214 :
名無しの笛の踊り:02/03/21 17:04
>>213 たまたまそうなっただけど、ポップはそのころ自分がもうすぐ死ぬなんて
思ってもいなかったんじゃないかなー
215 :
名無しの笛の踊り :02/03/22 14:44 ID:rgucXjts
>>214うん洩れもそう思う。ポップはヘビースモーカーだったね。
最後に聴いたのは、バイエルンのフィがロ。ころころした伯爵夫人だった。
216 :
χ2:02/03/22 23:22 ID:NVXdD+Fv
私もそう思います。もっと摂生してくれれば良かったのに。
217 :
名無しの笛の踊り:02/03/22 23:33 ID:J3UiLA9R
カラヤン−シントウ盤はオケがすごーく上手い。
特にVnソロは絶品。
218 :
名無しの笛の踊り:02/03/24 03:56 ID:iF0CCaxw
そう思う。
219 :
名無しの笛の踊り:02/03/24 16:21 ID:orKlc3GE
私は声の美しさという点ではルネ・フレミング&エッシェンバッハが最高だと思います。
変わったとこだとシルヴィア・シャシュ(覚えてる?)のドイツ語がまったく聞き取れない
不思議な録音持ってます。響きだけ追求して歌っているみたいです。
ロットは結構以前の録音で現在彼女の実力とは雲泥の可哀想な録音だと思う。
イ−グレンの声は素晴らしいと思ったけど情感が乏しく、ボニ−はちょっと一本
調子でがっかりでした。
220 :
名無しの笛の踊り:02/03/24 17:04 ID:AJDo8rzE
>シルヴィア・シャシュ
うーむ、なつかしい名前ですね。
美人だし期待していたのですが
その後続きませんでしたね(声の故障でしょうか)。
「四つの最後の歌」自体は名作との評判を聞いて何回も聞き、このスレも
ROMしてますが、いまだにどこがそんなにすごいのか開眼していませぬ。
221 :
名無しの笛の踊り:02/03/24 18:37 ID:uXqzvLvE
この曲は多少オペラティックなところがないと声が埋もれてしまいます。
ジェシ−・ノ−マン盤はフレ−ズが長過ぎてこの曲の繊細さと
合わなくなってしまうのが不人気原因かもしれません。
名盤と言われ続けているセル盤のシュヴァルツコップはいくら内容が素晴らしくてもビブラ−トだらけのおばさん声は
やはり疲れますね。アッカ−マンとの録音は素晴らしいと思う。
>220 九月の最後のホルンソロと、夕映えにての最後にぐっときませんか?
私はこれが聴きたいがためにこの曲聴くみたいです。
222 :
名無しの笛の踊り:02/03/24 19:01 ID:uXqzvLvE
223 :
名無しの笛の踊り:02/03/25 03:15 ID:CUgkwMJs
最初からずっと読んできて、一度も出てきてないのがチェリル・スチューダー。
死のポリ+シュターツカペレ・ドレスデンだけど、余り評判よくないのかな。
録音も新しいし、シュワルツコプフのしわがれ声よりは、つややかなソプラノで
いいと思うんだけど、ちょっと平べったいかな。でも、誰も触れてないので
とりあえず一票。ポップ、ヤノビッツはまだ聞いたことないので、聞いてみます
224 :
名無しの笛の踊り:02/03/25 03:21 ID:FbBItBo2
ああ、ステューダー&シノーポリか、懐かしい。
リリース直後に買ったよ、選曲が魅力的で。
でも何回か聴いて中古屋に出した。
確かに声は整っているんだけど、単調でのっぺりしていて、、、
アップショー、バトルは録音してくれないのでしょうか?
225 :
名無しの笛の踊り:02/03/25 03:38 ID:CUgkwMJs
>>224 売ったんですか? ちょっともったいないかも。
4つの最後の歌より、ヴェーゼンドンクの方がいいですね。
彼女の声は、暗めのおどろおどろしい曲に向いている気が‥
226 :
:02/03/25 07:34 ID:???
>>1 >懐古趣味の駄作か。
こんなこと言ったヴォケ&ヴァカ ほんとにおんの?
227 :
χ2:02/03/26 21:21 ID:thFu/ffk
そんな言い方をしたわけではないが、元の詩を作ったヘッセが、この曲付けを気に入らず、かなり酷評したとか。
>>227 ヘッセだったら、オーケストラであんな大々的にやるのは嫌がりそうだなあ。
ピアノ伴奏版を聴いたら、少しは納得するかもしれない。
229 :
名無しの笛の踊り:02/03/27 00:06 ID:Vj3BjkoY
フランソワ−ズ・ポレ盤持ってます。ベルク、ワ−グナ−が併録されています。
発音があまりドイツ語に聞こえないのを除けば、声も素晴らしく円熟していてたいそう良く歌っているとは思うのですが
感動までいかないのは何故だろう?
230 :
名無しの笛の踊り:02/03/27 00:28 ID:5IzqRf.A
>>229 ポレって、確かに良いソプラノだと思うけど、そこどまりのようにも思います。
4つの最後の歌だけでなく、ヴェルディとかのアリア集を聴いても、
良い声なんだけど、それだけっていうのか...
231 :
名無しの笛の踊り:02/03/27 22:26 ID:fWb7zU7Q
ヴァントの四つの最後の歌、聴いてみました。
ヘレン・フィールドの歌唱はやはり問題がありますね。
高域が苦しいのは仕方ないとしても、呼吸が浅いので曲に浸れない。
それと、かなり声が揺れるので俗っぽい印象を与えてしまう。
ヴァントの伴奏は、無論カラヤンのような耽美的なものではなく、
早いテンポでどんどん進んでいく。それでも伴奏に関しては雰囲気を失っていないが
歌唱がそれについていけず、呼吸の浅さの原因の一つになったのかもしれない。
全体的にはもう一歩の印象。
最晩年の演奏で聴いてみたかった。
age
233 :
χ2:02/03/30 20:52 ID:ujH7vdWc
ヘッセを読んで、少し高潔な精神に触れたような気分になってからシュトラウスを聴くと、やはり俗界に戻った感じがします。「老作曲家が死を前に達した透徹した境地」などと評される名曲ですが、ヘッセとは世界が違うなと思います。
ヘッセはナチの同調者だけでなく、妥協した人、屈して共存した人たちをも、後々まで許さなかったですから、そのことから一応「復権」を遂げて間もなかった作曲者や初演者達が、自分の作品を扱うことが不快だったかも知れません。
私が愛聴するのは、やはりポップですが、テンシュテット盤ではなく、ザイフェルトと結婚して間もなくの頃のハイティンクとのライブのエアチェックです。更に速いテンポでキッパリした歌いぶりです。
ポップを色々聴くと、やはり早い死が悲しまれます。
あげとく
235 :
名無しの笛の踊り:02/04/02 13:01 ID:dHiDVdlg
>>233 ポップ=ハイティンクのエアチェック、
バイエルンでのライブでしょうか?
あれはよかったですね。
236 :
高校生:02/04/04 06:49 ID:LEKegZ4Q
237 :
χ2:02/04/04 21:00 ID:cUQT8pPA
>>235 >ポップ=ハイティンクのエアチェック、
>バイエルンでのライブでしょうか?
>あれはよかったですね。
そうです。1985年1月のライブです。どうよかったか説明は難しいのですが、テンポが断然速いのです。
ベーム&デラカーザに近いけれど、更に速い。ポップの艶やかな声が、例えば「眠りに」ではフレーズごとにたっぷりクレシェンドして、最後の子音まで息を残して歌われます。
ポップの他の録音に比べても、私はこちらが好ましいと思います。シュトラウスからヘッセ側に少し近づいているような。
ルチア・ポップ
ハイティンク1985 テンシュテット1982 ティルソントーマス1993
春 2’51” 3’52” 2’57”
九月 3’47” 5’16” 4’35”
眠りに 4’41” 6’20” 5’22”
夕映え 5' 49” 8’23” 7’10”
シュワルツコップ デラカーザ
セル ベーム
春 3’35” 3’15”
九月 5’17” 3’57”
眠りに 5’19” 5’07”
夕映え 8’17” 5’59”
あげときましょう
あげとこう
240 :
名無しの笛の踊り:02/04/10 00:25 ID:7i2MgV7o
このスレもそろそろ寿命だね。
>>240 えっ、そんなこと言わないで!
寂しい(T_T)
242 :
名無しの笛の踊り:02/04/10 02:48 ID:zXc43X9Y
ヘッセがシュトラウスを忌み嫌っていたのは有名ですね。
ヘッセはブラームス、ワーグナーさえ酷評しており、
シュトラウスに至っては堪えられなかった。
ヘッセにとっての理想の音楽はモーツァルト、ヘンデル、バッハ
などでしたから。
243 :
名無しの笛の踊り:02/04/10 02:59 ID:f/HCI1t.
この曲をアマオケでやった例、知りませんか?
四つの最後の歌スレ、がんばってくれたまえ。
あげとこう
246 :
名無しの笛の踊り:02/04/14 06:06 ID:245B4jfk
>243
数年前、慶應のワグネルがやった。独唱は佐々木典子。
歌は素晴らしかったし、オケも好演でしたよ。
247 :
χ2:02/04/15 21:05 ID:QZtCs0cE
話題が尽きてきましたか。どなたかヘッセについて一言。
車輪の下、デミアンくらいしか知らん
ナルチスとゴルトムント(邦題「知と愛」)
荒野のおおかみ
この2つが横綱
250 :
名無しの笛の踊り:02/04/15 21:57 ID:e0Iw3ui.
>>246 サンクス。佐々木典子かー。うらやましい。
オケ的には難しいのかな?
>>248 「車輪の下」のハンスに共感するなあ。
最後の方でハンスが死んだところを読んだとき、小説の中のできごとなのに
すごく落ち込んだ。
ヘッセはなんでハンスを殺したのかなあ?
「車輪の下」はヘッセの自伝的小説だとか。
ってことは、漏れとヘッセは少し似てるところがあるのかなあ。
252 :
名無しの笛の踊り:02/04/16 08:09 ID:cqS7PNM.
>204 イソコフスキ タワ−に入荷してました。買ってません。
あげとくのれす
あげとこう
やっぱ、このスレ寿命かな。なんか、この曲好きだから倉庫逝って欲しくない。
あげてみる。
おーーーーい
クーベリックは2流なんだってさ。
あげとく
258 :
χ2:02/04/25 20:13 ID:j5JMt1g2
ヘッセはどこかでブラームスすら貶していましたね。何の作品でしたっけ。所詮シュトラウスとヘッセでは相容れない間柄なので、シュトラウス側からしたら、ヘッセの詩は言葉だけの借り物であって、作品は100%シュトラウスの世界ということでしょうか。
シュトラウスの歌曲はそういうところが多分にあるような気がします。ヘッセの世界を引き合いに出して、この曲の演奏スタイルを論じるのは間違っているのでしょう。
でも、ヘッセの詩もこの曲の魅力の1つだと思う。
age
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>>258 ヘッセの方ではそう思ってただろうけど、
シュトラウスとしては、ああいう孤独で内面的な
詩の内容が、晩年の心境の変化、あきらめの境地
(?)にぴったりだったのでしょう。
日本では、シュトラウスのリートのうちこの曲が
ダントツの人気を誇っているのも、こうした、
しみじみとした感じが大きいのではないかな。
age