お勧めの本、楽譜などについて語りませんか。
2 :
名無しの笛の踊り:02/02/02 22:37
2ゲットー♪
3 :
名無しの笛の踊り:02/02/02 22:37
吉田秀和全集
4 :
名無しの笛の踊り:02/02/02 22:39
>>3 どういう人が全部読むのか、想像しがたい代物に思える。
5 :
名無しの笛の踊り:02/02/02 22:41
ま、こーほー読むよりはよっぽどおべんきょになるわな。
6 :
名無しの笛の踊り:02/02/02 22:42
長谷川良夫の「対位法」
芸大和声
伊福部昭「管弦楽法」
松平頼則「近代和声法」
「バルトークの作曲技法」
ショスタコーヴィチ「24の前奏曲とフーガ」の楽譜
あたりはよく使う。
7 :
名無しの笛の踊り:02/02/02 22:43
小説も語っていい?
(小説関連スレが倉庫逝ったんで)
8 :
名無しの笛の踊り:02/02/02 22:43
許光俊氏編著の本がまた出ていますね。
10 :
名無しの笛の踊り:02/02/02 22:46
「バーンスタインの生涯」はもう絶版?
探しているのですが…。
11 :
名無しの笛の踊り:02/02/02 22:46
なんだ?ここは音楽学書籍スレか?
12 :
名無しの笛の踊り:02/02/02 22:46
>>6 「バルトークの作曲技法」
買おうと思っていたことすら忘れていた!!!
13 :
名無しの笛の踊り:02/02/02 22:53
14 :
名無しの笛の踊り:02/02/02 22:58
クレソペラー関係の本は、おもしろい&ネタの宝庫だから是非読んでみて。
ブゾーニの作品について日本語で書かれた
文献があったら教えて下さい。
17 :
名無しの笛の踊り:02/02/03 03:15
ライヒテントリット著、斎藤博之訳の『アメリカ音楽の展望』という古書を古賀書店で
購入しました。版元は創元社。裏話がたくさんあって面白い。
18 :
名無しの笛の踊り:02/02/03 03:35
>16
庄野進
『音へのたちあい ポストモダン・ミュージックの布置』(青土社、1992)
第1部「音楽史」の脱落者たち、のなかに
第2章にブゾーニについての記述がありますよ。
ブゾーニ ― 編集の美学
1、ブゾーニ版バッハ曲集とは何か
2、バッハ ― ブゾーニ全集をめぐって
3、校訂・編曲 ― トランスクリプション・作曲
知ってたらすみません。
↑18
× >16
○ >15
20 :
名無しの笛の踊り:02/02/03 04:52
>>16 自慢じゃないんじゃないかな。
多分6さんは作曲やってる人なんだろう。
そういうのに使える本は漏れも興味あるよ。
使える本と使えない本の情報もっとキボンヌ
21 :
名無しの笛の踊り:02/02/03 05:53
>>18 amazonで調べてみたら在庫切れ。ってことは絶版ですかね。
他にブゾーニの作品について詳しい本があったら
教えて下さいませ
24 :
名無しの笛の踊り:02/02/03 14:07
ニーベルングの城(宇神幸男)が連作の中で一番面白い。クラシックネタの
小説は結構ダレるのが多い中、最後まで一気に読んだYO。
25 :
名無しの笛の踊り:02/02/03 18:17
確かベートーヴェンが現代にタイムスリップしてなんやらかんやらする小説があったはずだが、
なんて名前か忘れた。なんだったかなぁー。
26 :
名無しの笛の踊り:02/02/03 18:46
森雅裕『マンハッタン英雄未満』のこと?>25
27 :
名無しの笛の踊り:02/02/03 18:48
「音楽と建築」っていったら、単なるジマンに聞こえてしまうかな。
28 :
名無しの笛の踊り:02/02/03 18:56
29 :
名無しの笛の踊り:02/02/03 20:01
>27
クセナキスの著で
高橋悠治が訳してるアレですか?
30 :
名無しの笛の踊り:02/02/03 20:10
>>24 宇野こーほーを
神と讃える
幸せな
男
(某スレで既出ですが)
31 :
名無しの笛の踊り:02/02/03 21:41
そういえば、それと思わせる記述が小説の中にあったような、、、あほらし。
32 :
名無しの笛の踊り:02/02/03 21:46
メイナード・ソロモン「モーツァルト」
クラウス・ラング「チェリビダッケとフルトヴェングラー」
33 :
名無しの笛の踊り:02/02/03 21:50
>>31 あの連作はだんだん酷く(=出来が悪く)なっていったように思う。
34 :
名無しの笛の踊り:02/02/04 03:29
age
35 :
名無しの笛の踊り:02/02/04 09:07
>>25 >>26 >>28 好きだよそれ(藁 クラシック関連でギャグしてる本ってあんま無いから
楽しめる。
同じ作者で
「モーツァルトは子守唄を歌わない」
「ベートーヴェンな憂鬱症」
「自由なれど孤独に」
は読んだ。(憂鬱症が好きだな)。
あとオペラ関連もあったよね? 読んだことないけど・・。
36 :
名無しの笛の踊り:02/02/04 09:11
平野啓一郎(史上最年少で芥川賞とった京大にいちゃん)が
一年くらい前に文芸誌(新潮だったと思う)に書いてた
ショパン主人公の小説読んだひといる?
「葬送」ていうタイトルで、第一部だけで1000枚くらいあんの。
↑はたぶん単行本は出版されてません。
38 :
名無しの笛の踊り:02/02/04 09:18
図書館でバックナンバー調べてみれば?
最新号じゃなかったら貸してくれるよ。
39 :
名無しの笛の踊り:02/02/04 22:02
age
40 :
名無しの笛の踊り:02/02/06 16:47
age
41 :
名無しの笛の踊り:02/02/06 17:00
平野がすたれるのは早かったねえ。
42 :
名無しの笛の踊り:02/02/06 17:08
昔は音楽の友社で「フランク」「ミヨー」「オネゲル」「メシアン」の
本も出ていたのになんで絶版なのだろう。代替になるものも無し。
あと「シベリウス」「ニールセン」関係の本もほとんど無し。UNOとか
KYOの駄本並べる前にもっとやることあるだろう出版社!
43 :
名無しの笛の踊り:02/02/06 23:09
洋書で読め
44 :
名無しの笛の踊り:02/02/06 23:12
皆が洋書読んだら、音友いらんだろうが、このボケ
45 :
名無しの笛の踊り:02/02/09 09:39
age
>>44 いや、そうなるよ、マジで。
英語は第2公用語になって、インテリは英語で読む。
翻訳は入門書のみ。
47 :
名無しの笛の踊り:02/02/09 20:58
>>42 オネゲルの「私は作曲家である」って去年復刊されなかった?
48 :
名無しの笛の踊り:02/02/09 21:03
似たようなタイトルの前スレあったでしょ。
内容重複してるから>1さん探して貼っておいてくれると有難い。
倉庫には入ってないようだけど・・・
50 :
名無しの笛の踊り:02/02/09 21:05
『おうちで指揮者』
52 :
名無しの笛の踊り:02/02/09 21:38
前スレの1です。
継続スレが出来て嬉しいよ。
モーツアルト関係の本で読みやすいものないかなあ。
あまり専門的でなく、かつ、ある程度知的好奇心を満足させるようなもの。
できれば日本語、英語も可だが、それ以外は読解力ないのでだめ。
53 :
名無しの笛の踊り:02/02/15 15:53
age
54 :
名無しの笛の踊り:02/02/15 15:58
「マエストロ、時間です」
文章が読みやすくて内容も面白く、ためになった。
55 :
名無しの笛の踊り:02/02/15 16:54
「モーツァルトは子守唄を歌わない」と「ベートーヴェンな憂鬱症」は
どちらももっている。サイコーだね。でも今絶版のようで残念。
その他の森雅裕の作品は知らなかった。
出版社はどこ? でもやっぱ絶版のようですね。
何でこの人の作品、軒並み絶版になっちゃうんだろう。面白いのに。
クラヲタしか読者がいないのかな?
56 :
名無しの笛の踊り:02/02/15 16:58
小説といえば、「オルガニスト」が文庫化された。
解説を読んだら、文庫化にあたって話者を変えて違う視点にしたというので
興味を持ったが、ラストの「うた」(ネタバレになるので詳述せず)は
そのままだったので、買わなかった。
あれさえなければ結構傑作だと思うんだけど。
宇神なんとかの小説はどれもそれほどたいしたもんだとは思わなかった。
58 :
名無しの笛の踊り:02/02/15 17:14
>>57 すげー絶版率だな。
文庫でこんなに早く絶版って見たこと無い・・
>>51さん
貼っておいてくれてありがとう。
この前鈴木の「批評こてんぱん」読んだんだけど
なんだかよく言いたいことが分からなかった。
60 :
名無しの笛の踊り:02/02/16 17:28
ショルティの自伝はどうでしょうか? 音楽には批判の多いこの指揮者ですが、
自伝はいい内容に思えました。自分がハンガリー出身のユダヤ人として革命と2回の世界大戦を生き抜いてきたことを中心に楽譜解釈や指揮の方法など
音楽の話が混じるといった具合の内容です。
NHKのドキュメンタリーでも音楽ではなく自伝を語ることで世界平和
を訴える内容でした。どんなに批判を受けてもこの人の人間としての立派さは否定できないような気がします。
61 :
名無しの笛の踊り:02/02/16 17:30
ショルティの自伝は良いよ
62 :
名無しの笛の踊り:02/02/16 20:24
「指揮のおけいこ」岩城宏之
63 :
名無しの笛の踊り:02/02/16 21:08
「ホルンがもっとうまくなる」(ヴェクレ)
「奇跡のホルン〜デニスブレイン」(ペティット)
「ホルニストの仕事」
「この響きの中に」(朝比奈隆)
「僕はいかにして指揮者になったのか」(佐渡裕)
でも、書籍よりはCDとか楽譜を買ってしまう漏れはおかしいの?
64 :
名無しの笛の踊り:02/02/16 21:18
昔浅田彰が絶賛してた、アレッホ・カルペンティエール『バロック協奏曲』。
ヘンデルとスカルラッティがジャズ・セッションやってると、ストラヴィンスキーの
柩が運ばれてくるってやつ。サンリオ文庫だったから一度絶版になってるはずだけど
どっかで復刊されてないかな?
65 :
名無しの笛の踊り:02/02/16 21:36
66 :
名無しの笛の踊り:02/02/16 21:59
吉田爺さんの著作のなかでは新潮文庫の「LP300選」が参考になったっけ。
クラシック初心者に最適。
67 :
名無しの笛の踊り:02/02/16 22:04
「コンサートは始まる〜小澤征爾とボストン交響楽団」
BSOの内情、小澤と首席トランペッターとの確執をリアルに描いた逸品。
出版時、小澤と親しい日本人が「本当の小澤の姿は違う」と内容を批判したが、
少なくともアメリカでは、小澤はこの本でのように見られていると思う。
中身はアンチ小澤でも小澤万歳でもないので、ファン・アンチどちらにもお勧め。
小澤論としてだけではなく、アメリカのオーケストラ、マスメディアの在り方や、
オーケストラによるレコーディングの実情を知る上でも、とても貴重なドキュメント。
68 :
名無しの笛の踊り:02/02/16 22:40
サンリオ文庫、なつかしいね。その本は知らないけど。
こんなの誰が読むの?と思うような通向けの作品ばかり翻訳していて
案の定つぶれた。
その後、作品によっては、古本屋では凄い高値がついていたり、
高額で譲ってくれというオークションがあったりと、
どうも出版とか絶版とか部外者には一体何なのか不思議に思うよ。
石井宏氏の、「クラシックとマフィアが何とか・・・」。
内容の信憑性はどうなの?
70 :
名無しの笛の踊り:02/02/17 12:48
>>69 モーツアルトのホルン協奏曲の話は感動的だった
71 :
名無しの笛の踊り:02/02/17 12:58
許氏の「クラシックを聴け」は、だうですか。
血行いいような気がします。どうしてだめなんでしょうか?
72 :
名無しの笛の踊り:02/02/17 14:38
>>70 ホント、あの話は感動的だった。
でも他の話の信憑性はなぁ・・・。
モーツァルト話を読むだけでもとても価値ある本だと思う。
74 :
名無しの笛の踊り:02/02/17 16:45
>>73 初心者です。
さよならの意味を教えてください.なぜだめ?
>>74 さよなら の意味?戸川純を聞け。「東京の野蛮」01さよならをおしえて。
でもクラシックファンなら05 蛹化の女がおすすめ。凄いです。クラシックに載せて歌う。
76 :
名無しの笛の踊り:02/02/18 21:55
age
77 :
名無しの笛の踊り:02/02/18 22:08
志鳥栄八郎の「名曲101曲」でクラシックに入門しました。恥ずかしい過去です。
78 :
名無しの笛の踊り:02/02/19 21:49
>>77 ひどい「評論家」だが、レコ芸で気になる一文を見たことがある。
大江健三郎が国民栄誉賞を断ったことを受けて「喝采した。戦場で戦死した戦友たちは二束三文の勲章で片付けられた。納得した」
みたいな文章だったと思う。たぶん口先だけ、また弟子が書いたもんだとは思うが、はっきり行って意外な一文で最低なやつから聞いただけに妙に心に残っている。
なぜか心に残る一文だ。 どんないい加減なやつの発言でもこの一文は一生忘れないように思う。
79 :
名無しの笛の踊り:02/02/19 22:02
>>64 >ヘンデルとスカルラッティがジャズ・セッションやってると
もうひとりヴィヴァルディと彼の合奏団もね。
舞台はヴェネツィア。
>ストラヴィンスキーの柩が運ばれてくるってやつ。
ヴァーグナーの葬式に、上の三人が出くわし、
それでストラヴィンスキーの墓を見ながら、
こいつのやったのはわしらの真似やと毒づくのね。
そういうシュールリアリスティックなやつでした。
80 :
名無しの笛の踊り:02/02/23 23:15
>>80 喧嘩師だからね、森雅裕サンは(藁
ところで「モーツァルトは子守唄を歌わない」は少女漫画化されてんね。
おかげで同人女がしょーもないHPつくりやがって・・・大鬱。
82 :
名無しの笛の踊り:02/02/25 23:03
age
83 :
名無しの笛の踊り:02/02/25 23:06
吉田秀和の「シューマン」どうよ?
84 :
名無しの笛の踊り:02/02/27 18:23
吉田せんせの朝日の評論は変。田中真紀子が万歳になっている。不思議た。
85 :
名無しの笛の踊り:02/02/27 18:49
鮫島有美子のエッセイだが「歌の翼に」
86 :
名無しの笛の踊り:02/03/02 23:01
age
87 :
名無しの笛の踊り:02/03/05 16:32
age
88 :
名無しの笛の踊り:
>>84 吉田秀和の政治論は、はっきり言ってどうしようもない。
やめたほうがいいんだが、こないだの朝日のは噴飯ものだったね。
ずいぶん前だが、中国の文化大革命の頃も、吉田センセイは、クラシック音楽が存続できなくなるのではといったことを朝日に書いていた。
つまり、文革を肯定的に見ていた(と受け取られてもやむを得ない文章だった)。
モウロクする以前からしてそれだから、大変なご高齢となられた今となっては・・・・・