235 :
名無しの笛の踊り:03/07/17 22:44 ID:2K99Z/xj
gfhandel.orgより。
7/19に英チチェスターで、ポール・エスウッド指揮「The Consort of Twelve」公演。
テーマは「キャノンズのヘンデル」。『エイシスとガラテア』HWV49bと、例の新発見の
『グローリア』。『エイシス』のテナーのソリストはコーンウェルとキング。
とにかく、Paul Eswood健在でなにより。最近指揮を始めたとのこと。
236 :
北斗の鍵:03/07/18 22:08 ID:XFuojvck
ザクセン ・・・ そう、ザクセン。
これは作戦なんだ。 ふっふふふ・・・
関西にいたら殴られますよ。
tes
239 :
名無しの笛の踊り:03/07/19 14:03 ID:jhQ36u8q
トリオソナタ好き
241 :
名無しの笛の踊り:03/07/24 21:31 ID:k7xJXuJ7
ごめん。上げたらいけんかった?
235、sがひとつ足りんかった。正しくは、Paul Esswood。
しかしEsswoodといふのはめづらしい名字らしく、Googleで
「Esswood」と入れてみると、3800なんぼヒットするが、
はじめの方、この、ポール・エスウッドのネタばかりだ。
と、これだけだとヘンデルの話にならんので付け足せば、
イボンヌ・ケニーポール・エスウッド、マーティン・ヒルが
ソロを歌った、優秀録音の『メサイア』があるさうだ(バスの
ソリストは知らん人だった。)
ストックホルムのバッハ合唱団とのセッションで、オケは
モダン。指揮はアンドレス・エールバル。いいかも知れん。
242 :
_:03/07/24 21:31 ID:???
243 :
名無しの笛の踊り:03/07/24 23:52 ID:Pb/Sk/+n
いまの季節(大暑 土用の丑)は「メサイア」からいちばん遠い季節ですねえ。
でも、もう練習始めてる団体がいたりして・・・?
244 :
名無しの笛の踊り:03/07/25 01:13 ID:QyoBJ4kn
>>243 もとを正せば、あれはクリスマスの音楽ではありません。
245 :
名無しの笛の踊り:03/07/25 02:16 ID:B7tzIjdt
夏はチェンバロ組曲でどうぞ
247 :
名無しの笛の踊り:03/07/26 23:57 ID:T0G7piQK
チェンバロ組曲買いました
使用楽器
Hapsichord : Atelier von Nagel, 1988, after N. et F.Blanchet, 1730
Werckmeister V, 1691
演奏は?
漏れはロスで聴いてます
249 :
名無しの笛の踊り:03/07/28 23:05 ID:+d5m9VEa
日曜日にNHKでポワロの『メソポタミアの殺人』をやっていたが、
バグダッド(イラク!)の警察署長がイギリス人で、かつ、その娘を
イギリスからから連れてきてゐて、なんか、『リナルド』の
ゴッフリードとアルミレーナの親娘のやうだった。
250 :
名無しの笛の踊り:03/07/28 23:07 ID:+d5m9VEa
あ。一行目、「ゐたが、」に訂。
ちなみにオレも、チェンバロはロス。ロスはいかんのか?
ロスは良いと思うよ。真面目な演奏だね。
ただ1733年の組曲を録れてないのが残念。
有名なシャコンヌはソフィ・イェーツたんで聴いている。
252 :
名無しの笛の踊り:03/07/29 23:42 ID:M3sonh5h
キング指揮の『王室行事のための音楽集』といふのがハイペリオンから
出てるが、これは正直、よほどのマニアでないかぎり、やめといた方がいい。
CDをかけると、いきなりボウマンがソロで、メゾピアノくらいの声で
「ぬーっ」と歌ひはじめる。キモい。上昇音型で、「ソドー、レドレドレミー、
ファミファミファミーファミレドレミファソー」と昇っていくのだ。
あまりの不気味さに、いつのまにか憶えてしまった…。
253 :
名無しの笛の踊り:03/07/29 23:58 ID:M3sonh5h
ちなみに例の表彰式の音楽は『ヨシュア』でも聴ける。オレはキングの
『ヨシュア』が曲も演奏もいいのでこれで満足してしまって、
『ユダス・マカベウス』はまだ手に入れていない。
『ヨシュア』の場合、例の曲は、オレらが知っているのとフレーズの切り方が
違ふ。原曲では、「いーまーぞ見、よたぁかぁらかにー」って感じで
切れるのである。
254 :
名無しの笛の踊り:03/07/30 21:36 ID:SixubfF/
例によってgfhandel.orgをぶらぶらしてゐたら、コンサート情報のところに、
12月に善通寺の四国学院大学でやる『メサイア』のことまで載ってゐて、
すくなからず驚いた。残念ながら演奏者は知らない人ばかりだが。
あれは四国学院の方からgfhandel.orgに知らせてよこしたに相違ない。
同志社とかもメールを出して宣伝しとけばいいのに。
漏れはマギガンはヘッポコだと思っているんだが、
懲りずにいろいろ出してるね
セルセどうよ?
256 :
名無しの笛の踊り:03/08/01 22:18 ID:8eN8z5+V
>>255 ヤーコプスあたりがもし録音したら、そっちがすんなり決定盤に
なってしまひさうな気もするけどね。
マッギガンの『セルセ』いいんぢゃないの?
ほどよく現代的で、かつ大きな穴がない、といふのは強い。
指揮は手際よくてソツがない。
歌手は、大物はゐないがアンサンブルとしてまとまりがいい。
ただしロミルダのジェニファー・スミスはあのとほり
クセのある発声だから、若々しいヒロインとしての魅力にはやや欠ける。
デイビッド・トーマスは相変らずの怪演で、笑かしてくれる。
日系人が頑張ってゐるのも嬉しい。
ちなみに、ヘンデル御殿はもともとマッギガンには甘いが、
この『セルセ』の評価も、当然高い。
マッギガンのオラトリオは合唱に学生を使ってる時点でオレもパスだが
(現にどっかで試聴したらかなりヘタクソな合唱だった)、
それにしても「懲りずに」ってあんた。
257 :
名無しの笛の踊り:03/08/01 22:35 ID:8eN8z5+V
『セルセ』はマルゴワールのもある。
マルゴワール盤はワトキンソン、エスウッド、ヘンドリクス他
歌手は強力、かつオレ好みだが、今となっては
なんぼなんでも作りがのどかすぎる。
それとソニーのマルゴワールのヘンデルオペラは、英対訳すら
ついてない。なんであんなことになってゐるのか。
(^^)
259 :
名無しの笛の踊り:03/08/02 09:12 ID:RuNr7gtA
>>259 その演奏は、殺人的にひどすぎるから、おすすめできない。
261 :
名無しの笛の踊り:03/08/03 17:51 ID:Iphrt6A+
それにしても、ヘンデルの音楽をコレクションすること自体に情熱を傾けて
ゐる人がこんなにゐる、といふのはオレにとっては意外なことだった。
オレ自身は、「ヘンデルをたくさん聴きたい、集めたい」といふよりも
「ヘンデルのすぐれた作品をすぐれた演奏で聴きたい」といふ欲求の方が
強い。
しかし259のやうなコレクターがゐてくれないと、埋もれてゐた傑作の
リバイバル、なんてことの可能性も低くなるわけで、
ヘンデルのコレクターは今後も増えていってほしい、と思ふ。
チェンバロは
イェーツたんがいいよ
演奏も録音もいい
263 :
名無しの笛の踊り:03/08/03 18:46 ID:pEiFligl
原綴書いてくれたら調べやすいのに。ChandosのSophie Yatesね。
Chandosって、レーベル名は日本語では「シャンドス」と表記されるが、
例のアンセム集は『チャンドス・アンセム』と書かれる。謎。
シャンドスは、イギリスのレーベルにしては、ヘンデルについては
シクスティーンの『チャンドス・アンセム』を除けばわりと手薄だった印象。
ハイペリオンなんか、すごいのに。
で、イェーツだが、オレとしては先にパーセルを買ふかも。(アハハ)
264 :
名無しの笛の踊り:03/08/03 18:51 ID:pEiFligl
それで、オペラ班のみなさま、
ミンコウスキの『ジューリオ・チェーザレ』は、
いかがなものでございませうか?
ああ、イェーツたんのパーセルもイイね。
漏れも実はそっちを良く聴くよ。
ジュリオ・チェザーレはヤコピシがいいよ。
安いし超名演。
ラーモア、レイギン、ヴィス、どれも見事にハマり役
267 :
名無しの笛の踊り:03/08/08 23:02 ID:4JBUfttF
268 :
名無しの笛の踊り:03/08/11 19:09 ID:VvhjxJKy
ちょっとオレしばらく『聖セシリアの日のためのオード』の話をさせて
もらはうと思ふ。最近ホグウッドのモーツァルト版が出たさうだが、
オレはピノックのをねらってをり、ところが最近見かけないので、やむを
得ずアーノンクールを買って、「意外とコレいいぢゃん」と思ってゐたところへ
HMVから「ピノックが廉価盤でまた出ますぜ」とのお知らせが
届いてしまったのである。
ソリストは、アーノンクールがフェリシティ・パーマー&ロルフジョンソン。
ピノックが、フェリシティ・ロット&ロルフジョンソン。
ついでにホグウッドのはドーソン&エインズリーである。では、追ひ追ひ。
269 :
名無しの笛の踊り:03/08/12 00:28 ID:yiHwsKQs
今ごろ気がついたが、アーノンクールといふ人は、バッハの時とヘンデルの
時とで、ソリストをハッキリ入れ替へる人だった。
70年代後半、例のカンタータ全集ではエクビルツがずっとテナーを歌ってゐたが、
その頃録音したヘンデルでのテナーのソリストは、ロルフジョンソン、ティアー、
ホルベークといった人たちだった。
またアーノンクールは、『サウル』では、あのフィッシャーディースカウに
タイトルロールを歌はせてゐるが、もちろんアーノンクールのバッハには、
Fディースカウは一度も出てゐない(はずだ)。
そんななかでエスウッドだけはバッハにもヘンデルにも使はれてゐる。
よほど信頼が厚かったのだらう。この時期エスウッドはまだプロカンでも
歌ってゐたから、そんなにヒマでもなかったはずなのに。
270 :
名無しの笛の踊り:03/08/12 00:34 ID:yiHwsKQs
で、『聖セシリア・オード』だが、
それにしてもロルフジョンソン。なんでそんなに出てくんだよー。
2回目は誰かにゆづれよー。ヒルとか、エリオットとか、パートリッジとか
人がゐないわけでもないのにさー。あんた、跳躍して高い音に飛ぶの、
かなり下手くそだとオレは思ふぞ。
271 :
名無しの笛の踊り:03/08/12 07:11 ID:Ghj2/WNz
ごめん。これもいま気がついたが「リッジ」のつくイギリスのテナー(当然みな
ヘンデル歌ひである)を少なくとも三人知ってゐる。
フィリップ・ラングリッジはマリナーの『メサイア』など。ロルフジョンソンと
並ぶベテラン。
イアン・パートリッジはプロカン出身の古楽のベテラン。ホグウッドの『復活』。
もう一人はみんな知ってるボストリッジ。しかしボストリッジといふ人は
美声とは言ひがたい。オレ様評価では、あまりヘンデルには向かない。
272 :
_:03/08/12 07:16 ID:???
273 :
名無しの笛の踊り:03/08/12 07:25 ID:Ghj2/WNz
で、『聖セシリア・オード』だが、
この曲、序曲からして『Op.6-5』の切り貼りだし、全体としてそんなに
気合いの入った曲作りにはなってゐない。ソプラノとテナーと、ソリスト
ふたり使ってゐるのに二重唱がないのも、なんか肩すかしである。
しかしそれにしても、「トランペットの歌」とか「終曲」とか聴くと
ヘンデルっつう人はつくづく聴かせ上手だなあと思ふ。特にラスト。
つか、どうせなら促音を小文字にするなよ・・・
275 :
名無しの笛の踊り:03/08/13 12:34 ID:r1BCpZK8
で、『聖セシリア・オード』だが、
終曲。ソロが、無伴奏で、いかにもヘンデルらしい大らかなフレーズを聴かせた後に
合唱がtuttiでなだれこむ、といふのはこの人のよくやる手だ。
ただ、この終曲は、そのパターンがしつこいくらゐ繰り返されるので
やや食傷しないでもない。
しかしソプラノから合唱へ最後の受け渡しのところ、ソプラノが上のAをロングトーンで
歌ってゐるところに、まづトランペットが入ってきて、それから合唱がフォルテで
歌ひ継いでいく。あのトランペットの使い方がすごくいい。
で、ソプラノの最後のAだが、歌ひ手の生理として、あそこはどうしても
声を張りたくなるところだが、しかしパーマーは「すーっ」と抜きぎみに
歌ってゐて、これがまたいいのである。
声の美しさではパーマーはロットに劣るが、この演奏は合格点だ。
だから、長音も棒でのばすなって・・・ イライラするなあ
277 :
名無しの笛の踊り:03/08/13 23:44 ID:abAXetET
ここに書き込むの、正しいのかよくわかんないんだけど、とりあえずヘンデルの曲。
「リナルド」のアリア、「Lascia ch'io pianga」
今日買った二枚のCDで、出だしの歌詞が微妙に違うんですけど、
これっていくつもパターンあるもんなの?
一枚目
Lascia ch'io pianga
mia cruda sorte
二枚目
Lascia ch'io pianga
la dura sorte
一番と二番の違いとかいうオチなのかしら。
どなたかご教授ください。
つうかやっぱり声楽板に行くべき??
278 :
名無しの笛の踊り:03/08/14 00:11 ID:9lqnZbvs
>>277 今、てもとに全音の楽譜がないから分からんが、バリゾッティの
『イタリア古典歌曲集』ではla duraになってゐる、とかいふ話かも。
一番と二番、とかいふことではなからう。
オレ、バリゾッティ版も歌ったはずだが、覚えとらんなあ。
279 :
名無しの笛の踊り:03/08/14 00:14 ID:9lqnZbvs
あ、いや、そもそも「一枚目」と「二枚目」って、どっちも
『リナルド』の全曲盤?
だとすれば、277は間違ひといふことになるが。
280 :
名無しの笛の踊り:03/08/14 00:34 ID:9lqnZbvs
279の最終行、「277は間違ひ」を「278は間違ひ」に訂。
いま取り急ぎ調べた。ウチでもマルゴワールとホグウッドの各全曲盤では
mia cruda。ジェシー・ノーマンのリサイタル盤ではla dura。
楽譜では、全音の『ヘンデル・アリア選集』ではmia crudaだった。
バリゾッティの『イタリア古典歌曲集』の楽譜、まだ持ってると思ふが、
ちょっと今見あたらん。探しとく。
結局、ノーマンは多分バリゾッティで歌ってゐるはずだから、ほぼ、278で
合ってゐるのではないかと思ふ。原典版とバリゾッティ版とでは、
リズムも違ふところがある。歌詞の意味はだいたいおんなじみたいね。
281 :
277:03/08/14 01:08 ID:JysDLsYb
>>278-280 早いレス、ありがとうございます。
すいません。
初級者なもので、原典版とバリゾッティ版というのがわかりません。
原典がヘンデル書き下ろしで、バリゾッティ版が
バリゾッティ編曲済みのものという解釈でいいのかな?
なにがどういうことで、二つの流派(??)が並び立つことになったのだろう。
>あ、いや、そもそも「一枚目」と「二枚目」って、どっちも
『リナルド』の全曲盤?
ととと、とんでもない。
アリアのオムニバスCD(?)、英国人ものと日本人ものとを買っただけです。
すいません、ミーハーで。
282 :
名無しの笛の踊り:03/08/14 01:32 ID:1VNayOnM
ごめん。訂正。「バ」ぢゃなくて、「パリゾッティ」でした。
声楽やる人がよく歌ふ『イタリア古典歌曲集』といふのがあって、
カルダーラとかスカルラッティとかヘンデルとかの曲が入ってをり、
それを編集したのがパリゾッティといふ人。近代の人。
ふつうに声楽勉強する人が歌ふ(歌はされる)のは、ほとんどパリゾッティ。
283 :
名無しの笛の踊り:03/08/14 23:19 ID:WhV/Ovx2
しばらく入手不可だったホグウッドの『アタリア』が、
秋に廉価盤で出るらしい。
284 :
名無しの笛の踊り:
いま話題の「Lascia ch'io pianga」だが、やっぱしいろんな人が
「イタリア古典歌曲集」っぽいアルバムで録れてるのね。
スミ・ジョーのは聴いてみたいが、カレーラスのはちょっとパス…。