1 :
La Cenerentola:
今まで「セビリアの理髪師」しか聞いたことなかったのだけど、思い立って
「チェネレントラ(シンデレラ)」のDVD(バルトリのヤツね)を見てすっかり
はまってしまいました。音楽があたたかいし、聞いていてとても楽しい。
みなさんにとってのロッシーニの魅力を、大いに語って下さい。
2ゲト
そのDVDほしい・・・
3 :
名無しの笛の踊り:02/08/14 22:45 ID:bIzOWGDR
テル
4 :
名無しの笛の踊り:02/08/14 22:45 ID:uSfTmFO4
晩年の作、大好き。
小ミサソレムニス最高!!
5 :
La Cenerentola:02/08/14 22:50 ID:kwvKhL/l
スレと直接関係ないですけど、ラウル・ヒメネスっていいですね。
マッテウッツィが好きなのだけど、ヒメネスの気品のある声に、
すっかり魅了されてしまいました。バルトリの「チェネレントラ」の
CD、バルトリとヒメネスで録音してくれたらもっと素敵なのにな、
と思いました。
(マッテウッツィが好きな人、ごめんなさい)
ブリテンやショスタコがその作品の中でロッシーニの旋律を使ってることを考えれば、
ロッシーニが後世に与えた影響というものが、いかに大きいかがわかる。
ロッシーニこそ、真に偉大な作曲家だ!!!
小坊の頃、序曲ばかり聴いてた。だって運動会で「ウィリアム・テル」流すんだもん(v
「セビリアの理髪師」「アルジェのイタリア女」「ブルスキーノ氏」「タンクレディ」etc…
みんな大好きさ!
「タンクレディ」って、石油タンクのようにゴツイ女のことですか?
ウチにあるCDの中のロッシーニで一番多いのは、
チェロとコントラバスの二重奏
10種類以上あるよ。
「どろぼうかささぎ」序曲好き!
>>10 それって泥棒が傘差して詐欺行為するって話ですか?
チェネレントラならアバド/ポネルの映像もゼヒゼヒみてほしいです。
シュターデ・アライサの主役はもちろん、モンタルソロ・デズデーリ・プリシュカのバス3人組も二人の姉も芸達者&アンサンブル最高!ポネル天才!
もちろん1も楽しいしバルトリの歌はすごいし、大好きなダーラも頑張ってるんだけれど、アバドを聞いた後だともたもた感じてしまう。
ウチのはLDだけど、DVD出てないのかな・・・・
>>2 ぜひ、見てみてください。DECCAから出ています(もちろん、日本語字幕版も)。
ダーラの底抜けに楽しい演技と歌、コルベッリのおどけた表情とそれに似合わない
立派な歌、嫌な女性(姉妹)の役なのに美しい声のヌーブとグローヴ。
でもやっぱり、バルトリとヒメネスが素晴らしいです。
1幕で、王子とシンデレラが出会う場面で、二人がお互いの旋律に寄り添うように
歌うところは、二人の歌の上手さと美しさに、本当にうっとりします。フィナーレ
のバルトリのフィオリトーラは、圧巻です。
それに、特にヒメネスの演技が素晴らしいです。たとえば、1幕の終わりで、王子と
シンデレラが見つめあう場面で、目が合う瞬間の、目の輝きと口を微妙に開いた感動
した表情(うまく表現できませんが、大好きな人の美しさに、驚きと喜びと感動と
賛美がまざった感じでしょうか)に、陶酔してしまいました(実際の舞台では、気づ
かないものかもしれませんけどね)。
書けば書くほど、本物と離れてしまうようで口惜しいのですが、ぜひ見てください。
長文でごめんなさい。
14 :
La Cenerentola:02/08/14 23:53 ID:kwvKhL/l
>>12 そんな映像があるんですね。
自分も、バルトリ以外のDVDを探してみたのですが、発見できませんでした。
アン・マレイがシンデレラを演じた舞台のDVDがあるそうなのですが、
region codeの関係で、日本製のDVDでは見れないそうです。
もし見つけたら、ぜひ見てみたいと思います。情報、ありがとう。
ポネルの演出なら、きっと気品のある舞台なんでしょうね。
最強のロッシーニ・テノールは誰だ?
ヒメネスもやるなぁと思ったが、俺はやっぱりアルヴァが好き。
17 :
名無しの笛の踊り:02/08/15 06:21 ID:X5GiTADD
>>12 終幕でシルエットになってのアンサンブル映像が秀逸。
が、日本人顔ではこの演出はやれんなと思った。
>>17 あはは、確かに。あのシーン、何度見てもすごいよねぇ。
ワタクシ的には、偽王子登場のシーンがNo1。ときどきLD取り出してはここだけ見てます。この映像は偽王子役のデズデーリがともかくスバラシイ。
19 :
名無しの笛の踊り:02/08/15 10:16 ID:B/ax3rz/
ロッシーニのレシピ、さいこぉーーーー
>>16 禿胴! テノールはアルヴァ、指揮はグイ
ロッシーニの料理ってマズーって聞いたけど、どうなの?
「コリントの包囲」激薦なのだ。
古いシッパース盤、CDになってるかな。シルスのパミーラが素敵っ!
全盛のころのオペラもいいけど晩年の「老いの過ち」もカワイイ小品がいっぱいでGOOD!
23 :
名無しの笛の踊り:02/08/15 22:32 ID:DeEgdlUZ
青裏盤ですが、アバド/スカラ座の「セビリアの理髪師」最高!!
アライサ、ヌッチ、テッラーニ、ダーラ等歌手も揃っているし
ライブの熱気と、何よりアバド/スカラ座が素晴らしい。
1981年9月の来日公演ライブです。
有名曲しか聴きませんが、最近買ったセヴィリアの56年録音のエレーデ盤にはびっくり。
フィガロ:バスティアニーニ バリバリ全開、歴戦の英雄のようなフィガロ。床屋って嘘だろ?でも歌は立派だあ。
ロジーナ:シミオナート 女王のように尊大なロジーナ。コロラチューラ回ってませんよ・・・・
バジリオ:シエピ 魔王のような音楽教師。こわいよ〜。
バルトロ:コレナ この人だけはまり役。やりすぎだけどうまい。
昔はこんな重量級のオペラだったのかしらん。
定番だけどやっぱりアバド/ポネルの映像のが軽やかで好きです。
25 :
La Cenerentola:02/08/17 09:56 ID:9yQCajpH
今まで、「セビリアの理髪師」と「チェネレントラ」を聞きました。
喜劇だけどちょっと切ない気持ちにもさせてくれるロッシーニの作品っていったら
、次に何を聞いたらいいでしょう?
できたら、日本語訳のあるCDが出ているものがいいのですが…。
>>16 以前は、マッテウッツィだと思っていました。声が美しいので。
ただ最近は、たまに前のめり気味になったり、コロラトゥーラがすべり気味に
なったりして、やんちゃ坊主っぽい声になる(分かりますか?)のが気になって
しまってます。
というわけで、今はラウル・ヒメネスの気品のある声が好きです。舞台映えする
容姿ですし。
カラスの「アルミーダ」全曲盤、素晴らしい・・録音が!
27 :
名無しの笛の踊り:02/08/17 11:54 ID:1KXnv8r7
合唱をやっていてロッシーニの「信仰」「希望」「愛」を歌いました。
すごく綺麗な曲でした。
「愛」のソロパートも歌いたかった・・・。
>>25 「ウィリアム・テル」は?
シャイー盤はパヴァロッティとフレーニがいい。
歌曲集「音楽の夜会」のおすすめCDをご存じありませんか。
BMGのイタリア歌曲集Wに何曲か入ってるんですが、ヒキコモリ後とは思えない素敵な曲なのでもっとよい歌手で聞きたい。
30 :
La Cenerentola:02/08/18 21:30 ID:S2gKOJTc
>>28 ウィリアム・テルを買おうと思ってHMVに行ったのですが、日本語訳のあるCDって
廃盤になっているんですね。日本語訳のあるものは限られていて、「イタリアの
トルコ人」とかぐらいで、今回は思い切りがつかず、結局買いませんでした。
ただ、DVDを見てみたら、輸入版の「泥棒かささぎ」がありました。
それがなんと!、イレアナ・コトルバスがニネッタを演じている舞台のライブ。
可憐で透明な声のコトルバスの声が大好きなのですが、オペラを聞くようになった
のはここ数年で、とっくにコトルバスは引退していて、生の舞台が一度でいいから
見たかったと思っていたので、日本語の字幕もないのに買ってきてしまいました。
泥棒かささぎは、本当に素晴らしいですね。音楽が美しいし、切なくさせてくれる
物語が、本当に素晴らしい。そして、コトルバスさんの素晴らしさ。
ロッシーニって、こんなに素敵な音楽を書いていたんですね。
当面、ロッシーニに、はまったままになりそうです。
今度は、日本語訳があるかどうかに拘らず、聞いてみたいと思います。
31 :
名無しの笛の踊り:02/08/19 08:19 ID:U9ugy83t
知らない歌劇は、日本語訳がないとやっぱきついよねぇ。
オペラなんか全然知らなかったころ、知り合いからボエームのCD借りて聞いたけど、ただただ辛かった。
訳付ビデオで見て話がわかったらやっと音楽を聴く余裕ができたよ。んで大好きになった。
日本語字幕がなくてもビデオ見て何やってるのかわかるもんでしょうか。
33 :
21:02/08/23 13:51 ID:???
>>31さん。情報ありがとう。
25年前発売の中古LP以外に、CDでは、スカラ座の海賊盤しか持っていなかった
ので、是非求めます。
ちなみにこのスカラ海賊、パミーラ役と指揮はLPと同じだが、ネオークルが
M・ホーンで「凄い」の一語。しかしなにしろ音質が貧弱の極みでねぇ。
このスレ、なかなか話題が拡がりませんな。
クラオタはロッシーニに興味ないのかしらん?
>>34 さん。我が国のクラシックの聴き手は「重厚好み」、あるいは
重厚さを好まなければいけない、と思ってる人々が圧倒的多数。
程度の低いヒョーロンカの悪影響をモロに被っている。
ロッシーニの聴き手は我が国では「幸せな少数者(A Happy Few)」のようですな。
少数で盛り上げましょうや。
大昔に大久保のグローブ劇場?使って「オテロ」やったの聴きにいったなあ。
もっとセリア系、見たい聴きたい。
ロッシーニのセリアはもっと上演されてもいい。
「セミラーミデ」にしろ、少し上に出ていた「コリントの包囲」にしろ、
そうそう「オテロ」も最高だ。「モーゼ」もいいぞォ。
「結婚手形」っていうのはデビュー作ですか?
フランシス・トイの書物によれば「Demetrio e Polibio(1808年)」
が処女作となってます。2幕仕立てのセリアです。
CDが出ているかどうかは知らない。
41 :
訂正太郎:02/08/26 19:25 ID:???
>>39>>41 La Cambiale di Matrimonio を直訳すれば「結婚手形」。
だが結婚を約束する手形の意味じゃから「婚約手形」。
まあどちらも正しいのじゃろうて。
ところで10年以上前のヴィオッティ盤のあと、新盤出てるかのォ?
>>42 15のリンク先でみると91年のがあるみたいね。
こやってみると、ダーラのロッシーニの録音てずいぶんあるんだな。
ダーラ好きです。こんど探してみよ。
今年のペーザロROFは日本人も多かったけど、ここにはいないのかな?
>>15のリンク先の棟梁は「まったくの不発」と書いてるけど、漏れ的には満足。
歌手は小粒だったが、「試金石」と「L'equivoco Stravagante」をあの水準で聞けるなんて。
特に「試金石」はピッツィ演出が秀逸。「L'equivoco」の演出もけっこう好きだった。
ヒメネスはかなり老けちゃってたなあ、容姿も声も。
ロッシーニ、2月29日生まれ。
漏れ、それしか知りません。オペラの序曲しか知りません。
皆さん、盛り上げてください。漏れはもっと勉強しますので。