【今さら】バルビローリ【でも大好き】

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578名無しの笛の踊り
マラ6聴いて思った事
これは、アンダンテが第2楽章になってる。
アンダンテが第2楽章というのは、最近出た新説だ。
1966年当時はアンダンテが第3楽章が定説だ。
よってアンダンテは3楽章で演奏されたものだろう。
それをわざわざ順番を入れ替えるなんて、演奏者と聴き手に対する冒涜だ。
579名無しの笛の踊り:04/01/27 22:22 ID:JiZmRiKa
>>578
>アンダンテが第2楽章というのは、最近出た新説だ。
あのなあ・・・
そもそも実演でも3楽章スケルツォでやってたんだから
580名無しの笛の踊り:04/01/27 23:08 ID:P5NraoAC
>アンダンテが第2楽章というのは、最近出た新説だ

うそこけ
581('A`)ウツダ ◆9d0clOTk26 :04/01/28 20:39 ID:gSG7bacq
>>578
バルビローリに限らず、一部の指揮者(バーンスタイン他)は、
2楽章(スケルツォ)と3楽章(アンダンテ)を入れ替えて演奏している人がいます。
実際、マーラーが直筆した出版前の楽譜では2楽章アンダンテでした。これが初版です。
しかし、初演のときにマーラーは、2楽章スケルツォで演奏をします。
そして、これが第二版となります(この際、音はいじられず、順番のみが変わった)
------------ここまでは、ハンマーは三回でした。-----------------
次に出た、第三版では、ハンマーを二回に減らしたりと大きな改訂が加えられ、
ここでは、二楽章アンダンテに戻しています。実際、ミュンヘン初演では、2楽章アンダンテだったようです。
ところが、後のマーラー自演の時に、2楽章スケルツォで演奏をしています(理由不明)

それから、月日がたち、エルヴィン・ラッツ氏の改訂を経て1963年にカーント社から最終改訂版が出版されます。
ここが重要です。「最終改訂版では2楽章はスケルツォとなっている」ため、
現在のスタンダードが2楽章スケルツォという形で定着しました。ややこしいですね。

つまり、簡単にまとめると、
直筆初版(2楽章アンダンテ)→第二版(2楽章スケルツォ)
→第三版(2楽章アンダンテ)→でも、マーラーは2楽章スケルツォで演奏
→よって、マーラー死後に出た最終改訂版は(2楽章スケルツォ)になる
→それが、スタンダードに。
そして、先日、
2楽章アンダンテ→3楽章スケルツォと公式にマーラー協会が発表をしました。
その辺は、マーラースレの
http://music2.2ch.net/test/read.cgi/classical/1065453143/424-436で
語られていますので、参考にどうぞ。

もしかして、オイラかなり見事に釣られてる?
582名無しの笛の踊り:04/01/28 22:46 ID:wE4zW66L
>>581
ありがとう
参考になったよ
583名無しの笛の踊り:04/01/28 23:38 ID:iMrjsnGj
おれ第一楽章が終ったところでアンダンテが始まっちゃうのって
どうしても違和感があったんだけど、バルビを5回聴いたくらいで
こっちの方がいいような気がしてきた。
本当に微妙だな。本人も悩んだだろうなと思う。
584名無しの笛の踊り:04/01/28 23:47 ID:iMrjsnGj
>>581
つうか、最近のマーラー協会の声明(?)では「マーラーは第二スケルツォ、
第三アンダンテでの演奏を一度もしていない」って言ってるけど、
そのへんのこと誰かご存知?
585('A`)ウツダ ◆9d0clOTk26 :04/01/29 18:47 ID:JfegXmUO
>>582
どもども
>>584
その辺がわからないところなんだよね。
マーラー協会は、「自演では、2楽章モデラートのみ!」
って言っているにもかかわらず、
「2楽章スケルツォで自演」しているという記録がある。
この辺はよくわからないので、誰か詳しい人にパスしまっさ。

ついでにいうと、個人的には2楽章モデラートのほうが好きです。
ですから、バルビローリ/NPOを愛聴しております。しかし、悲しいかな。
先日でたバルビローリ/NPOのマラ6のARTリマスタ盤は、
音の解像度みたいなものが良くなっているのは、いいのですが、
2楽章スケルツォに順番が変えられていたのです・・・。
EMIのこういうところがキライです。

まぁ、このスレに来ている人はわかっていると思いますが、
バルビローリ/NPOのマラ6の旧盤(ダブルフォルテ)では、
本来の演奏順である2楽章モデラートでした。
586名無しの笛の踊り:04/01/29 22:57 ID:HA5/FlP3
私は第3楽章がアンダンテで聴きなれているせいか、
そっちのほうがしっくりくる。というか、
アンダンテが終わってフィナーレの序奏が始まると、
「今までの音楽は逃避でいかなかった。
これからまた、否応無しに戦いが始まる」
とでもいった緊張感が感じられるのですな。

バルビローリ/NPOはイギリス版LP持ってますが、
第2楽章はスケルツォになっています。
CD化に際してバルビローリの本来の
希望通りになった、という事なのですか?
587583:04/01/29 23:17 ID:ugPm+zDN
私の手持ちLPは国内盤の廉価版(東芝EMI バルビ1800シリーズ)で、
これもやはり第2楽章スケルツォざんす。初発売のときはどうだった
んでしょうね。

本人の言及はあるのか知らん。
588名無しの笛の踊り:04/01/30 09:50 ID:aNAB7/ZF
初発時は、第2楽章がアンダンテ、第3楽章がスケルツォだった。
それが、第2楽章スケルツォ->第3楽章アンダンテに組み替えて再発された。
これ、ひとえにEMIの販売戦略に沿ったもので、
バルビローリの意向は無視された。
だから、EMIはバルビローリが意図した本来の楽章の順番に戻すべきだ。
・・・・って趣旨の論評を読んだ事があります。

ところで、国内盤LPの初発時は順番はどうだったんでしょうね。
589名無しの笛の踊り:04/01/30 22:44 ID:HZEc1354
>>586ですが、私のは
ASD2376-7という番号で、これは初出じゃないのかなあ。
レーベルのニッパーちゃんにシールが貼られたやつで、
ぜんぜん自慢できるようなシロモノじゃございやせんが。