CD再発/復刻に際し余計に味付する製作者を罵倒せよ
特にアナログ音源のCDを愛好するファンで、
音質を苦々しく思った経験を御持ちの人は数知れない。
最近では、あの高額レーベル「ANDANTE」から最近発売された
ワルター/ウィーンフィルのアルバムに含まれている
「大地の歌」ライヴが、実はDECCAのスタジオ録音に
会場ノイズを嵌め込んだゲテモノ、という疑惑が浮上。
音質自体もDECCA盤より劣るとのこと。
このような例は他にもあるだろうから皆様どうか晒し上げて下され。
他スレで音楽談義が脱線して音質談義に変質した際にも
当スレを「必要悪スレ」「避難所スレ」として活用して下され。
ズサ
3 :
1:02/12/11 19:18 ID:???
http://music.2ch.net/test/read.cgi/classical/1039240872/23 【高いよ】☆☆アンダンテのCD☆☆【欲スィよ】
> 23 :↑と言ってるそばから・・・ :02/12/10 22:44 ID:???
> ワルタースレによると
> 「大地の歌」初出ライヴはデッカ録音に客席ノイズを加えた、
> 捏造ライヴという証言がふたりから出ている。
> 既に山崎、福島もレコ芸、クラシックプレスで
> 疑議を出しているが。
> こりゃ、単なる海賊屋か?
これは相当ひどい例と思うが
マスタリングの不満やら何やら、あるいは
どのマスタリングが良くて....といった話題に使って下され。
ノーノイズシステム…
HALLOO盤のムラヴィンスキーのチャイ4、5、6番は60年DGスタジオ盤の捏造
クーべリックもDGのスタジオをライヴに捏造していたよね。
たしかマラ5だったか・・・・
>>6-7で指摘されている内容はLP時代から存在する
この業界の「体質」だね。
有名な例では
フルトヴェングラー/VPOのウラニア盤「英雄」を
某LPレーベルが「BPO」と偽ったり
カイルベルト/バイロイト('53年だったか)の「指輪」のLP
(事実上、史上初の指輪LP)を
「シュライバー」指揮ナントカ楽団と偽ったり。
キリがありません。
ワルタースレがANDANTEの件で祭り状態に?
>>11 ああ、そういえばここ数年2、3年出されたドイツ協会盤には全て
クラウスの名があるな。Shin−p氏のHPでは、52年第9の終演後の
拍手が明らかに別のものだという指摘があったが…
クラウスうざい。クラウス逝ってよし。
EMIの「ART」は何だ?糞か?
トスカニーニのベト交響曲、リマスターされて音悪くなったんじゃない?
20bitだか22bitだか知らんけど。最初にCD化された時の方がよっぽどいい。
>>15 エンジニアの技術力の問題もあると思うがマスターテープの経年劣化
もあると思われ。
ARTはガッカリというもの多いねえ。明瞭に聴かせようと音をいじくり回して
いるうちに失ったもの沢山。
HS2088もヒドイものだったが。
飲み屋にて:
やっぱマスターだよ、マスター。なあ、マスター。
マスターもそう思うだろ?
清水健太郎
しかしEMIはどうしてこんなにトランスファーがヘタなの?
今売ってる「ステレオサウンド」誌でも貶されてたけど。(ヒスノイズを消すのに広域カットして、バランスを取るのに低域もカットしたさんざんなものだけど……豊かな音がするって。結局褒めてるんだけどね)
アナログマスターの劣化について、公式なデータってあるんでしょうか?スコッチのこのテープなら、すぐに広域が*デシベル低下していくとか、ってやつ……。
21 :
名無しの笛の踊り:02/12/12 17:15 ID:NehEkFIo
EMIの「ART」で音質が「向上」したとされるアイテムは存在するの?
事情通のレス求む。
ある意味でEMIはいじりやすいんですよ。もともと平面的な録音だから。
それを気鋭のエンジニアが、現代に通用するように凸凹付けたと思えば
わかりやすいんじゃないの。
サヴァリッシュのシューマン、オリジナル聴いたけどボケボケだったね。
ARTの方が音はハッキリして良くなった例じゃない?ドレスデンのあの音
がと突っ込まれると困るけどね。
23 :
名無しの笛の踊り:02/12/12 18:22 ID:3AOv9aE1
>>20 あれはほめてるというより
ここまでされても、なおもとの録音はすごかったと逝っているのでは
ひどいものだっていうのがCDのつくりへの評価
すばらしいってのが、もとの音への評価ととったほうがイイ
>>22 東芝の音はEMIの音とはまったくの別物
平面的じゃないよ
>>22 >サヴァリッシュのシューマン
あれはたしかにもとからボケボケ(w
マスターの老化は、マスターベーションで
つまり化粧ババのことだ、だから腐ったマスターテープではなく
演奏を採った真のオリジナルテープでの音だ!
たのむレーベルのおっちゃん
>>26 あまりに深遠で難解な文章なので、浅学非才な小生にはよく判りませんでした。
安い装置で聴けば、マスタリングの違いなんて気にしなくていいさ・・・。
>>29 いやいや、たとえばKraus/Eichingerの糞CDを
安物のCDラジカセで再生すると更に惨めな音になってしまうぞ。
同演奏異復刻はその様なことにならない。
俺はそんな経験を何回か積んだぞ。
>>26 マスターの上のマザーテープのことね。テープはつぎはぎを行って編集したから
その貼り合わせもあるもの。ここまで遡ったものはそうはないと思う。
大体がマスターまでだ。
>>31 デッカはマザー=マスターね。
この真実を知った時凄く驚きましたが。
33 :
名無しの笛の踊り:02/12/13 16:40 ID:7qZd4in+
そのDECCAには
“ 96kHz 24bit Super DIGITAL Transfer ”
というのがあるみたいだが成功しているの?
史上最悪の録音盤→ストコのシェエラザード
マルケヴィッチ&ラムルーのビゼー(フィリップス)
これ旧盤のCD(CD選書)は曲がカットしてあって、
ステレオ初期だもんで擬似ステレオでって最悪だった
演奏がいいんで我慢してた
それが今度のリマスター再発を買ったら定位も完璧に直してあり凄い音
カットしてたトラックも復活!ありがと〜
40 :
名無しの笛の踊り:02/12/15 14:55 ID:Xf9JpIqX
>>40 録音年代が古いほど上手く仕上がっている、とかいう傾向はありますか?
sonyのDSDマスタリングは
どないでっか?
>>43 DSDは何とも言えない
SBMはよかったがにい
音質とは関係ない話だけど
ジャケットデザインを、まるで音質向上を匂わせるように改変して再発
するのは止めて欲しい。
46 :
名無しの笛の踊り:02/12/16 16:34 ID:LC2d5NOq
>>45 CD会社のほうは音質向上したつもりだから、ある意味しかたないという罠
デッカのレジェンドシリーズで行われているやつね。かえってマスターテープ
のアラを暴き出す結果になっているものあり。
音が良くなっても、香りが失われた気がするもの多し。大嫌い。
>>47 マスターテープのアラってゆーか、劣化だろ
微妙な話題なので、長い投稿になるの許してください。
アナログLPっていうのは、ほんのちょっとしたことで音が
コロコロ変わるのね。だから調整難しいっていわれるわけ
です。何しろメカだから装置にもお金がかかります。
で、長くアナログやってきた人は、再生装置の選択やちょっと
した調整で、自分好みの音にして聞いてきたわけです。
そこで確立された音が彼らにとって最高の音なわけです。
そこへCDというメディアが現れた。このCDってやつはユー
ザー側で音を変えることがなかなか難しい。ベテラン・
マニアが長時間かけて作り出してきた自分好みの音質に、
いきなり新しいメディアが現れて、それがなかなか音作り
というか調整がきかないとなって、これは音が悪い、CDは
ダメだと拒否反応が起きたわけです。マニアの好みなんて
100人100色だから、みんなバラバラ、その100人が100人とも
納得するマスタリングなんて土台ムリな話です。
アナログLP全盛の時代に、少数だけどレコードの音はいかん、
あれは作られてる、テープが一番だと主張するマニアがいた
ことも覚えています。
マスター・テープの劣化というのも無視できない問題として
あるのは認めますが、聞く側の心のフィルターが、CDへの判断
についていつも働いているということを、頭の片隅に置いて
おいていただいて、その上でいろんな人の意見も聞きつつ、
自分の耳で判断していただきたいと思います。
長文スマソ
>>36 マルケヴィッチのアルルの女はモンテカルロとのCHSへの録音も復刻してホスィ罠
51 :
名無しの笛の踊り:02/12/19 16:17 ID:L37BGk8a
余計なリバーブかけたりしていじってるのって結構多いんですか?
CDなりに味付けはやっているね。現代アンプはワイドレンジになっているので、
昔のLP時代のように厚い中域だけで聴かせるのとは設計が違う。
その時代時代の機器に合わせた音作りをしている模様。
日本のものは、どうもCDラジカセ用にやっているとしか思われないんだが。
53 :
名無しの笛の踊り:02/12/19 17:37 ID:GKqmF6eR
>日本のものは、どうもCDラジカセ用にやっているとしか思われないんだが。
その方が売れるんだよ
ドイツ・グラモフォンのOIBPは如何?
>>54 クライバー、ポリーニあたりを聞く限り、
ム・ザ・ン
56 :
名無しの笛の踊り:02/12/23 17:03 ID:2PQvjb4z
もともとムザーンな音だからなあ
OIBP、とにかくクライバーの「運命」他は買うな!とにかく糞。それ以前の
ものを買うべし。
リヒテルのラフマニノフも糞。
>>58 マジでつか?どう糞なのでつか?初出CDは売り飛ばしたのでショックでつ。
,,-;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.
/;:;:;:;:;:;:ミミ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;`、
/;:;:;:;:彡―ー-、_;:;:;:;:;:;:;:;|
|;:;:;:ノ、 `、;;:;:;:;:;:i
|;:/_ヽ ,,,,,,,,,, |;:;:;:;:;:;!
| ' ゚ ''/ ┌。-、 |;:;:;:;:/
|` ノ( ヽ ソ |ノ|/
_,-ー| /_` ”' \ ノ <ちょ、ちょっとまって!どっちが正しいの!
| : | )ヾ三ニヽ /ヽ、_
ヽ `、___,.-ー' | `ー-、
| | \ / |
\ |___>< / ヽ
補遺六腑はどう?
63 :
OIBP :02/12/27 06:06 ID:???
>>59 初期デジ録についてはそれなりに良いらしい。
だが、アナログ録音のOIBP化については否定的な見解がちらほら。
C・クライバー/ウィーンフィルのベートーヴェン#5についても
どこかで平林某が
「余計な残響を付加したせいで、後の音が前の音に被さってしまっている。
クライバーは早めのテンポで指揮しているが、OIBPによって
良さが無くなっている」という旨(正確な引用ではなく大意だけど)の
発言をしていた。
HIstoryレーベルのCDって、音量レヴェルおもいっきり調整してない?
フォルテのとこで、明らかに楽器自体の強奏ではなく、ボリュームレヴェルを上げたような音の大きさになる。
おかしい。
それとも昔の録音って、全部あんなもん?
漏れはおかしいと思う。
ストコフスキーVOL2のボレロでとくに思った。
>>64 昔のテープは、ダイナミックレンジが狭くて、過大入力では音が割れてしまいまし
た。したがって、技術者は演奏途中でメーターをチェックしながらかなりレベル調
節しておりました。
さらに、テープノイズが無視できず、最強のところを基準にレベルを決めると弱音
部ではppがそのノイズの中に埋没することがありました。
一応、そういうものだということを頭に入れて置いてください。
>>65 さんくすです。
でもヒストリーのアレはどうなんだろう?
67 :
名無しの笛の踊り:02/12/28 02:31 ID:0zE0Cgl4
純真無垢だった頃の失敗談を。JAZZのCDに関してですが、参考になってしまうかもしれないので。
5年ほどまえからJAZZのCDに於いては、定盤のリマスタリングが相次いでいます。クラでも
お馴染みのK2や、50年代から数々の録音をしてきたエンジニア直々のリマスタリング等々、初回
プレス限定で大々的にリリースされてきました。当時入門者であった私はいつかは必ず聴くであろう
ものばかりと考え、かなり無理をして(1枚¥2,500)購入したものです。
ところがグアムにてCDショップを覗いたところ、国内限定のはずのリマスターマークが外盤に入
っています。帰国してしばらくたち、初回限定品が店頭から消えると、案の定グアムで見たものが展
示され出しました。しかも、従来からの輸入盤通常価格(¥1,800弱)での販売です。
長くなったので結論ですが、評論家、新譜情報誌、CDメーカー、CDショップは完全なグルで業
界の利益のためには消費者を騙して平気な奴らです。最近先輩方にその件について聞くと、零細ジャ
ンルを守るための必要経費として負担するものだと思っている、と言われてしまいましたが納得でき
ません。東芝とビクターとは注意してつきあうつもりです。
68 :
名無しの笛の踊り:02/12/28 03:20 ID:kgYMpRA6
>>66 ヒストリーのCDは、殆ど他社のLPやCDからのダビングで、自社でオリジナルの
SPから起こしたのは皆無に等しいのではないでしょうか。
例えばフルトヴェングラーの第1巻などノイズ・カットしたものあり、疑似ステレオ化したものあり、
ナチュラルに起こしたものありと、曲により音質がバラバラでした。
ひょっとしたら、元ネタがおかしな起こし方をしていたのかも知れません。
71 :
62:02/12/29 04:06 ID:???
>>70
ホイロップのつもりだったんだけど・・・
鳥栖蟹ーUとか番屠とかのやったヤシ。
フルベンのバイロイト第9.CDはフルベンの足音やスピーチをカットされているし
テープ劣化でレコードからのコピーして作ったという噂。
73 :
名無しの笛の踊り:02/12/29 08:27 ID:YF2gt006
>>72 「足音入り」のCDもあるよ。
バイロイトみたいなメジャー音源はもしほんとのマスターが劣化しても
第2世代マスターは世界にたくさんあるから,状態の良いのを捜せば
いきなり「盤起こし」にはならない。
すくなくともEMIから正規盤で出ているバイロイトの第9CDは
盤起こしではないよ。ただ,国内CDがどのレベルのマスターから
なのかは知らない。
75 :
名無しの笛の踊り:02/12/29 08:51 ID:+0LVuBdH
76 :
名無しの笛の踊り:02/12/29 09:25 ID:PnVWsFGD
イアン・ジョーンズってどんな人?
アナログ録音のリマスター盤のマスターテープは、国内盤の多くは
アナログマスターからダビングされたデジタルコピーマスターテープ
だよ。コロンビアでは、外国レーベルのマスターテープは、全てデジ
タル化したそうだ。
したがって、外国盤のほうが、音質はいいよ。
>>77 国内にある『アナログマスター』が孫かひ孫のアナログコピーであるところに問題がある。
EMIやデッカやDGが『元祖マスター』からデジタルコピーマスターを作ったのなら、
罪はかなり軽くなる。だろ?
age
もういちどあげ
>>73で御紹介の“足音入り”は
日本にしか音源が保存されていないらしいね。
PHILIPSは、当初ドイツ製をそのまま売っていたね。再発に際して国内でも
製作するようになった。
日本フォノグラム時代は、かなり原盤の良さが出ていたと思うよ。それがポ
リグラム(マーキュリーと名乗ってから)になって変わってしまった。
グリュミオーのモーツァルトなんだが、モーツァルトの絵が描いてある安い
盤があるけれど、あれがフォノグラム時代の製作。音も一番良いように思う
のだが。
83 :
山崎渉:03/01/13 12:50 ID:???
(^^)
age
>>77 >>78 DG、デッカなんかは各国間の音質差を無くすためにマスターは使わず本国もマスターから
ダビングした第2世代のマスターを使用しているという話を聞いたことがあります。
あるレーベルは本国がマスター、他国のローカルが第2世代マスターなので本国盤のほうが
音がいいとされていましたが、国別の味付けが許されているのが原因のような気がします。
最近も同レーベルの廉価版も本国版で購入しましたが国内盤のほうが音が良かった経験が
あります
>>85 デッカの場合、マザーテープを編集して、それをそのまんまLPのカッティングにも
使った。よって、マザーからコピーしたマスターは存在しない。
で、デッカは本国でカッティングしたメタル原盤を各国に送ってプレスしてLPを作った。
しかしEMIはコピーしたマスターを各国に送って、マスターの管理も
けっこうルーズなところがあった。それがCD時代になって困る原因にも
なっている。
と、ステレオサウンドの連載にあった。
87 :
山崎渉:03/01/21 07:47 ID:???
(^^)
アゲ