934 :
名無しの笛の踊り:02/12/20 23:57 ID:Y/RVFsHj
935 :
名無しの笛の踊り:02/12/20 23:57 ID:uatdfUT1
昨日のメシアソききに行ったヤシいる?
かなりよい演奏だったぞ
いつまで無調なんて言葉の幽霊にかかずらわって混乱してんだよ
劇伴音楽なんかでも無調的なものは多く使われているよ。
中には調性音楽だけでは成り立たない物も多くあるんでないかねえ。
とりあえず漏れも無調の音楽の中には意味あるの?
と言いたくなるものもあるけど。(藁)
今のメディアは、いろんなジャンルの音楽が仲良く共存してるようで
漏れ的には非常に楽しいよ。
浜さきも三善晃もいい!
そんなかんじよ。
939 :
名無しの笛の踊り:02/12/21 00:11 ID:Q1/1Ag1v
>>938 メディア上の音楽は偏りまくりだと思うが。
カネのある企業が膳立てしたヤツだけが売れる。
メディアの外も優れた音楽はいろいろあるし、そういう中ではもはや無調を
殊更に爪弾きにするような風潮は時代遅れになっているように見える。
ジャズでもロックでもテクノでもクラシックでもね。
941 :
名無しの笛の踊り:02/12/21 00:34 ID:Q1/1Ag1v
>>940 テクノ(およびエレクトロニカ)・アブストラクトヒップホップなんかは好例だな。
ただ、ジャズやクラシックの無調は相変わらずキワモノ扱いの気がするが。
>>941 それは純ジャズヲタや純クラヲタの特性をあらわしてると思われ
>>941 クラシックやジャズに、ねむー!な作品が多いからでねーの?実際あるし。
ジャズはまだいいけどクラシックのねむー作品は酷い!!
それは無調が悪いのじゃあなく、ねむーな物を作った作曲者が悪い。(ワラ
無調にも良し悪し。
テクノやヒップホップならリズムに一定の法則がある分
まだ、わかりやすさがあるから、ねむー作品が少ないんだよ。
もしくは無い。
ジャズヲタやクラヲタには年寄りが多いからかな?
評価が確立したもののみに賛同するような、権威主義的なヤシもチラホラと。
リズムが無ければ楽しめない、というのは厨房的な考えた方だと思うが。
文楽なんかにつけられる音楽には西洋音楽的なリズムは無いじゃない。
ねむー、なのかも知れないが、そういうものの中にも優れた音楽はある。
>テクノやヒップホップならリズムに一定の法則がある分
>まだ、わかりやすさがあるから、ねむー作品が少ないんだよ。
>もしくは無い。
ウザーならけっこうあるよなあ。
>>945 リズムが無くても良いものはあるけれど
テクノやヒップホップの場合は和音や音的に、ねむーでも
リズムによって救われる場合が多いんでねか?と思ただけ。
リズムが無いから、ねむーという意味じゃないよ。
948 :
名無しの笛の踊り:02/12/21 00:58 ID:1OgWe5oO
現代音楽というのは、
広く「現代社会」というものが持っている諸事象の「自然な発露」なんだろう。
時代を遡及すればするほど、社会は単純なものであった。
大衆が求めたものも大きくは複雑なものではないのだ。
無調というのは、いわばあまりにも多くの多調が集まり、無調化している
という解釈も成り立つだろう。
それは社会の複雑化・複層化、そしてパーソナルな社会への枠組みのシフト
ということなのだろう。
>>948 じゃあどうなんだ!あのバッハの複雑さは!
すぐに社会がどうのという方向に持って行くのは
論理性を欠いた印象批評じみていて感心しないなあ
>>951 マックス・ウェーバーの「音楽社会学」読んで出直しタマヨ
あはは、確かにウェーバーもとりあえず恣意的な観点から考察を始めるのは同じだが、
括弧付きではあれ「実証性」を主眼に置いたウェーバーを、あくまで適当な
>>948と
一緒に「印象批評」と言ってくくるつもりはないよ
>>947 テクノやヒップホップとかは漏れには完全に逆に聴こえるんだが。
リズム的にはあれほど単調でねむーなものはない。和音や音色に
工夫があると何とか救われてるって感じ。
>>949 バッハの複雑さはあの時代の階級「社会」の複雑さの反映かもしれない。
じっさい新興市民社会には見向きもされなかったわけでしょ。
ジャズに無調がありそうなのはなんとなくわかるが、
ポップスで無調やってるのってあるのかな?
ザッパってどんな感じなんだ?ブーレーズと仕事したことがあると
いうが。
ピンクフロイドなんかは一部雰囲気的に現音の影響ありそうな感じはしたが
>>953 このような場で「実証性」に主眼を置いた論理を展開するのはいささか無理。
また、恣意的な観点で話を始めなければ、閉塞的な現代音楽を解釈することは
できないのだよ、キミ。
さて,
なんだかんだ言いつつ,ここは良スレに育った。
逆説的だが,ゲンオンの支持者が立てたスレだったら,多分ここまで育たなかっただろう。
まだゲンオンを無意味だと主張したいアンチゲンオンの香具師がいたら,
その人にこそ次スレを立てていただきたいものだ。
現代音楽は、当初の意味を失い、疑いようもなく、閉塞的な状況にある。
つまり「パラダイム転換」の時機にいよいよさしかかってきているわけだ。
誤解を恐れず言うが、現代の現代音楽作曲家は、
結局は新ウィーン楽派のエピゴーネンという状態からは
いささかも脱却しえていないだろう。
かつてワーグナー等が徹底的に拡張した機能和声と半音階主義という
「当時の抜け出しにくい」パラダイムの中で、
フランスでは、ドビュッシーやサティが、ホールトーンや教会旋法、あるいは
解決しない和音の響きを放り出す等の手法で、
新ウィーン楽派は12音でもって、そのパラダイムに打ち勝とうとしたわけだ。
今現代音楽が置かれている状況は、
執拗に繰り返される無調的な響きから、まったく新しいパラダイムを提唱する
時機にきているということだ。
それは発見や発明というよりも、むしろ主義の提唱や啓蒙や、作者と聴き手の
新しい関係の提示ということなど、上記のドビュッシーなどの音楽的手法という
ことに留まらない大きな観点が恐らく必要なのだろう。
↑そんな回りくどい書き方せんでも、「マンネリ」の一言で済むだろ。
面白い無調はクラブミュージック系にお株を奪われて久しいぞ。
閉塞的状況にあるのは現代音楽作曲家がでなくて
現代音楽評論家がなんじゃないか?
961 :
名無しの笛の踊り:02/12/21 16:04 ID:tYGe4fbS
>>893 このスレやたら進むんでおそくなったが
おれはluc ferrariがいい
ミュージックコンクレートにはまったのは彼のおかげ
もちろん、ピアノ曲もいい
ところで小澤が現代音楽やるらしいがそれってどんなの?
電子楽器使うとか新聞に書いてた
>>960 それは言えている。
差のセンセイも長期センセイもクリエイティブじゃないと思う。
>>958 クセナキスや管理された偶然性以降のブーレーズは
新ウィーン楽派のエピゴーネンといえるのか?
>>958 20世紀前半のいくつかの流れの中では最も19世紀的だった新ウィーン楽派の
流れを汲む音楽が「本流」とみなされていたことが問題、というくらいでは?
シェルシ、クセナキス、フェラーリ、ケージ、フェルドマン、テニー....
のどこが新ウィーン楽派のエピゴーネンなのだろうか?
それはみんな本流とはいわなかったの。昔話ですが
本流があった昔はわかりやすかったのにね〜
>>1 >誰にも喜ばれない音楽なんて必要ないと思うんだけどどう?
私の大好きなバッハだって会社の同僚には、全く喜ばれない音楽です。
会社の同僚には大好きなあゆは、私には全く喜ばれない音楽です。
>1さんには、現代音楽が喜ばれなくて必要の無い音楽なのでしょう・・
ご近所の皆さんに「クラシック音楽って必要?」って聞いて周ったら
>1さんと違う意見を言うのではないですか?
>>968 贔屓目にも、圧倒的に愛好者数が違うとは思うがな。
現音とその他の音楽じゃ。
「現代音楽」の愛好者は少ないかも知れんが、「現代音楽的音楽」の愛好者はかなりいると思われ。
いまさら愛好者の数を云々しても。。。
>1の要は「本当は作ってる人さえばかばかしいと思っているんじゃ?」
と、つまり愛好の質を問うているんでしょ。ゲソオソはスノッブの典型じゃん、
といってるわけ
作ってる人って野平一郎さんや、つんくも入ってるのかな?
>>971 君が理解できないからスノッブと思い込んでるだけ(w
まあ、あれだ。
現代音楽を聴く奴=スノッブなんて言い出す奴にこそ、
スノッブという言葉は似つかわしいように思うな。
しかしスノッブであるかないかというのは所詮は個人の内心のことだから
他人に向ってはどうにも証明の仕様がないです。
ま、要するに、好きでもないのに見栄のために聴いてる奴はスノッブってこった。
どう考えても、現代音楽を聴く奴よりクラヲタの方に多いと思うけどな。
あれー現代音楽聴くとクラヲタではないの?
ゲソオソて典型的なクラシックだと思ってたが
本当に無調・実験音楽が好きな奴は
エレクトロニカとかポストロックに流れてる罠。
流れると脱クラヲタ?
980 :
名無しの笛の踊り:02/12/25 01:51 ID:7oC24/zm
遅れ馳せながら、1に禿同
> ほんとは、あゆとかが好きなんじゃないの?
あゆは、恐ろしくツマンナイねー。
好きな人は本当に好きなんですよ。
僕はJ−POPも好きで,こないだはカラオケで「涙そうそう」を歌いました。
ふつーのクラシックも大好きで,アシュケナージがN響を振るのを聴くの楽しみです。
と同時に,武満メモリアルやなかのZEROで聴いた現代音楽の楽しさが忘れられなくて,
聴きに行きたくてたまりません。本当にうずうずしてくるのです。
響きの世界の華麗さ多彩さということでは,現代音楽は最高の耳へのご馳走だと思います!
983 :
982:
あと,もちろんサントリーホールもね!