1 :
名無しの笛の踊り:
ややブコツだが音楽への愛情・情熱が伝わってくるピアニスト
昨年のN響アワーでの皇帝もよかったが、ワルトシュタインの壮絶な演奏も特筆事項
先日没後10年盤が出ました
奥さんはアドルフ・ブッシュの娘です
息子さんは、やはりピアニストのピーター・ゼルキンです
それでは書きこみ、よろしくね
2 :
名無しの笛の踊り:02/03/15 23:52
こないだやっと復活した、
ソニーのベト(当初お蔵入りしてたやつ)は素晴らしい。
3 :
名無しの笛の踊り:02/03/15 23:55
お!同志よ!
最後の3つなんてグラモフォンのよりいいですよね。
4 :
名無しの笛の踊り:02/03/15 23:57
>3
え、そうなの?
グラモフォンはよかったので
期待します。
あ、好みの問題でもあるけどね。
6 :
名無しの笛の踊り:02/03/16 00:04
つーか、ソニーには11番と28番の録音もあったはず。
それも復活させろやゴルァ
7 :
名無しの笛の踊り:02/03/16 09:31
何と言ってもディアベリでしょう。
8 :
名無しの笛の踊り:02/03/16 09:54
歯医者みたいだね。
9 :
名無しの笛の踊り:02/03/16 09:56
見た目のこと?
中学生の時、友人に「ゼルキンは自分の回らない指をソーセージに例えていた」
といったら、からかわれていまいました。
ところでゼルキンのレーガーはどうですか?
11 :
名無しの笛の踊り:02/03/16 10:02
歯医者は女医さんじゃないと厭だ。
一度親知らずを抜く時に胸をグイグイ押し付けられてから病み付きになったぞ。
12 :
名無しの笛の踊り:02/03/16 10:07
眼鏡とって楽譜みてるジャケットがあったな。
13 :
名無しの笛の踊り:02/03/16 12:29
14 :
名無しの笛の踊り:02/03/16 16:01
>>10 あの重厚長大な曲を、80歳を過ぎた老ゼルキンは立派に弾き通していますよ。
音楽へのひたむきな情熱をお持ちのこの方には、頭が下がる思いです。
15 :
名無しの笛の踊り:02/03/16 16:13
去年、SONYが出した10枚のCDは名演ぞろい。
協奏曲だとブラームスの1番とベートーベンの4番。
ソナタならベートーベンの30、31、32番。
シューベルトの即興曲と鱒。
あと、カーネギーホールライブは、シューベルトが涙なしには聴けない名演。
R.ゼルキン単独スレじゃあ、早晩倉庫逝きでしょう。合掌。
17 :
名無しの笛の踊り:02/03/16 21:46
ますはよかったなあ。
ゼルキンとその仲間たちの Heart warming な演奏
今、ゼルキン/バーンスタイン/ニューヨーク・フィルの
ベト3聴いてる・・・。
いい演奏だなあ・・・・
>>1 死んじゃったピアノ巨匠の話題はホロヴィッツだけでたくさん。
ゼルキンなんて子供の頃から死ぬほど聴いてきた人だし、もう頼むから
勘弁してよって感じ。
ピアニストとしては致命的にメカニックが弱いし、不器用すぎ。
ショパンのプレリュードとか笑える。時期的にポリーニやアルゲリッチと
かぶってるのが信じられない。晩年はベトやシューベルトに絞って正解。
でも同じようなタイプのピアニストだったら、ブレンデルの方がまだいい。
同じようなレパートリーを聴くなら、ゼルキンでマターリするよりも
内田光子の醸し出す緊張感のほうがいい。
20 :
名無しの笛の踊り:02/03/16 22:48
ブレンデルも内田もいいと思うが、そっちの方がゼルキンよりいい
と敢えて強調してゼルキンを貶す気持ちがさっぱりわからない。
むじろブレンデルや内田しか知らずにこれまで感動できなかった
人にゼルキンをすすめたい。格別の味わいがあり価値が高い。
21 :
名無しの笛の踊り:02/03/16 22:59
ゼルキンとブレンデルを同じタイプと括るあたりが面白い。
>>19さんは物事を分類する棚がシンプルなんですね。w
22 :
名無しの笛の踊り:02/03/16 23:06
きっと、ブレンデルや内田やポリーニやアルゲリッチだって、
ゼルキンを貶すために自分が持ち出されたっていい気持ちはしないのでは・・・・?
20の言うように、ゼルキンのシューベルトは格別の味わいがある。
ケンプとともに捨てがたい。
そもそも、内田光子女史はR.ゼルキンの『熱情』
を高く評価していることを知っているか?
24 :
名無しの笛の踊り:02/03/16 23:14
>>18 禿しく胴衣。
レコ芸の月評では「弱音が語りかけてこない」「フォルテが暴力的」とか
「ラルゴは思わせぶり」、「リタルダントも芝居じみている」と貶していたが、
おれはそんなふうには思わなかった。
25 :
名無しの笛の踊り:02/03/16 23:17
>>8、
>>9 吉田秀和はなんかのエッセイで「ゼルキンの風貌は猿を思わせる」と書いていたが。
でも、吉田はゼルキンを高く評価しているのは周知の事実。
ひょっとしたら、吉田は20世紀のピアニストの中でゼルキンがいちばん好きだったのかもしれん。
26 :
名無しの笛の踊り:02/03/16 23:21
>>25 その描写には後段がある。「とても知能の高い猿」というのだ。
ゼルキンは同業者のピアニストたちからとても尊敬されていたと思われ。
けれど私は最晩年のベト最後の3つのソナタ(DG)は勘弁だったな。
モツ・コンも同様。全盛期はきっと凄かったんだろう。
27 :
名無しの笛の踊り:02/03/16 23:27
>>26 俺も、ゼルキンのベートーベン30〜32番はDG盤よりもSONY盤のほうが、
もっと音楽の芯がしっかりしているように思われる。まあ、好みの問題だが。
モツ・コンは結構好き。特に27番。
28 :
名無しの笛の踊り:02/03/16 23:31
漏れも、ベト後期ソナタに関してはソニーのが好きだ。
DGのは、いくらなんでもヨタヨタし過ぎだと思うのだが。
29 :
名無しの笛の踊り:02/03/16 23:41
ゼルキンのブラームスの協奏曲は1番のほうが世評が高いが、
おれは2番のほうがもっとできがいいように思う。
1番は、ちょっと、ゼルキンの音楽の運び方が劇的過ぎるように思うが。
他の人の意見は??
30 :
名無しの笛の踊り:02/03/16 23:47
>>29 あの曲で「劇的過ぎる」っつーこともないように感じる。
単に曲自体の好みかもね。
オレは1番2楽章のピアノには打たれるよ、やっぱり。
31 :
名無しの笛の踊り:02/03/16 23:48
2番の2楽章のトリオで、オケがまずやるけどその後に
ソロがでてくる時ためらわず強めにうちこんでくるのが
すごくいい。
>>30 おれの場合、1番はカーゾンとセルの「室内楽的」なイメージが強すぎから、
ゼルキンが「劇的過ぎる」と感じるのかも。
ただ、あの演奏ではセルとゼルキンの意見が合わず、最後はセルがゼルキンに妥協したが、
それが原因で二人の仲が決裂したと聞いたが、実際はどうなのか?
>>32 なろほどね。それは分かるな。セルはカーゾンマンセーだったし。
実際がどうだったかは知らないけど、お互いブラームスとなれば譲れないところは
あっただろうな。でもセルとはモノラルでの旧録もあったのに。オーマンディ盤は
どうなのかな? どうも名前で敬遠して(W)聴いてないんだ。
>>33 たしかに、セルがブラームスの1番で共演したピアニストは、まずはシュナーベル、
そのあと愛弟子のカーゾンとフライシャーだから、ゼルキンとは芸風が違う。
だから意見が対立してもしかたないかも。
オーマンディとの協演盤はおれもきいたことない。ただ、モーツァルトの27番は悪くはなかった。
35 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 00:17
ベト30〜32は、どちらも捨てがたい演奏だと思うよ。
グラモフォンはライヴの白熱感があるし、80台半ばにしてゼルキン節健在って感じ。
ソニーの方は、内面的って言うか大人っぽい深みのある演奏に聞こえたよ
>>26、
>>28、
>>35 結局は好みの問題?
あれの好みはSONY盤。
でも、89年ごろにワシントンでのベートーベンライブをきいた人によると
テクニックの衰えはあったけれど、ピアノを弾いてる姿に後光がさしていたとか。
一度ナマでききたかったよん。
37 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 00:36
でもお蔵入りはゼルキンの意思でしょう? >SONY盤
何が気に入らなかったんだか知らんが、本人はDG盤の方が優れていると考えていた
ことになるね。オレはLDで見た時に、その率直さと気迫には引き込まれたな。
申し訳ない! いまゼルキンのディスクはフィリップスの「20世紀のピアニスト」
のやつしか持ってないんだ。収録曲は「熱情」(36年),モツ・コン12(38年),
あとアバドとのモツ・コン4曲。久しぶりに聴いてみよう・・・
39 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 00:39
その話になると思った。
ルドルフがソニーのスタッフにこればベートーベンの音ではない
とだけしか言わなかったという逸話をきくがそれがこのあたりの
録音のことなのだろうか。
本人が何を気にいらなかったのかには興味があるが、本人の意志
に反してやはりソニー盤の方が格段に緊張感もあるしいい演奏だと
思う。
>>37 DG盤も名演だと思う(テクニックの衰えは感じるが)。
ただ、好みとしてはSONY盤。
>>39 そのとおり。ゼルキンの意思に反して、聴き手には素晴らしい演奏に聞こえる。
ゼルキン本人がなぜ気に食わなかったのかがよく分からんが。
>>38 晩年のモツコン。あれはゼルキンが後世に宛てて出した「遺言」のような気がする。
では「格段に」は撤回しておこう。(笑
42 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 00:55
「なぜSONYに録音したほうが気に食わんのだ!」と
天国にいるゼルキンを小一時間問い詰めたい気がする(藁
43 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 01:08
ジャケットには、インタヴューによるポリーニの好きな演奏家は
ルドルフ・ゼルキンだと書いてあるよ。
なんか意外だなあ・・・
44 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 01:10
ゼルキンも75歳記念ライブあたりで一区切りで、
小澤とのベト協以降はまた別のステージって気がするから、
SONY盤とDG盤は比べるものでもないのかもね。
45 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 01:11
それは完全に納得できる。ポリーニはケンプも尊敬しているらしい。
46 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 01:14
まあこれからはケンプとゼルキンの時代だね。 (W
アムラン聴けばみんなそう思うんじゃないの?
47 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 01:16
アムラン?
はなっからきかないが何か?(W
48 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 01:20
>>44 私はゼルキンについてこう考えています。
第1期(1930年代から50年代)
ちょうど、ブッシュと共演してた頃。端正で誠実な音楽づくりだけれど、
ちょっとこじんまりしすぎ。
第2期(1960年代から70年代)
音楽の構成やバランスをじっくり考える一方で、感情豊かで起伏があり
激しく劇的な表情をつける。
第3期(1980年代)
誠実一途に歩んだ果てに掴んだ、清らかな祈りの境地。
49 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 01:25
>>48 そのキャリア自体がベト30番っぽいね。 (W
50年代はもっといろいろあると思うけど、聴ける演奏が少ないんだよなあ。
50 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 01:31
ベトねえ。
2chだからだろうけどそれにしても「ベト」というような省略の仕方
するデリカシーのないやつが30番がわかるんだろか?
ゼルキンの3期を30番に喩えるのはおもいきり見当はずれな感じがする。
>>49 R.ゼルキン=「ベト30番」説。
なるほど!!
あと、ゼルキンの「ディアベッリ変奏曲」を聴いたことある人いますか?
どんな感じの演奏なのか知りたい。
52 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 01:40
>>50に敬意を払って、これからはLudwig van Beethovenと表記する
ことにするよ。w
53 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 01:43
30番てのも省略じゃねーのか? おかしなこと書いてる春厨がいるな。
54 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 01:43
>>52 まあまあ、マターリといきましょうや。
ゼルキンスレは荒らしたくないYO。
55 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 01:43
私の40年代のお気に入り
・クロイツェル Vnはブッシュ 熱血だわ
・ベトコン4番 withトスカニーニ このお二方にしてはしっとりしてますわ
56 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 01:45
>>55 トスカニーニとのベートーベンはきいたことないなあ。
まだ現役盤であるの?
>>54 ゴメソ。
ところで、小澤氏との協奏曲については、
ここではタブーなんでしょうか?
58 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 01:47
>>53 Klaviersonate Nr.30 E-dur op.109 von Ludwig van Beethoven
↑これでどうか(w
59 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 01:48
>>57 どうも伴奏が苦手です。
ただ音量が大きいだけに聴こえてしまうのですが。
4番の第2楽章とか。
60 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 01:50
>>58 だから、マターリといこうよ。
あの真面目で誠実だったゼルキンについて語り合うんだからさ(^0^)/
61 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 01:50
ゼルキンのベートーヴェンを愛する人が沢山いるみたいで、嬉しい。
ソニー盤の32番が大好きです。第一楽章のゴツゴツとした響きがタマラソ。
31番終楽章は、ゼルキン師の鼻息が聴こえて素敵。
>>50 まあ水は低きに流れるのよ。(W
>>51 出だしのワルツ主題を聴いたとたんに名演と知れるような演奏。
上手く言えないんだけどもう何だか音楽の次元が違うんだよなあ。
単刀直入で率直なんだが、それが即ち思慮深さを意味する。
法外なまでに情熱的だが、それが堅固な構築性と両立する。
ってところでどうすかね?
63 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 01:56
>>6 マジで28番の録音あるんですか?
聴きたい聴きたい聴きたい聴きたい聴きたい(以下略
64 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 01:57
65 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 01:58
>>61 「要するに、彼は感覚的な魅力で、きき手の心をとらえようとはしないのである。
この人は、音楽を、甘くて、香りの高いお菓子にするのを、心して、避けている
といったほうが、いいのだろう。
・・・甘いばかりが、うまいわけではない。この素のままで持ち出された渋さの味わいの
素晴らしさは、私がほかでかつて経験したことがないものだ。」
俺はこの吉田秀和の気持ちがよくわかるよ。
66 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 02:00
>>65 うまく言い当てた文章ですね。
その文章は、吉田氏のどの著書で読めますか?
>>64 モノラルだけどしっかり採れているから下手なステレオより好き。
高音の伸びはないけど、ソリッドなタッチは良く出てると思う。
69 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 02:06
>>66 ゼルキンの「75歳記念カーネギーコンサート」のライナーノーツだよ。
LP時代のヤツを、CDの方にも転載してる。ゼルキンファンならあの文章は読むべし!
もちろん、演奏のほうもきくべし!
>>69 ありがとうございます。
そのCDはまだ持ってないので、
早速買ってみます。
ゼルキンのベートーヴェンといえば、
24番テレーゼも最高ですね。
71 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 02:09
>>56 今まだ売っているか分からんけど、
BVCC-9705(BMG)
だよ
72 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 02:12
ケンプやアラウなんかと比べると、残した録音
の少ない方ですね。ベト全集を是非とも作って
欲しかった。残念でならない。
>>71 情報をありがとう。
でも、けっこうゼルキンファンっているんだね。
しかし、あんな偉大な親父と同じ土俵で勝負しなきゃならないなんて、
息子のピーターも辛いだろうな。
>>73 でも、息子も良い演奏してるよね。
ショパン集の舟歌やバラ3は素晴らしいし、
ベトソナタ集も楽しめた。Op27-2のひそやかな
タッチにはビクーリしたよ。
って、スレ違いでしたね。
75 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 02:22
メカニック面でゼルキンより優れたピアニストなんて
いくらでも挙げられるが、それでも聴きたくなるのは
ゼルキンだ。不思議。
76 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 02:24
俺は、ゼルキンといえばルドルフだったけど、
きちんとピーターも聴いてみようかな。
3年位前にある中古LP通販店のカタログの演奏者欄に
「独奏ゼルキン」と書いてあった。
そして、備考欄には「父親の方」と書いてあったのを見た。
あのときなんだかピーターがかわいそうになったよ。
77 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 02:25
別にメカニックコンテストの審査員じゃないから不思議でも何でもない。
78 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 02:26
>>75 胴囲!
ゼルキンとカーゾンとケンプは、どうしても捨てがたい味がある。
79 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 02:28
コルトォとシュナーベルとフィッシャーにはないのか?
80 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 02:33
>>79 まままままま、そう突っ込みなさるな。マターリマターリ(wwwww
ゼルキンとケンプはいい。しかしカーゾンよりはバックハウスだな。
ハスキルとクラウスとへブラ−もいいで。
しかし不思議な事にラ・ローチャのスレって未だに立ってないよな。
女流では至宝だと思うのだが。
83 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 02:53
ぜるきん、アバドのDGのモーツアルトのピアノ協奏曲集
全曲録音してほしかった。
23番の録音すばらしいです。
84 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 03:02
くまーさん、それなら貴方がラ・ローチャスレをたてなさいよ。
確かに彼女はじっくりと語り合う価値のある人だと思う。
85 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 03:37
>くまーさん、
バックハウスはイイかどうかは別としてもやはり異質でしょう。
ゼルキン、ケンプ、とくればカーゾンかホルショフスキーでわ?
それわまあいいんだがしかし、その女流3人は並べて語るにはレベル違い過ぎだって。 (W
むしろアニーフィッシャーでしょう。ラローチャは良いね。
86 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 04:46
ゼルキンのベートーヴェン全集が無いわけ
月光ソナタを1951年に録音したとき、ゼルキンがあまりにも慎重に
レコーディングしたため、ついにアメリカ・コロンビア始まって以来の
最長時間でのセッションとなってしまい、これを見たコロンビアは、
ゼルキンのソナタ全集を作るのをあきらめたそうだ。
実際にこのペースで全集をレコーディングすると、ゼルキンは3度生まれ
変わらなくてはいけなかったらしい。
ソース:レコード名演奏家全集(音楽之友社)1962年
87 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 09:07
>>86 ジャケットには以下の様に書いてあるよ(同じ内容ですが)
・・・
かつてゼルキンの担当プロデューサーであったトーマス・フロストは、
ゼルキンによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集のレコーディングを実現
させようとして必死の努力を続けたが、その努力は、ゼルキンのあまりの慎重さが
原因になって実を結ぶまでには至らなかった。その実現がもはや不可能である事を
悟ったフロストは、「ゼルキンにもう一度生まれ直してもらわない限りはとても不可能だ」
と自分の実感をストレートに語っている。
・・・
3回生まれ変わりですか
長いキャリアの割には確かに録音が少ないのよねえ・・・
嗚呼、我らがゼルキン様!
88 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 09:09
ゼルキンパパ萌え〜
89 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 09:19
ゼルキンもカーゾンもレコーディングに慎重すぎたから、
ちょっと損をしてるような気がするのは俺だけ?
ライブの放送音源なんかが残ってるだろうから、
ぜひ発掘して欲しい。
そうすればもっと実力が正当に評価されると思われ。
90 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 09:24
>>89 Ermitageから出ていたライブ盤は素晴らしかったよね。
91 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 09:35
>>90 それは何の曲を演奏してるの?詳細キボーン
ちなみにGOLDEN Melodramの「Robert Schumann」に収録されてる
ピアノ協奏曲のライブはなかなかのもの。
N響アワーで紹介されてた「皇帝」級の名演だと思う。
92 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 10:52
>>91 シューベルト:即興曲作品142-4、バッハ:カプリッチョBWV992、
ベートーヴェン:ソナタ23番、ブラームス:ヘンデルヴァリエーションとフーガ、
メンデルスゾーン:序奏とロンドカプリチオーソ
1957年5月、スイス
当日はプログラムの最初に即興曲142-2が演奏されたそうです。
録音状態はとても良く、ゼルキンの澄んだ響きと高らかなペダル音が楽しめます。
現在はAuraからどうせ1000円もしないような値段で出ていると思うのですが、
もしこの内容を知っていたら、僕はきっと1万円でも喜んで買いますよ。(W
93 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 12:11
>>90.92
最近集中してピアノ演奏聞き出したんですが、ディアベリやカーネギーライブ、
あとメンデルスゾーンのコンチェルト辺りは聞きました。
やっぱテクだけじゃないですね。
正規録音以外のライブでもいいので「これは!」というもの、ほかにあります?
94 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 12:39
Ermitage盤、いいですよね。
このシリーズでジョージ・セル盤ももっているのですが、テープの保存状態が
良かったのでしょうかねえ。いろんな曲が入っていて、これ1枚で何度もおいしい、というかんじ
最後のメンデルスゾーン、序奏とロンドカプリチオーソのロンドは
けっこー技巧的で、ゼルキン、やる〜って感じ
ペダルのバタバタ(ドンドン)音はノイズって言うよりは
もはやこの人の音楽の一部だよね
95 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 13:10
このErmitageの録音場所のLuganoというのはスイスの地名だったんですか
イタリア語で書いているので、てっきりイタリアの地名だと思ってました
ああ短絡
96 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 13:20
Ermitageはスイスイタリア語放送局の音源ですよね。
このシリーズ好きで結構持っていますが、外れは少ないと思います。
ピアノではワイセンベルクとシフラは、まあ、ちょっと・・・だったかな。
97 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 16:13
>>92、
>>94 Ermitage盤の情報サンクス! さっそく買いに走るよ。
それにしても、魅力的で美味しいプログラムだね。
俺の愛聴盤は、カザルスとのベートーベンのチェロソナタ全集。
カザルスの技巧の衰えを補って余りあるのは、ヤッパ、ゼルキンのピアノ。
あれくらい「謹直」という言葉が似合うピアノ演奏はめったにきけない。
98 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 16:48
レーガーの「バッハの主題による変奏曲とフーガ」録音していますよね。
CD、発売されていますか?
99 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 16:50
sageでやれ!!!!!!ドアホ!!!!
100 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 18:10
>>98 されています。というか、されてました。
私の持ってるのはハイドンのソナタ50(60)番とのカップリングの
国内盤。92年のリリース。ジャケの絵が面白いです。
ゼルキンの肖像画の中にレーガーとパパ・ハイドンがいます。
101 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 18:14
>>100 ゼルキンはたしかレーガーを生涯研究していたらしいけれど、
CD化もされてたんだね。どこのレーベル?
あと、「テレマンの主題による変奏曲」は録音してないのかな?
102 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 18:35
>101
ソニーでございます。「テレマン」については、寡聞にして私は存じませぬ。
あしからず。
103 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 18:53
>>96 なるほど、スイスはイタリア語も公用語でしたね。
べんきょーになりました
>>100 あのジャケ絵はそういう図式だったんですね
トレンチコートと帽子をかぶって横向いているのがレーガーで、
池の前でこっち向いて手を挙げているのがハイドンですね
おもしろいっっ!!
104 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 19:43
今日、ここのスレに刺激されて、
20世紀のピアニストシリーズの「ルドルフ・ゼルキン」買ってきた。
さっそく熱情を聞いたけど、第2楽章で涙デターヨ。
ホント、すごいピアニストだよ。
105 :
名無しの笛の踊り:02/03/18 00:06
とりあえずage
106 :
名無しの笛の踊り:02/03/18 00:44
義理のお父さんとの録音はどうですか?
私はシューマンが好きです。
107 :
名無しの笛の踊り:02/03/18 02:15
シューマン好きという立場からは、僕はRゼルキン(とブッシュ)のシューマンは
あまりにも実直なドイツ流で馴染めません。あまり積極的に取り上げていないのも、
やはりゼルキン自身シューマンの音楽に対して違和感があったからじゃないかと。
シューベルトは文句なしに最高だと思います。
108 :
名無しの笛の踊り:02/03/18 16:55
>107
「(ゼルキンとブッシュの)シューマンは
あまりにも実直なドイツ流でなじめません」
意図するところがちょっとわからない?
もう少し補足していただけたらありがたいのだが。
たとえば貴方のイメージするシューマン像と
ゼルキンがイメージするシューマンとどこがどう違うのだろうか?
109 :
名無しの笛の踊り:02/03/18 21:43
>108
平たく言えば、シューマンにはもっと甘さも必要だってことかな?
相反する要素の間を揺れ動く瞬間に見せる美しさがシューマンの命だと感じていますが、
前世紀の「ドイツ流」の演奏家はこれを(大抵は構築的な要素の方に)重心を置いた表現
として、その「フッとしたところの美」を見逃してしまうように思うワケです。
事実、ゼルキンはシューマンの独奏曲を敬遠していましたが、それは何故だと思います?
110 :
名無しの笛の踊り:02/03/18 22:02
子供の頃に聴いた、ニューヨークフィルとの「皇帝」は忘れられない。
ブラームスはオーマンディ、セル、1番、2番、いずれも最高!!
シューベルトのトリオも2曲とも素晴らしい。
111 :
名無しの笛の踊り:02/03/18 22:14
>>91 シューマンのピアノ協奏曲のCD、詳細きぼ〜ん。
そのゴールデン・・・というレーベル名は初めて聞きましたので。
112 :
名無しの笛の踊り:02/03/18 23:22
シューマンフェチはマザコンで自分の好みに少しでもあわないと
がまんできない癖にそれをさももっともらしい理屈づけしたがる
から手におえない。漏れの周りにもいるんだよ。
いったいどんな演奏すりゃ満足するんだ?
いったいどんな曲なら満足なんだ?
って言いたくなるようなやつがね。
113 :
名無しの笛の踊り:02/03/18 23:26
>>112 そりゃシューマンの曲をホロヴィッツやらケンプやらが弾けば満足でそ。
あぼーん
115 :
名無しの笛の踊り:02/03/18 23:43
>>109 なるほど、よく分かりました。丁寧なレスありがとうございます。
特に、「相反する要素の間を揺れ動く瞬間に見せる美しさ」というのは
シューマンのあの不安定な、たゆたうようなロマンティシズムを
よくとらえてらっしゃるように感じます。
吉田秀和さんも、シューマンのピアノ協奏曲第1楽章の提示部と展開部の間の
アンダンテ・エスプレッシボの部分を、「やや放心した夜の夢想」と言ってますが、
そういう美しさをうまく表現できたのはたとえばリパッティでしょうね。
>>91、
>>111 このCDにはクーベリックやフルニエの演奏も収録されていて、
全部で4枚組みです。
ゼルキンの演奏は109さんがおっしゃる「構築的な要素」に軸足を置いています。
でも、「ふっとしたところの美」にも、十分な心配りをしているように感じられます。
116 :
名無しの笛の踊り:02/03/19 21:36
シューマンコンチェルトの件、情報ありがとうございます。
シューマンはちょっと苦手なのですが、このピアノ協奏曲は結構聴けます。
レコード屋さんで探してみようかと思います
それにしてもゼルキンがシューマンを弾くんですねえ
117 :
名無しの笛の踊り:02/03/19 21:38
ゼルキンのシューマンは、残念ながら、いまいち。
118 :
名無しの笛の踊り:02/03/20 00:21
ゼルキンのベートーヴェンやシューベルト、ブラームス演奏は
皆さん高く評価しておられるようだけれど、
シューマンについては評価が分かれているのですね。
あの構造的にいつも揺らいでいる不安定さのなかに
シューマン独特の美を見る人には、どうも、評判がよくないようで。
このあたりの事情は仕方ないような気がします。
ところで、ゼルキンはリスト作品は録音してないのでしょうか?
それとも彼はリストを敬遠していたのでしょうか?
カーゾンにはすばらしいリスト演奏のレコードがありますが。。。
119 :
名無しの笛の踊り:02/03/20 21:32
ゼルキンは決して派手に技巧を聴かせたり、めちゃくちゃ上手いとは思えないけど、
その音楽は心に残る。
例えば同じベートーヴェンの30番でもポリーニの完璧な演奏は凄いと思うけど、
なんか素通りしていってしまう感じ。
何故、ゼルキン・ケンプ・カーゾンなどを並列して語りたがる?
かなり異なるタイプだと思うんだが。
121 :
名無しの笛の踊り:02/03/20 23:43
最近、既出のERMITAGE盤をよく聴いております。
これは、ソニーやグラモフォン等のメジャー盤にはない魅力があります。
ゼルキンのバッハ、メンデルスゾーンはこれで初めて聴きました。
57年の録音なのにクオリティへの不満はほとんど無いと感じます。
今もこれらを聴きながら打っています。
素晴らしい音楽を、ありがとう
122 :
名無しの笛の踊り:02/03/21 00:22
>>120 ゼルキン、ケンプ、カーゾンは確かにタイプは異なりますが、
シューベルトのピアノ作品演奏にそれぞれの持ち味を生かすことができて、
しかもそれが極めて高い完成度を誇っているという点で共通しているように思われます。
(ゼルキン・カーネギーライブのシューベルト・ピアノソナタ第21番をききながら)
123 :
名無しの笛の踊り:02/03/21 12:33
ゼルキンのベートーヴェン30番聴いていたら刺激されて、
今自分でも楽譜見ながらちょろちょろ弾いている次第。
いい曲です
124 :
名無しの笛の踊り:02/03/22 19:51 ID:RTR/7JD6
>>92 ゼルキンのエルミタージュ盤。
アリアCDのインフォメーション見てたら、
ちゃんとAURAから出ていました。
さっそく、チェック!
125 :
名無しの笛の踊り:02/03/23 23:20 ID:4CXvKFg6
エルミタージュのメンデルスゾーンはすごいね
ゼルキンがノリに乗っている感じだし、聴衆の反応もすごい
126 :
名無しの笛の踊り:02/03/23 23:32 ID:AJHTSFp6
今日、ゼルキンの弾く「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」
を聴きました。
ゼルキンよりもうまく指の回るピアニストはいくらでもいるだろうけれど、
でもこれはやっぱりすごい。
聴いているうちに、ピアノの前に、というよりもブラームスの魂の前で
謙虚に真摯に祈りを捧げているゼルキンの誠実な姿勢が目に浮かんできます。
127 :
名無しの笛の踊り:02/03/23 23:35 ID:4CXvKFg6
>>126 あの演奏、最後はかなりミスタッチ多いけど、とにかく音楽を突き進めていく
ゼルキンの気迫は凄いものがある
128 :
26=38:02/03/24 02:14 ID:szRqLE/.
>>40 >晩年のモツコン。あれはゼルキンが後世に宛てて出した「遺言」のような気がする。
>>83 >23番の録音すばらしいです。
まだゼルキンのモツコン数枚手に入るらしい。21+23というのを買ってみようかな。
(昔LPで持っていて聴いたはずだが忘れた。)いまフィリップスのコンピレーションで
12番聴いているんだけど何とも澄み切った音色だね。
129 :
名無しの笛の踊り:02/03/24 10:32 ID:nSzoupbE
この間CBSから出た、ベートーヴェン
幻想ソナタ
よかったよ〜
ゼルキンの温かみのようなものがこの曲にぴったりマッチしていたように感じたよ
ほのぼの系か
130 :
名無しの笛の踊り:02/03/24 10:42 ID:CI3zlBzw
うむ、同感。
131 :
名無しの笛の踊り:02/03/25 21:40 ID:YT3VR.d.
>>70 テレーゼ、たしかにいいでやんす
既出の幻想もそうだけど、ゼルキンって不器用で頑固な男とロマンスあふれる乙女を
両方上手く演じる事の出来るピアニストに思った
132 :
名無しの笛の踊り:02/03/25 22:40 ID:LGRrI07k
ゼルキンは、ピアノの音色だけでなく、
ペダルのバタンバタンと言う音や、
「ううう〜」という独特のうなり声も含めて、
音楽にマッチしていると思ってしまう。
ゼルキンのベトのP−コン、最高!
134 :
名無しの笛の踊り:02/03/26 23:44 ID:7TVISOxQ
>>133 ゼルキンは何回か録音していると思うけど、133のお気に入りはどれ?
音楽って不思議だね。漏れはゼルキン師と会ったことも話したことも
勿論ないし、生で演奏聴いたことすらない。それなのに、大学生の頃
はじめて彼の『ハンマークラヴィーア』を聴いたとき、とても誠実な
印象を受けたよ。音から人柄が伝わるのかねぇ・・・。
136 :
広報:02/03/27 22:22 ID:???
>>135 音楽に触れた瞬間に弾き手の人柄が垣間見える
まさにそれがゼルキンの魅力といえよう
137 :
名無しの笛の踊り:02/03/28 00:18 ID:S6QmEt6Q
>>136 「いえよう」はヤメレ!!
・・・・という言い方は、R.ゼルキンのスレにはふさわしくないかな?
「いえよう」はやめたほうがいいんじゃないかしら?
・・・・と吉田秀和風に言ったほうがいいかな?
ゼルキンのモーツァルトのP−コンもいいねえ。
20番が特によかった。
たしかに、このピアニストが奏でる音楽は、純粋な音楽だけでなくそれ以上に
彼自身の人柄をも滲み出させている感じがする。
140 :
名無しの笛の踊り:02/03/28 23:42 ID:DjTrsaQY
ゼルキンのベートーベンやシューベルトの演奏を聴いていると、
「個性を表現する」というよりも「個性がにじみ出るような演奏」
と言いたくなる時がある。
たとえば、ベートーベンのワルトシュタインソナタとか、
シューベルトの第21番とか即興曲とか。
モーツァルトのピアノ協奏曲だと第27番がいい!
セルとのモツコン20番は良い緊張感が流れているよ
晩年のアバドとの共演はこれまた薫り高き名演だし
今日久々にドキュメンタリーOZAWAを観ました。ベトコン2番の共演でゼルキン様が。
楽屋での打ち合わせ風景など、氏の立ち姿を見ているととても80越えているとは思えないかっこ良さ。
演奏後、スクッと立ちあがる様子からも彼の肉体・精神の素晴らしさを感じました。
小澤とのジョークを交えた会話も楽しかったです。
やはりゼルキンの演奏は生で見たかった・・・
143 :
名無しの笛の踊り:02/03/30 17:35 ID:PVEFKmxQ
アバドとのモーツァルトP協は、時々、指がもたついていたりするけれど、
優しさというか、慈しみというか、本当に味わがある思う。
OZAWAか・・・・・懐かしい
ダンディなゼルキンと何ともお茶目なゼルキンを見れて俺は幸せだったよ!
145 :
名無しの笛の踊り:02/03/30 22:46 ID:Ul7V8lpA
>>142 しまった、見逃した!!
それにしても、ゼルキンはほんとうにナマで聴きたかった。
ゼルキンのコンサートに行ったことがある人の感想をききたい。
どんな感じだったのだろう。
ゼルキン人気高し!
147 :
142:02/03/30 23:17 ID:???
>>145 あ、ごめん誤解させちゃったね
これは15年以上も前にNHKで放送されたのを録画したやつを見たのです
当時は確かソニーからLDが出ていたような
私もゼルキンの生演奏に接した方々のお話を聞きたいですっっ!!
148 :
145:02/03/30 23:36 ID:Ul7V8lpA
>>147 なるほど。
ではSONYに告ぐ! すぐさまDVDとして発売せよ!!
ついでに。。。
義父ブッシュとのスプリングソナタも好きなんだよね。
今夜はこれをききながら寝ます。
>>148 ブッシュとのスプリングは、CBSかEMI音源なのでしょうか?
レコード番号教えていただければ幸いです
ちなみに私はクロイツェルを持っています
私の愛聴盤のひとつです
突然ですが、そう言えばゼルキンはマールボロ音楽祭などで、
藤原由紀乃を高く買っていたことを思い出しました。
漏れもOZAWA DVD化
激しくきぼ〜ん!!
153 :
145=148:02/03/31 15:09 ID:Nm29u.qA
>>149 いま手元にあるCDは、EMIの音源です。
ちなみに収録曲とCD番号は次のとおり。
Adolf Busch(Strings、QT99-310)
バッハ・バイオリンソナタ第2番
ベートーベン・バイオリンソナタ第5番
ブラームス・バイオリンソナタ第2番
>>153 情報、どうもです〜
バッハのヴァイオリンソナタというのはまだ聴いたことないです
この曲の試聴がてらお店を探してみる事としましょう
昨日寝るときベト3大ソナタ聴きました。
やっぱりこの肉薄する熱き物はなかなかよそでは感じ取る事の出来ないものですな。
没後10年盤のワルトシュタインは思ったより大人しかったですね。
後10年早く収録されていれば、3大ソナタ級の熱き名演になっていたかも
N響アワーで放映した60年代の来日爆演を見てしまうと、どうしても・・・
157 :
名無しの笛の踊り:02/04/01 23:05 ID:Xf9uqw2c
ゼルキンのモーツァルト・ピアノ協奏曲第22番について、
カザルスとの協演盤とアバドの協演盤を比較して、
福島章恭がこんなことを書いていた。
「若きゼルキンは、カザルスのように火の玉となって燃え上がるのではなく、
実に淡々とスコアを音にしていく様に味がある。」
「アバドを聴くと、なんと呑気な指揮者なのかと、思わずにいられない。
・・・・しかしゼルキンの円熟は本物だ。・・・・自らの芸の深まりと反比例するように、
年々本物の共演者を失っていったところにゼルキンの悲劇があろう。」
(福島章恭「モーツァルトをCDで究める」79頁、毎日新聞社刊)
なるほど、そうかもしれん。
しかし、福島よ、偉そうなゴタクをほざく前に
「ピアノ協奏曲第22番“編”ホ長調K482」(78頁)
という誤植だけは早く直せ!
158 :
名無しの笛の踊り:02/04/02 20:41 ID:/7xJLWdQ
N強のワルトシュタインは、たしか一部紛失したか何かで全部残ってないという話を
聞いた覚えがある。
テープの発見を切に願う
159 :
名無しの笛の踊り:02/04/02 21:23 ID:6l3hK8es
>>158 第1楽章の部分がそっくり欠落しているらしい。
おそらく復元や再発見は無理と思われ。
お宝映像なのにもったいない。
録画は残ってなくても、録音だけでも残してもらいたかった。
160 :
名無しの笛の踊り:02/04/03 21:28 ID:NPHB9kBo
協奏曲においては、やはりバックのオケや指揮者のアクがあんまり強いのもどうかと。
その点、アバドは分別があるというか、分をわきまえる位のセンスは持ち合わせて
いそうだし、実際演奏を聞いてみても大きな不満はないわな
その評論家ももう少し適当な表現は見つけられなかったのかねえ
161 :
128:02/04/03 21:36 ID:eXDF0cnw
>>160 21・23番のCDを聴き直してから感想を言いたいがLSOの(特に弦の)音は
なかなか美しい。いい伴奏と思う。ゼルキンがガクッとテンポを落としても
アバドは巧みにつけているしね。
福祉魔はいろんなところで無思慮にアバドを貶しまくっているドキュソだよ。
162 :
157:02/04/03 22:58 ID:4MvKDZJE
>>160-161 確かに福島はアバドを貶しすぎ。
もう少し色眼鏡や先入観抜きに、
公平に評価してあげればいいのにと思う。
ちなみに、私は、アバドの指揮は、
少なくともゼルキンとの協演に限って言えば、
なかなかの出来栄えだと思う。
アバドについては、やはりモーツアルトで共演したグルダの言う通りだと思うけど。
「20番/21番の時は良かった。でも次の25番/27番の時にはまったく退屈な指揮をして、
演奏を台無しにしてしまう。ヤツは時としてそういう指揮をするんだよ。何故と言われ
ても、アバドとはそういう指揮者なんだと言う他ないね。」とかなんとか。全くじゃ
ないですか。アクが強いのも困るけど気の抜けた指揮も困る。まあ、でもゼルキンと
のモーツアルトは全体的に良い方だと思う。LSOだと良い場合が多いんだよね。
とは言え、フクシマの言う意味とは違うんだけど、やはり共演者に恵まれていない、
というのはあるかもしれないな。CBS時代は「営業上」同レーベルのスター指揮者
だったバーンスタイン、セル、オーマンディだったけど、本当はシュナイダーの方が
ゼルキンには合っていたんじゃない? セルにしてもモーツアルトではカザドゥシュ、
ブラームスではカーゾンの方が合っていて、天衣無縫なスタイルのゼルキンとは齟齬も
ある気がするし。60年代前後のヨーロッパでのライブ盤の発掘に期待、です。
164 :
名無しの笛の踊り:02/04/04 22:24 ID:3WIl.E0.
スレ違いになってしまうが、たしかにカザドゥシュとセルのモーツァルトは素晴らしい。
カザの方がゼルキンよりも可憐で細やかなピアノを感じたYO。
ところでゼルキンとセルってウィーンで音楽を共に学んだ仲なのだね。
まあ音楽の目指す方向はちと違うようだが。
165 :
名無しの笛の踊り:02/04/06 14:37 ID:kLoZm8ks
このスレのおかげで、今、126さんの仰る57年イタリアでのライブ盤(AURA)
を聴き終えたところです。ブラームス、涙が出てしまいました。
こんなに素晴らしい記録があったとは…。感謝です。
ちなみに評判芳しからぬようですが、もともと小澤ファンでゼルキンと小澤
の『皇帝』を聴き、ゼルキンが好きになりました。今でも好きな演奏です。
166 :
名無しの笛の踊り:02/04/06 16:21 ID:i9brbI4Q
個人的な感触では、ゼルキンの演奏は1960年代が演奏技巧、緊密な音楽の両者が
存在するイメージを持っていて、彼のベストパフォーマンスを表す一面があると感じています
モツコン20&27(withセル、オーマンディ)
ベト3大ソナタ
ワルトシュタイン来日ライヴ
等々
前2者はステレオ録音で演奏の内容を伝えるには十分な音質でもあるかと思われます
(ただしモツコンの方は強奏時の音割れが若干あり)
晩年のベトコン(w小澤)やモツコンも上記とは違った彼の音楽的魅力を感じること
ができて大変興味深いのですが
167 :
名無しの笛の踊り:02/04/07 20:36 ID:/HdrzFjA
ゼルキンのベートーベン・ピアノソナタ第30、31、32番のライブ
を収録したLDを久しぶりに見た。
ミスタッチもある。技巧の衰えは隠せない。
でも、ピアノに向かう真摯な姿勢、懐の深い音楽に感動!
ゼルキン師の神々しさに涙デターヨ。
168 :
名無しの笛の踊り:02/04/07 21:10 ID:vVqMzYTQ
>>167 それはDGからCD化されているのと同じ音源のものでしょうか(87年)?
テレモンディアルあたりから出ていると言うことでしょうか
DVD化されていないか知らん
169 :
名無しの笛の踊り:02/04/07 21:26 ID:0dsUke/Q
>>168 DGから出てるLDだから同じ音源だと思う。
ちなみにこれDVDにもなってます。
あの演奏は音だけでなく、
ゼルキン師のお姿も拝しながら聴くのがよいように思われ。
170 :
kkkkkkk:02/04/07 22:04 ID:A19Z4zP2
ディアベリの演奏のCDどこに売ってますかね?ベートーヴェン後期の演奏CD、あまり
見かけないけど....
171 :
名無しの笛の踊り:02/04/07 22:32 ID:9U6IVUGE
>>170 今年初め頃に新宿のヴァージンで購入しました
ただし、SERKIN Legendare Aufnahmen という3枚組みのうちの1枚です
分売しているか分かりませんが、CD番号は、MPK44837 です
ソニクラのフランスから出ています
3枚で3000円強だと思いましたから、掘り出し物だと喜んで買ったものでした
172 :
名無しの笛の踊り:02/04/07 22:34 ID:pH3X810o
>>169 レスありがとう
さっそく買ってみてみます
173 :
kkkkkkk:02/04/10 01:13 ID:Cr96/n/o
>>171 ありがとうございます。さっそく買います。
174 :
名無しの笛の踊り:02/04/13 00:27 ID:DPNhbIuM
ピーターが、いつの日かルドルフ級の巨匠になることを期待して
age。
そういや自分はピーターの演奏は1回も聴いた事ない
タッシのメシアンでも聴いてみようか知らん
ゼルキン/セル指揮クリーブランド管(1960年代/CBS)
これはセルとクリーブランドを聴くべき演奏かも知れません。彼らの交響
曲演奏と同様、シンフォニックな演奏に金縛りになってしまいます。ここ
でのゼルキンは相対的にやや力不足の感あり。私の思うには幾分過大評価
された気味のあるピアニストかな。いけない、ネガティヴなことを言って
しまった。しかしハイレヴェルなピアニストであることに違いない人です。
ドイツ派と奉られてきた某老大家と故超高齢指揮者のヨレヨレ演奏など聴かされて、
日本の聴衆はいったいどこまでばかにされているのだろうと思います。ミスタッチ
や弾き飛ばしが五十回以上無数にもなったら、それはもう演奏以前の或る種特殊な
世界のお噺でしょうに。それでも盛大なブラボーが飛び交う。(笑)ベラボーめ!
上記名ピアニスト達は皆、日本の一部の聴衆のお嫌いな「バリバリ弾く」人達です。
バリバリ弾けてその先にはじめて譜読みの深さだの味わいだのと言えるのですがね。
弾けてもいないピアニストのブラームスなど聴く価値があるとは到底思えません。
一見正論にみえるが、要するに単なるアイドル厨房。
小川典子がアイドルかっつうと笑ってしまうが、
そのへんによくいる間違ったフェミニズム感覚だけで
演奏家の評価を決めてしまう馬鹿男の典型。
カンタータの困ったところは、ディベートなんて2chでやれ
と言ってる割りには自分がつまらん言い合いの種になるような
いいまわしをしてることに気がついてない、自分が人騒がせの
原因であることを自覚できてない点だ。
そもそもディベートは決して屁理屈の言い合いのことではない。
議論のルール、判定員をきちっときめられてないところで議論
もどきを初めてほったらかしにされてることが問題なのだ。
それで、議論は2chで、とうっちゃっておいて安心して自分は
言いたいことを言う。かなり卑怯なやり方だ。
指の回ってないピアニスト?
ゲルバーなんて全然回ってないじゃん。
だからよ、カンタータ。
お前の発言は議論の火種だから、こっちへコピペしといたよ。
こっちでやれよ。存分にな。
182 :
名無しの笛の踊り:02/04/14 00:06 ID:w6ugzlKs
>>176-181 何者?
ここはゼルキン師を敬愛する人間の集う場所。
場違いにもほどがある。下がりおろう!
183 :
名無しの笛の踊り:02/04/14 10:07 ID:yXFglZB.
誰かよそでやっていることをそのままここに貼り付けてきたんだね
迷惑千万
ところで・・・
昨日夜寝ながらゼルキン様のディアベリを聴きました
曲のせいかもしれないのですが、演奏の傾向としては若き頃の生真面目で正確な
演奏と受け取りました。運指もほぼ完璧、テンポもほとんど揺らさない、と言った感じで
晩年に近付くにつれ現われる味のある演奏と言うのとは少し違う印象を受けました。
これを聴きながらふと、この曲の長さ、変奏数からバッハのゴールドベルクを連想
してしまいました。ベートーヴェンはこれを意識して書いたのか知らん。
ゼルキンはシューベルトのソナタ21番(LIVE)が一聴の価値アリ。
185 :
名無しの笛の踊り:02/04/14 16:54 ID:JpF5c71o
カンタータって、もしかして某弱小音楽事務所の
耳のワルイ例のおっさん
かも知れないな。
186 :
名無しの笛の踊り:02/04/14 19:11 ID:ZCQfwEl.
>>184 これは、カーネギーライヴの事?
ゼルキンのシューベルトは実はまだあまり聴いていないので、ぼちぼち聴いていこう
と思っているんですが。
187 :
名無しの笛の踊り:02/04/14 19:14 ID:YvpW3fuo
ぱかぱかぱかぱか・・・・・・・・・
バッタンバッタン・・・・・・・・
ライヴの醍醐味ですな。
188 :
名無しの笛の踊り:02/04/14 21:15 ID:T5EKCknk
>>186 カーネギーライブは必聴と言えよう。
>>187 ペダルを踏む音も独特のうなり声や鼻息も、
すべてがゼルキンの音楽の一部と言えよう。
189 :
名無しの笛の踊り:02/04/14 21:20 ID:j9CYzIV6
>>188 このスレで功芳節やるとおこられちゃうぞ!!
190 :
名無しの笛の踊り:02/04/14 21:28 ID:T5EKCknk
>>189 それでは吉田翁のような言い方で。
「カーネギーライブは必聴じゃないかしら。」
「ペダルを踏む音も、独特のうなり声や鼻息も、
すべて、ゼルキンの音楽になりきっている、
と私は思う。」
>>190 うーん、イマイチかも。
「この人がカーネギーホールで開いたリサイタルを録音した2枚組みのレコードでは、
少なくともピアノ音楽を愛する人ならば必ず聴かなければならないもの、と思わず
言いたくなるほどの充実した演奏が聴かれるのである。」
とか、
「ペダルを踏む音、それに独特のうなり声やら鼻息やら普通ならば雑音でしかない
はずの音までが、ここではゼルキンという音楽家の生み出す世界になくてはならな
いもののようにも思えてくる。」
とかくらいでどうよ?
確かに説得力有り。
アンタ誰?
>>193 新聞とか音友とかに評論書いてる人かもね・・・
または、それらをよく読んでる人で、いつの間にか
そういった文章表現を学習した、熱心なファンかも。。。
195 :
ピーター・ゼルキン:02/04/16 03:32 ID:/vKnDUyg
僕の話もして下さい。
196 :
名無しの笛の踊り:02/04/16 23:36 ID:6E3Q/x3Q
>>195 ごめんねえ、君の演奏はまだ聴いた事ないんだよ
昔はストルツマンとアンサンブル組んでいたり、
CDとかはそれなりに出ているのは知っているんだけどねえ・・・
197 :
名無しの笛の踊り:02/04/16 23:53 ID:gaN7nG3E
息子のほうは オヤジと仲悪かったんじゃないの?
最近の息子の演奏はしらんけど。 昔の若造の頃は 妙に軽薄ッポかったなあ。、
アメリカかぶれのグルダのような かんじ。
グルダは JAZZもCLASSCも中途半端。 ってのが俺も評価なんだけど。
198 :
名無しの笛の踊り:02/04/16 23:57 ID:cxbq8wDE
>>195 あなたのお父さんのピアノ演奏は、
作品の本質や性格についての解釈が行き届き、
はったりのない誠実な弾き方に上品な味がにじみ出ていた。
晩年は、その「品位」が「品格」に到達していた。
決して器用な人ではなかった。
でも、だからこそ、一筋の道を歩んで、あれだけの境地に達した。
ルドルフの息子であり、常にその側にいたピーター。
あなたが精進すれば必ず、いつの日かその域に到達できる。
私はそう信じている。
頑張って下さい(^-^)
ピーターはルドルフの嫌な面をたくさん見てきたんじゃないの?
あの潔癖で内省的な演奏は軽薄さからはほど遠いと思うけどなあ。
>>198 ピーターとルドルフとでは、持ち味が全然違いますけど。
201 :
198:02/04/17 00:29 ID:y8LxB/pw
>>200 持ち味という意味で言ったわけじゃないんですけれど・・・・。
私の周りには、「ルドルフはいいけれど、ピーターはねえ」と言う人が多く、
しかもそういう人に限ってあんまりピーターの演奏を聴いていないので、
なんだか彼のことが気の毒に思われ、ついつい励ましたくなるのです。
息子は 丁度ヒッピー運動 ベトナム戦争 サイケ LSD ビートルズ ロック
Jazzなど 1960年代後半から1970年前半の混乱の時代に青春を迎えた人だから。
その影響が色濃い感じがするな。 ピアノの音色自体が混乱の音色なんだよ。
オヤジの音色はモノクローム セピア色 素朴って感じなんだけど。
息子は もう オヤジの影響から逃れて 自分自身を捜し続け結局 見つからなかった
って印象だな。ここ15年くらい 息子の音は聞いてないから 最近は知らんけどさ。
っつーかピーターは日本では評価低いだけなんじゃないの?
ゼルキンのゴルトベルクがリリースされるね。
思い込みだけど、ピーター・ゼルキンてヒッキーのイメージがある。
ピーター、最近イイ仕事してるね!
日本ではピーターはルドルフの息子、アドルフの孫というイメージ先行だけど、
本人はマルセルモイーズから多くを得たと言っているね。これはわかる気がする。
呼吸と色彩が独特だもの。
209 :
名無しの笛の踊り:02/04/17 17:59 ID:vX22G7Wk
>>208 それはどういう縁で彼との交流があったの?
彼のフルートの伴奏をやったことがあるとか?
>>209 詳しくはしらないケド、
きっとマールボロがらみではないかな?
>>209 ホルショフスキーと同じくまだ10代のころの先生のひとりでそ。
ルドルフのハンマークラヴィーア・ソナタ、凄いね。
ソロモンを凌駕している。
藤原由紀乃も漆原朝子もマールボロ音楽祭に参加したよ〜ん
マルボロと言えば
そこでの仲間たちとやったシューベルトの鱒でしょ!
すがすがしい名演よ!
>>211 そーだったんだ、初めて知ったでよ
お、マルボロと言えば、カザ留守
というわけでゼル&カザのベトチェロでも聴こうかしらん
218 :
183:02/04/20 08:12 ID:???
219 :
名無しの笛の踊り:02/04/21 19:44 ID:.wxQDil2
ゼルキンも、生前はベートーヴェンのソナタの全曲演奏会を何度もやっているはずなんだけど。
どこかの放送局に録音が残っていないだろうか?
ショパンとシューマンはご愛嬌?
バッハをもっと残して欲しかったなあ。
アンコールでゴルトベルクを弾いた伝説の人。
ぞろ目ゲット〜♪
昼飯食ってたら、ゼルキンとセル・コロンビアのモーツァルト19番・20番の
CDがかかっちゃった。いい演奏だなー、萌え〜だなーって思ってカヴァーを
見せてもらったら、ゼルキンだったわけだ。予定を変更してその店で小一時間
新聞読みながら聴いちゃったよ!
ゼルキンはやっぱ最高に素晴らしいよ!!
224 :
名無しの笛の踊り:02/04/30 00:25 ID:DJoOcS5I
>>223 そこまで書いてくれちゃうと、なんともファン冥利(?!)に尽きるなあ・・・
ピーター君の演奏を聴いたことがない私。どなたか推薦盤挙げてみておくれ。
>>221 パパ・ゼルキンの話だよね。全曲弾いちゃったの?
226 :
名無しの笛の踊り:02/05/07 07:06 ID:9CodWMxQ
シェーンベルクのピアノ協奏曲、ブーレーズ/LSO。これ!
変奏曲を抜粋してやるのは変だし、伝説って言ってるし
やっぱ全曲・・? どういうノリだったんでしょう(;´Д`)
227 :
名無しの笛の踊り:02/05/08 20:46 ID:yzdpmBSM
大変真面目で真摯なゼルキン氏の演奏ですが、ひとつ疑問が。
ベト悲愴の1楽章の繰り返しの仕方です。
冒頭GraveからMolto Allegro con brioの展開部に入りますが、この繰り返しは楽譜上では
またMolto・・・に戻る事になっている。
しかしゼルキンではそうでない。
また序章のGraveに戻るんですよ。
始めは彼独自の解釈かとも思ったのですが、この人の事だからおそらく譜面に対しても忠実なはずで、
そうすると異版の存在か?
この辺の事情詳しい方いらっしゃいましたらカキコおねがいいたします。
228 :
名無しの笛の踊り:02/05/08 20:51 ID:tLz7aLqY
>>226 そんなディスコグラフィがあるなんて・・・、始めて知ったYO。
シェーンベルクはウィーン時代の作曲のお師匠さんだね。
>>227 ベートーベンのピアノ曲全般スレでその話が出てたよ。
230 :
名無しの笛の踊り:02/05/09 20:13 ID:Uzb3Y0dE
231 :
水野晴郎:02/05/11 23:17 ID:w11d9yHo
いや〜、ゼルキンのベートーヴェンって、ほんと〜に、いいものですね〜
ゼルキンマンセー!
>>230 スマソ、違ったよ。
ベトのピアノソナタの構造について考える
というような名前のスレだった。
もう倉庫にいったようだ。
235 :
名無しの笛の踊り:02/05/12 21:31 ID:DdLHCTqg
>>234 みつけましたよ。
手稿というのは出版前のプライヴェート版みたいなものですかねえ。
以下引用
112 名前: 名無しの笛の踊り 投稿日: 02/04/20 08:50 ID:9tqSCiY.
反復のことではOP13はどうです?R・ゼルキン、T・ソノダは1楽章の
提示部の反復でグラーヴェまで戻って弾いています(手稿によるそうです)。
113 名前: 名無しの笛の踊り 投稿日: 02/04/20 16:36 ID:???
>>112 op13の第1楽章のグラーヴェ反復は無いほうが良いに一票。
そのほうがバランスがよいと、出版のときにベー氏が考えた
というのは大いにありそう。
序-提示-提示-序-展開-再現-序-短いコーダとなる。
236 :
名無しの笛の踊り:02/05/14 22:31 ID:SXwv7P.Y
>>235 ゼルキン以外にもそうやって弾いている人がいるんだあ
救
238 :
名無しの笛の踊り:02/05/18 10:13 ID:QIDlTgpE
またErmitage聴いてしまたよ
しかし57年のライヴでなんでこんなにおとが良いんだろ
>>238 それが見つからないんですぅ。。
聴きたいんですがね。
関東で売ってるとこ、通販でもいいんだけど、ある?
ゼルキンのディアベッリ変奏曲が収録されていた3枚組みのCD、
すでに完売していたとかで入手不能。トホホ。
SONY、早く再発売しろ!!!!!
>>239 一応 Amazon.com にはあったけど・・・
Rudolf Serkin Recital で検索したら出てきたよ。
英国人と米国人の2つのカスタマーレヴューが付いてたけど、面白いね。
「こんなゼルキン聴いたことないっしょ」とか「これって7つ星なんじゃないの」とか
「このメンデルスゾーンを友だちに聴かせて誰が弾いてるか当てさせてみ。ホロヴィッ
ツ? ぷ。もっと歌があるじゃん。ま、メンデルスゾーン本人なんじゃないの!?
ってヤツが一等賞だな。」とか「他のどんな録音より実際に聴いたゼルキンに近い音」
とか「これを聴かないヤツは逝ってよし」とか「こんなキチガイみたいなテンポで始め
てもそこからまだプッシュするゼルキンって・・・」とか、そんな感じ。
>>240 今日というか昨日、シブヤの塔で見たYO!
243 :
名無しの笛の踊り:02/05/19 20:50 ID:8n2a3rPk
>>239 漏れは横浜のHMVで買いましたが。
当時はそれなりに大きいレコード屋で何回か見かけたんだけどなあ・・・
244 :
名無しの笛の踊り:02/05/19 20:58 ID:1MLnkoDc
>>240 これはディアベリのほかにも、ブッシュトリオのベトとか、カザルスとのベトとか
も入っていて、結構キチョー
音質も良いので、ゲト成功祈る
CBSのベトソナタ3枚組み借りて来て聴いてるんですが、
彼はこれ以外にCBSには入れなかったの?
シューベルト即興曲マンセーage
>>245 俺の手元には、
月光と悲愴と熱情の3曲が収録されたCD(CBS、MYK37219)と
悲愴とハンマークラヴィアと幻想曲が収録されたCD(SONY、SBK47666)
がある。
いま月光を聴いてるけど、いいYO!