山崎渉:03/04/20 14:52 ID:???
∧_∧
( `` )< ぬるぽ(^^)
∧ ∧
∋oノハ(*゚ー゚)∬ ニラ茶ドゾ♪
( ,,´Dつ つ旦
( つ |
(_)/∪∪
ほどほどにしとけよ。
90 :
( ☆´ー) ◆PpNattILVM :03/04/24 09:46 ID:lSYOJBMV
04月25日(金) - 午後 7時20分 〜 午後 9時00分 - FM
ベストオブクラシック
− エストニア・フィルハーモニック室内合唱団演奏会 −
「ルクス・エテルナ」 リゲティ作曲
「“さすらう若人の歌”から“彼女の青い目が”」
マーラー作曲、ゴットヴァルト編曲
「聖チェチーリアへの賛歌」 ブリテン作曲
「ライズ・アップ・マイ・ラヴ」 スケンプルトン作曲
「五つの黒人霊歌」 ティペット作曲
「リタニア」 ペルト作曲
(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
(合唱)エストニア・フィルハーモニック室内合唱団
(指揮)ポール・ヒリアー
〜東京オペラシティ・コンサートホールで収録〜
「“カノン・ポカヤネン”から オード 第3番、第4番」
ペルト作曲
(合唱)エストニア・フィルハーモニック室内合唱団
(指揮)トヌ・カユステ
<ECM POCC−8110>
なんかよくわかんねけど一番下がってたからあげてみた。
>>84 最初の2曲はあまりイイ感じではなかったが、「水を求める鹿のように」は結構良かったと思う。
.
>確かにマショー、デュファイ、オケゲム、ペロタン、パワーあたりは聴くけどねぇ。
>そして、彼らの方がなぜか自由であって、その後でペルトを聴くとどうしても
>いささか窮屈な「現代っ子」性が意識されて仕方ない部分もありますね。
まったく同感。中世ワナビーの悲しさだな。
中世風はみせかけで、じっさいはサティ・ケージとかのスカスカ音楽の延長だ
と思う。スカスカすぎてどの曲も同じにきこえるのが欠点。
鏡の中の鏡というヴァイオリンの曲が好き
ヒーリング音楽としては最高級とおもうけど・・・・
>>98 ヒーリングになるんすか、という意見がスレのどっかにあったな。
ペルト聴くと癒されるのだろうか。かえってささくれ立つのでは・・・・?
ペルトはすきだがヒーリングにはならないとおもう。
というかクラシックに癒やしを求めるな!
>>97 あのヴァイオリンとハープの曲でしょ?
いいよねぇ。あれなら実演に向く気がするんだけどなぁ。
102 :
101:03/05/11 13:44 ID:???
あと、ヒーリング云々は漏れも異議あり。
かえってヒーリングにもなりゃししねぇよ、と言う人の方がペルトの音楽を聞いている気がするね。
意外と気軽には聴けない。心地よい疲労が残るというか。
>>96 もし。
スカスカ音楽とはつまり
どういうことでっしゃろか?
>>104 いや、むかしケージの弦楽四重奏のLPを聞いたときに解説に「カー・ピー・
スカー」と書いてあったのの応用。
極端に離れた音程の使用とか、展開の存在しない構成とか。
サティもスカなの??
東京スカパラダイスオーケストラ。
96の頭はスカスカ
カリユステ&エストニアのテ・デウムは最高だった
111 :
山崎渉:03/05/22 05:09 ID:???
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
実は演奏難しそう
113 :
山崎渉:
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉