ブリキの太鼓って、少年くんがキィイイイイ〜って叫んでいるやつですね。
あの僕ちゃんは印象的だったな。小説があるみたいだけど映画の印象が
強すぎて読んでないです。映画に勝てなそう。というか、小説と映画と
どっちが先だったんだろう、あれ。
94さんの触れてらっしゃるシーンについては記憶がないです。
うーん、全然役に立たなくてすみません。。。
「ブリキの太鼓」前にNHK-BSで放送した時見てたんだけど、途中で気持悪くなってやめちゃった・・・。
ピアノ曲と関係なくてごめん。
私は高校の授業の時に見せられたんだよー。
怖かったよー。
変な映画ばっかり見た授業だったな。
炎の鉄拳とか。
現代社会の授業でした。
98 :
94:02/12/11 05:17 ID:???
>>95-97 レスが3つも!ありがとうございます。
原作はギュンタ・グラスで確かに正視にたえないシーンが多かったです。
問題のピアノシーンも、主人公はその日を機に成長をやめるのですし。
私が記したかったのは、ピアノがお嬢様のたしなみでなく、ごく日常的に、
生活の中に溶け込んで使われている姿を見て嬉しかったということ。曲が
美しかったのはまあああいう音楽が自分にしっくり来るということだけかも。
ちなみに私は親に見せられました(一緒に見ただけか)。怖かった。
未出ってことで、「機械じかけのピアノのための未完成の戯曲」
チェーホフ好きな方にはお薦め。彼らしく話はタルイけどピアノが登場
します。曲はいろいろ。
それはそうと、2チャンのひろゆきは、中央大学の文学部で心理学勉強
してたとか、ぼくは、早稲田大学政経学部経済学科の卒業ですけど、
中大の文学部ねぇ、よっぽど勉強できなかったんだね。
ま、そのひろゆきがやってんだから、2チャンは低学歴のバカの集まりに
違いないですね。納得できました。ハハハハハ・・・。
機械じかけの・・・とくるとミカンがころころ・・・日本の冬ですから・・・
・・・とにかく、チェーホフの作品は不思議な味わいですね。
桜の園とか、舞台で見たことはないけれど、
本だけで十分満足というかんじでした。
たしかに樽井、もとい、たるい。
一体舞台では何時間上演されているんだろう。
見るほうも演じるほうも疲れそう。
ロシア語の台詞だけ入ったCD-Rを数枚持っているけれど、
(「かもめ」の)これを聞くと、どんなに目が冴えていても
一撃で眠れてしまう・・・だって、ロシア語聞き取れないんだもん。
字幕があれば楽しみが増しそうです>「機械じかけのピアノのための未完成の戯曲」
しっかし「〜の〜の〜の〜の〜」と駄目な代表的作例のようなタイトルみたいに思えて、
実際読んでみるとなんとなく良さげな雰囲気が漂ってますですね。
そういえば、ロシアンアークっていう映画を見た人がいますか?
私はハイビジョンが見れないので見れませんでした。
ちょっと作品紹介を読んだ感じでは、
クラシック・ピアノ曲が流れてそう、演奏されてそう、
な雰囲気の作品でした。
ハイビジョン放送なんて、やめてよーーー。NHK!!!
「機械じかけ...」、英語題は「Unfinished piece for mechanical piano」と
「An unfinished piece for player piano」と両方あるようです。私は字幕付き
ビデオで観ました。かもめや桜の園に比べると後半で複雑な人間関係がいろいろ
暴かれたり、眠くなりそうなところで目を覚ます工夫が映像上凝らされていたり、
展開も急テンポになるので、愉しみやすいかもしれません。ピアノ曲は話に
展開を与えるような役割もしていた覚えが。機械じかけってとこに未来への
希望を象徴させていたのかな?(当時は)
正直言うと、今までチェーホフ=貴族社会を懐古するのが好きな人、と思って
ました。これを観て、彼の関心はもっと深いところにあったかもしれないと
思い直した。その関心を共有する人も今どきは少ないかもしれないけど。
台詞もこぎみ良かったですよ、かもめも桜の園も原作読んでないので比べ
られないけれど。
「Russian Ark」はソクーロフの最新作のようですね。
103 :
名も無き音楽論客:02/12/12 11:29 ID:eFufzDxM
ショパン /ピアノ協奏曲第一番 「白い家の少女」
ドビュッシ−/「月の光」ショパン/ 前奏曲24番 「青いパパイヤの香り」
J.S.バッハ/ゴ−ルドベルク変奏曲 「イングリッシュ・ペイシェント」
メンデルスゾ−ン/無言歌集より「瞑想」
シュ−マン/「子供の情景」より「見知らぬ国々」
J.S.バッハ/主よ、人の望みの喜びよ 「ソフィ−の選択」
サン=サ−ンス/動物の謝肉祭より「水族館」 「天国の日々」
シュ−ベルト即興曲op.90-3 「ある貴婦人の肖像」「美しすぎて」「ガタカ」
同op.90-4 「ある貴婦人の肖像」
同op.142-3 「リトル・ダンサ−」
ベ−ト−ベン/ピアノ協奏曲第五番「皇帝」 「ピクニック at ハンギングロック」「いまを生きる」
ショパン ワルツ第10番 「ラ・マン/愛人」
メンデルスゾ−ン「無言歌集」より「ベニスの舟歌」 「カル」
「時計仕掛け」すごく期待できそう。年末ビデオ屋さんに行きます!
そしてそして、103さん、すごい情報量をありがとうございます!!!
右側が映画作品名ということでしょうから、一つの曲が複数の
映画作品に用いられていることもあるのですねーあたりまえか。
こんなにあるとどれから見るか迷っちゃうなあ。
いやいや、一番はやっぱりショパン /ピアノ協奏曲第一番 「白い家の少女」
ということになりそうです。これの映画があったとは感激的。
105 :
ラフマニノフ:02/12/13 18:37 ID:f2tdGXOm
{SHINE}やっぱラフマニノフ
>>104 >「白い家の少女」
ということになりそうです。これの映画があったとは感激的。
今から見るのは無理だよ。1970代の映画で、ジョディ・フォスターが
出てるだけでしか知られていない。
なお、マーティ・シーンも出ている。
ビデオがないのですか・・・検索してみます・・・
いや、こう書いてらっしゃるのだから、
ないんだろうな・・・
ないとなると、ますます見たくなるという・・・
106さんはご覧になったのですか?
おお筋を教えていただくというのは、とても手間ですか?
ジョディー・フォスター=心理戦
という印象ですが、
タイトル的になごやか系(であってほしい。)
白い家の少女
調べました。
★5つにしてる人がいました。
あらすじもわかりました。
ええと・・・話としてはサスペンスっぽいみたいですね。
それでどうしてショパンが・・・76年とは確かに古いですね。
変なところにこだわり始めてしまったのですが、
「機械じかけ...」は、
英語題は「Unfinished piece for mechanical piano」と
「An unfinished piece for player piano」とがあるとのこと、
訳が二つ存在している、ということなのだと思いますが、
メカニカルピアノとプレイヤーピアノというのは、
随分違う感じがします。なんとなく。
ていうか、プレイヤーピアノっていうので、
機械仕掛けのってニュアンスになるというのは、
つくづく不思議だな。一体どこからプレイヤーピアノなんて
商品名が出現したんだろう。プレイヤー=弾く人?
プリペアドピアノだったらケージ?(の域?)
プレイヤーピアノになったらナンカロウ?
なーんかよくわかんない・・・
・・・それより、チェーホフの時代にプレイヤーピアノが
あったということ・・・?チェーホフっていつの人だったか・・・
アントン・チェーホフ/ ANTON CHEKHOV 1860-1904
・・・うーーーん、ちょっと間に合わなそうだけど・・・
「プラトーノフ」「地主屋敷で」他、チェーホフの短編数本を基にN・ミハルコフ監督が描いた名作。
ということで、私の勘違いでした。
チェーホフのつけたタイトルかと思った。
>109-110
これはこれは!実はプレイヤーピアノのことは私も気になっていたんですが、
一体どうやって調べればいいのだろうと悩んでいたところでした。ありがとう
ございます。_o_
おそらく"mechanical"とはここでは機械というよりは自動的という意味で
使われているのではないでしょうか。例えば辞書で見てもシャーペンが
mechanical pencil なんて載ってます(あんまり実生活では聞いたこと
ないのでアテにしないで下さい。そもそも米国では子供は鉛筆を、中学高校
ぐらいからはボールペンを使うんじゃないかな)。
プレイヤーピアノについてはもう少し詳しくご存知の方のご登場を期待したい
ですね..
マーラーが自作の交響曲第5番を弾いて記録した
「ヴェルテ・ミニョン・ピアノ・ロール」ってのが
残ってるけど、あれが機械式ピアノ用なのかな。
イメージでは、孔を空けたロール紙をオルゴール
みたいな仕組みで再生するものだと思うが…。
113 :
名無しの笛の踊り:02/12/14 06:49 ID:yaBsQlvv
バイオリンなら「彼等に音楽を」。ハイフェッツ自身の出演!
114 :
名無しの笛の踊り :02/12/15 01:16 ID:yC6NKQO6
「白い家の少女」のショパンのP協奏曲はアラウのPHILIPS版だったと記憶してます。
OPENINGは第二楽章で始まり、衝撃のラストは、第一楽章で彩られていました。
カナダで低予算で製作されたわりには、良質のサスペンスだったように思います。
ビデオは廃盤になったのかな?
115 :
名無しの笛の踊り:02/12/15 01:18 ID:yC6NKQO6
↑マ−ティン・シ−ンは、ロリコンの変態役です。(若いです。)
116 :
ラフマニノフ:02/12/15 06:04 ID:gANsjdsw
ラフマニノフの協奏曲第3番よりいい曲教えてくれ〜
「アンダルシアの犬」の不条理なピアノを挙げる人は稀であろう。
118 :
名無しの笛の踊り:02/12/15 06:23 ID:z7nQaBgx
>>77 マリリンモンロー「七年目の浮気」
Pコン2番ですな。
119 :
名無しの笛の踊り:02/12/15 15:26 ID:RRv4GmnB
「女優フランシス」のモーツァルトのピアノソナタ第11番の使い方も印象的でした。
「Eyes Wide Shut」にリゲティのムジカ・リチェルカータが使われていた
と思います。
「ファニーとアレクサンドル」(前後編あるベルイマンの長編作)
シューマンピアノ五重奏第二楽章
「スティング」スコット・ジョップリンがなぜに未だ出てない!
123 :
ラフマニノフ:02/12/15 21:59 ID:MzEJ52Mh
ラフマニノフの協奏曲第3番よりいい曲教えてくれ〜
『ガタカ』にはシューベルトの即興曲が出てくる。
指が1本多いピアニストが弾くっていう設定になってる。
わぁ、こんなに情報が!
ええと・・・「スティング」スコット・ジョップリンというのは、
曲名は何なのですか?
「スティング」・・・映画のタイトル
スコット・ジョップリン・・・俳優
という理解でいいですか?
スティングって、それとも、バンド(?)外国の歌手(?)に
いたような気もするのですが・・・よく知らなくて残念です。
>125
スコット・ジョップリンは映画「スティング」で使われていた曲の作曲者。
ラグタイムの父と呼ばれている。
ラグタイムは、19世紀末に黒人の中から起こったピアノ音楽。
20世紀のはじめにさかんに作られ演奏されていた。
スコット・ジョップリンの代表作として
「メープルリーフ・ラグ」「エンターテイナー」「オリジナル・ラグ」などがあげられる。
映画「スティング」で使われていたのは
「ソラース」や「パイナップル・ラグ」「エンターテイナー」「イージー・ウィナーズ」など。
あまり詳しくないんでこの辺で。すみません。
ラグはたまに聴くととてもここちよい。
ピアノを時々弾くんですが素人の私にはかなり難しい。リズムが一定にならない。
でもうまく弾けたらかっこいいだろうなあ。
曲名:"As Time Goes By"
映画:"Casablanca", "Play it Again, Sam"
ちなみに2番目は邦題は「ボギー!俺も男だ」ですが、英語題の方が洒落が
きいていて(1番めのハンフリー・ボガードの台詞にひっかけていて)いい
ですね。
すてきな解説をありがとうございます。
127についてなのですが、私にジャズ&英語の知識が足らず、
よくわからず残念です。
2番目は邦題は「ボギー!俺も男だ」ですが、英語題の方が洒落が
きいていて(1番めのハンフリー・ボガードの台詞にひっかけていて)
というのは、どういうことなんでしょうか?
洒落の謎解きなんて野暮でしょうか。
そこをひとつおながいいたしますです。
ソレヲ モウイチド エンソウ シロヨ、サム
↓
「ボギー!俺も男だ」
ということでしょうか???
サムとボギーって名前からして別人なんですけど・・・
全然わかってなくって残念です。
>128
"Play it again, Sam" は「カサブランカ」でハンフリー・ボガード(愛称
ボギー)が映画の中で黒人のピアニスト、サムに言う台詞です。あの思い出
深い曲を弾いてくれ、というような意味(詳しくは映画をどうぞ)。
その台詞を引用して映画の題にしちゃったのが、ウディ・アレンの「Play
it again, Sam」です。カサブランカでの"男らしい"ボギーに憧れるサム
という男が主人公のお話です。それを汲んで邦題では「ボギー!俺も男だ」
と意訳したのだと思います。原題ではPlayという言葉に曲を演奏するという
意味と役柄を演じる(この映画のサムがボギーみたいに振舞う)という意味
の両方があるのをかけて(掛詞にして)います。
原題の方が「サム、がんばれ!」みたいな意味がこもっているような気が
するし、お話の中に登場する映画の台詞をうまく生かして洒落ていると
思っていました。何に洒落を感じるかは人それぞれかもしれません、命令
形だと何か偉そうで、一人称の方がその人の身になった表現だと感じる人
もいるのかな?(確かに日本語だとそうかもしれませんね)
ウディ・アレンが出てきたついで、というわけではないが
「マンハッタン」にガーシュウィンの「ラプソディー・イン・ブルー」
確か映画の冒頭でたっぷり使われていた。背景はNYのセントラル・パーク
だったか、高層ビルだったか。
あいよ!
わ〜〜〜!
あがってきました!
本当にありがとうございます。
読むことができました。
感謝感激です。
すごいなぁ。
ラプソディー・イン・ブルーと言えば「ファンタジア/2000」!
…この辺は超基本過ぎる?ストコフスキースレでは話題になっているのに
ここで挙がってこないのは読者が重なっていないってことだろうか。
ストコと言えば「オーケストラの少女」だと思うが、ピアノ曲は使われて
いただろうか?少女が彼に懇願に行くシーンでピアノに向かっていたような
気もするんだが、向かっていたのは机だったかなあ。
「42nd ストリート」ってのはどうよ?ジンジャー・ロジャースが脇役!
ながら迫力あって、映画としてもおすすめ。
ミュージカル(の舞台裏)ありなら「コーラスライン」もだが。
ファンタジア2000っておもしろかったね。
映像と音楽の融合。
でもちょっとコンピューターグラフィックすぎるかんじも。
新宿のシアターは急斜面で怖かったな。怖がりなので。
みなさんすごくたくさん映画を見てらっしゃるようで、いいなぁ。
私は見てもよっぽど印象的でないと忘れちゃうんですよね。馬鹿なので。
そうだね、馬鹿だね。
>>135 画面の縦幅があれだけあるとそういうつくりにする必要があったのでしょうか。
私はわりと前の方の列で観たから平気だった(怖いとは気づかなかった)けど。
そういえばシャンテなんかも比較的勾配がある方では。思いっきりスレ違いスマソ
自分の記憶に頼って書いているし、あまり今まで「この映画はどんなピアノ曲
が使われているかな?」と意識して観てこなかったので、なかなか思い浮かば
なくてすいませんです。
クラシック以外でオリジナルOKなら、「チャイナタウン」は挙げておきたい。
ポランスキー演出でジャック・ニコルソンのベスト出演作だと思う(個人的
には「カッコーの巣の上で…」よりこっちが好き)。次々と新たな事実が
発覚したり事態が急展開するシーンでピアノが使われていた覚えがあります。
サスペンスものなのでコワイものがお好きな方はどうぞ。
暗いお話は不況では嫌われるかなぁ。。。次は明るいの考えてみるよ
>>138 サスペンスものというより探偵ものですね。私立探偵がニセの依頼を受けて
から妙な事件に遭遇、というような。下手な正義ものより感動できる。
意外と"基本"なのが挙がっていないので挙げると「12人の優しい日本人」
モーツァルトのピアノソナタKv545だったかな?軽妙でコミカルな展開に
ぴったり。
141って本人?
スレッド一覧で下から順にマルチポストしてるみたいね
144 :
名無しの笛の踊り:
ageてみる