クセナキス 一周忌

このエントリーをはてなブックマークに追加
781778
クセナキス管弦楽曲集:第3弾を聴いてみました。

とにかく、「シナファイ」が凄い。このCDは、この曲を聴くためにあるような
ものでしょう。と、いうより、他の3曲が今回はイマイチなんだな。名作も多々
あるクセナキスの作品から、「シナファイ」以外にこの3曲が選ばれた理由が私
にはワカりません。
782778:02/09/08 00:23 ID:???
日本人がピアノを弾いているという話題性もあって、このCDでクセナキス
の音楽に初めて触れるという方もいらっしゃるでしょう。そうした方へアド
ヴァイスを一つ。

簡単なことです。出来る限りデカい音で聴きましょう。ただ、それだけです。

カーステレオ等で聴くのもアリです。音が割れることを気にしたりする必要
はありません。そうした割れた音も、クセナキスが音楽へと込めた強度を引
き立てこそすれ、減じることは絶対にありません。クセナキスの作品が持つ
力とは、そういう種類のものです。

家のステレオで聴く場合も、事前に近所に付け届けをしてでも、限界とも
いえる音量で聴く事にするのが良いでしょう。曲の冒頭から、大きすぎる
と思える程の音量で再生するのがポイントです。曲が進むにつれ、音は大
きくなって行きますが、大きすぎると思っても、音量を下げたりしてはい
けません。むしろ、音量を上げるくらいの根性が欲しいところです。

クセナキスが、国立音大にて自作:『ノモス・ガンマ』のレコードをかけ
た時は、実際にアンプが火を吹くくらいの大音量で再生を行ったそうです。
それは、クセナキスがパルチザン闘争の中で酷い怪我を負い、その聴力も
かなり衰えていたからなのかも知れません。いや、実際、そうなのでしょ
う。それでも、「アンプが火を吹く程の大音量で聴く」というのが、クセ
ナキスの作品を楽しむための一番の作法であるのは、まず間違いの無いと
ころだと、私は思うのです。
783名無しの笛の踊り:02/09/08 10:35 ID:???
>>782
そのアドバイスに萌え〜♪

おれはポータブルCD再生機を通勤時に愛用してるが、
電車内でも外部雑音が消されるくらいの音量で聴いてる。
ほとんと最大。なのでCDをクセナキス以外に変えた時に自爆する。

怨霊最大、これ最強。
784名無しの笛の踊り:02/09/08 14:06 ID:???
ピアノの音で頭を殴られるような音圧で聴くべし。
ただし、ヘッドホンの音量を上げ過ぎると高域難聴(1万ヘルツより上の音が聴き
辛くなってくる)になるから気を付けてね。