《シュニトケ》バルト海の作曲家を聴こう《ペルト》

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1名無しの笛の踊り
秋の夜長、ちょっと感傷的になりながらシュニトケ、ペルトやトルミスを聴くといい感じ。

バルト海が凍りつく前にセンチメンタルな気分を満喫。
2名無しの笛の踊り:02/09/26 17:32 ID:???
グバイドッーリナ入れてもいい?バルト海じゃないけど、
3名無しの笛の踊り:02/09/26 17:32 ID:???
シュニトケがバルト海の作曲家?
4名無しの笛の踊り:02/09/26 17:33 ID:???
>>2
いいんじゃない、この際。マイナーな作曲家同士だから・・・
一緒に扱っていいものかどうかはわからないけど。
5名無しの笛の踊り:02/09/26 18:57 ID:???
ペルトってどこがいいのかさっぱりわからない。
複雑じゃないけど難解な(?)作曲家の典型。
6ハンス:02/09/26 19:15 ID:ccb+O/e1
ニトケのヴィオラ協奏曲、素晴らしい曲じゃ。
7名無しの笛の踊り:02/09/26 19:28 ID:???
>>6
禿同じゃ、バシュメットがソロ取ったのは絶品。
ゲルギー/ウィーンフィルのライブ持ってるけど、CD出してくれないかなぁ。
8名無しの笛の踊り:02/09/26 19:32 ID:???
ピャールトと辞典に載ってたのは遠い昔、僕の青春時代…
9名無しの笛の踊り:02/09/26 19:40 ID:???
良スレの予感・・・
でも、保たなそうだなぁ
10ハンス:02/09/26 19:44 ID:UN1jDxv1
>>7ザルツブルのやつね、俺も録画した、あと今井の演奏もいいしカシュカシアンもいいぞ
11名無しの笛の踊り:02/09/26 19:46 ID:???
このあたりの作曲家に興味があったんだけど、ぜんぜん知らないので二の足踏んでました。
静謐な感じのする曲ありますか?
12名無しの笛の踊り:02/09/26 19:59 ID:???
>>11
というか、なんというかこの人たちの曲一回聴いてごらん。
すごく内省的で『静謐な感じ』のする音楽だから。

みなさん、推薦盤どんどん出しましょう。
13ハンス:02/09/26 20:11 ID:rUu2f8gZ
ECMの合唱曲(シュニトケ)静謐な感じするかも。
14名無しの笛の踊り:02/09/26 20:12 ID:???
>>10
カシュカシアンのビヨラ昆はお奨めCD出ていますか?
15名無しの笛の踊り:02/09/26 20:16 ID:???
>>13
これはまた、反則技すれすれの・・・
まあ、演奏が悪いわけじゃないけど、録音が・・・
冷たくって人工的っていうと身も蓋もないのでしょうが。

同じシュニトケでもトリオソナタなんぞはいかがでしょうか、J.S.バッハの好きな人にはお奨めできるかと、
1611:02/09/26 20:16 ID:???
>>12
ああ、そうなんですかー。ティンティナブル形式という言葉を一回聞いたことあるんですけど。(ペルトでしたっけ?)
それも静謐な感じなのかな?

>>13
合唱で静謐な感じ・・・すごくよさそうです!
騒がしい合唱はちょっと苦手だったもんで。(カルミナ・ブラーナとか)
17ハンス:02/09/26 20:19 ID:rUu2f8gZ
>>16いや、あんまり静謐な曲と思われても・・・たにかく聴いて見て
18名無しの笛の踊り:02/09/26 20:21 ID:???
>>16
ペルトのタブラ・ラサなどは麻酔にも似た鎮静効果があるかも・・・
「ちんちん嬲り」と覚えている漏れは逝ってきます。。
19名無しの笛の踊り:02/09/26 20:25 ID:???
>>17
面白すぎ、逝ってらっしゃい。

しかし、『麻酔にも似た鎮静効果』とはいい得て妙ですな。一度嵌ると出てこれない感じがする。
漏れは、実際仕事の疲れを取ろうと嵌ってしばらく出てこれなかった。
かなり強烈な習慣性がある音楽だね、今だから笑って言えるけど。
20ハンス:02/09/26 20:26 ID:???
ペルトにアレーナだかアリーナとかいう曲なかったけ?
21名無しの笛の踊り:02/09/26 20:37 ID:???
合唱曲ならオムニバスだけど
<FINLANDIA>から出てる。
0927.42219 \1500PEACE~20世紀の合唱曲に聴く平和への祈り
タイトルはメッチャダサいけど結構利くんじゃないかと、奏者も一流どころ。
22名無しの笛の踊り:02/09/26 20:45 ID:O+HgXZLr
ペルトの合唱曲って宗教曲が多いけど、世俗曲ってあるんだろうか?
あの調子で作られてもあんまり楽しそうではないが(ワラ
23名無しの笛の踊り:02/09/26 20:50 ID:???
ピアノ独奏曲"アリーナのために"(1976)ですね。

ttp://www.universal-music.co.jp/classics/release/ecm_new/ecm_new.htm

ECMから'99年に出ています。(未聴)カプリングされている曲の題名が"鏡の中の鏡"。
もちろんミヒャエル・エンデの小説から取った名前でしょう。

エンデ、ペルト、ECMと揃うと寒すぎ!?夏のうちに聴いておけばよかったかも・・・
24名無しの笛の踊り:02/09/26 20:54 ID:???
「ヨハネ受難曲」冷たく萌え。
25名無しの笛の踊り:02/09/26 20:57 ID:???
>>22
あんまり世俗的な感じのする作曲家じゃないですね。やっぱり修道院の響きと線香の香り(オイヲイ)がお似合いかと、
26名無しの笛の踊り:02/09/26 21:01 ID:O+HgXZLr
>>24
冴え冴えと同意。
27名無しの笛の踊り:02/09/26 21:52 ID:???
ペルトが禁欲的過ぎると感じる人は「テ・デウム」などいかが。
曲想も手伝ってかそこそこ劇的なところもあるし、全般にほの明るい雰囲気。
でもチョンミュンフンDECCA盤はさすがに明る過ぎ。カリユステECM盤がお勧め。
28:02/09/26 21:57 ID:???
>>3
遅レススマソ。
私にもシュニトケがバルト海の作曲家といっていいかどうかはさっぱり分からない。
クレメル、バシュメット、ロストロポーヴィッチといったところに曲を書いているからてっきりっと。

だけど、上記の3人のために書いたトリオソナタ(正式にはStringTrio)を聴いてごらん、確かにバルト海の音がすると思うんだけど。
具体的にいうと、やや沈鬱で内省的な透明感があって、響きが呼応するところが。

この3人が組んでで入れたCDは絶品!響きが三重奏と思えないくらいに重厚で、しかも軽さがある。

(゚Д゚)ゴルァ EMI、シュニトケの追悼アルバム発売後半年で廃盤にした恨みを晴らさで...
29名無しの笛の踊り:02/09/26 22:24 ID:???
シュニトケはボルガ川添いの出身で、ウィーンで少年時代を過ごして、モスクワで勉強した。
バルチック作曲家ってことはないでしょ。
30名無しの笛の踊り :02/09/26 23:32 ID:???
>>29
あの、1が逝ってるように、場所的なバルト海というより音楽的な質感のほうが漏れたちにとって大切では。
シュニトケはバルチック作曲家ではないかもしれないが、バルト海に引き寄せられるような音楽を書いたことはまちがいないのでは、と。
31名無しの笛の踊り:02/09/27 00:05 ID:???
バシュメットいいよね。何でスレないのかな?
ヴィオラ=渋い、地味 というイメージから一変した華やぎのある音だ。

シュニトケ以外に推薦盤あったらおせて。
32名無しの笛の踊り:02/09/27 00:22 ID:6Tdz4mbU
フラトレル(バイオリン+ピアノ)の楽譜もってんけど、
最初のアルペジオが弾けん。曲はすばらしい。
33名無しの笛の踊り:02/09/27 00:25 ID:FZkujaPR
トルミスは歌ものしか知らないんだが、器楽ではどんなの書いてるの?
34名無しの笛の踊り:02/09/27 00:27 ID:???
ナクソスのペルト集ってどう?

シュニトケの弦楽四重奏のための「カノン」はどうかと思うけどなあ。
ストラヴィンスキー追悼たかなんだか知らんけど。
35名無しの笛の踊り:02/09/27 01:39 ID:???
シュニトケもバルト海に引き寄せられるような音楽だというのは、ごく一部の曲に限っては
観光絵葉書的イメージとしてのバルト海に結びつけられるなあってことで、
非常によく分かるんだけれども、やっぱりどうもねえ・・・・
それだったら、
北海に引き寄せられるような音楽でも、オホーツク海に引き寄せられるような音楽でも
ハドソン湾に引き寄せられるような音楽でも、みんな同じではないかと。
バルト3国の作曲家か、対岸のフィンランドあたりにしぼってこそ、はじめて意味を持つ表現でしょう、
「バルト海に引き寄せられるような音楽」というのはさ。
36名無しの笛の踊り:02/09/27 02:05 ID:???
>>35
そりゃそうなんだけどさ。
スレタイの看板としてペルト・シュニトケってしたくなる気持ちはわかるなぁ。
ペルト・トルミスとかだと苦しいし、シュニトケ・カンチェリでもどうかな、と。
はっきり言って音楽の方向性とか違う二人だと思いつつも、
ブレイクした時期が近いせいか並べたくなっちゃう。

ちなみに漏れはペルト派であるが。
37名無しの笛の踊り:02/09/27 08:26 ID:???
>>36
お言葉は有難いが、「ブレイクした」などという売れ方とはいえないだろう。
大多数のクラファンにとってはまだまだヽ(。_゚)ノという存在ではないだろうか。

シュニトケは作品の一部がCD化されはじめたばかり、ペルトはまだまだECMクラシリーズのおかげで店頭で拝めるという程度では。
このスレではお奨めの盤をどんどん紹介してよ。すこしでも新しく聴く人のてがかりになれば。
38名無しの笛の踊り:02/09/27 08:54 ID:???
シュニトケの主要作品のCD、80年代から
沢山でていますよ。
交響曲なら第5(シャイー)、第4(ロジェス
トヴェンスキー)、ヴァイオリン協奏曲(クレ
ーメル)、『コンチェルト・グロッソ』シリー
ズ、弦楽四重奏曲なら第2(アルディッティ)、
第3(クロノス)第4(アルバン・ベルク)、
ピアノ五重奏曲(クレーメル)等々
39名無しの笛の踊り:02/09/27 09:46 ID:fhoB/kjH
どうせなら、旧ソ連地域の音楽全般を対象にしてもいいのでは?ウストヴォルスカヤ、デニソフ、シルヴェストロフ、ヴォルコンスキー等々も入れたほうが話しが弾むと思うよ。
40:02/09/27 10:28 ID:???
もちろん、それで異議はないです。ただ、スレのタイトルが『旧ソ連周辺の作曲家』ではサマにならないのでバルト海を出した次第。
もれ、シュニトケ、ペルト、トルミス好きだし。

グバイドッーリナみたいにXXXニスタン地域にも魅力的な作曲家多いよね。
41名無しの笛の踊り:02/09/27 11:28 ID:???
グバイドゥーリナならやっぱりヴァイオリン協奏曲か『エリオット頌』、あと交響曲あたりもいいね。
この人の曲って、バラしてみればシンプルな音型の組合せにすぎないけど、音色の推移がすばらしい。
42名無しの笛の踊り :02/09/27 14:21 ID:???
>>41
全然違う作曲家なんだけど、武満をちょっと思い起こさない?
西洋音楽の伝統と切れているようで、辛うじて繫がっている感じが。

どんな楽器でもオーケストラと合わせてしまってグヅグヅ煮込んで自分の世界を構築してしまう。
この、力強さに女性作曲家ならでの地母神的な凄さを感じるのは漏れだけ?
43名無しの笛の踊り:02/09/27 17:35 ID:???
>>27
一昨年の秋、東京オペラシティでテ・デウム聴いたよ。
録音とまったく同じ布陣。合唱がめちゃくちゃすごかった。
エストニア・フィル室内合唱団、今はカリユステから
ポール・ヒリアーに音楽監督が変わったみたいだね。
今秋の来日でもペルトの曲演奏するし、聴きに行こうかな。
44名無しの笛の踊り:02/09/27 17:56 ID:???
>>42
グバイドゥーリナ、西欧のいわゆる自律的な芸術音楽とは違うと自分でも言ってるね。
自分の曲は全て宗教的なモチーフが裏にあり、例えば第3カルテットでピチカートから
アルコに変わる部分は『キリストの変容』を表しているんだそうな。
そういうあり方は、エゴン・ヴェレスが東方聖歌について指摘している「聖なる世界の
写しとしての音楽」という伝統を今にひきずっているんだろうね。

非西欧的といえば、『喜びと悲しみの庭』なんてイスラムっぽい曲もあるね。

武満徹に似ているといえば、色彩感の追求かな。武満氏は彼女について「技法
は古いけど、出てくる音は常に新しい。」と絶賛していた。
45名無しの笛の踊り:02/09/27 18:03 ID:YwvUmBpv
naxosから出てるグバイドゥリーナはどうなんでしょうか?
代表曲が入っていて、チェロがすごいから聴いておけといわれましたが。
46名無しの笛の踊り:02/09/27 20:24 ID:???
いいスレになってきた、
47名無しの笛の踊り:02/09/28 01:32 ID:???
グバイドゥーリナなら「最後の7つの言葉」「深き淵より」が良いね。
イヤンバヤン。
48名無しの笛の踊り:02/09/28 08:33 ID:???
>>47
無知レスでスマソ。イヤンバヤンとは作曲家の名前か、作品の名前か、それとも挨拶の言葉か?
49名無しの笛の踊り:02/09/28 08:35 ID:???
イヤン、バカン
50 :02/09/28 09:17 ID:GbaOWJOm
>>33

トルミスの合唱曲以外の曲は
手元にあるワーナー・フィンランドの資料によると
舞台作品が2つ(エストニア・バラードと白鳥の飛行)
管弦楽が序曲2番、映画音楽や舞台作品からの組曲
ピアノのための3つの前奏曲とフーガとなっている。

手っ取り早く聴くとすると
chandosから出てるバルトの音楽(ヤルヴィ)序曲2番収録か
finlandiaから出てるアヌ・タリが指揮したもの。序曲2番と舞台音楽収録。

エストニアのクラシカル音楽を知るには
Estie Raadioが出してる一連のCDと
Forteというレーベルがとても重要だけど、
両者とも日本国内では入手激ムズ。
漏れはタリンで買ってきた。
そうそう旧メロディアのLPもチェックすると楽しい。高いけど。
51名無しの笛の踊り:02/09/28 09:33 ID:???
シュニトケの「交響曲第1番」は話のタネに、
一度聞いてみることをお勧めします。(CDもあります)

「運命」がそっくりそのまま出てきたり、いきなり
ロックバンド(エレキギター+ドラム+エレキベース)が
出てきたり、1時間にわたってやりたい放題です。(w

「静謐な曲」を期待する向きにはNGっす。
52名無しの笛の踊り:02/09/28 11:17 ID:???
>>47
「バヤン」というロシアのクロマティック・アコーディオンがあって、
「7つの言葉」はバヤン&チェロと弦楽の協奏作品、「深き淵より」は
バヤンソロ作品なのだ(後者をアコーディオンで弾く人もいる)。
でもそんなのみんな知らないかなあ…イヤン、バヤン。
というわけだ。
53名無しの笛の踊り:02/09/28 22:42 ID:???
>>52
キム・カシュカシャンって変わった名前だね、ひょっとして、フィンランド人?アメリカ人かでもきっと北のほうの人だと思う。

実は彼女の弾くバルトーク協奏曲は好きじゃない。なんだか、この世を去りたくなるような厭世的な気分になっちゃう。
彼女のヴィオラの音って寒々しいね。

ECMから出てる『ULISSES' GAZE』っていう映画音楽、これが北を向いていて何だか嵌っちゃう。
このアルバムのなかで使われているアコーディオンの音がまた寒々しくってぴったり合っている。
これが「ロシアのクロマティック・アコーディオン」じゃないかと、なんかクロマティックハーモニカと似ていてもっと分厚くって深い音がする。
イヤン、バヤンの「7つの言葉」一回聴いてみるね。
54名無しの笛の踊り:02/09/28 23:04 ID:???
>>50
旧メロディアのLPってどこで手に入る?ロシア人のクラヲタと友達になる・・・か。
55名無しの笛の踊り:02/09/29 20:37 ID:???
>53
カシュカシアンはデトロイト生まれのアメリカ人だがアルメニア系らしい。
彼女のECM録音にはシュニトケやカンチェリの協奏作品もあるから、機会が
あれば聴いてみるよろし。スレ違いだがヒンデミットのソナタ集も良い。
56 age:02/09/29 20:56 ID:dldf0ESU
>>54
海外通販で結構流れてくるよ。

バルト・・・
エストニアはともかくリトアニア、ラトヴィアの情報はなかなかないんよね。

エストニアのクリームリキュール呑みながら言ってみたり。逝ってみたり(藁
57名無しの笛の踊り:02/09/30 09:11 ID:???
エストニアのクリームリキュール 旨そうだが、強いんだろうなあ。

アル中になるのはいやなので、エスプレッソにしておきます。
58名無しの笛の踊り:02/09/30 12:54 ID:YXMLjXA7
>>51
シュニトケもペルトも、「静謐」だけじゃない、強烈な表現の部分との対比がいいのでは?
両方とも(あるいはグバイドゥーリナなんかも)新表現主義みたいな捉え方でいままで聴いていた。
59名無しの笛の踊り:02/09/30 23:38 ID:???
シュニトケのCDを1枚というなら、BISの「イン・メモリアム」「Va協奏曲」
を挙げたい。ソロは今井信子、マルキス/マルメ響の演奏。

底の見えぬ深き淵へと、奔流に身を揉まれつつ沈溺すべし。
60 :02/10/01 12:52 ID:???
シュニトケでは第1コンチェルトグロッソも名曲。2つのヴァイオリン、ピアノ、チェンバロに弦楽合奏というとっぴな編成(ちょっとペルトの『タブラ・ラサ』に似ている。時期も近接していたのでは?)。
多様式主義というネーミングはここら辺を念頭においたものか?バロックのコンチェルトグロッソのパロディみたいな構成で、第5楽章にタンゴが出てくるのが笑える。
その第5楽章の馬鹿騒ぎを断ち切るかのように、プリペアドピアノが冒頭のメロディを叩きつけ、それに弦のクラスターが絡むあたりがやっぱり好きだ。
61名無しの笛の踊り:02/10/02 08:51 ID:???
「バルト海」と銘打たれるとデニソフの話をしにくいじゃないか。
びよらコンは良い曲だ。
62 :02/10/02 09:57 ID:???
>>61
デニソフ(その他旧ソ連の作曲家も含めて)の話も超オッケーだそうです。交響曲もいい曲だと思います。
63名無しの笛の踊り:02/10/02 13:10 ID:???
レヴィナスっていう作曲家がいるってきいたことがあるけど、姓からしてリトアニアの人?
64名無しの笛の踊り:02/10/02 15:49 ID:???
ミカエル・レヴィナスのことですね。父親は哲学者のエマニュエル・レヴィナス:リトアニア出身のユダヤ系フランス人だから血の繫がりはありますね。
一般的にはフランス人ということになるんでしょうが。
65名無しの笛の踊り:02/10/02 15:51 ID:???
>>63
ピアニストとしても活躍
ベートーヴェンのソナタ全集出してるよ
聴いたことないが
66名無しの笛の踊り:02/10/03 00:28 ID:???
>>61
尼のヴィオラ弾きか? ヴィオラをびよらって書くのキモいからヤメレ
67名無しの笛の踊り:02/10/03 00:43 ID:???
レヴィナス、エマニュエルの息子とは知りませんでした。じゃあ、ほとんどフランスで過ごしている?それに親父は1906年生まれだから結構いい年かも?

このスレの趣旨には合わないかもね。ちなみにどんな曲をかいているのでしょうね。
68ぺるとは秋田:02/10/03 00:45 ID:???
シベリア生まれのデニソフもオッケーなら「バルト海」なんてどうでもよくなってきたね。
はじめからタイトルを「旧ソ連」にしとけばもっとレスが多かったと思われ。
69名無しの笛の踊り:02/10/03 06:17 ID:???
>>68
まあ、まあ。デニソフってシベリア出身の作曲家だったの?それはまた、バルト海に輪をかけて寒いところだね。どんな曲を書いているんだろうか知りたい。

お薦めの曲と演奏あったら教えて。
70名無しの笛の踊り:02/10/03 08:09 ID:???
 エルッキ  スヴェン   トゥール♪
  ∧_∧   ∧_∧    ∧_∧
 ( ・∀・)  ( ・∀・)   ( ・∀・)
⊂ ⊂  )  ( U  つ  ⊂__へ つ
 < < <    ) ) )     (_)|
 (_(_)  (__)_)    彡(__)  
71名無しの笛の踊り:02/10/03 23:05 ID:???
おまいらチュルリョーニスを忘れてないかい?
弦楽四重奏は絶品
72名無しの笛の踊り:02/10/03 23:56 ID:???
イワノフスは交響曲全曲出るんかね?
73名無しの笛の踊り:02/10/04 00:17 ID:wno8HoPm
デニソフか・・・興味あるな、でもどんな曲書いてけ?
7468:02/10/04 00:26 ID:06DtLjaW
デニソフは、結構CD多い。
私は室内楽が好き。
7568:02/10/04 00:32 ID:06DtLjaW
デニソフはシューベルトが好きだったみたい。
ちょっとあがってたヴィオラ協奏曲は終楽章に
即興曲(D.935-2)が引用されててとても印象的。
シューベルトの未完のオペラ(オラトリオだっけ?)
「ラザルス」をデニソフが補筆完成させたCDもある。
私これ今から買って聴いてみますぅ。
76名無しの笛の踊り:02/10/04 00:37 ID:???
ペレーツィス「NEVERTHRESS」(邦題:それにもかかわらず)
なんともロマンチックでいいぞな
サハロフがピアノを弾いていた
77名無しの笛の踊り:02/10/04 00:40 ID:wno8HoPm
とても面倒な質問なんだけどデニソフの作風って一言でどんな感じ?
78 :02/10/04 00:41 ID:???
トゥビンは?
79名無しの笛の踊り:02/10/04 00:55 ID:???
シュニトケの弦楽三重奏曲をバシュメットが弦楽合奏に編曲した奴の評価ってどうなんですか?
80名無しの笛の踊り:02/10/04 09:00 ID:???
クロノスSQのシュニトケって、どうよ。
だれか知ってる?
81名無しの笛の踊り:02/10/04 12:43 ID:???
>>79
オリジナルの弦楽三重奏曲じたいが、20世紀前半への逆戻りみたいな中途半端なスタイルのような気がして、そんなにいい曲とは思えない。
82名無しの笛の踊り:02/10/04 12:53 ID:???
>>72

イヴァノフスなら13番を除いて持ってます。
(LPあわせてだけど)
後期の曲が北らしく冷えてていいです。

chanpion cameoの全集は遅々として進みませんねぇ。

83名無しの笛の踊り:02/10/04 13:03 ID:???
cameoの全集進まないのもなんだが、とっくの昔に出ているVol.6、Vol.7が
日本で売ってないのは何故だ?
84名無しの笛の踊り:02/10/04 15:08 ID:???
>>81
そうでしょうか?
私はシュニトケはクラシックのアヴァンギャルドと対照的なところにある作曲家ではないかと感じているんですが。古典的な様式や均衡美が感じられるこの作品は大好きですが。
85 :02/10/04 17:19 ID:???
バルト海の作曲家でバトル
86名無しの笛の踊り:02/10/04 19:00 ID:???
>>84
シュニトケは古典的な様式や均衡美を破壊、あるいは異化する作曲家として評価されたのですよ。
あくまで80年代までの話ですが。
87名無しの笛の踊り:02/10/04 19:18 ID:???
なるほど、それはおもしろいですね。
かつての古典的な様式や均衡美を破壊者とみなされた作曲家の作品の中に古典的様式を見出して喜ぶ聴者もいる。

このスレの方々の評価はいかがでしょうか?
88ルイジの〜の:02/10/04 21:41 ID:???
∋oノハヽo∈   
 ( ´D`)y-~~ <シナファイ目当てにCD屋に行ったのれすが、
           こる・れ〜にょの第3回レニングラード国際音楽祭
ライブCD6枚組を見つけてそっちを買ってしまったのれす。シュニトケ、
カンチェーリにグバイドゥリーナ、エシュパイ、シチェドリン、バラカウスカスなどなど。
このスレの住人なら楽しめるかもなのれす。芥川也寸志たんのラプソディも聴ける
れすよ。それにしても、とんでもねー出費をしてしまったのれす…。
89名無しの笛の踊り:02/10/04 21:47 ID:???
>>88
それ欲しい。まじ欲しい。
エシュパイは曲何入ってるの?
90名無しの笛の踊り:02/10/04 21:53 ID:???
それは、いい買い物をなさいましたね、私も聴きたい。

それはさておき、のの様が愛煙家とは存じませんでした。
本スレに常駐していただけますか?
91名無しの笛の踊り:02/10/04 22:16 ID:???
しねえよ
92チャールズ亜依ヴス:02/10/05 00:18 ID:???
@ノハ@
( ‘д‘)<の〜のは共産党大会に行ってもーたんで代理や。>>89曲目とかは
( つ旦 U  このリンクに出とるで。値段はもーチョイ高かったけどね。
       http://www.aria-cd.com/new/minor/10/10-4.htm
>>90の〜のもワシも、常駐して語れるほど旧ソ連の作曲家に詳しくあらへん。
93名無しの笛の踊り:02/10/05 22:32 ID:???
>>92
何年か前に注文したけど買えなかった。
いつの間にか復刻してたんだな。
9468:02/10/06 00:55 ID:/Wno8HHi
>>77
面倒な質問なので2日間放置してしまった・・スマソ
一言でいうと、内省的、瞑想的っていうのか・・・

シュニトケやカンチェリと違って「強烈な爆発的」部分は
ごく少ない。かといってペルトに似てるかというと
ああゆう、中世のパクリっぽいのとは、また違うんだな。

やっぱ、一言では胃炎。
95名無しの笛の踊り:02/10/06 22:27 ID:???
ポーランドの作曲家はバルト海の作曲家にいれちゃダメですか?
96名無しの笛の踊り:02/10/07 00:14 ID:???
キラールの出エジプト記はなんかマヌケな曲で面白いといえば面白かった。
が、スレ違い?
97名無しの笛の踊り:02/10/07 00:47 ID:???
せめてシマノフスキスレで
98名無しの笛の踊り:02/10/07 02:01 ID:???
似てるじゃないすか、この辺の作曲家の曲って。無調的な曲の中に、
ベタなメロディが素のままでヒョイと出てくるってパターン。
カンチェーリの場合だと、淡々とした曲調を突如打ち破る発作的な暴発
がこれに対応しているように思う。
異質な要素を無造作にそのまま並列するという独特の形式感を、この地域の
作曲家は共通して持ってるように思うんだけど。
99名無しの笛の踊り:02/10/07 10:23 ID:???
>>95
ポーランドって海あったっけ?
100名無しの笛の踊り:02/10/07 10:23 ID:???
デニソフって、外国では人気があるのに日本では出遅れているのはなぜだろう。
勝手に推測するに、シュニトケやペルトみたいな、素人にもわかるようなナマな感情表出、調性がはっきりしたメロディといったものが少ないからか?
94氏がいうように、爆発的な部分も意外に少ないし、響きの精妙さで勝負している感じだ。
エモーショナルで美しい音楽だと思うけどね。

101名無しの笛の踊り:02/10/07 11:22 ID:???
>>100 やっぱ、音楽も寒々しいの?
102名無しの笛の踊り:02/10/07 13:28 ID:???
>>99
ポーランドはリトアニアの隣ですぜ。リトアニアなんかよりもよっぽど
バルト海に接している部分も大きいわけで、「バルト海の作曲家」を
額面通り受け取れば、ポーランドやスウェーデンも入ってしかるべき。
103名無しの笛の踊り:02/10/07 13:35 ID:???
ポーランドまでいれちゃうと、戦前のシマちゃんや戦後のルトちゃんみたいな巨匠が出てきて、シュニトケやペルトなんか吹っ飛んじゃうね。
瑞典って、有名な作曲家はだれ?
104名無しの笛の踊り:02/10/07 15:43 ID:uNyW9OLF
ルーセンベリかな?
105名無しの笛の踊り:02/10/07 15:50 ID:mRB3i9a0
ペッタション
106名無しの笛の踊り:02/10/07 16:16 ID:???
ルトワスキーはともかく、シマノフスキーって巨匠なんだろうか?
それにしても、シベリウスまで入れるとなると、ホントマイナーな作曲家群は吹っ飛んじゃうじゃないか。
107名無しの笛の踊り:02/10/07 16:36 ID:???
シマノフスキーが巨匠じゃないのなら、ポーランドに巨匠なんていなくなっちゃう。でも、認知度が低いことは確かだろうね。
現代音楽スレでも、リゲティのほうがシマノフスキーより巨匠みたいなカキコがあったし。

20世紀後半もそれなりに巨匠は出てると思うけど、20世紀前半と同列に論じられないと思ってる私はDQN?
108名無しの笛の踊り:02/10/07 16:48 ID:???
いや、私もひそかにそう思うておるのだが、
そういうふうに言うと現代者オタクから2ダースくらい反論をくれそうな。

とにかく、20世紀前半ヲタって肩身狭いよね。クラの全盛期は過ぎているし、
一方で「このぐちょぐちょねとねとこそが現代だ」なんて開き直れないし、

いい作曲家はイパーイいるのにね。
109名無しの笛の踊り:02/10/07 16:51 ID:???
リゲティのヴァイオリン協奏曲は、シマノフスキーの協奏曲より良い
って話だったと思うが。

> 20世紀後半もそれなりに巨匠は出てると思うけど、20世紀前半
> と同列に論じられないと思ってる私はDQN?

それは、単純に20世紀後半の音楽を良くご存知で無いだけでしょう。
60年代〜70年代の現代音楽会は本当にスゴかった。
110名無しの笛の踊り:02/10/07 16:51 ID:???
でも一番今冷静に聴けて、良い!と思わせられるのもその年代なんだよね。
戦後の現代音楽は、一般的に受容されるのに、もうちっと時間がいるのではないか?
111110:02/10/07 16:53 ID:???
60年代〜70年代の現代音楽の凄さは身にしみてるけどね。
112名無しの笛の踊り:02/10/07 16:53 ID:???
デニソフのピアノ協奏曲萌え。総音列技法とフリージャズとの融合。
113名無しの笛の踊り:02/10/07 16:57 ID:???
情報が爆発的に増加した分、個々の作品が受容されスタンダードへ昇格
するのに必要な時間が、かえって増えているという説がある。

でも、20世紀後半の音楽にも親しんでいる人々は、20世紀クラシック名
曲選などといって、20世紀前半の曲ばかり取り上げられている現状を冷
ややかな目で見ている。
114名無しの笛の踊り:02/10/07 17:01 ID:???
108です。
まあ、戦後の音楽については大雑把にしかしらない。
50年代はブーレーズやシュトックハウゼンやノーノの時代、60年代はクセナキスやリゲティやベリオなんかの時代といった感じかな。
でも、ここに挙げた名前がシェーンベルクやストラヴィンスキーやバルトークやヴェーベルンやベルクと同じ重みを持つとは思えない。
115名無しの笛の踊り:02/10/07 17:05 ID:???
シュトックハウゼンとクセナキスは、間違いなくストラヴィンスキーやヴェーベルン
と並ぶ偉才でしょう。
116名無しの笛の踊り:02/10/07 17:09 ID:???
で、リゲティのヴァイオリン協奏曲は、間違いなく、バルトークやベルクのそれに匹敵する傑作。
117名無しの笛の踊り:02/10/07 17:15 ID:5j8vPRYk
>114
シュトックハウゼンのピークは、間違いなく60年代だと思われ。
それから、ケージやフェルドマンといったアメリカの作曲家も、今世紀前半
の作曲家に張る作品を残しているYo!
118108:02/10/07 17:15 ID:???
>>114
まあ、気持ちはわかるがスレタイに沿った発言にしてよ。

112がいい指摘してくれてるじゃない。
20世紀後半は分裂先鋭化、それから他ジャンルとの融合が急激すぎるくらいに進んだ時代だと思う。
その一方で積み残した荷物もものすごく大きいわけで、
アヴァンギャルドでないクラファンにとってはとても現代音楽マンセーといえない状態だったと思うんだ。

そういう過程があって、冷戦終結後にベルリンの壁の向こうに保存されていた西洋文明直伝の音楽が評価されるようになってきたのではないかと。
大雑把過ぎてゴメン。
119名無しの笛の踊り:02/10/07 17:28 ID:gzBOMzVc
>>118
>そういう過程があって、冷戦終結後にベルリンの壁の向こうに保存されていた西洋文明直伝の音楽が評価されるようになってきたのではないかと。

英吉利の指揮者サイモン・ラトルがBBCの番組で「我々は東側の音楽が西側の前衛に比べて遅れていると思っていたけど、それは単に無知だっただけ」なんて言ってるね。
東側の音楽への注目は、単に前衛への反発だけではなかったのだと思う。もちろん、これは英吉利人の見方であり、前衛の中心フランスやドイツやイタリアでは違った意見もありうるだろうけどね。
ちなみに、ラトルが例としてあげていたのは、グバイドゥーリナ(ツァイトゲシュタルテン)とクルターク(シュテファンの墓)で、いまいちバルトじゃないけど。
120名無しの笛の踊り:02/10/07 17:32 ID:???
それを言うと、リゲティやシュトックハウゼンだって、「西洋文明直伝」の
音楽なわけだが。という反論は措くとして。

表面的な聴きづらさという点については、20世紀前半の音楽は、当時の耳か
らすれば恐ろしく聴きづらい音楽だったはずで、現代的な耳の観点から前半
=聴きやすい音楽が隆盛、後半=聴き辛い音楽が隆盛、と単純に分類するの
には抵抗がある。
121108:02/10/07 17:39 ID:???
ああ、ビクーリした。2ダースは来なかったけどすごい早い食いつきだった。

>>118
同意。なんかんのいって、70年代くらいまでは西洋中心主義、進歩史観がクラにもはびこっていたものと。
そんな考え方の拘束から抜け出るまでにそれなりに熟成期間が必要だった思う。
122名無しの笛の踊り:02/10/07 17:40 ID:???
「前衛」というのは、単に総音列技法や偶然性で作曲することを言うわけでは
無いですからね。
それを考えると、ある時期のシュニトケやウストヴォルスカヤなどは、立派に
前衛と言える仕事をしたのではないだろうか?
123名無しの笛の踊り:02/10/07 17:56 ID:gzBOMzVc
やっと話がシュニトケに戻ってきた(W

結局壁のこちら側でも向こう側でも、新しい技法の追求だけでなく、それを西洋文明の伝統や、それぞれの個性的な表現内容に結びつけた創作が行われてきたという総括でよいかな?
クセナキスもリゲティもそうだと思うし、シュニトケやペルトもそうでしょう。
124108:02/10/07 18:01 ID:???
>>123
まあ、超大雑把に言うとそういうことでしょう。現代物ヲタには不満かも知れませんが、

壁のこちら側でも向こう側でもいろんな試行錯誤が行われてきたけど、やっぱり残るのは時代を超えた個性を持つ作曲家でなおかつ伝統的な要素を正等に引き継いでいる者じゃないかな。
125名無しの笛の踊り:02/10/07 18:05 ID:???
しかし、今となってはあの進歩主義が懐かしくすらなる。

やっぱり、今までに無いものを作ろうという衝動は、あらゆるジャンルの
音楽にとって必要なものなんだよ。問題は、その「進歩主義」の方向をガ
チガチに決めてしまうことなわけで。

また、単純な懐古主義というのは、ガチガチの進歩主義の逆ベクトルに過
ぎず、音楽を絶対に豊かにしないと思う。90年代のペルトを聴くにつけ、
そういうことを、つい考えてしまう。
126名無しの笛の踊り:02/10/07 18:10 ID:???
> やっぱり残るのは時代を超えた個性を持つ作曲家でなおかつ伝統的な
> 要素を正等に引き継いでいる者じゃないかな。

ジャンルが多様化して、必ずしも伝統的な要素を引き継いでいない音楽
が次世代へと引き継がれていることを考えると、その主張は既に歴史が
否定したといえる(勿論、歴史を引き継いでいるものは残らない、など
と主張する気は無い)。

> やっぱり残るのは時代を超えた個性を持つ作曲家で

ここまでは同意だが。
127108:02/10/07 18:54 ID:???
そうでしょうか?クラというのはうんざりするくらい保守的なジャンルだよ。
いろんな試行錯誤の成果は他のジャンルに吸収されて、クラの本流はあきれんばかりに変化していないと見るのは私だけ?
128名無しの笛の踊り:02/10/07 20:34 ID:???
>127
だからこそ、クラシックの延長線上で書かれた曲を享受しているのは、保守的なクラシ
ックファンではなく、その他のジャンルの音楽に親しんでいる人々だったりするんじゃ
ないですか?

嗜好も多岐化していくクラファンの、そのまた一部に支持される音楽よりは、多様なジ
ャンルの多様なファンに支持される音楽の方が「残る」可能性は遥かに高いですから。
129108:02/10/07 20:45 ID:???
>>128
なるほど、そういう文脈ならすっきり理解できる。

次の世代に受け継がれて発展しそうな音楽って確かにクラの本流音楽じゃないように思えるね。

ところで、ペルトやシュニトケって単に西洋近代の古典音楽っていうんじゃなくって、なにか古くて新しいものがあるって思わない?
全然別の地方だけど、バリオスやヴィラロボスにもそういうものを感じるんだけど。
130 ◆OplxeaczjI :02/10/07 21:58 ID:53J+ys64
ペルトのミゼーレとかいう曲どういう曲ですか?
131名無しの笛の踊り:02/10/07 22:39 ID:???
>129
だから、>>122 が言うような意味において、シュニトケもペルトも「前衛」と言える
のでは?
132名無しの笛の踊り:02/10/07 22:53 ID:???
108ではないが。
違う。シュニトケやペルトはヴィラロボスに通じるという文脈は
世界音楽の時代というような方向性に結びつくものだ。
ポスト冷戦の国際情勢ともリンクしている現象なのでしょう。
それは西洋の文脈での前衛ではもはや捉え切れない概念。
133名無しの笛の踊り:02/10/07 23:13 ID:???
>>131,132
おっと、意外なセンから『現代音楽』の局地性が見えてきたのでは、
「西洋の文脈での前衛」っていうのが冷戦時代の西側の空花的産物だってことでは?
もちろん、それが価値が低いとかいうつもりはない。

そういう創造的破壊の試行錯誤を乗り越えてきた個性は『現代音楽』の枠の中におさまらないのでは、
134名無しの笛の踊り:02/10/07 23:13 ID:???
>>130
ミゼレーレ
売っちゃった。途中で突然大音量になる曲。
135名無しの笛の踊り:02/10/07 23:33 ID:???
> 世界音楽の時代というような方向性に結びつくものだ。

例えば、クセナキスなどは、そういった例としてうってうけの作曲家だと
思うが。「前衛」としての活動の中で、クセナキスは己の音楽性を結晶化
していったわけだが、その先に何が残ったか?それは決して無国籍なもの
ではなく、ギリシャ人にしか書けないような作品の数々だったわけだ。

同じ事は他の国の作曲家にも言えて、
日本の音楽という文脈から、柴田南雄、湯浅譲二。
アメリカ音楽の文脈からケージやフェルドマンの業績を再検討してみれば
良く分かることと思う。

私的には、「(西欧的)前衛」の成果とは、作曲家が自身の音楽性を抽象
化していく(万国で利用可能な)非常に一般的な方法論を提供したことだ
と考えている。その方法論の結果として残るのは、各作曲家が持つ最もプ
リミティブな感性だったわけだ。

12音技法を使っていても、ヒナステラの作品は、やっぱりアルゼンチン人
の音楽だし、福島和夫の作品は、やっぱり日本人にしか書けないものだっ
た。
136名無しの笛の踊り:02/10/07 23:44 ID:???
>>135
やっぱりこのスレに来る人間は、現代物ヲタと一味違う意見を言うね。

時代を突き抜けた個性は地域性、土着性に根ざすものでもあると思うの私だけじゃないと。

137135:02/10/08 00:05 ID:???
> 時代を突き抜けた個性は地域性、土着性に根ざすものでもあると

これまでの時代は、そういう「結晶化されて残るもの」が不可避的に地域
性に根差したものであったわけだが、これからは違ってくると思いますよ。
それは、高度に情報化が発達した社会では、その人の身の周りにある音楽
や情報が、その人の音楽性を決定してくるわけで、それは地域性と単純に
結びつかなくなりつつあるわけです。

確かに、前衛と言われる音楽でも、地域性という焦点から把握していくと
結構面白い。ブーレーズはやっぱりフランスの作曲家だし、シュトックハ
ウゼンはドイツの作曲家なのですよ。テープ音楽の手法にしても、シェフ
ェールやアンリによるミュジーク・コンクレートがフランス的な酒脱さを
持てば、アイメルトやシュトックハウゼンの電子音楽にはドイツ的な構築
への意志がみられる。

そういう観点から、シュニトケでもペルトでも良いのですが、彼らの作品
を洗い出してみると面白いかも知れませんな。
138名無しの笛の踊り:02/10/08 16:33 ID:tM5g0UNv
シュニトケの場合は、地域性というよりは、マーラーやストラヴィンスキーの影響が大きいのでは?
それと、全体に漂う苦悩というか悲哀というか。前衛の手法もそうしたものの表現のために用いられている感じだ。
139名無しの笛の踊り:02/10/08 16:47 ID:???
あと、ベルクもね
140名無しの笛の踊り:02/10/08 17:43 ID:???
ベルクはウィーンの人だよね。じゃあバルト海の作曲家じゃないけど、このスレに出現したのは偶然じゃないね。

「全体に漂う苦悩というか悲哀というか。前衛の手法もそうしたものの表現」
ていうのがキーワードだね。

やっぱり20世紀というのは苦悩と悲哀の世紀という面があるから、それを真正面から受け止めた作曲家
としてベルク、シュニトケ、それからまるっきり違うけどバルトークなんかがあるね。

この3人に関しては壁崩壊後に急激に演奏・録音が増えたのは偶然じゃないと思う。
地域性・歴史性に強く根ざしながら、世界音楽の時代に見開かれた作曲家ではないかと、
141名無しの笛の踊り:02/10/09 05:16 ID:???
ペーテリス・ヴァスクスの交響曲2番(1999)て
聴いててかなり恥ずかしい。
大仰ではでな部分と静謐な部分の対比はありがち。
わかりやすい旋律でとても陳腐だ。
漏れはかなり気に入ったけどけなすヤシは多そうだね。
142名無しの笛の踊り:02/10/09 09:04 ID:o6RCbCsi
>>140
139氏がベルクをあげたのは、バルト海の作曲家の一員ということではなく、シュニトケに影響を与えた一人という意味だと思う。
あと、苦悩とか悲哀の表現という面では、もっと手近なところで、ショスタコーヴィチ(この人自身、マーラーやベルクの崇拝者)もリストに加えていいと思う。
143名無しの笛の踊り :02/10/09 18:43 ID:???
>>142
あ、旧ソビエトの大物作曲家がようやく出てきた。
たしかに、生涯時代と体制に振り回された作曲家だよね。

ショスタコが亡くなったのは1975年。ソルジェニーツィンが『収容所群島』を書いていた
ころだよね。ソビエト音楽の代表者として名声につつまれながら、
つねに体制からの監視の圧力と死の恐怖におびえていた作曲家。

しかし、シュニトケやペルトとどうしても違った個性の作曲家だと感じてしまう。
蛸ヲタがあまりに無邪気に持ち上げるせいかな?

144名無しの笛の踊り:02/10/10 00:13 ID:???
ショスタコほど賛否両論の作曲家は珍しいよね。
アルディッティカルテットなんか、一生ショスタコはやらない、
って宣言しちゃってるし。結構ベートーヴェンとかばっかり振る
ような指揮者もショスタコはレパートリーに入れてたりする。
どっちかと言うと、クラヲタ御用達の王道クラシックの流れの一部
にいる感じの人。
ただし交響曲と弦楽四重奏ではまた評価が違うだろう。あとオペラ
も「鼻」とか別に分けて考える必要のある作品。
あとタコスレでは当時の政治状況と分けて考える時期に来てると
かいう意見があったが、それはバッハとキリスト教を分けて考える
くらい無理な話。といいつつ日本人はバッハとキリスト教を分けて
考えてる人も多いのだろうが。
145名無しの笛の踊り:02/10/10 08:42 ID:???
シベリウスもショスタコーヴィッチも単独スレがあるから、ここではバルト海沿岸、
旧ソ連周辺地域の日の当たりにくい作曲家について話をすればいいじゃない。

別にヴィラロボスの話が出てきても一向にかまわないけど。
146名無しの笛の踊り:02/10/10 11:08 ID:???
>>145
私がショスタコーヴィチに触れたのは、シュニトケの「苦悩と悲哀」の先行者としてあげたつもりでした。
舌足らずでごめんなさい。
そういう意味では、143氏のリアクション(ショスタコーヴィチとシュニトケの個性の違い)は場にかなったものと思います。

ショスタコーヴィチは、結局20世紀前半の作曲家であり、つまり古典・ロマン派の流れに立つ人です。
晩年の晦渋な弦楽四重奏曲も、現代音楽的というよりは、リストの晩年の作品あたりと比べたほうがいいと思います。
シュニトケはといえば、古典・ロマン派も前衛の語法も一段落したところから出発した人で、それらを等距離に扱い、違った文脈で組み合わせることで、単なる悲哀の表現に対する異化効果を狙っているのでしょう。
弦楽三重奏曲の冒頭、平明なメロディにひんまがった和声は、どことなくユーモラスでもあると思います。晩年のショスタコーヴィチなら、メロディ自体をもっと晦渋にしてるんじゃないかな?

ペルトはどうも苦手な作曲家で、情緒と演奏効果(クレーメルの名人芸等)に頼りすぎに見えて仕方がないのですが。

余談だけど、アルディッティのHPをみてると、ショスタコーヴィチの14番とピアノ五重奏がレパートリーに入っていましたね。
147名無しの笛の踊り:02/10/10 11:42 ID:???
「クラヲタ御用達の王道クラシック」とはショスタコーヴィッチの音楽の一側面を言い表しているね。
彼が存命中には「偉大なるソビエトロシア音楽の正当な表現者」
としての役割を演じさせられていたわけだし。
冷戦終結後は「マーラー、ブルックナーの延長線上でプログラムに乗りやすい作品」
ということでよくかかるようになった。

ということ以上の意味は持たないと思うけど。
こういうたとえは適当じゃないかもしれないけど、
バルトークの作品でしょっちゅう掛かってるのは米国時代の「オケコン」「P協3番」「ヴィオラ協」でしょう。
これらは傑作といっても誤りじゃないけど、けっしてこれだけでバルトークは語りきれないのと同じでは、

また、バルト海から離れちゃった。ゴメソ
148名無しの笛の踊り:02/10/10 22:28 ID:???
>>144
アルディッティがショスタコをやらないのは、やる団体は
他にいくらでもあるからで、「下らないから」ではない
149名無しの笛の踊り:02/10/11 00:08 ID:???
現代音楽の局所性(地域性)とか
実りある話とは思うが、バルト海からどんどん離れていくね。

そもそもシュニトケがバルトとはなんも関係がないのに
(雰囲気とかそういうのは除いて)
話題の中心に感じるとこなんかそう。
ましてやショスタコーヴィチ。
彼の影響はもちろんあると思うけど(共産圏だったし)
バルトの作曲家がどう影響受けているかとか、
そういう視点の話がもう少し出たらなあと思ったり。

もすこし、バルト系の話を聞きたいと思うのよ。
クレクレ君で悪いけどさ。
150名無しの笛の踊り:02/10/11 00:28 ID:???
バルトという括りがよく分からん。だいたい面積的に言えばポーランド、
スウェーデンの方がずっと接している面積が広いのにスレ違いとか言う
しさ。誰の話すりゃ満足するんだ?
151名無しの笛の踊り:02/10/11 00:33 ID:???
ペルトとシュニトケ(w
152リエティ:02/10/11 00:34 ID:kH+VCVXo
150が消えれば満足
153149:02/10/11 00:50 ID:???
>>150
ポーランド、スウェーデンと話が出たのはすごく感心したよ。
新鮮みがあったし、事実バルト海に面しているし。
特に北欧圏でのバルトへの同地域感ってのは大きくて、
そういう方面での話のふくらみはむしろ個人的に期待したい。
このからみでシュニトケとか出てくるのはウレシイね。

それはさておき、このスレに端が発している現代音楽論は
もうバルトを離れちゃった感があるなあ。

気にさわったらごめんね。

154名無しの笛の踊り:02/10/11 07:17 ID:???
シュニトケがベルク直系の(あくまで精神的なものだよ)音楽という取りかたには脱帽。
だったら、あの濃厚にまとわりつくような叙情性とか、構成的な均衡のよさが納得できる。

>>79,81
それはそうとして、弦楽三重奏曲のバシュメット編曲による弦楽合奏版、あまりよくなかったよ。
オリジナルのテンションの高さとバランスのよさに欠けて聞こえる。
編曲するなら中途半端でなくフルオケつきのトリプルコンチェルトにでもすればよかったのね。
155名無しの笛の踊り:02/10/11 10:00 ID:+yvkPa1B
スウェーデンといえば、以前名前が出てきたペッタションとかいうひとの交響曲が最近注目されているとか。
長い上に内容もトンデモだそうだけど、誰か聴いたひといませんか?
156 :02/10/12 03:13 ID:???
156
157名無しの笛の踊り:02/10/13 01:38 ID:???
ペッテションか…トンデモとは思わんが長くて暗いよ。
158名無しの笛の踊り:02/10/13 07:40 ID:???
やっぱり一般にスウェーデンの作曲家の作風は暗くて長いの?
159名無しの笛の踊り:02/10/13 09:22 ID:???
>>158
暗いばかりではないけど、
地味な作風の人が多いかもね。
その分、じっくりと聴かせる。
160名無しの笛の踊り:02/10/13 13:42 ID:???
じつは、スウェーデンの作曲家よく聴いたことないんだけど、グリーグだとかシベリウスの
一部の作品聴いてると、あたまの上に雲が垂れ込んできたような気になってとても憂鬱な気分にさせられる。

漏れは冬の季節気分が落ち込むので聴かないようにしている。
161名無しの笛の踊り:02/10/14 00:15 ID:???
グリーグとシベリウスは全然違うと思うが。
ノルウェーとフィンランドじゃ人種も違うし、なにしろ音楽の印象が
シベリウスの特に後期作品は独特だから。

スウェーデンだとスヴェンセンとかアホとかがそうかな?
162名無しの笛の踊り:02/10/14 09:04 ID:???
スヴェンセンはノルウェーで
アホはフィンランドだね。

>>160
暗くて重くて長い冬が北欧音楽の一つの特色だし醍醐味と思われ。
確かに気分は落ち込むかもしれないが、
その分得るものがあるように思う。

ロウソクを灯してユル(クリスマス)の季節を心待ちにして
じっくり楽しむといい。アクアヴィットでもなめながら。
163161:02/10/14 11:39 ID:???
>>162
そうだったか。ノルウェーとフィンランド混同せぬようにと言っておいて
自分が混同してた。回線切って首吊ってきます。
164名無しの笛の踊り:02/10/14 18:31 ID:???
また、バルト海から少し離れちゃうけど、スヴェーリンクって(・∀・)イイ!!と思わない?
オルガン音楽ではバッハに匹敵するんじゃないかとひそかに思っているんだけど、漏れだけかな。
165名無しの笛の踊り:02/10/14 20:04 ID:???
>>161
向こうの人にとってノルウェーとフィンランドの違いって大きいと思う。その指摘はもっともなので回線(以下略)は必要ないと思われ。
もっと発言汁!

スヴェーリンク、聴いたことないのでお薦めを来たい汁>>164
166名無しの笛の踊り:02/10/14 20:07 ID:???
スウェーリンクは鍵盤音楽全集が出ますた
167名無しの笛の踊り:02/10/14 20:54 ID:???
なんだか、話題が北ヨーロッパ全般に広がってきたような・・・まあ、いいか。

やはり、宗教音楽の作曲家だからコラールなんかが代表的ですね。
どのくらいの作品が残っているのか知らないんだけど、私のお気に入りは
「半音階的ファンタジア」思ってもみないほど新しい感覚が、
168名無しの笛の踊り:02/10/14 21:26 ID:???
そね。バルトへちょっと戻してみよ。

エストニアはオルガン音楽の宝庫。
もちろん、他の国の巨匠と言われる人に比べて
2ランクぐらい落ちるかもしれないが親しみやすい曲が多い。
ペルトしかり。

個人的にはアルツール・カップやアルフレード・カリニンディ、
ペーテル・シューダーの曲が印象に残る。

ターリンはまことこれらの曲の似合う古都であったなあ。
169名無しの笛の踊り:02/10/14 22:00 ID:???
>>164
フィンランドやスウェーデンはバルト海に面しているよ。
スレタイから言えば、グバイドゥーリナなどを語る方がよほどスレ違い。
ま、ペルトあたりを中心として、そこから音楽史的に近いものを挙げてい
るという傾向が続いているのは確かだが。
タリン漏れも行ったよ。あの美しい街に合う音楽とは!お勧め盤など
あったら紹介キボン。そういへばタリンの聖ニコラス教会のオルガンは
素晴らしい響きですた。あのオルガンにインスピレーションを受けて作曲
してるのだろうか。

リトアニアのチュルリョーニスもお勧めしておこう。
画家としての知名度の方が高い人だけど、彼の交響詩は絵画に通じるもの
がある。


170名無しの笛の踊り:02/10/15 09:27 ID:AJ1P6kL8
>>169
164氏が話題にしているスヴェーリンクって、オランダの16、17世紀の作曲家じゃない?
それともバルト沿岸諸国にもその苗字の有名作曲家がいるの?

スレタイにシュニトケが入っちゃってるのだから、多少のブレは仕方がない。ペルトよりもシュニトケのほうが作風も多彩で話題にしやすいしね。
171名無しの笛の踊り:02/10/15 12:47 ID:???
ラトヴィアって、有名作曲家はいるの?
演奏家なら、シュニトケやペルトのスポークスマン、クレーメルがいるけど。
172名無しの笛の踊り:02/10/15 13:15 ID:???
他に有名どころではミッシャ・マイスキーがおるわな。これも演奏家だけど。
173名無しの笛の踊り:02/10/16 06:30 ID:???
>>171
一番名前が知れてるのはクラシックじゃないけど
「百万本のバラ」のレイモンド・パウルスか。
最近人気はヴァスクス。
後は交響曲をいっぱい書いたイヴァノフス、
ロッカーとしても知られるイマンツ・カリニンシュ、
実力派のロミュアルドス・カルソンス。

ラトヴィア国内で誰でも知ってるアンコール・ピースとしては
エミールス・ダルジンシュのメランコリックなワルツ。
(これはラトヴィア放送のテーマ曲)
ヤーニス・メディンシュの組曲1番からアリア。

ヤーニス・メディンシュはお薦め。
ロマン派の本格的な作風と郷愁を誘う美しいメロディがたまらぬ。
ピアノ曲集の24のダイナス(詩)、ピアノ協奏曲、チェロ協奏曲。
管弦楽組曲に交響詩、オペラと知られぬには大変惜しい。

哀しいかな、上記は一部を除いてCDはない。
174名無しの笛の踊り:02/10/16 11:54 ID:???
ECMの手先みたいになるが、サックス奏者のジョン・サーマン。バルト海出身じゃないんだろうが寒々しい音がする。
こちらは、北海の音楽家か。
バルト海の音楽と北海の音楽。やっぱり近接しているのかな。
175名無しの笛の踊り:02/10/16 17:34 ID:???
これからトゥビンの交響曲第3番の日本初演を聴きにいってきます。
176名無しの笛の踊り:02/10/17 10:41 ID:TvpgsFz9
以前、シュニトケの音楽における地域性が話題になっていたけど、ペルトについてはどうなのかな?

シュニトケがマーラーやストラヴィンスキーやベルクだとすれば、ペルトはぺロタン(これは自分でそう言ってた)とストラヴィンスキー(これはCDのライナーノートの筆者)ということか?
ちなみにペルトが自身の音楽について「コンピューター的なもの」といってたのが印象深い。あまり地域性など考慮していないということか?
177名無しの笛の踊り:02/10/17 13:34 ID:???
シュニトケの曲初めて聴いたので記念カキコ。
クレーメルの演奏でQuasi una Sonata(←日本語にすると何て言うんでしょうか)
カコイイ(゚∀゚)age
178名無しの笛の踊り:02/10/18 09:54 ID:???
クワジ・ウナ・ソナタ=ソナタ風にといった意味だと思う。
たしか第2ヴァイオリンソナタでしょ?(その後弦楽オケ付きにアレンジされた)
179名無しの笛の踊り:02/10/19 12:52 ID:???
>176
前衛志向のころはさておき、ペルトの創作の拠り所は信仰(ロシア正教?)
にあるみたいだから、帰属するコミュニティの括りが国とか地域とは微妙に
異なるのかな。
180名無しの笛の踊り:02/10/19 20:04 ID:???
>>179
ペルトの作品が「コンピューター的なもの」というのは、本人の発言ですか?
私にはコンピューター的なものに逆行する音楽と聴こえますが。
181アントンくん:02/10/19 20:34 ID:xabfoWBx

まず、最近わたしが敬愛する・・・・先生の
不思議な音楽家W氏のサイトをここに紹介します!
ぜひ、見てくださいね!

http://www16.brinkster.com/aliceandwebern/aw.htm

そして、私のスレで、
ウェーベルン・バッハ・ベートーベン・リスト
その他、作曲家に関することを何でも書き書き。

http://music.2ch.net/test/read.cgi/classical/1034769515/

待っているよん!
(・∀・)!!
182 :02/10/21 16:37 ID:???
hosyu
183名無しの笛の踊り:02/10/23 11:33 ID:???
ほっしゅ
184名無しの笛の踊り:02/10/23 15:54 ID:KcIM05xo
>>180
本人の発言です。出典は忘れたけど、新聞か雑誌のインタヴュー記事だったと思います。

同じようなフレーズ、和声進行を、音の高さや奏法を変えつつ延々と繰り返すこととか、基本的なフレーズを繰り返しつつ、出てくるたびに長くしたり短くしたりとか、
ある意味で非常にシステマティックな側面があることを指しているのかなと思いました。
185名無しの笛の踊り:02/10/23 19:49 ID:???
>>180
ご返答ありがとうございます。なるほど、あの響きが紡ぎだされてくるところが
コンピュータ的だと。そこのシステマティックな方法論がでしょうね。

わたしには逆にカトリック(ギリシア正教?)に染み付いた響きがとても身体性
を感じてしまうのですが。どちらが正しいなどというものじゃないんでしょうね。

ところで、私の聴いたCDは70〜80年代の作曲なのですが、冷戦終結後の
90年代に入って大きな作風の変化はあったのでしょうか、どなたか詳しい方いらっしゃいませんか?
186名無しの笛の踊り:02/10/25 10:27 ID:???
冷戦終結時にはペルトだって50台なかばだし、そうそう大変化が期待できるものでもないと思われ。

つーか、90年代以降のペルトって、なんとなく影薄くない?
187名無しの笛の踊り:02/10/26 23:20 ID:???
ペルトのあの作風ってデリケートだから、濫造に向かないんだろう。
当人のキャパ以上の委嘱が来てしまい、疲弊してしまったみたいだ。
188名無しの笛の踊り:02/10/26 23:28 ID:???
いや、あげるつもりだったので追加。
シュニトケはある意味長生きしすゲフンゲフン!…で、
デニソフは逝くのが早すぎたのかも。
グバイドゥーリナはどうかな。
189名無しの笛の踊り:02/10/27 13:37 ID:???
デニソフがはやく逝きすぎたというのはわかるが、
シュニトケはある意味長生きしすゲフンゲフン!…という意味をもう少し説明希望。
190名無しの笛の踊り:02/10/27 17:12 ID:???
>>189
晩年の作品を聴けばわかるような気が・・・
そういう意味ではペルトも長生きしすぎか?
191名無しの笛の踊り:02/10/27 22:48 ID:???
ピャールトのヨハネ受難曲
192名無しの笛の踊り:02/10/27 22:56 ID:???
>>191
ヨハネ受難曲は名作だけど、1982年作曲冷戦終結前でしょう。
193名無しの笛の踊り:02/10/28 11:00 ID:eR2JLp1K
グバイドゥーリナは90年代もそこそこ頑張ってるみたい。
ラトルが指揮した『時の形態』の第3楽章しか聴いたことないけど。2台のベースギター、テレビで聴いたせいか、ラトルが言うほど違和的な効果的は聴こえなかったなあ。
あと、最近ゲルギーがあっちこっちでやってる『ヨハネ受難曲』とか、聴いてみたいけど、CD2枚は長いなあ。

194名無しの笛の踊り:02/10/28 12:24 ID:???
>>190
でも本人はあの晩年の作品に大まんぞくしてたらしいよ。インタヴューの本読むとね。
195名無しの笛の踊り:02/10/28 13:19 ID:???
シュニトケは4曲弦楽四重奏曲を書いてるんだね。
アルディッティはCD出しているんでしょうか?
196名無しの笛の踊り:02/10/28 13:49 ID:???
>>195
クロノスは出してた
197名無しの笛の踊り:02/10/28 16:42 ID:???
クロノスってジミヘンのカヴァーしてたり、ピアソラと組んだときもイマイチご本尊のノリが
悪かったりと、イロモノの印象が強くて...

こういうSQしかレコーディングしてくれないような作品なんですか?
(別にクロノスの悪口いうつもりじゃなくて、アルディッティとかハーゲンとかは・・・)
198名無しの笛の踊り:02/10/28 16:49 ID:???
アルディッティは録音するかもしれない(してる?)が、

ハーゲンはどうだろうか?
199名無しの笛の踊り:02/10/28 16:58 ID:dG05lVqi
シュニトケの晩年作からは腐臭が漂ってくる
200名無しの笛の踊り:02/10/28 17:03 ID:eR2JLp1K
アルディッティのシュニトケなら第2が出ていた。(バルトークの第4、グバイドゥーリナの第3と組合せ)
第4なら、初演したアルバン・ベルクのもある。
201名無しの笛の踊り:02/10/28 17:09 ID:???
>>200 情報ありがとうございます。今度ショップで注文します。

>>199 腐臭が漂ってくる ってどの時期の作品くらいから感じますか?
202名無しの笛の踊り:02/10/28 17:12 ID:???
>>201
Symphony No.2
203名無しの笛の踊り:02/10/28 21:42 ID:???
あれま。
204名無しの笛の踊り:02/10/28 23:19 ID:???
>>202
せめてSymphony No.6くらいからだろう
205名無しの笛の踊り:02/10/29 02:12 ID:???
ペルトの作品は大丈夫ですか?
206名無しの笛の踊り:02/10/29 02:57 ID:???
>205
かなり・・・ヤバいです・・・。
207名無しの笛の踊り:02/10/29 18:18 ID:???
>206
どの辺からヤバいですか?
208名無しの笛の踊り:02/10/29 23:42 ID:???
ペルトの「ヨハネ受難曲」はヤバいんですか?
209 :02/10/29 23:45 ID:???
   
210名無しの笛の踊り:02/10/30 00:06 ID:???
ペルトの音楽一般に強烈な鎮静作用があるので、ヤバイといえばヤバイ。
秋の高原で寝っ転がって空を見てると吸い込まれそうになるよね、そんな具合の曲。

しかし、「腐臭がする」なんてのと対極にある浄化力の強い作品だよ。
211名無しの笛の踊り:02/10/30 15:57 ID:???
シュトニケの最高傑作は何という曲ですか?
212名無しの笛の踊り:02/10/30 16:17 ID:???
シュトニケ…((((;´Д`))))ガクガクブルブル
213名無しの笛の踊り:02/10/30 17:43 ID:???
>>211
ピアノ五重奏曲
214名無しの笛の踊り:02/10/30 19:13 ID:???
>>211
漏れはヴィオラ協奏曲が好きだなあ、シュニトケでしか聴いたことないけど。
215214 訂正:スマソ:02/10/30 19:15 ID:???
誤: シュニトケ
    ↓
正: バシュメット
216名無しの笛の踊り:02/10/30 20:15 ID:???
>>211
コンチェルト・グロッソ第1番かな。
217名無しの笛の踊り:02/10/30 23:42 ID:???
>>211
コンチェルト・グロッソ第2番が最強。1番がやすきよなら
2番はたけしのオールナイトニッポン、という感じ
218名無しの笛の踊り:02/10/31 00:46 ID:???
コンチェルト・グロッソ第4番は

219名無しの笛の踊り:02/10/31 01:22 ID:???
きよしこの夜編曲版
220名無しの笛の踊り:02/11/01 02:10 ID:???
シュニトケの合唱のための音楽で聴くべきものはどれでしょう?
221名無しの笛の踊り:02/11/01 18:03 ID:???
>>219
これって、マジorネタ?
222名無しの笛の踊り:02/11/01 23:07 ID:???
シュトニケ、グイバドゥリーナ、デソニフ…
223名無しの笛の踊り:02/11/02 00:06 ID:SHyOIPyu
>>220
「合唱のためのコンチェルト」かな。
ここでの「コンチェルト」とは協奏曲ではなく・・・

それはそうと、アルメニアのテルテリアンも仲間に入れてやってくれや。
224名無しの笛の踊り:02/11/02 00:21 ID:???
>>223
旧ソ連地域ですね。大歓迎、どんどん好きな曲と演奏カキコしてください。
225名無しの笛の踊り:02/11/02 08:17 ID:BubSs+LE
>>195
シュニトケの弦楽四重奏曲はNo.2の評価が高いみたいだけど、No.3もいいよ。
一言で説明するなら、気狂いモーツアルト。
226名無しさんといっしょ:02/11/02 12:43 ID:???
>>43
エストニア・フィル室内合唱団って今年来日したの?それともこれからするの?

いま、ググッたんだけども、見つからなくって。
227名無しの笛の踊り:02/11/02 13:46 ID:???
>>179
エストニア人がなんでロシア正教なんだ?
ばかは一から勉強し直せ
228179ではないが:02/11/02 14:15 ID:???
>>227
半月も前のレスに逆ギレしたって、書き込んだ当人だってなんてったか今頃忘れているよ。

よく読むように。エストニア人がロシア正教なんて断定していない。
ペルトがロシア正教?とある。ペルトの宗教作品からプロテスタント的なものよか
儀式性の高いイオニア/ロシア的な香りを嗅ぎ取って書いたものと思われ、

ちなみにペルトの専売特許ティンティナブリ形式とは教会の鐘が町中に響き渡る
ことから来ているのはご存知のとおり、教会で鐘を鳴らすのはプロテスタントでも
やるが、中世からの伝統。
229名無しの笛の踊り:02/11/02 16:21 ID:???
230名無しの笛の踊り:02/11/02 18:52 ID:???
バトル海の作曲家を聴くのですか?
231 :02/11/03 02:18 ID:???
ペンデレツキは?
「ルカ受難曲」は悪くないような気がします
232名無しの笛の踊り:02/11/03 02:43 ID:???
>>227
ペルトの信仰は知らないが、エストニア国民の40パーセント以上はロシア人。
そしてそのほぼ全員がロシア正教信者。というわけでエストニアにはロシア正教会
が無数にある。
233名無しの笛の踊り:02/11/03 19:33 ID:???
>>231 ムターのヴァイオリン協奏曲聴いたけど・・・
とてもバルトークと比較できるような作品とは思えなかった。
宗教曲はいいのかな?
234名無しの笛の踊り:02/11/03 19:49 ID:???
>>233
ルカ受難曲は1966年の作品。この頃までは良かったらしい。
のちにネオ・ロマン派(?)に転向したようだ。

>ムターのヴァイオリン協奏曲
は70年代の作品ですか?
235N響定期公演:02/11/03 20:00 ID:???
第1487回 NHKホールConcert No. 1487 NHK Hall
5月16日[金]開演7:00pm
5月17日[土]開演2:00pmFri 16, Sat 17 May
7:00pm(Fri),2:00pm(Sat)

メンデルスゾーン / 序曲「フィンガルの洞窟」作品26
ペンデレツキ / ヴァイオリン協奏曲 (ヴァイオリン:シャンタル・ジュイエ)
ベートーヴェン / 交響曲 第7番 イ長調 作品92

指揮:クシシュトフ・ペンデレツキ

236名無しの笛の踊り:02/11/03 20:06 ID:???
いや、70年代にはムターはまだ子供でしょう。
カラヤンが親代わりにかくまっていたから、曲なんか献呈したら噛みつかれかねない・・・

ヴァイオリン協奏曲は1995年に作曲されています。
私の持っているのは1997年の録音だから、きっと初録音ですね。
237 :02/11/03 20:23 ID:???
「メタモルフォーゼン」と副題のついた奴ですね
90年代の曲ですか、ということは(以下略)
238名無しの笛の踊り:02/11/03 21:10 ID:???
>>233
なんでバルトークと比べたいの?
239名無しの笛の踊り:02/11/03 22:11 ID:???
バルトークとカプリングされていたから。
240名無しの笛の踊り:02/11/03 22:18 ID:NlWQyQ4H
>>220
>>223
回心の詩編はどうでしょうか。
241名無しの笛の踊り:02/11/03 22:23 ID:???
スレ違いかもしれんが、

ベルクのvn協はアルマ・マーラーに
バルトークのvn協1番はシュテフィに
ペンデレツキのvn協はムターに

20世紀のvn協は捧げるのが流行っているようだ。
242名無しの笛の踊り:02/11/03 23:02 ID:???
>>234, >>236
ペンデレツキは1976年にもヴァイオリン協奏曲を作曲してます。
こちらの初演者はアイザック・スターン。
だからムターのは第2番ということになるのかな?
曲のできは・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1番、2番ともに・・・・・・萎え・・・・・・・・・・・
243 :02/11/03 23:08 ID:???
トーン・クラスターあってのペンデレツキ
なんて逝ったらヤヴァイですか?
244名無しの笛の踊り:02/11/03 23:11 ID:???
さすがは、旧ソ連!クセナキスのコピー製品作ってたのね。
245名無しの笛の踊り:02/11/03 23:11 ID:???
ペンデレツキなら弦楽四重奏曲
246名無しの笛の踊り:02/11/04 06:23 ID:???
ペンデレツキも「長生きしすぎた作曲家」のひとり。
1970年くらいに30代半ばで死んでたら
「ショパンに次ぐ夭折したポーランドの天才」
として、現在も尊敬されていたであろう・・・・・・かな?
トックニワスレラレテタリシテ
247名無しの笛の踊り:02/11/04 06:37 ID:???
・・・まだ生きていたのか・・・
248名無しの笛の踊り:02/11/04 08:33 ID:???
>>247
生きてるどころか、なんと来年N響指揮するよ。
249名無しの笛の踊り:02/11/04 08:36 ID:???
指揮者としては、アシュケナージよりは期待していいんだろうか?
250名無しの笛の踊り:02/11/04 08:49 ID:???
でも、ペンデレツキは『哀歌』や『ルカ』の頃から上モノは前衛風でも構成原理は
クラシックそのものだったから、ああなったのは必然だったのでは。『キリストの
埋葬』みたいな痛々しい自己模倣よりは、開き直ったVn.C1番やVc.C2番の方が
まだましかもしれない。

彼が本当にひどいことになったのは、ポーランドが資本主義化してからでは。
ワルシャワ音楽院長の利権では蓄財できなくなったから(共産主義時代は、
ポーランド屈指の金持ちだったそうな)、駄作の量産に走ったものと思われ。
251名無しの笛の踊り:02/11/04 08:55 ID:???
んな野郎は文字どおり、逝ってよしだな。

じゃあ、N凶振りに来るのも金のため?
252名無しの笛の踊り:02/11/04 12:20 ID:???
ペンデレツキなんか日本のオケ、今迄に何回も振ってるやん。
欧州でもしょっちゅう振ってるし。小型ブーレーズということで。
253名無しの笛の踊り:02/11/04 16:43 ID:???
なるほど、ブーレーズは指揮一流、作曲二流っていわれているから、

さしずめ、指揮二流、作曲三流?
254名無しの笛の踊り:02/11/04 18:46 ID:???
ブーレーズもペンデレツキも若い頃は良い作曲家ですた
255名無しの笛の踊り:02/11/05 02:35 ID:???
パーヴォ・ヤルヴィによる録音でペルトの比較的初期の曲がありますた
256名無しの笛の踊り:02/11/05 02:37 ID:8j1PJ/bX
画像が貼れるチャット&掲示板
http://www.i-chubu.ne.jp/~tomomi-h/marion/navi/navi.cgi?links=20311
257名無しの笛の踊り:02/11/05 12:44 ID:jpH7N/ID
>>255
ペルトの初期の曲って、12音技法で書かれているとか。聴いてみたいね。ちなみに、昔BISで、ネーメ・ヤルヴィ指揮のCDも出ていた。
258 :02/11/05 17:25 ID:???
初期ペルト
新宿とか渋谷のタワーみたいな大きい店なら、ヤルヴィ親父も息子もCDあると思う
259名無しの笛の踊り:02/11/05 20:22 ID:eX1PYse+
ペルトの初期の曲ってあんまりお薦めではない。どうしても聴きたいというなら
ヤフオクにシュピーンするから入札してちょ。
260名無しの笛の踊り:02/11/06 12:37 ID:Nph99u6E
>>259
どこらへんがよくないのかな?若いからまだ十分個性的でないとか?
60年代で12音技法とは時代遅れということか?
ペルトって、旧ソ連の前衛作曲家の中では、デニソフと並んで最も早く西側で評価されてたみたいだから、興味があったのだけどね。
261名無しの笛の踊り:02/11/07 11:05 ID:???
((((;´Д`))))ガクガクブルブル
262名無しの笛の踊り:02/11/08 16:00 ID:???
「長生きしすぎた作曲家」について語るスレはここですか?
263名無しの笛の踊り:02/11/08 19:30 ID:???
>>260
ちょっと音列を入れて無調っぽく作曲してるなあというくらい。
いわゆる戦後の前衛とは距離があるよ。
同じ時代でいうとデニソフやシチェドリンの方がラディカル。
264名無しの笛の踊り:02/11/08 19:43 ID:???
カンチェリの『Styx』聴いてるよ、バシュメットとゲルギエフで。とても(・∀・)イ

イ!!
ペルトとシュニトケを足したような音楽だけど、沈鬱な中にむせぶような叙情感が、
まさしくバルト海の響きがする。

バシュメットの華のあるヴィオラに萌え。
265名無しの笛の踊り:02/11/08 21:26 ID:???
茶々を入れるようで悪いがカンチェリはグルジアの人。
かと言って黒海かカスピ海の響きなのかどうかはわからない。
漏れはグバイドゥーリナのほうが好きだなあ。
266名無しの笛の踊り:02/11/08 22:22 ID:???
ホントだ、でも、この作風はペルトと似てない?
地域的には違ってても、響きは似ているのかなあ。

グバイドッーリナのヴィオラ協がカプリングされている。
明日聴いてみるね。
267名無しの笛の踊り:02/11/09 13:08 ID:???
グバイドッーリナのピアノ曲のCDってあるんでしょうか。
ご存知の方いらっしゃいませんか。
268名無しの笛の踊り:02/11/09 13:10 ID:???
あるよ。
ソニーとビスにある
269名無しの笛の踊り:02/11/10 13:00 ID:s7lmZoB5
>267
BVHAASTもあるでよ。向井山が脱いでるやつ。
270267:02/11/10 13:02 ID:???
検索してみたんですが、見つけられなくて (;_・)
申し訳ありませんが、タイトルを教えていただけませんか。
271名無しの笛の踊り:02/11/10 13:26 ID:VyuSE4OR
>>270
Sony SK53960
Chaconne(1962), Sonata(1965), Musical Toys (1969),
Introitus:Concerto for piano and chamber orchestra(1978)
Andreaa Haefliger, Piano

BIS CD-853
Chaconne (1963),Piano Sonata (1965), Musical Toys (1969),
Toccata-Troncata (1971),
Invention (1974),Introitus (Concerto for Piano and Chamber Orchestra; 1978)
Béatrice Rauchs, piano

BVHAAST のは、269さん、教えてあげてね。
272269:02/11/10 13:36 ID:s7lmZoB5
BVHAAST CD9406

Tomoko Mukaiyama(Pf)
women composers

Adriana Holszky,Horfenster fur Franz Lizst(1986-87)
Vanessa Lann,Inner Piece(1994)
Galina Ustvolskaya,Piano Sonata VI(1988)
Sofia Gubaidulina,Piano Sonata(1965)
Meredith Monk,Double Fiesta(1988)
273267、270:02/11/10 14:30 ID:???
有り難うございます。
「ドラム奏者」を弾いている人がいて、とても良かったので
他の曲も聴いてみたくて。
CDが手に入ると良いのですが。
捜してみます。
274名無しの笛の踊り:02/11/11 13:26 ID:RszTjty/
こうしてみると、グバイドゥーリナのピアノ曲って、どれも年代が昔のものばかりだね。
やっぱオケものや室内楽のほうが本領ということなのか?
275名無しの笛の踊り:02/11/13 17:29 ID:???
保全age
276名無しの笛の踊り:02/11/15 19:53 ID:???
グバイドゥーリナのヴィオラ協奏曲今日聴いたよ。
いいなと思ったけど、ちょっと古風な感じがした。

なんだか、旧ソ連周辺地域の作曲家って共通感があるように感じた。
ひとつは、「前衛」っていう感じの実験ぽくないこと
もうひとつは、響きが軽いこと。ロシア音楽の重さを感じさせない。

地域性というには広すぎるんだろうが、
277名無しの笛の踊り:02/11/17 00:24 ID:???
グバイドゥーリナは「12楽章の交響曲」が良い
278名無しの笛の踊り:02/11/17 10:16 ID:???
「12楽章の交響曲」のお奨め盤は?
279名無しの笛の踊り:02/11/17 12:25 ID:mqLLMZu2
>>278
ロジェストヴェンスキー(Chandos)しかないと思うのだが。
漏れは「T・S・エリオットへのオマージュ」をお薦めしよう。
昔グバイドゥーリナが来日したときに、ナマで聴いて感激した。
280名無しの笛の踊り:02/11/17 21:09 ID:???
エストニアフィルハーモニー室内合唱団行った人いないの?
今日行ったけど、ペルトの「リタニ」も他のも全部すばらしかった。
281 :02/11/18 00:18 ID:???
   
282名無しの笛の踊り:02/11/18 01:57 ID:???
>>280
ああ、行くべきだったなぁ。前回の来日はオケがタリン室内管で、
息の合った組み合わせだし、言葉にできないほどすばらしかった。
今回はオケが東フィルということで、躊躇してしまった。本当は
金曜のトッパンホールのプログラムが興味あったんだけど、予定が
合わなかったし。うーむ、次回の来日に期待。しかしこの合唱団は
本当にうまいよね。前回のバッハのマニフィカト、ソロもメンバーが
担当してたけれど、ソロを歌ってもそのへんの歌手よりはるかに上。
283名無しの笛の踊り:02/11/18 02:00 ID:rX6SIJ09
>>280
横浜公演に行ったよ。
ペルトは「勝利のあとで」のみ。
一番緊張感が盛り上がりパウゼになる瞬間に
ケータイ鳴らした大馬鹿者がいやがって最悪。
絞め殺してやろうかと思った。
284岡田克彦 ◆ikGay75MZI :02/11/18 02:22 ID:???


久しぶりにBBS復活して1日。案の定、2チャンネラーが馬鹿げた攻撃を
してきて、同じ書き込みのコピペによって、美愛さん、むらジュンさん、
ツェルニーさんの書き込みが抹消になりましたが、もとより、
ぼくのホームページのご来客数は20万人を超えていますし、
皆様とはいつも、メール、チャット、郵送でやり取りしていますので、
全く問題はありませんでした。
2チャンネラーがコンプレックスだけの非常にレヴェルの低い連中だ
ということが再確認できました。ともかく、ホームページを立ち上げて、
一番の収穫はいろいろな楽器をやっている人達と出会えた事で、
このことは、ぼく自身の霊感を鼓舞することには大変役立っています。
2チャンの凡人連中には理解できない事のようですが、
彼らのあまりの低能さに、理解してもらいたいとも思ってません(笑)。

http://www.geocities.co.jp/MusicHall/5933/

285岡田克彦 ◆ikGay75MZI :02/11/18 10:58 ID:???


久しぶりに私のホームページ、K.OKADAワールド
(URL;http://www.geocities.co.jp/MusicHall/5933/
のBBS復活して1日。
案の定、2チャンネラーが馬鹿げた攻撃をしてきて、
同じ書き込みのコピペによって、何人かの人たちの
の書き込みが抹消という犠牲が出ましたが、もとより、ぼくのホームページの
ご来客数は20万人を超えていますし、皆様とはいつも、メール、チャット、
郵送でやり取りしていますので、全く問題はありませんでした。
2チャンネラーがコンプレックスだけの非常にレヴェルの低い連中だと
いうことが再確認できました。ともかく、ホームページを立ち上げて、
一番の収穫はいろいろな楽器をやっている人達と出会えた事で、
このことは、ぼく自身の霊感を鼓舞することには大変役立っています。
2チャンの凡人連中には理解できない事のようですが、
彼らのあまりの低能さに、理解してもらいたいとも思ってません(笑)。
286名無しの笛の踊り:02/11/19 00:57 ID:zOwAKHkH
全日本より弱いのになぜ「日本一」?
  ---讀賣ジャイアンツ---
http://nara.cool.ne.jp/mituto
287はやしむし:02/11/19 01:48 ID:QHUGJpyN
>>280
11/17のEPCC行きましたよー。いや本当に巧い団体でした。
初めて聴いた曲ばっかりでしたが、ペルトの「リタニ」、期待通りよかった。
近くに座ってた、あんまりクラシック慣れしてなさそうなおじさんが
「いやあ、涙出そうになったよ」と言ってたのが印象的でした。
それから、リゲティ「永遠の光」、これが凄かったですよ。
空気に、稠密に重層に、音の粒子が詰まっていく感じ。
異常な緊張をもって聴く曲でした。どっかに持ってかれそうでした。
それにしても、
2年前の来日時に「テ・デウム」を聴けなかったのは返す返すも痛恨。
288岡田克彦 ◆ikGay75MZI :02/11/19 02:44 ID:???
ご無沙汰しています。
私の音楽ホームページK.OKADAワールド
(URL;http://www.geocities.co.jp/MusicHall/5933/
に下記URLにてBBSを復活
しましたので、ご案内いたします。

http://bbs.infoseek.co.jp/Board01?user=debu1957

2チャンネラーは私のホームページ出入り禁止ですので、2チャンから足を洗って
(つまり、ウェブの世界で堅気になってから〔笑〕)
私のホームページに出直していらっしゃいませ。
以上、ご案内いたします。
289岡田克彦 ◆ikGay75MZI :02/11/19 02:44 ID:???
久しぶりに私のホームページ、K.OKADAワールド
(URL;http://www.geocities.co.jp/MusicHall/5933/
のBBS復活して1日。
案の定、2チャンネラーが馬鹿げた攻撃をしてきて、
同じ書き込みのコピペによって、何人かの人たちの
の書き込みが抹消という犠牲が出ましたが、もとより、ぼくのホームページの
ご来客数は1年半で20万人を超えていますし、皆様とはいつも、メール、
チャット、郵送でやり取りしていますので、全く問題はありませんでした。
2チャンネラーがコンプレックスだけの非常にレヴェルの低い連中だと
いうことが再確認できました。ともかく、ホームページを立ち上げて、
一番の収穫はいろいろな楽器をやっている人達と出会えた事で、
このことは、ぼく自身の霊感を鼓舞することには大変役立っています。
2チャンの凡人連中には理解できない事のようですが、
彼らのあまりの低能さに、理解してもらいたいとも思ってません(笑)。
290名無しの笛の踊り:02/11/19 12:00 ID:???
シサスクはどう?
291名無しの笛の踊り:02/11/20 14:36 ID:???
このスレカキコはときおりあるのに、いつも500あたりを漂流している。

このところのスレ刈りでdat落ちした良スレは多くある。
気が付いた人はageといてね。
292名無しの笛の踊り:02/11/21 01:29 ID:???
ペルトECM新譜はどうなの。
まだ国内盤しか見掛けないから買ってないけど。
293名無しの笛の踊り:02/11/21 02:29 ID:???
下手にageると289みたいな香具師に書き込まれるし、難しいところです…
294 :02/11/21 02:31 ID:???
他所のスレではsageてても来たよ…
295あぼーん:あぼーん
あぼーん
296岡田克彦 ◆ikGay75MZI :02/11/21 02:41 ID:???
2チャンの自称音楽家へ、
どーせ大した演奏も出来ないカスが何事でしょう。
私と勝負したいのならどうぞいらっしゃいな。ピアノのメソッドだけならば、
ラヴェルのスカルボで勝負しますかな?
あっ、ごめんね、こんな難曲、てめぇのような身体障害者には弾けない
よね(笑)。スクリャービンのエチュードにしておきますかな、
言っとくけど、ぼくを舐めたら許さんよ。そこいらへんの、尚美や洗足
みたいな三流音大ピアノ科卒業生なら話にならんですからな。
それとね、ぼくはピアノソロは、つ・い・で・にやってんだよね。
メインは室内楽演奏と作曲なんですよね。
ごめんなさいね、才能があり余ってるものだから。
297名無しの笛の踊り:02/11/21 14:30 ID:kM84psUU
>294
さながら絨毯爆撃ですね。下げててもダメみたい。いつまで続くことやら?

ペルトの『リタニ』って、これまでの作品とくらべて何か目新しいところはあります?
というか、これまで(といっても『スターバト・マーテル』までしか聴いてない)のペルトのスタイルって、あまり何度も使いまわしができないんじゃないかと思う。
音色の変化がまあまあ効果的かなと思って聴いていた程度で、あまり宗教的に意味付けして有り難がられているのが何だか煙ったくて…

ペルトをクソミソにやっつけてるのって、武満徹くらいしか見たことがない。わたしもついそれについ共感してしまった。
298名無しの笛の踊り:02/11/21 15:27 ID:???
武満がペルトをクソミソにやっつけたって、どんな風に言ったの?
自分だって極東の辺境作家なんだから似たようなものではないのか?
299名無しの笛の踊り:02/11/21 15:35 ID:kM84psUU
たしか対談の席だったと思うけど(誰だったか忘れた)「まがいもののセレニティ」とか、凄くキツイ言葉で難詰していた。
何というか「王様は裸だ」と叫ぶ子どもみたいな感じがした。

それはそうと、ペルトは純然たるヨーロッパの作曲家で、極東の武満と似たようなものというのも相当大胆な意見だと思うけど。
300 :02/11/21 15:54 ID:???
298じゃないけど、ヨーロッパって独仏伊あたり以外の音楽を辺境扱いする風潮ってありませんか?
301あぼーん:あぼーん
あぼーん
302あぼーん:あぼーん
あぼーん
303あぼーん:あぼーん
あぼーん
304あぼーん:あぼーん
あぼーん
305あぼーん:あぼーん
あぼーん
306あぼーん:あぼーん
あぼーん
307あぼーん:あぼーん
あぼーん
308あぼーん:あぼーん
あぼーん
309あぼーん:あぼーん
あぼーん
310あぼーん:あぼーん
あぼーん
311あぼーん:あぼーん
あぼーん
312あぼーん:あぼーん
あぼーん
313名無しの笛の踊り:02/11/21 23:24 ID:SDneIdef
>>297
ペルトをクソミソにやっつけるといえば、坂本龍一も浅田彰との対談で
「まあ、ペルトなんかも、来世紀は誰も聴いてないし、誰も憶えて
ないでしょう」なんて発言してる。
もっとも、坂本教授とペルトでは目クソ鼻・・という気もするが
314名無しの笛の踊り:02/11/21 23:27 ID:???
坂本と浅田がペルトより下なのは間違いない。
315名無しの笛の踊り:02/11/21 23:40 ID:???
エストニアってロシアとかコーカサスから見るとヨーロッパもヨーロッパ。
だからEU加盟することにもあまり違和感ないんでしょう。
武満は東洋人であることを明確に自覚した人でしょう?全然違うのでは?
316名無しの笛の踊り:02/11/22 00:37 ID:???
いや、バルト海の人々って、アンチロシアであると同時に、ヨーロッパの辺境
で、もうこれから先行き着くところがないという寂寥感みたいなものが冷え冷えと
伝わってくる。
一方、武満とかグールドになると、もう西洋音楽の伝統からすっかりはみでてしまって
何をやってもいいというような、自由律みたいな軽快感があると思うのだが。
317名無しの笛の踊り:02/11/22 15:16 ID:wua00pqX
ペルトの音楽にある寂寥感というか悲愴感って、もうこれ以上先がない辺境に位置しているところからきているの?
318名無しの笛の踊り:02/11/22 19:15 ID:???
あくまで、聴いた感じ方でしかないけど、北欧の音楽家にも共通する
色彩感がす〜と抜けていくような寂寥感を感じるんだけど、
319名無しの笛の踊り:02/11/24 13:25 ID:???
スレ一覧の辺境に位置していたのであげ
320名無しの笛の踊り:02/11/25 22:59 ID:???
エリッキ・スヴェン・トゥール
熱いですな。
321名無しの笛の踊り:02/11/26 01:26 ID:???
ここいらの録音が多いパーヴォ・ヤルヴィも、
日本での実演はなかなか機会がないね。
この前やっとトゥビンをやったっけ。
322名無しの笛の踊リーヌ:02/11/26 01:51 ID:p+9u932w
  おお!
こんなスレがあったんですね、気づかなかった。
今日は時間がないので、取り敢えず上げておくだけ
m(_ _)m <-ペルト、スメラ好き
323あぼーん:あぼーん
あぼーん
324名無しの笛の踊り:02/11/26 21:31 ID:???
age
325名無しの笛の踊り:02/11/27 09:22 ID:???
グバイドゥーリナのピアノ曲、CD注文しました。届くのが楽しみ。
326名無しの笛の踊り:02/11/27 20:17 ID:???
ケースにシュトニケと日本語で書いてあるCDを中古屋で発見。
Schnittkeと書いてあったので、店員さんに「これシュニトケですよね?」
と聞いたら、思いっきり「シュトニケですね」と断言された・・・・


あなたに聞いた私が悪かったです。
327名無しの笛の踊り:02/11/27 20:18 ID:???
>>326 ワラタ
328名無しの笛の踊り:02/11/29 01:58 ID:???
サモトラケのニケですか?
329名無しの笛の踊り:02/11/29 09:12 ID:???
>>328
ゴメン、誰に対する質問ですか?
330名無しの笛の踊り:02/11/29 20:53 ID:???
シュト ニケ ですね
331名無しの笛の踊り:02/12/01 19:02 ID:???
>>325
グバイドゥーリナのピアノ曲、注文したのは犬?
だったら船便だよ。バルト海が凍結していたら犬ぞりか?
332名無しの笛の踊り:02/12/02 00:50 ID:???
カリーニングラードという不凍港があるから大丈夫
333名無しの笛の踊り:02/12/03 17:12 ID:???
カリーニングラードからだと、バルト海、北海を経て大西洋へ、
喜望峰を越えてインド洋、マラッカ海峡・・・

バルチック艦隊が通ったコース。
日本海で撃沈されなければいいのだが、
334名無しの笛の踊り:02/12/05 12:56 ID:pIgC8LPx
ほうっておくとこのスレ自体が撃沈されそうなのであげ。
335名無しの笛の踊り:02/12/05 13:04 ID:???



クラヲタ=必死の99%は、創価学会員である。
連中は「潮」「パンプキン」「第三文明」といったクズ雑誌を購読し、「聖教
新聞」で毎朝自らを洗脳している、危険人物である。
政府はただちに、創価学会に対して破防法を適用し、片っ端から逮捕・拘束し
なければならない。
創価野郎は、君のすぐ隣で、陰謀をたくらんでいる。クラヲタの姿を借りて君
を折仏しようとする。
連中に加担する者は、すべて地獄に送られるだろう。そして池田インチキ仏教
徒とともに、異教徒の手によって火あぶりに処せられることであろう。

クラヲタ=必死よ、お前ら創価野郎は、かまわず死んで貰うぜ!
あははははははは。
336名無しの笛の踊り:02/12/05 14:17 ID:???


20年ほど前、二レジハージというハンガリー出身のリスト弾きが話題になりました。確か1904年生まれで、17歳でカーネギーホールにデビューしました。
その後50年もの間アメリカのスラム街でピアノのない生活を送り、70歳にして病気の奥様の治療代を得るために教会で小さいコンサートを開きました。
そのときカットテープに録音されたリストの2つの伝説がレコード化され、「19世紀のピアニストがタイムカプセルに乗って現れた」と話題になりました。
地獄を這うような重低音とスローテンポで奏でられる美しいメロディー、かなり癖があるので賛否分かれるとは思いますが、私はこの音でリストの虜になりました。
その後も地味な活動でしたが、日本でも数回演奏会を開きました。
リストの「バラード2番」、「別れ」、「ハンガリー狂詩曲3番」、「エステ荘の糸杉に」、「オラトリオ:キリスト;羊飼いの音楽」、「ものみな涙あり」、ワーグナーの「リエンツェとローエングリーンより」など、
一般的にはマイナーな作品を演奏していましたが、現代のピアニストからは到底聞くことのできない味わい深い音でした。
あはは。
337名無しの笛の踊り:02/12/05 15:29 ID:AKhEQjvq
>>336
この投稿は、「リスト」のところから誰かが勝手にコピーしたもの。「あはは」は付け足したもの。
あっちこっちに貼り付けて、もう勘弁してください。ご迷惑お掛けしています(オリジナル投稿者)。
338名無しの笛の踊り:02/12/05 15:36 ID:???


英のローエンフェルトが考案した世界技法を、ユング派のカルフが分析心理学の象徴の
理論を適用し、治療法として確立した。日本には河合隼雄が紹介した。
具体的には、72cm×57cm×7cmの箱(内側は青色に塗られている)に、1〜2cmの砂が
入っている物に、種々の玩具(ミニチュア・人・動物・乗り物・建築物・植物)などを使って
治療者の前で、思いのままに箱庭を作ってもらう。その中でもクライエントとセラピストの
人間関係が大切で、カルフは母子一体感と表現している。クライエントの自己治癒能力が
活性化され、箱庭には自己の内界が表現される。
『枠・砂・水・欠如・布置・柵』が重要なキーワードとなる。
空間配置による定義的な分析も可能だが、その解釈は決して一義的でなく、治療的に
用いることが望ましいであろう。
あははははははは。
339名無しの笛の踊り:02/12/06 16:26 ID:???
グバイドゥーリナのイヤン・バヤン作品注文したらすぐ入ってきた。
NAXOSは犬ぞりではなかったようだ。

まだ一部しか聴いてないけど、口当たりの悪い音楽だ。
340名無しの笛の踊り:02/12/06 18:41 ID:???
あの〜、皆さんとってもセンスのあるレスをつけてらっしゃるようで、素敵なんですが、
エストニア物以外はどういう作曲家を聞いておられる方々なんでしょう・・
クセナキスとかはお嫌いですか?
341名無しの笛の踊り:02/12/06 18:44 ID:???
このスレとクセナキスはなんの関係もない。
スレタイみろ
バカシネアホマヌケ
342名無しの笛の踊り:02/12/06 18:48 ID:???
トーヘンボクのオタンコナス、ドテカボチャ!
343名無しの笛の踊り:02/12/06 19:56 ID:???
罵り合いは止めれ!アラシが寄ってくるぞ。
344:02/12/06 19:58 ID:???
寄ってきたよ。
345名無しの笛の踊り:02/12/06 21:32 ID:???
>>341
タイトルからしてハチャメチャなんだから、まあいいではないか。
クセナキスならエーゲ海かな??
私はクセナキス好きですよ。
346名無しの笛の踊り:02/12/06 22:18 ID:???
スレタイが「エーゲ海の作曲家を聴こう」ならば
クセナキス以外にこれという作曲家いるかな?

黒海、カスピ海あたりの作曲家はこのスレに出ているようだが。
347名無しの笛の踊リーヌ:02/12/07 01:57 ID:+7J+D0Jg
>>340
  バルトの作曲家や北欧の作曲家。
クセナキス含めて現代音楽好きだよ (^_^)
348名無しの笛の踊リーヌ:02/12/07 01:59 ID:+7J+D0Jg
  エストニアと言うと、皆さん
スメラは、どうですか?

  小生、彼のシンフォニーやPf協好きっす。
349名無しの笛の踊り:02/12/07 03:59 ID:???
>>346
テオドラキス
カロミリス
スカルコッタス
350名無しの笛の踊り:02/12/07 05:25 ID:???
>>349
名前は聞いたことがある人もいるけど音楽は全然知らない。
このあたりの人はみんなXXXイスで終わっているのかな?
351名無しの笛の踊り:02/12/07 06:32 ID:???
とんでもなイス
スケベイス
ディープキス
352名無しの笛の踊り:02/12/07 11:50 ID:???
チンコキス
マンコキス
チクビナメキス
アナルキス
353名無しの笛の踊り:02/12/08 15:11 ID:???
メンテしないといけなイス
354名無しの笛の踊り:02/12/08 16:05 ID:???
>>331
亀レスですが
注文したのはアリアです。三枚のうち一枚は半年に一度くらい入るかもしれないと言うことでした。
残りの二枚はそろそろくるかなと思って、楽しみにしてるんですけどね。早くこないかな。
355名無しの笛の踊り:02/12/10 11:48 ID:???
メンテsage
356名無しの笛の踊り:02/12/11 07:36 ID:???
グバイドゥーリナのヴィオラ協奏曲初聴き記念age
357岡田克彦 ◆ikGay75MZI :02/12/11 12:55 ID:???


それはそうと、2チャンのひろゆきは、中央大学の文学部で心理学勉強
してたとか、ぼくは、早稲田大学政経学部経済学科の卒業ですけど、
中大の文学部ねぇ、よっぽど勉強できなかったんだね。
ま、そのひろゆきがやってんだから、2チャンは低学歴のバカの集まりに
違いないですね。納得できました。ハハハハハ・・・。
358名無しの笛の踊り:02/12/13 01:03 ID:???
ECMのペルト新譜は正直いまいちだった。
テ・デウム&ベルリンミサ辺りまでは素直に楽しめたのだが。
359名無しの笛の踊り:02/12/13 09:10 ID:Fuvn90XP
70年代後半以降のペルトなんて、金太郎飴みたいなものじゃない?
私はECMの最初の2枚だけでやめちゃった。
360名無しの笛の踊り:02/12/13 09:53 ID:???
逆に70年代前半以前で聴くべき曲はあるの?知ってたら教えて。
361名無しの笛の踊り:02/12/13 10:41 ID:Fuvn90XP
ごめんなさい。寡聞にして知らず。大体当時はそんなレコード出てなかったし。
362名無しの笛の踊り:02/12/15 01:55 ID:???
>>360
ない
363名無しの笛の踊り:02/12/16 03:52 ID:???
保守しておきます
364名無しの笛の踊り:02/12/17 17:54 ID:???
シュニトケの「コンチェルトグロッソ一番」ってタンゴなんですか?
365名無しの笛の踊り:02/12/19 23:53 ID:???
>>364
全部タンゴじゃないよ。
366名無しの笛の踊り:02/12/21 00:28 ID:lbQPuxXp
保守
367名無しの笛の踊り:02/12/21 09:27 ID:GEMiV3ry
>>364
シュニトケのコンチェルト・グロッソ1番でタンゴが出てくるのは
曲の最後に近い部分。
このタンゴ、シュニトケが音楽を担当した映画(タイトルも
ストーリーも忘れてしもたよ)のビデオを昔借りて見てたら
突然流れてきて、ビクーリしたことがあるよ。
作曲はどちらが先だったのだろう?
368:02/12/22 12:02 ID:???
今日は冬至だよね。バルト海はもう凍結しちゃっただろうか?
このスレの会話も随分保守ageが目立つようになって、もうそろそろかな。
まあ、これだけ充実した話が出来たんだからもういいかな。とりあえず今日のところは上にいてもらおう。
369名無しの笛の踊り



岡田克彦氏の作曲作品を語るスレッドを楽器・作曲板の下記URLに立てました。
ご興味のある方はどうぞお越し下さい。
http://music.2ch.net/test/read.cgi/compose/1040567216/l50