★〜★四つの最後の歌★〜★

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1キルステン・フラグスタート
言わずと知れたリヒァルト・シュトラウスの遺作。
至高の名曲か、懐古趣味の駄作か。
「泣ける」コーナーでは話題でした。
ご意見はいかが。
2名無しの笛の踊り:02/01/22 03:48
ヤノヴィッツ/カラヤン












きゃー、(以下略)
3名無しの笛の踊り:02/01/22 08:28
テンシュテット/ポップ
4名無しの笛の踊り:02/01/22 08:45
スレ立て、ご苦労様〜。
「泣きました」スレでこの曲を挙げたものです。
待ってました〜。
ヤノヴィッツ・カラヤンを愛聴。

至高の名曲に一票。
5名無しの笛の踊り:02/01/22 09:13
とても前世紀の半ばに書かれた曲とは思えないけれど、漏れにはとにかく
美しく聞こえる。
ピアノ伴奏版だけど、バーバラが一番。
ヘンドリクスじゃないよ。
6名無しの笛の踊り:02/01/22 09:24
しのぶ@横須賀は結構よかったよ
7名無しの笛の踊り:02/01/22 09:29
シュワルツコプフはともかく、セル/ロンドン響の伴奏は最高。
8キルステン・フラグスタート:02/01/22 09:39
エリーザベト・グリュンマ―の1970年ライヴ盤は如何。
わたくしは大のグリュンマ―好きなものですから、これを愛聴。
シュヴァルツコップフの濃艶さこそなけれ、
知性・品格ともに具わる抑制された歌い口は、
当今もはや聴かれぬものです。
ただし第4曲のテンポが、デラ・カーザ盤(曲順が2・3・1・4と
変なもの)のベーム並に速くて、この点がややどうかと思います。
初演のフルトヴェングラーは泰然と見事なものですが、
ベームはシュトラウスとより親しかったプロ中のプロ。
「ナクソス島のアリアドネ」でも、あの終幕のエコーの重唱の
絶美の旋律を晩年まで実にサラサラ淡々と指揮しつつ、
清潔な情緒を醸し出した人ですから、
ベームに関してはテンポ設定に一家言あるはず。
ちなみにグリュンマ―盤の管絃楽はベルリン交響楽団。
指揮はリヒァルト・クラウスという人です。
9某EMIプロデューサー未亡人:02/01/22 09:55
私とアッカーマン盤が最強と思いますが、何か?
10名無しの笛の踊り:02/01/22 12:50
>>8
アリアドネのあの個所はケンペの方がさらに美しいような・・・
11名無しの笛の踊り:02/01/22 13:03
ヤノヴィッツはいいですよね。
だけど、最近の録音のジェーン・イーグレンもとても良かったですよ。
未聴の方にはぜひとも聴いていただきたいです。
12名無しの笛の踊り:02/01/22 17:43
トモワ=シントウ/ベーム。
13名無しの笛の踊り:02/01/22 18:02
じゃあ漏れはデラ=カーザ/ベーム/VPO。
デラ=カーザって美人だにゃ。
14名無しの笛の踊り:02/01/22 18:26
じゃあ漏れはヤノヴィッツ/チェリビダッケ。
カラヤン盤よりも遅いテンポで、じっくり聴かせる。
15名無しの笛の踊り:02/01/22 18:29
正直、イーグレンって歌じゃなくて顔でちょっと萎える。
16名無しの笛の踊り:02/01/22 18:36
シュトラウスの遺作は「葵」じゃないの?
17ピアノ教師:02/01/22 19:28
シュワルツコップの声が苦手なのですが
この曲の録音は好き。
絶唱という表現がピッタリだと思う。
18名無しの笛の踊り:02/01/22 19:32
ギネス・ジョーンズの東京ライヴ。(91年、Koch)
19名無しの笛の踊り:02/01/22 19:51
四つの最後の歌と聞いて、私はまだ若すぎて理解できないだろうと思い、なんとなく
敬遠していたけど、たまたま聴く機会があって、聴いてみてあまりの美しさにビクーリした。
晩年にこんな素晴らしい曲を作曲するなんて、年を重ねてますますさえわたっていった
って感じ。そういう意味でもR.シュトラウスって凄い作曲家だと思う。
私はボニーを聴いているYO。ピアノ伴奏版もいかにもしみじみと人生を振り返って
いる感じがでていてイイと思う。オーケストラ版もやっぱシュトラウスの素晴らしい
オーケストレーションが魅力的だと思う。どちらもそれぞれ良さがあると思う。
オーケストラ版のCDもなにかいいのないかなぁ。

20名無しの笛の踊り:02/01/22 20:17
ジェシー・ノーマンがいいんじゃない?
21名無しの笛の踊り:02/01/22 20:26
>>15
だけど、顔を忘れて歌を聴いてみて!
イーグレンは、ムーティ盤のノルマも良かった。
美声というよりは、威厳のある声っていうのかな、
あたりを払うような特別のものがあると思う。
22名無しの笛の踊り:02/01/22 20:30
>>21
そうしてみるよ、ありがとう。
23名無しの笛の踊り:02/01/22 20:49
>>22
そう言ってもらえて、漏れもうれしいよ!
24名無しの笛の踊り:02/01/22 22:02
誰が何と言おうとヤノヴィッツ、カラヤン。
宇乃馬鹿が薦めてるけど心底いいぞ。
聴いてみ。
25名無しの笛の踊り:02/01/22 22:08
やっぱし、シュワルツコプフとセル/ロンドン響に尽きるでしょう。
フェリシア・ロットとヤルヴィ/スコティシュ・ナショナル響も悪くない。
26名無しの笛の踊り:02/01/22 22:17
あんな友は新党
27名無しの笛の踊り:02/01/22 22:19
>>24
ヤノヴィッツの声って、ものすごく美しくて、この曲に完璧にマッチして
ると思うんだけど、もうちょっと歌を前面に出して欲しかったな...
て感じました。
28名無しの笛の踊り:02/01/22 22:26
>>20
チェリビダッケ曰く「彼女は文化的素養を全く持ち合わせていない。
あれはヘッセの春では無い。ゴビ砂漠の春だった」

>>7=25
シュヴァルツコップ/セルはベルリン放送響!
29名無しの笛の踊り:02/01/22 22:33
デンマークのソプラノ、エリーザベト・メイヤー=トプセーが最高!
30名無しの笛の踊り:02/01/22 22:56
シュヴァルツコプフは、シュトラウスがこれをブリュンヒルデを歌える
歌手をイメージして作曲したという話を、録音した後で聞いたという。
だからこそ初演はフラグスタート。
そういう意味では、シュヴァルツコプフもヤノヴィッツもロット(言うまでも
なくフェリシティだけど)もデラ・カーサも、言うまでもなくボニーも
線が細いことになってしまう。
と言いながら、ジェシーとバーバラ・ボニーという全く正反対のアプローチを
どちらも好きな私ですが・・・。
31名無しの笛の踊り:02/01/23 00:13
>>26
漏れもあんな友は新党に一票
32名無しの笛の踊り:02/01/23 00:25
ヴァイオリンのソロがいちばんイイのはどれですか?
33キルステン・フラグスタート:02/01/23 00:27
ヤノヴィツ、トモワ・シントウ両女史の人気が高いようですね。
これは両女史の歌唱の魅力なのでせうか。
それとも伴奏管絃楽の魅力なのでせうか。
初演者のフラグスタートのご感想は如何。
フルトヴェングラーの指揮ぶりにせよ、フラ女史の歌唱にせよ、
いささか「ヴェーゼンドンクの五つの歌」を思わせるとはいえ、
初演とは思えぬ充実度だと思うのですが。
もっとも録音は酷いですね。
最後の最後で急にヒスが消えて綺麗な音になるのが逆に恨めしいです。
34名無しの笛の踊り:02/01/23 00:29
イーグレンは素晴らしいですね。深々として。
ヘンドリックスもいい。彼女の声が天国的。
キリ・テ・カナワのデッカ盤。馥郁とした歌唱。
以上がベスト3(順不同)。
ヤノヴィッツ&カラヤンは「歌」って感じがしない。
呼吸が合わない、といったら変だが。私見ですが。
35名無しの笛の踊り:02/01/23 02:55
テ・カナワは、あんまり好きな歌手じゃないけど、ショルティとのデッカは
私も好きです。柔らかな美声が心地よい。
ジェシー・ノーマンは、息の長い旋律を余裕を持って歌い上げていて素晴らしい
と思います。3曲目のヴァイオリンソロの後、どんどんクレッシェンドして
いって最高潮に達するところでは、ブラックホールに吸い込まれていくような
圧倒的な声を聴かせてくれます。
イーグレンは、ノーマンと同じようなアプローチですね。

テ・カナワは若いころに録音したソニー盤もあるから、気をつけて!
36名無しの笛の踊り:02/01/25 15:05
>>33
漏れもフラグスタートのライブ盤愛聴。
ってこれ初演の録音だったの?今知った。
37名無しの笛の踊り:02/01/28 20:18
もっと四つの最後の歌について語ってあげ
38名無しの笛の踊り:02/01/30 00:30
リヒャルトは、オペラ以外で真に価値があるのは、これと「変容」
だけではないか。4つの最後の歌、実演で良かったのは何ですか?
歌だけなら、数年前に慶應のワグネルが共演した佐々木典子が良かった。
逆に最悪だったのが東フィルとやった時のヘンドリクス。下品。
曲で一番好きなのは、終曲(?)の、たゆたうようなホルンのソロ。
あそこは泣ける。
39名無しの笛の踊り:02/01/30 02:36
>>38
私はR.シュトラウスの歌曲が好きですけど。
「献呈」「夜」「万霊節」「あした」とか他にも素敵な曲がいろいろあると
思いますが。私は「4つの最後の歌」のなかでは「眠りにつこうとして」が
一番好きです。聴いて覚えて自分でも口ずさんでみたりしています。不正確
なところもあると思いますが。あと高音が苦しいです。
40キルステン・フラグスタート:02/01/30 02:48
久しぶりに上がってまいりましたね。

どなたか国立音楽大学の曾我栄子先生のこの曲を聴かれた方、
または録音の有無をご存じの方は?
この曲ばかりか、シュトラウスの歌曲はことに、
声の美しさだけでない、言葉の読みや、雰囲気としても一種の知性が
不可欠と存じます。
曽我先生はそうしたものをお持ちでした。

それにつけても、いつも故グリュンマ―のことを思い出すのです。
41名無しの笛の踊り:02/01/30 03:26
メタモルフォーゼン、オーボエ協奏曲も
価値あるだろ
42名無しの笛の踊り:02/01/30 08:41
>>41
38の言う「変容」とは「メタモルフォーゼン」のことと思われ。
43名無しの笛の踊り:02/01/30 08:43
>>38, 39
私も歌が一番好きです。四つの最後の歌は文字通りその掉尾を飾る
(時代遅れの)名品。・・・なんて言うまでもないか。
44名無しの笛の踊り:02/01/30 09:04
ヤノヴィッツ、ボニーもいいが、フレミング琥惑的。
45名無しの笛の踊り:02/01/30 23:42
仕事のことなどで悩んだり行き詰ったとき、この曲を聴くと心が落ち着きます。
怒りでアタマが真っ白になっているような時でも、この曲を聴くと穏やかな気持ちになれます。
私は、特に最後の2曲が好きです。
眠りにつくときのヴァイオリンソロの後、美しいメロディーが高揚していって、
夕映えの中ですーっと潮が引いていくように、余韻を残して遠ざかっていく...
私はシュトラウスの歌曲も大好きですが、この4曲には特別のものがあるように思います。
46名無しの笛の踊り:02/01/31 12:35
>>44
蠱惑的と聞こえる人もいるのだなあ。私には年増の厚化粧のようにしか
聞こえない。彼女のリサイタルもそうだった。とってもがっかりしたのを
思い出した。
47名無しの笛の踊り:02/02/02 04:31
フレミングの歌唱はどんな感じですか?
アップショーとか録音したら面白いだろうに
48名無しの笛の踊り:02/02/02 08:09
>>41
 80年代に出たグラモフォンのガレリアシリーズには
メタモルフォーゼン、オーボエ協奏曲、四つの最後の歌
が収録されていた(演奏はカラヤン、BPO、ヤノヴィッツ)。
これこそ最強の組み合わせという訳か。
買っときゃ良かった。
DGオリジナルスにはオーボエ協の代わりに「死と変容」が
入ってるが、作曲年代が違うのでかなり違和感がある。
49名無しの笛の踊り:02/02/02 13:03
>>48
両方買ったよ。だけど、聴くのはオリジナルスの方だなー
なんか良くわからないんだけど、オリジナルスの方が音はいいはずだと
思ってねぇ。
50名無しの笛の踊り:02/02/02 15:08
>>47
アップショーの声は細すぎてダメッショー。
51名無しの笛の踊り:02/02/02 15:09
漏れはポラスキーとマイヤーが聴きたい。
52名無しの笛の踊り:02/02/02 15:27
>>48-49
ORIGINALSは「夕映えに」の冒頭の音量が旧盤に比べて、
大分抑えられています。
コーホーが「オーケストラの響きに目眩がしそう」といった風な
ことを書いていましたが、それが実感出来るのは旧盤の方でした。
53名無しの笛の踊り:02/02/02 19:09
僕が持っているのは、まだ名前の挙がっていないオージェ/プレヴィン/VPO盤だけですが、
決してオススメできるものではありませんな。眠い歌とボケた指揮に聞えます。
印象に残るのはテラーク録音のVPOの音のまろやかさくらいで、音楽には何の感動もありません。
54名無しの笛の踊り:02/02/02 19:16
>>53
あれはオマケみたいなもん。併録の「英雄の生涯」はいいですね。
5553:02/02/02 20:07
>>54
ええ。プレヴィンはプログラムものが妙に上手いですね。

「4つの最後の歌」では、これを聴きながらシュワルツコップのアッカーマン盤での
凛とした歌、セル盤での濃艶な歌いまわしや目覚しい指揮、あるいはカラヤン盤の陶酔、
チェリのオケが放つ芳醇な響き、などを適当にブレンドして思い出しては懐かしんで
います。まあ何を聴いてもどこかしら文句をつけたくなるんだから、いっそこれなら
ある意味文句のつけようもなくていいか・・・んなワケないか、やっぱり。
56名無しの笛の踊り:02/02/02 21:36
意外とジェシー・ノーマン盤て評判低いんですね。
57名無しの笛の踊り:02/02/03 00:15
ノーマンの声の威力には圧倒されますね。
でも同じような路線でイーグレンのもっと精妙な歌唱のCD
がリリースされたのでノーマンの存在感は薄くなったような。
58名無しの笛の踊り:02/02/04 12:53
ポップとテンシュテット。
ある種の若々しさと、こまやかさと、あるいは熟成と、すべてがあります。
特に、九月の、ホルンのエンディングの直前のリタルダンド。
止まりかけるギリギリでの、最後の「zu」の歌い方なんて!
59名無しの笛の踊り:02/02/07 06:01
age
60名無しの笛の踊り:02/02/09 02:09
なんでこんなに下がるの速いの?あげ
61名無しの笛の踊り:02/02/09 20:30
シュヴァルツコップ/セルだけど、オケがコンセルトヘボウのもあります。
62名無しの笛の踊り:02/02/09 20:39
わたしもルチア・ポップだな♪
持ってるCDはマイケル・ティルソン・トーマス/ロンドンだけど。
63名無しの笛の踊り:02/02/09 20:41
イーグレンは顔が凶悪であまり聴く気にならんなー。
64名無しの笛の踊り:02/02/09 20:52
ルックスならぶっちぎりでデラ=カーザだね。
イーグレンは保険金殺人犯みたいで最悪、いやだなー風呂敷かぶせろ。
歌は文句なしでヤノヴィッツ、2,3,4,5がなくてポップか?
65名無しの笛の踊り:02/02/09 21:08
>>61
それは例のコンセルトヘボウのライブのシリーズのものですか。
感想聞かせてください。
66名無しの笛の踊り:02/02/09 21:45
>>65
そうです。64年6月の演奏。
第4曲の「夕映えの中で」だけは、以前出た「オランダ・フェスティヴァル50年」セットにも入っていました。
で、このセットの方で聴いたときには、イントロで涙が出てきまして……
というわけで、全曲の方はすでに冷静に聴ける状態とは言い難いかもしれませんです(w

67名無しの笛の踊り:02/02/09 21:49
早速にありがとうございます。
そうですか。さすがにライブとかオケの違いとかといった要因があるのでしょうね。
録音はどうですか。私はギレリスがヨッフムの伴奏でブラームスを弾いたものしか
もっていないのですが、これはあんまり録音がよくないので。
68名無しの笛の踊り:02/02/09 22:12
ヒストリカルものを聴くのも苦にならないもんで。
40年近く前のものと思えばそれなりじゃないですか?
69名無しの笛の踊り:02/02/09 22:30
シュヴァルツコップ・セル盤って、1曲目声が出ないせいか半音低くして
歌っている。
70名無しの笛の踊り:02/02/11 06:48
あげ
71名無しの笛の踊り:02/02/11 07:41
これほどの作品を歌手が自我で歌って聴かせるということ自体が無理。
いかに美しく純粋に表現するかがポイント。
まして、堂々とした歌唱なんて、はなから論外でノーマン、イーグレン
などはルックスはともかく、まるで場違いひとりよがりの見本。
シュワルツコップも声にクセがありすぎてペケ。
結局はヤノヴィッツ、ポップということか。
72名無しの笛の踊り:02/02/11 10:04
シュワルツコップ/アッカーマンは良いと思うけどなあ。
73名無しの笛の踊り:02/02/11 10:22
エディット・マティスはよかったなあ。
生で聴いた。
74名無しの笛の踊り:02/02/11 23:19
ベーム盤の曲順は初演通りなのかもしれないが、違和感がぬぐい去れない。
75名無しの笛の踊り:02/02/12 00:09
>>71
堂々たる歌唱がなぜ論外なのですか?
私はポップの大ファンですが、この曲の録音は新旧どちらも声に余裕がなく、
ギリギリの歌唱のように思えます。
ノーマンやイーグレンのようなスケールの大きな歌手にこそふさわしい曲
だと思うのですが。
76名無しの笛の踊り:02/02/12 00:17
だ・か・らあ、誰が一番の言い出すともめるでしょう?
それで昔からこの曲は「シュワルツコップね!」と決まってたんですよ。
すると本当はみんな内心「ヴァカ、ヤノヴィッツに決まっとろうが」とか
「ノーマンに敵うもんがあるかい」とか「ポップたん萌え」とか思いながらも、
仕方なく「ま、そうすかね」と丸く収まる、と。昔の人の智恵は大したモンですな。
っつーことで、たとえ声がしわしわでも表情がウザくても「シュワルツコップね!」
77名無しの笛の踊り:02/02/12 00:22
>>76
すんまそん。それ聴いて安心しました。
私はどうしてもシュワルツコップのが好きになれなかったので。
78名無しの笛の踊り:02/02/12 00:48
例えば、マーラーのリュッケルトの「私はこの世に...」
なんかには圧倒的に共感しきれるんだが、
オレはどうしても4つの最後に共感しきれないところがある。
マーラーは、どちらかというと身の回りの小さなことを拡大解釈して大袈裟にするような感じで、
なんだか矮小なオレの身の丈からでもすんなり入り込んでいけるんだけど、
シュトラウスは最初っから大袈裟というか、大上段に構えるというか、そういうとこある気がして、
4つの最後も、大作曲家の最晩年の孤独な絶唱を聴かせてくれるようでいて、
やっぱり音楽の高みから見下ろされているような気配を感じてしまう。
だから4つの最後には巨大な距離を感じてしまうのかな、と考えてみた。
もちろんムチャクチャ美しい音楽であることには疑いようがないのだが...
ちなみに所有盤はヤノヴィッツ/カラヤン、シュヴァルツコップ/セル、ノーマン/チェリ、オージェ/プレヴィン
独白スマソsage
79名無しの笛の踊り:02/02/12 01:33
ポップが声に余裕がないというのは同感
批評家は絶賛しまくりだが
80名無しの笛の踊り:02/02/12 01:36
>>73
あれ、マティスがこの曲歌ったことあるの。
どこで、誰と?教えれ。
81名無しの笛の踊り:02/02/12 01:38
>>71
これほどの作品を歌手が自我で歌って聴かせるということ自体が無理。
いかに美しく純粋に表現するかがポイント。
まして、堂々とした歌唱なんて、はなから論外

「自我で歌う」というのはどういうこと?
「美しく純粋に」というと、たとえば、なぜバーバラ・ボニーはオケ版で
歌わないの? 彼女に直接聞いたことがあるけど、声の質からして、この曲には
あわないから、ピアノ伴奏でしか歌わないんだって。あなたの説をバーバラに
聴かせてあげると彼女は喜んで歌うかも知れない。
82名無しの笛の踊り:02/02/12 07:07
誰かデラ・カーザたんが好きな人はおらんか?

>>74
現行盤の順番でプログラムして聴けば?漏れはそうしてる。
83だ・か・ら:02/02/12 09:27
>>81
横レスですが、もしやご自分でも歌をたしなまれる女性の方ですか?
ならば、ご立腹ごもっともと思います。おい>>71、勝手なことほざい
てるんじゃない!

で、もし、そうでないなら、その意見全然良くワカラン。何が言いたいのYO!
漏れは>>71さんの意見もわかるような気がするぞ。やっぱり同意はしないけど。
へえ、そんな風に感じる人もいるんだねえ、人は色々ですな、と思って終わり。
84名無しの笛の踊り:02/02/12 09:44
>>80
マズア&BPO
8581:02/02/12 10:21
私は自分では歌わないけど、「自我で歌う」という表現がわからなかった
から、まず説明してほしいわけ。
それから、30が書いてたことを私もどこかで読んだことがある。つまり
シュトラウスはこの曲をブリュンヒルデを歌える強い声を持っている
歌手を想定して書いていたということ。そして、シュヴァルツコプフが
もしその話を録音するまえにきいていたら、たぶん歌うこともなかったし
ましてや録音なんかもしてなかったと言っていること。
響きが豊かな声の持ち主が歌うことを前提として書かれているから、
71さんの「堂々とした歌唱なんて、はなから論外」というのはとっても
的はずれな指摘なの。
もちろん、あなたの言うように、「人は色々」だから、堂々としたのは
趣味に合わないでもいいけどね。
86名無しの笛の踊り:02/02/12 19:41
>85
シュトラウスはこの曲をブリュンヒルデを歌える強い声を持っている
歌手を想定して書いていたということ。

これほんと〜?信じられんなー。
根拠は?
87名無しの笛の踊り:02/02/12 20:55
私は全曲ではまだボニーしか聴いていないけど、響きが豊かな声の人が歌うと
死をポジティブに捉えてるような感じになるのかな?あるいは大往生みたいな
感じかな?それはそれで良さそうな感じがするけど。ボニーだと正に
「美しく純粋に」という感じで、逝きかけていて、半分この世の人では
なくなっているような、浄化されているような感じがする。私はどちらもそれぞれ
良さがあるんじゃないかと思うけど。
88名無しの笛の踊り:02/02/12 21:25
>85
いくら2ちゃんだからといったって、でたらめばかり書いちゃだめだよ!
89名無しの笛の踊り:02/02/12 23:08
>>80
何年か前にN響とやったのテレビで放映してたの見たことあるよ。
N響だったかイマイチはっきりしないんだけど、TVで放映したんだから
N響アワーじゃなかったかなぁ。
マチスって、すごく誠実な歌を聞かせてくれますよね。
このスレとは関係ないけど、モーツァルトのコンサートアリア集は
マチスファンの人には、是非聞いて欲しいな。
90名無しの笛の踊り:02/02/12 23:11
>>78
ノーマンてチェリとも録音だしてますか?
私が持ってるのはマズア&ドレスデンのやつです。
確か、ずーっと前に再録音するっていうニュースを見た気がするんだけど、
それはどうなったんだろ?
91名無しの笛の踊り:02/02/12 23:19
>>87
死をポジティブに...という風には感じなかったな。
ただ、私がこの曲をはじめてきたのがノーマンなんです。
それで、私にとっては余計に印象深いのだと思うのです。
今までの人生を回想しつつ、そのまま死の世界に吸い込まれていくような
強力な引力?のようなものを感じました。うまく表現できないのですが...
シュトラウスの息の長い旋律を圧倒的な声で聴くって、一種の麻薬のような
魅力があると思いませんか?
ボニーのは、ピアノ伴奏ということもあって未聴だったのですが、
明日さっそく買ってきて、自分の耳で聴いてみることにします!
92あぼーん:あぼーん
あぼーん
93名無しの笛の踊り:02/02/12 23:39
>>92
オマエが死ね
>>93

何えらそうなこと言ってるの。このリヒャルト=シュトラウスの遺作
は、ブラームスの絶作と並んでぼくは大好きです、けど、ここのヲチ板の
連中が許せないだけですよ。

95名無しの笛の踊り:02/02/12 23:43
>>93
このキ(以下略は無視して下さい。
96名無しの笛の踊り:02/02/12 23:44
>>93
バカにかまってはいけない。ひろゆきもあきれる真性厨房だよ。無視無視。
97名無しの笛の踊り:02/02/12 23:46
>>91
僕もノーマン、マズア盤が初めてです。昔々に吉田秀和の番組で聴きました。
>吸い込まれる
あの感じを表現するとなると他に表すのが難しいですね。
ひばりが囀る残照の空に吸い込まれる感じです。
98名無しの笛の踊り:02/02/12 23:48
しかし、年を取ってから聴くと、ホントに五臓六腑に染み渡る曲なんだろうな・・・。
9981:02/02/13 00:27
>85
いくら2ちゃんだからといったって、でたらめばかり書いちゃだめだよ!
>85
シュトラウスはこの曲をブリュンヒルデを歌える強い声を持っている
歌手を想定して書いていたということ。

これほんと〜?信じられんなー。
根拠は?

何月号か覚えてないけど、96年だったか、97年だったかのGrammophoneに
書いてある。調べてみたら。それでほんとだったら謝罪文書いてね。
誰かが言ってることが合ってるとか違ってるとか、自分のイメージだけで
判断しちゃダメよ、ぼうや。
100名無しの笛の踊り:02/02/13 00:29
>>99
まあまあ、それぐらいにしなよ。高松のキチガイじゃないんだから。許してあげよう。
101名無しの笛の踊り:02/02/13 00:30
>>87
91です。さきほど書き忘れてしまったのですが、
私がノーマンの演奏で感じたのは、大往生というものではなく、
また浄化されるっていうのともちょっと違っています。
万感の思いを込めて今までの人生を振り返り、楽しかったことも
悲しかったことも全てに感謝を捧げながら、穏やか気持ちで
そっと幕を降ろす...
やっぱりうまく表現できないのですが、そんな印象を受けました。
102あぼーん:あぼーん
あぼーん
10387:02/02/13 20:07
>>91,>>101
ノーマン独特の包容力があるような感じなんでしょうか?
私も今、オーケストラ盤が何か欲しいなぁと考えているところです。
音楽を言葉にするって難しいですよね。人様の演奏を言葉にするなんて、2ch
にカキコするときですら私は責任を感じてしまいます。
私は萬有製薬85周年記念盤として作られた中丸三千絵のCDを持っているんです。
このCDは非売品なんですが・・・このCDの中で中丸三千絵が「眠りにつこうとして」
を歌っているんです。中丸さんのこの歌は死はこの世の諸々の事から解放されて、
魂が自由に羽ばたくものなんだというような、なにか死にも希望を感じさせるように
思えるのですが。中丸さんの歌もボニーの歌も違った良さがあってイイなあと
思っているんですが。



10481:02/02/13 21:09
>>103
実は、ボニーの前にも、ひとつピアノ伴奏版のCDがあります。Gabriele
Fontanaというソプラノが、エリック・ウェルバの伴奏で歌っています。
このCDには、ウェルバがシュトラウス自身にピアノ版を作る erstellen
ことの許可をもらい、作った版をシュトラウスに見せたことが書かれています。
それでも、あのように沢山のピアノ伴奏の歌曲を書いたシュトラウスが、
晩年にオケ版として出版したことを考えると、オケ自体の豊かさと、声の
豊かさとが作り上げる世界を前提としていると考えざるをえません。
ぜひ、オケ版を聴いてください。私は最初にオケ版(ご多分に漏れず
セルが伴奏したシュヴァルツコプフの録音を聴きましたから、ビアノ版しか
知らない人が、オケ版を聴いたときに何を感じるのかとても興味があります。
私の手許には22種類のオケ版と2種類のピアノ版がありますが、最初は
どれを聴いてもいいのではないかと思います。ただ、比較的録音のよいものから
聴かれるのをお薦めしたいと思いますが。
105名無しの笛の踊り:02/02/13 21:26
>99
いいかげんな事を言っといて証明を求められたら、自分で調べて謝罪しろだと!
しかも何年ごろかはっきりしない、誰が書いたかも分からない雑誌記事が
あるわけね?
いくら2ちゃんでも、このぐらいとろくていい加減なやつも珍しいな。
あーおどろいた!
10681:02/02/13 21:42
>>105
ちょっと時間がかかるかもしれないけれど、人の言うことを信用できないのなら、
調べましょう。それで私の読み間違い・記憶違いであればであれば、誤りましょう。
もし本当だったら、「でたらめばかりかいちゃだめよ」という記述について
それから「いい加減なやつ」という記述について謝ってください。
何年頃かはっきりしない、のではなくて、96年か97年かのGramophoneと
書いてあるでしょ。
あと2つのことをついでに。
ひとつは、ブリュンヒルデ説の傍証。ご存知のように、1950年にこの曲を
初演したのは、フィルハーモニアをフルトヴェングラーが振って、時の
ブリュンヒルデであった、フラグスタート。それこそ、デラ・カーサのように
マルシャリン、カプリッチョの伯爵夫人、クリソテミス、アリアドネ、
ズデンカなどなどのシュトラウス作品をザルツブルクでも歌っていたタイプが
選ばれなかったのはなぜなんでしょうね。
もうひとつは、一般的に、ブリュンヒルデのイメージでなくこの曲が捉えられる
ようになったのは、確かにシュヴァルツコップも有るかも知れないけれど、
前述のまさしく、デラ・カーサが1953年にベームの棒で正規にこの曲を初めて
録音したことによることが影響しているのかも知れない。
いずれにしても、調べてみるからちょっと待ってて。
107名無しの笛の踊り:02/02/13 21:43
「誤りましょう」!!
10881:02/02/13 21:56
いまちょっと調べたら、手許にはないけど、いつも行っている図書館に
96年以降のバックナンバーがあることがわかった。だから明日、遅くとも
明後日までには返事を書きます。
109名無しの笛の踊り:02/02/13 21:59
事実なら「誤ります」。
ただし言うまでもなく、事実とは第三者が類推でがこう書いていたという
ことではなく、シュトラウスがそう考えて、またはそう言ったという事
の証明(もちろん刑事事件じゃないから厳密じゃなくても)ですよ。
11081:02/02/13 22:00
>>107
106に漢字の変換ミスがあったのですね。ごめんなさい。
「誤り」→「謝り」の間違い。
言うまでもないですか・・・。
111名無しの笛の踊り:02/02/13 22:52
いいよ、作曲家の意図なんて。もう、作曲家の手を離れている作品だから。
112名無しの笛の踊り:02/02/14 00:19
>>109 腰が引けててちょっとカコワルイかも。

このところあんな友は神道のファンがいないなあ・・・
113名無しの笛の踊り:02/02/14 00:33
別にブリュンヒルデ説があったっていいじゃない。
なんでそんな刺々しくなっちゃうのかな。
これほどの名曲なんだから、それぞれに解釈があるだろうし、
いろんな逸話みたいなのがあったほうが素敵じゃないですか。
聴く方にとっても、さまざまな思いを重ね合わせることのできる
とても懐の深い曲ですよね。
お互いに意固地になったりしないで、マッタリいきましょう!
ちょっとカチンときたときにこそ、この曲を聴いて穏やかな気持ちに
なって欲しいなー。
>>87=103
私はやっぱりノーマン&マズアを聴いて欲しいです。
初めて聴いた盤て、やっぱり印象深いです。
ボニーのピアノ版は、会社の帰りにCD屋に寄ろうと思っていたら、
帰る間際に残業を言いつけられて、閉店までに間に合わなかった... (;O;)
11481:02/02/14 00:46
>>113
ごめんなさい、ほんとにちょっととげとげしかったですね。
私もノーマン大好きです。とにかく圧倒的に豊かな声量と表情。これがCDでなくて
生だったらとため息をつきます。生でも、ジョーンズ、ロット、ヘンドリクス、
それからディーナーをオケ版で、ボニーのリサイタルで抜粋を聴いたことかある
のですが、なかなかここまで浸りきることのできる演奏には出会えません。
ノーマンももうこんな声は出なくなってしまったでしょうし。
ところで、チェリが振ったArtistsという海賊版のCDも、マズアが振った正規盤も、
面白いことにそんなにテンポが変わりません。
チェリ: 3'53/ 5'30/ 6'03/ 9'02
マズア: 3'43/ 5'26/ 6'05/ 9'54
チェリの録音は比較的状態もよいのですが、録音時期も場所も何もわかりません。
ご存知の方がいらっしゃったら教えてください。オケはMPOです。
それからノーマンとイーグレンの両方を聴いたことのある方、比較してもらえたら
嬉しいです。
115名無しの笛の踊り:02/02/14 01:10
>>114
113です。
ノーマンがお好きなら、イーグレンも絶対に良いと思います。
私はどちらもあまりにも大好きなので、客観的に比較することができません。
傾向としては、どちらも同じ方向にあると思うのですが。
是非、是非、イーグレンも聴いて見てください!
4つの最後の歌には関係ないのですが、イーグレンがエリザベートを歌った
タンホイザー(=ザイフェルト)、マイヤーがヴェーヌス、指揮はバレンボイム
が出たんです! この週末にゆっくり聞こうと思ってマス。楽しみ!!
116名無しの笛の踊り:02/02/14 01:13
>>114
チェリの演奏記録がここにあるよ。
http://www.bekkoame.ne.jp/~hippo/celi/index.html
これによると、この録音は1992年11月14,16,17日にミュンヘンの
ガスタイクで行なわれた演奏会の録音みたい。ただどの日であるかは
わからない。
11781:02/02/14 13:11
調べました。残念ながら記憶違いなのか、私が見たと思っていた記事は
Gramophoneには有りませんでした。だから、まずこの件についてもごめんなさい。
96-98年にかけて、私がよく読んでいた雑誌は、この他にもBBC Musicと
Classi CDがあります。もしかすると、これらにあるかも知れません。
でも少なくとも、今の私には調べる術がありません。
ところで、それよりも少し後の2000年7月号のGramophoneにMasterclassと
いうコーナーで四つの最後の歌が取り上げられています。Ian Jullierが、
シュヴァルツコップの言葉も引用しながら書いてます。少し長くなるので
これについてはまた後ほど。


11881:02/02/14 13:33
また間違った。ここにはシュヴァルツコップ自身の言葉はIanの
引用としてでなく、そのものが書かれています。
フラグスタートとの関連で書かれていて興味深いのは、1950年
5月22日の初演について、「誰も、レッグでさえ私にこの大きな
出来事について教えてくれなかった。もし私がフラグスタートと
比べようとしていることがわかっていたなら、私は決して、全く
この曲を歌おうとはしなかっただろう。私は今でも誰も教えて
くれなかったこと、そして実際に私が歌ったことをとてもありがたく
思っている。」
というところでしょうか。この件は、私が記憶していたことに
ちょっと関係あるかも知れませんね。
次は、オケと声とのバランスについての彼女の言葉を紹介します。
えっ? もういらない?
11987:02/02/14 20:39
>>104
私はオーケストラ版を全く聴いたことがないわけではないんです。
中丸三千絵の「眠りにつこうとして」はオーケストラ版で、この曲を聴いて
「4つの最後の歌」に興味を持って、全曲を聴きたくてボニーのCDを買ったわけ
です。あと、最近テレビでマゼール指揮スーパー・ワールド・オーケストラ2001
ヘンドリックス独唱のも聴きました。ピアノ伴奏版もこの曲をよりしみじみ聴かせるし、
オーケストラ版もシュトラウス独特のオーケストレーションが美しくて魅力的だし、
私はどちらも捨てがたいと思っています。実はオーケストラ版はシュヴァルツコップに
しようかなと今まで思っていたんですが、シュヴァルツコップはどうなんですか?
彼女の声質がシュトラウスが意図していたものとは違うらしいことはわかりますが。
セル指揮とアッカーマン指揮のがありますよね。
このスレを読んでいるとオーケストラ版をどれにしようか迷いますね。これもCDを
買うときの楽しみの1つだと思いますが。
120名無しの笛の踊り:02/02/14 23:23
>>81
私はブリュンヒルデ説も充分にあり得ると感じました。
もし、何かわかったことがあったら、是非ここに書き込んでください!
>>119
シュヴァルツコップは、シュトラウスの息の長い旋律よりも、詩に重点を
置いているように感じます。声も特別美しいとは思いません。
私はドイツ語が全くわからないこともありますが、言葉を多少犠牲にしても
美しい旋律を歌い上げた演奏が好きです。
ノーマンやイーグレンの演奏は、旋律に重きを置いているように感じます。
中丸さんがこの曲を歌うのは聴いたことがないのですが、他のCDで聴いた
印象から考えると、きっとこちらの演奏に近い傾向にあるのではないかと
思います。
ヤノヴィッツ盤は、この中間ぐらいにあるように思います。うまく表現
できないのですが... とにかく、人間離れした美声を聞かせてくれます。
121名無しの笛の踊り:02/02/15 01:46
ボニーのピアノ版聴きました。
とても美しく歌ってると思うけど、やっぱりどこか物足りなく感じます。
シュトラウスの歌曲って、オケ伴奏とピアノ伴奏両方のバージョンが
あるのがたくさんあるけど、ほとんどはピアノ伴奏のものを後から
オーケストレーションしたのですよね。
4つの最後の歌は、もともとオーケストラ伴奏であることを前提に
作曲されたわけだから、どうしてもピアノに移し変えるのには
無理があるんじゃないかな...と。やっぱり、ピアノ伴奏 →
オケ伴奏と、オケ伴奏 → ピアノ伴奏っていうのは違うんじゃないかと...
122名無しの笛の踊り:02/02/15 10:09
たしかにあの絶妙なオーケストラ版を聴いた後でピアノ版を聴くと
なんじゃこりゃって感じにはなるね。
123故自己陶酔スレより出張:02/02/15 12:00
光の繊維で編み上げ幾重にも重ねられた紗(うすぎぬ)が、ある時は透け、
ある時は半透明に微発光しながらはがれ落ちてゆくよう。
それはやがて光の粒子になって空間に拡散し、2羽の小鳥に導かれて限りなく
透明な蒼い闇の中に溶け込んでゆく。
124名無しの笛の踊り:02/02/15 12:50
>>25
ロットとてもいい!! マイベスト。
12564:02/02/15 20:54
>>121,>>122
そうですか。
私はドイツ・リートが好きなんで、ピアノ伴奏版だとドイツ・リートのような感覚で聴けるような
ところがいいなと思っているんですが。オーケストラ伴奏の方がシュトラウス
の意図にあっているのかもしれませんが。私もオーケストラ版も大好きですが。
オーケストラ版とはまた違ったアプローチでこの曲を聴けるような気がするんです。
ピアノ版だとなんか渋くて、いかにも晩年という感じがでると思うんですが。
もちろんこれはシュトラウスが意図したことではなく、偶然なんですが。
まあ、これはあくまでも私個人の感じ方です。人はそれぞれ好みがあるから、
いろんな意見があって当然だと思います。
126名無しの笛の踊り:02/02/16 03:50
昨日テレビで変な引用のされ方してて鬱だった
127会葬御礼:02/02/16 08:13
>123
いよっ!直木賞候補。
128名無しの笛の踊り:02/02/17 00:38
>>124
俺も。ロットってブロムシュテットと再録音するはずだったけど、中止になったのかなあ
129名無しの笛の踊り:02/02/17 01:05
歌は知らんが人柄はロットが一番良さそう。 (W
130名無しの笛の踊り:02/02/17 01:12
ロットはオーケストラ伴奏歌曲集もいい
131名無しの笛の踊り:02/02/17 01:19
都響の定期で緑川が歌うようだが、どうよ。
132名無しの笛の踊り:02/02/17 01:20
>>131
ブリュンヒルデ良かった。期待していいかも。
133名無しの笛の踊り:02/02/17 09:34
>>132
緑川さん、むかーしドビュッシーの放蕩息子歌うの聞いたよ。
若杉弘さんの指揮で。
ホントはマティスが歌う予定だったのが、風邪かなにかでキャンセル。
その代役だった。
会場について、それを知って、ものすごくがっかりしたんだけど、
聞いてみたら素晴らしい声で感動したなー。
都響で歌うの、いつですか?
134名無しの笛の踊り:02/02/18 02:19
■東京都交響楽団
 第547回定期演奏会
[日時]3月29日(金)19:00〜サントリーホール(東京)
[指揮]小泉和裕
[出演]緑川まり(ソプラノ)
[曲目]●R.シュトラウス:4つの最後の歌/アルプス交響曲
[金額]S6,000〜学生2,000
[連絡先]都響ガイド03-3822-0727
[託児サービス]Mother's0120-788-222
135名無しの笛の踊り:02/02/18 09:21
>>134
ありがとうございます!
136名無しの笛の踊り:02/02/18 18:20
ポップ&ティルソン・トーマスのはポップの最後の仕事なのですか?
癌で亡くなったのですね。
137名無しの笛の踊り:02/02/18 18:29
>>136
確かその筈。亡くなった後に発売されたように記憶しています。
138名無しの笛の踊り:02/02/18 18:42
>>137
やはりそうなんですか。
グルベローヴァは録音してないのですよね。ライブではうたってるのかな。
139名無しの笛の踊り:02/02/18 18:49
ヴァント=NDRの4つの最後の歌は、一度でいいから聴いてみたかったなあ。
(ヴァントはシュトラウス嫌いだけど)
140名無しの笛の踊り:02/02/18 18:50
>>139
歌手の名前が出てこないところがいかにも,だね。
141名無しの笛の踊り:02/02/19 01:29
>>138
グルベローヴァの声で「4つの最後の歌」は無理があるのでは?
ライブだと特に。
142名無しの笛の踊り:02/02/19 16:36
ここもまもなくageられそう
143名無しの笛の踊り:02/02/20 05:49
あげときます
144名無しの笛の踊り:02/02/20 13:26
>>138
グルベローヴァ専用のナイチンゲール・クラシックスからシュトラウスの
オーケストラ歌曲全集が出ています。
だけど、4つの最後の歌はもちろん別の人。
3枚組みのうち、グルベローヴァが歌っているのもほんのちょっとだけ。
だけど、グルベローヴァの名前で売ってるCDなのにさ。
145名無しの笛の踊り:02/02/21 23:33
age
146名無しの笛の踊り:02/02/21 23:50
>>144
情報ありがとうございます。
地元のCD屋さんに寄ってみましたが、ご教示のものは置いてありませんでした。
でも、2重唱ものだとか面白い盤があるんですね>ナイチンゲール・クラシックス
代わりといってはなんですが、ヤノヴィッツ&チェリのものを買ってきました。
FONIT CETRAのものです。気が向いたら聴いてみるつもりです。
147名無しの笛の踊り:02/02/22 00:02
>>146
144です。ヤノヴィッツ大好きなんです!
音はどうですか? 是非教えてください!!
148名無しの笛の踊り:02/02/22 00:17
>>147
146じゃ無いですが、ヤノヴィッツ/チェリビダッケ盤、録音はイマイチです…。
伴奏はイタリアの放送局のオケで、カラヤン盤のベルリン・フィルとは比べるべくも
ありません…。
でもヤノヴィッツの歌唱はこのライヴでも見事。チェリの指定する遅いテンポで
じっくりと歌っています。
併録の「死と変容」はテンポを大きく揺らした劇的な演奏です(チェリの掛け声入り)。
149名無しの笛の踊り:02/02/22 00:21
>>148
おお! ありがとうございます!!
ヤノヴィッツの歌がちゃんと聴ければオケはどうでもいいんです!!
っていうのは冗談だけど、ヤノヴィッツの録音ってあまりにも
少なすぎないでしょうか?
150名無しの笛の踊り:02/02/22 12:58
ヤノヴィッツ・カラヤンは、もちろんカラヤンの主導なのだろうけど、
テンポの伸び縮みが結構ありますね。
大見得切ったようなルバートではなく、
全体が小さなルバートの連続。
ゆ〜ら・ゆら、と浮き沈みつつ、流されて行く。
イン・テンポで進む部分がどこにもない。
指揮者と、オケと、ソリストと、誰が、どうやって合せているのか・・・
それでも全体は、まとまっているんですから。
まったく不思議な演奏です。
これが今は誰にも望めない、カラヤン・サーカスなんでしょうか。
151名無しの笛の踊り:02/02/22 21:49
>149
おっ、数少ないヤノヴィッツ・ファンがいましたね。
たしかにディスクの数が少ないですよね、私の手持ちもこんな程度です。
・シューベルト歌曲集 4枚組
・最後の四つの歌 カラヤン
・シュトラウスのオーケストラ伴奏歌曲集
・モーツアルト、ワグナーのアリア集 2枚組
・シュトラウス、リスト歌曲集 1977年ライヴ
・カラヤンとの共演ではワルキューレ、ミサソレムニス、ドイツレクイエム
 ヴェルディのレクイエム
その他モーツアルトのオペラ、クリスマスオラトリオ、カルミナぐらいです。
152名無しの笛の踊り:02/02/22 21:58
>>151
私もだいたい持ってました!
シューベルトいいですよね。淡々としてるけど、とても清楚で気品があって。
ナクソス島のアリアドネとかアラベラのユニテル映画のLDからヤノヴィッツの
歌だけCDに焼いて聴いてます!
マルシャリンも録音してくれてたら素晴らしかっただろうなーと思います。
153名無しの笛の踊り:02/02/24 05:03
あげ
154名無しの笛の踊り:02/02/24 19:11
テラーク・レーベル25周年記念で25枚まとめて再発される中に
オジェー/プレヴィン VPOの4つの最後の歌(英雄の生涯)があります。
27日発売だそうです。(^¥^)
155名無しの笛の踊り:02/02/24 19:34
ギネス・ジョーンズが91年ごろサントリーホールで歌ったの聞いた人おらんか?
漏れFMで聞いた。とっくに終わった歌手だと思ってたのにぶったまげた。
156名無しの笛の踊り:02/02/24 19:36
>>152
ヤノヴィッツのアリアドネはケンペ指揮の方が好調だよ。
マルシャリンは最近ドホナーニ指揮のが出た。
157名無しの笛の踊り:02/02/24 21:32
>>156
ドホナーニのは、どこから出てるのですか?
CD?
158名無しの笛の踊り:02/02/24 23:24
今、クラシカで「夕映えに」に振り付けたバレエをやってた。
159名無しの笛の踊り:02/02/24 23:29
>>155
聴きました。90年代の半ばには、ゲルギエフが振ったローエングリンで
オルトルート!!を歌ってました。まだまだ十分に豊かな声を持って
いました。
サントリーでの公演は、Koch SchwannからCDになっています。
当日歌われた、献呈、憩え我が魂、チェチーリエ、朝などと一緒に
収録されています。パターノストロ指揮の東京交響楽団の演奏。
CD 314 081がCD番号です。
160名無しの笛の踊り:02/02/24 23:50
161名無しの笛の踊り:02/02/25 00:11
>>159
情報サンクス!
そのローエングリン、どこの劇場だったか教えてくださいませ。
漏れは96年2月にDOBでエレクトラを聞いたよ。さすがにオレストの場以降は
疲れてたけど、まだまだ一級品の歌だった。

>>157
160さんの書いてるやつでーす。
ちょっと前に新宿のタワーで見たけど。今はどうなんだろ。
162名無しの笛の踊り:02/02/25 00:13
エディト・マティスが80年代後半に来日してマルシャリンばりの声で
歌ったのがすごく良かったと聞いたことがある。うろ覚えなんだけど…。
詳細知ってる人いませんか?
163名無しの笛の踊り:02/02/25 00:13
ノーマンが、やはり化け物だね。
164名無しの笛の踊り:02/02/25 00:28
>>160>>161
ありがとうございました! 明日、さっそく攻めてみます!!

>>162
N響とやったのテレビで見たけど、いまいち余裕のない歌いぶりだったな
と感じましたが。
マチスはこの曲にあんまり合わないように思うのですが。
165名無しの笛の踊り:02/02/25 07:46
きれいなことはきれいだけど、究極の時代錯誤音楽といえよう。
166名無しの笛の踊り:02/02/25 10:03
>165
はあ、何が?
167名無しの笛の踊り:02/02/25 11:17
>>159
ロイヤルオペラで、97年の2月だったと思う。実は3回同じものを聞きに行って
しまいました。タイトルロールは覚えてないのだけれど、マッティラが
エルザ、レイフェルクスがテルラムント、演出がモシンスキーのもの
でした。特別ローエングリンが好きというわけではなかったのですが・・・。
今調べたら、タイトルロールはゲスタ・ヴィンベルーでした。
>>165-166
作曲された時代を考えると、確かに50年くらいは時代に逆行しているように
私にも思えます。大好きだけど。
168名無しの笛の踊り:02/02/25 23:58
age
169名無しの笛の踊り:02/02/27 01:24
age
170167:02/02/27 01:49
そんなこんなで、久々にグィネス・ジョーンズ聴きました。フォルテになると
ちょっとささくれだつような彼女の声は、強くて豊かな声であっても、私には
美しくは聴こえません。
まあ最終的には声の質の好き嫌いになるのでしょうが。
171167:02/02/27 01:50
そういえば、彼女はカルロスのマルシャリンだけでなく、ブーレーズの
ブリュンヒルデでもありましたね。
172名無しの笛の踊り:02/02/28 22:03
ageてみる
173名無しの笛の踊り:02/03/03 04:57
age
174名無しの笛の踊り:02/03/05 12:38
今週(先週?)のサンデータイムズに、ヒュー・カニングがイソコスキの
新録をべた褒めしてます。聴いたことある人感想きぼん。
これでリンク貼れるかな?
http://www.sunday-times.co.uk/article/0,,187-220500,00.html
175名無しの笛の踊り:02/03/05 12:57
きょうのザ・タイムズでもジェフ・ブラウンが絶賛してます。
これは買うしかないか。

http://www.thetimes.co.uk/newspaper/0,,171-226031,00.html
176名無しの笛の踊り:02/03/06 21:22
久々にHMVに逝ったらセルとコンセルトヘボウのシュヴァルツコップ盤があって
思わず買ってしまった。age
177155=161:02/03/06 21:44
>>167=171
久々にこのスレに来ました。レスありがとうございます。
ジョーンズの声は91年の時点では美しくはないですね。
勢いで聞かせてしまう感じでしょうか。
これをライヴで聞いたのがうらやましいです。

彼女は、挙げられている以外に、バーンスタインのオクタヴィアン、
ベームのレオノーレ、ゼンタ、サロメなどなどでもありますね…。

オルトルートはクーベリック指揮のがあります。録音は71年ごろですが、
この役を実際に舞台で歌い始めたのは90年代になってかららしいです。
178161:02/03/07 14:31
>>177
なるほどそういえばクーベリックの棒で入れていたんですね。
彼女はブリュンヒルデやサロメからマルシャリンまで歌える
そんなに多くはないソプラノのひとりですね。
ウェールズの誇りと言えるでしょう。そんなに数は多くは
ないのかもしれませんが、マーガレット・プライス、
レベッカ・エヴァンス、そしてブリン・ターフェルといった
いい歌手が出てますね。
179名無しの笛の踊り:02/03/07 23:00
青裏でヴァント/NDRの四つの最後の歌が出るみたいですね。
ソプラノはヘレン・フィールド。
ヴァントがシュトラウス取り上げていたとは意外。
180名無しの笛の踊り:02/03/07 23:10
石○にありましたよ。
181名無しの笛の踊り:02/03/08 00:45
>>178
マーガレット・プライス大好きです!
4つの最後の歌は録音してないですよね。残念...
日本でライモンディとジョイントコンサートをしたとき、デズデモナの
柳の歌とアヴェ・マリアを歌ったのですが、大感動でした!
182名無しの笛の踊り:02/03/08 21:19
ロットがよかったと言う方どこがよかったのでしょう?
私は彼女の大ファンで期待して聴いたのですが。
オケにもがっかりで、知人にロットの四つの最後の歌・・といっただけで
ひどかったでしょうといわれ、一度聴いたきりなのです。
183名無しの笛の踊り:02/03/09 13:19
>>182
どのロットにがっかりされたのですか。生演奏ですか。
184名無しの笛の踊り:02/03/09 20:31
>>183

ごめんなさい。CDです。

ネーヴィ・ヤルヴィ  スコテッシュナショナル管
185名無しの笛の踊り:02/03/09 21:10
184です。ネーメでした。
186名無しの笛の踊り:02/03/10 16:54
>>176
勇者発見(W)
187名無しの笛の踊り:02/03/10 21:38
カバリエも録音してたんだね。
188名無しの笛の踊り:02/03/12 00:14
>>187
たしかワーグナーも入れてたと思われ。age
189勇者:02/03/12 00:16
>>186
よい録音ではないけど、思ってたよりはよかたよ。
ドンキホーテは聴いてない。
190名無しの笛の踊り:02/03/13 04:53
あげとく
191χ2:02/03/13 20:28
フラグスタート、フルトベングラーの初演の録音があるのには驚きました。
192名無しの笛の踊り:02/03/14 11:44
>>182
そ、そ、そーなんさ!
シュヴァルツコプフほどイヤミじゃなくて
かといってキッチリ考えられてて
声にも新鮮さがあって・・・
それはもう彼女しかない!って思って買ったCD。
だのに・・・なんなんだあのオケは!
デリカシー欠如の極致。
まあ、彼女はちゃんと歌ってると思うんだけど
ことごとく台無しにする無神経なオケの音。
あれは棒の責任だと思うなあ。
193名無しの笛の踊り:02/03/14 18:44
>>191
正確に言うとあれは初演のものでなくて、その前のゲネプロの録音なのだ
そうです。と、どこかで読んだような気がする。
194名無しの笛の踊り:02/03/14 18:48
ロットはやはり問題外でしょう、歌う方が間違いですよね。
195名無しの笛の踊り:02/03/14 18:50
>194
というか、何もわざわざロットを聴く必要ないでしょう。
すでに挙がっているようにすぐれた演奏が多いんだから。
196182 :02/03/14 21:52
>>194 >>195
問題外、聴く必要がないとは、あんまりな。

  みなさん、挙げていらっしゃらないようですが、私が、気に入っている1つは

  マッテラです。

  あとよく聴くのは、ヤノヴィッツ、ポップ、ボニーです。
197名無しの笛の踊り:02/03/14 21:53
ポップはいいね!
198名無しの笛の踊り:02/03/14 22:02
>>196
揚げ足取りでスマソ。
マッテラでなくてマッティラと思われ。
Karita Mattila
199名無しの笛の踊り :02/03/14 22:16
>>198
ありがとう。おかしいですね。じつは、まだオペラを二回しか聴いてませんが、
今、一番、コンサートで聴きたい歌手です。
200名無しの笛の踊り:02/03/14 22:18
優良スレ決定!199さん!君、優勝!
201名無しの笛の踊り:02/03/14 22:24
マッティラは最近よくアバドたんと演奏会やってるよね。
202名無しの笛の踊り :02/03/14 23:14
>>201
そうですね。最近のアバドは、あまり…と思うことが多いけど、歌がはいるのは、
彼女を起用しますね。シューマンの[ファウストからの情景」がよかったです。
でも、やはり、アバドは、シューマンの本質に迫れてないような。
203名無しの笛の踊り:02/03/14 23:22
漏れは一度だけリサイタルを聴いた。彼女は比較的小さなホールで
しっとりとリートをというタイプではなくて、半ばがっかりしたのを
覚えている。
オペラは3つ聴いたけどどれも一級品で、その後に聴いたから余計に
感じたのかも知れないけれど・・・。
204名無しの笛の踊り :02/03/14 23:25
イソコスキ聴いた方、いますか?
205203:02/03/14 23:26
追加。だからきっと四つの最後の歌はいいと思う。まだアバドとの録音は
聞いたことないけど・・・。
美人じゃないけど、オペラの舞台では映えるよね。
206203 :02/03/15 06:54
>>205

 そうですね。10年ほど前、テレビで、エルヴィーラを演じていたのですが、スタイルの
いいことに、驚きました。華がありますね。
207χ2:02/03/15 17:16
ポップは2つあって、元気なときのは素晴らしいですが、最後の録音は悲しすぎで聴いていられません。
ところで4曲の演奏順ですが、フラグスタートの初演時は現在と同じですが、その後デラカーザなどは違った順番でやっていますね。もともとバラバラに作曲された独立作品なので。どの順が正しいと云うことはないのでしょうけれど、それぞれ根拠があるのでしょうか。
208名無しの笛の踊り:02/03/17 05:19
age
209名無しの笛の踊り:02/03/18 13:16
age
210名無しの笛の踊り:02/03/18 14:15
>>207
そんなに酷くないよー。だってあの頃も、舞台に出てバリバリ第一線で
歌ってたんだよ。レオノーレに挑戦したり、しまいにはジークリンデ歌うとか
言い出したりして(これは直前キャンセルしたけど)。
211名無しの笛の踊り:02/03/19 01:30
>>210
そうだよね。
だけど、テンシュテットとのもだけど、最高音域がチョイ苦しいように
思ったなー。
でも、ポップ好きです!
212名無しの笛の踊り:02/03/20 06:50
age
213χ2:02/03/20 20:45
ティルソントーマス盤のポップの歌が悪いと云ってるのではありません。
余命幾ばくもない状況で病をおしての絶唱で、歌の内容までが死の目前にした心境というものですからね。
ポップや作曲者の実際の心境までが、ヘッセやアイヒェンドルフの詩のようだったとは限りませんが、こりゃ鑑賞どころでなく泣けます。
214名無しの笛の踊り:02/03/21 17:04
>>213
たまたまそうなっただけど、ポップはそのころ自分がもうすぐ死ぬなんて
思ってもいなかったんじゃないかなー
215名無しの笛の踊り :02/03/22 14:44 ID:rgucXjts
>>214うん洩れもそう思う。ポップはヘビースモーカーだったね。
最後に聴いたのは、バイエルンのフィがロ。ころころした伯爵夫人だった。
216χ2:02/03/22 23:22 ID:NVXdD+Fv
私もそう思います。もっと摂生してくれれば良かったのに。
217名無しの笛の踊り:02/03/22 23:33 ID:J3UiLA9R
カラヤン−シントウ盤はオケがすごーく上手い。
特にVnソロは絶品。
218名無しの笛の踊り:02/03/24 03:56 ID:iF0CCaxw
そう思う。
219名無しの笛の踊り:02/03/24 16:21 ID:orKlc3GE
私は声の美しさという点ではルネ・フレミング&エッシェンバッハが最高だと思います。
変わったとこだとシルヴィア・シャシュ(覚えてる?)のドイツ語がまったく聞き取れない
不思議な録音持ってます。響きだけ追求して歌っているみたいです。
ロットは結構以前の録音で現在彼女の実力とは雲泥の可哀想な録音だと思う。
イ−グレンの声は素晴らしいと思ったけど情感が乏しく、ボニ−はちょっと一本
調子でがっかりでした。
220名無しの笛の踊り:02/03/24 17:04 ID:AJDo8rzE
>シルヴィア・シャシュ

うーむ、なつかしい名前ですね。
美人だし期待していたのですが
その後続きませんでしたね(声の故障でしょうか)。

「四つの最後の歌」自体は名作との評判を聞いて何回も聞き、このスレも
ROMしてますが、いまだにどこがそんなにすごいのか開眼していませぬ。
221名無しの笛の踊り:02/03/24 18:37 ID:uXqzvLvE
この曲は多少オペラティックなところがないと声が埋もれてしまいます。
ジェシ−・ノ−マン盤はフレ−ズが長過ぎてこの曲の繊細さと
合わなくなってしまうのが不人気原因かもしれません。
名盤と言われ続けているセル盤のシュヴァルツコップはいくら内容が素晴らしくてもビブラ−トだらけのおばさん声は
やはり疲れますね。アッカ−マンとの録音は素晴らしいと思う。
>220 九月の最後のホルンソロと、夕映えにての最後にぐっときませんか?
私はこれが聴きたいがためにこの曲聴くみたいです。
222名無しの笛の踊り:02/03/24 19:01 ID:uXqzvLvE
これ古いけど参考まで
http://www.brainyday.com/jared/fls.htm
フッ フレ−ニ?!! ジュ−ン・アンダ−ソン!
とか興味津々(笑)
みんなやっぱり歌いたいのね〜〜〜
223名無しの笛の踊り:02/03/25 03:15 ID:CUgkwMJs
最初からずっと読んできて、一度も出てきてないのがチェリル・スチューダー。
死のポリ+シュターツカペレ・ドレスデンだけど、余り評判よくないのかな。
録音も新しいし、シュワルツコプフのしわがれ声よりは、つややかなソプラノで
いいと思うんだけど、ちょっと平べったいかな。でも、誰も触れてないので
とりあえず一票。ポップ、ヤノビッツはまだ聞いたことないので、聞いてみます
224名無しの笛の踊り:02/03/25 03:21 ID:FbBItBo2
ああ、ステューダー&シノーポリか、懐かしい。
リリース直後に買ったよ、選曲が魅力的で。
でも何回か聴いて中古屋に出した。
確かに声は整っているんだけど、単調でのっぺりしていて、、、

アップショー、バトルは録音してくれないのでしょうか?
225名無しの笛の踊り:02/03/25 03:38 ID:CUgkwMJs
>>224
売ったんですか? ちょっともったいないかも。
4つの最後の歌より、ヴェーゼンドンクの方がいいですね。
彼女の声は、暗めのおどろおどろしい曲に向いている気が‥
226 :02/03/25 07:34 ID:???
>>1
>懐古趣味の駄作か。

こんなこと言ったヴォケ&ヴァカ ほんとにおんの?
227χ2:02/03/26 21:21 ID:thFu/ffk
そんな言い方をしたわけではないが、元の詩を作ったヘッセが、この曲付けを気に入らず、かなり酷評したとか。
228名無しの笛の踊り:02/03/26 21:28 ID:???
>>227
ヘッセだったら、オーケストラであんな大々的にやるのは嫌がりそうだなあ。
ピアノ伴奏版を聴いたら、少しは納得するかもしれない。
229名無しの笛の踊り:02/03/27 00:06 ID:Vj3BjkoY
フランソワ−ズ・ポレ盤持ってます。ベルク、ワ−グナ−が併録されています。
発音があまりドイツ語に聞こえないのを除けば、声も素晴らしく円熟していてたいそう良く歌っているとは思うのですが
感動までいかないのは何故だろう?
230名無しの笛の踊り:02/03/27 00:28 ID:5IzqRf.A
>>229
ポレって、確かに良いソプラノだと思うけど、そこどまりのようにも思います。
4つの最後の歌だけでなく、ヴェルディとかのアリア集を聴いても、
良い声なんだけど、それだけっていうのか...
231名無しの笛の踊り:02/03/27 22:26 ID:fWb7zU7Q
ヴァントの四つの最後の歌、聴いてみました。
ヘレン・フィールドの歌唱はやはり問題がありますね。
高域が苦しいのは仕方ないとしても、呼吸が浅いので曲に浸れない。
それと、かなり声が揺れるので俗っぽい印象を与えてしまう。
ヴァントの伴奏は、無論カラヤンのような耽美的なものではなく、
早いテンポでどんどん進んでいく。それでも伴奏に関しては雰囲気を失っていないが
歌唱がそれについていけず、呼吸の浅さの原因の一つになったのかもしれない。
全体的にはもう一歩の印象。
最晩年の演奏で聴いてみたかった。
232名無しの笛の踊り:02/03/29 00:16 ID:???
age
233χ2:02/03/30 20:52 ID:ujH7vdWc
ヘッセを読んで、少し高潔な精神に触れたような気分になってからシュトラウスを聴くと、やはり俗界に戻った感じがします。「老作曲家が死を前に達した透徹した境地」などと評される名曲ですが、ヘッセとは世界が違うなと思います。
ヘッセはナチの同調者だけでなく、妥協した人、屈して共存した人たちをも、後々まで許さなかったですから、そのことから一応「復権」を遂げて間もなかった作曲者や初演者達が、自分の作品を扱うことが不快だったかも知れません。
私が愛聴するのは、やはりポップですが、テンシュテット盤ではなく、ザイフェルトと結婚して間もなくの頃のハイティンクとのライブのエアチェックです。更に速いテンポでキッパリした歌いぶりです。
ポップを色々聴くと、やはり早い死が悲しまれます。
234名無しの笛の踊り:02/04/01 07:16 ID:???
あげとく
235名無しの笛の踊り:02/04/02 13:01 ID:dHiDVdlg
>>233
ポップ=ハイティンクのエアチェック、
バイエルンでのライブでしょうか?
あれはよかったですね。
236高校生:02/04/04 06:49 ID:LEKegZ4Q
>>2

同意。
天国的に美しい。
237χ2:02/04/04 21:00 ID:cUQT8pPA
>>235
>ポップ=ハイティンクのエアチェック、
>バイエルンでのライブでしょうか?
>あれはよかったですね。
そうです。1985年1月のライブです。どうよかったか説明は難しいのですが、テンポが断然速いのです。
ベーム&デラカーザに近いけれど、更に速い。ポップの艶やかな声が、例えば「眠りに」ではフレーズごとにたっぷりクレシェンドして、最後の子音まで息を残して歌われます。
ポップの他の録音に比べても、私はこちらが好ましいと思います。シュトラウスからヘッセ側に少し近づいているような。


ルチア・ポップ
ハイティンク1985 テンシュテット1982 ティルソントーマス1993
春 2’51” 3’52” 2’57”
九月 3’47” 5’16” 4’35”
眠りに 4’41” 6’20” 5’22”
夕映え 5' 49” 8’23” 7’10”


シュワルツコップ デラカーザ
セル ベーム
春 3’35” 3’15”
九月 5’17” 3’57”
眠りに 5’19” 5’07”
夕映え 8’17” 5’59”
238名無しの笛の踊り:02/04/06 05:37 ID:???
あげときましょう
239名無しの笛の踊り:02/04/08 04:57 ID:???
あげとこう
240名無しの笛の踊り:02/04/10 00:25 ID:7i2MgV7o
このスレもそろそろ寿命だね。
241名無しの笛の踊り:02/04/10 02:24 ID:???
>>240
えっ、そんなこと言わないで!
寂しい(T_T)
242名無しの笛の踊り:02/04/10 02:48 ID:zXc43X9Y
ヘッセがシュトラウスを忌み嫌っていたのは有名ですね。
ヘッセはブラームス、ワーグナーさえ酷評しており、
シュトラウスに至っては堪えられなかった。
ヘッセにとっての理想の音楽はモーツァルト、ヘンデル、バッハ
などでしたから。
243名無しの笛の踊り:02/04/10 02:59 ID:f/HCI1t.
この曲をアマオケでやった例、知りませんか?
244名無しの笛の踊り:02/04/12 06:48 ID:???
四つの最後の歌スレ、がんばってくれたまえ。
245名無しの笛の踊り:02/04/14 05:31 ID:???
あげとこう
246名無しの笛の踊り:02/04/14 06:06 ID:245B4jfk
>243
数年前、慶應のワグネルがやった。独唱は佐々木典子。
歌は素晴らしかったし、オケも好演でしたよ。
247χ2:02/04/15 21:05 ID:QZtCs0cE
話題が尽きてきましたか。どなたかヘッセについて一言。
248名無しの笛の踊り:02/04/15 21:07 ID:???
車輪の下、デミアンくらいしか知らん
249名無しの笛の踊り:02/04/15 21:19 ID:???
ナルチスとゴルトムント(邦題「知と愛」)
荒野のおおかみ

この2つが横綱
250名無しの笛の踊り:02/04/15 21:57 ID:e0Iw3ui.
>>246
サンクス。佐々木典子かー。うらやましい。
オケ的には難しいのかな?
251名無しの笛の踊り:02/04/16 02:36 ID:???
>>248
「車輪の下」のハンスに共感するなあ。
最後の方でハンスが死んだところを読んだとき、小説の中のできごとなのに
すごく落ち込んだ。
ヘッセはなんでハンスを殺したのかなあ?
「車輪の下」はヘッセの自伝的小説だとか。
ってことは、漏れとヘッセは少し似てるところがあるのかなあ。
252名無しの笛の踊り:02/04/16 08:09 ID:cqS7PNM.
>204 イソコフスキ タワ−に入荷してました。買ってません。
253名無しの笛の踊り:02/04/18 06:06 ID:???
あげとくのれす
254名無しの笛の踊り:02/04/20 06:28 ID:???
あげとこう
255名無しの笛の踊り:02/04/22 05:31 ID:???
やっぱ、このスレ寿命かな。なんか、この曲好きだから倉庫逝って欲しくない。
あげてみる。
256名無しの笛の踊り:02/04/22 06:49 ID:???
おーーーーい
















クーベリックは2流なんだってさ。
257名無しの笛の踊り:02/04/24 06:41 ID:???
あげとく
258χ2:02/04/25 20:13 ID:j5JMt1g2
ヘッセはどこかでブラームスすら貶していましたね。何の作品でしたっけ。所詮シュトラウスとヘッセでは相容れない間柄なので、シュトラウス側からしたら、ヘッセの詩は言葉だけの借り物であって、作品は100%シュトラウスの世界ということでしょうか。
シュトラウスの歌曲はそういうところが多分にあるような気がします。ヘッセの世界を引き合いに出して、この曲の演奏スタイルを論じるのは間違っているのでしょう。
259名無しの笛の踊り:02/04/27 07:14 ID:???
でも、ヘッセの詩もこの曲の魅力の1つだと思う。
260名無しの笛の踊り:02/04/29 06:57 ID:???
age
261名無しの笛の踊り:02/05/01 07:07 ID:???
/
262名無しの笛の踊り:02/05/01 17:33 ID:???
>>258
ヘッセの方ではそう思ってただろうけど、
シュトラウスとしては、ああいう孤独で内面的な
詩の内容が、晩年の心境の変化、あきらめの境地
(?)にぴったりだったのでしょう。
日本では、シュトラウスのリートのうちこの曲が
ダントツの人気を誇っているのも、こうした、
しみじみとした感じが大きいのではないかな。
263名無しの笛の踊り
age